JPH08326717A - クランプ - Google Patents

クランプ

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Publication number
JPH08326717A
JPH08326717A JP7157023A JP15702395A JPH08326717A JP H08326717 A JPH08326717 A JP H08326717A JP 7157023 A JP7157023 A JP 7157023A JP 15702395 A JP15702395 A JP 15702395A JP H08326717 A JPH08326717 A JP H08326717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
bolt
ring member
clamp
shaft portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7157023A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Inaba
隆一 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP7157023A priority Critical patent/JPH08326717A/ja
Publication of JPH08326717A publication Critical patent/JPH08326717A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L33/00Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses
    • F16L33/02Hose-clips
    • F16L33/04Hose-clips tightened by tangentially-arranged threaded pin and nut

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 締付力の管理を最小限に抑えることができる
クランプを提供する。 【構成】 ボルト7のねじ部8と頭部9との間にナット
2の雌ねじ5の内径に比して小径の頭部側軸部16を形
成した。ボルト7を所定長さ前進させると、ナット2が
ボルト7のねじ部8から外れて頭部側軸部16に位置さ
れ、ボルト7の回転にかかわらずパイプ13及びホース
14に対するリング部材1の締付力が一定の大きさに維
持される。従来技術では、締付け過ぎ、締付け不足を防
止するため、締付トルク、ナット2とボルト7の螺合位
置等の計測データに基づく締付力の管理が必要とされた
が、このような締付力の管理が不要となる。また、所定
の締付力を得る上で、ナット2がボルト7のねじ部8か
ら外れるまで、中断せずにボルト7を締め付けることが
可能であり、組付時間及び組付工数を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプにホースを締結
する等のために用いられるクランプに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のクランプの一例として図15ない
し図17に示すものがある。図において、1は対をなし
て2つ設けられた断面略円形の弾性材料製のリング部材
であり、2はナットである。2つのリング部材1は、両
端側がそれぞれクロス部3でクロスし、各一端部1aは
巻き戻るように屈曲して互いに平行したものになってい
る。2つのリング部材1の他端側1bは略U字形の連結
部4を介して連接されており、この連結部4は前記一端
部1aに対面したものになっている。
【0003】ナット2は、略矩形をなし、中央部に雌ね
じ5を、またこの雌ねじ5を間にした両側に2つの嵌合
孔6を形成したものになっている。ナット2の嵌合孔6
には、前記リング部材1の一端部1aが挿入され、これ
によりこのナット2にリング部材1の一端部1aが係止
されている。ナット2の雌ねじ5には、ボルト7のねじ
部8が螺合されている。ボルト7は、頭部9にねじ部8
が連接し、ねじ部8の先端側にこのねじ部8の径に比し
て小径の先端軸部10が段差部11を持って形成されて
おり、先端軸部10は前記連結部4の内周空間を挿通し
たものになっている。先端軸部10には、連結部4と段
差部11との間に位置するようにしてワッシャ12が嵌
挿されている。
