JPH08324336A - 車両に用いられる前照灯 - Google Patents
車両に用いられる前照灯Info
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- JPH08324336A JPH08324336A JP12610396A JP12610396A JPH08324336A JP H08324336 A JPH08324336 A JP H08324336A JP 12610396 A JP12610396 A JP 12610396A JP 12610396 A JP12610396 A JP 12610396A JP H08324336 A JPH08324336 A JP H08324336A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headlight
- insert
- holding device
- headlamp
- adjusting screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/0064—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor with provision for maintenance, e.g. changing the light bulb
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/06—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
- B60Q1/068—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by mechanical means
- B60Q1/0683—Adjustable by rotation of a screw
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光源の交換を容易にし、車両に大きな組込み
スペースが必要とならないようにする。 【解決手段】 調節ねじ44が、保持装置30に回転可
能ではあるが軸方向では移動不能に保持されており、調
節部材52が、保持装置30に軸方向では移動可能であ
るが相対回動不能に案内されており、前照灯挿入体10
が、固定部材62によって調節部材52に固定可能であ
り、固定部材62が解離された状態で前照灯挿入体10
が、水平方向の軸線43を中心にして保持装置30から
離れる方向で旋回させられて、光源22が保持装置30
の前側から接近可能となる。
スペースが必要とならないようにする。 【解決手段】 調節ねじ44が、保持装置30に回転可
能ではあるが軸方向では移動不能に保持されており、調
節部材52が、保持装置30に軸方向では移動可能であ
るが相対回動不能に案内されており、前照灯挿入体10
が、固定部材62によって調節部材52に固定可能であ
り、固定部材62が解離された状態で前照灯挿入体10
が、水平方向の軸線43を中心にして保持装置30から
離れる方向で旋回させられて、光源22が保持装置30
の前側から接近可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に用いられる
前照灯であって、リフレクタと、該リフレクタに挿入さ
れた光源とを備えた前照灯挿入体が設けられており、該
前照灯挿入体が、車両部分に固定可能な保持装置に支承
されていて、該保持装置に対して相対的に、前照灯挿入
体から放出された光束を位置調整する目的で、少なくと
も1つの水平方向の軸線を中心にして旋回可能であり、
調節ねじが設けられており、該調節ねじが、該調節ねじ
に螺合可能された調節部材と協働し、該調節部材の操作
時に前照灯挿入体が、前記水平方向の軸線を中心にして
旋回させられるようになっており、さらに、着脱可能な
固定部材が設けられており、該固定部材によって、前照
灯挿入体が少なくとも間接的に前記保持装置に固定可能
である形式のものに関する。
前照灯であって、リフレクタと、該リフレクタに挿入さ
れた光源とを備えた前照灯挿入体が設けられており、該
前照灯挿入体が、車両部分に固定可能な保持装置に支承
されていて、該保持装置に対して相対的に、前照灯挿入
体から放出された光束を位置調整する目的で、少なくと
も1つの水平方向の軸線を中心にして旋回可能であり、
調節ねじが設けられており、該調節ねじが、該調節ねじ
に螺合可能された調節部材と協働し、該調節部材の操作
時に前照灯挿入体が、前記水平方向の軸線を中心にして
旋回させられるようになっており、さらに、着脱可能な
固定部材が設けられており、該固定部材によって、前照
灯挿入体が少なくとも間接的に前記保持装置に固定可能
