JPH08324857A - ウェブの巻取り・巻戻し装置 - Google Patents
ウェブの巻取り・巻戻し装置Info
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- JPH08324857A JPH08324857A JP8033340A JP3334096A JPH08324857A JP H08324857 A JPH08324857 A JP H08324857A JP 8033340 A JP8033340 A JP 8033340A JP 3334096 A JP3334096 A JP 3334096A JP H08324857 A JPH08324857 A JP H08324857A
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- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウェブ状製品の巻取り・巻戻し装置、すなわ
ちダブル支持ロールローラーを改良し、従来の欠点を取
り除き、胴部が膨らんだり、または同様な欠点を生じな
い巻取りロールを得る。 【解決手段】 2つの支持ロールを有する支持具を備
え、巻取りまたは巻戻しされるウェブの巻取りロール
は、支持ロールでプレスギャップが間接的に形成される
ように支持ロールに接続されており、少なくとも1つの
支持ロールは、支持体と、柔軟な弾性材料からなる外皮
を有しており、前記外皮は、複数の空洞を有し、その空
洞は、支持体の周面と反対の方向に開口している。
ちダブル支持ロールローラーを改良し、従来の欠点を取
り除き、胴部が膨らんだり、または同様な欠点を生じな
い巻取りロールを得る。 【解決手段】 2つの支持ロールを有する支持具を備
え、巻取りまたは巻戻しされるウェブの巻取りロール
は、支持ロールでプレスギャップが間接的に形成される
ように支持ロールに接続されており、少なくとも1つの
支持ロールは、支持体と、柔軟な弾性材料からなる外皮
を有しており、前記外皮は、複数の空洞を有し、その空
洞は、支持体の周面と反対の方向に開口している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェブ状の製品、
特に巻取り紙の巻取り・巻戻し装置に関する。
特に巻取り紙の巻取り・巻戻し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ウェブ状の製品、特に巻取り紙の巻取り
・巻戻し装置は、巻取りベッドとなる少なくとも2つの
支持ロールを備えている。支持ロールによって、巻取り
・巻戻しされる材料の巻取りロールは、2つの支持ロー
ルで、少なくとも間接的にプレスギャップを形成するよ
うに支持ロールに接続されている。
・巻戻し装置は、巻取りベッドとなる少なくとも2つの
支持ロールを備えている。支持ロールによって、巻取り
・巻戻しされる材料の巻取りロールは、2つの支持ロー
ルで、少なくとも間接的にプレスギャップを形成するよ
うに支持ロールに接続されている。
【0003】このような装置では、支持ロールの1つ
は、比較的柔軟なゴム、またはポリウレタンのような弾
性材料からなる表面を有する支持体を備えている。支持
体の表面には、凹所若しくは孔がある。
は、比較的柔軟なゴム、またはポリウレタンのような弾
性材料からなる表面を有する支持体を備えている。支持
体の表面には、凹所若しくは孔がある。
【0004】下記のドイツ国実用新案又は特許明細書に
は、このような装置の性能を良くするためのいくつかの
手段が開示されている。 (1)G91 15 481号、 (2)G92 04 667号、 (3)DE42 08 790 C2号、 (4)DE29 08 294号。
は、このような装置の性能を良くするためのいくつかの
手段が開示されている。 (1)G91 15 481号、 (2)G92 04 667号、 (3)DE42 08 790 C2号、 (4)DE29 08 294号。
【0005】G91 15 481号の発明は、ウェブ
の自由軸巻戻し用巻取り器に関する。それは、少なくと
も1つの支持ロール、及び1つ以上の支持ロールから巻
取られたロールの重さを軽減する装置を有する。
の自由軸巻戻し用巻取り器に関する。それは、少なくと
も1つの支持ロール、及び1つ以上の支持ロールから巻
取られたロールの重さを軽減する装置を有する。
【0006】巻戻し装置は、巻取られるロールの外面に
圧搾空気を送る装置を備えている。すなわち、2つの支
持ロールによって支持されている巻取りロールは、圧搾
空気で補助的に重力の方向に支持されている。
圧搾空気を送る装置を備えている。すなわち、2つの支
持ロールによって支持されている巻取りロールは、圧搾
空気で補助的に重力の方向に支持されている。
【0007】このようなウェブ状の製品の巻取り装置
は、巻取りされるロールの外面に圧搾空気を送る間、対
応する密閉手段を必要とする。そのため、製造コストは
増し、特にウェブ導入部において問題が多くなる。
は、巻取りされるロールの外面に圧搾空気を送る間、対
応する密閉手段を必要とする。そのため、製造コストは
増し、特にウェブ導入部において問題が多くなる。
【0008】G92 04 667号(対応米国特許第
5,335,871号)に開示されている装置は、前部
支持ロールに孔を設け、かつ前部支持ロールは、ゴム張
りのものとしてある。
