JPH08330550A - 不揮発性半導体メモリ装置とその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体メモリ装置とその製造方法

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JPH08330550A
JPH08330550A JP7158664A JP15866495A JPH08330550A JP H08330550 A JPH08330550 A JP H08330550A JP 7158664 A JP7158664 A JP 7158664A JP 15866495 A JP15866495 A JP 15866495A JP H08330550 A JPH08330550 A JP H08330550A
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JP
Japan
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diffusion region
word line
polysilicon layer
region
gate
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JP7158664A
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Hiroyuki Hashigami
裕幸 橋上
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタックゲートとその上に形成されるメタル
配線の間の層間絶縁膜の平坦性を改善する。 【構成】 P型シリコン基板30に素子分離用のフィー
ルド酸化膜32が形成され、ドレイン拡散領域36dが
ワードライン方向にフィールド酸化膜32により分離さ
れ、ソース拡散領域36sはワードライン方向に連続し
て形成されている。ゲート酸化膜上にはスタックゲート
が形成されている。スタックゲートの表面及びスタック
ゲートで被われていない基板表面がシリコン酸化膜44
で被われ、そのシリコン酸化膜44及びフィールド酸化
膜32上には、隣接するワードライン間の間隔部に3層
目のポリシリコン層46が形成されている。スタックゲ
ート及び3層目ポリシリコン層46、並びに周辺トラン
ジスタのゲート電極上には、NSG膜48を介してBP
SG膜50が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフローティングゲートと
コントロールゲートからなる2層ポリシリコン・スタッ
クゲートを有するEPROMやEEPROMなどの不揮
発性半導体メモリ素子を備えたメモリ装置とその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2層ポリシリコン・スタックゲートを有
する不揮発性半導体メモリ装置では、微細化に伴なって
2層ポリシリコン部の段差のアスペクト比が大きくなっ
てきている。その結果、スタックゲートを覆う層間絶縁
膜を形成しその上にメタル配線を形成する際の層間絶縁
膜の平坦性が劣化して、メタル配線の歩留まりが低下す
る問題が生じてきている。このような問題の解決方法と
して、段差被覆性に優れたO3−TEOS(テトラエチ
ルオルソシリケート; Tetra-Ethyl-Ortho-Silicate )
法によるBPSG膜(ボロン・リン含有シリコン酸化
膜)を層間絶縁膜とする方法や、図1のようにBPSG
膜18上にさらにSOG(スピン・オン・ガラス)膜を
形成してBPSG膜18の表面の凹み部にSOG膜20
を残す方法などによって、層間絶縁膜の表面を平坦化す
る方法が行なわれている。図1では、基板2上のゲート
酸化膜4上にフローティングゲート6、その上に層間絶
縁膜8、さらにその上にコントロールゲート10が積層
されてスタックゲートが形成されており、スタックゲー
トの周囲及びソース12、ドレイン14上に酸化膜を介
してNSG膜(不純物を含んでいないシリコン酸化膜)
16及びBPSG膜18からなる層間絶縁膜が形成さ
れ、BPSG膜18の凹み部分にSOG膜20が残って