である形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の前照灯は、ドイツ連邦
共和国特許出願公告第1930736号明細書に基づき
公知である。この公知の前照灯はリフレクタと、このリ
フレクタに挿入された光源とを備えた前照灯挿入体を有
していて、保持装置に支承されている。この保持装置は
車両部分に固定されている。前照灯挿入体は、この前照
灯挿入体から放出される光束を位置調整する目的で、水
平方向の軸線を中心として旋回可能である。さらに、こ
の公知の前照灯は調節装置を有しており、この調節装置
は調節ねじを有している。この調節ねじは前照灯挿入体
の上側の縁範囲に配置されていて、この調節ねじに螺合
された調節部材と協働する。調節ねじは前照灯挿入体
に、回転可能ではあるが軸方向では移動不能に保持され
ており、調節部材は保持装置の一部を形成している。こ
の保持装置は着脱可能な固定部材を介して車両部分に固
定されている。この固定部材はU字形に曲げられた板ば
ねとして形成されている。この板ばねの一方の脚部は調
節部材に固定されており、他方の脚部は車両部分にロッ
ク可能である。車両部分における前照灯の組込み時で
は、この前照灯の、水平方向の旋回軸線を形成する下側
の縁範囲が保持装置に挿入され、前照灯の上側の縁範囲
は、固定部材が車両部分にロックされるまで押し込まれ
る。その後に、前照灯挿入体は前照灯の後側からの調節
ねじの操作によって、光束の位置調整のために十分な、
ただし制限された旋回範囲において、水平方向の軸線を
中心にして旋回可能となる。したがって、調節ねじを収
納しかつ調節ねじの操作を可能にする目的で、車両では
前照灯の後側に十分な構成スペースが存在していなけれ
ばならない。固定部材は前照灯挿入体と車両部分との間
で自由に配置されていて、しかも比較的容易に変形可能
であるので、前照灯挿入体と車両部分との結合は、場合
によっては前照灯挿入体に作用する力において固定部材
の変形によりずらされるおそれがある。これにより、こ
の前照灯挿入体から放出される光束の位置調整はもはや
正確ではなくなる。車両において前照灯の組込みのため
に提供された構成スペースは制限されている。このよう
な前照灯はさらに、光源の交換のために前照灯の後側か
ら接近可能でなければならない。このことは、やはり前
照灯の後側に大きな構成スペースを必要とし、この場
合、さもなければ前照灯全体が取り外されなければなら
ず、このことは極めて大きな手間がかかる。
共和国特許出願公告第1930736号明細書に基づき
公知である。この公知の前照灯はリフレクタと、このリ
フレクタに挿入された光源とを備えた前照灯挿入体を有
していて、保持装置に支承されている。この保持装置は
車両部分に固定されている。前照灯挿入体は、この前照
灯挿入体から放出される光束を位置調整する目的で、水
平方向の軸線を中心として旋回可能である。さらに、こ
の公知の前照灯は調節装置を有しており、この調節装置
は調節ねじを有している。この調節ねじは前照灯挿入体
の上側の縁範囲に配置されていて、この調節ねじに螺合
された調節部材と協働する。調節ねじは前照灯挿入体
に、回転可能ではあるが軸方向では移動不能に保持され
ており、調節部材は保持装置の一部を形成している。こ
の保持装置は着脱可能な固定部材を介して車両部分に固
定されている。この固定部材はU字形に曲げられた板ば
ねとして形成されている。この板ばねの一方の脚部は調
節部材に固定されており、他方の脚部は車両部分にロッ
ク可能である。車両部分における前照灯の組込み時で
は、この前照灯の、水平方向の旋回軸線を形成する下側
の縁範囲が保持装置に挿入され、前照灯の上側の縁範囲
は、固定部材が車両部分にロックされるまで押し込まれ
る。その後に、前照灯挿入体は前照灯の後側からの調節
ねじの操作によって、光束の位置調整のために十分な、
ただし制限された旋回範囲において、水平方向の軸線を
中心にして旋回可能となる。したがって、調節ねじを収
納しかつ調節ねじの操作を可能にする目的で、車両では
前照灯の後側に十分な構成スペースが存在していなけれ
ばならない。固定部材は前照灯挿入体と車両部分との間
で自由に配置されていて、しかも比較的容易に変形可能
であるので、前照灯挿入体と車両部分との結合は、場合
によっては前照灯挿入体に作用する力において固定部材
の変形によりずらされるおそれがある。これにより、こ
の前照灯挿入体から放出される光束の位置調整はもはや
正確ではなくなる。車両において前照灯の組込みのため
に提供された構成スペースは制限されている。このよう
な前照灯はさらに、光源の交換のために前照灯の後側か
ら接近可能でなければならない。このことは、やはり前
照灯の後側に大きな構成スペースを必要とし、この場
合、さもなければ前照灯全体が取り外されなければなら
