JPH0833088A - 案内装置 - Google Patents

案内装置

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Publication number
JPH0833088A
JPH0833088A JP6160074A JP16007494A JPH0833088A JP H0833088 A JPH0833088 A JP H0833088A JP 6160074 A JP6160074 A JP 6160074A JP 16007494 A JP16007494 A JP 16007494A JP H0833088 A JPH0833088 A JP H0833088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric signal
filter circuit
noise
receiver
microphone
Prior art date
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Pending
Application number
JP6160074A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Nakanishi
之男 中西
Noriyuki Hosoya
則幸 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
Priority to JP6160074A priority Critical patent/JPH0833088A/ja
Publication of JPH0833088A publication Critical patent/JPH0833088A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、工場等の各種施設において、見学
者を音声により案内するための案内装置に関し、見学者
等の耳に達する騒音を従来より大幅に低減することを目
的とする。 【構成】 案内者の音声を騒音とともに電気信号に変換
するマイクロホン31と、前記マイクロホン31からの
電気信号のうち前記騒音成分を抑圧するフィルタ回路3
3と、前記フィルタ回路33を通過した電気信号に応じ
て所定の搬送波信号を変調して送信する送信機35と、
前記送信機35から到来した受信波を復調して前記電気
信号を再生する受信機37と、前記受信機37からの電
気信号を音声に再生する再生器39とを有して構成す
る。また、受信機37の後段にフィルタ回路33を設け
て構成する。さらに、フィルタ回路33に、抑圧すべき
周波数を選択する選択手段47を設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場等の各種施設にお
いて、見学者を音声により案内するための案内装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場においては、工場見学が比較
的頻繁に行われており、このような工場見学では、案内
者の音声が機械等の騒音により聞き取りにくいため、送
信機と受信機とを用いた案内装置が使用されている。
【0003】図3は、この種の案内装置を示すもので、
この案内装置では、案内者11がマイクロホン13に向
かって案内を行うと、マイクロホン13により案内者1
1の音声が電気信号に変換され、送信機15を介して、
各見学者17が所持する受信機19に受信され、受信機
19からの電気信号が、イヤホーン21により音声に再
生され、案内者11の説明が各見学者17の耳に達す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の案内装置では、案内者11がマイクロホン1
3に向かって案内を行う時に、案内者11の音声ととも
に機械等の騒音がマイクロホン13に入ってしまうた
め、この騒音がイヤホーン21から見学者17の耳に達
し、騒音が大きい場合には、非常に聞きづらくなるとい
う問題があった。
【0005】なお、従来、イヤホーンを用いて騒音を無
くす装置としては、例えば、特開平2−224497号
公報に開示されるアクティブ・ノイズ・キャンセラーが
知られている。
【0006】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、見学者等の耳に達する騒音を従来
より大幅に低減することができる案内装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の案内装置は、
案内者の音声を騒音とともに電気信号に変換するマイク
ロホンと、前記マイクロホンからの電気信号のうち前記
騒音成分を抑圧するフィルタ回路と、前記フィルタ回路
を通過した電気信号に応じて所定の搬送波信号を変調し
て送信する送信機と、前記送信機から到来した受信波を
復調して前記電気信号を再生する受信機と、前記受信機
からの電気信号を音声に再生する再生器とを有するもの
である。
【0008】請求項2の案内装置は、案内者の音声を騒
音とともに電気信号に変換するマイクロホンと、前記マ
イクロホンで変換された電気信号に応じて所定の搬送波
信号を変調して送信する送信機と、前記送信機から到来
した受信波を復調して前記電気信号を再生する受信機
と、前記受信機からの電気信号のうち前記騒音成分を抑
圧するフィルタ回路と、前記フィルタ回路からの電気信
号を音声に再生する再生器とを有するものである。
【0009】請求項3の案内装置は、請求項1または2
において、前記フィルタ回路には、抑圧すべき周波数を
選択する選択手段が設けられているものである。
【0010】
【作用】請求項1の案内装置では、案内者がマイクロホ
ンに向けて説明すると、マイクロホンにより案内者の音
声が騒音とともに電気信号に変換され、この電気信号の
うち騒音成分がフィルタ回路により抑圧され、主に、案
内者の音声の電気信号となり、送信機から受信機に送ら
れ、受信機からの電気信号が再生器により音声に再生さ
れ、見学者等の耳に達する。
【0011】請求項2の案内装置では、案内者がマイク
ロホンに向けて説明すると、マイクロホンにより案内者
の音声が騒音とともに電気信号に変換され、送信機から
受信機に送られ、受信機で再生された電気信号のうち騒
音成分がフィルタ回路により抑圧され、主に、案内者の
音声の電気信号となり、この電気信号が再生器により音
声に再生され、見学者等の耳に達する。
【0012】請求項3の案内装置では、案内者または見
学者等が、周囲の騒音の状態に応じて選択手段を操作す
ることにより抑圧すべき周波数が選択される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の案内装置の第1の実施
例を示すもので、図において符号31は、案内者の音声
を騒音とともに電気信号に変換するマイクロホンを示し
ている。
【0014】このマイクロホン31は、マイクロホン3
1からの電気信号のうち騒音成分を抑圧するフィルタ回
路33に接続されている。このフィルタ回路33は、フ
ィルタ回路33を通過した電気信号に応じて所定の搬送
波信号を変調して送信する送信機35に接続されてい
る。
【0015】図において符号37は、送信機35から到
