JPH0832705A - ドアホン装置 - Google Patents

ドアホン装置

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JPH0832705A
JPH0832705A JP6163695A JP16369594A JPH0832705A JP H0832705 A JPH0832705 A JP H0832705A JP 6163695 A JP6163695 A JP 6163695A JP 16369594 A JP16369594 A JP 16369594A JP H0832705 A JPH0832705 A JP H0832705A
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Kinya Takemura
欣也 竹村
Kunio Tanaka
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】屋内はもとより外出中であっても訪問者の応
対、ならびに確認が可能なドアホン装置の提供。 【構成】このドア装置は、音声と音声信号とを相互に変
換する玄関子機1と、玄関子機1から送られた音声信号
を電話回線3に出力する一方、電話回線3から入力した
音声信号を玄関子機1に送る中継親機2と、電話回線3
を介して携帯電話の基地局4に送られここで電波に変換
されて送信される音声信号を受信して発声処理する一
方、音声を音声信号に変換したのち電波に変換して基地
局4に向けて送信する携帯送受信機5とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、玄関先の訪問者と応対
する際に用いられるドアホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビドアホン装置は、マイク、
スピーカ、およびTVカメラを備えた玄関子機を玄関等
に設置する一方、マイク、スピーカ、およびTVモニタ
を備えた親機を室内(リビング等)に設置して構成され
ており、玄関子機から送られてくる映像を屋内(リビン
グ等)の親機で見ながら訪問者と通話するものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テレビドアホン装置では、外出時の訪問者と応対するこ
とができないという問題があった。
【0004】本発明は、このような問題を解消し、屋内
はもとより屋外(外出中)であっても訪問者の対応、並
びに確認が可能なドアホン装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、音声と音声信号とを相互に変換す
る玄関子機と、前記玄関子機から送られた音声信号を電
話回線に出力する一方、電話回線から入力した音声信号
を前記玄関子機に送る中継親機と、電話回線を介して携
帯電話の基地局に送られここで電波に変換されて送信さ
れる音声信号を受信して発声処理する一方、音声を音声
信号に変換したのち電波に変換して前記基地局に向けて
送信する携帯送受信機とを有することに特徴がある。
【0006】なお、前記玄関子機は撮影手段を有してお
り、前記中継親機は、前記玄関子機から送られた映像信
号をA/D変換して記憶蓄積するとともに、記憶蓄積し
た映像信号を読み出して変調処理を施したのち電話回線
に出力する手段を有しており、前記携帯送受信機は、電
話回線を介して携帯電話の基地局に送られここで電波に
変換されて送信される映像信号を受信したうえで、当該
映像信号に復調処理を施したのち記憶蓄積するとともに
記憶蓄積した映像信号を読み出してD/A変換して映像
表示する手段を有しているのが好ましい。
【0007】また、前記中継親機は、前記玄関子機から
送られた音声信号を音声圧縮するとともに、電話回線か
ら入力した音声信号を音声伸長する手段を有しており、
前記携帯送受信機は、受信した音声信号を音声伸長する
とともに、送信する音声信号を音声圧縮する手段を有し
ているのが好ましい。
【0008】さらに、前記中継親機は、玄関子機から送
