JPH08331086A - フレーム変換回路 - Google Patents

フレーム変換回路

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JPH08331086A
JPH08331086A JP13677295A JP13677295A JPH08331086A JP H08331086 A JPH08331086 A JP H08331086A JP 13677295 A JP13677295 A JP 13677295A JP 13677295 A JP13677295 A JP 13677295A JP H08331086 A JPH08331086 A JP H08331086A
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JP
Japan
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bit rate
bit
data
stuff
circuit
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Application number
JP13677295A
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English (en)
Inventor
Mototaka Kitajima
基孝 北島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ビットレート変換の対象となるデータのビット
レートと変換すべきビットレートとの差が小さい場合で
あっても、スタッフジッタの周期がスタッフジッタを容
易に抑圧できる程度となるようにスタッフビットの挿入
を行ってビットレート変換を行うことを可能とする。 【構成】ビットレート変換部1では、ビットスタッフ処
理を行って第1ビットレートの第1データを第2ビット
レートの第2データに変換するが、この際のビットスタ
ッフ処理の実行頻度を積分回路31にて検出し、これが
所定値よりも低い場合、負スタッフ要求回路32がフレ
ーム付加回路21および第2歯抜けクロック生成回路3
3に負スタッフ動作を行わせることによって、SDHデ
ータDT2における1フレーム当りの情報容量を増加さ
せてデータ出力量を増加させ、ビットレート変換部1に
てビットスタッフ処理が行われる状態を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SDH(Synchronous
Digital Hierarchy )に準拠した網に設けられる伝送装
置などに適用され、非同期データをSDH用のフレーム
付データに変換するために使用するフレーム変換回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】ITU−T(旧CCITT)勧告のG.
707〜709で規定されたSDHは、従来よりあった
種々のディジタルハイアラーキを1つに統一し、ハイア
ラーキ間の変換を同期多重としたものである。このSD
Hにおいて従来のハイアラーキに準拠したビットレート
(例えば45Mbps)の非同期データを伝送する場
合、一度52Mbpsにビットレートを変換したのち、
他のデータと多重化して156Mbpsや622Mbp
sのSDH信号として伝送する。
【0003】さて、以上のように非同期データをSDH
信号に変換するに当っては、スタッフによるビットレー
トの変換が行われる。すなわち、非同期データ中にスタ
ッフビットを挿入することで非同期データの見かけ上の
ビット数を増やし、より高いビットレートでの伝送を可
能とするのである。
【0004】ところがこのようなスタッフによるビット
レートの変換を行う場合、元のビットレートと変換後の
ビットレートとが近い場合、スタッフビットの挿入頻度
が低下する。そうすると、デスタッフを行う際に生じる
スタッフジッタの周期が長くなる。
【0005】一般にスタッフジッタは、PLL(Phase
Locked Loop )等を用いて抑圧することが行われている
が、PLLでは周期の長いジッタを抑圧し切れない場合
があり、前述のようにスタッフビットの挿入頻度が低い
と、再生後の信号におけるジッタが増加してしまうおそ
れがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来は、
ビットレート変換の対象となるデータのビットレートと
変換すべきビットレートとの差が小さいと、スタッフビ
ットの挿入周期が長くなり、デスタッフ時において生じ
るスタッフジッタがPLLで抑圧困難なほどに周期が長
くなって再生後のデータのジッタ増加を来すという不具
合があった。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、ビットレート
変換の対象となるデータのビットレートと変換すべきビ
ットレートとの差が小さい場合であっても、スタッフジ
ッタの周期がスタッフジッタを容易に抑圧できる程度と
なるようにスタッフビットの挿入を行ってビットレート