来した受信波を復調して電気信号を再生する受信機を示
している。この受信機37には、受信機37からの電気
信号を音声に再生する再生器39が接続されている。
【0016】なお、この再生器39には、イヤホーン,
ヘッドホーン等が使用される。この実施例では、フィル
タ回路33には、ハイパスフィルタ41,ローパスフィ
ルタ43およびバンドパスフィルタ45が配置されてい
る。
【0017】ここで、ハイパスフィルタ41は、例え
ば、200Hz未満の低周波数域の電気信号を抑圧す
る。ローパスフィルタ43は、例えば、1000Hzを
越える高周波数域の電気信号を抑圧する。
【0018】バンドパスフィルタ45は、例えば、20
0Hz以上で1000Hz以下の周波数域の電気信号の
みを通過させる。図において符号47は選択手段である
切替えスイッチを示しており、この切替えスイッチ47
を操作することにより、接点A,B,Cが順次切替えら
れる。
【0019】上述した案内装置では、案内者がマイクロ
ホン31に向けて説明すると、マイクロホン31により
案内者の音声が騒音とともに電気信号に変換され、この
電気信号のうち騒音成分がフィルタ回路33により抑圧
され、主に、案内者の音声の電気信号となり、送信機3
5から受信機37に送られ、受信機37からの電気信号
が再生器39により音声に再生され、見学者等の耳に達
する。
【0020】そして、案内者が、周囲の騒音の状態に応
じて切替えスイッチ47を操作することにより抑圧すべ
き周波数が選択される。すなわち、例えば、周囲の機械
騒音がドシッ,ドシッという低音である場合には、切替
えスイッチ47により接点Aがオンされ、ハイパスフィ
ルタ41により、低周波数域の電気信号が抑圧される。
【0021】一方、周囲の機械騒音がキーッ,キーッと
いう高音である場合には、切替えスイッチ47により接
点Bがオンされ、ローパスフィルタ43により、高周波
数域の電気信号が抑圧される。
【0022】また、周囲の機械騒音に、低音および高音
が多く含まれている場合には、切替えスイッチ47によ
り接点Cがオンされ、バンドパスフィルタ45により、
中間周波数域の電気信号のみが通過される。
【0023】しかして、上述した案内装置では、マイク
ロホン31により変換された電気信号のうち騒音成分
が、送信機35の前段に配置されるフィルタ回路33に
より抑圧されるため、見学者等の耳に達する騒音を従来
より大幅に低減することができる。
【0024】また、周囲の騒音の状態に応じて、案内者
が、切替えスイッチ47を操作し、抑圧すべき周波数を
選択することにより、見学者等の耳に達する騒音をより
確実に低減することができる。
【0025】図2は、本発明の第2の実施例を示すもの
で、この実施例では、受信機37の後段に切替えスイッ
チ47を備えたフィルタ回路33が配置され、このフィ
ルタ回路33に、再生器39が接続されている。
【0026】この実施例においても上述した実施例とほ
ぼ同様の効果を得ることができるが、この実施例では、
受信機37側にフィルタ回路33および切替えスイッチ
47が配置されるため、見学者が、切替えスイッチ47
を操作することが可能になり、各見学者の好みに応じた
騒音の除去が可能になる。
【0027】なお、以上述べた実施例では、本発明を工
場見学用の案内装置に適用した例について説明したが、
本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、広く
各種施設等の案内装置に適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の案内装置
では、マイクロホンにより変換された電気信号のうち騒
音成分が、送信機の前段に配置されるフィルタ回路によ
り抑圧されるため、見学者等の耳に達する騒音を従来よ
り大幅に低減することができる。
【0029】請求項2の案内装置では、マイクロホンに
より変換された電気信号のうち騒音成分が、受信機の後
段に配置されるフィルタ回路により抑圧されるため、見
学者等の耳に達する騒音を従来より大幅に低減すること
ができる。
【0030】請求項3の案内装置では、周囲の騒音の状
態に応じて、案内者または見学者等が、抑圧すべき周波
数を選択することにより、見学者等の耳に達する騒音を
より低減することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の案内装置の第1の実施例を示す回路図
である。
【図2】本発明の案内装置の第2の実施例を示す回路図
である。
【図3】従来の案内装置を示す説明図である。
【符号の説明】 31 マイクロホン 33 フィルタ回路 35 送信機 37 受信機 39 再生器 47 切替えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 7/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 案内者の音声を騒音とともに電気信号に
    変換するマイクロホン(31)と、 前記マイクロホン(31)からの電気信号のうち前記騒
    音成分を抑圧するフィルタ回路(33)と、 前記フィルタ回路(33)を通過した電気信号に応じて
    所定の搬送波信号を変調して送信する送信機(35)
    と、 前記送信機(35)から到来した受信波を復調して前記
    電気信号を再生する受信機(37)と、 前記受信機(37)からの電気信号を音声に再生する再
    生器(39)と、を有することを特徴とする案内装置。
  2. 【請求項2】 案内者の音声を騒音とともに電気信号に
    変換するマイクロホン(31)と、 前記マイクロホン(31)で変換された電気信号に応じ
    て所定の搬送波信号を変調して送信する送信機(35)
    と、 前記送信機(35)から到来した受信波を復調して前記
    電気信号を再生する受信機(37)と、 前記受信機(37)からの電気信号のうち前記騒音成分
    を抑圧するフィルタ回路(33)と、 前記フィルタ回路(33)からの電気信号を音声に再生
    する再生器(39)と、を有することを特徴とする案内
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の案内装置におい
    て、 前記フィルタ回路(33)には、抑圧すべき周波数を選
    択する選択手段(47)が設けられていることを特徴と
    する案内装置。
JP6160074A 1994-07-12 1994-07-12 案内装置 Pending JPH0833088A (ja)

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JP6160074A JPH0833088A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 案内装置

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JP6160074A Pending JPH0833088A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 案内装置

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