JPH08331564A - 画像符号化方法 - Google Patents

画像符号化方法

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JPH08331564A
JPH08331564A JP13133295A JP13133295A JPH08331564A JP H08331564 A JPH08331564 A JP H08331564A JP 13133295 A JP13133295 A JP 13133295A JP 13133295 A JP13133295 A JP 13133295A JP H08331564 A JPH08331564 A JP H08331564A
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JP
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frame
image signal
input
signal
zoom
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JP13133295A
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Inventor
Hiroaki Shimazaki
浩昭 島崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/004Predictors, e.g. intraframe, interframe coding

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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定のフレーム周期でフレーム内符号化を行
い、その他のフレームにおいては、動き補償を伴ったフ
レーム間予測を行い、予測誤差を符号化する画像符号化
方法において、入力画像信号中に、ズームにより拡大・
縮小された画像が存在する場合でも、効率的な符号化が
行えるようにする。 【構成】 入力画像の中のズーム部分を、ズーム検出器
20により検出する。検出したズーム部分においては、
量子化器5で量子化する際に、ズーム部分以外の画像信
号を符号化するときと比較して、フレーム内符号化する
フレームに割り当てる伝送ビットを減らし、その分、フ
レーム間予測の予測誤差を符号化するフレームに割り当
てる伝送ビットを増加して符号化を行う。これにより、
ズーム部分及びそれ以外の部分のそれぞれについて、最
適な符号化を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号を効率よく符
号化する画像符号化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像信号の高能率符号化法とし
て、画像信号が、フレーム間で強い相関性を有すること
を利用し、フレーム間予測を用いた画像符号化方法があ
った。フレーム間予測においては、予測誤差を低減させ
るために、動き補償を用いることがある。特に、大面積
にわたっての物体の移動がある場合、フレーム間予測に
おいては、大きな予測誤差を生ずる。しかし、前フレー
ムと現フレームの間の移動量の情報(以下、動きベクト
ルと呼ぶ)を送ることを考慮して予測をすれば、個々の
画素について送るべき情報量は大幅に軽減される(例え
ば、吹抜 著、:画像のディジタル信号処理(増補
版)、日刊工業新聞社、196頁〜202頁、1984
年(初版4刷(増補版)))。
【0003】このフレーム間予測を用いた画像符号化方
法において、直交変換による高能率符号化を併用すると
ともに、ランダム・アクセス、早送り再生など特殊再生
機能を実現するため、周期的にフレーム内符号化を施す
画像符号化方法がある。
【0004】この方法は、入力された画像信号もしくは
画像信号に対するフレーム間予測誤差信号を、複数個の
サンプルからなる小ブロックに区切り、その各小ブロッ
クに対して離散的コサイン変換等の直交変換を施し、そ
の変換係数を符号化伝送する。画像信号のようにブロッ
ク内で強い相関性を有する信号では、直交変換を施した
場合、そのほとんどは低次の変換係数に集中し、次数の
高い変換係数になるほど信号電力成分が大きく減衰す
る。従って、低次の変換係数にはきめ細かい符号化処理
を施し、逆に高次の変換係数を粗く符号化、もしくは全
く符号化しないことによって高能率符号化する(例え
ば、「画像の高能率符号化方式が一本化」日経エレクト
ロニクス、日経BP社、115頁〜142頁、1990
年10月15日号)。
【0005】このような、周期的にフレーム内符号化を
施す、フレーム間予測を用いた画像符号化方法において
は、入力された画像信号が静止画に近い画像、もしくは
パンニングのような単純な動きの画像であった場合に
