JPH0832655A - Isdn網用電話機 - Google Patents
Isdn網用電話機Info
- Publication number
- JPH0832655A JPH0832655A JP6161200A JP16120094A JPH0832655A JP H0832655 A JPH0832655 A JP H0832655A JP 6161200 A JP6161200 A JP 6161200A JP 16120094 A JP16120094 A JP 16120094A JP H0832655 A JPH0832655 A JP H0832655A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- call
- channel
- circuit
- signal
- incoming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明はISDN網の回線に設定された2つの
チャネルに対して、有効に通話接続を行うISDN網用電話
機を提供することを目的とする。 【構成】 この発明は、交換機からの着信信号に基づい
て、着信を通知する着信通知回路14と、第1通話チャ
ネルの第1通話信号を入力すると共に、第1通話チャネ
ルの通話状況を監視する第1チャネル通信制御回路8
と、第2通話チャネルの第2通話信号を入力すると共
に、第2通話チャネルの通話状況を監視する第2チャネ
ル通信制御回路9と、操作者の切り替え操作を検出する
切り替え操作検出回路15と、着信信号の示す通話チャ
ネルに基づいて、第1通話信号もしくは第2通話信号の
一方を通話回路11に入力させると共に、切り替え操作
検出回路15からの出力に基づいて、通話回路11に入
力される通話信号を切り替える選択回路とから構成され
ている。
チャネルに対して、有効に通話接続を行うISDN網用電話
機を提供することを目的とする。 【構成】 この発明は、交換機からの着信信号に基づい
て、着信を通知する着信通知回路14と、第1通話チャ
ネルの第1通話信号を入力すると共に、第1通話チャネ
ルの通話状況を監視する第1チャネル通信制御回路8
と、第2通話チャネルの第2通話信号を入力すると共
に、第2通話チャネルの通話状況を監視する第2チャネ
ル通信制御回路9と、操作者の切り替え操作を検出する
切り替え操作検出回路15と、着信信号の示す通話チャ
ネルに基づいて、第1通話信号もしくは第2通話信号の
一方を通話回路11に入力させると共に、切り替え操作
検出回路15からの出力に基づいて、通話回路11に入
力される通話信号を切り替える選択回路とから構成され
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ISDN網用電話機に関
するものである。より詳細には、ISDN網の1回線に設定
された複数のチャネルを受信する電話機に関するもので
ある。
するものである。より詳細には、ISDN網の1回線に設定
された複数のチャネルを受信する電話機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ISDN(Integrated Services Digital Ne
twork)網の宅内配線は、複数の電話機を容易に接続で
きる構成になっている。ISDN網における1回線の基本イ
ンターフェイスでは、制御チャネル(Dチャネル)と2
つの通話チャネル(B1チャネルおよびB2チャネル)が設
定されている。通話にはそのB1チャネルおよびB2チャネ
ルが使用され、着信制御にはDチャネルが使用される。
twork)網の宅内配線は、複数の電話機を容易に接続で
きる構成になっている。ISDN網における1回線の基本イ
ンターフェイスでは、制御チャネル(Dチャネル)と2
つの通話チャネル(B1チャネルおよびB2チャネル)が設
定されている。通話にはそのB1チャネルおよびB2チャネ
ルが使用され、着信制御にはDチャネルが使用される。
【0003】先ず、1本の宅内配線、つまり1回線に2
台の電話機が接続された場合の着信制御について説明す
る。この回線に対して第1の接続要求がある場合、交換
機はDチャネルを使用して着信信号を送信する。この着
信信号は、この回線に接続要求があることを示すと共
に、通話に使用するチャネルを指定する通話チャネル指
定情報を含んでいる。交換機から送信された着信信号は
宅内配線を介して2台の電話機にそれぞれ送信される。
このとき、2台の電話機は着信信号にそれぞれ応答し、
ベル等を鳴らして操作者に着信を知らせる。そして、操
作者が電話機のハンドセットをオフフックすると、電話
