JPH08326410A - 開閉扉用緩衝装置 - Google Patents
開閉扉用緩衝装置Info
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- JPH08326410A JPH08326410A JP13624195A JP13624195A JPH08326410A JP H08326410 A JPH08326410 A JP H08326410A JP 13624195 A JP13624195 A JP 13624195A JP 13624195 A JP13624195 A JP 13624195A JP H08326410 A JPH08326410 A JP H08326410A
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Abstract
にドアの急激な閉動作を緩衝できる。 【構成】 扉枠20に固定されるベース40と、このベ
ース40内にスライド可能に保持され、前記ベース40
から扉本体30に向かって突出するストッパー50と、
このストッパー50を、常にはベース40から先端部が
突出する方向に付勢するストッパー用付勢手段(例えば
突出バネ60)と、予め定めた所定の加速度以上でスト
ッパー50がベース40内に押し込まれた場合に、スト
ッパー50がベース40から突出した状態でストッパー
50のスライドを規制する規制手段(例えば重錘80
等)とを備える。
Description
扉用緩衝装置に関し、特にドアの急激な閉動作を緩衝で
きるようにしたものである。
ては、外筒内に内筒を挿入し、常には、バネ等の付勢手
段により外筒から内筒が突出した状態に付勢し、扉本体
の閉動作に際して、内筒の先端部を扉本体に当接させる
ようにして、バネ等の付勢手段により扉本体の急激な閉
動作を緩衝しようとするものが知られている(例えば実
開昭55−6315号公報、実公昭58−17895号
公報等)
に、従来の緩衝装置では、扉本体の急激な閉動作を緩衝
する手段としてバネ等の付勢手段を用いている。このた
め、バネ等の付勢力が弱くては、緩衝動作を行うことが
できず、反対に緩衝動作に適するようにバネ等の付勢力
を強くすると、扉本体を閉めるために大きな力を必要と
して、扉本体の閉動作が困難となるという問題があっ
た。
従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、扉本体の急激な閉動作に
対しては確実に緩衝を行うことができるとともに、通常
の閉動作では容易に扉本体を閉めることができるように
した開閉扉用緩衝装置を提供しようとするものである。
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の
目的に加えて、次の点を目的とする。
めた所定の加速度以上で扉本体が閉まろうとした場合
に、扉本体の閉動作に伴う慣性力を利用して、扉本体の
閉動作を一時的に停止させてることができるようにした
開閉扉用緩衝装置を提供しようとするものである。
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の発明
は、次の4つの構成を備えている点を特徴とする。第1
は、ベース(40)であって、このベース(40)は、例えば図
2に示すように、扉枠(20)に固定されるものである。
トッパー(50)は、例えば図7に示すように、前記ベース
(40)内にスライド可能に保持され、前記ベース(40)から
扉本体(30)に向かって突出するものである。第3は、ス
トッパー用付勢手段(例えば突出バネ60)であって、この
付勢手段(例えば突出バネ60)は、例えば図7に示すよう
に、前記ストッパー(50)を、常にはベース(40)から突出
する方向に付勢するものである。
って、この規制手段(例えば重錘80等)は、例えば図9
に示すように、予め定めた所定の加速度以上でストッパ
ー(50)がベース(40)内に押し込まれた場合に、ストッパ
ー(50)がベース(40)から突出した状態でストッパー(50)
のスライドを規制するものである。請求項2記載の発明
は、その規制手段が、次の5つの構成を備えている点を
特徴とする。
の第1スライド溝(51)は、例えば図3に示すように、ス
トッパー(50)の幅方向に形成されている。第2は、第2
スライド溝(53)であって、この第2スライド溝(53)は、
例えば図3に示すように、前記第1スライド溝(51)の一
端部と交差する交差部(54)を有し、ストッパー(50)のス
ライド方向に沿って形成されている。
イダ(70)は、例えば図3,7に示すように、ストッパー
(50)がベース(40)内に後退する際に、第1スライド溝(5
1)から第2スライド溝(53)の交差部(54)に向かって移動
