JPH08328330A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08328330A
JPH08328330A JP7133984A JP13398495A JPH08328330A JP H08328330 A JPH08328330 A JP H08328330A JP 7133984 A JP7133984 A JP 7133984A JP 13398495 A JP13398495 A JP 13398495A JP H08328330 A JPH08328330 A JP H08328330A
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JP
Japan
Prior art keywords
photoconductor
developing roller
image forming
forming apparatus
toner
Prior art date
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Pending
Application number
JP7133984A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Otoshi
卓男 大歳
Masahiko Hayashi
雅彦 林
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 画像形成装置10は、それぞれが本体に独立
して着脱自在に取り付けられるドラムユニット12およ
び現像ユニット14を含み、ドラムユニット12は感光
体18を含み、現像ユニット14は現像ローラ16を含
む。現像ローラ16は感光体18より大きい周速で回転
される。また、感光体18(伝達ギア24a)に摩擦抵
抗(減衰力)を付与して感光体18の回転むらを抑制す
るブレーキ手段26が設けられる。 【効果】 現像ローラから感光体へ十分な量のトナーを
供給できるとともに、感光体の回転むらが抑制できるの
で、画質を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像形成装置に関し、
特にたとえば電子写真方式を利用したプリンタ,ファク
シミリ,複写機等に用いられる、画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の画像形成装置1は、図9
に示すように、現像ユニット5とドラムユニット7を含
む。このドラムユニット7は、像担持体である円筒状の
感光体2と、この感光体2を帯電する帯電装置3と、感
光体2に残留したトナーを掻き落とすクリーニング装置
6とを含む。また、現像ユニット5は、トナー薄層を形
成しかつ感光体2に接触する現像ローラ4と、トナーを
収容するトナー収容室9とを含む。ドラムユニット7お
よび現像ユニット5は、それぞれ独立して着脱自在に画
像形成装置1本体に取り付けられ、たとえばトナーや現
像ローラ4といった消耗品を補充または交換する場合に
は、それらを内含する現像ユニット5のみを画像形成装
置1から取り外して行う。
【0003】また、ドラムユニット7および現像ユニッ
ト5は、図9に示すように、それぞれが画像形成装置1
本体に装着された状態で、所定の圧力で互いに接するよ
うに構成される。そして、感光体2および現像ローラ4
は、画像形成装置1本体に内蔵される駆動モータによっ
て駆動され、感光体2が矢印E方向、現像ローラ4が矢
印F方向にたとえば同一周速で回転される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】たとえば上述のように
感光体2と現像ローラ4の周速比が1:1に設定されて
いると、表面にトナーを薄層化させた現像ローラ4を感
光体2に押圧させた際に、現像ローラ4のトナーが感光
体2に適当に移行されず、記録紙に転写された画像が不
鮮明になり、画質がよくないという欠点があった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、感
光体および現像ローラを独立して装着できるようにした
場合でも、画質の低下を生じない、画像形成装置を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、それぞれが
独立して着脱自在に本体に装着される感光体および現像
ローラを含む画像形成装置において、現像ローラの周速
を感光体の周速よりも大きく設定し、さらに感光体の回
転むらを抑制するブレーキ手段を備えることを特徴とす
る、画像形成装置である。
【0007】
【作用】感光体と現像ローラが、異なる周速(現像ロー
ラが感光体よりも大きい周速)で回転し、かつ、互いに
接するように構成されるので、現像ローラは、感光体の
表面をすべりながら回転する。したがって、現像ローラ
と感光体との間にトナー溜まりが形成され、現像ローラ
表面に十分な量のトナーが供給される。また、ブレーキ
手段を設けることによって、このブレーキ手段が感光体
の回転に対して抵抗として作用する。したがって、感光
体および現像ローラを独立して装着するようにしても、
感光体に回転むらが生じることはない。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、感光体と現像ローラ
との周速比を相違させることによって、感光体上に十分
な量のトナーが供給されるとともに、ブレーキ手段によ
って感光体の回転むらが抑制できるので、画質の低下を
防止することができる。この発明の上述の目的,その他
の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の
実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1および図2に示す電子写真方式を用いた
この実施例の画像形成装置10は、ファクシミリや複写
機等に用いられ、ドラムユニット12と現像ユニット1
4とを含む。ドラムユニット12は、現像剤担持体とな