機は交換機に対して接続を要求する接続要求信号を送信
する。そこで、着信信号の通話チャネル指定情報に基づ
いた通話チャネルを使用して通話回線が接続される。こ
の第1の接続要求に対しては、2台の電話機のどちらで
も着信できる。
台の電話機が接続された場合の着信制御について説明す
る。この回線に対して第1の接続要求がある場合、交換
機はDチャネルを使用して着信信号を送信する。この着
信信号は、この回線に接続要求があることを示すと共
に、通話に使用するチャネルを指定する通話チャネル指
定情報を含んでいる。交換機から送信された着信信号は
宅内配線を介して2台の電話機にそれぞれ送信される。
このとき、2台の電話機は着信信号にそれぞれ応答し、
ベル等を鳴らして操作者に着信を知らせる。そして、操
作者が電話機のハンドセットをオフフックすると、電話
機は交換機に対して接続を要求する接続要求信号を送信
する。そこで、着信信号の通話チャネル指定情報に基づ
いた通話チャネルを使用して通話回線が接続される。こ
の第1の接続要求に対しては、2台の電話機のどちらで
も着信できる。
【0004】第1の接続要求に対する通話中に第2の接
続要求があると、交換機はDチャネルを使用して着信信
号を送信する。その着信信号は、第2の接続要求がある
ことを示すと共に、現在未使用の通話チャネルを指定し
ている。その着信信号は、宅内配線を介して2台の電話
機に送信される。しかし、通話状態にある電話機は、2
つの通話を維持する機能がないため、第2の接続要求に
対して接続を要求する接続要求信号を交換機に送信する
ことができない。従って、通話状態にない電話機が接続
要求信号を送信し、未使用の通話チャネルを使用して通
話回線が接続されていた。
続要求があると、交換機はDチャネルを使用して着信信
号を送信する。その着信信号は、第2の接続要求がある
ことを示すと共に、現在未使用の通話チャネルを指定し
ている。その着信信号は、宅内配線を介して2台の電話
機に送信される。しかし、通話状態にある電話機は、2
つの通話を維持する機能がないため、第2の接続要求に
対して接続を要求する接続要求信号を交換機に送信する
ことができない。従って、通話状態にない電話機が接続
要求信号を送信し、未使用の通話チャネルを使用して通
話回線が接続されていた。
【0005】続いて、1回線に1台の電話機が接続され
た場合の着信制御について説明する。この回線に第1の
接続要求がある場合、交換機が着信信号を電話機に送信
する。そして、上述した様に、通話チャネルのいずれか
を使って動作で通話回線が接続される。第1の接続要求
に対する通話中に第2の接続要求があると、交換機は再
び着信信号を送信する。しかし、電話機は着信信号に対
して通話中を示す信号を交換機に送信していた。
た場合の着信制御について説明する。この回線に第1の
接続要求がある場合、交換機が着信信号を電話機に送信
する。そして、上述した様に、通話チャネルのいずれか
を使って動作で通話回線が接続される。第1の接続要求
に対する通話中に第2の接続要求があると、交換機は再
び着信信号を送信する。しかし、電話機は着信信号に対
して通話中を示す信号を交換機に送信していた。
【0006】また、1つの電話機で2つの接続要求に対
応する方法として、通話中着信サービスが受けられる。
通話中着信サービスは、電話機が通話チャネルの一方を
使用して通話中の場合、通話中の通話チャネルと同一の
通話チャネルを使用してその電話機に他からの接続要求
があることを知らせ、電話機からの選択信号によって交
換機が電話機に接続する通話を切り換えるものであっ
た。
応する方法として、通話中着信サービスが受けられる。
通話中着信サービスは、電話機が通話チャネルの一方を
使用して通話中の場合、通話中の通話チャネルと同一の
通話チャネルを使用してその電話機に他からの接続要求
があることを知らせ、電話機からの選択信号によって交
換機が電話機に接続する通話を切り換えるものであっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た制御チャネル及び通話チャネルを使用した着信制御で
は次のような問題があった。ISDN網の回線に2台の電話
機を接続し、第1の接続要求に対して第1の電話機が通
話中の場合には、第2の接続要求に対しては第2の電話
機で着信しなければならなかった。
た制御チャネル及び通話チャネルを使用した着信制御で
は次のような問題があった。ISDN網の回線に2台の電話
機を接続し、第1の接続要求に対して第1の電話機が通
話中の場合には、第2の接続要求に対しては第2の電話
機で着信しなければならなかった。
【0008】また、ISDN網の回線に1台の電話機のみを
