JPH08325946A - 繊維用処理剤 - Google Patents

繊維用処理剤

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JPH08325946A
JPH08325946A JP15232295A JP15232295A JPH08325946A JP H08325946 A JPH08325946 A JP H08325946A JP 15232295 A JP15232295 A JP 15232295A JP 15232295 A JP15232295 A JP 15232295A JP H08325946 A JPH08325946 A JP H08325946A
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JP
Japan
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pva
acetic acid
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sizing agent
parts
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JP15232295A
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Inventor
Hiroshi Yukanami
浩 床並
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Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 繊維用経糸糊剤や洗濯用糊剤などに有用な繊
維用処理剤を提供すること。 【構成】 アルカリ金属の酢酸塩を2重量%以下、酢酸
を5重量%以下含有し、かつアルカリ金属の酢酸塩/酢
酸の重量比が0.01〜100であるアセト酢酸エステ
ル基含有ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アセト酢酸エステル基
含有ポリビニルアルコール系樹脂(以下、AA化PVA
と略記する)を含有する繊維用処理剤に関し、更に詳し
くは、抱合力、落糊性、耐摩擦性、毛羽だち防止性、接
着性、製織効率等に優れた繊維用経糸糊剤や剛軟性、ド
ライクリーニング性、防シワ性、変色性(着色や変色が
少ない)等優れた洗濯用糊剤などの繊維用処理剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、繊維用の処理剤として、繊維
用経糸糊剤や洗濯用糊剤等が知られており、前者は、繊
維を織って布(織物)にする時にその作業性や加工性を
向上させるために該繊維の表面にコーティングされるも
ので、布にされた後は水洗等により洗い流されるもので
あり、一方後者の洗濯用糊剤は、布(織物)の洗濯時
(最近は、洗濯・乾燥後のアイロンがけのときに、噴霧
されることもある)に用いられるもので、該布(織物)
に樹脂を含浸させて、所謂糊付けを行うものである。こ
れらの繊維用処理剤として、従来よりポリビニルアルコ
ール系樹脂(以下、PVAと略記する)が多用されてい
る。例えば、繊維用経糸糊剤としては、PVA又は変性
PVAを主体とし、これに適宜油剤や助剤を配合した
り、アクリル系共重合体や澱粉などを配合した水溶液が
広く実用に供されている。
【0003】しかしながら、かかる従来の繊維用経糸糊
剤にあっては接着性が不足したり、落糊や毛羽発生を完
全には防止しえなかったり、抱合力が低かったり、又製
織性が悪かったりすることが多かった。かかる欠点を解
決すべく、本出願人はPVAに糖類を配合する方法(特
開昭52−81191号公報)、低ケン化PVAにアニ
オン系界面活性剤を配合する方法(特開昭53−868
90号公報)、曇点が発現しないPVAを併用する方法
(特開昭54−160882号公報)及びスルホン酸変
性PVAと有機酸アルカリ金属塩を用いる方法(特開昭
54−160883号公報)を出願した。また、洗濯用
糊剤は、一般的にシリコーン等の滑り剤や香料等が添加
されているもので、衣類の洗濯時の糊付けや洗濯・乾燥
