JPH08324711A - 保管装置 - Google Patents

保管装置

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JPH08324711A
JPH08324711A JP13313495A JP13313495A JPH08324711A JP H08324711 A JPH08324711 A JP H08324711A JP 13313495 A JP13313495 A JP 13313495A JP 13313495 A JP13313495 A JP 13313495A JP H08324711 A JPH08324711 A JP H08324711A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 収納部Bが上下多段に設けられている複数の
棚Cを互いに対向配置して、それらの棚C間に設けた通
路Dに沿って走行可能な走行体Eに、入出庫対象物Aを
上下方向に搬送可能な搬送体5Bと、搬送体5Bを昇降
移動可能に支持する支持体6とを設け、搬送体5Bに
は、入出庫対象物Aを当該搬送体5B側と収納部B側と
に亘って移載可能な移載手段7Bを支持体6よりも高い
位置で作動可能に設け、支持体6には、当該支持体6の
倒れを棚C側との接当で規制する規制手段1を設けた。 【効果】 移載手段を支持体よりも高い位置で作動させ
ることができる分、支持体の高さを低くして、走行体の
全体重量を軽減できるとともに、走行体の安定性を損な
いにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納部が上下多段に設
けられている複数の棚を互いに対向配置して、それらの
棚間に通路が設けられ、前記通路に沿って走行可能な走
行体に、入出庫対象物を上下方向に搬送可能な搬送体
と、前記搬送体を昇降移動可能に支持する支持体とが設
けられ、前記搬送体には、入出庫対象物を当該搬送体側
と前記収納部側とに亘って移載可能な移載手段が設けら
れ、前記支持体には、当該支持体の倒れを前記棚側との
接当で規制する規制手段が設けられている保管装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】冒記保管装置は、例えば自動倉庫等に設
置され、入出庫対象物を上下方向に搬送可能な昇降台等
の搬送体と、この搬送体を昇降移動可能に支持するポス
ト等の支持体とが設けられているスタッカークレン等の
走行体を棚間の通路に沿って走行させて、搬送体に設け
たフォーク装置等の移載手段で入出庫対象物を搬送体側
と収納部側とに亘って移載できるようにしたものであ
り、支持体の倒れを棚側との接当で規制する規制手段を
設けてあるから、支持体の倒れを規制する為の支持構造
を支持体側と倉庫等の天井側とに亘って設けることな
く、走行体の倒れを規制できるが、従来の保管装置で
は、図7,図8に示すように、ポスト01側との係合で
昇降台02の昇降移動を案内する案内部03をフォーク
装置04よりも上側に延設している(例えば、実開平6
−78312号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、昇降台02の昇降移動を案内する案内部03をフォ
ーク装置04よりも上側に延設しているから、入出庫対
象物Aを最上段の収納部B側と昇降台02側とに亘って
移載できるようにする為には、ポスト01を最上段の収
納部Bの収納高さ位置BHよりも高い高さでスタッカー
クレン0Eに設けなければならず、スタッカークレン0
Eの全体重量が重くなる欠点があるとともに、スタッカ
ークレン0Eの重心位置が高くなって、その安定性を損
ない易い欠点がある。
【0004】また、図9に示すように、倉庫等の天井J
が傾斜していて、高さが低い棚C1間の通路D1と高い
棚C2間の通路D2とがあり、しかも、低い棚C1の最
上段の収納部B1の収納高さ位置BH1が、高い棚C2
の最上段の収納部B2の収納高さ位置BH2がよりも低
い場合、高さが高い棚C2間の通路D2を走行させて入
出庫対象物Aを移載できるようにしてあるスタッカーク
レン0E2を、高さが低い棚C1間の通路D1を走行さ
せると、そのスタッカークレン0E2に設けたポスト0
1が天井J側につかえてしまうおそれがあり、逆に、高
さが低い棚C1間の通路D1を走行させて入出庫対象物
Aを移載できるようにしてあるスタッカークレン0E1