変換を行うことができるフレーム変換回路を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、例えば非同期データなどの第1データを
第1ビットレートで取り込み、所定の周期で所定量ずつ
を第2ビットレートで第2データとして出力する、例え
ばFIFOメモリ、書込みアドレス生成回路および読出
しアドレス生成回路からなるビットレート変換手段と、
このビットレート変換手段から出力される前記第2デー
タに所定のオーバヘッドを付加して前記SDHフレーム
を形成するものであり、前記オーバヘッドのうちの一部
を前記第2データに置換する負スタッフ動作を行う機能
を有した例えばフレーム付加回路などのSDHフレーム
形成手段と、前記ビットレート変換手段が保持している
データ残量を検出し、このデータ残量が所定量を下回っ
たことに応じて、前記ビットレート変換手段によるデー
タ出力量を低下させるビットスタッフ処理を行う、例え
ばスタッフ制御生成回路および第3歯抜けクロック生成
回路よりなるビットスタッフ制御手段と、このビットス
タッフ制御手段による前記ビットスタッフ処理の実行頻
度を検出する例えば積分回路などのビットスタッフ頻度
検出手段と、このビットスタッフ頻度検出手段により検
出された前記ビットスタッフ処理の実行頻度が所定値を
下回ったことに応じて、前記ビットレート変換手段によ
るデータ出力量を増加させるとともに、前記SDHフレ
ーム形成手段に前記負スタッフ動作を行わせる、例えば
負スタッフ要求回路、フレーム付加回路および第2歯抜
けクロック生成回路よりなるデータ残量減少手段とを備
えた。
【0009】
【作用】このような手段を講じたことにより、第1デー
タは、第1ビットレートでビットレート変換手段へと取
り込まれたのち、所定の周期で所定量ずつが第2ビット
レートで取り出されることでビットレートが変換され、
さらにSDHフレーム形成手段により所定のオーバヘッ
ドが付加されてSDHフレームを有したSDHデータに
変換される。
【0010】この際、ビットスタッフ制御手段により前
記ビットレート変換手段が保持しているデータ残量が検
出され、このデータ残量が所定量を下回ったことに応じ
て、前記ビットレート変換手段によるデータ出力量を低
下させてビットスタッフ処理が行われるが、このビット
スタッフ処理の実行頻度がビットスタッフ頻度検出手段
により検出され、前記ビットスタッフ処理の実行頻度が
所定値を下回ったことに応じて、前記ビットレート変換
手段によるデータ出力量が増加されるとともに、前記S
DHフレーム形成手段により負スタッフ動作が行われ
る。
【0011】従って、第1ビットレートと第2ビットレ
ートとの差が小さく、ビットスタッフ処理の実行頻度が
所定値よりも低い場合には、負スタッフ動作が行われて
前記ビットレート変換手段が保持しているデータ残量が
急激に減少され、前記ビットスタッフ制御手段がビット
スタッフ処理を実行する状態が強制的に形成される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
き説明する。図1は本実施例に係るフレーム変換回路の
構成を示すブロック図である。このフレーム変換回路
は、ビットレート変換部1、フレーム変換部2および負
スタッフ制御部3から構成されている。
【0013】ビットレート変換部1は、ディジタル網か
らの非同期データDT1を、スタッフビットの挿入によ
ってSDH網用の所定のビットレートのデータに変換す
る。フレーム変換部2は、ビットレート変換部1でビッ
トレートが変換されたのちのデータに対してSDHにて
規定されたオーバヘッドを付加し、SDHのフレーム構
成を有するSDHデータDT2を生成する。負スタッフ
制御部3は、ビットレート変換部1におけるスタッフビ
ットの挿入状況を監視し、スタッフビットの挿入頻度が
一定値を下回った場合に、フレーム変換部2に負スタッ
フ動作を行わせる。
【0014】ビットレート変換部1は、FIFO(firs
t-in first-out)メモリ11、書込みアドレス生成回路
12、読出しアドレス生成回路13、スタッフ制御生成
回路14および第3歯抜けクロック生成回路15からな
る。フレーム変換部2は、フレーム付加回路21および
第1歯抜けクロック生成回路22からなる。また負スタ
ッフ制御部3は、積分回路31、負スタッフ要求回路3
2および第2歯抜けクロック生成回路33からなる。
【0015】FIFOメモリ11には、非同期データD
T1が入力されている。またFIFOメモリ11には、
ディジタル網にて用いられている非同期データDT1用
のクロック信号CK1が書込みクロックとして入力され
ている。このクロック信号CK1は書込みアドレス生成
回路12にも入力されている。書込みアドレス生成回路
12は、クロック信号CK1に同期して、FIFOメモ
リ11における非同期データDT1の書込み場所を示す
書込みアドレスを所定の順序で変化させて行く。この書
込みアドレスは、FIFOメモリ11に与えられる。F
IFOメモリ11は、クロック信号CK1に同期して、
書込みアドレス生成回路12から与えられる書込みアド
レスが示す場所に非同期データDT1を格納する。
【0016】またFIFOメモリ11には、第3歯抜け
