JPH08331157A - 車載用走行データ収録システム - Google Patents

車載用走行データ収録システム

Info

Publication number
JPH08331157A
JPH08331157A JP7156797A JP15679795A JPH08331157A JP H08331157 A JPH08331157 A JP H08331157A JP 7156797 A JP7156797 A JP 7156797A JP 15679795 A JP15679795 A JP 15679795A JP H08331157 A JPH08331157 A JP H08331157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
vehicle
measuring device
recording
network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7156797A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Mori
俊一 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP7156797A priority Critical patent/JPH08331157A/ja
Publication of JPH08331157A publication Critical patent/JPH08331157A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オートバイ等の小型車両用として好適な車載
用走行データ収録装置を提供すること。 【構成】 複数のセンサ1Sを備え車両100の走行状
態を計測する計測装置1と、この計測装置1から出力さ
れた走行データDを記録する記録装置2と有すると共
に、これら装置1,2を車両100上の所定位置に当該
車両100の重量バランスを考慮して分散装備し、この
計測装置1及び記録装置2をローカルエリアネットワー
ク10により接続した、という構成を採っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用走行データ収録
システムに係り、特に、四輪車や二輪車等に搭載され当
該車両の走行中の諸データを収録する車載用走行データ
収録システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に搭載して当該車両の解析用
走行データを収録する車載用走行データ収録装置があっ
た。車載用走行データ収録装置は、複数のセンサを備え
車両の走行データを計測する計測手段と、この計測手段
から出力される走行データを記録する記録手段とを備え
ていた。そして、車載用走行データ収録装置は、センサ
等を除く当該装置の本体部分が一筐体として構成され車
両に搭載されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、例えばオートバイ等の二輪車に対し走
行データ収録装置の筐体が大きく、運転者の邪魔になら
ない搭載位置を確保することが難しいという不都合があ
った。また、走行データ収録装置の積載によりオートバ
イの重量バランスの平衡が崩れ、運転者に理想的な運転
環境を提供することが難しいという不都合があった。更
に、車両の走行状態を解析するためには、その目的によ
って特性の異なる種々の計測手段が必要とされるにも拘
らず、その拡張性に乏しいという不都合もあった。これ
らに加え、計測装置で計測した走行データを直接に走行
制御用のリアルタイムデータとしても活用することが望
まれていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、オートバイ等の小型車両用として好適
な車載用走行データ収録装置を提供することを、その目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、複数のセンサを備え車両の走行状態を計測する計測
装置と、この計測装置から出力された走行データを記録
する記録装置と有すると共に、これら装置を車両上の所
定位置に当該車両の重量バランスを考慮して分散装備
し、この計測装置及び記録装置をローカルエリアネット
ワークにより接続した、という構成を採っている。
【0006】請求項2記載の発明では、計測装置が、複
数のセンサ出力に基づいて計測した複数の走行データを
時系列的に記録装置宛に出力する出力機能と、この出力
機能による走行データの出力タイミングを管理するタイ
ミング管理機能とを備えている、という構成を採ってい
る。
【0007】請求項3記載の発明では、ローカルエリア
ネットワークをバス型ネットワークとして構成し、この
バス型ネットワークに、計測装置及び記録装置宛に設定
データを出力する設定手段を着脱自在に接続した、とい
う構成を採っている。ここで、設定手段は、無線(ワイ
ヤレストランシーバ)によりネットワークと接続される
ものをも含む趣旨である。
【0008】これらにより、前述した目的を達成しよう
とするものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、本装置をオートバイ
に車載する場合は、例えば、計測装置をアッパカウル内
部に搭載し、記録装置をシートカウル内に搭載するとい
うように、車両全体の重量バランスとの関係で各装置を
車両に分散装備する。そして、各装置間をローカルエリ
アネットワークで接続する。そして、アッパカウル側の
計測装置で計測された走行データは当該計測装置よりネ
ットワーク上のパケットとして出力され、このネットワ
ーク上を伝送した走行データのパケットがシートカウル