5,335,871号)に開示されている装置は、前部
支持ロールに孔を設け、かつ前部支持ロールは、ゴム張
りのものとしてある。
【0009】これによると、前部支持ロールにおける直
線力は大きくなるが、後部支持ロールでは小さくなると
いう利点がある。それで巻取りロールは、後部支持ロー
ルによるよりも前部でより多く支持される。その結果、
ロールの直径は大きくなる。
線力は大きくなるが、後部支持ロールでは小さくなると
いう利点がある。それで巻取りロールは、後部支持ロー
ルによるよりも前部でより多く支持される。その結果、
ロールの直径は大きくなる。
【0010】そのため、通常、巻取り結果により大きな
重要性をもつ走行方向での第1プレスギャップは、特に
大きな直径の従来の装置よりも荷重が小さい。
重要性をもつ走行方向での第1プレスギャップは、特に
大きな直径の従来の装置よりも荷重が小さい。
【0011】第2ニップに増大する直線力による悪影響
を避けるため、ゴムで被覆された支持ロールが組み込ま
れている。このため、第2ニップのニップ幅は増してい
る。しかし実験の結果、この形式の装置では、性能の向
上、特に最高の巻取り結果は得られなかった。
を避けるため、ゴムで被覆された支持ロールが組み込ま
れている。このため、第2ニップのニップ幅は増してい
る。しかし実験の結果、この形式の装置では、性能の向
上、特に最高の巻取り結果は得られなかった。
【0012】同様に、DE42 08 790 C2号
(対応米国特許第5,464,169号)では、前部支
持ロールは、低位に取り付けられているが、G92 0
4667号記載のゴムで被覆されたロールの代りに、シ
ューロールが用いられている。
(対応米国特許第5,464,169号)では、前部支
持ロールは、低位に取り付けられているが、G92 0
4667号記載のゴムで被覆されたロールの代りに、シ
ューロールが用いられている。
【0013】シューロールは、柔軟なチューブ状外皮、
及び外皮用支持部を有する円筒状中空支持部を備えてい
る。支持部の長さにわたり、すなわち、ペーパーウェブ
の幅にわたり伸びている支持シューは、流体力学的に潤
滑され、最大の巻取り直径により凹面になっている走行
面を有する支持部に接続されている。
及び外皮用支持部を有する円筒状中空支持部を備えてい
る。支持部の長さにわたり、すなわち、ペーパーウェブ
の幅にわたり伸びている支持シューは、流体力学的に潤
滑され、最大の巻取り直径により凹面になっている走行
面を有する支持部に接続されている。
【0014】当接面に対して巻取りチューブを押圧でき
るようになっているパッドローラーを備えている。シュ
ーロール、及び巻取り重量の最大部分を支える支持シュ
ーのために、支持シューを、剛体の支持ロールの最上面
よりかなり低位に設けることが重要である。
るようになっているパッドローラーを備えている。シュ
ーロール、及び巻取り重量の最大部分を支える支持シュ
ーのために、支持シューを、剛体の支持ロールの最上面
よりかなり低位に設けることが重要である。
【0015】DE42 08 790 C2号によれ
ば、小さな巻取りチューブのみがある巻取り工程の初期
に、支持シューは低位置にある。巻取りの直径が増す
と、支持シューは次第に上方に旋回し、通常の2つの支
持ロールのように、巻いたものの周縁に沿って、互いに
離れている2つの細長い領域で、支持されている。
ば、小さな巻取りチューブのみがある巻取り工程の初期
に、支持シューは低位置にある。巻取りの直径が増す
と、支持シューは次第に上方に旋回し、通常の2つの支
持ロールのように、巻いたものの周縁に沿って、互いに
離れている2つの細長い領域で、支持されている。
【0016】この構成の欠点は、支持シューの曲率半径
が巻いたもののより小さな直径に対応していないので、
通常の2つの支持ロールに対して、より大きな効果はま
だ出ていない。
が巻いたもののより小さな直径に対応していないので、
通常の2つの支持ロールに対して、より大きな効果はま
だ出ていない。
【0017】しかし、巻いたものが最大直径に達する
や、巻いたものが支持されている支持シューはかなり大
きくなる。巻いたものの最大直径に対応して、巻取りロ
ールが、ある直径に達すると、負荷が軽減される。
や、巻いたものが支持されている支持シューはかなり大
きくなる。巻いたものの最大直径に対応して、巻取りロ
ールが、ある直径に達すると、負荷が軽減される。
【0018】DE29 08 294号には、巻取りロ
ールの巻取り中、支持ロールの負荷を軽減する他の装置
が記載されている。
ールの巻取り中、支持ロールの負荷を軽減する他の装置
が記載されている。
【0019】ウェブ状の製品を巻取る装置は、エンドレ
スな弾性ベルトを備えており、2つの支持ロールを補助
する可動テンションロールによって締めつけられて、巻
取りギャップの巻取りロールの接触力が軽減されるよう
になっている。
スな弾性ベルトを備えており、2つの支持ロールを補助
する可動テンションロールによって締めつけられて、巻
取りギャップの巻取りロールの接触力が軽減されるよう
になっている。
【0020】弾性ベルトは、2つの支持ロールの1つと
圧力ロールの回りを取り巻いている。ベルトで巻かれて
いるロールは、間隔を置いて設けられており、巻取りの
間、中弾性ベルトによって巻取りロールの重量の負荷を
軽減するようになっている。
圧力ロールの回りを取り巻いている。ベルトで巻かれて
いるロールは、間隔を置いて設けられており、巻取りの