られた映像信号を画像圧縮する手段を有しており、前記
携帯送受信機は受信して復調した映像信号を画像伸長す
る手段を有しているのが好ましい。
【0009】さらには、前記携帯送受信機は、受信した
映像情報を表示する液晶表示部を備えているのが好まし
い。
【0010】さらにまた、前記携帯送受信機は、映像信
号を複数フィールド分、記憶蓄積する画像記憶メモリを
備えているのが好ましい。
【0011】
【作用】上記構成によれば、玄関子機から中継親機に送
られた音声信号は電話回線に送られたのち、この電話回
線に通じる携帯電話の基地局で電波に変換されて送信さ
れる。そして、このようにして送信された音声信号を受
信した携帯送受信機がこの音声信号を発声処理する。一
方、携帯送受信機に向けて発声された利用者の音声は音
声信号に変換され、さらに、電波に変換されて基地局に
向けて送信される。そして、基地局、ならびに電話回線
を介して送信音声信号を中継親機が受け取って玄関子機
に送り、玄関子機が発声処理する。したがって、携帯送
受信機を所持しておれば、屋内であろうと、屋外、すな
わち外出中であろうと、玄関子機に向かって発声してい
る訪問者に応対することができる。
【0012】前記玄関子機は撮影手段を有しており、前
記中継親機は、前記玄関子機から送られた映像信号をA
/D変換して記憶蓄積するとともに、記憶蓄積した映像
信号を読み出して変調処理を施したのち電話回線に出力
する手段を有しており、前記携帯送受信機は、電話回線
を介して携帯電話の基地局に送られここで電波に変換さ
れて送信される映像信号を受信したうえで、当該映像信
号に復調処理を施したのち記憶蓄積するとともに記憶蓄
積した映像信号を読み出してD/A変換して映像表示す
る手段を有していれば、訪問者応対中、携帯送受信機
で、訪問者の姿を確認することができるようになる。
【0013】前記中継親機は、前記玄関子機から送られ
た音声信号を音声圧縮するとともに、電話回線から入力
した音声信号を音声伸長する手段を有しており、前記携
帯送受信機は、受信した音声信号を音声伸長するととも
に、送信する音声信号を音声圧縮する手段を有していれ
ば、狭帯域である電波を介しても効率よく音声信号を伝
送することができるようになる。
【0014】前記中継親機は、玄関子機から送られた映
像信号を画像圧縮する手段を有しており、前記携帯送受
信機は受信して復調した映像信号を画像伸長する手段を
有していれば、狭帯域である電波を介しても効率よく映
像信号を伝送することができるようになる。
【0015】前記携帯送受信機は、受信した映像を表示
する液晶表示部を備えていれば、携帯送受信機の小型
化、薄型化、さらには、軽量化を図ることができるよう
になる。
【0016】前記携帯送受信機は、映像信号を複数フィ
ールド分、記憶蓄積する画像記憶メモリを備えていれ
ば、後日、この画像記憶メモリに記憶している画像を呼
び出して表示処理すれば、訪問者の姿を再確認すること
ができるようになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明のテレビドアホン装置と、
このテレビドアホン装置のシステムの全体構成を示して
いる。
【0018】このテレビドアホン装置は玄関子機1と中
継親機2と携帯送受信機5とを備えている。玄関子機1
は、訪問者の音声を音声信号に変換するマイク1aと、
音声信号を音声に変換するスピーカ1bと、TVカメラ
1cとを有している。中継親機2は、玄関子機1との間
で音声信号のやりとりを行うとともに、玄関子機1のT
Vカメラ1cから送られる映像信号を電話回線3で通信
可能な変調映像信号に変調するようになっている。3は
中継親機2が接続された電話回線である。電話回線3は
電話局の交換機も含んでいる。4は電話回線3を介して
中継親機2が接続されている携帯電話の基地局である。
基地局4は音声信号や変調映像信号を電波に変換してア
ンテナ4aから携帯電話等に向けて送信する一方、携帯
電話等から送信された電波をアンテナ4aで受信して、
音声信号や変調映像信号に変換するようになっている。
さらに、基地局4は電波から変換した変調映像信号を映