表面を平坦化している。3は素子分離領域である。
【0003】そのうち、O3−TEOS法によるBPS
G膜は、膜中に有機物や水分が存在し、それがデバイス
に悪影響を与えることが知られている。BPSG膜上の
凹み部分にSOG膜20を残す方法は、SOG膜20の
厚さがある膜厚以上になると後工程の熱処理時にSOG
膜表面にクラック22が発生し、メタル配線がショート
する問題が発生する。
【0004】そのため、SOG膜20のクラック耐性を
上げるためにSOG膜20にリンを含有させることが報
告されている(1994 VMIC Conference, 1994 ISMIC 103
/94/0209 参照)。しかし、その場合でもスタックゲー
ト間の間隔(段差スペース)がある範囲のときは、やは
りクラックが発生しやすいことが本発明者の実験により
分かってきた。そのようなクラックが発生しないように
段差スペースを設計することも考えられるが、デバイス
特性の点からは一般的ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はデバイスの信
頼性に悪影響を与えない従来の層間絶縁膜を使いなが
ら、微細化された2層ポリシリコン構造を有する不揮発
性半導体メモリ装置の2層ポリシリコン・スタックゲー
トとその上に形成されるメタル配線の間の層間絶縁膜の
平坦性を改善することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は2層ポリシリコ
ン・スタックゲートを有する不揮発性半導体メモリ素子
のスタックゲートのコントロールゲートを兼ねるワード
ラインが互いに並列に形成され、ソース拡散領域はワー
ドラインに沿った複数のメモリ素子で連続し、ドレイン
拡散領域は素子分離領域によりワードライン方向に分離
されているメモリ領域を有する不揮発性半導体メモリ装
置であって、各ワードライン間隔部にそれらの2層ポリ
シリコンとは絶縁膜により電気的に絶縁された第3のポ
リシリコン層がワードラインと並列に形成されている。
【0007】第3のポリシリコン層はソース拡散領域上
ではワードラインに沿って連続しており、好ましい態様
では、ソース抵抗を低減するためにソース拡散領域上の
第3のポリシリコン層はコンタクトホールを介してソー
ス拡散領域と導通している。また、一態様ではドレイン
拡散領域を挾むワードライン間隔部ではドレイン拡散領
域上のコンタクトホール形成部を除いて形成されてお
り、ドレイン拡散領域にはコンタクトホールを介してビ
ットラインのメタル配線が接続されており、他の態様で
はドレイン拡散領域にはコンタクトホールが形成され、
ドレイン拡散領域を挾むワードライン間隔部では第3の
ポリシリコン層がワードラインに沿って連続し、かつそ
のコンタクトホールを介してドレイン拡散領域と接続さ
れており、ドレイン拡散領域はその上の第3のポリシリ
コン層を介してビットラインのメタル配線と接続されて
いる。
【0008】これらのポリシリコン層上に層間絶縁膜を
形成し、その層間絶縁膜の凹み部分にSOG膜を形成し
て層間絶縁膜表面を平坦化する場合には、そのSOG膜
にクラックが発生するのを防止するためにはワードライ
ンと第3のポリシリコン層との間隔を1.4μm未満と
するか、又は2.0μmより大きくするのが好ましい。
【0009】本発明の製造方法は、次の工程(A)から
(F)を含んでいる。(A)半導体基板に素子分離領域
を形成した後、メモリ領域のゲート絶縁膜を形成する工
程、(B)メモリ領域のゲート絶縁膜上にコントロール
ゲートを兼ねるワードラインが互いに並列に形成された
2層ポリシリコン・スタックゲートを形成する工程、
(C)メモリ領域のソース拡散領域はワードラインに沿
った複数のメモリ素子で連続し、ドレイン拡散領域は前
記素子分離領域によりワードライン方向に分離されてい
るソース・ドレイン領域を形成する工程、(D)周辺ト
ランジスタ領域ではゲート絶縁膜を形成するとともに、
メモリ領域ではスタックゲートの周囲及び基板上に酸化
膜を形成する熱酸化工程、(E)第3層目のポリシリコ
ン層を堆積し、周辺トランジスタのゲート電極と、メモ
リ領域ではワードラインと並列に形成されたポリシリコ
ン層を形成するパターン化工程、(F)周辺トランジス
タのソース・ドレイン領域を形成する工程。好ましい態