を、高さが高い棚C2間の通路D2を走行させると、そ
の高さが高い棚C2の最上段の収納部B2側と昇降台0
2側とに亘る入出庫対象物Aの移載ができないおそれが
あるから、そのような通路D1,D2毎に、ポスト01
の高さが異なるスタッカークレン0E1,0E2を走行
させなければならない欠点がある。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、移載手段を作動させ得る高さを工夫することに
より、走行体の全体重量を軽減できるとともに、走行体
の安定性を損ないにくい保管装置を提供することを目的
とする。
【0006】また、本発明の他の目的は、高さが高い棚
間の通路と低い棚間の通路とがあり、しかも、高い棚の
最上段の収納部の収納高さ位置が、低い棚の最上段の収
納部の収納高さ位置よりも高い場合、そのような通路毎
に、支持体の高さが異なる走行体を走行させることな
く、所望の棚の収納部側と搬送体側とに亘って入出庫対
象物を移載できるようにする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1特徴構成は、収納部が上下多段に設けら
れている複数の棚を互いに対向配置して、それらの棚間
に通路が設けられ、前記通路に沿って走行可能な走行体
に、入出庫対象物を上下方向に搬送可能な搬送体と、前
記搬送体を昇降移動可能に支持する支持体とが設けら
れ、前記搬送体には、入出庫対象物を当該搬送体側と前
記収納部側とに亘って移載可能な移載手段が設けられ、
前記支持体には、当該支持体の倒れを前記棚側との接当
で規制する規制手段が設けられている保管装置であっ
て、前記移載手段が、前記支持体よりも高い位置で作動
可能に設けられている点にある。
【0008】本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成に
おいて、前記複数の棚は、高さが異なるものを備えてい
る点にある。
【0009】本発明の第3特徴構成は、第1又は第2特
徴構成において、前記支持体側との係合で前記搬送体の
昇降移動を案内する案内部を前記移載手段よりも低い位
置に設けて、前記移載手段が、前記支持体よりも高い位
置で作動可能に設けられている点にある。
【0010】本発明の第4特徴構成は、第3特徴構成に
おいて、複数の搬送体が前記収納部の上下間隔に対応す
る間隔を隔てて昇降移動可能に支持され、前記複数の搬
送体のうちの最上部の搬送体の昇降移動を前記支持体側
との係合で案内する上部案内部が当該搬送体の下側に向
けて設けられ、前記複数の搬送体のうちの最下部の搬送
体の昇降移動を前記支持体側との係合で案内する下部案
内部が当該搬送体の上側に向けて設けられている点にあ
る。
【0011】本発明の第5特徴構成は、第4特徴構成に
おいて、前記複数の搬送体を互いに連結する連結部材
に、前記上部案内部と前記下部案内部とに兼用される案
内部が設けられている点にある。
【0012】本発明の第6特徴構成は、第1,第2,第
3,第4又は第5特徴構成において、前記支持体が複数
の支柱を立設して構成され、前記規制手段が前記搬送体
の昇降経路を囲む枠体を設けて構成され、前記複数の支
柱どうしが前記枠体で互いに連結されている点にある。
【0013】本発明の第7特徴構成は、第6特徴構成に
おいて、前記棚側には、前記枠体の前記通路に沿う移動
を案内する枠体案内部が設けられている点にある。
【0014】本発明の第8特徴構成は、第1,第2,第
3,第4,第5,第6又は第7特徴構成において、前記
複数の棚の一端側に沿って前記走行体の走行方向と直交
する方向に走行する台車が、前記通路の一端側に移動し
た走行体を載せ降ろし可能に設けられている点にある。
【0015】本発明の第9特徴構成は、第8特徴構成に
おいて、前記複数の棚は、それらの対向間隔を変更可能
に設けられ、前記通路は、前記複数の棚の対向間隔を広
げて設けられている点にある。
【0016】
【作用】第1特徴構成による作用は次の通りである。支
持体よりも高い位置で移載手段を作動させて、収納高さ
位置が支持体よりも高い収納部側と搬送体側とに亘る入
出庫対象物の移載が行える。
【0017】第2特徴構成による作用は次の通りであ
る。支持体を最も低い棚の上部天井側につかえない高さ
で走行体に設けて、最上段の収納部の収納高さ位置がそ
の支持体よりも高い棚については、支持体よりも高い位
置で移載手段を作動させて、その最上段の収納部側と搬