後のアイロンがけ時スプレー噴霧等による糊付けに供さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
織機の性能向上に伴い、市場での要求も一段と厳しくな
り、繊維用経糸糊剤のフィラメント糸用途においては、
抱合力、落糊性、粘着性、製織効率の向上が、またスパ
ン糸用途においては毛羽立ち防止、耐摩擦性、平滑性、
製織効率の向上がそれぞれ望まれており、更に洗濯用糊
剤においてもJIS L 1096に規定の如き剛軟
性、ドライクリーニング性、防シワ性、変色性等の向上
が望まれているのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決すべく
鋭意検討した結果、本発明者らは、アルカリ金属の酢酸
塩を2重量%以下、酢酸を5重量%以下含有し、かつア
ルカリ金属の酢酸塩/酢酸の重量比が0.01〜10
0、更にはアルカリ金属の酢酸塩を0.5重量%以下、
酢酸を2重量%以下含有し、かつアルカリ金属の酢酸塩
/酢酸の重量比が0.01〜10であるアセト酢酸エス
テル基含有ポリビニルアルコール系樹脂を繊維用処理
剤、特に繊維用経糸糊剤として用いたとき、上記の如き
フィラメント糸やスパン糸における繊維用経糸糊剤に要
求される諸性能を満たし、洗濯用糊剤としても上記の如
き剛軟性、ドライクリーニング性、防シワ性、変色性等
の向上が認められることを見いだし本発明に至った。以
下、本発明について詳述する。
【0006】本発明におけるAA化PVAの製造方法は
特に限定されるものではなく、任意の方法で製造される
が、好ましくはPVAとジケテンとを反応して得られ
る。例えばPVAを酢酸溶媒中に分散させておき、これ
にジケテンを添加する方法、PVAをジメチルホルムア
ミド、またはジオキサンなどの溶媒にあらかじめ溶解し
ておき、これにジケテンを添加する方法である。また、
酢酸等を吸収させたPVAにジケテンガスまたは液状ジ
ケテンを直接接触させてAA化PVAを得る方法も採り
得る。
【0007】AA化PVAを得る際に用いられるPVA
は特に限定されないが、残存酢酸基0.1〜20モル
%、平均重合度50〜6000(より好ましくは300
〜3000)、平均ケン化度85〜99.9モル%の範
囲が好ましい。また、AA化PVAのAA化度(アセト
酢酸エステル基含有量)は0.1〜8モル%、より好ま
しくは3〜6モル%の範囲である。AA化度が0.1モ
ル%未満のAA化PVAでは本発明の効果が得難く、逆
にAA化度が8モル%を越えたAA化PVAでは、溶液
濃度が高くなったときの溶液の安定性が低下して好まし
くない。
【0008】本発明では、上記の如き従来のAA化PV
Aにアルカリ金属(ナトリウム、カリウム等)の酢酸塩
を2重量%以下(好ましくは0.01〜0.5重量
%)、酢酸を5重量%以下(好ましくは0.001〜2
重量%)含有させて、かつ該アルカリ金属の酢酸塩と酢
酸の重量比(アルカリ金属の酢酸塩/酢酸)を0.01
〜100(好ましくは0.1〜10、更に好ましくは
0.1〜5)の範囲にコントロールされたAA化PVA
を用いることを最大の特徴とするもので、アルカリ金属
の酢酸塩が2重量%を越えると、洗濯用糊剤のセット力
が弱くなり、酢酸が5重量%を越えると、糊剤(糊液)
としての安定性が低下したり、アイロン仕上げ時の着色
・変色等が発生したりして好ましくない。また、アルカ
リ金属の酢酸塩/酢酸の重量比が0.1より小さいとき
は、糊剤中の添加剤の分離等が発生して不安定となり、
逆に該重量比が100を越えると、経糸糊剤用途では耐
摩擦性が低下し、又洗濯用糊剤用途では剛軟性及び防シ
ワ性が乏しく好ましくない。なお、上記のアルカリ金属
の酢酸塩の定量は、AA化PVAを灰化した後、灰分を
塩酸水溶液に加温下に溶解した溶液について原子吸光法
による。また、酢酸の定量法としては、試料を水溶液と
して、ガスクロマトグラフィ−/質量分析法(GC/M
S法)によって求める。
【0009】本発明では、用いられるAA化PVA中に
含有されるアルカリ金属の酢酸塩及び酢酸の量が上記の
如くコントロールされていればよく、そのコントロール
の方法は任意である。例えば、原末のPVAを製造する
時のケン化時のアルカリ触媒の量を調節したり、PVA
製造後アルカリ金属の酢酸塩を追加したり、除去したり
いずれも任意である。酢酸量もPVA製造後に酢酸を添