側の記録装置で受信され記録される。
【0010】請求項2記載の発明では、複数のセンサを
して計測装置で計測された複数の走行データが時系列的
に編成され、ネットワーク上に出力されてゆく。このと
き、各走行データの出力タイミングが計測装置のタイミ
ング管理機能により管理され、走行データは予め設定さ
れた所定のタイミングでネットワーク上に出力されてゆ
く。この走行データを受信した記録装置では、当該走行
データの受信ごとに逐次記録が行われる。即ち、走行デ
ータの伝送は非手続的(非同期)に行われる。
【0011】請求項3記載の発明では、例えば、バス型
ネットワークに予め装備されたトランシーバに設定手段
を接続し、計測装置の計測条件や記録装置の記録条件等
をネットワークを介して設定する。そして、設定の終了
後は、設定手段をネットワーク上から離脱させ、オート
バイ等の車両を走行可能な状態とする。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図6に基
づいて説明する。
【0013】図1乃至図2に示す車載用走行データ収録
システムは、複数のセンサ1Sを備え車両100の走行
状態を計測する計測装置1と、この計測装置1から出力
された走行データDを記録する記録装置2とを備えてい
る。これら各装置1,2は、車両100上の所定位置に
当該車両100の重量バランスを考慮して分散装備され
ている。また、この計測装置1及び記録装置2は、ロー
カルエリアネットワーク10により相互に接続されてい
る。更に本実施例では、同一ネットワーク上に、走行デ
ータDに応じてアクチュエータ等の制御対象3Aを制御
する制御装置3と、走行データDを含むネットワーク上
の所定のデータを外部に無線送信する無線装置4が接続
されている。ここで、制御装置3と無線装置4も計測装
置1及び記録装置2と同様に車両100の重量バランス
を考慮して所定位置に配設されている。また、符号T
は、伝送線路の終端抵抗を示す。
【0014】これを更に詳述すると、本実施例におい
て、ローカルエリアネットワーク10は、バス型ネット
ワークとして構成されており、その形式としては10B
ase−2を用いている。ここでは、10Base−T
型のネットワークとしても良い。また、このバス型ネッ
トワークには、計測装置1及び記録装置2宛に設定デー
タSを出力する設定手段としての解析装置5を着脱自在
に接続できるようになっている。ここで、解析装置5
は、記録装置2に記録された走行データDを収集して各
種の解析を行うための機能をも備えている。本実施例に
おいて、解析装置5は、設定用プログラムや解析用プロ
グラムを予め備え、マルチタスクのオペレーティングシ
ステムで動作するワークステーションである。
【0015】計測装置1は、複数のセンサ1Sの出力に
基づいて計測した複数の走行データDを時系列的に記録
装置2宛に出力する出力機能と、この出力機能による走
行データDの出力タイミングを管理するタイミング管理
機能とを備えている。また、計測装置1は、センサ1S
の出力に基づいて走行データDを算出するデータ演算機
能を備えている。ネットワーク10上には、本実施例で
用いている計測装置1について、他の機能を備えた計測
装置との変更や計測装置の増設が容易にできるように、
ネットワーク10の所定位置に複数のコネクト部分(ブ
リッジ,リピータ等)が挿入されている。
【0016】記録装置2は、受信した走行データDをサ
ンプリングする機能と、このサンプリングしたデータを
メモリに記録する機能と、記録したデータを解析装置5
に転送する機能とを備えている。ここで、記憶手段とし
ては通常の半導体メモリのほか、ハードディスク装置や
ミニディスク装置を用いても良い。
【0017】制御装置3は、例えば、アクティブサスペ
ンションに代表されるような、その制御に走行データD
を必要とする電子制御装置である。
【0018】無線装置4は、例えばテレメトリシステム
であり、ネットワーク10を伝送する所定のデータを所
定の形式で外部の受信機に送信する機能を備えている。
【0019】ここで、ローカルエリアネットワーク10
に接続された各ネットワーク要素1,2,3,4,5
は、マイクロプロセッサを中心に構成され、それぞれC
SMA/CD(キャリアセンスマルチプルアクセス/キ
ャリアディテクト)方式に対応したインタフェースと、
当該プロトコル対応用のネットワークソフトウェアとを
備えている。各装置1,2,3,4はそれぞれ独立に動
作する。
【0020】また、各ネットワーク要素1,2,3,4
の車両上での配設位置は、計測装置1がアッパカウル
内、記録装置2がシート下、制御装置3がタンク下、無
線装置4がシートカウル内となっている。本実施例で
は、車両100が特に二輪車の場合を示している。対象
車両は四輪車他でも良い。
【0021】解析装置5は、ネットワークを介して各ネ
ットワーク要素1,2,3,4に次の設定データSを出
力する機能を備えている。 .計測装置1に対しては、センサ1Sの検出データに
対する演算条件(ゲイン等)。 .記録装置2に対しては、走行データDのサンプリン
グ条件(データ名称やサンプリング周期等)。 .制御装置3に対しては、制御条件や制御プログラム
の転送等。 .無線装置4に対しては、無線送信するデータ名称や
送信条件等。 これらの設定データSを受信した各ネットワーク要素
1,2,3,4は、当該設定データSを装置本体のメモ
リにそれぞれ更新するようになっている。
【0022】次に、本実施例の全体動作を説明する。
【0023】本システムは、例えば、車両に装備された
起動スイッチの投入によって始動する。まず、ネットワ
ーク10に解析装置5を接続した状態で、解析装置5か
ら設定プログラムを起動する。解析装置5のキーボード
から各装置ごとの設定データSを入力し、設定データS
の入力後、送信キーの入力により当該設定データSをネ