【0004】このように構成されたクランプでは、パイ
プ13にホース14を挿入して両者を締結する場合、2
つのリング部材1内にパイプ13及びホース14を挿入
し、ボルト7を絞め付けて前進させる(ナット2がボル
ト7の頭部9に近付くようにボルト7を回す)と、リン
グ部材1の一端部1a及び連結部4が互いに離間し、こ
れによりリング部材1は縮径してパイプ13及びホース
14を所望の締付力で締結することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したク
ランプでは、締付力が弱いとパイプ13内の流体の漏
れ、ホース14の抜けなどのトラブルが発生し、また強
過ぎるとホース14の損傷の原因になることがあり、こ
のような問題を発生させないために締付力の十分な管理
が必要であった。そして、このような締付力の管理のた
めに、一般にボルト7の締付トルク、ナット2及びボル
ト7の頭部9間の長さAの計測データ等に基づく締付力
の管理を行っていた。
【0006】また、リング部材1は断面略円形で周方向
に均一な剛性を有している。しかしながら、締付時には
リング部材1における周方向部分の曲げ応力が不均一と
なるため、リング部材1は局部的に変形し円形(真円)
を呈さなくなってしまう。例えばリング部材1の端部側
のクロス部3に対向した部分(以下、対向部という。)
15が他の部分に比して大きく変形してしまう。このた
め、パイプ13及びホース14に円周方向に均一に締め
付け力を加えることができず、パイプ13内を流れる
水、気体等の流体の漏れを生じる虞があった。
【0007】請求項1、2記載の発明は、上記事情に鑑
みてなされたもので、締付力の管理を最小限に抑えるこ
とができるクランプを提供することを目的とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記事情に鑑みて
なされたもので、締付時におけるリング部材の形状を円
形にできるクランプを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、両端側がクロスした弾性材
料製のリング部材の一端側をナットに係止し、他端側を
前記ナットに螺合されるボルトの先端部に係止するクラ
ンプにおいて、前記ボルトは、ねじ部と頭部との間に前
記ナットのねじ部の内径に比して小径の軸部を設けたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、上記目的を達成す
るために、両端側がクロスした弾性材料製のリング部材
の一端側をナットに係止し、他端側を前記ナットに螺合
されるボルトの先端部に係止するクランプにおいて、前
記ボルトは、ねじ部と頭部との間に、前記ナットのねじ
部の内径に比して小径でかつ前記ナットのねじ部の厚さ
に比して長い第1軸部を前記ボルトのねじ部に連接して
設けると共に、前記第1軸部に比して大径の第2軸部を
第1軸部に連接して設け、前記ナットは、該ナットのね
じ部に連接して前記第2軸部に挿通する円筒部を形成し
たことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、上記目的を達成す
るために、請求項1または2記載の構成において、リン
グ部材が、端部側のクロス部分と対向する部分の断面が
径方向外方に延びる扁平形状であることを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の構成とすれば、ナットに螺合し
たボルトを前進させると、リング部材が縮径してリング
部材内の管に対する締付力が大きくなる。また、ボルト
を所定長さ前進させると、ナットがボルトのねじ部から
外れて軸部に位置され、ボルトの回転にかかわらず管に
対するリング部材の締付力が一定の大きさに維持され
る。
【0013】請求項2記載の構成とすれば、ナットのね
じ部が第1軸部に位置してリング部材に所定の締付力を
発揮させているとき、ナットの円筒部が第2軸部に挿通
して、ナットは、ボルトにバランスよく嵌合した状態に
なる。
【0014】請求項3記載の構成とすれば、リング部材
における端部側のクロス部と対向する部分の剛性が高く
なり、ボルトの締付時に当該部分が局部的に変形するこ
とが防止される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1実施例のクランプを図1
及び図2に基づいて説明する。このクランプは、上述し
た図15ないし図17に示すクランプに比して、頭部側
軸部16を有するボルト7を設けたことが異なってお
り、他の部材、部分は図15ないし図17に示すものと
