JPH08327848A - 光ファイバ融着接続機の防風装置 - Google Patents

光ファイバ融着接続機の防風装置

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JPH08327848A
JPH08327848A JP13154395A JP13154395A JPH08327848A JP H08327848 A JPH08327848 A JP H08327848A JP 13154395 A JP13154395 A JP 13154395A JP 13154395 A JP13154395 A JP 13154395A JP H08327848 A JPH08327848 A JP H08327848A
Authority
JP
Japan
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cover
optical fiber
fusion splicing
fiber fusion
splicing machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP13154395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Arakawa
建一郎 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOUDENTSUU KK
Original Assignee
TOUDENTSUU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 架空光ケーブルの融着接続における接続不良
を防ぐ。 【構成】 架空光ケーブルの融着接続を行うための光フ
ァイバ融着接続機1に、その接合機構2を覆う開閉自在
のカバー3を設ける。カバー3には接続される光ケーブ
ルを接合機構2に案内するための切欠18が形成されて
いる。カバー3は透明のアクリル板にて成形されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架空光ケーブルの融着
接続を行うための光ファイバ融着接続機の防風装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に光ファイバの接続は、毛髪ほどの
光ファイバの端面を極めて平滑になるように切断する工
程と、接続しようとする二本の光ファイバの端面を正確
に対向,突き合わせる(軸合わせ)工程と、軸合わせさ
れた光ファイバを接続,補強する工程とから成り立って
いる。接続方法には大きく分けて、一度接続すると取り
外しのできない永久接続法(スプライシング)と、着脱
可能なコネクタ法とがある。このうち永久接続法として
は、放電加熱により光ファイバを溶かして接続する融着
法が標準工法として広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで光ファイバの
ケーブルは通常地中に埋設されており、そのケーブル接
続作業は持ち運び可能な融着接続機を使用して行うよう
になっているが、この融着接続機によって、地上に設置
される架空光ファイバケーブルを融着接続する場合は、
柱上作業となるために、風の影響を受けてしまう。すな
わち融着接続機の放電光が風によってゆらぎ、ファイバ
心全心が均一に融着できなくなって、接続不良が生じる
という問題があった。
【0004】そこで本発明は、架空光ケーブルの融着接
続における接続不良を防ぐことができる光ファイバ融着
接続機の防風装置を提供すべく創案されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、架空光ケーブ
ルの融着接続を行うための光ファイバ融着接続機に、そ
の接合機構を覆う開閉自在のカバーを設けたものであ
る。このカバーは、接続される光ケーブルを接合機構に
案内するための切欠を有したものであることが好まし
い。またカバーは、透明のアクリル板にて成形されたも
のであってよい。
【0006】
【作用】上記構成によって、カバーは、外気に晒される
接合機構を覆って風を遮断し、放電光への悪影響を防
ぐ。カバーの切欠は、接合機構を覆った状態で光ケーブ
ルを接合機構に導く。アクリル板にて成形されたカバー
は、覆った接合機構及び光ケーブルを目視できるように
する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。
【0008】図1及び図2は、本発明に係わる光ファイ
バ融着接続機の防風装置の一実施例を示したものであ
る。この防風装置は、架空光ケーブルの融着接続を行う
ための光ファイバ融着接続機1に、その接合機構2のみ
を覆う開閉自在のカバー3が設けられて構成されてい
る。本実施例にあっては、空中作業用のバケット車のバ
ケット4を使用して融着接続作業を行う場合を示してい
る。
【0009】光ファイバ融着接続機1は、直方体状の本
体5と、本体5の上面に設けられた接合機構2と、その
前方に配置されて接続状況等を監視するためのモニター
8と、モニター8に隣接して設けられ、放電部6を適宜
操作するための各種スイッチ9が並んだスイッチパネル
10とにより主として構成されている。接合機構2は、
電極(図示せず)を内蔵した放電部6と、接続される光
ファイバを導入固定すべく放電部6の両側に設けられた
固定具7と、放電部6と本体5の電源とを結線するコー
ド11,12とを備えている。
【0010】カバー3は透明のアクリル板にて成形さ
れ、本体5の上面のうち、スイッチパネル10以外の、
放電部6、固定具7及びコード11,12を覆うだけの
大きさで形成されている。カバー3の形状は略直方体を
呈しているが、モニター8に掛かる部分は、カバー3を
閉じてもモニター画面を明瞭に目視できるように段部1
9が形成されている。カバー3の後側面13の下端縁部
には一対のヒンジ14が設けられ、このヒンジ14を介
して本体5の上縁部に取り付けられている。またカバー
3の上面15の前方位置には、開閉操作するための把手
16が取り付けられている。そしてカバー3の両側面1
7の適宜位置には、光ケーブルの直径よりも充分大きい
切欠18が形成されている。従って、光ケーブルを融着
接続するに際しては、ヒンジ14によりカバー3を後方