は、フレーム間予測誤差信号はわずかの情報量しか持っ
ていない。従って、フレーム内符号化を施されたフレー
ムに多くの伝送ビットを割り当て、フレーム間予測誤差
信号に割り当てる伝送ビットを減らすことで、画像信号
の圧縮効率を改善することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなフレーム間予測を用いた画像符号化方法において
は、入力された画像信号がズームによる拡大・縮小の動
きを伴う画像であった場合には、フレーム間予測におけ
る誤差が多くなるため、フレーム内符号化を施されたフ
レームに多くの伝送ビットを割り当て、その分フレーム
間予測誤差信号に割り当てる伝送ビットを減らしたこと
により、かえって画像信号の圧縮効率が悪くなり、画質
が劣化することになる。
【0007】また、入力される画像信号には、インタレ
ース信号とプログレッシブ信号の2種類がありうる。入
力信号がプログレッシブ信号であった場合には、入力信
号がインタレース信号であった場合に比べて、フレーム
間予測における誤差は少なくなる。従って、インタレー
ス信号とプログレッシブ信号の両方を取り扱うシステム
において、インタレース信号入力に合わせて、フレーム
内符号化に割り当てる伝送ビットと、フレーム間予測誤
差信号に割り当てる伝送ビットとの比率を決定した場
合、プログレッシブ信号においては、フレーム間予測誤
差信号に割り当てる伝送ビットが必要以上に多くなり、
その分、画像信号の圧縮効率が悪くなる。
【0008】逆に、プログレッシブ信号入力に合わせ
て、フレーム内符号化に割り当てる伝送ビットと、フレ
ーム間予測誤差信号に割り当てる伝送ビットとの比率を
決定した場合、インタレース信号においては、フレーム
間予測誤差信号に割り当てる伝送ビットが少なくなり、
その分画像信号の圧縮効率が悪くなる。さらに、フレー
ム間予測誤差信号に割り当てる伝送ビットが少なくなっ
た分、入力された画像信号がズームによる拡大・縮小の
動きを伴う画像であった場合の、フレーム間予測誤差の
増加の効果がより大きくなり、ズーム入力時の画像信号
の圧縮効率の低下、すなわち画質の劣化はより顕著にな
る。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、ズームによる
拡大・縮小の動きを伴う画像を符号化する場合でも画質
が劣化することのない画像符号化方法を提供することを
目的としている。さらに、このような画像符号化方法を
規模の小さい、実現の容易なハードウエアにより提供す
ることを目的としている。また、プログレッシブ信号を
入力とする場合、インタレース信号を入力とする場合と
比べて、効率の良い画像符号化を行える方法を提供する
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために、入力された画像信号に対して、所定のフ
レーム周期で入力されたフレームをそのまま符号化し、
その他のフレームにおいては、動き補償を伴ったフレー
ム間予測を行い、予測誤差を符号化する画像符号化方法
において、フレーム伝送ビット比=(入力をそのまま符
号化するフレームに割り当てる伝送ビット)/(フレー
ム間予測の予測誤差を符号化するフレームに割り当てる
伝送ビット)とすると、入力された画像信号の中の、ズ
ーム部分を検出し、上記ズーム部分においては、上記ズ
ーム部分以外の画像信号を符号化するときと比較して、
上記フレーム伝送ビット比を小さくして符号化するもの
である。
【0011】この際、入力された画像信号の中の、ズー
ム部分を検出する方法は、入力された画像信号の内、前
フレームの信号を拡大した画像信号を作成するステップ
と、入力された画像信号の内、前フレームの信号を縮小
した画像信号を作成するステップと、現フレームの信号
と、上記前フレームの信号を拡大した画像信号、及び上
記前フレームの信号を縮小した画像信号との差を計算
し、比較することにより、ズーム部分を検出するステッ
プとからなるものである。
【0012】また、入力された画像信号の中の、ズーム
部分を検出する際に、動き補償のために検出した動きベ
クトルを参照してズーム部分を検出するものである。
【0013】さらに、本発明の画像符号化方法は、入力
された画像信号の中のズーム部分を検出する方法が、入
力された画像信号の1フレームを、複数のズーム検出ブ
ロックに分割し、それぞれのズーム検出ブロックについ
て、動き補償のために検出した動きベクトルを平均し
て、平均動きベクトルを求めるステップと、各ズーム検
出ブロックの、平均動きベクトルの方向及び大きさの組
み合わせについて、所定のズーム検出条件を設定し、先
に求めた平均動きベクトルが上記ズーム検出条件に合致
するかどうかで、ズーム部分を検出するステップとから
なるものである。
【0014】また本発明は、入力された画像信号に対し
て、所定のフレーム周期で入力されたフレームをそのま
ま符号化し、その他のフレームにおいては、動き補償を