同等であり、この同等部材、部分については同一符号を
付してその説明は、適宜省略する。なお、リング部材1
としては鋼が用いられている。
【0016】ボルト7は、ねじ部8と頭部9との間に前
記ナット2の雌ねじ5の内径に比して小径の頭部側軸部
16を備えている。この場合、頭部側軸部16の径はナ
ット2の雌ねじ5の内径に比して、わずかに小径になっ
ており、ナット2が頭部側軸部16にバランス良く、い
わゆるインロー状態で嵌挿されるようになっている。頭
部側軸部16の長さEは、ナット2の高さHに比して大
きい値(E>H)に設定されている。ボルト7のねじ部
8は、長さLに設定されており、ナット2がねじ部8か
ら外れて頭部側軸部16に位置した状態でリング部材1
の内径が寸法Dになるようにされている。
【0017】このクランプでは、パイプ13にホース1
4を挿入して両者を締結する場合、2つのリング部材1
内にパイプ13及びホース14を挿入し、ボルト7を絞
め付けて前進させる(ナット2がボルト7の頭部9に近
付くようにボルト7を回す)と、リング部材1の一端部
1aと連結部4が離間し、これによりリング部材1は縮
径して締付力が大きくなる。ボルト7を長さL前進させ
ると、ナット2がボルト7のねじ部8から外れて頭部側
軸部16に位置することになる。この状態で、リング部
材1の内径は寸法Dに縮径されており、パイプ13及び
ホース14が所望の締付力で締め付けられる。この場
合、さらにボルト7を前進方向に回転しても、ナット2
はボルト7の頭部9側に移動することはなく、リング部
材1の縮径は停止され、ひいてはパイプ13及びホース
14に対する締付力が一定値に維持される。
【0018】このようにパイプ13及びホース14に対
する締付力が一定値に維持されるので、従来技術で必要
とされた、締付トルク、ナット2及びボルト7の頭部9
間の長さAの計測データ等に基づく締付力の管理が不要
となり、この分だけ、管理工数を少なくできる。また、
所定の締付力を得る上で、ナット2がボルト7のねじ部
8から外れるまで、中断せずにボルト7を締め付けるこ
とが可能であり、組付時間及び組付工数を短縮できる。
【0019】ナット2がボルト7のねじ部8から外れて
頭部側軸部16に位置した状態では、ナット2及びボル
ト7のねじ部8のねじ山の端部同士が突き合わせられ、
かつリング部材1の張力が付加されているので、緩みを
生じることがない。
【0020】頭部側軸部16はナット2の雌ねじ5の内
径に比して、わずかに小径、いわゆるインローになって
いるので、ナット2が頭部側軸部16に挿通されている
際、ナット2は、ねじ部との螺合時と同等に直角度が確
保される。このため、組外しの際(ボルト7を緩める
際)、ボルト7のねじ部8へのナット2の螺合がスムー
ズに行われることになる。
【0021】上述したナット2に代えて、図3ないし図
6に示すように、上述したナット2と同等に構成された
ナット本体17に、略筒状のガイド部18を連接して構
成したナット2を用いてもよい。この場合、ガイド部1
8の内周側にはナット本体17の雌ねじ5に連続する雌
ねじ5Aが形成されている。
【0022】このように構成したナット2を用いること
により、図1及び図2のクランプに比してガイド部18
の長さ分だけ、ナット2の頭部側軸部16との挿通長さ
が長くなって、より安定して直角度が確保され、これに
より組外し性の向上を図ることができる。
【0023】次に、本発明の第2実施例のクランプを図
7ないし図11に基づいて説明する。このクランプに用
いるボルト7は、上述した図3ないし図6に示すものに
比して、頭部側軸部16に代えて、ねじ部8に連接して
設けられ外径寸法がナット2の雌ねじ5の内径に比して
わずかに小さく長さがE1 (E1 >H)である第1軸部
19と、この第1軸部19と頭部9との間に介装されね
じ部8の外径に比して大きい外径寸法D1 の第2軸部2
0とを備えている。また、ナット2は、図3ないし図6
に示すナット本体17と同等のナット本体17と、この
ナット本体17の雌ねじ5に対応して形成された筒状の
ガイド部18Aとからなり、ガイド部18Aは、その内
径寸法Gが第2軸部20の外径寸法D1 に比してわずか
に大きく第2軸部20にインロー状態で挿通されるよう
になっている。他の部材、部分は図3ないし図6に示す
ものと同等であり、この同等部材、部分については同一
符号を付してその説明は、適宜省略する。
【0024】このクランプでは、パイプ13にホース1
4を挿入して両者を締結する場合、2つのリング部材1
内にパイプ13及びホース14を挿入し、ボルト7を絞
め付けて前進させる(ナット2がボルト7の頭部9に近