するものである。第4は、重錘(80)であって、この重錘
(80)は、例えば図3,9に示すように、前記第2スライ
ド溝(53)にスライド可能に保持され、スライダ(70)が第
1スライド溝(51)から第2スライド溝(53)の交差部(54)
に向かって移動するのを阻止するものである。
120)であって、この重錘用付勢手段(例えば復帰バネ1
20)は、例えば図3,7に示すように、重錘(80)をその
慣性力に抗して、前記交差部(54)から離れる方向に付勢
するものである。
のような作用を奏する。すなわち、扉本体(30)を閉める
と、例えば図7,8に示すように、ストッパー(50)の突
出端部が扉本体(30)に当接し、扉本体(30)の閉動作に伴
って、ストッパー(50)がベース(40)内に押し込まれる。
ると、例えば図9に示すように、ストッパー(50)の後退
が、規制手段(例えば重錘80等)により規制され、スト
ッパー(50)は、ベース(40)から突出した状態を維持す
る。このため、扉本体(30)の閉動作を一時的に停止さ
せ、例えば図9に示すように、扉枠(20)と扉本体(30)と
の間に所定の隙間を作ることができる。
1記載の発明の作用に加え、次のような作用を奏する。
すなわち、扉本体(30)を閉めると、例えば図7,8に示
すように、ストッパー(50)の後退に伴って、ストッパー
(50)が第1スライド溝(51)から第2スライド溝(53)の交
差部(54)に向かって移動する。
ように、重錘用付勢手段(例えば復帰バネ120)の付勢
力により、交差部(54)から離れている。これに対し、扉
本体(30)が急激に閉められると、例えば図9に示すよう
に、重錘(80)が、慣性力により、重錘用付勢手段(例え
ば復帰バネ120)の付勢力に抗して、交差部(54)に留ま
ろうとする。
に示すように、交差部(54)に留まっている重錘(80)によ
り、第1スライド溝(51)から第2スライド溝(53)の交差
部(54)に向かって移動するのが阻止される。したがっ
て、ストッパー(50)の後退の後退が阻止され、ストッパ
ー(50)は、例えば図9に示すように、ベース(40)から突
出した状態を維持する。
うに、重錘用付勢手段(例えば復帰バネ120)の付勢力
により、交差部(54)から離れる。このため、ストッパー
(50)の移動が可能となり、例えば図8に示すように、ス
トッパー(50)がベース(40)内に引っ込むことで、扉本体
(30)が閉じる。
ある。図1は、一部を欠截した状態を示す緩衝装置の平
面図、図2は緩衝装置の取付位置を示す斜視図、図3は
緩衝装置の分解斜視図、図4は図1のIV−IV線に沿う断
面図、図5は図1のV−V線に沿う断面図、図6は図1
のVI−VI線に沿う断面図、図7は緩衝装置の断面図、図
8は図7に対応し、同図はドアの閉状態を示す緩衝装置
の断面図、図9は図7に対応し、同図は緩衝装置の作動
状態を示す断面図をそれぞれ示す。
装置10を示し、この緩衝装置10は、図2に示すように、
扉枠20と、この扉枠20にヒンジを介して開閉可能に取り
付けられた扉本体30との間に配設されて、扉本体30の急
激な閉動作を緩衝するものである。なお、開閉扉とし
て、家屋等のドアを例示したが、これに限らずに、家具
の窓や雨戸、或いは家具や器具等の開閉扉に使用しても
良い。また、開閉扉は、ヒンジを使用した回転タイプに
限らずに、引き戸やシャッタ、或いは引き出し等でも良
い。
に、扉枠20に固定されるベース40と、このベース40内に
出没可能に取り付けられ、ドアの閉動作に際して、扉本
体30に先端部を当接させるストッパー50と、このストッ
パー50を、常にはベース40から先端部が突出する方向に
付勢するストッパー用付勢手段である突出バネ60と、予
め定めた所定の加速度以上でストッパー50がベース40内
に押し込まれた場合に、ストッパー50がベース40から突
出した状態でストッパー50のスライドを規制する規制手
段であるスライダ70及び重錘80等とを備える。
及び前面が開放した箱状のベース本体90と、下面及び前
面が開放した箱状であって、上記したベース本体90の上
方からベース本体90に被着して、ベース本体90の上面開
口部を閉塞するカバー部材100とを備えている。そし
て、ベース本体90にカバー部材100を被着した状態で
は、前面に開口部41を有する箱状となる。
ら、それぞれ左右外方に向かって取付部91が延設してあ
る。そして、この取付部91には、それぞれほぼ中央にネ
ジ挿通孔92を開設してある。また、ベース本体90の底面
の内面には、スライダ70を案内するためのスライド軸溝
93が設けてある。このスライド軸溝93は、前面開口部41
側の一側からベース本体90の後面側に向かって幅方向に
斜行する斜行部93aと、この斜行部93aの後端からベース