伴ったフレーム間予測を行い、予測誤差を符号化する画
像符号化方法において、入力された画像信号から、フレ
ーム間予測を行った結果の、予測誤差の電力レベルを算
出し、上記電力レベルが所定のレベル以上である部分に
ついては、入力画像信号の他の部分を符号化するときと
比較して、フレーム伝送ビット比を小さくして符号化す
るものである。
【0015】また本発明は、インタレース画像信号また
はプログレッシブ画像信号を入力とし、入力された画像
信号に対して、所定のフレーム周期で入力されたフレー
ムをそのまま符号化し、それ以外のフレームにおいて
は、動き補償を伴ったフレーム間予測を行い、予測誤差
を符号化する画像符号化方法において、入力された画像
信号がインタレース画像信号であった場合は、入力され
た画像信号がプログレッシブ画像信号であった場合と比
較して、フレーム伝送ビット比を小さくして符号化する
ことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】本発明は上記した構成により、入力された画像
信号がズームによる拡大・縮小の動きを伴う画像であっ
た場合でも、画質が劣化することのない画像符号化方法
を提供できる。さらに、もともと動き補償を行うために
必要な、動きベクトル検出回路の出力を用いてズーム検
出を行うため、規模の小さい、実現の容易なハードウエ
アで、このような画像符号化方法を提供することができ
る。また、インタレース信号とプログレッシブ信号の両
方を取り扱うシステムにおいて、プログレッシブ信号を
入力する場合に、インタレース信号を入力とする場合に
比べて、効率の良い画像符号化を行える。
【0017】
【実施例】以下、本発明の画像符号化方法の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施例に係る画像符
号化方法を適用しうる回路のブロック図である。
【0019】入力端子1に入力された画像信号は、動き
ベクトル検出回路2、減算器3及びズーム検出回路20
に入力される。動きベクトル検出回路2は、先に入力さ
れていた前フレームの入力画像信号と、新たに入力され
た現フレームの入力画像信号から、動きベクトルを検出
して、動き補償予測器10に出力する。
【0020】一方、減算器3は入力された画像信号か
ら、動き補償予測器10において作成された予測信号を
減算し、予測誤差信号を出力する。直交変換器4は入力
された予測誤差信号を、複数個のサンプルからなる小ブ
ロックに区切り、その各小ブロックに対して離散的コサ
イン変換等の直交変換を施し、その変換係数を量子化器
5に出力する。
【0021】量子化器5は、入力された変換係数を、割
り当てられた伝送ビットレートに符号化できるように量
子化を行い、量子化変換係数を出力する。すなわち、画
像信号のようにブロック内で強い相関性を有する信号で
は、直交変換を施した場合、そのほとんどは低次の変換
係数に集中し、次数の高い変換係数になるほど信号電力
成分が大きく減衰する。従って、低次の変換係数にはき
め細かい量子化を施し、逆に高次の変換係数を粗く量子
化することにより、出力する量子化変換係数のビット量
を削減する。この量子化の粗さを制御することで、割り
当てられた伝送ビットレートで伝送符号を出力できるよ
うにする。
【0022】量子化器5から出力された量子化変換係数
は、可変長符号化器6により、いわゆるエントロピー符
号化を施され、バッファ12を介して、伝送符号として
出力端子13から出力される。
【0023】この際に、バッファ12は、エントロピー
符号化の結果として発生した伝送符号の量を、符号化特
性制御回路11に出力する。符号化特性制御回路11
は、入力された伝送符号量が、所定の伝送ビットレート
と一致するように、量子化器5の量子化の粗さを制御す
る。
【0024】一方、量子化器5から出力された量子化変
換係数は、逆量子化器7に入力され、量子化前の変換係
数の近似値に復元される。逆量子化器7から出力された
変換係数の近似値は、逆直交変換器8で復号化予測誤差
信号に戻される。復号化予測誤差信号は、加算器9によ
り、動き補償予測器10において作成された予測信号と
加算されて、復号化画像信号として出力される。
【0025】動き補償予測器10は、加算器9から入力
された復号化画像信号と、動きベクトル検出回路2から
入力された動きベクトルを用いて、次のフレームの予測
信号を作成して、減算器3、及び加算器9に出力する。
【0026】図1の画像符号化回路は以上述べた動作に
より、フレーム間予測を用いた画像符号化を行う。さら
に、図1の画像符号化回路は、ランダム・アクセス、早
送り再生など特殊再生機能を実現するため、入力された
画像信号に、周期的にフレーム内符号化を施す。この分
の動作について、以下に述べる。
【0027】符号化特性制御回路11は、入力された画
像信号の、所定のフレーム周期ごとに、減算器3の減算
動作を停止する。すなわち、減算器3は入力された画像