クロック生成回路15で生成された第3歯抜けクロック
信号CK5が読出しクロックとして入力されている。こ
の第3歯抜けクロック信号CK5は読出しアドレス生成
回路13にも入力されている。読出しアドレス生成回路
15は、クロック信号CK1に同期して、FIFOメモ
リ11におけるデータの読出し場所を示す読出しアドレ
スを書込みアドレスと同じ順序で変化させて行く。この
読出しアドレスは、FIFOメモリ11に与えられる。
FIFOメモリ11は、第3歯抜けクロック信号CK5
に同期して、読出しアドレス生成回路13から与えられ
る読出しアドレスが示す場所のデータを出力する。
【0017】書込みアドレス生成回路12が出力する書
込みアドレスおよび読出しアドレス生成部13が出力す
る読出しアドレスは、それぞれスタッフ制御生成回路1
4にも入力されている。スタッフ制御生成回路14は、
書込みアドレスと読出しアドレスとを比較し、両アドレ
スの差が所定値以下となった場合にビットスタッフ要求
信号BSTUFFを第3歯抜けクロック生成回路15お
よび積分回路31へと与える。
【0018】第3歯抜けクロック生成回路15には、ビ
ットスタッフ要求信号BSTUFFのほかに、第2歯抜
けクロック生成回路33にて生成された第2歯抜けクロ
ックCK4が入力されている。第3歯抜けクロック生成
回路15は、通常は第2歯抜けクロックCK4をそのま
ま第3歯抜けクロックCK5として出力するが、ビット
スタッフ要求信号BSTUFFが与えられたときには、
第2歯抜けクロックCK4中の所定のクロック(スタッ
フビットに相当するクロック)を歯抜けとして第3歯抜
けクロックCK5として出力する。
【0019】ところで第2歯抜けクロック生成回路33
には、第1歯抜けクロック生成回路22が出力する第1
歯抜けクロックCK3が入力されている。第1歯抜けク
ロック生成回路22には、SDHデータDT2用のクロ
ック信号CK2が入力されており、フレーム付加回路2
1から通知されるタイミングに基づいて、SDHフレー
ムにおけるペイロードの領域に対応する期間にのみクロ
ックが存在する第1歯抜けクロックCK3を生成してい
る。第2歯抜けクロック生成回路33は、通常はこの第
1歯抜けクロックCK3をそのまま第2歯抜けクロック
CK4として出力しているが、フレーム付加回路21か
ら指示された場合には、負スタッフバイト領域に対応す
る期間(第1歯抜けクロックCK3にはクロックが存在
しない)にクロックを付加する。
【0020】積分回路31は、ビットスタッフ要求信号
BSTUFFを積分し、積分値を負スタッフ要求回路3
2へと与える。負スタッフ要求回路32は、積分回路3
1の積分値を監視し、これが所定値を下回った場合にフ
レーム付加回路21に対して負スタッフ要求信号NST
UFFを出力する。
【0021】フレーム付加回路21は、歯抜けクロック
CK5に同期してFIFOメモリ11からバースト状に
出力されるデータの隙間領域に所定のオーバヘッドを付
加することによりSDHフレームを有したSDHデータ
DT2を生成する。またフレーム付加回路21は、負ス
タッフ要求信号NSTUFFが負スタッフ要求回路32
から与えられたとき、その次のフレーム期間において負
スタッフバイト領域に対応する期間でのクロック出力を
第2歯抜けクロック生成回路33に対して指示する。
【0022】図2は積分回路31および負スタッフ要求
回路32の具体的構成例を示す図である。この図におい
て積分回路31は、抵抗器31aおよびコンデンサ31
bよりなる周知のRC回路をなしている。また負スタッ
フ要求回路32は、コンパレータ32aの反転入力端子
に積分回路31の出力を、また非反転入力端子にレギュ
レータ32bが発生する所定レベルの基準信号をそれぞ
れ入力するとともに、コンパレータ32aの出力を、例
えばワンショットマルチバイブレータなどからなる負ス
タッフ要求信号発生回路32cに入力してなり、積分回
路31の出力レベルがレギュレータが発生する基準信号
のレベルを下回ったときに、負スタッフ要求信号発生回
路32cが所定のパルス幅を有するパルスを負スタッフ
要求信号NSTUFFとして出力するものとなってい
る。
【0023】一方、図3は積分回路31および負スタッ
フ要求回路32の具体的構成の別の例を示す図である。
この図において積分回路31は、カウンタ31cおよび
発振器(OSC)31dからなり、発振器31dが所定
周期で出力するリセットパルスの1周期を単位時間とし
てその単位時間内におけるビットスタッフ要求信号BS
TUFFの数をカウンタ31cがカウントするものとな
っている。また負スタッフ要求回路32は、比較器32
dおよび例えばワンショットマルチバイブレータなどか
らなる負スタッフ要求信号発生回路32eよりなり、発
振器31dが出力するリセットパルスにてタイミングを
取りつつカウンタ31cのカウント値を取り込むことに
より、カウンタ31cがカウントした単位時間内におけ
るビットスタッフ要求信号BSTUFFの数を取り込
み、これが所定の基準値を下回ったときに負スタッフ要
求信号発生回路32eが所定のパルス幅を有するパルス
を負スタッフ要求信号NSTUFFとして出力するもの
となっている。