送体側とに亘る入出庫対象物の移載が行える。
【0018】第3特徴構成による作用は次の通りであ
る。移載手段を支持体よりも高い位置で作動させるべ
く、搬送体を上昇させても、案内部と支持体側との係合
を確保できる。
【0019】第4特徴構成による作用は次の通りであ
る。複数の搬送体のうちの最上部の搬送体に設けた移載
手段を支持体よりも高い位置で作動させて、収納高さ位
置が支持体よりも高い収納部側と搬送体側とに亘る入出
庫対象物の移載を行い、複数の搬送体のうちの最下部の
搬送体に設けた移載手段の作動で最下段の収納部側と搬
送体側とに亘る入出庫対象物の移載を行うのであるが、
最下部の搬送体の昇降移動を支持体側との係合で案内す
る下部案内部が当該搬送体の上側に向けて設けられてい
るので、最下部の搬送体の下降にともなって下部案内部
が床面側に接当するおそれがなく、最下部の搬送体の下
降限度を床面側に近い低い位置に設定できる。
【0020】第5特徴構成による作用は次の通りであ
る。複数の搬送体を一体的に昇降させることができ、し
かも、連結部材を利用して案内部を設けることができ
る。
【0021】第6特徴構成による作用は次の通りであ
る。支柱どうしの相対姿勢の変化を枠体で規制できる。
【0022】第7特徴構成による作用は次の通りであ
る。枠体を棚側に近接させる状態で、走行体を通路に沿
って円滑に走行させることができる。
【0023】第8特徴構成による作用は次の通りであ
る。複数の棚の一端側に沿って走行する台車に、通路の
一端側に移動した走行体を載せ降ろして、その走行体を
所望の棚間の通路に移動させることができる。
【0024】第9特徴構成による作用は次の通りであ
る。必要に応じて棚間に通路を設けて、入出庫対象物を
所望の棚の収納部側と搬送体側とに亘って移載できる。
【0025】
【発明の効果】第1特徴構成の保管装置によれば、移載
手段を支持体よりも高い位置で作動させることができる
分、支持体の高さを低くして、走行体の全体重量を軽減
できるとともに、走行体の安定性を損ないにくい。
【0026】第2特徴構成の保管装置によれば、第1特
徴構成による効果に加えて、高さが高い棚間の通路と低
い棚間の通路とがあり、しかも、高い棚の最上段の収納
部の収納高さ位置が、低い棚の最上段の収納部の収納高
さ位置よりも高い場合に、そのような通路毎に、支持体
の高さが異なる走行体を走行させることなく、所望の棚
の収納部側と搬送体側とに亘って入出庫対象物を移載で
きる。
【0027】第3特徴構成の保管装置によれば、第1又
は第2特徴構成による効果に加えて、例えば、移載手段
を駆動昇降させる昇降装置を搬送体に別途設けて、その
昇降装置による移載手段の駆動昇降で、当該移載手段を
支持体よりも高い位置で作動可能に構成する場合に比べ
て、移載手段の昇降構造を簡略化できる。
【0028】第4特徴構成の保管装置によれば、第3特
徴構成による効果に加えて、最下段の収納部を床面側に
近い低い位置に効率良く配置して、所望の保管容積を確
保し易い。
【0029】第5特徴構成の保管装置によれば、第4特
徴構成による効果に加えて、複数の搬送体の昇降構造並
びに案内部の取付け構造を簡略化できる。
【0030】第6特徴構成の保管装置によれば、第1,
第2,第3又は第4特徴構成による効果に加えて、支柱
どうしの相対姿勢の変化を枠体で規制できるので、搬送
体を円滑に昇降移動させることができる。
【0031】第7特徴構成の保管装置によれば、第6特
徴構成による効果に加えて、枠体を棚側に近接させる状
態で、走行体を通路に沿って円滑に走行させることがで
きるので、通路幅を極力狭くして、多数の棚を効率よく
配置できる。
【0032】第8特徴構成の保管装置によれば、第1,
第2,第3,第4,第5,第6又は第7特徴構成による
効果に加えて、棚間の通路毎に走行体を設けることな
く、所望の棚の収納部側と搬送体側とに亘って入出庫対
象物を移載できる。
【0033】第9特徴構成の保管装置によれば、第1,
第2,第3,第4,第5,第6,第7又は第8特徴構成
による効果に加えて、対向する棚間毎に、予め、通路を
設けておくことなく、多数の棚を効率よく配置できる。
【0034】
【実施例】図1,図2は、自動倉庫に設置されている保
管装置を示し、入出庫対象物の一例である矩形箱形のパ
レットAを載せて収納する収納部Bが上下多段に設けら
れている複数の棚Cと、これら複数の棚Cを互いに平
行、かつ、その前面側が互いに対向する状態で配置し