加したり、又多量に酢酸が含まれるPVAを洗浄、乾燥
したりしても良い。又原末処理にとどまらず、AA化P
VAの製造中又は製造後で、アルカリ金属の酢酸塩を添
加したり、除去したり、酢酸を除去したり添加して、コ
ントロールを行っても良い。工業的にはAA化PVA製
造後、アルカリ金属の酢酸塩及び酢酸の除去を行う方法
が実用的で、該アルカリ金属の酢酸塩を取り除くには、
具体的にはアルコール洗浄が採用され、該アルコールと
してはメタノール、エタノール、n−プロパノール,イ
ソプロパノール等が挙げられるが、好ましくはメタノー
ルが用いられる。このアルコール洗浄は、通常PVAの
1〜15倍重量のアルコールを使用し、5〜60℃で
0.5〜2時間の条件で1〜3回程度洗浄される。
【0010】また、酢酸を取り除くには、減圧留去、メ
タノール洗浄、乾燥処理、濾過、遠心分離等の方法でA
A化PVAを処理する方法が挙げられ、これらの処理は
同時又は別々のいずれでも良いが、好ましくは、乾燥処
理が採用される。該乾燥処理の条件は装置により異なり
一概に言えないが、30〜80℃で10時間程度行えば
良く、好ましくは、40〜70℃で6時間程度行う。
【0011】本発明においては、かかるAA化PVAで
あればいずれも使用可能であるが、糊剤(糊液)の安定
性を考慮すれば、該AA化PVAの4%水溶液のpHを
3〜6.5、好ましくは4〜5に調節しておくことが好
ましい。該pHを調節する方法としては、特に限定され
ず、例えば、原末のPVAを製造する時のケン化時のア
ルカリ触媒の量を調節したり、PVA製造後酢酸を追加
したり、除去したりいずれも任意である。また必要に応
じ塩酸、硫酸、リン酸等の鉱酸又は、プロピオン酸、マ
レイン酸等の有機酸又は、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化カルシウム、第一アミン、第二アミン、
第三アミン、第四級アンモニウム塩等の添加によりpH
の調整を行っても良い。
【0012】又原末処理にとどまらず、AA化PVAの
製造中又は製造後で、上記のようなpH調整を行っても
良く、工業的にはAA化PVA製造後、酢酸の除去を行
う方法が実用的である。次に、得られたAA化PVAを
用いた繊維用経糸糊剤の調製について説明する。
【0013】該糊剤の調製にあたっては上記AA化PV
Aにさらに他の糊剤、例えばアクリル系糊剤、澱粉、化
工澱粉、カルボキシメチルセルロース等の高分子を併用
しても、上記効果には変わりなく、また場合によっては
一段と効果が大きくなることもある。
【0014】特にアクリル系糊剤との併用は重要であ
り、この併用により極めて優秀な繊維用経糸糊剤が得ら
れる。該アクリル系糊剤とはアクリル酸エステル、メタ
クリル酸エステルを主体とした疎水性モノマーとアクリ
ル酸、メタクリル酸をはじめとするエチレン性不飽和カ
ルボン酸やスルホン酸との共重合体をアルカリ性物質で
中和して水溶性又は水分散性にしたものを言う。該アク
リル系糊剤を併用するときの配合割合は前記AA化PV
A100重量部に対して0〜200重量部の範囲に入る
ように選択するのが好ましく、最適には、20〜100
重量部の範囲であり、該アクリル系糊剤の配合割合が余
りに少ないときは併用による相乗効果を期待しがたく、
逆に配合割合が余りに多いときは糊付糸の粘着性が高く
なり、織機上で落糊がガムアップし、さらにワープビー
ムで経糸が膠着し、開口状態が悪くなる上、コスト的に
も不利となり好ましくない。
【0015】また、他の糊剤と同様、油剤の併用も極め
て有用であり、該油剤としては、天然ワックス(鯨ろう
等の動物系ワックス、木ろう等の植物系ワックス、石油
系パラフィン等)や合成ワックス(パラフィン誘導体、
合成脂肪族アルコールと酸、合成脂肪酸エステル等)と
界面活性剤(アニオン系、ノニオン系等)等の混合物か
らなるもので、具体的にはフィラメント糸用としては、
「サイテックスT−190」(互応化学工業(株)製、
有効成分35重量%)、「サイテックスT−290」
(互応化学工業(株)製、有効成分35重量%)等、ス
パン糸用としては、「マーコノールTS253」(松本
油脂製薬(株)製、有効成分100%)、「マーコノー
ルTS222」(松本油脂製薬(株)製、有効成分10
0%)、「ソルビルワックス135」(ユシロ化学工業