様では、上記の熱酸化工程(D)とパターン化工程
(E)での第3層目ポリシリコン層の堆積との間に、写
真製版とエッチングによりメモリ領域のソース拡散領域
とドレイン拡散領域の一方又は両方にコンタクトホール
を形成する工程をさらに含んでいる。
【0010】
【作用】ワードラインと並列に第3のポリシリコン層が
形成されているので、ワードラインとその上に形成され
るメタル配線との間の層間絶縁膜の表面のアスペクト比
が小さくなり、平坦性が改善される。ソース拡散領域上
にコンタクトホールを設けてその上に形成された第3の
ポリシリコン層と導通させることにより、ソース抵抗が
減少し、メモリの書込み特性が向上し、オン電流が増大
する。ドレイン拡散領域にもコンタクトホールを設け
て、その上に第3のポリシリコン層を設けてメタル配線
とドレイン拡散領域との接続をその第3のポリシリコン
層を介して行なうようにすれば、ドレイン拡散上の酸化
膜は2000Å以下と薄くできるので、微細なコンタク
トホールを形成することができ、また3層目のポリシリ
コン層がパット構造になるので、その3層目のポリシリ
コン層とメタル配線との間の層間絶縁膜のコンタクトホ
ールとワードラインエッジとの距離を縮小することがで
きる。
【0011】
【実施例】図2は第1の実施例を表わす。(A)はワー
ドラインと第3のポリシリコン層の配置を示す平面図、
(B)は(A)のY−Y´線位置での断面図を層間絶縁
膜まで含めて示したものである。P型シリコン基板30
に素子分離用のフィールド酸化膜32が形成され、ドレ
イン拡散領域36dがワードライン方向((A)で縦方
向)にフィールド酸化膜32により分離されており、ソ
ース拡散領域36sはワードライン方向に連続して形成
されている。ゲート酸化膜((B)では現われていな
い)が基板上に形成され、そのゲート酸化膜上にはメモ
リセルごとに分離された1層目ポリシリコン層によるフ
ローティングゲート38が形成され、その上に絶縁膜4
0を介して2層目ポリシリコン層によるコントロールゲ
ート42が形成されて、スタックゲートを構成してい
る。コントロールゲート42は(A)では縦方向の複数
のメモリセルで連続して形成されており、ワード線を兼
ねて互いに並列に形成されている。スタックゲートの表
面及びスタックゲートで被われていない基板表面が50
0〜2000Åのシリコン酸化膜44で被われ、そのシ
リコン酸化膜44及びフィールド酸化膜32上には、隣
接するワードライン間の間隔部に3層目のポリシリコン
層46が形成されている。3層目のポリシリコン層46
は例えば膜厚が3500Åで、リンなどの不純物が導入
されて低抵抗化されたものであり、周辺トランジスタ部
のゲート電極を構成しているのと同じポリシリコン層を
パターン化することにより形成されたものである。
【0012】スタックゲート及び3層目ポリシリコン層
46、並びに周辺トランジスタのゲート電極上には、N
SG膜48を介してBPSG膜50が形成されている。
BPSG膜50上の凹み部にはさらにSOG膜52が形
成されている。メモリ領域における第3層目のポリシリ
コン層46は、ソース拡散領域36s上ではワードライ
ンに沿って複数のメモリセルに共通に延びる帯状パター
ン46sとして形成されており、ドレイン拡散領域36
dを挾むワードライン間隔部においては、ドレイン拡散
領域で切断されてワードラインに沿った帯状のパターン
46dとして形成されている。ポリシリコン層46dが
切断されている部分にはNSG膜48、BPSG膜50
及びSOG膜52にコンタクトホールが開けられ、その
層間絶縁膜上に形成されるメタル配線がドレイン拡散領
域と導通させられる。
【0013】図3は第2の実施例を表わしたものであ
る。図2の実施例と比較すると、ソース拡散領域36s
及びドレイン拡散領域36dにコンタクトホールが開け
られ、そのコンタクトホールを介して3層目のポリシリ
コン層46sがソース拡散領域36sと導通し、3層目
のポリシリコン層46dがドレイン拡散領域36dと導
通している。図3では、層間絶縁膜上に形成されるメタ
ル配線は、層間絶縁膜のコンタクトホールを介して3層
目のポリシリコン層46dと接続され、そのポリシリコ
ン層46dを介してドレイン拡散領域36dと導通され