に倒して、その後側面13が本体5の後面に当接した開
放状態としてから(図2)、二本の光ケーブルを固定具
7によりそれぞれ固定し、放電部6に双方の光ファイバ
の接続端面を導入する。そしてカバー3を前方に展開さ
せて接合機構6を略密閉し、この状態でスイッチ9を操
作して融着接続を行うことになる。
【0011】また図3及び図4に示すように、本実施例
における光ファイバ融着接続機1は、バケット4に着脱
自在に取り付けられた作業台21上に設置されている。
この作業台21は、断面L字状に折り曲げられた金属板
22と、その折曲部23に取り付けられた一対の取付具
24とで成る。取付具24は、断面U字状の加工片で成
り、その円弧部分がバケット4の上縁に掛け止められる
ようになっている。すなわちこの掛け止めにより折曲部
23の面がバケット4の内面に当接して、金属板22が
片持ちされることになる。金属板22は、光ファイバ融
着接続機1の重量に耐えるだけの剛性を有し、且つ作業
上必要な広さで形成されている。この広さは、作業者P
がバケット4内で作業を行うのに支障ない大きさでもあ
る。また取付具24の長さは、金属板22上に機器を載
置させたときに、その機器を操作しやすい高さとなるよ
うに調節されている。なお金属板22の前面側の縁25
は上方に折り曲げられ、金属板22或いはバケット4が
傾斜しても載置した機器が前方にずれることがないよう
にしている。この作業台21を使用することで、バケッ
ト4内のスペースを有効に利用でき、作業性も向上す
る。
【0012】このように、光ファイバ融着接続機1の本
体5に、接合機構2のみを覆うカバー3を取り付けたの
で、空中或いは地上での風を略完全に遮断した状態で、
融着接続を行うことができる。すなわち、架空光ケーブ
ルを融着接続する際に、風の影響による放電光のゆらぎ
がなくなり、接続不良の発生率を低下させることができ
る。またカバー3が開閉自在であること、切欠を有して
いること、透明であること等によって、融着接続作業は
地下での作業と同様に何等支障なく行うことができる。
そして本発明は簡単な構成なので、既存の光ファイバ融
着接続機に簡単に取り付けることができ、極めて汎用性
に富む。
【0013】なおカバー3の形状としては本実施例に限
るものではなく、接合機構2のみを覆うようになってい
ればどの様な形状でも構わない。またカバー3はヒンジ
14で展開自在のものとしたが、本体5に対して着脱自
在の構造としてもよい。さらにカバー3の材質はアクリ
ルに限らず、風により過度に変形しない程度のものでよ
い。
【0014】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、風の影響
による放電光のゆらぎがなくなり、接続不良の発生率を
低下させることができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる光ファイバ融着接続機の防風装
置の一実施例を示した斜視図である。
【図2】図1の側方から見た斜視図である。
【図3】図1の後方から見た斜視図である。
【図4】図1の作業台を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ融着接続機 2 接合機構 3 カバー 14 ヒンジ 18 切欠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架空光ケーブルの融着接続を行うための
    光ファイバ融着接続機に、その接合機構を覆う開閉自在
    のカバーを設けたことを特徴とする光ファイバ融着接続
    機の防風装置。
  2. 【請求項2】 上記カバーが、接続される光ケーブルを
    上記接合機構に案内するための切欠を有した請求項1記
    載の光ファイバ融着接続機の防風装置。
  3. 【請求項3】 上記カバーが、透明のアクリル板にて成
    形されたものである請求項1又は2に記載の光ファイバ
    融着接続機の防風装置。
JP13154395A 1995-05-30 1995-05-30 光ファイバ融着接続機の防風装置 Pending JPH08327848A (ja)

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JP13154395A JPH08327848A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 光ファイバ融着接続機の防風装置

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JPH08327848A true JPH08327848A (ja) 1996-12-13

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ID=15060542

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JP13154395A Pending JPH08327848A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 光ファイバ融着接続機の防風装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6030934A (en) * 1997-02-19 2000-02-29 3M Innovative Properties Company Azeotropic compositions of methoxy-perfluoropropane and their use
JP2010054689A (ja) * 2008-08-27 2010-03-11 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバ接続用作業台
JP2014519616A (ja) * 2011-02-01 2014-08-14 アムルター・コーポレーション・エスディーエヌ・ビーエイチディー 光ファイバー接続システム
WO2022080382A1 (ja) * 2020-10-15 2022-04-21 住友電工オプティフロンティア株式会社 融着接続機の収容ケース、及び融着接続機セット

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