(株)製、有効成分100%)等の商品が好適に使用さ
れる。
【0016】該油剤の配合割合は、前記AA化PVA1
00重量部に対して1〜40重量部の範囲に入るように
選択するのが好ましく、最適には、5〜10重量部の範
囲であり、該油剤の配合割合が余りに少ないときは平滑
性が低下し、逆に配合割合が余りに多いときは皮膜の粘
着性が大きくなったり、落糊が多くなったりして好まし
くない。更に、本発明では、本発明の効果を阻害しない
範囲において、公知の経糸糊付け用の平滑剤、柔軟剤、
浸透剤、静電防止剤、消泡剤などを適量添加しても何等
差し支えない。また、糊液中のAA化PVA含有量は、
2〜20重量%程度にコントロールするのが通常であ
る。かくして調製された本発明の繊維用経糸糊剤は、フ
ィラメント糸、スパン糸(紡績糸)、ウーリー加工糸等
の糊付けに供される。
【0017】また、本発明のAA化PVAを洗濯糊剤と
して使用する場合には、粉末型、液状型、スプレ
ー型等の形態で供され、の場合も糊付け時にはと同
様の希薄水溶液とされ、該水溶液に洗濯・脱水後の洗濯
物を浸漬して糊を付着或いは浸透させて乾燥後、アイロ
ン仕上げ等を行ったり、の場合は洗濯・脱水・乾燥後
の洗濯物にスプレー塗布して直後にアイロン仕上げを行
って糊付けを行うものである。このときの水溶液(スプ
レー溶液も含む)中のAA化PVA含有量は、0.1〜
20重量%、好ましくは1〜10重量%程度にコントロ
ールするのが通常で、該PVA以外に滑り剤、香料等を
添加することも可能である。上記の如く本発明のAA化
PVAを主成分とした繊維用処理剤は、繊維用経糸糊剤
や洗濯用糊剤用途のみならず、織物の硬仕上げ等の繊維
用処理剤としての使用も可能である。
【0018】
【作 用】本発明の繊維用処理剤は、特定のAA化PV
Aを主成分としているため、繊維用経糸糊剤や洗濯用糊
剤等としての有用性が高く、繊維用経糸糊剤用途におい
ては、抱合力、落糊性、粘着性、製織効率の向上(以上
フィラメント糸)や毛羽立ち防止、耐摩擦性、平滑性、
製織効率の向上(以上スパン糸)がそれぞれ可能で、洗
濯用糊剤用途においても剛軟性、ドライクリーニング
性、防シワ性、変色性等の向上が望める。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。なお,実施例中「%」、「部」とあるのは、断り
のない限り重量基準を意味する。 (AA化PVAの製造)下記の方法によって、AA化P
VA(PVA−Ia〜VIIIb)を製造した。 [PVA−Ia]酢酸ナトリウムを0.3%含有するP
VA粉末(ケン化度88モル%、重合度500、平均粒
径100メッシュ)をニーダーに100部仕込み、これ
に酢酸60部を入れ、膨潤させ、回転数20rpmで撹
拌しながら、60℃に昇温後、ジケテン25部と酢酸2
部の混合液を4時間かけて滴下し、更に30分間反応さ
せた。反応終了後の反応分散液をメタノール500部の
メタノールで洗浄した後70℃で、6時間乾燥し、酢酸
ナトリウム0.05%、酢酸0.1%を含有する(酢酸
ナトリウム/酢酸の重量比=0.5)AA化度6.0モ
ル%のAA化PVAを得た。また、かかるAA化PVA
の4%水溶液のpHは4.5であった。
【0020】[PVA−Ib]酢酸ナトリウムを0.3
%含有するPVA粉末(ケン化度99.4モル%、重合
度1200、平均粒径100メッシュ)をニーダーに1
00部仕込み、これに酢酸60部を入れ、膨潤させ、回
転数20rpmで撹拌しながら、60℃に昇温後、ジケ
テン25部と酢酸2部の混合液を4時間かけて滴下し、
更に30分間反応させた。反応終了後の反応分散液をメ
タノール500部のメタノールで洗浄した後70℃で、
6時間乾燥し、酢酸ナトリウム0.05%、酢酸0.1
%を含有する(酢酸ナトリウム/酢酸の重量比=0.
5)AA化度6.0モル%のAA化PVAを得た。ま
た、かかるAA化PVAの4%水溶液のpHは4.5で
あった。
【0021】[PVA−IIa]酢酸ナトリウムを0.3
%含有するPVA粉末(ケン化度88モル%、重合度6
00、平均粒径200メッシュ)をニーダーに100部
仕込み、回転数60rpmで撹拌しながら、液状ジケテ
ン15部を室温で30分間にわたって噴霧添加した後、
60℃に昇温して3時間反応させた。反応後、50部の
メタノールで3回洗浄してから、酢酸ナトリウムを0.