間、中弾性ベルトによって巻取りロールの重量の負荷を
軽減するようになっている。
【0021】前記(2)〜(4)のドイツ国特許明細書
に記載の手段に拘らず、ロールカッティングマシンの性
能は、要求値まで上がらなかった。第2ニップで増す直
線力の悪影響は、前記(2)〜(4)のドイツ国特許明
細書に記載の手段によって取り除くことができる。それ
にも拘らず、巻取りロールは、多数の欠点を示す。
に記載の手段に拘らず、ロールカッティングマシンの性
能は、要求値まで上がらなかった。第2ニップで増す直
線力の悪影響は、前記(2)〜(4)のドイツ国特許明
細書に記載の手段によって取り除くことができる。それ
にも拘らず、巻取りロールは、多数の欠点を示す。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題の1つ以上を解決することである。また本発明の目
的は、これまで述べた形式のウェブ状の製品の巻取り・
巻戻し装置、すなわちダブル支持ロールローラーを改良
し、上記の欠点を取り除くことである。
問題の1つ以上を解決することである。また本発明の目
的は、これまで述べた形式のウェブ状の製品の巻取り・
巻戻し装置、すなわちダブル支持ロールローラーを改良
し、上記の欠点を取り除くことである。
【0023】さらに本発明の目的は、最適な巻取り結果
を達成すること、すなわち、胴部が膨らんだり、または
同様な欠点を生じない巻取りロールを得ることである。
を達成すること、すなわち、胴部が膨らんだり、または
同様な欠点を生じない巻取りロールを得ることである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ニップ
を形成する個々の要素は、ウェブ状の製品の巻取り方向
で、第1ニップの領域で、支持装置の側面から、剪断応
力が巻取りロールに伝わらないように構成され、かつ配
置されている。
を形成する個々の要素は、ウェブ状の製品の巻取り方向
で、第1ニップの領域で、支持装置の側面から、剪断応
力が巻取りロールに伝わらないように構成され、かつ配
置されている。
【0025】本発明によるウェブの巻取り・巻戻し装置
は、少なくとも2つの支持ロールを有する支持装置を備
えている。装置により巻取り巻戻しされるウェブの巻取
りロールは、少なくとも1つの支持ロールで、プレスギ
ャップが少なくとも間接的に形成されるように支持ロー
ルに接続されており、少なくとも1つの支持ロールは、
支持体と、柔軟な弾性材で作られた外皮を有しており、
前記外皮は、複数の空洞を有し、その空洞は、支持体の
周面と反対の方向に開口している。
は、少なくとも2つの支持ロールを有する支持装置を備
えている。装置により巻取り巻戻しされるウェブの巻取
りロールは、少なくとも1つの支持ロールで、プレスギ
ャップが少なくとも間接的に形成されるように支持ロー
ルに接続されており、少なくとも1つの支持ロールは、
支持体と、柔軟な弾性材で作られた外皮を有しており、
前記外皮は、複数の空洞を有し、その空洞は、支持体の
周面と反対の方向に開口している。
【0026】本発明の他の目的や効果は、添付図面と特
許請求の範囲に基づく、下記説明で当業者には明らかに
なると思う。
許請求の範囲に基づく、下記説明で当業者には明らかに
なると思う。
【0027】
【実施例】本発明によれば、ウェブ状の製品、特に巻取
り紙の巻取り・巻戻し装置は、ロールが巻取り巻戻しさ
れる少なくとも2つの支持ロールを備えており、2つの
支持ロールを有するニップを少なくとも間接的に形成す
るように接続されている。
り紙の巻取り・巻戻し装置は、ロールが巻取り巻戻しさ
れる少なくとも2つの支持ロールを備えており、2つの
支持ロールを有するニップを少なくとも間接的に形成す
るように接続されている。
【0028】支持装置の個々の要素は、巻取り方向の第
2ニップであるのが好ましく、少なくとも1つのニップ
の領域で、支持装置の側面の、ニップを形成する個々の
要素のニップの領域で、弾性的に変形する領域をたわま
せる手段を備えるように構成され、かつ配置されてい
る。
2ニップであるのが好ましく、少なくとも1つのニップ
の領域で、支持装置の側面の、ニップを形成する個々の
要素のニップの領域で、弾性的に変形する領域をたわま
せる手段を備えるように構成され、かつ配置されてい
る。
【0029】これは、弾性変形によって、支持装置の側
面のニップを形成する要素から、巻取りロールへ剪断応
力が伝わらないことを意味する。
面のニップを形成する要素から、巻取りロールへ剪断応
力が伝わらないことを意味する。
【0030】上記のドイツ国特許明細書(2)〜(4)
による実施例のプラス効果は、柔軟なニップ、特に巻取
り紙の巻取り方向における柔軟な第2ニップの悪影響に
よって減殺される。
による実施例のプラス効果は、柔軟なニップ、特に巻取
り紙の巻取り方向における柔軟な第2ニップの悪影響に
よって減殺される。
【0031】例えば、前記ドイツ国特許明細書(2)と
(3)による実施例では、前部支持ロールに用いられる
ゴム被覆は、ニップの中央で圧縮される。
(3)による実施例では、前部支持ロールに用いられる
ゴム被覆は、ニップの中央で圧縮される。
【0032】ドイツ国特許明細書(4)の実施例によれ
ば、弾性的に構成された支持ベルトも同様である。支持
ロールまたは支持ベルトを被覆する材料(通常はゴム)
は、非圧縮性であるので、変位した材料は、ニップから
外方へ動かなければならない。これは主に機械の長手方
