JPH08325905A - パイル形成用経編機 - Google Patents
パイル形成用経編機Info
- Publication number
- JPH08325905A JPH08325905A JP8129421A JP12942196A JPH08325905A JP H08325905 A JPH08325905 A JP H08325905A JP 8129421 A JP8129421 A JP 8129421A JP 12942196 A JP12942196 A JP 12942196A JP H08325905 A JPH08325905 A JP H08325905A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knitting machine
- pile
- sinker
- rod
- warp knitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B27/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, warp knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B27/06—Needle bars; Sinker bars
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B23/00—Flat warp knitting machines
- D04B23/08—Flat warp knitting machines with provision for incorporating pile threads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一層大きなパイル高低差をもつパイル経編地
を一つの経編機により簡単に形成することができる冒頭
に指摘した種類のパイル形成用経編機を提供することで
ある。 【解決手段】 パイル形成用経編機が編針(2) 間の針間
にノックオーバシンカ(6) とパイルシンカ(7) とを有す
る。ノックオーバシンカ(6) は編針(2) に対して相対的
に最高位位置と編目脱出位置との間を変位動作可能であ
る(矢印36参照)。第2使用態様のときノックオーバシ
ンカ(6) は編目脱出位置で係止可能である。このことか
らさまざまなパイル高さが可能となる。
を一つの経編機により簡単に形成することができる冒頭
に指摘した種類のパイル形成用経編機を提供することで
ある。 【解決手段】 パイル形成用経編機が編針(2) 間の針間
にノックオーバシンカ(6) とパイルシンカ(7) とを有す
る。ノックオーバシンカ(6) は編針(2) に対して相対的
に最高位位置と編目脱出位置との間を変位動作可能であ
る(矢印36参照)。第2使用態様のときノックオーバシ
ンカ(6) は編目脱出位置で係止可能である。このことか
らさまざまなパイル高さが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露出する第1部分
とノーズによって覆われる第2部分を有するノックオー
バエッジを具備したノックオーバシンカと、パイルシン
カとが、編針の間の針間内に配置されており、上記ノッ
クオーバシンカが編針に対して相対的に最高位位置と編
目脱出位置との間を変位可能に構成され、パイルシンカ
の上縁とノーズの下縁との間の距離によってパイル高さ
が決定されるよう構成されたパイル形成用経編機に関す
るものである。
とノーズによって覆われる第2部分を有するノックオー
バエッジを具備したノックオーバシンカと、パイルシン
カとが、編針の間の針間内に配置されており、上記ノッ
クオーバシンカが編針に対して相対的に最高位位置と編
目脱出位置との間を変位可能に構成され、パイルシンカ
の上縁とノーズの下縁との間の距離によってパイル高さ
が決定されるよう構成されたパイル形成用経編機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】かかる
経編機はドイツ特許公報第 42 23 226号により公知であ
る。揺動又は持上げて、あるいは、くさび形パイルシン
カの場合には軸方向にずらして、パイルシンカの上縁を
変位させることにより、パイル高さは限定された範囲内
で変更可能になっている。しかし、その際、所定のパイ
ル高さ以下に下まわることはできない。つまり、所定以