るようになる。
【0014】この場合、例えばポリシリコン層46sの
抵抗がソース拡散抵抗以下であるとすると、メモリ領域
のソース抵抗が1/2以下になり、メモリの書込み特性
の向上とオン電流の向上を図ることができる。また、ド
レイン拡散領域36d上のシリコン酸化膜44は200
0Å以下と薄くできるので、微細なコンタクトホールを
形成することができ、また3層目のポリシリコン層46
dがパット構造になるので、その3層目のポリシリコン
層46dとメタル配線との間の層間絶縁膜のコンタクト
ホールとワードラインエッジとの距離を縮小することが
できる。
【0015】次に、製造方法について図4を参照して説
明する。 (A)既知の方法により、P型シリコン基板30の表面
の素子分離領域にチャネルストッパ層とフィールド酸化
膜32を形成し、メモリ領域のゲート酸化膜33を形成
した後、フローティングゲート用のリンなどの不純物が
導入された1層目ポリシリコン層を形成し、写真製版と
エッチングによりそのポリシリコン層をワードライン方
向に分離するスリットを形成する。その後、フローティ
ングゲートを被う絶縁膜40を形成し、その上からリン
などの不純物が導入された2層目のポリシリコン層を形
成する。写真製版とエッチングにより2層目のポリシリ
コン層と1層目のポリシリコン層にパターン化を施すこ
とによって、コントロールゲート42とフローティング
ゲート38を形成してスタックゲートとする。その後、
スタックゲートをマスクにして基板に砒素などの不純物
をイオン注入してソース拡散領域36sとドレイン拡散
領域36dを形成する。
【0016】(B)周辺トランジスタのゲート酸化膜を
形成するために920℃、ウエット雰囲気で酸化を行
い、周辺トランジスタのゲート酸化膜60として100
〜400Åの酸化膜を形成する。このとき、メモリ領域
の2層ポリシリコン層38,40にはリンなどの不純物
が導入されており、基板露出部ではソース拡散領域36
s、ドレイン拡散領域36dには砒素などの不純物が導
入されているため、スタックゲートの周りとソース・レ
イン拡散領域36s,36d上には500〜2000Å
の熱酸化膜44が形成されるとともに、ソース拡散領域
36sとドレイン拡散領域36dに注入された不純物が
活性化される。なお、この酸化の前にソース拡散領域3
6sとドレイン拡散領域36dに注入された不純物を活
性化するための熱酸化工程を別途設けてもよい。
【0017】(C)次に、3層目のポリシリコン膜を例
えばCVD法により3500Åの厚さに堆積し、リンな
どの不純物を導入した後、写真製版とエッチングにより
パターン化を行い、周辺トランジスタのゲート電極62
を形成する。このとき、同時にメモリ領域では図2に示
されるように、ワードライン間の間隔部にポリシリコン
層46s,46dが残るように、写真製版でのマスクを
設計しておく。その後、BPSG膜や、NSG膜とBP
SG膜の2層膜などの層間絶縁膜を堆積し、熱処理を施
してリフローする。BPSG膜の平坦性を向上させるた
めに、SOG膜を塗布しベーキングを行ってBPSG膜
の凹み部のみにSOG酸化膜を形成する。その状態が図
2の(B)である。
【0018】図2の実施例を製造する方法では、従来の
不揮発性半導体メモリ装置の製造工程における3層ポリ
シリコンプロセスに何ら工程を追加することなく、平坦
性の向上を図ることができる。図3の実施例を製造する
場合は、図4の工程(B)の後、写真製版とエッチング
によりメモリ領域のソース拡散領域36sとドレイン拡
散領域36d上の酸化膜44にコンタクトホールを開け
る。図4の(D)はそのコンタクトホール64の位置を
表わしたものである。その後、3層目のポリシリコン層
を堆積し、写真製版とエッチングによりパターン化を施
して、周辺トランジスタのゲート電極62と、図3に示
されるワードライン間のポリシリコン層46s,46d
を形成する。
【0019】BPSG膜の層間絶縁膜の凹み部にSOG
膜52を埋める場合、図5のように、例えば6000Å
の厚さのフィールド酸化膜70上に厚さが6000Åの
ポリシリコン層パターン72を形成し、BPSG膜を形
成した後、そのBPSG膜の凹み部にSOG法によりシ
リコン酸化膜を残し、隣接するポリシリコン層パターン
72間のスペースをパラメータとしてSOG膜にクラッ