ットワーク10上に送信する。ネットワーク10に送信
された設定データSのパケットは当該パケットに添付さ
れた宛先を表示するアドレス部に従って、各ネットワー
ク要素1,2,3,4において受信される。各ネットワ
ーク要素1,2,3,4にて受信された設定データS
は、それぞれの装置の設定用メモリに更新され、以降は
新設定データに基づいて動作する。ここで、各装置の設
定用メモリに不揮発性メモリを採用することにより、設
定の変更を必要としない場合には、解析装置5からの設
定を行うことを要しない。
【0024】設定が終了すると、続いて、解析装置5を
ネットワーク10から離脱させ、車両を走行可能な状態
にする。車両を走行させ、走行データの記録開始スイッ
チを投入すると、センサ1Sの検出信号に基づいて演算
された走行データDがタイミング管理機能により定めら
れた所定のタイミングで逐次計測装置1よりネットワー
ク10に出力される。例えば、計測装置1からは、ま
ず、所定のタイミングで第1のセンサ出力に基づく走行
データD1 が出力され、次のタイミングで第2のセンサ
出力に基づく走行データD2 が出力されるという具合で
ある。
【0025】計測装置1からネットワーク10に出力さ
れた走行データDのパケットは、記録装置2,制御装置
3及び無線装置4に同時に送られる。走行データDを受
信した制御装置3では、当該走行データDの元になった
センサ出力を判断し、これに該当する制御対象3Aを所
定量フィードバック制御する。また、走行データDを受
信した無線装置4は、当該走行データDを無線信号に変
換し外部のデータ観測用受信機(図示略)に送信する。
【0026】一方、走行データDを受信した記録装置2
は、当該走行データDを装置固有のタイミングでサンプ
リングし、メモリに記憶してゆく。ここで、本実施例で
は、計測装置1が走行データDの出力タイミングを管理
し、記録装置2では固有のタイミングでサンプリングす
るという構成を取るが、これとは別に図5乃至図6に示
す方法(方式)も考えられた。
【0027】図5に示す走行データ収録システムでは、
記録装置12を核とするスター型のネットワークが構成
され、計測装置11で計測された走行データDは、記録
装置12が予め設定されたタイミングで出力するデータ
要求信号を受信し、これに応答し走行データDを送り返
すようになっている。即ち、走行データDの送信タイミ
ングは記録装置側で管理されるものである。このため、
3つのセンサを使用した例では、図6に示すように、記
録装置12が管理する1サンプリング周期に、走行デー
タD1 ,D2 ,D3 の他記録装置12からのデータ要求
信号が含まれている。この結果、サンプリング周期が長
くなる不都合があった。また、計測用のセンサ数を増加
するほど、走行データD以外の余計な信号が増加する不
都合があった。更に、スター型ネットワークゆえに記録
装置12が故障すると、計測装置11から制御装置13
に走行データDを送信できなくなり、事実上制御系も正
常に動作しなくなるという不都合もあった。これらに加
え、計測装置11で計測された走行データDを直接制御
装置13に送信することができず、フィードバック制御
の応答性に問題が残されていた。
【0028】そこで、本実施例では、上述の通り、バス
型ネットワークにおいて計測装置1が走行データDの出
力タイミングを管理し、記録装置2は、記録装置固有の
サンプリングタイムで走行データを記録してゆくという
構成を採っている。このため、図3に示すように、ネッ
トワーク上に流れるデータを計測装置1の出力する走行
データDのみにすることができ、3つのセンサを使用し
た例では、図4に示すように、1サンプリング周期中に
含まれるデータは走行データDのみとなり、これによ
り、サンプリング周期の短縮化が図られている。
【0029】走行データDの記録を終了したら、再び解
析装置5をネットワーク10に接続し、解析装置5から
記録データ回収プログラムを起動する。そして、記録装
置2が解析装置5から記録データの転送要求を受信する
と、当該記録装置2から解析装置5にそれまでに記録さ
れた走行データDが送信される。解析装置5は、記録装
置2から受信した走行データDをバッファに蓄え、オペ
レータの入力コマンドに応じて各種のデータ解析処理を
実行する。
【0030】このように、本実施例によれば、計測装置
及び記録装置等をそれぞれ別筐体として構成すると共
に、各装置を車両上に当該車両の重量バランスを考慮し
て分散装備し、これらをローカルエリアネットワークで
接続するという構成を採ったので、当該車両を試験走行
させるにあたり運転者は運転上の違和感を比較的感ずる
ことなく運転することができ、これがため、通常の走行
時と同等の精度の高い走行データを収録することがで
き、有用な解析データを得ることができる。また、本実
施例の走行データ収録システムであれば小型の二輪車等
にもその形態に合わせて無理なく搭載することができ
る。更に、ローカルエリアネットワークを採用したこと
から、他の計測装置の増設、記録装置の二重化や今後開
発される新たな装置の採用といったシステム拡張を容易
に行うことができ、拡張性に優れ、または計測する走行
データの種類に応じて計測装置を交換するといったシス
テム変更をも容易に行うことができる。
【0031】また、計測装置で計測された走行データ
は、当該計測装置が管理する所定のタイミングでネット
ワークに出力され、記録装置は受信した走行データを他
装置と独立した固有のタイミングで逐次記録するように
構成したので、走行データの送受において当該走行デー
タ以外の手続的なデータが不要となり、これにより、ネ
ットワーク上のデータトラフィック量を比較的抑えるこ
とができ、これがため、走行データの高速なサンプリン
グを実現することができる。
【0032】更に、ネットワークには、設定手段として