ず、このことは極めて大きな手間がかかる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の前照灯を改良して、光源の交換が容易に
可能となり、ひいては車両に大きな組込みスペースが必
要とならないような前照灯を提供することである。
で述べた形式の前照灯を改良して、光源の交換が容易に
可能となり、ひいては車両に大きな組込みスペースが必
要とならないような前照灯を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、前記調節ねじが、前記保持装置に
回転可能ではあるが軸方向では移動不能に保持されてお
り、前記調節部材が、前記保持装置に軸方向では移動可
能であるが相対回動不能に案内されており、前照灯挿入
体が、前記固定部材によって前記調節部材に固定可能で
あり、前記固定部材が解離された状態で前照灯挿入体
が、前記水平方向の軸線を中心にして前記保持装置から
離れる方向で旋回させられて、光源が、前記保持装置の
前側から接近可能となるようにした。
に本発明の構成では、前記調節ねじが、前記保持装置に
回転可能ではあるが軸方向では移動不能に保持されてお
り、前記調節部材が、前記保持装置に軸方向では移動可
能であるが相対回動不能に案内されており、前照灯挿入
体が、前記固定部材によって前記調節部材に固定可能で
あり、前記固定部材が解離された状態で前照灯挿入体
が、前記水平方向の軸線を中心にして前記保持装置から
離れる方向で旋回させられて、光源が、前記保持装置の
前側から接近可能となるようにした。
【0005】
【発明の効果】本発明による前照灯は、従来のものに比
べて比べて次のような利点を有している。すなわち、本
発明による前照灯では、保持装置から離れる方向で前照
灯挿入体を旋回させることによって、光源の交換が容易
に可能となるので、前照灯の後側では車両に極めて小さ
な組込みスペースしか必要とならない。この場合、前照
灯挿入体だけが旋回させられ、調節ねじと調節部材とは
保持装置に留まるので、前照灯挿入体を旋回させるため
にも、極めて小さな自由スペースしか必要とならない。
べて比べて次のような利点を有している。すなわち、本
発明による前照灯では、保持装置から離れる方向で前照
灯挿入体を旋回させることによって、光源の交換が容易
に可能となるので、前照灯の後側では車両に極めて小さ
な組込みスペースしか必要とならない。この場合、前照
灯挿入体だけが旋回させられ、調節ねじと調節部材とは
保持装置に留まるので、前照灯挿入体を旋回させるため
にも、極めて小さな自由スペースしか必要とならない。
【0006】請求項2以下には、本発明による前照灯の
有利な構成が記載されている。請求項2に記載の構成に
より、前照灯挿入体と調節部材との固い結合が得られる
ので、前照灯挿入体に力が作用しても、この前照灯挿入
体が不都合にずらされるおそれはない。請求項3に記載
の構成では、調節ねじを操作するためにも、前照灯の後
側では付加的な構成スペースが必要とならない。
有利な構成が記載されている。請求項2に記載の構成に
より、前照灯挿入体と調節部材との固い結合が得られる
ので、前照灯挿入体に力が作用しても、この前照灯挿入
体が不都合にずらされるおそれはない。請求項3に記載
の構成では、調節ねじを操作するためにも、前照灯の後
側では付加的な構成スペースが必要とならない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【0008】図1〜図3に示した、車両、特に自動車に
用いられる前照灯は、リフレクタ12と、このリフレク
タ12の前縁部に固定されたカバー板14とを備えた前
照灯挿入体10を有している。リフレクタ12はプラス
チックから成っていて、その前縁部には環状の溝16を
有している。この溝16内には、カバー板14の環状の
縁部18が配置されている。リフレクタ12は金属から
成っていてもよい。カバー板14の縁部18は溝16内
に接着固定されているか、またはクランプ(図示しな
い)によって保持されていてよい。したがって、リフレ
クタ12はカバー板14と共に剛性的な1つのユニット
を形成している。リフレクタ12には、リフレクタ背面
側から、リフレクタ頂点範囲に設けられた開口20に光
源22が挿入されている。この光源22は白熱ランプま
たはガス放電ランプであってよい。この光源22はリフ
レクタ12に固定されている(図示しない)。
用いられる前照灯は、リフレクタ12と、このリフレク
タ12の前縁部に固定されたカバー板14とを備えた前
照灯挿入体10を有している。リフレクタ12はプラス
チックから成っていて、その前縁部には環状の溝16を
有している。この溝16内には、カバー板14の環状の
縁部18が配置されている。リフレクタ12は金属から
成っていてもよい。カバー板14の縁部18は溝16内
に接着固定されているか、またはクランプ(図示しな
い)によって保持されていてよい。したがって、リフレ