る感光体18と、この感光体18を帯電させる帯電装置
20と、感光体18の表面に残留したトナーなどの現像
剤(以下、単に「トナー」という)を掻き落とすクリー
ニング装置22を含む。これら感光体18,帯電装置2
0およびクリーニング装置22は、ケーシング32内に
収容される。
【0010】感光体18は、円筒状であって、この感光
体18の回転軸に伝達ギア24aが固着される。つま
り、感光体18は、伝達ギア24aによって回転力を付
与される。伝達ギア24aは、ドラムユニット12が画
像形成装置10本体に装着された状態において、図3に
示すように、本体に設けられた駆動ギア34aと係合す
る。この駆動ギア34aは、歯車等からなる図示しない
減速機構を介して、本体に内蔵された駆動モータ(図示
せず)と接続されており、この駆動モータの駆動力が、
駆動ギア34aそして伝達ギア24aを介して、感光体
18に伝達され、感光体18が、所定の一定周速で矢印
A方向へ回転される。なお、この伝達ギア24aは、た
とえばポリアセタールのような合成樹脂からなる。
【0011】伝達ギア24aの内周には、感光体18の
回転むらを抑制するブレーキ手段26が取り付けられ
る。具体的には、このブレーキ手段26は、たとえばC
リング状のばね部材52からなり、このばね部材52
が、このばね部材52の外周面と伝達ギア24aの内周
面とが接触するように取り付けられる。ばね部材52
は、図4に示すように、その軸心方向からみて、その内
周側をたとえばステンレスのような弾性体で形成し、外
周側をポリエチレンのような耐熱性樹脂で形成した2層
構造である。さらに、ばね部材52の外径D0 は、伝達
ギア24aの内径D1よりも僅かに大きく設定される。
したがって、このばね部材52を伝達ギア24aに装着
する場合には、ばね部材52を縮径方向へ弾性変形させ
つつ伝達ギア24a内方へ収納する。そのために、ばね
部材52は、伝達ギア24aの内周面に装着された状態
において、伝達ギア24aの内周面に常に一定の押圧力
を付与する。(図5参照)。
【0012】また、図6に示すように、感光体18の軸
受56に突片58を設け、その突片58がばね部材52
の切欠部に嵌合して、ばね部材52が回転不能とされ
る。すなわち、ばね部材52(ブレーキ手段26)は、
常に、静止状態であって、回転する伝達ギア24aの内
周面に適度な圧力を付与することによって、伝達ギア2
4aとばね部材52との間に回転負荷つまり摩擦力を発
生させている。
【0013】クリーニング装置22および帯電装置20
は、感光体18の回転方向(矢印A方向)上流側よりこ
の順に設けられ、帯電装置20は、たとえばコロナ放電
器等からなる。現像ユニット14は、感光体18上に形
成された静電潜像をトナーにより顕像化するものであっ
て、円筒状の現像ローラ16と、トナーを収容するトナ
ー収容室42とを含む。このトナー収容室42および現
像ローラ16は、ケーシング40に収容される。また、
感光体18と同様、現像ローラ16の回転軸に伝達ギア
24bが固着される。この伝達ギア24bは、現像ユニ
ット14が画像形成装置10本体に装着された状態にお
いて、図3に示すように、本体に設けられた駆動ギア3
4bと係合する。駆動ギア34bは、先に述べた駆動ギ
ア34aと同様、駆動モータ(図示せず)と接続され
る。そして、駆動力が駆動ギア34bならびに伝達ギア
24bを介して、現像ローラ16に伝達され、現像ロー
ラ16は、感光体18の周速より大きい所定の一定周速
で矢印B方向へ回転する。現像ローラ16の周速と感光
体18の周速との比は、たとえば1.2〜2:1程度、
好ましくは、1.5〜1.8:1に設定される。実施例
では、1.7:1に設定した。
【0014】ドラムユニット12と現像ユニット14
は、それぞれ、独立して画像形成装置10本体に着脱自
在に取り付けられ、その状態において、感光体18と現
像ローラ16とが、所定圧力で互いに接するように構成
される。このような画像形成装置10において、ドラム
ユニット12と現像ユニット14とを画像形成装置10
本体に装着して、電源を供給して駆動モータを駆動する
と、矢印A方向へ回転する感光体18に、帯電装置20
によってたとえば正の電荷が与えられる。正の電荷が与
えられた感光体18の表面には、ハロゲンランプ等の光
源48によって原稿を明暗像(光像)として投影して、
静電潜像が形成される。この静電潜像は、表面にトナー
を薄層化させた現像ローラ16を感光体18の表面に押
圧することによって、トナー像として顕像化される。な
お、トナーは、感光体18の表面の電荷極性と同一の磁
性(この場合、正の電荷)を帯びている。
【0015】また、先に述べたように、現像ローラ16
の周速を感光体18のそれより大きくしているので、上
述の現像プロセスにおいて、現像ローラ16がすべりな
がら感光体18に押圧される。したがって、感光体18
と現像ローラ16との接触部分に適度なトナー溜まりが
形成され、それによって、感光体18表面に十分な量の
トナーが供給され、画質(特に黒べた部分)が向上す
る。
【0016】次に、給紙装置50によって記録紙が感光
体18に重ねられ、記録紙の背面から、転写装置28に
よって負の電荷が与えられる。この放電により、潜像電
荷とトナーとの吸引力は弱められ、トナーは記録紙へ移
行し、トナー像が転写される。記録紙に移行せずに感光
体18の表面に残留したトナーは、クリーニング装置2
2によって払拭される。クリーニング装置22によって
払拭されたトナーは、廃トナー収納室30に収容され
る。そして、記録紙に熱や圧力等を加えて、トナーを記
録紙に定着させる。
【0017】図7は伝達ギア24aと駆動ギア34aと
の接合状態を示す。上述したように、駆動モータの駆動
力が、駆動ギア34aを介して、伝達ギア24aに伝達
され、感光体18を矢印A方向に回転させる。また、感
光体18へ接触する現像ローラ16は、駆動ギア34b
(図3参照)によって矢印B方向へ回転する。このと
き、感光体18と現像ローラ16の周速比が1:1であ
る場合には、感光体18と現像ローラ16との間にはす
べりが生じないため、駆動ギア34aのギア46は、伝
達ギア24aのギア44の一面44a側に当接してギア