接続し、第1の接続要求に対して電話機が通話中の場
合、通話中着信サービス等の付加サービスなしに第2の
接続要求に対する応答する手段がなかった。つまり、IS
DN網の回線に接続される従来の電話機では、ISDN網の回
線に設定された2つの通話チャネルに対応することはで
きなかった。
接続し、第1の接続要求に対して電話機が通話中の場
合、通話中着信サービス等の付加サービスなしに第2の
接続要求に対する応答する手段がなかった。つまり、IS
DN網の回線に接続される従来の電話機では、ISDN網の回
線に設定された2つの通話チャネルに対応することはで
きなかった。
【0009】そこで、この発明はISDN網の回線に設定さ
れた2つのチャネルに対して、有効に通話接続を行うIS
DN網用電話機を提供することを目的とする。
れた2つのチャネルに対して、有効に通話接続を行うIS
DN網用電話機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、交換機から
の着信信号に基づいて、着信を通知する着信通知回路
と、第1通話チャネルの第1通話信号を入力すると共
に、第1通話チャネルの通話状況を監視する第1チャネ
ル通信制御回路と、第2通話チャネルの第2通話信号を
入力すると共に、第2通話チャネルの通話状況を監視す
る第2チャネル通信制御回路と、操作者の切り替え操作
を検出する切り替え操作検出回路と、前記着信信号の示
す通話チャネルに基づいて、第1通話信号もしくは前記
第2通話信号の一方を通話回路に入力させると共に、前
記切り替え操作検出回路からの出力に基づいて、前記通
話回路に入力される通話信号を切り替える選択回路とか
ら構成されている。
の着信信号に基づいて、着信を通知する着信通知回路
と、第1通話チャネルの第1通話信号を入力すると共
に、第1通話チャネルの通話状況を監視する第1チャネ
ル通信制御回路と、第2通話チャネルの第2通話信号を
入力すると共に、第2通話チャネルの通話状況を監視す
る第2チャネル通信制御回路と、操作者の切り替え操作
を検出する切り替え操作検出回路と、前記着信信号の示
す通話チャネルに基づいて、第1通話信号もしくは前記
第2通話信号の一方を通話回路に入力させると共に、前
記切り替え操作検出回路からの出力に基づいて、前記通
話回路に入力される通話信号を切り替える選択回路とか
ら構成されている。
【0011】
【作用】上記構成にしたことにより、第1の接続要求に
対しては、第1チャネル通話制御回路を介して通話回路
に接続される。そして、第1の接続要求に対する通話中
に第2の接続要求があっても第1の接続要求に対する通
話を切ることなく、第2チャネル通話制御回路を介して
通話回路に接続することができる。
対しては、第1チャネル通話制御回路を介して通話回路
に接続される。そして、第1の接続要求に対する通話中
に第2の接続要求があっても第1の接続要求に対する通
話を切ることなく、第2チャネル通話制御回路を介して
通話回路に接続することができる。
【0012】
【実施例】図1はこの発明のISDN網用電話機を示すブロ
ック図である。図1を参照して、このISDN網用電話機1
の構成及び動作を説明する。図1において、ISDN網用電
話機1はISDN回線2を介してここでは図示されていない
交換機に接続されている。ISDN網用電話機1と交換機
は、Dチャネルを使用して制御信号を送受信した後、B1
チャネルもしくはB2チャネルを使用して通話信号を送
受信する。ISDN網用電話機1は、上記3つのチャネルの
信号をそれぞれ入出力するB1チャネル接続回路4、B2
チャネル接続回路5、及びDチャネル接続回路6を有し
ている。
ック図である。図1を参照して、このISDN網用電話機1
の構成及び動作を説明する。図1において、ISDN網用電
話機1はISDN回線2を介してここでは図示されていない
交換機に接続されている。ISDN網用電話機1と交換機
は、Dチャネルを使用して制御信号を送受信した後、B1
チャネルもしくはB2チャネルを使用して通話信号を送
受信する。ISDN網用電話機1は、上記3つのチャネルの
信号をそれぞれ入出力するB1チャネル接続回路4、B2
チャネル接続回路5、及びDチャネル接続回路6を有し
ている。
【0013】B1チャネル接続回路4、及びB2チャネル
接続回路5は、接続スイッチ7を介して第1チャネル通
信制御回路8、及び第2チャネル通信制御回路9に接続
されている。接続スイッチ7は、後述する切り替え操作
検出回路15からの制御信号に基づいて、第1チャネル
通信制御回路8、及び第2チャネル通信制御回路9に入
力される通話チャネルを切り替える。第1チャネル通信
制御回路8及び第2チャネル通信制御回路9は、通話選