クタ12はカバー板14と共に剛性的な1つのユニット
を形成している。リフレクタ12には、リフレクタ背面
側から、リフレクタ頂点範囲に設けられた開口20に光
源22が挿入されている。この光源22は白熱ランプま
たはガス放電ランプであってよい。この光源22はリフ
レクタ12に固定されている(図示しない)。
【0009】リフレクタ12の下縁部には、リフレクタ
12の前縁部の近くで少なくとも1つのピン24が配置
されている。このピン24はリフレクタ12に一体成形
されていると有利である。このピン24はほぼ水平方向
でかつリフレクタ12の光軸13に対してほぼ直角に配
置されている。また、相並んで配置された2つのピン2
4をリフレクタ12に設けることもできる。リフレクタ
12の上縁部には、リフレクタ12の前縁部の近くで上
方に突出した突起26が配置されている。この突起26
はリフレクタ12に一体成形されていると有利である。
12の前縁部の近くで少なくとも1つのピン24が配置
されている。このピン24はリフレクタ12に一体成形
されていると有利である。このピン24はほぼ水平方向
でかつリフレクタ12の光軸13に対してほぼ直角に配
置されている。また、相並んで配置された2つのピン2
4をリフレクタ12に設けることもできる。リフレクタ
12の上縁部には、リフレクタ12の前縁部の近くで上
方に突出した突起26が配置されている。この突起26
はリフレクタ12に一体成形されていると有利である。
【0010】リフレクタ12と、カバー板14と、光源
22とから成る前照灯挿入体10は、保持装置30に支
承されている。この保持装置30は車両部分に固定可能
である。この保持装置30は車両ボディの一部である
か、または図示の実施例の場合のように車両ボディに固
定された保持フレームであってもよい。この保持フレー
ム30はプラスチックから成っていると有利であるが、
しかし金属から成っていてもよい。保持フレーム30は
前照灯挿入体10の下方に配置された、ほぼ水平方向に
延びる壁32を有している。この壁32には、軸受け台
34が配置されている。この軸受け台34は、この軸受
け台34に配置された、下方に突出したピン36で、保
持フレーム30の壁32に設けられた開口38に挿入さ
れている。軸受け台34は所属のピン36を介して開口
38内に、鉛直な軸線40を中心にして旋回可能に支承
されている。この軸受け台34はさらに、リフレクタ1
2のピン24のための1つまたは2つの軸受け42を有
している。この軸受け42には、ピン24が水平な軸線
43を中心にして旋回可能に収容されている。
22とから成る前照灯挿入体10は、保持装置30に支
承されている。この保持装置30は車両部分に固定可能
である。この保持装置30は車両ボディの一部である
か、または図示の実施例の場合のように車両ボディに固
定された保持フレームであってもよい。この保持フレー
ム30はプラスチックから成っていると有利であるが、
しかし金属から成っていてもよい。保持フレーム30は
前照灯挿入体10の下方に配置された、ほぼ水平方向に
延びる壁32を有している。この壁32には、軸受け台
34が配置されている。この軸受け台34は、この軸受
け台34に配置された、下方に突出したピン36で、保
持フレーム30の壁32に設けられた開口38に挿入さ
れている。軸受け台34は所属のピン36を介して開口
38内に、鉛直な軸線40を中心にして旋回可能に支承
されている。この軸受け台34はさらに、リフレクタ1
2のピン24のための1つまたは2つの軸受け42を有
している。この軸受け42には、ピン24が水平な軸線
43を中心にして旋回可能に収容されている。
【0011】保持フレーム30の、前照灯挿入体10の
上方に配置された範囲には、調節ねじ44が、回転可能
ではあるが、しかし長手方向軸線45の方向では移動不
能に保持されている。調節ねじ44はヘッド46を有し
ている。このヘッド46は前照灯の前側に向かって保持
フレーム30から突出している。保持フレーム30に設
けられた調節ねじ44の、回転可能ではあるが軸方向で
は移動不能な保持は、たとえば調節ねじ44の、保持フ
レーム30に設けられた開口48を貫通する範囲が、環
状溝50を有していて、この環状溝50に保持フレーム
30の開口48の環状の縁部が係合することによって達
成することができる。調節ねじ44のねじ山付軸部に
は、調節部材52が螺合されている。この調節部材52
はプラスチックまたは金属から成っていてよい。この調
節部材52は雌ねじ山を備えたナット部分53を有して
おり、このナット部分53を介して調節部材52は調節
ねじ44のねじ山付軸部に螺合されている。ナット部分
53には、U字形部材54が一体に形成されている。こ
のU字形部材54はナット部分53から上方に突出して
いて、保持フレーム30に配置されたレール55に被さ