クが発生するか否かを調べた。SOG膜がリンを導入し
たクラックの生じにくいSOG膜である場合にも、図5
中の表に示されるように、1.4〜2.0μmの範囲では
クラックが生じた。したがって、クラックが生じにくい
ようにするには、ポリシリコン層パターン間のスペース
を1.4μm未満とするが、2.0μmより大きくすれば
よい。
【0020】
【発明の効果】本発明ではワードライン間に形成した3
層目のポリシリコン層がワードライン間の谷を埋め込
み、メモリ領域のスタックゲートとその上のメタル配線
との間の層間絶縁膜の平坦性を向上させる。ワードライ
ンと3層目ポリシリコン層は別の層であることから解像
度の制限を受けず、ワードラインと3層目ポリシリコン
のスペースは自由に設定することができる。従来の3層
ポリシリコンプロセスと同じ工程数で層間絶縁膜の平坦
性の向上を図ることができる。ソース拡散領域にコンタ
クトホールによって第3層目のポリシリコン層を導通さ
せるようにすれば、従来の3層ポリシリコンプロセスに
1つのパターン化工程を追加するだけで、ソース抵抗を
減少させ、メモリの書込み特性を向上させ、オン電流を
増大させることができる。この場合は従来の3層ポリシ
リコンプロセスにパターン化のための工程を1つ追加す
るだけですむ。ドレイン拡散領域にコンタクトホールを
設け、その上に第3のポリシリコン層を介してメタル配
線と接続するようにすれば、ドレイン拡散上に微細なコ
ンタクトホールを形成することができ、また第3のポリ
シリコン層がパッド構造になるので第3のポリシリコン
層とメタル配線との間の層間絶縁膜に形成するコンタク
トホールとワードラインエッジとの距離を縮小すること
ができる。したがって、メモリセルのドレイン拡散領域
を挟んだワードライン間隔を小さくすることができ、製
品のコストダウンを図ることができる。この場合も従来
の3層ポリシリコンプロセスにパターン化のための工程
を1つ追加するだけですむ。ワードラインと第3のポリ
シリコン層との間隔が1.4μm未満とするか又は2.0
μmより大きくすることにより、これらのポリシリコン
層上に層間絶縁膜を形成し、その層間絶縁膜の凹みの部
分にSOG膜を形成して層間絶縁膜表面を平坦化したと
き、SOG膜にクラックが発生しにくくなり、信頼性が
高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の2層ポリシリコン不揮発性半導体メモリ
装置を示す図であり、(A)は断面図、(B)はワード
ラインのパターンを示す平面図であり、(A)は(B)
のX−X'線位置での断面図である。
【図2】第1の実施例を示す図であり、(A)は平面
図、(B)は(A)のY−Y'線位置での断面図であ
る。
【図3】第2の実施例を示す図であり、(A)は平面
図、(B)は(A)のZ−Z'線位置での断面図であ
る。
【図4】製造方法を示す図であり、(A)から(C)は
図2の実施例において周辺トランジスタのゲート電極を
形成するまでの工程を示す工程断面図、(D)は図3の
実施例を製造する工程におけるコンタクトホールの位置
を示す平面図である。
【図5】層間絶縁膜の凹部にSOG膜を残す場合の段差
スペースとクラックの有無の測定結果を示すためのもの
であり、図はポリシリコンパターンの段差スペースを示
す断面図である。
【符号の説明】
30 P型シリコン基板 32 素子分離領域 36s ソース拡散領域 36d ドレイン拡散領域 38 フローティングゲート 42 コントロールゲートを兼ねるワードライン 46s,46d 第3層目のポリシリコン層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2層ポリシリコン・スタックゲートを有
    する不揮発性半導体メモリ素子の前記スタックゲートの
    コントロールゲートを兼ねるワードラインが互いに並列
    に形成され、ソース拡散領域はワードラインに沿った複
    数のメモリ素子で連続し、ドレイン拡散領域は素子分離
    領域によりワードライン方向に分離されているメモリ領
    域を有する不揮発性半導体メモリ装置において、 各ワードライン間隔部にそれらの2層ポリシリコンとは
    絶縁膜により電気的に絶縁された第3のポリシリコン層