本体90の後面側に向かって、ベース本体90の長さ方向に
延びる直行部93bとからなる。また、スライド軸溝93の
斜行部93aから直行部93bにかけての一側(図3において
上側)には、斜行部93a及び直行部93bを拡幅するととも
に、この拡幅部分の両端部から斜め外方に延びた補強部
材嵌合溝94が設けてある。
うに、スライド軸溝93を補強するための補強部材110を
取り付けてある。この補強部材110は、補強部材嵌合溝9
4の形状に合致するように屈曲させた板状の部材で、ベ
ース本体90の上方から補強部材嵌合溝94内に嵌合させる
ことにより、スライド軸溝93を補強している。また、ベ
ース本体90の底面には、図3,4に示すように、左右の
周囲壁95のそれぞれ内側に沿ってベース本体90の長さ方
向に、ストッパー50を案内するための一対の案内溝96,9
6が設けてある。なお、上記したスライド軸溝93の直行
部93bの後端部の位置と、案内溝96,96の後端部の位置
は、ストッパー50がベース40内に押し込まれた場合に、
ストッパー50の先端部が完全にベース40内に没入して、
ストッパー50が停止するような位置となっている。
側には、図3,4に示すように、ベース本体90の前方に
向かって、突出バネ60の一端部を取り付けるための突出
バネ取付突起97が突設してある。さらに、ベース本体90
の周囲壁95の後面の上縁には、図3に示すように、カバ
ー部材100を被着する際に位置決めを行うための位置決
め突起98,98が、上方に向かって一対突設してあり、周
囲壁95の後面の外側には、図4に示すように、後面内側
に向かって段部99が設けてある。
うに、ベース本体90の上方からベース本体90に被着し
て、全体として前面に開口部41を有する箱状のベース40
を形成するもので、前面側の左右外方には、上記したベ
ース本体90に設けた取付部91の上方に位置するように、
ネジ挿通ボス部101が設けてある。このネジ挿通ボス部1
01の下面には、取付部91のネジ挿通孔92に連通するネジ
挿通孔102が開設してある。
図1,3に示すように、ベース本体90に設けた位置決め
突起98,98を挿入するための左右一対の位置決め孔103,1
03が開設してある。また、カバー部材100の後面の内側
下部には、図3,4に示すように、上方に向かって拡径
する係合鉤部104,104が、左右に一対設けてある。上記
したベース本体90と、カバー部材100とによりベース40
を形成するには、ベース本体90の上部開放側からカバー
部材100を臨ませ、位置決め孔103,103内に位置決め突起
98,98を挿入するとともに、係合鉤部104,104を段部99に
係合させ、取付部91とネジ挿通ボス部101とを一体に合
わせるようにして、ベース本体90にカバー部材100を被
着すれば良い。
上記ストッパー50の中央より後方側には、図3に示すよ
うに、幅方向に第1スライド溝51を形成してあり、この
第1スライド溝51の底面には、スライド長孔52が開設し
てある。また、この第1スライド溝51の一端部からは、
第1スライド溝51に連通するとともに、ストッパー50の
基端部に向かってストッパー50の長さ方向に、第2スラ
イド溝53が形成してある。前記第2スライド溝53の一端
部には、第1スライド溝51とL字形に交差した交差部54
を有する。
1,6に示すように、ベース本体90の案内溝96内をスラ
イドするスライド突起55,55が、下方に向かって左右に
一対設けてある。また、ストッパー50には、図1,3に
示すように、その背面から内部に向かって、上記した突
出バネ60の他端部を支持するための突出バネ挿通穴56が
設けてある。
図1に示すように、重錘80を付勢する重錘用付勢手段と
しての復帰バネ120を取り付けるための復帰バネ取付突
起57が、ストッパー50の後方に向かって突設してある。
つぎに、前記した規制手段について説明する。上記規制
手段は、図1,3に示すように、ストッパー50のベース
40への出没に連動して、第1スライド溝51及びこれに連
通する第2スライド溝53内をストッパー50の幅方向にス
ライドするスライダ70と、第2スライド溝53内にスライ
ド可能に取り付けられ、常にはストッパー50の基端部方
向に向かって付勢されるとともに、予め定めた所定の加
速度以上でストッパー50がベース40内に押し込まれた場
合に、その慣性により第2スライド溝53の先端部に移動
して、スライダ70の第2スライド溝53内へのスライドを
規制して、ストッパー50がベース40から突出した状態で
ストッパー50のスライドを規制する重錘80とを備える。
に、スライダブロック71と、このスライダブロック71の
下面から下方に向かって突出したスライド軸72とを備え
る。なお、本実施例では、図5に示すように、スライド