信号から、動き補償予測器10からの予測信号を減算せ
ず、入力された画像信号をそのまま直交変換器4に出力
する。
【0028】このとき、逆直交変換器8の出力は、入力
された画像信号が、フレーム内符号化、復号化を施され
た後の復号化画像信号となる。従って、符号化特性制御
回路11は、フレーム内符号化を行う際には、加算器9
の加算動作を停止し、動き補償予測器10が、この復号
化画像信号をそのまま、次に入力されるフレームの予測
に用いるようにする。
【0029】以上の動作により、図1の画像符号化回路
は、入力された画像信号を、割り当てられた伝送ビット
レートに高能率符号化して出力する。このようなフレー
ム間予測を用いた画像符号化方法においては、入力され
た画像信号が静止画に近い画像、もしくはパンニングの
ような単純な動きの画像であった場合には、フレーム間
予測誤差信号、すなわち、減算器3の出力信号はわずか
の情報量しか持っていない。従って、フレーム内符号化
を施されるフレームに多くの伝送ビットを割り当てるこ
とにより、次のフレームの予測信号に含まれる量子化誤
差を少なくし、その分だけ、フレーム間予測誤差信号に
割り当てる伝送ビットを減らす、言い替えると、フレー
ム伝送ビット比=(入力をそのまま符号化するフレーム
に割り当てる伝送ビット)/(フレーム間予測の予測誤
差を符号化するフレームに割り当てる伝送ビット)とし
たときに、フレーム伝送ビット比を大きくすることで、
トータルの伝送ビット量を一定にしたまま、画像信号の
圧縮効率を向上させ、復号後の画質を改善することがで
きる。
【0030】しかしながら、このようなフレーム間予測
を用いた画像符号化方法においては、入力された画像信
号がズームによる拡大・縮小の動きを伴う画像であった
場合には、フレーム間予測における誤差が多くなるた
め、フレーム間予測誤差信号に割り当てる伝送ビットを
減らしてしまった分、かえって画像信号の圧縮効率が悪
くなり、画質が劣化することになる。この劣化を避ける
ための構成が、本実施例におけるズーム検出回路20を
用いた構成である。
【0031】ズーム検出回路20は、入力された画像信
号から、現在入力されているフレームが、ズームによる
拡大・縮小の動きを伴う画像であるかどうかを判別し、
その結果を符号化特性制御回路11に出力する。符号化
特性制御回路11は、現在入力されているフレームが、
ズームを伴う画像であるという判定結果が入力されたと
きには、フレーム間予測誤差信号に割り当てる伝送ビッ
トを増やし、その分フレーム内符号化を施されるフレー
ムに割り当てる伝送ビットを減らす。
【0032】図2は図1に示すズーム検出回路20の一
構成例を示すブロック図である。画像信号は、入力端子
21を介して、フレームメモリ22、拡大画像作成回路
23、縮小画像作成回路24及び二乗誤差計算回路25
に入力される。フレームメモリ22は、前フレームの画
像信号を記憶し、現フレームが入力されたときに、基準
画像信号として、二乗誤差計算回路25、26及び27
に出力する。
【0033】拡大画像作成回路23は、入力されたフレ
ームに対し、所定の倍率で拡大したフレームの画像信号
を作成し、二乗誤差計算回路26に出力する。逆に、縮
小画像作成回路24は、入力されたフレームに対し、所
定の倍率で縮小したフレームの画像信号を作成し、二乗
誤差計算回路27に出力する。
【0034】二乗誤差計算回路25は、フレームメモリ
22から出力された前フレームの画像信号と、入力され
た現フレームの画像信号の二乗誤差を計算し、その結果
ER1を比較器28に出力する。同様に、二乗誤差計算回
路26は、フレームメモリ22から出力された前フレー
ムの画像信号と、拡大画像作成回路23からの現フレー
ムの拡大画像信号の二乗誤差を計算し、その結果ER2を
比較器28に出力する。二乗誤差計算回路27は、フレ
ームメモリ22から出力された前フレームの画像信号
と、縮小画像作成回路24からの現フレームの縮小画像
信号の二乗誤差を計算し、その結果ER3を比較器28に
出力する。
【0035】比較器28は、入力された二乗誤差ER1、E
R2、ER3を比較し、ER1に対して、ER2またはER3が小さい
値であった場合には、入力された画像信号がズームの動
きを伴うものであると判定し、その結果を出力端子29
を介して、符号化特性制御回路11に出力する。
【0036】図3は、図1に示す符号化特性制御回路1
1の一構成例を示すブロック図である。バッファ12か
らの伝送符号の発生ビット量は、入力端子41を介し
て、目標ビット量計算回路46、フレーム内符号化量子
化特性計算回路49、及びフレーム間符号化量子化特性
計算回路50に入力される。また、ズーム検出回路20
からのズーム検出結果は、入力端子42を介して、判定
結果保持回路45に入力される。
【0037】判定結果保持回路45は、フレーム毎にズ
ーム検出結果が切り替わって、発生ビット量の制御が不
安定になることを防ぐ為のものであり、例えば、一度入
力がズームであると判定されると、その後の所定のフレ