っている。U字形部材54とレール55とを介して、調
節部材52は調節ねじ44の長手方向軸線45の方向で
移動可能ではあるが、しかし相対回動不能に保持フレー
ム30に案内されている。さらに調節部材52はナット
部分53と一体に、下方に前照灯挿入体10に向かって
突出した区分を有しており、この区分はスリット状の収
容部56を備えている。このスリット状の収容部56は
調節ねじ44の長手方向軸線45に対してほぼ平行に延
びていて、上方にナット部分53に向かってかつ、下方
に前照灯挿入体10に向かって、互いにほぼ平行に延び
る2つの壁57,58により仕切られている。上側の壁
57は開口59を有している。この開口59の代わり
に、択一的に下側の壁58の内側に凹部または切欠きを
設けることもできる。
上方に配置された範囲には、調節ねじ44が、回転可能
ではあるが、しかし長手方向軸線45の方向では移動不
能に保持されている。調節ねじ44はヘッド46を有し
ている。このヘッド46は前照灯の前側に向かって保持
フレーム30から突出している。保持フレーム30に設
けられた調節ねじ44の、回転可能ではあるが軸方向で
は移動不能な保持は、たとえば調節ねじ44の、保持フ
レーム30に設けられた開口48を貫通する範囲が、環
状溝50を有していて、この環状溝50に保持フレーム
30の開口48の環状の縁部が係合することによって達
成することができる。調節ねじ44のねじ山付軸部に
は、調節部材52が螺合されている。この調節部材52
はプラスチックまたは金属から成っていてよい。この調
節部材52は雌ねじ山を備えたナット部分53を有して
おり、このナット部分53を介して調節部材52は調節
ねじ44のねじ山付軸部に螺合されている。ナット部分
53には、U字形部材54が一体に形成されている。こ
のU字形部材54はナット部分53から上方に突出して
いて、保持フレーム30に配置されたレール55に被さ
っている。U字形部材54とレール55とを介して、調
節部材52は調節ねじ44の長手方向軸線45の方向で
移動可能ではあるが、しかし相対回動不能に保持フレー
ム30に案内されている。さらに調節部材52はナット
部分53と一体に、下方に前照灯挿入体10に向かって
突出した区分を有しており、この区分はスリット状の収
容部56を備えている。このスリット状の収容部56は
調節ねじ44の長手方向軸線45に対してほぼ平行に延
びていて、上方にナット部分53に向かってかつ、下方
に前照灯挿入体10に向かって、互いにほぼ平行に延び
る2つの壁57,58により仕切られている。上側の壁
57は開口59を有している。この開口59の代わり
に、択一的に下側の壁58の内側に凹部または切欠きを
設けることもできる。
【0012】リフレクタ12に上方に突設された突起2
6には、固定部材62が固定されている。この固定部材
62は板ばねとして形成されていて、金属から成ってい
る。固定部材62は突起26にクランプ状に固定されて
いて、複数の基部63を有している。これらの基部63
のうち少なくとも1つの基部63は突起26の前側に接
触しており、少なくとも1つの別の基部63は突起26
の後側に接触している。突起26に被せ嵌められると、
基部63はばね弾性的に互いに離れる方向に押圧される
ので、固定部材62は突起26に緊定される。付加的
に、少なくとも一方の基部63から突起26に向かって
フック64が切り出し成形されていてよい。このフック
64は突起26に食い込むか、または突起26に設けら
れた凹部に係合するので、固定部材62は突起26に位
置固定される。基部63に続いて上方では、固定部材6
2が、U字形に曲げられた区分を有している。このU字
形の区分の両脚部66は調節部材52の収容部56の両
壁57,58に対してほぼ平行に延びている。脚部66
の自由端部は前照灯挿入体10の前側に向けられてい
る。固定部材62の上側の脚部66は上方に突出した隆
起部68と、前方に向けられた操作アーム70とを有し
ている。
6には、固定部材62が固定されている。この固定部材
62は板ばねとして形成されていて、金属から成ってい
る。固定部材62は突起26にクランプ状に固定されて
いて、複数の基部63を有している。これらの基部63
のうち少なくとも1つの基部63は突起26の前側に接
触しており、少なくとも1つの別の基部63は突起26
の後側に接触している。突起26に被せ嵌められると、
基部63はばね弾性的に互いに離れる方向に押圧される
ので、固定部材62は突起26に緊定される。付加的
に、少なくとも一方の基部63から突起26に向かって
フック64が切り出し成形されていてよい。このフック
64は突起26に食い込むか、または突起26に設けら
れた凹部に係合するので、固定部材62は突起26に位
置固定される。基部63に続いて上方では、固定部材6
2が、U字形に曲げられた区分を有している。このU字
形の区分の両脚部66は調節部材52の収容部56の両