軸72は、スライダブロック71の下側からスライダブロッ
ク71内に圧入してある。また、スライダブロック71の上
部には、一側に向かって突部73を設けてあり、スライダ
ブロック71全体として、断面略逆L字状となっている。
そして、このスライダ70は、図1,4,5に示すよう
に、突部73を第2スライド溝53に向けて、スライド軸72
をスライド長孔52に挿通した状態で、ストッパー50の第
1スライド溝51内にスライド可能に取り付けられる。
四角柱状の部材からなる。そして、重錘80は、図1に示
すように、第2スライド溝53の復帰バネ取付突起57に復
帰バネ120の一端を取り付け、復帰バネ120の他端が重錘
80の先端部に当接した状態で、第2スライド溝53内にス
ライド可能に取り付けられ、常には、第2スライド溝53
の後端部に向かって付勢されている。
力との関係は、予め定めた所定の加速度以上でストッパ
ー50がベース40内に押し込まれた場合、すなわち、扉本
体30が予め定めた所定の加速度以上で急激に閉じられた
場合に、重錘80が、その慣性により、復帰バネ120の付
勢に抗して第2スライド溝53内を先端部に向かってスラ
イドし、第1スライド溝51の一端部を閉塞するような関
係となるように構成されている。
イド軸溝93内にスライダ70のスライド軸72がスライド可
能に位置し、ベース本体90の突出バネ取付突起97に一端
を取り付けた突出バネ60の他端を突出バネ挿通穴56に挿
通した状態で、ベース本体90に取り付けられる。そし
て、ベース本体90にカバー部材100を被着することによ
り、ベース40内にストッパー50を出没可能に取り付ける
ことができる。
は、図1に示すように、扉枠20にヒンジを介して取り付
けた扉本体30にストッパー50の先端が当接するようにし
て、扉枠20に取り付けられる。緩衝装置10を扉枠20に取
り付けるには、ネジ挿通ボス部101のネジ挿通孔102と取
付部91のネジ挿通孔92とにネジを一連に挿通して、ネジ
の先端を扉枠20にねじ込めば良い。なお、緩衝装置10の
扉枠20への取り付けには、上記したネジ止めの他に、接
着等の手段を用いても良い。
の動作について、以下に説明する。扉本体30が開いた状
態では、図7に示すように、突出バネ60の付勢により、
先端部がベース40から突出する方向に付勢されて、ベー
ス40の前面開口部41からストッパー50が突出した状態と
なっている。このとき、スライダ70は、第1スライド溝
51の一側(図7において上側)に位置し、スライド軸72
は、スライド長孔52の一側(図7において上側)に位置
している。また、スライド長孔52から突出したスライド
軸72の先端部は、スライド軸溝93の斜行部93aの先端部
に位置している。
り、第2スライド溝53の基端部に位置している。さら
に、ストッパー50底面に設けたスライド突起55は、ベー
ス本体90に設けた案内溝96,96の先端部に位置してい
る。そして、ストッパー50の先端部に扉本体30が当接し
て、予め定めた所定の加速度未満で扉本体30が閉じられ
た場合には、ストッパー50が扉本体30に押されて、突出
バネ60の付勢に抗して、ベース40内に没入し始める。
端部は、スライド軸溝93の斜行部93aを直行部93bに向か
ってスライドし、スライダ70の突部73が、第2スライド
溝53内に進入する。ストッパー50が更に押されると、図
8に示すように、スライダ70のスライド軸72の先端部
は、スライド軸溝93の直行部93bをベース40の後方に向
かってスライドし、スライド軸72の先端部がスライド軸
溝93の後端部に位置するとともに、スライド突起55が案
内溝96の後端部に位置して、ストッパー50の先端部がベ
ース40内に完全に没入して、扉本体30を閉じることがで
きる。
当接して、予め定めた所定の加速度以上で急激に扉本体
30が閉じられた場合には、図9に示すように、ストッパ
ー50が扉本体30に押されて、突出バネ60の付勢に抗し
て、ベース40内に後退する。このとき、重錘80は、自ら
の慣性により、復帰バネ120の付勢に抗して、第2スラ
イド溝53内を先端部に向かってスライドし、第1スライ
ド溝51の一端部を閉塞した状態となる。
の先端部が、スライド軸溝93の斜行部93aを直行部93bに
向かってスライドしてくると、スライダ70の突部73が、
第2スライド溝53内の重錘80に当接し、それ以上第2ス
ライド溝53内に進入することができなくなる。したがっ
て、スライド軸72の先端部がスライド軸溝93の斜行部93
aの途中に留まって、スライダ70のスライドが阻止され
るので、それ以上、ストッパー50がベース40内に後退で
きなくなる。
され、扉本体30と扉枠20との間に、一時的に隙間を生じ
させることができる。このように、スライダ70のスライ