の解析装置を必要に応じて脱着することができるので、
車両側のシステム重量を必要最小限に抑えることがで
き、また、設定手段としてパーソナルコンピュータ等の
専用の外部装置を用いることで操作性及び汎用性を向上
することができる利点がある。また、将来的にシステム
構成を拡張した場合でも、既存装置の設定を適宜変更す
ることにより最適なシステム環境を維持することができ
る。
【0033】これらに加え、本実施例では、バス型ネッ
トワークを採用したことから、計測装置が出力する走行
データを記録装置,制御装置や無線装置が同時に共有す
ることができ、効率的なデータ送受を行うことができる
のでシステム全体の機能性を向上することができる。ま
た、ネットワーク要素の一つが故障した場合でも、その
他の装置は正常に動作を継続することができ、例えば、
記録装置が故障した場合でも制御装置による走行制御は
引き続き行うことができるという利点もある。
【0034】ここで、本実施例において、各ネットワー
ク要素の車両上での配設位置は当該車両に応じて適宜設
定されれば良い。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、計測装置及び記録装置等をそれ
ぞれ別筐体として構成すると共に、各装置を車両上に当
該車両の重量バランスを考慮して分散装備し、これらを
ローカルエリアネットワークで接続するという構成を採
ったので、当該車両を試験走行させるにあたり運転者は
運転上の違和感を比較的感ずることなく運転することが
でき、これがため、通常の走行時と同等の精度の高い走
行データを収録することができ、有用な解析データを得
ることができる。また、本実施例の走行データ収録シス
テムであれば小型の二輪車等にもその形態に合わせて無
理なく搭載することができる。更に、ローカルエリアネ
ットワークを採用したことから、他の計測装置の増設、
記録装置の二重化や今後開発される新たな装置の採用と
いったシステム拡張を容易に行うことができ、拡張性に
優れ、または計測する走行データの種類に応じて計測装
置を交換するといったシステム変更をも容易に行うこと
ができる。
【0036】請求項2記載の発明では、計測装置で計測
された走行データは、当該計測装置が管理する所定のタ
イミングでネットワークに出力され、記録装置は受信し
た走行データを他装置と独立した固有のタイミングで逐
次記録するように構成したので、走行データの送受にお
いて当該走行データ以外の手続的なデータが不要とな
り、これにより、ネットワーク上のデータトラフィック
量を比較的抑えることができ、これがため、走行データ
の高速なサンプリングを実現することができる。
【0037】請求項3記載の発明では、ネットワーク
に、設定手段を必要に応じて脱着することができるの
で、車両側のシステム重量を必要最小限に抑えることが
でき、また、設定手段としてパーソナルコンピュータ等
の専用の外部装置を用いることで操作性及び汎用性を向
上することができる利点がある。また、将来的にシステ
ム構成を拡張した場合でも、既存装置の設定を適宜変更
することにより最適なシステム環境を維持することがで
きる、という従来にない優れた車載用走行データ収録シ
ステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す概略ブロック図
である。
【図2】図1に示す実施例のシステム要素を車両に配設
した状態を示す説明図である。
【図3】図1に示す実施例においてネットワーク上を流
れるデータを説明する説明図である。
【図4】図1に示す実施例において、計測装置から記録
装置宛に出力される1サンプリング周期あたりの走行デ
ータを示す説明図である。
【図5】図1に示す実施例に対しその比較例を示す概略
ブロック図である。
【図6】図5に示す比較例において、計測装置と記録装
置との間で1サンプリング周期あたりに送受されるデー
タの内容を示す説明図である。
【符号の説明】
1 計測装置 2 記録装置 3 制御装置 4 無線装置 5 解析装置(設定手段) 10 ローカルエリアネットワーク(ネットワーク) 100 車両

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセンサを備え車両の走行状態を計
    測する計測装置と、この計測装置から出力された走行デ
    ータを記録する記録装置とを有すると共に、これら装置
    を前記車両上の所定位置に当該車両の重量バランスを考
    慮して分散装備し、この計測装置及び記録装置をローカ
    ルエリアネットワークにより接続したことを特徴とする
    車載用走行データ収録システム。
  2. 【請求項2】 前記計測装置が、前記複数のセンサ出力
    に基づいて計測した複数の走行データを時系列的に前記
    記録装置宛に出力する出力機能と、この出力機能による
    走行データの出力タイミングを管理するタイミング管理
    機能とを備えていることを特徴とした請求項1記載の車
    載用走行データ収録システム。
  3. 【請求項3】 前記ローカルエリアネットワークをバス
    型ネットワークとして構成し、このバス型ネットワーク
    に、前記計測装置及び記録装置宛に設定データを出力す
    る設定手段を着脱自在に接続したことを特徴とする請求
    項1又は2記載の車載用走行データ収録システム。