【0024】次に以上のように構成されたフレーム変換
回路の動作を説明する。まず非同期データDT1は、ク
ロック信号CK1に同期して第1ビットレート(例えば
45Mbps)でFIFOメモリ11に書込まれ、先に
書込まれたものから順に第3歯抜けクロックCK5に同
期して読出される。ここで第1歯抜けクロック生成回路
22では、第2ビットレート(SDHにおけるビットレ
ートであり、例えば52Mbps)に応じた周波数を有
するクロック信号CK2を受け、SDHフレームのペイ
ロード領域に対応する期間にのみクロックが存在する第
1歯抜けクロックCK3を生成しており、通常時にはこ
の第1歯抜けクロックCK3が、第2歯抜けクロック生
成回路33からは第2歯抜けクロックCK4として、さ
らに第3歯抜けクロック生成回路15からは第3歯抜け
クロックCK5としてそのまま出力される。従って、F
IFOメモリ11からは、SDHフレームのペイロード
領域に対応する期間にのみ第2ビットレートでデータが
出力される。
【0025】そしてこのようにしてFIFOメモリ11
からのデータ出力がなされる中で、データ出力がなされ
ていない期間、すなわちペイロード以外のオーバヘッド
領域に対応する期間にフレーム付加回路21がオーバヘ
ッドを出力することにより、FIFOメモリ11から出
力されたデータに対してオーバヘッドが付加されてSD
HデータDT2が生成される。
【0026】ところで、第1ビットレートは第2ビット
レートよりも低く、ある時間内においてはFIFOメモ
リ11へのデータの書込み量よりも読出し量のほうが多
い。このため、読出しアドレス生成回路13が出力する
読出しアドレスが書込みアドレス生成回路12が出力す
る書込みアドレスに徐々に近付いて行くことになる。
【0027】そこでスタッフ制御生成回路14は、書込
みアドレスと読出しアドレスとを比較し、その差が一定
値を下回った場合にはビットスタッフ要求信号BSTU
FFを出力する。第3歯抜けクロック生成回路15はこ
のビットスタッフ要求信号BSTUFFを受けると、第
2歯抜けクロックCK4のうちで所定のスタッフビット
位置にあるパルスを歯抜けとした第3歯抜けクロックC
K5を出力する。これにより、FIFOメモリ11から
の出力データ中にスタッフビットが挿入されることとな
り、FIFOメモリ11からのデータ読出し量が低下し
て書込みアドレスと読出しアドレスとの差が広げられ
る。
【0028】ところでビットスタッフ要求信号BSTU
FFは積分回路31にも入力されており、ここで積分さ
れている。さらに積分回路31にてビットスタッフ要求
信号BSTUFFを積分した結果は、負スタッフ要求回
路32にて監視される。積分回路31にてビットスタッ
フ要求信号BSTUFFを積分した結果は、スタッフビ
ットの挿入頻度に比例することになるので、負スタッフ
要求回路32は積分回路31での積分結果からスタッフ
ビットの挿入頻度が所定値を下回ったか否かを監視し、
図4に示すようにスタッフビットの挿入頻度が所定値を
下回ったときに負スタッフ要求信号NSTUFFを出力
する。なおここでの所定値は、デスタッフを行う際に生
じるスタッフジッタが除去困難となる周期となってしま
うスタッフビットの挿入頻度よりも若干大きく設定され
ている。かくして、スタッフビットの挿入頻度がデスタ
ッフを行う際に生じるスタッフジッタが除去困難となる
周期となってしまう程度まで低下している場合に、負ス
タッフ要求信号NSTUFFを出力する。
【0029】フレーム付加回路21では負スタッフ要求
信号NSTUFFが負スタッフ要求回路32から与えら
れると、次のフレーム期間において負スタッフ動作を実
行する。すなわちSDHフレームでは、図5(a)に示
すようにセクションオーバヘッドの領域に設定されたH
3バイトを、必要に応じて図5(b)に示すようにペイ
ロードとして使用する負スタッフ動作が可能となってい
る。そこでフレーム付加回路21は、次のフレーム期間
におけるH3バイトの領域に対応する期間に第2歯抜け
クロック生成回路33に指示を与え、当該期間にクロッ
クを付加した第2歯抜けクロックCK4を出力させる。
【0030】そうすると当該フレームの期間において
は、FIFOメモリ11からは通常よりも多くのデータ
が出力されることになる。これにより、読出しアドレス
が書込みアドレスに近付くことになる。これに応じてス
タッフ制御生成回路14により、図4に示すようにビッ
トスタッフ要求信号BSTUFFが発生してスタッフビ
ットの挿入がなされることになり、スタッフビットの挿
入頻度が増加する。
【0031】以上のように本実施例によれば、ビットス
タッフの挿入頻度を積分回路31にて検出するとともに
負スタッフ要求回路32が監視し、スタッフビットの挿
入頻度がデスタッフを行う際に生じるスタッフジッタが
除去困難となる周期となってしまう程度まで低下した場
合にはフレーム付加回路21に負スタッフ動作を行わせ
る。これにより、上述のようにスタッフビットの挿入頻
度が低い場合には、FIFOメモリ11からのデータ出
力量が増加されて、スタッフビットの挿入頻度が増加さ
れることになり、デスタッフを行う際に生じるスタッフ
ジッタが除去困難となる周期となってとまうことが防止