向で行われる。また膨らみは、ニップの出入り口で生じ
る。
ば、弾性的に構成された支持ベルトも同様である。支持
ロールまたは支持ベルトを被覆する材料(通常はゴム)
は、非圧縮性であるので、変位した材料は、ニップから
外方へ動かなければならない。これは主に機械の長手方
向で行われる。また膨らみは、ニップの出入り口で生じ
る。
【0033】巻取りロールとゴム被覆との接触により、
摩擦が生じるので、ゴムの表面の膨張は、巻取りロール
によって抑えられる。巻取りロールのウェブ状の製品の
最上層部を引き伸ばそうとする剪断応力が、ウェブ状の
製品とゴムとの間の接触面で大きくなる。
摩擦が生じるので、ゴムの表面の膨張は、巻取りロール
によって抑えられる。巻取りロールのウェブ状の製品の
最上層部を引き伸ばそうとする剪断応力が、ウェブ状の
製品とゴムとの間の接触面で大きくなる。
【0034】それ故、本発明の改良手段によれば、例え
ば、第2ニップの巻取りロールに移る剪断応力は、多量
のたわみを与えることにより、大幅に軽減されるか、完
全に取り除かれる。そのため、2つの解決法を組み合わ
せるか、単独の場合には、いくつかの変形例により達成
できる。
ば、第2ニップの巻取りロールに移る剪断応力は、多量
のたわみを与えることにより、大幅に軽減されるか、完
全に取り除かれる。そのため、2つの解決法を組み合わ
せるか、単独の場合には、いくつかの変形例により達成
できる。
【0035】本発明によれば、2つの支持ロールの1つ
が、作動中、巻取り紙ウェブによりループ状に取り巻か
れ、2つの支持ロールの軸を通過する面が水平面に対し
角度をなすように、他の支持ロールが前者に対して低位
にあり、かつ第2支持ロールが、第1支持ロールの面よ
り、より変形する面を有しているダブル支持ロールに対
して、下記の2つの手段がある。
が、作動中、巻取り紙ウェブによりループ状に取り巻か
れ、2つの支持ロールの軸を通過する面が水平面に対し
角度をなすように、他の支持ロールが前者に対して低位
にあり、かつ第2支持ロールが、第1支持ロールの面よ
り、より変形する面を有しているダブル支持ロールに対
して、下記の2つの手段がある。
【0036】1.第2支持ロールは、被覆材に多量のた
わみを与える空洞を有する領域を有するコーティングを
備えている。 2.支持ロールは、上層が周縁方向に特に耐伸長性があ
る、1層または多層のコーティングを備えている。 前記1.の空洞は、孔や溝などである。
わみを与える空洞を有する領域を有するコーティングを
備えている。 2.支持ロールは、上層が周縁方向に特に耐伸長性があ
る、1層または多層のコーティングを備えている。 前記1.の空洞は、孔や溝などである。
【0037】孔は、コーティング及び支持ロールのロー
ル体を貫通する形に伸ばすことができる。盲孔にする場
合は、コーティングのみに設けられる。これらは、例え
ば、コーティングの内面領域とコーティングの外面に設
けられる。
ル体を貫通する形に伸ばすことができる。盲孔にする場
合は、コーティングのみに設けられる。これらは、例え
ば、コーティングの内面領域とコーティングの外面に設
けられる。
【0038】溝は、らせん状に周縁方向に、または周縁
方向に互いに対して斜めに設けられる。ロールをコーテ
ィングの外面、又は内面に設けてもよい。溝は、覆い層
で閉鎖してもよい。
方向に互いに対して斜めに設けられる。ロールをコーテ
ィングの外面、又は内面に設けてもよい。溝は、覆い層
で閉鎖してもよい。
【0039】孔や溝などで構成される空洞は、すぐに圧
縮する材料、例えば発泡材で充填してもよい。これによ
り汚れを防ぎ、ノイズの発生を最小にできる。また空洞
は、その表面を薄い覆い層で閉鎖(すなわち被覆)して
もよい。本発明によるこの手段は、空洞の充填と組み合
わせてもよい。
縮する材料、例えば発泡材で充填してもよい。これによ
り汚れを防ぎ、ノイズの発生を最小にできる。また空洞
は、その表面を薄い覆い層で閉鎖(すなわち被覆)して
もよい。本発明によるこの手段は、空洞の充填と組み合
わせてもよい。
【0040】本発明による第2の手段は、巻取りロール
と接触する上層部が、特に円周方向に伸びないように、
コーティングを1層以上にし、抵抗力を強めることであ
る。これは、多層コーティングの外層を固くし、内層を
柔軟にするとよい。
と接触する上層部が、特に円周方向に伸びないように、
コーティングを1層以上にし、抵抗力を強めることであ
る。これは、多層コーティングの外層を固くし、内層を
柔軟にするとよい。
【0041】また、多層コーティングにおいて、内層に
本発明による空洞を設けるとよい。また、耐伸長強化材
を、コーティングの表面領域、すなわち、支持ロールの
外周部に設けるとよい。
本発明による空洞を設けるとよい。また、耐伸長強化材
を、コーティングの表面領域、すなわち、支持ロールの
外周部に設けるとよい。
【0042】本発明によれば、ポアソン比が0.5以下
のコーティング材を用いてもよい。コーティングは、気
泡または泡を含有する材料で作ってもよい。
のコーティング材を用いてもよい。コーティングは、気
泡または泡を含有する材料で作ってもよい。
【0043】本発明による圧縮性領域を有する支持ロー
ルは、異なる支持ロールの巻取り装置に用いてもよい。
ルは、異なる支持ロールの巻取り装置に用いてもよい。
【0044】個別の支持ロールは、その軸間の結合面が
水平と角度をなすか一致するように設けることができ
る。また、両者の場合、支持ロールは、同じ直径か異な