ーム数の間は、ズーム検出結果が切り替わっても、ズー
ムであるという判定結果を出力し続けるように構成され
る。
【0038】判定結果保持回路45により安定化された
ズーム判定結果は、目標ビット量計算回路46に入力さ
れる。目標ビット量計算回路46は、図1の画像符号化
回路が発生すべき所定の伝送ビットレート、バッファ1
2からの伝送符号の発生ビット量、及び判定結果保持回
路45からのズーム判定結果を用いて、次のフレーム内
符号化を行うフレームの、目標ビット量を計算し、フレ
ーム内符号化量子化特性計算回路49に入力する。ま
た、次のフレーム間符号化を行うフレームの、目標ビッ
ト量を計算し、フレーム間符号化量子化特性計算回路5
0に入力する。
【0039】フレーム内符号化量子化特性計算回路49
は、フレーム内符号化を行うフレームにおいて、入力さ
れた目標ビット量に対し、バッファ12からの、実際に
発生されたビット量が多いときは、量子化器5において
発生ビット量が減少するように、粗い量子化特性を計算
して、スイッチ51に出力する。逆に、入力された目標
ビット量に対し、バッファ12からの、実際に発生され
たビット量が少ないときは、量子化器5において発生ビ
ット量が増加するように、細かい量子化特性を計算し
て、スイッチ51に出力する。
【0040】フレーム間符号化量子化特性計算回路50
も同様に、フレーム内符号化を行うフレームにおいて、
入力された目標ビット量に、バッファ12からの、実際
に発生されたビット量が一致するように、量子化特性を
計算して、スイッチ51に出力する。
【0041】一方、フレーム内/フレーム間切り替え回
路52は、所定のフレーム周期で、フレーム内符号化と
フレーム間符号化を切り替えるための信号を出力し、ス
イッチ51に出力するとともに、出力端子54を介し
て、図1の画像符号化回路の各部(量子化器5及び加算
器9)を制御する。
【0042】スイッチ51は、フレーム内/フレーム間
切り替え回路52からの制御信号に対応して、量子化器
5に出力する量子化特性を選択し、出力端子53を介し
て出力する。
【0043】図3の、符号化特性制御回路11の一構成
例において、目標ビット量計算回路46が出力する目標
ビット量と、実際に発生されるビット量の一例を示した
概念図を図4に示す。図4において、フレームタイプの
Iはフレーム内符号化されるフレームを、Pはフレーム
間符号化されるフレームを、それぞれ示すものとする。
また、この例では、3フレーム毎にフレーム内符号化を
行うものとする。
【0044】ズーム検出回路20の判定結果は、図4の
下部に示したように、フレーム番号5までは通常の画像
であり、フレーム番号6以降がズーム画像である。各フ
レームの目標ビット量を○、各フレームで実際に発生さ
れたビット量を×で示す。
【0045】目標ビット量計算回路46は、フレーム番
号5までの通常の画像の範囲では、フレームタイプI、
すなわちフレーム内符号化されるフレームに、目標ビッ
ト量を多く割り当て、フレームタイプP、すなわちフレ
ーム間符号化されるフレームには、少ない目標ビット量
を割り当てている。これに対し、フレーム番号6以降の
ズーム画像においては、通常の画像の範囲と比べて、フ
レームタイプI、すなわちフレーム内符号化されるフレ
ームの、目標ビット量を減少させ、フレームタイプP、
すなわちフレーム間符号化されるフレームの、目標ビッ
ト量を増加させる。
【0046】このような動作をするために、実際の目標
ビット量計算回路46は、例えば、図1の画像符号化回
路が発生すべき所定の伝送ビットレートをフレームレー
ト(1秒間のフレーム数)で割り算した値をaとする
と、通常画像の範囲では、フレームタイプIには目標ビ
ット量として、a+2α、フレームタイプPには目標ビ
ット量として、a−αを出力する。ズーム画像の範囲で
は、フレームタイプIには目標ビット量として、a+2
β(ただし、α>βとする)、フレームタイプPには目
標ビット量として、a−βを出力する。以上のようにし
て、目標ビット量計算回路46が構成できる。さらに、
この目標ビット量に、実際に発生されたビット量を用い
て補正を加えるように、目標ビット量計算回路46を構
成することもできる。
【0047】実際の発生ビット量は、フレーム内符号化
量子化特性計算回路49及びフレーム間符号化量子化特
性計算回路50の動作により、目標ビット量に追従して
変化する。
【0048】以上のように、本実施例においては、入力
された画像信号系列の中の、ズーム部分を検出するズー
ム検出回路20を用い、検出されたズーム部分において
は、ズーム部分以外の画像信号を符号化するときと比較
して、入力をそのまま符号化するフレームに割り当てる
伝送ビットを減らし、その分、フレーム間予測の予測誤
差を符号化するフレームに割り当てる伝送ビットを増加
して、符号化する、言い替えると、フレーム伝送ビット
比を小さくすることにより、ズーム部分で画像信号の圧
縮効率が悪くなり、画質が劣化することを避けることが