択スイッチ10を介して通話回路11に接続されてい
る。通話選択スイッチ10は、後述する切り替え操作検
出回路15からの制御信号に基づいて、第1チャネル通
信制御回路8もしくは第2チャネル通信制御回路9の一
方を通話回路11に接続する。第1チャネル通信制御回
路8及び第2チャネル通信制御回路9は、通話チャネル
の接続が維持されているかを監視する回路である。
接続回路5は、接続スイッチ7を介して第1チャネル通
信制御回路8、及び第2チャネル通信制御回路9に接続
されている。接続スイッチ7は、後述する切り替え操作
検出回路15からの制御信号に基づいて、第1チャネル
通信制御回路8、及び第2チャネル通信制御回路9に入
力される通話チャネルを切り替える。第1チャネル通信
制御回路8及び第2チャネル通信制御回路9は、通話選
択スイッチ10を介して通話回路11に接続されてい
る。通話選択スイッチ10は、後述する切り替え操作検
出回路15からの制御信号に基づいて、第1チャネル通
信制御回路8もしくは第2チャネル通信制御回路9の一
方を通話回路11に接続する。第1チャネル通信制御回
路8及び第2チャネル通信制御回路9は、通話チャネル
の接続が維持されているかを監視する回路である。
【0014】Dチャネル接続回路6はDチャネル通信回路
12に接続されており、Dチャネル通信回路12は交換
機から送信される制御信号を全て入力し、制御信号に含
まれる所定の信号を所定の回路に分配する機能を有す
る。ここでは制御信号の1つである着信信号に着目し、
この着信信号の流れに添って説明する。
12に接続されており、Dチャネル通信回路12は交換
機から送信される制御信号を全て入力し、制御信号に含
まれる所定の信号を所定の回路に分配する機能を有す
る。ここでは制御信号の1つである着信信号に着目し、
この着信信号の流れに添って説明する。
【0015】ISDN網用電話機1に対して第1の接続要求
があると、交換機はDチャネルを使用して着信信号を送
信する。着信信号はDチャネル接続回路6に受信され、D
チャネル接続回路6からDチャネル通信回路12に入力
される。Dチャネル通信回路12は、着信信号を着信信
号判定部13に送信する。着信信号判定部13は、着信
信号を着信通知回路14及び切り替え操作検出回路15
に送信する。着信信号を受信した着信通知回路14はベ
ル等を鳴らして着信を知らせる。切り替え操作検出回路
15は、電話機のハンドセットがオフフックされた場
合、制御信号送出部17にハンドセットがオフフックさ
れたことを示す信号を送信する。制御信号送出部17
は、切り替え操作検出回路15からの信号に基づいて、
交換機に通話接続要求信号を送信する。また、切り替え
操作検出回路15は、着信信号の通信チャネル指定情報
に基づいて接続スイッチ7を制御する。即ち、通信チャ
ネル指定情報がB1チャネルを示している場合、接続ス
イッチ7はB1チャネル接続回路4と第1チャネル通信
制御回路8を接続する。その結果、第1の接続要求に対
する通話回線が接続される。
があると、交換機はDチャネルを使用して着信信号を送
信する。着信信号はDチャネル接続回路6に受信され、D
チャネル接続回路6からDチャネル通信回路12に入力
される。Dチャネル通信回路12は、着信信号を着信信
号判定部13に送信する。着信信号判定部13は、着信
信号を着信通知回路14及び切り替え操作検出回路15
に送信する。着信信号を受信した着信通知回路14はベ
ル等を鳴らして着信を知らせる。切り替え操作検出回路
15は、電話機のハンドセットがオフフックされた場
合、制御信号送出部17にハンドセットがオフフックさ
れたことを示す信号を送信する。制御信号送出部17
は、切り替え操作検出回路15からの信号に基づいて、
交換機に通話接続要求信号を送信する。また、切り替え
操作検出回路15は、着信信号の通信チャネル指定情報
に基づいて接続スイッチ7を制御する。即ち、通信チャ
ネル指定情報がB1チャネルを示している場合、接続ス
イッチ7はB1チャネル接続回路4と第1チャネル通信
制御回路8を接続する。その結果、第1の接続要求に対
する通話回線が接続される。
【0016】続いて、本願の特徴である第1の接続要求
に対する通話中に第2の接続要求がある場合の着信制御
について説明する。
に対する通話中に第2の接続要求がある場合の着信制御
について説明する。
【0017】第2の接続要求があると、交換機は着信信
号をISDN網用電話機1に再び送信する。この着信信号
は、先に説明した着信信号と同様に処理される。即ち、
この着信信号は、切り替え操作検出回路15及び着信通
知回路14に入力される。切り替え操作検出回路15