下の短いパイルを形成したい場合には、すべてのノック
オーバシンカを付属のベースシンカバーと一緒に取り外
して、純粋のノックオーバシンカと付属のベースシンカ
バーとに取り替えねばならない。これは面倒な作業であ
り且つ時間を要する作業となる。
経編機はドイツ特許公報第 42 23 226号により公知であ
る。揺動又は持上げて、あるいは、くさび形パイルシン
カの場合には軸方向にずらして、パイルシンカの上縁を
変位させることにより、パイル高さは限定された範囲内
で変更可能になっている。しかし、その際、所定のパイ
ル高さ以下に下まわることはできない。つまり、所定以
下の短いパイルを形成したい場合には、すべてのノック
オーバシンカを付属のベースシンカバーと一緒に取り外
して、純粋のノックオーバシンカと付属のベースシンカ
バーとに取り替えねばならない。これは面倒な作業であ
り且つ時間を要する作業となる。
【0003】本発明の課題は、一層大きな範囲(上限と
下限)でパイル高さを一層簡単に変更して編成し得る冒
頭に指摘した種類のパイル形成用経編機を提供すること
である。
下限)でパイル高さを一層簡単に変更して編成し得る冒
頭に指摘した種類のパイル形成用経編機を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、第2使用態様のときノックオーバシンカが編目脱
出位置で係止可能となることによって、パイル高さがパ
イルシンカの上縁と下縁との間の距離によって決定され
るべく構成することによって、解決される。
れば、第2使用態様のときノックオーバシンカが編目脱
出位置で係止可能となることによって、パイル高さがパ
イルシンカの上縁と下縁との間の距離によって決定され
るべく構成することによって、解決される。
【0005】この構造では、ノックオーバシンカはそれ
が編目脱出位置で係止されることによって機能上純粋の
ノックオーバシンカとなる。そのため、一層短いパイル
を形成するのに際し単に上記係止のための操作が必要と
なるだけである。従来の如く面倒で時間を要するベース
シンカバーの交換作業は不要となる。確かにこの場合、
ノックオーバシンカの押え機能は無効となる。しかしこ
れは許容される。なぜなら、パイルシンカが押え機能を
同時に果たすからである。
が編目脱出位置で係止されることによって機能上純粋の
ノックオーバシンカとなる。そのため、一層短いパイル
を形成するのに際し単に上記係止のための操作が必要と
なるだけである。従来の如く面倒で時間を要するベース
シンカバーの交換作業は不要となる。確かにこの場合、
ノックオーバシンカの押え機能は無効となる。しかしこ
れは許容される。なぜなら、パイルシンカが押え機能を
同時に果たすからである。
【0006】
【発明の実施の形態】好ましくは、ノックオーバシンカ
を担持するベースシンカバーが、着脱自在な連結装置を
介して駆動装置側又は固定部材側と選択的に結合可能に
なった構成にすることである。かかる構成では、第1使
用態様から第2使用態様に変更するのに、1箇所又は数
箇所で連結装置を外して、ベースシンカバーを駆動装置
の代わりに固定部材に結合するだけでよい。
を担持するベースシンカバーが、着脱自在な連結装置を
介して駆動装置側又は固定部材側と選択的に結合可能に
なった構成にすることである。かかる構成では、第1使
用態様から第2使用態様に変更するのに、1箇所又は数
箇所で連結装置を外して、ベースシンカバーを駆動装置
の代わりに固定部材に結合するだけでよい。
【0007】好ましい1実施形態では、ベースシンカバ
ーがレバーに取付けられており、且つ往復駆動される少
なくとも1本のロッドによって揺動可能となっており、
このロッドが着脱自在な連結装置として構成され、ロッ
ドのベースシンカバー側の部分を、ロッドの駆動装置側
の部分、又は編機側に固定支承されているロッド部分
に、選択的に結合可能な構成にすることである。かかる
構成では、ロッドは容易に接近可能となる。ロッドのベ
ースシンカバー側の部分を、ロッドの駆動装置側の部分
か又は編機側に固定支承されるロッド部分のいずれかに
接続することは、簡単な手作業で可能となる。
ーがレバーに取付けられており、且つ往復駆動される少
なくとも1本のロッドによって揺動可能となっており、
このロッドが着脱自在な連結装置として構成され、ロッ
ドのベースシンカバー側の部分を、ロッドの駆動装置側
の部分、又は編機側に固定支承されているロッド部分
に、選択的に結合可能な構成にすることである。かかる