て、それらの棚Cの前面間に設けられる通路Dと、この
通路Dに沿って走行可能な走行体の一例であるスタッカ
ークレーンEと、複数の棚Cの一端側に沿って、スタッ
カークレーンEの走行方向と直交する方向に台車レール
F1上を走行可能なクレーン移送台車Fと、クレーン移
送台車Fの走行経路端にパレットAを仮置きする仮置き
台Gと、装置全体の作動を制御する制御部Hとが設けら
れ、クレーン移送台車Fは、通路Dの一端側に移動させ
たスタッカークレーンEを載せ降ろしして、そのスタッ
カークレーンEを所望の棚間に設けた通路D或いは仮置
き台Gに移送できるようにしてある。
【0035】前記スタッカークレーンEは、図3,図4
に示すように、通路Dに沿ってクレーン移動レール3上
を走行する走行車体4に、パレットAを上下方向に搬送
可能な搬送体の一例である二基の昇降台5A,5Bと、
この昇降台5A,5Bを昇降移動可能に支持する支持体
の一例である二基の支柱6と、支柱6の倒れを棚C側と
の接当で規制する規制手段1とが設けられ、昇降台5
A,5Bの各々には、パレットAを当該昇降台5A,5
B側と収納部B側とに亘って移載可能な移載手段の一例
である電動式のフォーク装置7A,7Bが設けられ、規
制手段1は昇降台5A,5Bの昇降経路を囲む枠体を設
けて構成されている。
【0036】前記複数の棚Cの各々は、同一寸法のパレ
ットAを保管できるように、収納部Bが一定の上下間隔
及び左右間隔で配置されているが、図5,図6に示すよ
うに、倉庫天井Jが倉庫中央側ほど高い山形に形成され
ているため、棚並設方向の前後端側に配置した棚C1
a,C1bは、その頂部が天井J側につかえないよう
に、棚並設方向の中央部に配置した棚C2よりも収納部
Bが一段少ない低い棚を設けて構成され、収納部Bの各
々は、パレットAを間隔を隔てて設けてある左右の腕木
B1間を跨がらせて載置するようにしてある。
【0037】前記低い棚C1a,C1bのうち、棚並設
方向の前後端の各々に配置した低い棚C1aは、倉庫床
面Kに固定した固定棚に構成され、これらの固定棚C1
aの間に配置した低い棚C1b及び高い棚C2の各々
は、背中合わせで隣合うものどうしを互いに連結した棚
ユニットU1,U2に構成され、固定棚C1a及び棚ユ
ニットU1,U2の各々の前面側には、低い棚C1a,
C1bの上端高さと同じ高さで、スタッカークレーンE
に設けた枠体1の通路Dに沿う移動を案内する枠体案内
部としての枠体ガイドレール2が、棚長手方向の全長に
亘って設けられている。
【0038】前記棚ユニットU1,U2の各々は、固定
棚C1a間の床面Kに設けた棚移動レールC3に沿って
棚並設方向に各別に移動可能に設けて、それらの対向間
隔を変更可能に設けられ、これらの棚ユニットU1,U
2を必要に応じて移動させることで、所望の棚ユニット
U1,U2どうし或いは棚ユニットU1と固定棚C1a
との対向間隔を広げて、その間にスタッカークレーンE
が走行する通路Dを設けるようにしてある。
【0039】前記スタッカークレーンEの二基の支柱6
は、低い棚C1a,C1bの上端高さと同じ高さで、走
行方向に間隔を隔てて走行車体4に立設され、この二基
の支柱6どうしは、低い棚C1a,C1bの上端高さ位
置と同じ高さ位置で固定した枠体1を介して互いに連結
され、枠体1には、前述の枠体ガイドレール2に沿って
転動するガイドローラ8が設けられている。
【0040】前記走行車体4には、クレーン移動レール
3上を転動する前後一対の走行車輪9と、一方の走行車
輪9を駆動させる電動式の走行駆動ユニット10と、昇
降台5A,5Bを駆動昇降させる電動式の昇降駆動ユニ
ット11とが設けられ、クレーン移動レール3は、棚ユ
ニットU1,U2どうし或いは棚ユニットU1と固定棚
C1aとの間に必要に応じて設けられる通路Dに対応さ
せて予め床面Kに多数設けてある。
【0041】尚、クレーン移動レール3と棚移動レール
C3は、スタッカークレーンEの走行と、棚ユニットU
1,U2の走行とを互いに妨げることがないように設け
られている。
【0042】前記二基の昇降台5A,5Bは、収納部B
の上下間隔に対応する間隔を隔てて、左右の上下連結部
材12で互いに連結され、この連結部材12の各々に、
支柱6の側面をガイド面として転動する複数の昇降ガイ
ドローラ14を支柱6を挟み付ける状態で支承して、二
基の昇降台5A,5Bの昇降移動を支柱6側との係合で
案内する案内部13が構成されている。