できる。
【0049】なお、上記第1の実施例においては、ズー
ム検出回路20において、拡大画像作成回路は23、縮
小画像作成回路は24の各1つずつであったが、それぞ
れ複数個用意し、複数の拡大及び縮小倍率について、二
乗誤差を、前フレームの画像信号そのままを用いた場合
の二乗誤差ER1と比較するようにしても良い。
【0050】図5は本発明の第2の実施例に係る画像符
号化方法を適用しうる回路のブロック図である。
【0051】図5の画像符号化回路は、ズーム検出回路
100の入力が異なる以外は、図1の画像符号化回路と
同様である。従って、第1の実施例と重複する部分につ
いては説明を省略し、ズーム検出回路100について説
明する。
【0052】本実施例において、ズーム検出回路100
は、入力画像信号ではなく、動きベクトル検出回路2に
おいて検出された動きベクトルから、ズーム部分を検出
している。この検出方法を説明するための概念図を図6
に示す。
【0053】図6は、入力された画像信号の1フレーム
を、縦横それぞれ3つに分割し、計9つのズーム検出ブ
ロックに分けた図を示している。各ズーム検出ブロック
内には、動きベクトル検出回路2において検出された動
きベクトルを、ズーム検出ブロック毎に平均したものを
(x方向のベクトルの大きさ、y方向のベクトルの大き
さ)の形式で記入している。それぞれのベクトル要素の
正負については、図6の上及び左に示した矢印の方向を
正とする。
【0054】入力画像信号が、ズームによる縮小方向の
動きを含んでいた場合、図6に示した平均動きベクトル
のように、中心のズーム検出ブロックにおいては、大き
さが0に近い平均動きベクトルになり、周囲のズーム検
出ブロックにおいては、全て外側から内側へ向いた平均
動きベクトルになる。これを利用して、平均動きベクト
ルが、下記の3条件を満たすときに、入力信号がズーム
であると判定する。
【0055】1)中心のズーム検出ブロックのベクトル
の大きさが所定の値より小さい。 2)周囲のズーム検出ブロックが全て外側または内側に
向いている。
【0056】3)周囲のズーム検出ブロックのベクトル
の大きさが所定の値より大きい。 図2のズーム検出回路20においては、入力されたフレ
ームに対し、縮小画像および拡大画像を作成し、二乗誤
差を計算して、その結果を比較するため、比較的規模の
大きい回路が必要となる。これに対し、本実施例のズー
ム検出回路100は、動きベクトル検出回路2において
検出された動きベクトルを利用するため、回路規模の大
きくなる二乗誤差の計算を行わなくてすむ。
【0057】以上のように、本実施例においては、もと
もと動き補償を行うために必要な、動きベクトル検出回
路の出力を用いてズーム検出を行うため、規模の小さ
い、実現の容易なハードウエアで、ズーム部分で画像信
号の圧縮効率が悪くなることを避けることができる。
【0058】なお、上記第2の実施例において、ズーム
検出回路100が、入力信号がズームであると判定する
ための条件は上述したものには限らず、動きベクトルを
参照してズームを検出するものであれば、どのような条
件を用いても良い。
【0059】図7は本発明の第3の実施例に係る画像符
号化方法を適用しうる回路のブロック図である。
【0060】図7の画像符号化回路は、ズーム検出回路
110の入力が異なる以外は、図1の画像符号化回路と
同様である。従って、第1の実施例と重複する部分につ
いては説明を省略し、ズーム検出回路110について説
明する。
【0061】本実施例において、ズーム検出回路110
は、入力画像信号ではなく、減算器3において、入力さ
れた画像信号から、動き補償予測器10において作成さ
れた予測信号を減算して得られた予測誤差信号からズー
ム部分を検出している。
【0062】先に述べたように、入力信号がズーム信号
であった場合には、予測誤差が増加するため、予測誤差
に、より多くの伝送ビット量を割り当てる必要がある。
従って、予測誤差が増加したことを検出し、その場合
に、予測誤差に、より多くの伝送ビット量を割り当てる
ことで、ズーム部分で画像信号の圧縮効率が悪くなり、
画質が劣化することを避けることができる。
【0063】本実施例のズーム検出回路110は、入力
信号の電力レベル、すなわち振幅の二乗平均を求め、そ
の値が所定の値を越えた場合に、ズーム部分を検出した
という信号を出力するように構成すれば良い。
【0064】以上述べたように、本実施例においては、
予測誤差が増加したことを検出し、その場合に予測誤差
により多くの伝送ビット量を割り当てる。このため、画
像信号の圧縮効率に対しては、第1及び第2の実施例に
比べて、より精度良くズーム部分での劣化を避けること
ができる。しかし、入力画像の振幅の二乗平均を用いる
ため、第2の実施例と比べて、ハードウエアについては
規模が増加することになる。
【0065】図8は、本発明の第4の実施例に係る画像
符号化方法を適用しうる回路のブロック図である。
【0066】図8の画像符号化回路が、図1の画像符号