される。従ってデスタッフを行う場合には、生じたスタ
ッフジッタをPLLなどを用いて容易に除去可能であ
り、再生後の信号におけるジッタが増加は生じない。な
お本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能であ
る。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、ビットスタッフ処理を
行って第1ビットレートの第1データを第2ビットレー
トの第2データに変換するが、ビットスタッフ処理の実
行頻度が所定値よりも低い場合、負スタッフ動作を行っ
てSDHデータにおける1フレーム当りの情報容量を増
加させることにより、データ出力量を増加させ、ビット
スタッフ処理を強制的に発生させるので、ビットレート
変換の対象となるデータのビットレートと変換すべきビ
ットレートとの差が小さい場合であっても、スタッフジ
ッタの周期がスタッフジッタを容易に抑圧できる程度と
なるようにスタッフビットの挿入を行ってビットレート
変換を行うことができるフレーム変換回路となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフレーム変換回路の構
成を示すブロック図。
【図2】図1中の積分回路31および負スタッフ要求回
路32の具体的構成例を示す図。
【図3】図1中の積分回路31および負スタッフ要求回
路32の具体的構成の別の例を示す図。
【図4】図1中の各信号のタイミングを示すタイミング
図。
【図5】負スタッフ動作を説明する図。
【符号の説明】
1…ビットレート変換部 11…FIFOメモリ 12…書込みアドレス生成回路 13…読出しアドレス生成回路 14…スタッフ制御生成回路 15…第3歯抜けクロック生成回路 2…フレーム変換部 21…フレーム付加回路 22…第1歯抜けクロック生成回路 3…負スタッフ制御部 31…積分回路 32…負スタッフ要求回路 33…第2歯抜けクロック生成回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の第1ビットレートを有する第1デ
    ータを、前記第1ビットレートよりも高い所定の第2ビ
    ットレートを有し、かつSDHフレームをなすSDHデ
    ータに変換するフレーム変換回路において、 前記第1データを前記第1ビットレートで取り込み、所
    定の周期で所定量ずつを前記第2ビットレートで第2デ
    ータとして出力するビットレート変換手段と、 このビットレート変換手段から出力される前記第2デー
    タに所定のオーバヘッドを付加して前記SDHフレーム
    を形成するものであり、前記オーバヘッドのうちの一部
    を前記第2データに置換する負スタッフ動作を行う機能
    を有したSDHフレーム形成手段と、 前記ビットレート変換手段が保持しているデータ残量を
    検出し、このデータ残量が所定量を下回ったことに応じ
    て、前記ビットレート変換手段によるデータ出力量を低
    下させるビットスタッフ処理を行うビットスタッフ制御
    手段と、 このビットスタッフ制御手段による前記ビットスタッフ
    処理の実行頻度を検出するビットスタッフ頻度検出手段
    と、 このビットスタッフ頻度検出手段により検出された前記
    ビットスタッフ処理の実行頻度が所定値を下回ったこと
    に応じて、前記ビットレート変換手段によるデータ出力
    量を増加させるとともに、前記SDHフレーム形成手段
    に前記負スタッフ動作を行わせるデータ残量減少手段と
    を具備したことを特徴とするフレーム変換回路。
JP13677295A 1995-06-02 1995-06-02 フレーム変換回路 Pending JPH08331086A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2320870A (en) * 1996-12-19 1998-07-01 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd Coding bit rate converting for coded audio data

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2320870A (en) * 1996-12-19 1998-07-01 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd Coding bit rate converting for coded audio data
GB2320870B (en) * 1996-12-19 2001-08-29 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd Coding bit rate converting method and apparatus for coded audio data

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