05部添加した後、60℃で、8時間乾燥し、酢酸ナト
リウムを0.05%、酢酸0.01%を含有する(酢酸
ナトリウム/酢酸の重量比=5)AA化度3.3モル%
のAA化PVA組成物を得た。また、かかるAA化PV
Aの4%水溶液のpHは4.8であった。
【0022】[PVA−IIb]酢酸ナトリウムを0.3
%含有するPVA粉末(ケン化度88モル%、重合度1
300、平均粒径200メッシュ)をニーダーに100
部仕込み、回転数60rpmで撹拌しながら、液状ジケ
テン15部を室温で30分間にわたって噴霧添加した
後、60℃に昇温して3時間反応させた。反応後、50
部のメタノールで3回洗浄してから、酢酸ナトリウムを
0.05部添加した後、60℃で、8時間乾燥し、酢酸
ナトリウムを0.05%、酢酸0.01%を含有する
(酢酸ナトリウム/酢酸の重量比=5)AA化度3.3
モル%のAA化PVA組成物を得た。また、かかるAA
化PVAの4%水溶液のpHは4.8であった。
【0023】[PVA−IIIa]酢酸ナトリウムを0.
3%含有するPVA粉末(ケン化度88モル%、重合度
600、平均粒径100メッシュ)をニーダーに100
部仕込み、回転数 20rpmで撹拌しながら、1時間
にわたって90℃に昇温しながら、蒸発器で発生させた
ジケテンガス8部を反応器内に流入させた。90℃に昇
温後、さらに30分間撹拌後、水5部と酢酸10部を噴
霧して混合し、減圧下(100mmHg)60℃で8時
間乾燥させ、酢酸ナトリウムを0.1%、酢酸2%を含
有する(酢酸ナトリウム/酢酸の重量比=0.05)A
A化度3.1モル%のAA化PVAを得た。また、かか
るAA化PVAの4%水溶液のpHは3.5であった。
【0024】[PVA−IIIb]酢酸ナトリウムを0.
3%含有するPVA粉末(ケン化度88モル%、重合度
1300、平均粒径100メッシュ)をニーダーに10
0部仕込み、回転数 20rpmで撹拌しながら、1時
間にわたって90℃に昇温しながら、蒸発器で発生させ
たジケテンガス8部を反応器内に流入させた。90℃に
昇温後、さらに30分間撹拌後、水5部と酢酸10部を
噴霧して混合し、減圧下(100mmHg)60℃で8
時間乾燥させ、酢酸ナトリウムを0.1%、酢酸2%を
含有する(酢酸ナトリウム/酢酸の重量比=0.05)
AA化度3.1モル%のAA化PVAを得た。また、か
かるAA化PVAの4%水溶液のpHは3.5であっ
た。
【0025】[PVA−IVa]上記のPVA−Iaの製
造において、メタノール500部での洗浄をさらに1回
追加し、乾燥条件を減圧下(100mmHg)70℃で
6時間に変更した他は同様に製造し、酢酸ナトリウムを
0.0075%、酢酸0.001%を含有する(酢酸ナ
トリウム/酢酸の重量比=7.5)AA化度3.1モル
%のAA化PVAを得た。また、かかるAA化PVAの
4%水溶液のpHは5.8であった。 [PVA−IVb]上記のPVA−Ibの製造において、
メタノール500部での洗浄をさらに1回追加し、乾燥
条件を減圧下(100mmHg)70℃で6時間に変更
した他は同様に製造し、酢酸ナトリウムを0.0075
%、酢酸0.001%を含有する(酢酸ナトリウム/酢
酸の重量比=7.5)AA化度3.1モル%のAA化P
VAを得た。また、かかるAA化PVAの4%水溶液の
pHは5.8であった。
【0026】[PVA−Va]上記のPVA−Iaの製造
において、メタノール量を100部に変更し、乾燥条件
を40℃で6時間に変更した以外は同様に行って、酢酸
ナトリウム0.2%、酢酸5.3%を含有する(酢酸ナ
トリウム/酢酸の重量比=0.04)AA化度6.0モ
ル%、4%水溶液のpHが2.8のAA化PVAを得
た。 [PVA−Vb]上記のPVA−Ibの製造において、メ
タノール量を100部に変更し、乾燥条件を40℃で6
時間に変更した以外は同様に行って、酢酸ナトリウム
0.2%、酢酸5.3%を含有する(酢酸ナトリウム/
酢酸の重量比=0.04)AA化度6.0モル%、4%
水溶液のpHが2.8のAA化PVAを得た。
【0027】[PVA−VIa]上記のPVA−IaのA