像信号に復調し、当該映像信号と音声信号とを電話回線
3に送るようになっている。
【0019】携帯送受信機5は基地局4から送信された
電波信号をアンテナ5aで受信して、音声信号や変調映
像信号に変換するようになっている。さらに、携帯送受
信機5は、変調映像信号を映像信号に復調したうえで、
音声信号はスピーカ5bで発声処理し、映像信号は液晶
表示部5cで表示処理するようになっている。また、携
帯送受信機5は、携帯者の音声をマイク5dで音声信号
に変換したうえで、電波に変換して基地局4に向けて送
信するようになっている。さらに、携帯送受波機5は電
源ボタン5eとドアホンボタン5fとを備えている。
【0020】次に中継親機2の構成を説明する。図2は
中継親機2の構成を示すブロック図である。10は玄関
子機1のTVカメラ1cが出力する映像信号を輝度信号
と、色信号(厳密には色差信号)とに分離する映像信号
処理回路である。11はアナログ信号である映像信号
(輝度信号,色差信号)をデジタル映像信号に変換する
A/D変換器である。12はデジタル映像信号を記憶す
る画像記憶メモリである。13は画像記憶メモリ12の
記憶、読み出しの各動作を制御するメモリ制御回路であ
る。14は画像記憶メモリ12から読み出されたデジタ
ル映像信号をJPEG(Joint Photographic Experts G
roup)方式で高能率符号化して画像圧縮(約1/20)
するJPEGコーデックである。15は画像圧縮された
デジタル映像信号を電話回線3で通信可能な変調映像信
号に変調するモデムである。16は玄関子機1から送ら
れた音声信号にVSELP(Vector Sum Exited Linear
Predictive)方式で音声圧縮処理を施すとともに、電
話回線3から受け取った音声信号をVSELP方式で伸
長処理を施してして玄関子機1に送り出す音声コーデッ
クである。17は映像信号伝送路と音声信号伝送路とを
切り換えるスイッチング回路である。18はスイッチン
グ回路17を介して入力された変調映像信号と音声信号
とを電話回線3に出力するとともに、電話回線3から入
力した音声信号をスイッチング回路17を介して音声コ
ーデック16に送り出すNCU回路である。19は中継
親機2全体を制御している制御部である。なお、この中
継親機2には、電話回線3を通じて通常の会話通信を行
う電話機20が接続されている。
【0021】次に携帯送受信機5の構成を説明する。図
3は携帯送受信機5の構成を示すブロック図である。
【0022】30はアンテナ5aを介して、電波の送信
・受信操作を行う送受共用器である。31は受信した電
波信号を増幅する受信器である。32は受信器31で増
幅した受信電波信号を復調する復調器である。電波信号
はπ/4QPSK(Quarter--nary Phase-shift Keyin
g)変調されており、復調器31は、このように変調さ
れた電波信号を復調している。33はTDMA通信用に
信号に変換したり、TDMA通信信号から自局宛の信号
を選択して抜き取るTDMA回路である。電波による通
信では、通常、時分割多重アクセス通信(TDMA:Ti
me-divisionMulti Access)により一つの周波数チャン
ネルに複数の回線(日本の場合は3回線)に時分割した
状態で多重通信されるようになっている。したがって、
複数の回線より自局宛の信号を選択して抜き取ったり、
TDMA通信に適したように信号を変換する必要があ
る。このような働きを行うのがTDMA回路33であ
る。34はTDMA回路33により抜き取られた自局宛
の信号のうち、デシタル映像信号をJPEG(Joint Ph
otographic Experts Group)方式で画像伸長するJPE
Gコーデックである。35はJPEG回路34で画像伸
長されたデシタル映像信号を記録蓄積する画像記憶メモ
リである。この画像記憶メモリ35は、3フィールド分
の映像信号、すなわち、3枚の静止画像を記憶できる容
量を備えている。36は画像記憶メモリ35の記憶、読
み出しの各動作を制御するメモリ制御回路である。37
は画像記憶メモリ35から読み出したデジタル映像信号