る直径を有することができる。
水平と角度をなすか一致するように設けることができ
る。また、両者の場合、支持ロールは、同じ直径か異な
る直径を有することができる。
【0045】支持ロールの1つまたは両方を本発明によ
り構成できる。この選択は、用途の必要条件による。
り構成できる。この選択は、用途の必要条件による。
【0046】本発明による他と同様な変形例は、巻取り
ロールを適当な形の支持ベルトで支持することである。
この実施例では、支持ロールの対応する形、特に支持ロ
ールのコーティングの形は、巻取りロールがニップの支
持ベルトと主に接触するので、こだわる必要はない。こ
の場合、支持ベルトの構成もコーティングの形も同様で
ある。
ロールを適当な形の支持ベルトで支持することである。
この実施例では、支持ロールの対応する形、特に支持ロ
ールのコーティングの形は、巻取りロールがニップの支
持ベルトと主に接触するので、こだわる必要はない。こ
の場合、支持ベルトの構成もコーティングの形も同様で
ある。
【0047】性能向上のため、変形例では、性能を向上
できる公知の手段と組み合わせてもよい。これは、例え
ば、巻取りロールに接続されており、強弱を調節して圧
搾空気を出せる圧搾空気器の使用を含む。圧搾空気器
は、ウェブ状の製品用分離装置の付いたものでもよい。
できる公知の手段と組み合わせてもよい。これは、例え
ば、巻取りロールに接続されており、強弱を調節して圧
搾空気を出せる圧搾空気器の使用を含む。圧搾空気器
は、ウェブ状の製品用分離装置の付いたものでもよい。
【0048】本発明によるウェブ状の製品を巻取り巻戻
しする装置の形やレイアウトによって、性能を向上させ
ることができる。巻取り巻戻し中に、ニップに阻害要因
が生じないので、ロールの端が破損したり、ひだになっ
たりしないので、大口径のロールを生産できる。
しする装置の形やレイアウトによって、性能を向上させ
ることができる。巻取り巻戻し中に、ニップに阻害要因
が生じないので、ロールの端が破損したり、ひだになっ
たりしないので、大口径のロールを生産できる。
【0049】前記ドイツ国特許明細書(2)〜(4)に
記載の実施例のプラス効果を保持することができ、適当
な形の支持ロールまたは支持ベルトを用いることによ
り、マイナス効果を大幅に取り除くことができる。
記載の実施例のプラス効果を保持することができ、適当
な形の支持ロールまたは支持ベルトを用いることによ
り、マイナス効果を大幅に取り除くことができる。
【0050】このように本発明による装置は、ダブル支
持ロールの、2つのニップの少なくとも1つを有するよ
うに構成され、通常巻取り方向に第2ニップ、柔軟なニ
ップであるが、その剪断応力が巻取りロールに移らない
ようになっている、2つの支持ロールの付いた巻取りロ
ールを形成できる。
持ロールの、2つのニップの少なくとも1つを有するよ
うに構成され、通常巻取り方向に第2ニップ、柔軟なニ
ップであるが、その剪断応力が巻取りロールに移らない
ようになっている、2つの支持ロールの付いた巻取りロ
ールを形成できる。
【0051】図面に基づき、本発明を詳しく説明する。
図1〜図3は、本発明による支持ロールコーティングの
いくつかの態様を示す断面図で、支持ロールの上のコー
ティングは、たわみ状の圧縮性領域を有していることを
示す。
図1〜図3は、本発明による支持ロールコーティングの
いくつかの態様を示す断面図で、支持ロールの上のコー
ティングは、たわみ状の圧縮性領域を有していることを
示す。
【0052】図4〜図5は、本発明によるいくつかの支
持ロールの平面図である。図7,図8は、本発明による
2層の支持ロールコーティングの実施例を示し、上層
は、円周方向に伸びない耐久性を有している。
持ロールの平面図である。図7,図8は、本発明による
2層の支持ロールコーティングの実施例を示し、上層
は、円周方向に伸びない耐久性を有している。
【0053】図1は、支持ロール1aの断面図である。
支持ロール1aは、金属製ロール2aと、コーティング
すなわち外皮3aを備えている。支持ロール1aは、例
えば、フレーム4に取り付けられている。コーティング
3aは、1層で、そこに孔5aが設けられている。
支持ロール1aは、金属製ロール2aと、コーティング
すなわち外皮3aを備えている。支持ロール1aは、例
えば、フレーム4に取り付けられている。コーティング
3aは、1層で、そこに孔5aが設けられている。
【0054】図1に示す孔5aは、コーティング3aと
ロール2aを貫通している。孔5aは、支持ロール1a
の円周方向に互いに等間隔に設けられるのがよい。また
孔5aは、ロールの用途の必要性に応じて、支持ロール
1aの幅に特定の間隔で設けることができる。孔5aの
断面は、円形がよい。
ロール2aを貫通している。孔5aは、支持ロール1a
の円周方向に互いに等間隔に設けられるのがよい。また
孔5aは、ロールの用途の必要性に応じて、支持ロール
1aの幅に特定の間隔で設けることができる。孔5aの
断面は、円形がよい。
【0055】図1の実施例の変形例(図示せず)では、
ロールは、盲孔を有し、またコーティング3aは、ロー
ルの外周部で、コーティングが圧縮性の均一層で作られ
ている。
ロールは、盲孔を有し、またコーティング3aは、ロー
ルの外周部で、コーティングが圧縮性の均一層で作られ
ている。
【0056】図2は、ロール2bと、盲孔5bを有する
コーティング3bを備えている支持ロール1bを示す。