A化PVAの製造において、乾燥条件を減圧下(100
mmHg)70℃で6時間に変更した以外は同様に行っ
て、酢酸ナトリウム0.2%、酢酸0.001%を含有
する(酢酸ナトリウム/酢酸の重量比=200)AA化
度6.0モル%、4%水溶液のpHが5.8のAA化P
VAを得た。 [PVA−VIb]上記のPVA−IbのAA化PVAの
製造において、乾燥条件を減圧下(100mmHg)7
0℃で6時間に変更した以外は同様に行って、酢酸ナト
リウム0.2%、酢酸0.001%を含有する(酢酸ナ
トリウム/酢酸の重量比=200)AA化度6.0モル
%、4%水溶液のpHが5.8のAA化PVAを得た。
【0028】[PVA−VIIa]上記のPVA−IaのA
A化PVAの製造において、(AA化)反応終了時に酢
酸ナトリウム1.7部を加えて撹拌し、その後の乾燥条
件を減圧下(100mmHg)70℃で4時間に変更し
た以外は同様に行って、酢酸ナトリウム2.2%、酢酸
0.25%を含有する(酢酸ナトリウム/酢酸の重量比
=8.8)AA化度6.0モル%、4%水溶液のpHが
5.3のAA化PVAを得た。 [PVA−VIIb]上記のPVA−IbのAA化PVAの
製造において、(AA化)反応終了時に酢酸ナトリウム
1.7部を加えて撹拌し、その後の乾燥条件を減圧下
(100mmHg)70℃で4時間に変更した以外は同
様に行って、酢酸ナトリウム2.2%、酢酸0.25%
を含有する(酢酸ナトリウム/酢酸の重量比=8.8)
AA化度6.0モル%、4%水溶液のpHが5.3のA
A化PVAを得た。
【0029】[PVA−VIIIa]酢酸ナトリウムを0.
1%含有するPVA粉末(ケン化度99.5%、重合度
600、平均粒径200メッシュ)をニーダーに100
部仕込み、これに酢酸30部、アセト酢酸メチル30部
及び硫酸2部を加え80℃にて撹拌しながら8時間反応
し、反応終了後メタノール50部で洗浄し、60℃、4
時間乾燥し、酢酸ナトリウム0.02%、酢酸4%を含
む(酢酸ナトリウム/酢酸の重量比=0.005)、A
A化度6.0モル%、4%水溶液のpHが2.5のAA
化PVAを得た。 [PVA−VIIIb]酢酸ナトリウムを0.1%含有する
PVA粉末(ケン化度99.5%、重合度1200、平
均粒径200メッシュ)をニーダーに100部仕込み、
これに酢酸30部、アセト酢酸メチル30部及び硫酸2
部を加え80℃にて撹拌しながら8時間反応し、反応終
了後メタノール50部で洗浄し、60℃、4時間乾燥
し、酢酸ナトリウム0.02%、酢酸4%を含む(酢酸
ナトリウム/酢酸の重量比=0.005)、AA化度
6.0モル%、4%水溶液のpHが2.5のAA化PV
Aを得た。
【0030】実施例1 上記のPVA−Iaを主成分とした下記糊液を用いて、
ポリエステルフィラメント糸に糊付けを行い、得られた
糸で製織を以下の如く行った。 (糊液組成) ・PVA−Ia 100部 ・アクリル系糊剤 100部 (プラスサイズ780,互応化学工業社製, アクリル酸エステル共重合体ナトリウム塩,25%溶液) ・油剤 5部 (サイテックスT−190,互応化学工業社製, ワックス及び非イオン活性剤含有,35%溶液) ・水 2000部
【0031】 (糊付条件) 対象糸 ポリエステルフィラメント糸 (75デニール/36フィラメント、無撚) 糊付機 津田駒社製KS−J型ワーピングスラッシャー 糊付条件 絞り全荷重 180〜260kg 糊液温度 50℃ 乾燥温度 チャンバー 120℃×2 シリンダー 100℃×2 巻取速度 95m/min 着量 12.1%
【0032】次に上記のPVA−Ibを主成分とした下
記糊液を用いて、ポリエステルスパン糸に糊付けを行
い、得られた糸で製織を以下の如く行った。 (糊液組成) ・PVA−Ib 100部 ・アクリル系糊剤 2部 (マーポゾールTS−189,松本油脂製薬(株)製, アクリル酸エステル共重合体ナトリウム塩,25%溶液) ・油剤 8部 (マコノールTS−797,松本油脂製薬(株)製, ワックス及び非イオン活性剤含有99%塩) ・トウモロコシ澱粉 10部 ・水 1000部