をアナログ信号に変換するD/A変換器である。38
は、D/A変換器37から出力されるアナログ映像信号
を輝度信号と、色信号(厳密には色差信号)とに分離す
る映像信号処理回路であり、分離された輝度信号、色信
号は液晶表示部5cに送られて画像表示される。39は
TDMA回路33により抜き取られた自局宛の信号のう
ち、音声信号をVSELP(Vector Sum Exited Linear
Predictive)方式で伸長処理してスピーカ5bに出力
する一方、マイク5dで拾われた音声信号をVSELP
方式で圧縮処理してTDMA回路33に出力する音声コ
ーデックである。40はTDMA回路33から出力され
た音声信号をπ/4QPSK変調させる変調器である。
41は変調された音声信号を増幅して送受共用器30に
出力する増幅器である。42は携帯送受信機5全体を制
御する制御部である。43は携帯送受信機5を操作する
操作部であり、電源ボタン5eとドアホンボタン5fと
を含んでいる。44は携帯送受信機5の電源電池であ
る。
【0023】なお、JPEG方式、VSELP方式、π
/4QPSK変調、TDMA通信、NCU回路18、モ
デム15については周知であるので、これらについての
詳細な説明は省略する。
【0024】次に、このドアホン装置の操作を説明す
る。
【0025】訪問者が玄関子機1の呼び出しボタン(図
示省略)を押す。すると、玄関子機1から中継親機2に
呼び出し信号が送られる。呼び出し信号は中継親機2の
音声コーデック16およびスイッチング回路8を経由し
て、NCU回路18から電話回線3に出力される。電話
回線3に出力された呼び出し信号は電話局の交換機(図
示省略)を経由して基地局4に送られ、携帯電話の電波
信号に変換された後、アンテナ4aから電波として送信
される。
【0026】呼び出し信号を受信した携帯送受信機5
(もちろん、このとき、携帯送受信機5の電源ボタン5
eはON操作されており、電源は”入”状態になってい
る)は、この呼び出し信号を、送受共用器30、受信器
31、復調器32、TDMA回路33、および音声コー
デック39で信号処理したのち、スピーカ5bで呼び出
し音(例えば、”ピンポン”)として発声する。これに
より、携帯送受信機保持者(使用者)は訪問者があるこ
とを知る。
【0027】そして、次に、訪問者の映像を携帯送受信
機5に送信する。すなわち、玄関子機1のTVカメラ1
cが訪問者を撮影して得られれた映像信号は、映像信号
処理回路10で輝度信号Yと色信号(厳密には色差信号
R−Y/B−Y)に分離されたのち、A/D変換器11
でディジタル映像信号に変換される。さらに、このデジ
タル映像信号はメモリ制御回路13を経由して画像記憶
メモリ12で1枚(1フィールド)の静止画像として記
憶される。
【0028】画像記憶メモリ12で記憶された映像信号
はJPEGコーディク14で画像圧縮され、モデム15
で変調された後、スイッチング回路17を経由して、N
CU回路18を介して電話回線3に出力される。電話回
線3に出力された映像信号は基地局4から電波発信され
る。
【0029】次に、携帯送受信機5の画像受信機能を説
明する。基地局4から送信された電波信号をアンテナ5
aで受信し、送受共用器30を経て受信機31で増幅し
た後、復調器32で復調(π/4 QPSK変調された
信号の復調)し、さらに、JDMA回路5で自局宛の信
号を抜き取る。この後、画像圧縮された状態の映像信号
をJPEGコーデック34で伸長して元の映像信号に戻
す。そして、メモリ制御回路36を経て画像記憶メモリ
35に記憶蓄積する。映像信号記憶記憶動作が完了し
て、映像読み出しが可能になるまでに要する時間はほん
の数秒であり、スピーカ5bが呼び出し音を発声するの
とほぼ同時に、映像読み出しが可能な状態になる。
【0030】この状態で、ドアホンボタン5fがON操
作されると、画像記憶メモリ35から映像信号が読み出
されて、D/Aコンバータ37でディジタル信号から元
のアナログ信号に変換され、さらに、映像信号処理回路
38でコンポーネント信号(Y,R−Y/B−Y)から