ドが阻止されている状態では、ストッパー50がベース40
の後方に向かって押し込まれているため、スライド軸溝
93の斜行部93aの後側面は、スライド軸72によって強く
押されるが、スライド軸溝93の斜行部93aには補強部材1
10が取り付けてあるため、スライド軸溝93の損傷を防止
することができる。
時的に停止すると、重錘80に働いていた慣性力が消滅
し、重錘80は、復帰バネ120の付勢により、第2スライ
ド溝53の後端部に向かってスライドする。このため、ス
ライダ70の突部73が重錘80から外れ、スライダ70が第2
スライド溝53内に進入できる状態となる。
押されると、図8に示すように、スライダ70のスライド
軸72の先端部は、スライド軸溝93の直行部93bをベース4
0の後方に向かってスライドし、スライド軸72の先端部
がスライド軸溝93の後端部に位置するとともに、スライ
ド突起55が案内溝96の後端部に位置して、ストッパー50
の先端部がベース40内に完全に没入して、扉本体30を閉
じることができる。
以下に説明するような効果を奏することができる。請求
項1記載の発明によれば、扉本体の急激な閉動作に対し
ては確実に緩衝を行うことができるとともに、通常の閉
動作では容易に扉本体を閉めることができるようにした
開閉扉用緩衝装置を提供することができる。
所定の加速度以上で扉本体が閉まろうとした場合に、扉
本体の閉動作に伴う慣性力を利用して、扉本体の閉動作
を一時的に停止させてることができるようにした開閉扉
用緩衝装置を提供することができる。
ある。
装置の断面図である。
す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 扉枠と、この扉枠に開閉可能に取り付け
られた扉本体との間に配設されて、扉本体の急激な閉動
作を緩衝する開閉扉用緩衝装置において、 上記開閉扉用緩衝装置は、扉枠に固定されるベースと、 このベース内にスライド可能に保持され、前記ベースか
ら扉本体に向かって突出するストッパーと、 このストッパーを、常にはベースから突出する方向に付
勢するストッパー用付勢手段と、 予め定めた所定の加速度以上でストッパーがベース内に
押し込まれた場合に、ストッパーがベースから突出した
状態でストッパーのスライドを規制する規制手段とを備
えたことを特徴とする開閉扉用緩衝装置。 - 【請求項2】 規制手段は、 ストッパーの幅方向に形成された第1スライド溝と、 この第1スライド溝の一端部と交差する交差部を有し、
ストッパーのスライド方向に沿って形成された第2スラ
イド溝と、 ストッパーがベース内に後退する際に、第1スライド溝
から第2スライド溝の交差部に向かって移動するスライ
ダと、 前記第2スライド溝にスライド可能に保持され、スライ
ダが第1スライド溝から第2スライド溝の交差部に向か
って移動するのを阻止する重錘と、 この重錘をその慣性力に抗して、前記交差部から離れる
方向に付勢する重錘用付勢手段とを備えたことを特徴と
する請求項1記載の開閉扉用緩衝装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP13624195A JP3518930B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 開閉扉用緩衝装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13624195A JP3518930B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 開閉扉用緩衝装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08326410A true JPH08326410A (ja) | 1996-12-10 |
JP3518930B2 JP3518930B2 (ja) | 2004-04-12 |
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JP13624195A Expired - Fee Related JP3518930B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 開閉扉用緩衝装置 |
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1995
- 1995-06-02 JP JP13624195A patent/JP3518930B2/ja not_active Expired - Fee Related
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