付くようにボルト7を回す)と、リング部材1の一端部
1aと連結部4が離間し、これによりリング部材1は縮
径して締付力が大きくなる。ボルト7が所定量前進する
と、第2軸部20がガイド部18Aに挿通する。そし
て、ボルト7が初期状態から長さL前進すると、第2軸
部20がガイド部18Aに挿通した状態でナット本体1
7がボルト7のねじ部8から外れて第1軸部19に納ま
る。この状態で、リング部材1の内径は寸法Dに縮径さ
れており、パイプ13及びホース14を所望の締付力で
締め付けている。この場合、さらにボルト7を前進方向
に回転しても、ナット2はボルト7の頭部9側に移動す
ることはなく、リング部材1の縮径は停止され、ひいて
はパイプ13及びホース14に対する締付力が一定値に
維持される。
【0025】このようにパイプ13及びホース14に対
する締付力が一定値に維持されるので、従来技術で必要
とされた、締付トルク、ナット2及びボルト7の頭部9
間の長さAの計測データ等に基づく締付力の管理が不要
となり、この分だけ、管理工数を少なくできる。また、
所定の締付力を得る上で、ナット本体17がボルト7の
ねじ部8から外れるまで、中断せずにボルト7を締め付
けることが可能であり、組付時間及び組付工数を短縮で
きる。
【0026】ナット2がボルト7のねじ部8から外れて
第1軸部19に位置した状態では、ナット2及びねじ部
8のねじ山の端部同士が突き合わせられ、かつリング部
材1の張力が付加されているので、緩みを生じることが
ない。さらに、ナット2のガイド部18が第2軸部20
にインロー状態で挿通されているので、ナット2及びボ
ルト7の直角度がより確実に維持される。このため、組
外しの際(ボルト7を緩める際)、ボルト7のねじ部8
へのナット本体17の螺合がよりスムーズに行われるこ
とになる。さらに、このようにスムーズな螺合が行われ
ることにより、ボルト7、ナット2のねじ山に不要な力
が加わることが避けられねじ山の損傷を招くことがな
い。
【0027】次に、本発明の第3実施例のクランプを図
12及び図13に基づいて説明する。このクランプは図
15ないし図17に示すクランプに比して、リング部材
1に代えて、断面が径方向外方に延びる扁平形状の弾性
材料(鋼)製のリング部材1Aを設けたことが異なって
いる。この場合、リング部材1Aは、端部側のクロス部
3からこれに対向する対向部15に向けて徐々に扁平度
を大きくし、対向部15で扁平度が最大になるように
し、これにより、曲げ剛性が、クロス部3から対向部1
5に向けて徐々に大きくなり、対向部15で最大になる
ようにしている。このため、リング部材1の縮径時に、
従来技術で生じたような対向部15で生じる局部的変形
を惹起させることがなくなく、リング部材1が円形(真
円)になって周方向に均一な締付力を発揮し、これによ
り流体の漏れを確実に防止できる。
【0028】また、リング部材1は、その断面が径方向
外方に延びる扁平形状であるため、リング部材1の縮径
時に、ホース14との接触面積が狭くてホース14に対
し大きな締付力が加わることになり流体の漏れ防止を、
この分、さらに向上できることになる。
【0029】図12及び図13に示すクランプは、リン
グ部材1Aが、全周にわたってその断面が径方向外方に
延びる扁平形状になっている場合を例にしたが、これに
代えて、図14に示すリング部材1Bを用いてもよい。
このリング部材1Bは、図1及び図2に示すのと同等の
断面略円形のリング部材1を有し、その対向部15につ
いてのみ、断面が径方向外方に延びる扁平形状に形成さ
れたものである。このリング部材1Bを用いて構成され
た図14のクランプでは、対向部15における曲げ剛性
が大きくなり、これによりリング部材1の縮径時にリン
グ部材1を円形(真円)とすることができる。
【0030】図12及び図13に示すリング部材1A、
または図14に示すリング部材1Bを、上述した第1、
第2実施例のリング部材1に代えて用いるようにしてク
ランプを構成してもよい。
【0031】上記実施例では、リング部材に鋼を用いた
場合を例にしたが、本発明は必ずしもこれに限定される
ものではなく、弾性材料であればよく、例えば樹脂材で
形成してもよい。
【0032】また、上記実施例では、連結部4を介して
連接された一対のリング部材1(1A,1B)を用いた
場合を例にしたが、これに代えて1つのリング部材1
(1A,1B)を用いてクランプを構成してもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、ボルトを所定長
さ前進させると、ナットがボルトのねじ部から外れて軸
部に位置され、ボルトの回転にかかわらず管に対するリ