構成では、ロッドは容易に接近可能となる。ロッドのベ
ースシンカバー側の部分を、ロッドの駆動装置側の部分
か又は編機側に固定支承されるロッド部分のいずれかに
接続することは、簡単な手作業で可能となる。
【0008】設計上望ましい構成は、ロッドの駆動装置
側の部分が、編機ベッドの内部で支承されて、その一端
側がベッドの上面から外に引き出された構成となってお
り、編機側に固定支承されるロッド部分が編機ベッドの
上面で支承されているような構成である。かかる構成の
場合、着脱自在な連結装置が特に良好に実現可能とな
る。
側の部分が、編機ベッドの内部で支承されて、その一端
側がベッドの上面から外に引き出された構成となってお
り、編機側に固定支承されるロッド部分が編機ベッドの
上面で支承されているような構成である。かかる構成の
場合、着脱自在な連結装置が特に良好に実現可能とな
る。
【0009】更に、ロッドが、長さ調整する調整装置を
有することが好ましい構成となる。この調整装置によっ
て、ノックオーバシンカは第1使用態様のときにも第2
使用態様のときにも、編針を基準にして調整することが
でき、第1使用態様のとき最高位位置に調整することに
よって、又第2使用態様のときには編目脱出位置に調整
することによってパイル形成が行われる。
有することが好ましい構成となる。この調整装置によっ
て、ノックオーバシンカは第1使用態様のときにも第2
使用態様のときにも、編針を基準にして調整することが
でき、第1使用態様のとき最高位位置に調整することに
よって、又第2使用態様のときには編目脱出位置に調整
することによってパイル形成が行われる。
【0010】
【実施例】以下、図面に示した好ましい1実施例に基づ
いて本発明を詳しく説明する。
いて本発明を詳しく説明する。
【0011】図1が示すように、この経編機は、編成領
域1に、コンパウンドニードルとして構成される編針2
と、複数列のガイドニードル3、4、5と、ノックオー
バシンカ6と、パイルシンカ7とを有する。
域1に、コンパウンドニードルとして構成される編針2
と、複数列のガイドニードル3、4、5と、ノックオー
バシンカ6と、パイルシンカ7とを有する。
【0012】上記編針2が取付けられているニードルバ
ー8は、軸10を中心に揺動可能なレバー9に固着されて
いる。この揺動のため、適宜な揺動駆動装置が用いられ
る。上記ガイドニードル3、4、5は各1枚のガイドバ
ーに取付けられており、且つオーバラップ及びアンダラ
ップを周知のとおり実行するためにコンパウンドニード
ル2の針間を揺動するよう構成されている。少なくとも
1枚のガイドバーのガイドニードルをジャカード制御
し、それぞれ1つの編針ゲージだけ変位運動可能とする
こともできる。
ー8は、軸10を中心に揺動可能なレバー9に固着されて
いる。この揺動のため、適宜な揺動駆動装置が用いられ
る。上記ガイドニードル3、4、5は各1枚のガイドバ
ーに取付けられており、且つオーバラップ及びアンダラ
ップを周知のとおり実行するためにコンパウンドニード
ル2の針間を揺動するよう構成されている。少なくとも
1枚のガイドバーのガイドニードルをジャカード制御
し、それぞれ1つの編針ゲージだけ変位運動可能とする
こともできる。
【0013】コンパウンドニードル2の針間に配置され
るノックオーバシンカ6が、ガイドバー12によって担持
され、このガイドバー12は軸14を中心に揺動可能なレバ
ー13に固着されている。このレバー13に作用するロッド
15はヒンジ16を介してレバー13に結合され、又ヒンジ17
を介して編機ベッド18内部の主軸偏心装置に結合されて
いる。
るノックオーバシンカ6が、ガイドバー12によって担持
され、このガイドバー12は軸14を中心に揺動可能なレバ
ー13に固着されている。このレバー13に作用するロッド
15はヒンジ16を介してレバー13に結合され、又ヒンジ17
を介して編機ベッド18内部の主軸偏心装置に結合されて
いる。
【0014】ノックオーバシンカ6の上方で針間に配置
されるパイルシンカ7がパイルシンカバー19によって担
持され、このパイルシンカバー19は支持体22を通じて懸
垂装置23に結合されたガイド20、21を介して編針2の列
に対して平行に変位運動可能になっている。ガイドニー
ドル3、4、5から給糸される糸がアンダラップのとき
にパイルシンカ7と交差すると、パイルが形成される。
他方、ガイドニードルとパイルシンカが同方向に変位動
作すると、かかるパイル形成はなされない。
されるパイルシンカ7がパイルシンカバー19によって担