【0043】前記二基の支柱6の先端部の各々にはシー
ブ15が支承され、このシーブ15の各々に巻き回して
あるワイヤー16の一端側を連結部材12の左右に連結
するとともに、他端側をガイドシーブ17を介して昇降
駆動ユニット11のドラム18に巻き掛けて、二基の昇
降台5A,5Bが支柱6に吊り下げられ、昇降駆動ユニ
ット11によるワイヤー16の巻き取り・繰り出し操作
で、二基の昇降台5A,5Bが支柱6に沿って一体的に
昇降移動するように構成してある。
【0044】前記フォーク装置7A,7Bの各々は、通
路Dを挟む左右の収納部Bのいずれ側にも出退可能なフ
ォーク部材19を昇降台5A,5Bの上面側に設けて構
成され、上側昇降台5Aをその上昇範囲の上限近くまで
上昇させると、その上側昇降台5Aに設けたフォーク装
置7Bのフォーク部材19が枠体1の上端位置よりも上
側に移動して、支柱6よりも高い位置で作動させること
ができるようにしてある。
【0045】そして、フォークリフト等で仮置き台Gに
仮置きされたパレットAを収納部Bに収納する場合は、
そのパレットAを収納するべき収納部Bが設けられてい
る棚ユニットU1,U2或いは固定棚C1aの前面側に
通路Dが形成されるように、所定の棚ユニットを移動さ
せるとともに、スタッカークレーンEを載せて待機させ
てあるクレーン移送台車Fを仮置き台Gまで移動させ、
パレットAを高い棚C2の最上段の収納部Bに収納する
際は、そのパレットAを上側フォーク装置7Bで上側昇
降台5Bに移載し、高い棚C2の最上段以外の収納部B
にパレットAを収納する際には、そのパレットAを下側
フォーク装置7Aで下側昇降台5Aに移載する。
【0046】次に、クレーン移送台車Fを所定の通路D
の一端側に移動させて、スタッカークレーンEを、その
走行車輪9がクレーン移動レール3上に乗り移り、か
つ、枠体1に設けたガイドローラ8が枠体ガイドレール
2に沿って転動するように、クレーン移送台車Fから降
ろし、通路Dを走行させて所定の収納部Bに収納する。
【0047】収納動作が終了したスタッカークレーンE
は、昇降台5A,5Bを下降させた状態で通路Dの一端
側に移動させて、クレーン移送台車Fに載せ替えられ、
次の移載作業を開始するまで待機させる。
【0048】パレットAを収納部Bから取出す場合は、
前述の収納動作と逆の動作を順に行えば良いが、収納部
Bから取り出したパレットAを別の収納部Bに収納する
ように作動させても良い。
【0049】〔その他の実施例〕 1.本発明による保管装置は、最上段の収納部の収納高
さ位置が同じ棚の間にのみ、走行体が走行する通路が設
けられているものであっても良い。 2.本発明による保管装置は、複数の走行体を設けて実
施しても良い。 3.走行体が走行する通路の数は、単数であっても複数
であっても良い。 4.収納部が上下多段に設けられている複数の棚の全部
を床面側に固定して、それらの棚の前面側の各々に、通
路を予め設けて実施しても良い。 5.複数の通路が固定の棚間に設けられている場合、そ
れらの通路毎に走行体を走行させるようにしても良い。 6.通路に沿って走行可能な走行体は、ゴムタイヤ等を
備えた走行輪で床面上を直に走行するものであっても良
い。 7.入出庫対象物を上下方向に搬送可能な搬送体は、例
えば、当該搬送体に螺合した螺軸の上下端側を支持体に
支承させて、その螺軸の正逆駆動回転で昇降移動される
ものであっても良い。 8.入出庫対象物を搬送体側と収納部側とに亘って移載
可能な移載手段は、例えば、入出庫対象物側に走行車輪
が設けられていて、その走行車輪を転動させて搬送体側
と収納部側とに亘って移載できるように設けたガイドレ
ール等であっても良い。 9.支持体の倒れを棚側との接当で規制する規制手段
は、棚側に接当する接当部材の複数を支持体側に各別に
固定して構成されるものであっても良い。 10.移載手段を昇降させるジャッキ等の昇降装置を搬
送体に設けて、移載手段が、支持体よりも高い位置で作
動可能に設けられていても良い。 11.支持体側との係合で昇降移動を案内する案内部が
移載手段よりも低い位置に設けられている単一の搬送体
を設けて実施しても良い。 12.複数の搬送体が、収納部の上下間隔に対応する間
隔を隔てて各別に昇降移動可能に支持されていても良
い。
【0050】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】保管装置を備えた自動倉庫内の斜視図