基本的構造は、図1と類似している。従って、同じ要素
の符号は同じであるが、末尾のaをbに代えてある。以
後、本発明による他の実施例については、同一機能の要
素は、同一符号で示し、末尾をc,dに代えるものとす
る。
コーティング3bを備えている支持ロール1bを示す。
基本的構造は、図1と類似している。従って、同じ要素
の符号は同じであるが、末尾のaをbに代えてある。以
後、本発明による他の実施例については、同一機能の要
素は、同一符号で示し、末尾をc,dに代えるものとす
る。
【0057】図2に示す実施例では、支持ロール1bは
ロール2bを有し、支持ロール1bの表面は、コーティ
ング3bで覆われている。コーティング3bも1層で、
支持ロール1bの外周部6bからコーティング3bの内
部に向かう盲孔7bを有するのがよい。
ロール2bを有し、支持ロール1bの表面は、コーティ
ング3bで覆われている。コーティング3bも1層で、
支持ロール1bの外周部6bからコーティング3bの内
部に向かう盲孔7bを有するのがよい。
【0058】孔7bも、支持ロール1bの用途の必要性
に応じて一定の間隔1’で周縁部に設けられている。支
持ロールの全周にわたり盲孔を同様に設ける。しかし図
2に点線で示すように、コーティング3bの内周8bに
盲孔10bを設けてもよい。これにより、支持ロール1
bの外周部6bの外面が滑らかになる。
に応じて一定の間隔1’で周縁部に設けられている。支
持ロールの全周にわたり盲孔を同様に設ける。しかし図
2に点線で示すように、コーティング3bの内周8bに
盲孔10bを設けてもよい。これにより、支持ロール1
bの外周部6bの外面が滑らかになる。
【0059】図3に示す、本発明による他の実施例にお
ける支持ロール1cは、ロール2cとコーティング3c
を備え、コーティング3cにある孔7cは、コーティン
グ3cの表面上の被覆層11cによって覆われている。
ける支持ロール1cは、ロール2cとコーティング3c
を備え、コーティング3cにある孔7cは、コーティン
グ3cの表面上の被覆層11cによって覆われている。
【0060】図3に示す実施例は、図2に示すものと基
本的に類似しており、同一要素に同一符号が付されてい
る。コーティング3cは、少なくとも1層または多層の
基層9cの他に径方向外側に設けられた被覆層11cを
有している。
本的に類似しており、同一要素に同一符号が付されてい
る。コーティング3cは、少なくとも1層または多層の
基層9cの他に径方向外側に設けられた被覆層11cを
有している。
【0061】これにより、被覆層11cは、コーティン
グの径方向内部よりも相当固くなっている。図3に示す
被覆層11cは、孔がなくてもよいが、ノイズを軽減す
るために孔を設けてもよい。孔7cの被覆層は、孔の汚
れを防ぎノイズの発生を減少させる。
グの径方向内部よりも相当固くなっている。図3に示す
被覆層11cは、孔がなくてもよいが、ノイズを軽減す
るために孔を設けてもよい。孔7cの被覆層は、孔の汚
れを防ぎノイズの発生を減少させる。
【0062】図1、図2に示す本発明による実施例に
は、1層としたロールのコーティングが示されている
が、多層のコーティングを用いてもよい。これは、図3
に示す実施例にも当てはまる。コーティングは、被覆層
11cに加えて、多層の基層9cを有してもよい。
は、1層としたロールのコーティングが示されている
が、多層のコーティングを用いてもよい。これは、図3
に示す実施例にも当てはまる。コーティングは、被覆層
11cに加えて、多層の基層9cを有してもよい。
【0063】図4〜図6は、本発明による(図1〜図3
のいずれかに示す支持ロールと同じ)支持ロールの平面
図である。分かり易くするため、図の空洞は、縮尺通り
ではない。
のいずれかに示す支持ロールと同じ)支持ロールの平面
図である。分かり易くするため、図の空洞は、縮尺通り
ではない。
【0064】図4は、コーティング3dの周縁方向に向
く孔12を示す。図5は、コーティング3eにらせん状
に設けた孔13を示し、図6は、コーティング3fで斜
めに交差する孔14,15を示す。
く孔12を示す。図5は、コーティング3eにらせん状
に設けた孔13を示し、図6は、コーティング3fで斜
めに交差する孔14,15を示す。
【0065】溝12〜15は、1層または多層の内部に
設けたり、さらに図3に示す被覆層11cで覆ってもよ
い。ノイズの発生をなくすため、異なる形の孔は、圧縮
性材料、例えば発泡プラスチックで充填し、さらに被覆
層で覆ってもよい。
設けたり、さらに図3に示す被覆層11cで覆ってもよ
い。ノイズの発生をなくすため、異なる形の孔は、圧縮
性材料、例えば発泡プラスチックで充填し、さらに被覆
層で覆ってもよい。
【0066】図7、図8は、本発明による装置の他の実
施例を示す。支持ロール1gも金属製支持体2gとコー
ティング3gを備えるのがよい。コーティング3gは、
基層9gと被覆層11gを備えている。基層9gは、覆
い層11gより柔軟な材料で作られている。
施例を示す。支持ロール1gも金属製支持体2gとコー
ティング3gを備えるのがよい。コーティング3gは、
基層9gと被覆層11gを備えている。基層9gは、覆
い層11gより柔軟な材料で作られている。
【0067】周縁巻取り繊条形の耐伸長層17gが、被
覆層11gに円周方向に設けられている。図8は、図7
によるコーティング3gの拡大断面図である。弾性材
料、例えばポリウレタン製の円周方向に設けた糸17g
は、被覆層11gに組み込まれている。