は、現在通話中であるか否かを第1チャネル通信制御回
路8から判断する。そして、通話中の場合には、着信通
知回路14が、更なる着信信号の受信を通話中の操作者
に通知する。
号をISDN網用電話機1に再び送信する。この着信信号
は、先に説明した着信信号と同様に処理される。即ち、
この着信信号は、切り替え操作検出回路15及び着信通
知回路14に入力される。切り替え操作検出回路15
は、現在通話中であるか否かを第1チャネル通信制御回
路8から判断する。そして、通話中の場合には、着信通
知回路14が、更なる着信信号の受信を通話中の操作者
に通知する。
【0018】その通知の手段はいろいろ考えられる。例
えば、音を通じて通知するのであれば、再びベル等を鳴
らしてもよいし、受話器に所定の音を発生させてもよ
い。また、視覚を通じて通知するのであれば、LED等を
点灯させてもよいし、ディスプレイ等に表示してもよ
い。
えば、音を通じて通知するのであれば、再びベル等を鳴
らしてもよいし、受話器に所定の音を発生させてもよ
い。また、視覚を通じて通知するのであれば、LED等を
点灯させてもよいし、ディスプレイ等に表示してもよ
い。
【0019】そして、第2の接続要求に対する所定の切
り替え操作を切り替え操作検出回路15が検出すると、
切り替え操作検出回路15は、第2の接続要求における
着信信号から通話チャネルを識別する。その識別した通
話チャネルが現在通話中の通話チャネルと異なる場合に
は、切り替え操作検出回路15は接続スイッチ7を制御
して、その識別した通話チャネルを入力するB1チャネ
ル接続回路4もしくはB2チャネル接続回路5を第2チ
ャネル通信制御回路9に接続させる。更に、切り替え操
作検出回路15は、通話選択スイッチ10を制御して、
第1チャネル通信制御回路8と通話回路11を切り離
し、第2チャネル通信制御回路9と通話回路11を接続
する。また、切り替え操作検出回路15は制御信号送出
部17を制御して、通話中の通話チャネルを保留するた
めの信号を交換機に送信させると共に、タイマ回路16
を起動させる。タイマ回路16は所定時間が過ぎても切
り替え操作検出回路15からの信号が送られてこない場
合、交換機に対して保留を続ける信号の送信を繰り返
す。
り替え操作を切り替え操作検出回路15が検出すると、
切り替え操作検出回路15は、第2の接続要求における
着信信号から通話チャネルを識別する。その識別した通
話チャネルが現在通話中の通話チャネルと異なる場合に
は、切り替え操作検出回路15は接続スイッチ7を制御
して、その識別した通話チャネルを入力するB1チャネ
ル接続回路4もしくはB2チャネル接続回路5を第2チ
ャネル通信制御回路9に接続させる。更に、切り替え操
作検出回路15は、通話選択スイッチ10を制御して、
第1チャネル通信制御回路8と通話回路11を切り離
し、第2チャネル通信制御回路9と通話回路11を接続
する。また、切り替え操作検出回路15は制御信号送出
部17を制御して、通話中の通話チャネルを保留するた
めの信号を交換機に送信させると共に、タイマ回路16
を起動させる。タイマ回路16は所定時間が過ぎても切
り替え操作検出回路15からの信号が送られてこない場
合、交換機に対して保留を続ける信号の送信を繰り返
す。
【0020】再び切り替え操作検出回路15が切り替え
操作を検出すると、通話選択スイッチ10を制御して、
第2チャネル通信制御回路9と通話回路11を切り離
し、第1チャネル通信制御回路8と通話回路11を接続
する。
操作を検出すると、通話選択スイッチ10を制御して、
第2チャネル通信制御回路9と通話回路11を切り離
し、第1チャネル通信制御回路8と通話回路11を接続
する。
【0021】どちらか一方の通話が終了すると、切り替
え操作検出回路15は接続スイッチ7を制御して、終了
した通話チャネルの接続を解除する。即ち、B1チャネ
ル接続回路4(もしくはB2チャネル接続回路5)と第
1チャネル通信制御回路8(もしくは第2チャネル通信
制御回路9)の接続を解除する。更に、切り替え操作検
出回路15はタイマ回路16に停止信号を送信し、タイ
マ回路16はその停止信号に基づいて停止する。
え操作検出回路15は接続スイッチ7を制御して、終了
した通話チャネルの接続を解除する。即ち、B1チャネ
ル接続回路4(もしくはB2チャネル接続回路5)と第
1チャネル通信制御回路8(もしくは第2チャネル通信
制御回路9)の接続を解除する。更に、切り替え操作検
出回路15はタイマ回路16に停止信号を送信し、タイ
マ回路16はその停止信号に基づいて停止する。
【0022】上述した実施例では、一方の通話チャネル
を保留する場合に、交換機に対して保留を続ける信号を