    がワードラインと並列に形成されていることを特徴とす
    る不揮発性半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記第3のポリシリコン層はソース拡散
    領域上ではワードラインに沿って連続しており、ドレイ
    ン拡散領域を挾むワードライン間隔部ではドレイン拡散
    領域上のコンタクトホール形成部を除いて形成されてお
    り、ドレイン拡散領域にはコンタクトホールを介してビ
    ットラインのメタル配線が接続されている請求項1に記
    載の不揮発性半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 前記第3のポリシリコン層はソース拡散
    領域上ではワードラインに沿って連続しており、ドレイ
    ン拡散領域にはコンタクトホールが形成され、ドレイン
    拡散領域を挾むワードライン間隔部では前記第3のポリ
    シリコン層がワードラインに沿って連続し、かつ前記コ
    ンタクトホールを介してドレイン拡散領域と接続されて
    おり、ドレイン拡散領域はその上の第3のポリシリコン
    層を介してビットラインのメタル配線と接続されている
    請求項1に記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 ソース拡散領域上の前記第3のポリシリ
    コン層はコンタクトホールを介してソース拡散領域と導
    通している請求項2又は3に記載の不揮発性半導体メモ
    リ装置。
  5. 【請求項5】 ワードラインと前記第3のポリシリコン
    層との間隔が1.4μm未満又は2.0μmより大きく、
    これらのポリシリコン層上には層間絶縁膜が形成され、
    その層間絶縁膜の凹みの部分にはSOG膜が形成されて
    層間絶縁膜表面が平坦化されている請求項1から4のい
    ずれかに記載の不揮発性半導体メモリ装置。
  6. 【請求項6】 以下の工程(A)から(F)を含む半導
    体メモリ装置の製造方法。 (A)半導体基板に素子分離領域を形成した後、メモリ
    領域のゲート絶縁膜を形成する工程、(B)メモリ領域
    のゲート絶縁膜上にコントロールゲートを兼ねるワード
    ラインが互いに並列に形成された2層ポリシリコン・ス
    タックゲートを形成する工程、(C)メモリ領域のソー
    ス拡散領域はワードラインに沿った複数のメモリ素子で
    連続し、ドレイン拡散領域は前記素子分離領域によりワ
    ードライン方向に分離されているソース・ドレイン領域
    を形成する工程、(D)周辺トランジスタ領域ではゲー
    ト絶縁膜を形成するとともに、メモリ領域ではスタック
    ゲートの周囲及び基板上に酸化膜を形成する熱酸化工
    程、(E)第3層目のポリシリコン層を堆積し、周辺ト
    ランジスタのゲート電極と、メモリ領域ではワードライ
    ンと並列に形成されたポリシリコン層を形成するパター
    ン化工程、(F)周辺トランジスタのソース・ドレイン
    領域を形成する工程。
  7. 【請求項7】前記熱酸化工程(D)とパターン化工程
    (E)での第3層目ポリシリコン層の堆積との間に、写
    真製版とエッチングによりメモリ領域のソース拡散領域
    とドレイン拡散領域の一方又は両方にコンタクトホール
    を形成する工程をさらに含んでいる請求項6に記載の半
    導体メモリ装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10058948A1 (de) * 2000-11-28 2002-06-06 Infineon Technologies Ag Halbleiterschaltungsanordnung sowie dazugehöriges Herstellungsverfahren
KR100417645B1 (ko) * 1996-12-28 2004-04-13 주식회사 하이닉스반도체 반도체소자의층간절연막형성방법

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