コンボジット信号(複合映像信号)に変換(戻す)され
たのち、液晶表示部5cで映像表示される。
【0031】静止画(訪問者の姿)の伝送、表示が終わ
ると、次に音声伝送を行う。すなわち、携帯送受信機5
への映像信号の書き込みが完了した時点で、携帯送受信
機5から画像伝送終了信号が基地局4に向けて電波送信
される。そして、中継親機2が、電話回線3からこの画
像伝送終了信号を受信すると、制御部19から切換信号
がスイッチング回路17に向けて出力される。切換信号
を受けたスイッチング回路17は映像信号伝送路をOF
Fにする一方、音声信号伝送路をONにする。そのた
め、音声信号(玄関子機1が捕らえた訪問者の音声信
号)は音声コーデック16でVSELP方式で音声圧縮
されたのち、スイッチング回路17、NCU回路18を
経由して電話回線3に出力される。
【0032】このようにして送信された音声信号は、基
地局4で電波に変換されて発信され、その電波信号を携
帯送受信機5が受信する。受信された音声信号は、受信
器31で増幅された後、復調器32で復調(π/4 Q
PSK変調された信号の復調)され、さらに、TDMA
回路5で自局宛の信号を抜き取られる。この後、音声コ
ーデック39で音声圧縮状態の音声信号が伸長されて元
の音声信号に戻された後、スピーカ5bから発声され
る。
【0033】一方、携帯送受信機5を保持している使用
者の音声はマイク5dでキャッチされ、その音声信号は
音声コーデック39で音声圧縮された後、TDMA回路
33でTDMA通信に適したように変換され、さらに、
変調器40でπ/4QPSK変調される。変調された音
声信号は増幅器41で増幅された後、送受共用器30、
アンテナ5aを介して電波送信される。
【0034】電波送信された音声信号は、基地局4で受
信されて電話回線4に出力される。電話回線4から音声
信号を入力した中継親機2は、音声信号をNCU回路1
8、スイッチング回路17に送る。スイッチング回路1
7は、このとき、音声信号伝送路をON状態をしてお
り、スイッチング回路17に送られた音声信号は音声コ
ーデック16に入力されてここで音声伸長されたのち、
玄関子機1に出力され、玄関子機1のスピーカ1bから
発声される。
【0035】訪問者との応対が終了すると、携帯送受信
機5のドアホンボタン5fが押される。すると、制御部
42から応対終了信号が出力されてアンテナ5aから電
波送信される。そして、応対終了信号を出力した制御部
42は、増幅器16、変調器15等の送信関連の機能を
停止する。
【0036】一方、電話回線3から応対終了信号を受信
した中継親機2の制御部19は、中継親機2および玄関
子機1の通話機能、撮影機能を停止する。これにより、
応対動作がすべて終了する。
【0037】なお、携帯送受信機5の画像記憶メモリ3
5には3枚の静止画の映像信号を記憶できる。すなわ
ち、静止画2枚分の記憶容量の余裕がある。そのため、
以前、訪問した訪問者二人分の静止画情報を後日まで記
憶しておくことができ、過去の訪問者の静止画情報を呼
び出して表示することで、その姿を再確認することがで
きる。
【0038】また、在宅時には、使用者の手元やリビング
等に携帯送受信機5を配置しておけば、通常のドアホン
装置と同様に使用することができるのはいうまでもな
い。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、次のよ
うな効果がある。
【0040】1.家を留守にして外出中にであっても、
訪問者と応対することができるようになり、来客に縛ら
れることなく自由に外出できるうえ、訪問者がもたらす
情報を漏らすことなく、リアルタイムに授受して対応す
ることができるという優れた効果を発揮できる。
【0041】2.玄関子機で撮影した映像を静止画とし
て伝送し、携帯送受信機で表示することもでき、そうす
れば、訪問者の顔を確認しながら応対することができ
る。
【0042】3.玄関子機および携帯送受信機でやり取
りする音声信号を帯域圧縮(高能率符号化)して伝送す
ることができる。そうすれば、狭帯域電波でも効率よく
音声信号を伝送することができる。