化回路と異なる部分は、プログレッシブ/インタレース
検出回路(図ではp/i検出と表示)80、フレーム作
成回路81及び符号化特性制御回路83である。
【0067】入力端子1に入力された画像信号は、プロ
グレッシブ/インタレース検出回路80及びフレーム作
成回路81に入力される。プログレッシブ/インタレー
ス検出回路80は、例えば入力された画像信号の垂直同
期信号と水平同期信号の関係から、入力信号がプログレ
ッシブ信号であるかインタレース信号であるかを検出す
る。入力信号がプログレッシブ信号であった場合は、プ
ログレッシブ識別信号をフレーム作成回路81及び符号
化特性制御回路83に入力する。
【0068】フレーム作成回路81は、プログレッシブ
識別信号が入力された場合は、入力信号の1フレーム分
をそのまま1フレームの信号として出力する。一方、プ
ログレッシブ識別信号が入力されない場合は、インタレ
ース入力信号の2フィールド分の画像信号を組み合わせ
て、1フレーム分の画像信号を作成し、出力する。
【0069】一方、符号化特性制御回路83は、プログ
レッシブ識別信号が入力された場合は、フレーム内符号
化を施されたフレームに割り当てる伝送ビットを増や
し、その分、フレーム間予測誤差信号に割り当てる伝送
ビットを減らす。言い替えると、フレーム伝送ビット比
を大きくする。
【0070】上記した構成により、本実施例において
は、プログレッシブ信号を入力する場合に、インタレー
ス信号を入力とする場合に比べて、効率の良い画像符号
化を行える。
【0071】なお、上記第4の実施例においては、ズー
ム検出回路の入力を入力画像信号にしているが、第2及
び第3の実施例と同様の形態にしてもよい。
【0072】また、上記第1から第4の実施例において
は、離散コサイン変換を用いた画像符号化方法について
述べたが、他の直交変換を用いることも可能である。
【0073】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、入力された画像信号がズームによる拡大・縮小の動
きを伴う画像であった場合でも、画質が劣化することの
ない画像符号化方法を提供できる。さらに、もともと動
き補償を行うために必要な、動きベクトル検出回路の出
力を用いてズーム検出を行うため、規模の小さい、実現
の容易なハードウエアで、ズーム画像が入力されたとき
でも劣化のない画像符号化方法を提供することができ
る。また、インタレース信号とプログレッシブ信号の両
方を取り扱うシステムにおいて、プログレッシブ信号を
入力する場合に、インタレース信号を入力とする場合に
比べて、効率の良い画像符号化を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像符号化回路のブロッ
ク図
【図2】ズーム検出回路100の構成例を示すブロック
【図3】符号化特性制御回路11の一構成例を示すブロ
ック図
【図4】符号化特性制御回路11において、目標ビット
量計算回路46が出力する目標ビット量と、実際に発生
されるビット量の一例を示した概念図
【図5】本発明の第2の実施例に係る画像符号化回路の
ブロック図
【図6】ズーム検出回路100におけるズーム検出方法
を説明するための概念図
【図7】本発明の第3の実施例に係る画像符号化回路の
ブロック図
【図8】本発明の第4の実施例に係る画像符号化回路の
ブロック図
【符号の説明】
1 入力端子 2 動きベクトル検出回路 3 減算器 4 直交変換器 5 量子化器 6 可変長符号化器 7 逆量子化器 8 逆直交変換器 9 加算器 10 動き補償予測器 11 符号化特性制御回路 12 バッファ 13 出力端子 20 ズーム検出回路 21 入力端子 22 フレームメモリ 23 拡大画像作成回路 24 縮小画像作成回路 25、26、27 二乗誤差計算回路 28 比較器 29 出力端子 41、42 入力端子 45 判定結果保持回路 46 目標ビット量計算回路 49 フレーム内符号化量子化特性計算回路 50 フレーム間符号化量子化特性計算回路 51 スイッチ 52 フレーム内/フレーム間切り替え回路 53、54 出力端子 80 プログレッシブ/インタレース検出回路 81 フレーム作成回路 83 符号化特性制御回路 100 ズーム検出回路 110 ズーム検出回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された画像信号に対して、所定のフレ
    ーム周期で入力されたフレームをそのまま符号化し、そ
    の他のフレームにおいては、動き補償を伴ったフレーム
    間予測を行い、予測誤差を符号化する画像符号化方法に
    おいて、 フレーム伝送ビット比=(入力をそのまま符号化するフ
    レームに割り当てる伝送ビット)/(フレーム間予測の
    予測誤差を符号化するフレームに割り当てる伝送ビッ
    ト)とすると、 入力された画像信号の中のズーム部分を検出し、上記ズ