壁57,58に対してほぼ平行に延びている。脚部66
の自由端部は前照灯挿入体10の前側に向けられてい
る。固定部材62の上側の脚部66は上方に突出した隆
起部68と、前方に向けられた操作アーム70とを有し
ている。
【0013】車両には、カバーキャップ80が設けられ
ている。このカバーキャップ80は車両のボディの一部
であってよい。このカバーキャップ80は調節ねじ44
と固定部材62とを遮蔽している。カバーキャップ80
は除去可能であり、これにより、調節ねじ44と固定部
材62とを前照灯の前側から操作することが可能とな
る。カバーキャップ80は、たとえばその上側の縁範囲
で水平な軸線82を中心にして、調節ねじ44と固定装
置62とを遮蔽する位置と、調節ねじ44と固定装置6
2とを裸出させる位置との間で、二重矢印81の方向で
旋回可能であってよい。調節ねじ44と固定装置62と
を遮蔽する位置では、カバーキャップ80をロックする
ことができる(図示しない)。前照灯の下方では、別の
車両部分、たとえばボディ部分84が配置されていてよ
い。このボディ部分84はやはり除去可能であり、たと
えば旋回可能なフラップとして形成されていてよい。
ている。このカバーキャップ80は車両のボディの一部
であってよい。このカバーキャップ80は調節ねじ44
と固定部材62とを遮蔽している。カバーキャップ80
は除去可能であり、これにより、調節ねじ44と固定部
材62とを前照灯の前側から操作することが可能とな
る。カバーキャップ80は、たとえばその上側の縁範囲
で水平な軸線82を中心にして、調節ねじ44と固定装
置62とを遮蔽する位置と、調節ねじ44と固定装置6
2とを裸出させる位置との間で、二重矢印81の方向で
旋回可能であってよい。調節ねじ44と固定装置62と
を遮蔽する位置では、カバーキャップ80をロックする
ことができる(図示しない)。前照灯の下方では、別の
車両部分、たとえばボディ部分84が配置されていてよ
い。このボディ部分84はやはり除去可能であり、たと
えば旋回可能なフラップとして形成されていてよい。
【0014】前照灯を組み付けるためには、まず固定部
材62の基部63が、上で説明したようにリフレクタ1
2の突起26に装着される。リフレクタ12のピン24
は軸受け台34の軸受け42に挿入され、この場合、ピ
ン24は、たとえばロックにより軸受け42に保持され
ていてよいので、軸受け台34はリフレクタ12に結合
されている。保持フレーム30には、調節ねじ44と調
節部材52とが組み付けられる。前照灯挿入体10に保
持された軸受け台34に設けられたピン36は壁32に
設けられた開口38に挿入される。引き続き、前照灯挿
入体10の上側の縁範囲が、水平な軸線43を中心にし
て保持フレーム30に向かって旋回させられ、この場
合、固定部材62の両脚部66は調節部材52に設けら
れたスリット状の収容部56に進入する。このときに両
脚部66はばね弾性的に押し合わされ、前照灯挿入体1
0の終端位置で、上側の脚部66の隆起部68は収容部
56の上側の壁58の開口59にスナップインしてロッ
クされる。この場合、保持フレーム30は、この保持フ
レーム30に配置された前照灯挿入体10と共に、前組
付けされた構成ユニットを形成する。この前照灯構成ユ
ニットを車両に組み込むためには、カバーキャップ80
とボディ部分84とが除去され、この構成ユニットが規
定の車両部分に、たとえば1つまたは複数のねじ85に
よって固定される。
材62の基部63が、上で説明したようにリフレクタ1
2の突起26に装着される。リフレクタ12のピン24
は軸受け台34の軸受け42に挿入され、この場合、ピ
ン24は、たとえばロックにより軸受け42に保持され
ていてよいので、軸受け台34はリフレクタ12に結合
されている。保持フレーム30には、調節ねじ44と調
節部材52とが組み付けられる。前照灯挿入体10に保
持された軸受け台34に設けられたピン36は壁32に
設けられた開口38に挿入される。引き続き、前照灯挿
入体10の上側の縁範囲が、水平な軸線43を中心にし
て保持フレーム30に向かって旋回させられ、この場
合、固定部材62の両脚部66は調節部材52に設けら
れたスリット状の収容部56に進入する。このときに両
脚部66はばね弾性的に押し合わされ、前照灯挿入体1
0の終端位置で、上側の脚部66の隆起部68は収容部
56の上側の壁58の開口59にスナップインしてロッ
クされる。この場合、保持フレーム30は、この保持フ
レーム30に配置された前照灯挿入体10と共に、前組
付けされた構成ユニットを形成する。この前照灯構成ユ
ニットを車両に組み込むためには、カバーキャップ80
とボディ部分84とが除去され、この構成ユニットが規
定の車両部分に、たとえば1つまたは複数のねじ85に
よって固定される。
【0015】固定部材62の脚部66は収容部56内