持され、このパイルシンカバー19は支持体22を通じて懸
垂装置23に結合されたガイド20、21を介して編針2の列
に対して平行に変位運動可能になっている。ガイドニー
ドル3、4、5から給糸される糸がアンダラップのとき
にパイルシンカ7と交差すると、パイルが形成される。
他方、ガイドニードルとパイルシンカが同方向に変位動
作すると、かかるパイル形成はなされない。
【0015】上記ロッド15は着脱自在な連結装置24を形
成している。ナット25をねじ部26から外すことによっ
て、ロッド15のベースシンカバー側の部分27は該ロッド
15の駆動装置側の部分28から分離される。図2に示すよ
うにロッド15のベースシンカバー側の部分27は、そのね
じ部30にナット25を螺着することによって、編機側に固
定支承されるロッド部分29と結合することができる。こ
のロッド部分29は編機ベッド18の上面に設けられる軸受
11内で支承されている。図2に示す使用態様のとき、ノ
ックオーバシンカ6は編機側に固定保持されている。ボ
ルトとねじ穴とからなる調整装置31によって、ヒンジ16
と軸受11との間の距離は、ノックオーバシンカ6の正確
な位置を得るために調整することができる。同様に調整
装置31は、第1使用態様のときノックオーバシンカ6の
位置を調整するのに利用することができる。図2に示す
使用態様のとき駆動装置側の部分28は、編機ベッド18の
内部を密封し且つ駆動装置側の部分28を保持するために
カバー、特に蛇腹、を備えることが望ましい。
成している。ナット25をねじ部26から外すことによっ
て、ロッド15のベースシンカバー側の部分27は該ロッド
15の駆動装置側の部分28から分離される。図2に示すよ
うにロッド15のベースシンカバー側の部分27は、そのね
じ部30にナット25を螺着することによって、編機側に固
定支承されるロッド部分29と結合することができる。こ
のロッド部分29は編機ベッド18の上面に設けられる軸受
11内で支承されている。図2に示す使用態様のとき、ノ
ックオーバシンカ6は編機側に固定保持されている。ボ
ルトとねじ穴とからなる調整装置31によって、ヒンジ16
と軸受11との間の距離は、ノックオーバシンカ6の正確
な位置を得るために調整することができる。同様に調整
装置31は、第1使用態様のときノックオーバシンカ6の
位置を調整するのに利用することができる。図2に示す
使用態様のとき駆動装置側の部分28は、編機ベッド18の
内部を密封し且つ駆動装置側の部分28を保持するために
カバー、特に蛇腹、を備えることが望ましい。
【0016】図3は図1の第1使用態様に相当する図で
ある。図3に示すように、ノックオーバシンカ6がノッ
クオーバエッジ32を有し、このエッジ32が第1露出部分
33と第2部分34とを有し、第2部分はノーズ35によって
覆われる。ノックオーバシンカ6の変位動作は矢印36で
示されている。図3に示すその前端位置は、編針2がノ
ーズ35と交差する最高位位置に相当する。ガイドニード
ル3、4又は5から給糸される糸37がパイルシンカ7と
交差すると、ノーズ35の下縁とパイルシンカ7の上縁と
の間の距離によってパイル高さが定まるところのパイル
編目が、得られる。このことから、ノックオーバシンカ
6に対するパイルシンカ7の調整に応じて、パイル高さ
aは、例えば2.5 〜5mmとなる。この高さは、パイルシ
ンカ7を長手方向にずらすことによって、又は高さを調
整することによって又は揺動させることによって、変更
することができる。
ある。図3に示すように、ノックオーバシンカ6がノッ
クオーバエッジ32を有し、このエッジ32が第1露出部分
33と第2部分34とを有し、第2部分はノーズ35によって
覆われる。ノックオーバシンカ6の変位動作は矢印36で
示されている。図3に示すその前端位置は、編針2がノ
ーズ35と交差する最高位位置に相当する。ガイドニード
ル3、4又は5から給糸される糸37がパイルシンカ7と
交差すると、ノーズ35の下縁とパイルシンカ7の上縁と
の間の距離によってパイル高さが定まるところのパイル
編目が、得られる。このことから、ノックオーバシンカ
6に対するパイルシンカ7の調整に応じて、パイル高さ
aは、例えば2.5 〜5mmとなる。この高さは、パイルシ
ンカ7を長手方向にずらすことによって、又は高さを調
整することによって又は揺動させることによって、変更
することができる。
【0017】図2に相当する第2使用態様のとき、図4
に示す状況が得られる。ノックオーバシンカ6が編目脱