【0033】 (糊付条件) 対象糸 ポリエステルスパン糸(40番手) 糊付機 馬場産業(株)製、2B0X12C 糊付条件 絞り全荷重 500〜800kg 糊液温度 85℃ 乾燥温度 シリンダー(1〜6) 120℃ シリンダー(7〜12)110℃ 巻取速度 60m/min 着量 13%
【0034】(製織条件)上記の糊付条件で得られた糊
付けポリエステルフィラメント糸或いは糊付けポリエス
テルスパン糸を用いて製織を以下の条件で行った。糊付
けポリエステルフィラメント糸の場合は、織物はタフタ
で、総経糸本数4600本、織上巾38インチ、経糸密
度118本/インチ、緯糸密度90本/インチ、織機は
自動織機160rpmで、50mを1疋として各10疋
を製織した。又糊付けポリエステルスパン糸の場合は、
織物は、総経糸本数4100本、織上巾39インチ、経
糸密度104本/インチ、緯糸密度92本/インチ、織
機はエアジェットルーム(AJL)600rpmで、1
00mを1疋として各10疋を製織した。上記の糊付け
時及び製織時において、フィラメント糸については抱合
力、落糊性、粘着性、開口状態、製織効率を、スパン糸
については毛羽立ち性、耐摩擦性、落糊性、経糸停台
性、製織効率をそれぞれ以下の方法により調べた。
【0035】・抱合力 糊付け後の糊付け糸をTM式抱合度試験機(松井精機
製)を用いて荷重100g/10本,角度145度で摩
擦した時のフィラメントが集束を失うまでの平均摩擦回
数を測定した。 ・落糊性 糊付け後の糊付糸を金属針(直径1mm)に絡ませて1
20度の角度になるよう該針の側面で糊付糸を摩擦させ
てこのとき落ちる糊の量を5段階(1級(少ない)〜5
級(多い))に分けて相対的に評価した。尚、摩擦時の
引張速度は10cm/minで糊付糸を10m摩擦させ
た。 ・粘着性 糊付け後の糊付糸をボビンに巻とり、35℃,80%R
Hで1週間放置した後、糸を引き出す時の抵抗を調べ
た。評価基準は以下の通り。 ◎ −−− 全く抵抗がない ○ −−− 少し抵抗がある × −−− 抵抗が大きく、引き出しに困難を要する
【0036】・開口状態 織機上の間丁ロール〜綜絖間における糸の開き程度を5
段階(1級(開きが大きい)〜5級(ほとんど開きがな
い))に分けて相対的に評価した。 ・製織効率 製織時の織機の回転数と緯糸打込密度による目的織上げ
時間と、実際の織上げ時間との比を%で表した。 ・毛羽立ち性 糊付け後の糊付糸の毛羽数(長さ3mm以上)(本/
m)を毛羽計数器(東レ(株)製)を用いて測定した。 ・耐摩擦性 糊付け後の糊付糸をTM式抱合度試験機(松井精機
(株)製)を用いて荷重400g/10本にて1000
回摩擦した後の糸の毛羽立ち状態を8段階(1級(毛羽
立ち無し)〜8級(毛羽立ちが激しく、製織不可))に
分けて相対的に評価した。 ・経糸停台性 製織時に経糸の毛羽,毛羽絡み及び糸切れ等による織機
の停止回数を測定した。
【0037】実施例2〜4、比較例1〜4 表1及び2に示すAA化PVAを用いて実施例1と同様
に糊剤を調製し、実施例1と同様にフィラメント糸及び
スパン糸の糊付けの評価を行った。実施例及び比較例の
評価結果も表1(フィラメント糸の評価)及び表2(ス
パン糸の評価)に併せて示す。
【0038】
【表1】 フィラメント糸の評価結果 AA化PVA 抱合力 落糊性 粘着性 開口状態 製織効率 の種類 (回) (級) (級) (%) 実施例1 PVA−Ia 25 2 ○ 3 92 〃 2 PVA−IIa 30 1 ◎ 1〜2 95 〃 3 PVA−IIIa 30 1 ◎ 1〜2 92 〃 4 PVA−IVa 20 2 ◎ 1〜2 90 比較例1 PVA−Va 糊剤に分離が見られ安定性が不良のため評価せず 〃 2 PVA−VIa 20 3 × 4 80 〃 3 PVA−VIIa 20 3 × 4〜5 81 〃 4 PVA−VIIIa 糊剤に分離が見られ安定性が不良のため評価せず
【0039】