で、ほぼその全長にわたって壁57,58に接触してい
るので、この脚部66は前照灯挿入体10に作用する力
において、変形され得ないか、または極めて僅かにしか
変形され得ない。さらに、この脚部66は基部63に直
接に続いているので、固定部材62の、収容部56の外
部に配置された移行範囲も変形され得ないか、または極
めて僅かにしか変形され得ない。したがって、全体的に
前照灯挿入体10と保持フレーム30との固い結合が得
られる。
で、ほぼその全長にわたって壁57,58に接触してい
るので、この脚部66は前照灯挿入体10に作用する力
において、変形され得ないか、または極めて僅かにしか
変形され得ない。さらに、この脚部66は基部63に直
接に続いているので、固定部材62の、収容部56の外
部に配置された移行範囲も変形され得ないか、または極
めて僅かにしか変形され得ない。したがって、全体的に
前照灯挿入体10と保持フレーム30との固い結合が得
られる。
【0016】前照灯挿入体10から放出された光束を鉛
直方向で位置調整するためには、調節ねじ44が回転さ
せられ、この場合、前照灯挿入体10は水平な軸線43
を中心にして旋回させられ、前照灯挿入体10の傾斜、
ひいては前照灯挿入体10から放出される光束の傾斜も
増減される。前照灯構成ユニットを組み込み、かつ前照
灯挿入体10を位置調整した後に、カバーキャップ80
が、調節ねじ44と固定部材62とを遮蔽する位置にも
たらされ、さらにボディ部分84が取り付けられる。
直方向で位置調整するためには、調節ねじ44が回転さ
せられ、この場合、前照灯挿入体10は水平な軸線43
を中心にして旋回させられ、前照灯挿入体10の傾斜、
ひいては前照灯挿入体10から放出される光束の傾斜も
増減される。前照灯構成ユニットを組み込み、かつ前照
灯挿入体10を位置調整した後に、カバーキャップ80
が、調節ねじ44と固定部材62とを遮蔽する位置にも
たらされ、さらにボディ部分84が取り付けられる。
【0017】光源22の交換が必要となると、カバーキ
ャップ80とボディ部分84とが除去されるので、固定
部材62のロックを解除することができる。固定部材6
2は、操作アーム70を下方に押し下げることにより解
除することができる。この場合、上側の脚部66の隆起
部68は開口59から進出する。引き続き、前照灯挿入
体10の上側の縁範囲を軸線43を中心として矢印11
の方向で保持フレーム30から離れる方向に旋回させる
ことができる。これにより、前照灯挿入体10の後側が
露出して、保持フレーム30の、車両の走行方向を向い
た前側から光源22の交換の目的で接近可能となる。前
照灯挿入体10の旋回運動は、たとえばカバー板14の
縁部18が保持フレーム30の壁32に当接することに
より制限されていてよい。調節ねじ44と調節部材52
とは、前照灯挿入体10の離反旋回時に保持フレーム3
0に留まる。光源22の交換が行なわれた後に、前照灯
挿入体10は、固定部材62が調節部材52にロックさ
れるまで再び保持フレーム30に向かって旋回させられ
る。前照灯挿入体10の位置調整は、再び新たな調節が
必要となることなく離反旋回前と同様に得られる。前照
灯挿入体10の交換が必要となると、この前照灯挿入体
10は上で説明したように保持フレーム30から旋回さ
せられる。軸受け台34のピン36は上方に向かって保
持フレーム30の開口38から進出するように持ち上げ
ることができる。これにより、前照灯挿入体10を取り
出し、かつ逆の手順で新しい前照灯挿入体を組み付ける
ことができる。
ャップ80とボディ部分84とが除去されるので、固定
部材62のロックを解除することができる。固定部材6
2は、操作アーム70を下方に押し下げることにより解
除することができる。この場合、上側の脚部66の隆起
部68は開口59から進出する。引き続き、前照灯挿入
体10の上側の縁範囲を軸線43を中心として矢印11
の方向で保持フレーム30から離れる方向に旋回させる
ことができる。これにより、前照灯挿入体10の後側が
露出して、保持フレーム30の、車両の走行方向を向い
た前側から光源22の交換の目的で接近可能となる。前
照灯挿入体10の旋回運動は、たとえばカバー板14の
縁部18が保持フレーム30の壁32に当接することに
より制限されていてよい。調節ねじ44と調節部材52
とは、前照灯挿入体10の離反旋回時に保持フレーム3
0に留まる。光源22の交換が行なわれた後に、前照灯
挿入体10は、固定部材62が調節部材52にロックさ
れるまで再び保持フレーム30に向かって旋回させられ
る。前照灯挿入体10の位置調整は、再び新たな調節が
必要となることなく離反旋回前と同様に得られる。前照
灯挿入体10の交換が必要となると、この前照灯挿入体
10は上で説明したように保持フレーム30から旋回さ
せられる。軸受け台34のピン36は上方に向かって保
持フレーム30の開口38から進出するように持ち上げ