覆層11gに円周方向に設けられている。図8は、図7
によるコーティング3gの拡大断面図である。弾性材
料、例えばポリウレタン製の円周方向に設けた糸17g
は、被覆層11gに組み込まれている。
【0068】この形式のコーティングは、ドイツ国特許
第40 22 800 C1号明細書に開示された方法
により生産できる。
第40 22 800 C1号明細書に開示された方法
により生産できる。
【0069】図示したロールのコーティング、またはコ
ーティングの個々の層に発生するゆがみは、同様に、巻
取りロールを支持し、2つの支持ロールの周りを取り巻
くエンドレスベルトに移すことができる。
ーティングの個々の層に発生するゆがみは、同様に、巻
取りロールを支持し、2つの支持ロールの周りを取り巻
くエンドレスベルトに移すことができる。
【0070】上記の説明は、理解し易くするためのもの
であり、本発明は、それになんら限定されるものではな
い。当業者なら思いつく変形例は、本発明の範囲内にあ
る。
であり、本発明は、それになんら限定されるものではな
い。当業者なら思いつく変形例は、本発明の範囲内にあ
る。
【0071】
【発明の効果】これまで述べた形式のウェブ状の製品の
巻取り・巻戻し装置、すなわちダブル支持ロールは改良
され、従来技術の欠点を取り除くことができる。最適な
巻取り結果が得られ、胴部が膨らんだり、または同様な
欠点を生じない巻取りロールを得ることができる。
巻取り・巻戻し装置、すなわちダブル支持ロールは改良
され、従来技術の欠点を取り除くことができる。最適な
巻取り結果が得られ、胴部が膨らんだり、または同様な
欠点を生じない巻取りロールを得ることができる。
【図1】本発明による装置の部分断面図である。
【図2】本発明による装置の第2実施例の部分断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明による装置の第3実施例の部分断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の装置による支持ロールの表面の実施例
の部分平面図である。
の部分平面図である。
【図5】本発明の装置による支持ロールの表面の第2実
施例の部分平面図である。
施例の部分平面図である。
【図6】本発明の装置による支持ロールの表面の第3実
施例の部分平面図である。
施例の部分平面図である。
【図7】本発明による装置の第4実施例の部分断面図で
ある。
ある。
【図8】図7の切断線2b−2bにおける拡大部分断面
図である。
図である。
(1a)(1b)(1c)(1g) キングロール (2a)(2b)(2c)(2g) ロール (3a)(3b)(3c)(3g) コーティン
グ、すなわち外皮 (4) フレーム (5a) 貫通孔 (5b)(7b)(7c)(10b) 盲孔 (6b) キングロール
の外周部 (8b) コーティング
の内周 (9c)(9g) 基層 (11c)(11g) 覆い層 (3d)(3e)(3f) コーティング (12)(13)(14)(15) 溝 (17g) 耐伸長層
グ、すなわち外皮 (4) フレーム (5a) 貫通孔 (5b)(7b)(7c)(10b) 盲孔 (6b) キングロール
の外周部 (8b) コーティング
の内周 (9c)(9g) 基層 (11c)(11g) 覆い層 (3d)(3e)(3f) コーティング (12)(13)(14)(15) 溝 (17g) 耐伸長層
Claims (19)
- 【請求項1】 少なくとも2つの支持ロールを有する支
持具を備え、巻取りまたは巻戻しされるウェブの巻取り
ロールが、少なくとも1つの支持ロールでプレスギャッ
プが少なくとも間接的に形成されるように支持ロールに
接続されており、少なくとも1つの支持ロールは、支持
体と、柔軟な弾性材で作られた外皮を有しており、前記
外皮は、複数の空洞を有し、かつこれらの空洞は、支持
体の周面と反対の方向に開口しているウェブの巻取り・
巻戻し装置。 - 【請求項2】 空洞が、盲孔である請求項1記載のウェ
ブの巻取り・巻戻し装置。 - 【請求項3】 空洞が、少なくとも1つの支持ロールの
周縁方向を向く溝である請求項1記載のウェブの巻取り
・巻戻し装置。 - 【請求項4】 空洞が、少なくとも1つの支持ロールの
長手方向と周縁方向の少なくとも1つに対して傾斜して
いる溝である請求項1記載のウェブの巻取り・巻戻し装
置。 - 【請求項5】 空洞が、即圧縮性の材料で充填されてい
る請求項1記載のウェブの巻取り・巻戻し装置。 - 【請求項6】 空洞が、発泡材で充填されている請求項
5記載のウェブの巻取り・巻戻し装置。 - 【請求項7】 空洞が、薄い被覆層で閉塞されている請
求項1記載のウェブの巻取り・巻戻し装置。 - 【請求項8】 支持体に孔が設けられている請求項1記
載のウェブの巻取り・巻戻し装置。 - 【請求項9】 外皮が、円周方向に伸びないようになっ
ている請求項1記載のウェブの巻取り・巻戻し装置。 - 【請求項10】 少なくとも2つの支持ロールが、第1
支持ロールと第2支持ロールを備えており、巻取り方向
に見た時、第1支持ロールは、作動中ウェブ状の製品に
より少なくとも一部輪状に囲まれており、第2支持ロー
ルは、2つの支持ロールの軸を通る面が水平と角度をな
すように、第1支持ロールに対して下位にある請求項1
記載のウェブの巻取り・巻戻し装置。 - 【請求項11】 少なくとも2つの支持ロールを有する
支持具を備えており、巻取りまたは巻戻しされるウェブ