出位置で係止されており、この位置のとき編針2がノッ
クオーバエッジ32の露出部分33に位置している。この位
置のときパイル高さbはパイルシンカ7の下縁と上縁と
の間の距離によって決定される。こうして0.5 〜2.5mm
の比較的低いパイル高さを得ることができる。この範囲
内でパイル高さを変更するために、パイルシンカ7をそ
の長手方向に移動させることが可能となっている。
に示す状況が得られる。ノックオーバシンカ6が編目脱
出位置で係止されており、この位置のとき編針2がノッ
クオーバエッジ32の露出部分33に位置している。この位
置のときパイル高さbはパイルシンカ7の下縁と上縁と
の間の距離によって決定される。こうして0.5 〜2.5mm
の比較的低いパイル高さを得ることができる。この範囲
内でパイル高さを変更するために、パイルシンカ7をそ
の長手方向に移動させることが可能となっている。
【0018】基布が緯挿入糸を有する鎖編として編成さ
れるとき、パイルシンカ7は編機側に固定することがで
きる。パイル糸が1×1トリコット編として、又はそれ
よりなお大きいアンダラップ動作で給糸されるとき、そ
の都度1つのパイルが得られる。他方において、基布の
編成時に同じラッピング動作が起きるようになっている
とき、パイルシンカをラッピング動作可能に構成するこ
ともでき、例えばパイルシンカ7が各1針ゲージだけ往
復ラッピング動作するとき、基布を1×1トリコット編
として編成することができる。例えば鎖編又は2×1ト
リコット編等の、すべての違ったアッダーラップをもつ
編成は、パイル形成をもたらすことになる。
れるとき、パイルシンカ7は編機側に固定することがで
きる。パイル糸が1×1トリコット編として、又はそれ
よりなお大きいアンダラップ動作で給糸されるとき、そ
の都度1つのパイルが得られる。他方において、基布の
編成時に同じラッピング動作が起きるようになっている
とき、パイルシンカをラッピング動作可能に構成するこ
ともでき、例えばパイルシンカ7が各1針ゲージだけ往
復ラッピング動作するとき、基布を1×1トリコット編
として編成することができる。例えば鎖編又は2×1ト
リコット編等の、すべての違ったアッダーラップをもつ
編成は、パイル形成をもたらすことになる。
【図1】 第1使用態様における本発明の実施例にかか
る経編機の部分側面図である。
る経編機の部分側面図である。
【図2】 図1に示す経編機の第2使用態様における状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図3】 第1使用態様のときの編成領域を示す図であ
る。
る。
【図4】 第2使用態様のときの編成領域を示す図であ
る。
る。
b…パイル高さ 6…ノックオーバシンカ 7…パイルシンカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライナー ケンパー ドイツ 63150 ホイゼンシュタム オー バーツホイザーシュトラーセ 19 (72)発明者 ヤコブ ヴァイラント ドイツ 63110 ロドガウ 3 ブライト ヴィセッンリンク 29
Claims (5)
- 【請求項1】 露出する第1部分とノーズによって覆わ
れる第2部分を有するノックオーバエッジを具備したノ
ックオーバシンカと、パイルシンカとが、編針の間の針
間内に配置されており、上記ノックオーバシンカが編針
に対して相対的に該編針の最高位位置と編目脱出位置の
間で変位動作可能であり、パイルシンカの上縁とノーズ
の下縁との間の距離によってパイル高さが決定されるパ
イル形成用経編機において、 第2使用態様のときノックオーバシンカ(6) を編目脱出
位置で係止可能であり、これにより、パイル高さ(b)
が、パイルシンカ(7) の上縁と下縁との間の距離によっ
て決定されるよう構成されていることを特徴とする経編
機。 - 【請求項2】 前記ノックオーバシンカ(6) を担持する
ベースシンカバー(12)が、着脱自在な連結装置(24)を介
して、駆動装置側又は固定部材側と選択的に結合可能で
あることを特徴とする請求項1記載の経編機。 - 【請求項3】 ベースシンカバー(12)がレバー(13)に取
付けられており、且つ往復駆動される少なくとも1本の
ロッド(15)によって揺動可能であり、このロッド(15)が
着脱自在な連結装置(24)として構成されており、該ロッ
ド(15)のベースシンカバー側の部分(27)がロッドの駆動
装置側の部分(28)に、又は編機側に固定支承されるロッ