送信したが、ISDN網用電話機1から保留音を直接送信す
ることも可能である。その場合には、第1チャネル通信
制御回路8及び第2チャネル通信制御回路9に音源を接
続し、保留中の第1チャネル通信制御回路8もしくは第
2チャネル通信制御回路9から保留音を送信すればよ
い。
を保留する場合に、交換機に対して保留を続ける信号を
送信したが、ISDN網用電話機1から保留音を直接送信す
ることも可能である。その場合には、第1チャネル通信
制御回路8及び第2チャネル通信制御回路9に音源を接
続し、保留中の第1チャネル通信制御回路8もしくは第
2チャネル通信制御回路9から保留音を送信すればよ
い。
【0023】また、第2の接続要求における着信信号か
ら通信チャネルを識別したが、その識別した通話チャネ
ルが現在通話中の通話チャネルと同一であるときには、
交換機による通話中着信サービスとなる。この場合に
は、交換機に対して通話の切り替えを要求する所定の信
号を送信すればよい。以後の動作については、この発明
の本質とは異なるので説明を省略する。
ら通信チャネルを識別したが、その識別した通話チャネ
ルが現在通話中の通話チャネルと同一であるときには、
交換機による通話中着信サービスとなる。この場合に
は、交換機に対して通話の切り替えを要求する所定の信
号を送信すればよい。以後の動作については、この発明
の本質とは異なるので説明を省略する。
【0024】上述した実施例では、第1及び第2の接続
要求に対してそれぞれの通話チャネルを接続し、一方の
通話チャネルを保留して、2つの通話を確保することを
記載した。この場合、通話相手が保留中の通話を切るこ
とが考えられる。その場合の対応として、第1チャネル
通信制御回路8及び第2チャネル通信制御回路9の通話
監視機能を用いて、通話チャネルの接続状況を表示する
装置を設置する。その結果、保留中の通話が切れたこと
を操作者が認識でき、切れた通話への切り替え操作を防
げる。また、第1チャネル通信制御回路8及び第2チャ
ネル通信制御回路9の通話監視機能を用いて、通話選択
スイッチ10が切れた通話への切り替え操作することを
抑制できる。
要求に対してそれぞれの通話チャネルを接続し、一方の
通話チャネルを保留して、2つの通話を確保することを
記載した。この場合、通話相手が保留中の通話を切るこ
とが考えられる。その場合の対応として、第1チャネル
通信制御回路8及び第2チャネル通信制御回路9の通話
監視機能を用いて、通話チャネルの接続状況を表示する
装置を設置する。その結果、保留中の通話が切れたこと
を操作者が認識でき、切れた通話への切り替え操作を防
げる。また、第1チャネル通信制御回路8及び第2チャ
ネル通信制御回路9の通話監視機能を用いて、通話選択
スイッチ10が切れた通話への切り替え操作することを
抑制できる。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に述べたように、本発明によれ
ば、1台の電話機で2つの通信チャネルを切り替えて通
話することができ、ISDN網の回線に設定された2つのチ
ャネルを有効に使用できる。また、保留中の通話状況を
監視、及び表示することにより、操作者及び装置の無駄
な着替え操作を防ぐことができる。
ば、1台の電話機で2つの通信チャネルを切り替えて通
話することができ、ISDN網の回線に設定された2つのチ
ャネルを有効に使用できる。また、保留中の通話状況を
監視、及び表示することにより、操作者及び装置の無駄
な着替え操作を防ぐことができる。
【図1】ISDN網用電話機を示すブロック図
1、 ISDN網用電話機 2、 ISDN回線 4、 Dチャネル接続回路 5、 B1チャネル接続回路 6、 B2チャネル接続回路 8、 第1チャネル通信制御回路 9、 第2チャネル通信制御回路 10、 通話回路 14、 着信通知回路 15、 切り替え操作回路 16、 タイマ回路
Claims (4)
- 【請求項1】 交換機からの着信信号に基づいて、着信
を通知する着信通知回路と、 第1通話チャネルの第1通話信号を入力すると共に、第
1通話チャネルの通話状況を監視する第1チャネル通信
制御回路と、 第2通話チャネルの第2通話信号を入力すると共に、第
2通話チャネルの通話状況を監視する第2チャネル通信
制御回路と操作者の切り替え操作を検出する切り替え操
作検出回路と、 前記着信信号の示す通話チャネルに基づいて、第1通話
信号もしくは前記第2通話信号の一方を通話回路に入力
させると共に、前記切り替え操作検出回路からの出力に
基づいて、前記通話回路に入力される通話信号を切り替
える選択回路と、から構成されることを特徴とするISDN
網用電話機。 - 【請求項2】 請求項1に記載のISDN網用電話機におい