の巻取りロールは、少なくとも1つの支持ロールとによ
り、プレスギャップが少なくとも間接的に形成されるよ
うにして支持ロールに接続されており、2つのキングロ
ールのうち少なくとも1つの支持ロールは、弾性支持ベ
ルトで輪状に囲まれており、支持ベルトは、巻取りロー
ルに面した一層の柔軟な弾性材を有し、柔軟な層は、少
なくとも1つの支持ロールの外周面と反対の方向に開口
する空洞を有しているウェブの巻取り・巻戻し装置。 - 【請求項12】 空洞が、盲孔である請求項11記載の
ウェブの巻取り・巻戻し装置。 - 【請求項13】 空洞が、少なくとも1つの支持ロール
の周縁方向を向いている溝である請求項11記載のウェ
ブの巻取り・巻戻し装置。 - 【請求項14】 空洞が、周縁方向に対して斜めを向く
溝である請求項13記載のウェブの巻取り・巻戻し装
置。 - 【請求項15】 空洞が、即圧縮性の材料で充填されて
いる請求項11記載のウェブの巻取り・巻戻し装置。 - 【請求項16】 空洞が、発泡材で充填されている請求
項15記載のウェブの巻取り・巻戻し装置。 - 【請求項17】 空洞が、薄い被覆層で閉塞されている
請求項11記載のウェブの巻取り・巻戻し装置。 - 【請求項18】支持ベルトの外面領域が、走行方向に伸
びないように構成されている請求項11記載のウェブの
巻取り・巻戻し装置。 - 【請求項19】支持ベルトの外面領域に、径方向の耐伸
長性補強材が埋設されている請求項18記載のウェブの
巻取り・巻戻し装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE1995105870 DE19505870C2 (de) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | Vorrichtung zum Auf- bzw. Abwickeln von bahnförmigem Gut, insbesondere von Faserstoffbahnen |
DE19505870.4 | 1995-02-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08324857A true JPH08324857A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=7754569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8033340A Pending JPH08324857A (ja) | 1995-02-21 | 1996-02-21 | ウェブの巻取り・巻戻し装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5785273A (ja) |
EP (1) | EP0728691B1 (ja) |
JP (1) | JPH08324857A (ja) |
AT (1) | ATE250546T1 (ja) |
BR (1) | BR9600594A (ja) |
CA (1) | CA2169990C (ja) |
DE (1) | DE59610725D1 (ja) |
ES (1) | ES2204972T3 (ja) |
FI (1) | FI117198B (ja) |
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FI104065B1 (fi) | 1998-04-24 | 1999-11-15 | Valmet Corp | Rullauslaite |
DE19848815A1 (de) * | 1998-10-22 | 2000-04-27 | Voith Sulzer Papiertech Patent | Wickelmaschine |
FI990331A (fi) * | 1999-02-17 | 2000-08-18 | Valmet Corp | Rullauslaitteessa käytettävä tela |
DE102004027080B4 (de) * | 2004-06-02 | 2007-04-26 | Michael Podlesny | Eingeschnürte Breitstreckwalze |
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-
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- 1996-01-26 EP EP96101102A patent/EP0728691B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-01-26 DE DE59610725T patent/DE59610725D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-01-26 AT AT96101102T patent/ATE250546T1/de not_active IP Right Cessation
- 1996-02-16 BR BR9600594A patent/BR9600594A/pt not_active IP Right Cessation
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