【0043】4.音声信号と同様、映像信号も帯域圧縮
(高能率符号化)して伝送することもできる。そうすれ
ば、狭帯域電波でも静止画の伝送を高速で行うことがで
きる。
【0044】5.携帯送受信機での映像表示を液晶表示
部で行えば、携帯送受信機の小型化、薄型化、軽量化、
低消費電力化を図ることができる。
【0045】6.携帯送受信機の画像記憶メモリとし
て、複数枚の静止画を記憶できる容量を備えたものを用
いれば、以前、訪問した訪問者の静止画情報を後日まで
記憶しておくことができ、過去の訪問者の静止画情報を
呼び出して表示することで、その姿を再確認することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るテレビドアホン装置と
このテレビドアホン装置のシステムの全体構成を示す図
である。
【図2】実施例のテレビドアホン装置を構成する玄関子
機と中継親機との構成を示すブロック図である。
【図3】実施例のテレビドアホン装置を構成する携帯送
受信機の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 玄関子機 1a マイク 1b スピーカ 1c TVカメラ 2 中継親機 3 電話回線 4 基地局 5 携帯送受信機 5b スピーカ 5c 液晶表示部 5d マイク 11 A/D変換回路 12 画像記憶メモリ 14 JPEGコーデ
ック 15 モデム 16 音声コーデック 32 復調器 34 JPEGコーデ
ック 35 画像記憶メモリ 37 D/A変換器 39 音声コーデック 40 変調器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声と音声信号とを相互に変換する玄関
    子機と、 前記玄関子機から送られた音声信号を電話回線に出力す
    る一方、電話回線から入力した音声信号を前記玄関子機
    に送る中継親機と、 電話回線を介して携帯電話の基地局に送られここで電波
    に変換されて送信される音声信号を受信して発声処理す
    る一方、音声を音声信号に変換したのち電波に変換して
    前記基地局に向けて送信する携帯送受信機とを有するこ
    とを特徴とするドアホン装置。
  2. 【請求項2】 前記玄関子機は撮影手段を有しており、 前記中継親機は、前記玄関子機から送られた映像信号を
    A/D変換して記憶蓄積するとともに、記憶蓄積した映
    像信号を読み出して変調処理を施したのち電話回線に出
    力する手段を有しており、 前記携帯送受信機は、電話回線を介して携帯電話の基地
    局に送られここで電波に変換されて送信される映像信号
    を受信したうえで、当該映像信号に復調処理を施したの
    ち記憶蓄積するとともに記憶蓄積した映像信号を読み出
    してD/A変換して映像表示する手段を有していること
    を特徴とする請求項1記載のドアホン装置。
  3. 【請求項3】 前記中継親機は、前記玄関子機から送ら
    れた音声信号を音声圧縮するとともに、電話回線から入
    力した音声信号を音声伸長する手段を有しており、 前記携帯送受信機は、受信した音声信号を音声伸長する
    とともに、送信する音声信号を音声圧縮する手段を有し
    ていることを特徴とする請求項1記載のドアホン装置。
  4. 【請求項4】 前記中継親機は、玄関子機から送られた
    映像信号を画像圧縮する手段を有しており、 前記携帯送受信機は受信して復調した映像信号を画像伸
    長する手段を有していることを特徴とする請求項2記載
    のドアホン装置。
  5. 【請求項5】 前記携帯送受信機は、受信した映像情報
    を表示する液晶表示部を備えていることを特徴とする請
    求項2記載のドアホン装置。
  6. 【請求項6】 前記携帯送受信機は、映像信号を複数フ
    ィールド分、記憶蓄積する画像記憶メモリを備えている
    ことを特徴とする請求項2記載のドアホン装置。
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