て、 前記第1通話チャネルの通話状況及び前記第2通話チャ
ネルの通話状況を表示する表示手段を有する特徴とする
ISDN網用電話機。 - 【請求項3】 請求項1に記載のISDN網用電話機におい
て、 前記第1通話チャネル並びに前記第2通話チャネルに通
話がある場合に、前記通話回路に接続しない通話チャネ
ルの保留を示す信号を交換機に送信する制御信号送出回
路を有することを特徴とするISDN網用電話機。 - 【請求項4】 請求項1に記載のISDN網用電話機におい
て、 第1チャネル通信制御回路及び前記第2チャネル通信制
御回路に保留音発生回路を接続し、前記第1通話チャネ
ル及び前記第2通話チャネルの双方に通話がある場合
に、前記選択回路が通話回路に接続しない通話チャネル
に対して前記保留音を送信することを特徴とするISDN網
用電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6161200A JPH0832655A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | Isdn網用電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6161200A JPH0832655A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | Isdn網用電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0832655A true JPH0832655A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15730499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6161200A Pending JPH0832655A (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | Isdn網用電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0832655A (ja) |
-
1994
- 1994-07-13 JP JP6161200A patent/JPH0832655A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11262039A (ja) | コンピュータと電話の統合システム | |
JPH0832655A (ja) | Isdn網用電話機 | |
JPS63206062A (ja) | メモ通信用デイジタル電話機 | |
JP2590296B2 (ja) | 話中端末への音声呼着信方式 | |
JP3241100B2 (ja) | 構内交換機 | |
JP3603234B2 (ja) | 話中着信制御方法及び話中着信制御装置 | |
JPS61140265A (ja) | 交換装置 | |
JPS63269853A (ja) | 話中加入者着信サ−ビス接続方式 | |
JPH1188548A (ja) | Catv電話システム及びその端末装置 | |
JPH07177231A (ja) | 通信端末の接続制御方法 | |
JPH05145964A (ja) | システムコードレス電話の連続発呼方式 | |
JP3297114B2 (ja) | 構内自動交換システム | |
JPH02164166A (ja) | オーダーワイヤ装置を備えた通信方式 | |
JP2648128B2 (ja) | Mca用交換機接続装置 | |
JPH06261122A (ja) | 構内自動交換機システム | |
JPH06177986A (ja) | 自動交換機の会議トランクの外線着信呼切断方法及びその切断装置 | |
JPH02190093A (ja) | 共同加入方式有線放送電話装置 | |
JPH0461453A (ja) | 複数電話機個別呼出方式 | |
JPH0865391A (ja) | 発呼者番号通知サービス機能を備えた交換装置 | |
JPH09186775A (ja) | 広域ボタン電話システムおよびisdn電話機 | |
JPH0983646A (ja) | 電話交換システム | |
JPS6313532A (ja) | 無線ネツトワ−ク制御方式 | |
JPH04286448A (ja) | バックグラウンドミュージック方式 | |
JPH01190057A (ja) | 複数呼制御端末 | |
JPH0520585A (ja) | 非常電話装置 |