44を押圧する。しかし、この実施例のように、感光体
18と現像ローラ16の周速を相違させると、感光体1
8と現像ローラ16との間にすべりが生じて、駆動ギア
34aのギア46は、伝達ギア24aのギア44の一面
44a側あるいは他面44b側に不規則に当接する。こ
れは、ギア44とギア46とのバックラッシュによるも
のであって、駆動ギア34aからの駆動力が伝達ギア2
4aに不連続かつ不規則に伝達されて、感光体18は回
転むらを生じる。
【0018】そこで、この実施例の画像形成装置10で
は、ブレーキ手段26を設けることによって、感光体1
8(伝達ギア24a)の運動や振動に対して、ブレーキ
手段26を抵抗として作用させる。すなわち、減衰力を
付与させて、感光体18の回転むらを抑制している。し
たがって、現像ローラ16の表面状態不良,回転むら,
偏心,トナー層厚の変動等が生じた場合であっても、感
光体18は、常に一定速度で回転する。よって、回転む
ら等に起因する画質の低下が抑制される。
【0019】なお、図8は他の実施例を示し、この実施
例では、ブレーキ手段26は、感光体18に当接する押
圧部材36と、この押圧部材36を感光体18の軸心方
向へ押圧する弾発部材38とを含む。押圧部材36は、
感光体18との接触面にフェルト生地等を貼り付けたも
ので、弾発部材38によって、押圧部材36を感光体1
8表面に押圧して、摩擦力を発生させ、抵抗力を付与し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例のドラムユニットと現像ユニットと
の関係の一例を示す図解図である。
【図3】図1実施例の感光体と現像ローラとの関係の一
例を示す図解図である。
【図4】図1実施例のブレーキ手段を示す図解図であ
る。
【図5】図1実施例のブレーキ手段と伝達ギアとの関係
の一例を示す図解図である。
【図6】図1実施例のブレーキ手段の取付状態を示す図
解図である。
【図7】図1実施例の伝達ギアと駆動ギアとの関係の一
例を示す図解図である。
【図8】他の実施例を示す図解図である。
【図9】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10 …画像形成装置 12 …ドラムユニット 14 …現像ユニット 16 …現像ローラ 18 …感光体 26 …ブレーキ手段 36 …押圧部材 38 …弾発部材 52 …ばね部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれが独立して着脱自在に本体に装着
    される感光体および現像ローラを含む画像形成装置にお
    いて、 前記現像ローラの周速を前記感光体の周速よりも大きく
    設定し、さらに前記感光体の回転むらを抑制するブレー
    キ手段を備えることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記感光体に回転力を付与する伝達ギアを
    さらに備え、前記ブレーキ手段は前記伝達ギアの内周面
    に当接するばね部材を含む、請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】前記ブレーキ手段は前記感光体に当接する
    押圧部材と、この押圧部材を前記感光体の軸心方向へ押
    圧する弾発部材とを含む、請求項1記載の画像形成装
    置。
JP7133984A 1995-05-31 1995-05-31 画像形成装置 Pending JPH08328330A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7133984A JPH08328330A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 画像形成装置

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JP7133984A JPH08328330A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 画像形成装置

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JPH08328330A true JPH08328330A (ja) 1996-12-13

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ID=15117674

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JP7133984A Pending JPH08328330A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 画像形成装置

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JP (1) JPH08328330A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013073138A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Oki Data Corp プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013073138A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Oki Data Corp プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US8837983B2 (en) 2011-09-29 2014-09-16 Oki Data Corporation Process cartridge and image forming apparatus

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000516