ド部分(29)に、選択的に結合可能であることを特徴とす
る請求項2記載の経編機。 - 【請求項4】 前記ロッドの駆動装置側の部分(28)が、
編機ベッド(18)の内部で支承され、且つその一端側がベ
ッドの上面から外に引き出されており、編機側に固定支
承されるロッド部分(29)が編機ベッド(18)の上面に支承
されていることを特徴とする請求項3記載の経編機。 - 【請求項5】 前記ロッド(15)が、長さ調整する調整装
置(31)を有することを特徴とする請求項4記載の経編
機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19519410A DE19519410C2 (de) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | Polbildende Kettenwirkmaschine |
DE19519410.1 | 1995-05-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08325905A true JPH08325905A (ja) | 1996-12-10 |
JP2866053B2 JP2866053B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=7762977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8129421A Expired - Lifetime JP2866053B2 (ja) | 1995-05-26 | 1996-05-24 | パイル形成用経編機 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5675990A (ja) |
EP (1) | EP0744484B1 (ja) |
JP (1) | JP2866053B2 (ja) |
KR (1) | KR0174145B1 (ja) |
CN (1) | CN1061717C (ja) |
DE (1) | DE19519410C2 (ja) |
ES (1) | ES2156233T3 (ja) |
TW (1) | TW359703B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100409069B1 (ko) * | 2000-03-06 | 2003-12-11 | 주식회사 엘지화학 | 흡수성 수지의 제조방법 |
US9061796B2 (en) * | 2009-04-23 | 2015-06-23 | H.J. Heinz Company | Multi-function condiment container |
CN102644157B (zh) * | 2012-02-21 | 2013-05-08 | 卡尔迈耶(中国)有限公司 | 改变毛圈织物的编织方法 |
CN102605639A (zh) * | 2012-04-13 | 2012-07-25 | 彭孝蓉 | 一种绒面织物的生产方法 |
EP3276062B1 (de) * | 2016-07-28 | 2018-07-04 | Karl Mayer Textilmaschinenfabrik GmbH | Kettenwirkmaschine und verfahren zum herstellen einer kettenwirkware |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB488613A (en) * | 1937-01-07 | 1938-07-07 | James Morton | Improvements in knitting machinery |
DE2314432A1 (de) * | 1973-03-23 | 1974-10-03 | Mayer Textilmaschf | Vorrichtung zum antrieb des platinenhebels einer kettenwirkmaschine |
DE2457950A1 (de) * | 1974-12-07 | 1976-06-16 | Schlafhorst & Co W | Mehrzweckwirkmaschine |
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