【表2】 スパン糸の評価結果 AA化PVA 毛羽立ち性 耐摩擦性 落糊性 経糸停台性 製織効率 の種類 (本/m) (級) (級) (回/日) (%) 実施例1 PVA-Ib 0.3 3 3 10 92 〃 2 PVA-IIb 0.2 1 1 10 95 〃 3 PVA-IIIb 0.2 2 1 11 90 〃 4 PVA-IVb 0.3 3 2 11 92 比較例1 PVA-Vb 糊剤に分離が見られ安定性が不良のため評価せず 〃 2 PVA-VIb 0.8 4 3 18 88 〃 3 PVA-VIIb 0.8 4 4 15 87 〃 4 PVA-VIIIb 糊剤に分離が見られ安定性が不良のため評価せず
【0040】実施例5〜8、比較例5〜8 PVA−Ib〜VIIIbの各1%水溶液を調製後、該水溶
液に綿ブロード40′Sを浸漬してマングルにて絞り率
が150%になるように絞って風乾した。その後、17
8℃でアイロン仕上げを行い、剛軟性、ドライクリーニ
ング性、防シワ性、変色性の評価を行った。なお、評価
は以下の通り行い、◎(良好)〜×(不良)の4段階の
相対評価とした。
【0041】(剛軟性)JIS L 1096(一般織
物試験方法)の剛軟性A法(45゜カンチレバー法)に
準拠して測定した測定値より、剛軟性を相対的に比較し
た。 (ドライクリーニング性)アイロン仕上げで得られた綿
ブロードをドライクリーニングして、上記の剛軟性を測
定して、糊剤の落ちやすさ度合いを比較した。 (防シワ性)JIS L 1059(織物の防シワ性試
験方法)の防シワ性A法(針金法)に準拠して測定した
測定値より、防シワ性を相対的に比較した。 (変色性)アイロン仕上げで得られた綿ブロードの表面
を目視観察して変色や着色の度合いを比較した。評価結
果を表3に示す。
【0042】
【表3】 AA化PVA 剛軟性 ドライクリーニング性 防シワ性 変色性 の種類 実施例5 PVA-Ib ○ △〜○ ◎ ○ 〃 6 PVA-IIb ○ ○ ○ ○ 〃 7 PVA-IIIb ◎ ○ △〜○ △〜○ 〃 8 PVA-IVb ○ △〜○ ○ ○ 比較例5 PVA-Vb ○ × △ △ 〃 6 PVA-VIb ○ △ × ○ 〃 7 PVA-VIIb × × × × 〃 8 PVA-VIIIb ○ × △ △
【0043】
【発明の効果】本発明の繊維用処理剤は、特定のAA化
PVAを主成分としているため、繊維用経糸糊剤や洗濯
用糊剤等としての有用性が高く、繊維用経糸糊剤用途に
おいては、抱合力、落糊性、粘着性、製織効率の向上
(以上フィラメント糸)や毛羽立ち防止、耐摩擦性、平
滑性、製織効率の向上(以上スパン糸)がそれぞれ可能
で、洗濯用糊剤用途においても剛軟性、ドライクリーニ
ング性、防シワ性、変色性等の向上が望める。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ金属の酢酸塩を2重量%以下、
    酢酸を5重量%以下含有し、かつアルカリ金属の酢酸塩
    /酢酸の重量比が0.01〜100であるアセト酢酸エ
    ステル基含有ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とし
    てなることを特徴とする繊維用処理剤。
  2. 【請求項2】 アルカリ金属の酢酸塩を0.5重量%以
    下、酢酸を2重量%以下含有し、かつアルカリ金属の酢
    酸塩/酢酸の重量比が0.01〜10であるアセト酢酸
    エステル基含有ポリビニルアルコール系樹脂を主成分と
    してなることを特徴とする繊維用処理剤。
  3. 【請求項3】 繊維用処理剤が繊維用経糸糊剤であるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の繊維用処理剤。
  4. 【請求項4】 アセト酢酸エステル基含有ポリビニルア
    ルコール系樹脂100重量部に対してアクリル系糊剤が
    0〜200重量部配合されたことを特徴とする請求項3
    記載の繊維用処理剤。
  5. 【請求項5】 繊維用処理剤が洗濯用糊剤であることを
    特徴とする請求項1または2記載の繊維用処理剤。
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