    ーム部分においては、上記ズーム部分以外の画像信号を
    符号化するときと比較して、上記フレーム伝送ビット比
    を小さくして符号化することを特徴とする画像符号化方
    法。
  2. 【請求項2】入力された画像信号の中のズーム部分の検
    出は、 入力された画像信号のうち、前フレームの信号を拡大し
    た画像信号を作成するステップと、 入力された画像信号のうち、前フレームの信号を縮小し
    た画像信号を作成するステップと、 現フレームの信号と、上記前フレームの信号を拡大した
    画像信号及び上記前フレームの信号を縮小した画像信号
    との差を計算し、比較することにより、ズーム部分を検
    出するステップとを有してなることを特徴とする請求項
    1記載の画像符号化方法。
  3. 【請求項3】入力された画像信号の中のズーム部分を検
    出する際に、動き補償のために検出した動きベクトルを
    参照して、ズーム部分を検出することを特徴とする請求
    項1記載の画像符号化方法。
  4. 【請求項4】入力された画像信号の中のズーム部分の検
    出は、 入力された画像信号の1フレームを、複数のズーム検出
    ブロックに分割し、それぞれのズーム検出ブロックにつ
    いて、動き補償のために検出した動きベクトルを平均し
    て、平均動きベクトルを求めるステップと、 各ズーム検出ブロックの、平均動きベクトルの方向及び
    大きさの組み合わせについて、所定のズーム検出条件を
    設定し、先に求めた平均動きベクトルが上記ズーム検出
    条件に合致するかどうかで、ズーム部分を検出するステ
    ップとを有してなることを特徴とする請求項3記載の画
    像符号化方法。
  5. 【請求項5】入力された画像信号に対して、所定のフレ
    ーム周期で入力されたフレームをそのまま符号化し、そ
    の他のフレームにおいては、動き補償を伴ったフレーム
    間予測を行い、予測誤差を符号化する画像符号化方法に
    おいて、 フレーム伝送ビット比=(入力をそのまま符号化するフ
    レームに割り当てる伝送ビット)/(フレーム間予測の
    予測誤差を符号化するフレームに割り当てる伝送ビッ
    ト)とすると、 入力された画像信号からフレーム間予測を行った結果
    の、予測誤差の電力レベルを算出し、上記電力レベルが
    所定のレベル以上である部分については、入力画像信号
    の他の部分を符号化するときと比較して、上記フレーム
    伝送ビット比を小さくして符号化することを特徴とする
    画像符号化方法。
  6. 【請求項6】インタレース画像信号またはプログレッシ
    ブ画像信号を入力とし、入力された画像信号に対して、
    所定のフレーム周期で入力されたフレームをそのまま符
    号化し、それ以外のフレームにおいては、動き補償を伴
    ったフレーム間予測を行い、予測誤差を符号化する画像
    符号化方法において、 フレーム伝送ビット比=(入力をそのまま符号化するフ
    レームに割り当てる伝送ビット)/(フレーム間予測の
    予測誤差を符号化するフレームに割り当てる伝送ビッ
    ト)とすると、 入力された画像信号がプログレッシブ画像信号であった
    場合は、入力された画像信号がインタレース画像信号で
    あった場合と比較して、上記フレーム伝送ビット比を大
    きくして符号化することを特徴とする画像符号化方法。
  7. 【請求項7】入力された画像信号の中のズーム部分を検
    出し、上記ズーム部分においては、上記ズーム部分以外
    の画像信号を符号化するときと比較して、フレーム伝送
    ビット比を小さくして符号化することを特徴とする請求
    項6に記載の画像符号化方法。
  8. 【請求項8】入力された画像信号から、フレーム間予測
    を行った結果の、予測誤差の電力レベルを算出し、上記
    電力レベルが所定のレベル以上である部分については、
    入力画像信号の他の部分を符号化するときと比較して、
    フレーム伝送ビット比を小さくして符号化することを特
    徴とする請求項6に記載の画像符号化方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013142862A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Renesas Electronics Corp オーディオ符号化装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013142862A (ja) * 2012-01-12 2013-07-22 Renesas Electronics Corp オーディオ符号化装置
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