【図2】保管装置を備えた自動倉庫内の要部斜視図
【図3】スタッカークレーンの概略正面図
【図4】図3のIV−IV線矢視図
【図5】自動倉庫内の要部正面図
【図6】自動倉庫内の要部正面図
【図7】従来技術を示す要部側面図
【図8】従来技術を示す要部正面図
【図9】従来技術を示す自動倉庫内の要部正面図
【符号の説明】
1 規制手段(枠体) 2 枠体案内部 5A,5B 搬送体 6 支持体(支柱) 7B 移載手段 12 連結部材 13 案内部 A 入出庫対象物 B 収納部 C 棚 D 通路 E 走行体 F 台車

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部(B)が上下多段に設けられてい
    る複数の棚(C)を互いに対向配置して、それらの棚
    (C)間に通路(D)が設けられ、 前記通路(D)に沿って走行可能な走行体(E)に、入
    出庫対象物(A)を上下方向に搬送可能な搬送体(5
    B)と、前記搬送体(5B)を昇降移動可能に支持する
    支持体(6)とが設けられ、 前記搬送体(5B)には、入出庫対象物(A)を当該搬
    送体(5B)側と前記収納部(B)側とに亘って移載可
    能な移載手段(7B)が設けられ、 前記支持体(6)には、当該支持体(6)の倒れを前記
    棚(C)側との接当で規制する規制手段(1)が設けら
    れている保管装置であって、 前記移載手段(7B)が、前記支持体(6)よりも高い
    位置で作動可能に設けられている保管装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の棚(C)は、高さが異なるも
    のを備えている請求項1記載の保管装置。
  3. 【請求項3】 前記支持体(6)側との係合で前記搬送
    体(5B)の昇降移動を案内する案内部(13)を前記
    移載手段(7B)よりも低い位置に設けて、前記移載手
    段(7B)が、前記支持体(6)よりも高い位置で作動
    可能に設けられている請求項1又は2記載の保管装置。
  4. 【請求項4】 複数の搬送体(5A,5B)が前記収納
    部(B)の上下間隔に対応する間隔を隔てて昇降移動可
    能に支持され、前記複数の搬送体(5A,5B)のうち
    の最上部の搬送体(5B)の昇降移動を前記支持体
    (6)側との係合で案内する上部案内部が当該搬送体
    (5B)の下側に向けて設けられ、前記複数の搬送体
    (5A,5B)のうちの最下部の搬送体(5A)の昇降
    移動を前記支持体(6)側との係合で案内する下部案内
    部が当該搬送体(5A)の上側に向けて設けられている
    請求項3記載の保管装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の搬送体(5A,5B)を互い
    に連結する連結部材(12)に、前記上部案内部と前記
    下部案内部とに兼用される案内部(13)が設けられて
    いる請求項4記載の保管装置。
  6. 【請求項6】 前記支持体(6)が複数の支柱を立設し
    て構成され、前記規制手段(1)が前記搬送体(5B)
    の昇降経路を囲む枠体を設けて構成され、前記複数の支
    柱(6)どうしが前記枠体(1)で互いに連結されてい
    る請求項1,2,3,4又は5記載の保管装置。
  7. 【請求項7】 前記棚(C)側には、前記枠体(1)の
    前記通路(D)に沿う移動を案内する枠体案内部(2)
    が設けられている請求項6記載の保管装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の棚(C)の一端側に沿って前
    記走行体(E)の走行方向と直交する方向に走行する台
    車(F)が、前記通路(D)の一端側に移動した走行体
    (E)を載せ降ろし可能に設けられている請求項1,
    2,3,4,5,6又は7記載の保管装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の棚(C)は、それらの対向間
    隔を変更可能に設けられ、 前記通路(D)は、前記複数の棚(C)の対向間隔を広
    げて設けられている請求項8記載の保管装置。
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