ング部材の締付力が一定の大きさに維持されるので、従
来技術で必要とされた、締付トルク、ナットとボルトの
螺合位置等の計測データに基づく締付力の管理が不要と
なって管理工数を低減できる。さらに、所定の締付力を
得る上で、ナットがボルトのねじ部から外れるまで、中
断せずにボルトを締め付けることが可能であり、組付時
間及び組付工数を短縮できる。
【0034】請求項2記載の発明は、所定の締付力を発
揮させているとき、ナットの円筒部が第2軸部に挿通し
てナットがボルトにバランスよく嵌合した状態になるの
で、組外しにおける、ナットのボルトのねじ部への螺合
をスムーズに行えると共に、ボルト、ナットのねじ山の
損傷を防止できる。
【0035】請求項3記載の発明は、リング部材におけ
る端部側のクロス部と対向する部分の剛性が高くなり、
ボルトの締付時に当該部分が局部的に変形することが防
止されて、リング部材が真円になるので、管に対する周
方向の締付力が均一になり、管を良好に締結できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のクランプを示す断面図で
ある。
【図2】同クランプに用いるボルトを示す正面図であ
る。
【図3】ガイド部を有するナットを用いたクランプを示
す断面図である。
【図4】同ナットを示す断面図である。
【図5】同ナットを示す正面図である。
【図6】同ナットを示す平面図である。
【図7】本発明の第2実施例のクランプを示す断面図で
ある。
【図8】同クランプに用いるボルトを示す正面図であ
る。
【図9】同クランプに用いるナットを示す断面図であ
る。
【図10】同ナットを示す正面図である。
【図11】同ナットを示す平面図である。
【図12】本発明の第3実施例のクランプを示す正面図
である。
【図13】同クランプのリング部材の断面図である。
【図14】対向部のみが断面扁平形状であるリング部材
を用いたクランプを示す正面図である。
【図15】従来のクランプの一例を示す正面図である。
【図16】同クランプを示す側面図である。
【図17】同クランプの使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 リング部材 2 ナット 3 クロス部 5 雌ねじ 8 ねじ部 9 頭部 16 頭部側軸部 18A ガイド部 19 第1軸部 20 第2軸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端側がクロスした弾性材料製のリング
    部材の一端側をナットに係止し、他端側を前記ナットに
    螺合されるボルトの先端部に係止するクランプにおい
    て、前記ボルトは、ねじ部と頭部との間に前記ナットの
    ねじ部の内径に比して小径の軸部を設けたことを特徴と
    するクランプ。
  2. 【請求項2】 両端側がクロスした弾性材料製のリング
    部材の一端側をナットに係止し、他端側を前記ナットに
    螺合されるボルトの先端部に係止するクランプにおい
    て、前記ボルトは、ねじ部と頭部との間に、前記ナット
    のねじ部の内径に比して小径でかつ前記ナットのねじ部
    の厚さに比して長い第1軸部を前記ボルトのねじ部に連
    接して設けると共に、前記第1軸部に比して大径の第2
    軸部を第1軸部に連接して設け、前記ナットは、該ナッ
    トのねじ部に連接して前記第2軸部に挿通する円筒部を
    形成したことを特徴とするクランプ。
  3. 【請求項3】 リング部材は、端部側のクロス部分と対
    向する部分の断面が径方向外方に延びる扁平形状である
    ことを特徴とする請求項1または2記載のクランプ。
JP7157023A 1995-05-31 1995-05-31 クランプ Pending JPH08326717A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100587814B1 (ko) * 2004-07-12 2006-06-12 현대자동차주식회사 스토퍼가 구비된 에어키리너 호스체결용 와이어 클램프 구조
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EP2775186A3 (de) * 2013-03-06 2017-06-07 NORMA Germany GmbH Schraubverbindung, insbesondere für eine Schelle, und Schelle

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