JP7156797A 1995-05-31 1995-05-31 車載用走行データ収録システム Pending JPH08331157A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7156797A JPH08331157A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 車載用走行データ収録システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7156797A JPH08331157A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 車載用走行データ収録システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08331157A true JPH08331157A (ja) 1996-12-13

Family

ID=15635534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7156797A Pending JPH08331157A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 車載用走行データ収録システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08331157A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6819989B2 (en) 2001-04-27 2004-11-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Drive recorder system
JP2009273029A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Denso Corp 中継装置,ネットワークシステムおよびプログラム
JP2011164030A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Toyota Central R&D Labs Inc データ記録システム及びデータ記録システムにおける関連付け方法
JP2016075569A (ja) * 2014-10-06 2016-05-12 スズキ株式会社 通信装置及びこれを備えた車両

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6819989B2 (en) 2001-04-27 2004-11-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Drive recorder system
JP2009273029A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Denso Corp 中継装置,ネットワークシステムおよびプログラム
JP2011164030A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Toyota Central R&D Labs Inc データ記録システム及びデータ記録システムにおける関連付け方法
JP2016075569A (ja) * 2014-10-06 2016-05-12 スズキ株式会社 通信装置及びこれを備えた車両

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4338389B2 (ja) 車両をナビゲートするためのシステム、装置及び方法
EP0838788B1 (en) System and method for managing time for vehicle fault diagnostic apparatus
JP3319983B2 (ja) 自動車通信システム
CN103578160B (zh) 一种基于车载无线数据记录仪的车辆监控系统
JP4803278B2 (ja) 検査システム、及び車載装置
EP1594283A1 (en) Device and method for performing both local and remote vehicle diagnostics
US7584029B2 (en) Telematics-based vehicle data acquisition architecture
JPWO2011055447A1 (ja) 車両用ゲートウェイ装置
JP2002330149A (ja) ドライブレコーダシステム
JP4282394B2 (ja) ピアツーピア通信を確立するためのシステムおよび方法
CN112666847A (zh) 一种适用于多种仿真模拟态的卫星测试系统及方法
JPH08331157A (ja) 車載用走行データ収録システム
JP2015520689A (ja) 車載装置、車両、及び車載装置のための方法
JP2006182138A (ja) データ記録システム
JP3345827B2 (ja) 車両診断装置
JP2004028909A (ja) 車内無線通信システム
CN110329261A (zh) 车辆的控制方法、控制装置、车载芯片及计算机存储介质
JPH0535951A (ja) 運転日報装置
JP3099682B2 (ja) 車載用走行データ収録システム
JP3042577B2 (ja) 車両の監視制御データ転送装置
CN112738144A (zh) 一种结合车辆分布式计算架构的云端通信系统及方法、车辆
JP2005003560A (ja) 自動車測定システム
RU59864U1 (ru) Охранно-регистрирующая система мониторинга параметров мобильных и стационарных объектов
JPH09126954A (ja) 自動車用電子制御装置
JP6656221B2 (ja) 通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001024