ることができる。これにより、前照灯挿入体10を取り
出し、かつ逆の手順で新しい前照灯挿入体を組み付ける
ことができる。
【0018】前照灯挿入体10を付加的に鉛直な軸線4
0を中心にして旋回させ、これにより前照灯挿入体10
から放出される光束を水平方向で位置調整することもで
きる。このためには保持フレーム30に、側方および下
側の縁範囲で別の調節ねじ86が、回転可能ではあるが
長手方向軸線の方向では移動不能に保持されている。こ
の調節ねじ86のねじ山付軸部は軸受け台34に結合さ
れた支持体89に設けられたねじ山付孔88にねじ込ま
れている。調節ねじ86の回転時では、軸受け台34、
ひいては前照灯挿入体10が鉛直な軸線40を中心にし
て旋回させられ、この場合、軸受け台34のピン36は
保持フレーム30に設けられた孔38内で回転させられ
る。鉛直な軸線40は、リフレクタ12の光軸13に交
差するように延びている。鉛直な回転軸線40を中心と
した前照灯挿入体10の旋回運動を妨げないようにする
ためには、固定部材62の隆起部68と、収容部56の
壁57に設けられた開口59とが、鉛直な回転軸線40
に位置していると有利である。隆起部68と開口59と
が回転軸線40に位置していない場合には、回転軸線4
0を中心とした旋回運動を可能にする目的で固定部材6
2および/または調節部材52が回転軸線40に対して
直角にほぼ水平方向で運動可能であるか、または弾性変
形可能である。
0を中心にして旋回させ、これにより前照灯挿入体10
から放出される光束を水平方向で位置調整することもで
きる。このためには保持フレーム30に、側方および下
側の縁範囲で別の調節ねじ86が、回転可能ではあるが
長手方向軸線の方向では移動不能に保持されている。こ
の調節ねじ86のねじ山付軸部は軸受け台34に結合さ
れた支持体89に設けられたねじ山付孔88にねじ込ま
れている。調節ねじ86の回転時では、軸受け台34、
ひいては前照灯挿入体10が鉛直な軸線40を中心にし
て旋回させられ、この場合、軸受け台34のピン36は
保持フレーム30に設けられた孔38内で回転させられ
る。鉛直な軸線40は、リフレクタ12の光軸13に交
差するように延びている。鉛直な回転軸線40を中心と
した前照灯挿入体10の旋回運動を妨げないようにする
ためには、固定部材62の隆起部68と、収容部56の
壁57に設けられた開口59とが、鉛直な回転軸線40
に位置していると有利である。隆起部68と開口59と
が回転軸線40に位置していない場合には、回転軸線4
0を中心とした旋回運動を可能にする目的で固定部材6
2および/または調節部材52が回転軸線40に対して
直角にほぼ水平方向で運動可能であるか、または弾性変
形可能である。
【0019】図3には、改良された固定部材162を備
えた前照灯挿入体110が示されている。この固定部材
162はねじとして形成されており、このねじはリフレ
クタ112に設けられた、上方に突出した突起126に
設けられた開口190を貫通する。この場合、ねじ16
2のヘッドは前照灯挿入体110の前側に配置されてい
る。ねじ162は調節部材152に設けられたねじ山付
孔192にねじ込み可能であり、これによって、前照灯
挿入体110は調節部材152と連結可能となる。調節
部材152は前で説明したように、保持フレーム30に
相対回動不能であるが、調節ねじ44の長手方向軸線の
方向では移動可能に案内されている。前照灯のその他の
構成および前照灯挿入体110を位置調整するためや、
また光源22を交換するための手順は前で説明した通り
である。
えた前照灯挿入体110が示されている。この固定部材
162はねじとして形成されており、このねじはリフレ
クタ112に設けられた、上方に突出した突起126に
設けられた開口190を貫通する。この場合、ねじ16
2のヘッドは前照灯挿入体110の前側に配置されてい
る。ねじ162は調節部材152に設けられたねじ山付
孔192にねじ込み可能であり、これによって、前照灯
挿入体110は調節部材152と連結可能となる。調節
部材152は前で説明したように、保持フレーム30に
相対回動不能であるが、調節ねじ44の長手方向軸線の
方向では移動可能に案内されている。前照灯のその他の
構成および前照灯挿入体110を位置調整するためや、
また光源22を交換するための手順は前で説明した通り
である。
【図1】本発明による前照灯の鉛直方向での縦断面図で
ある。
ある。
【図2】前照灯の水平方向での縦断面図である。
【図3】改良された固定部材を備えた前照灯の一部を示
す断面図である。
す断面図である。
10 前照灯挿入体、 11 矢印、 12 リフレク
タ、 13 光軸、14 カバー板、 16 溝、 1
8 縁部、 20 開口、 22 光源、24 ピン、
26 突起、 30 保持フレーム、 32 壁、
34 軸受け台、 36 ピン、 38 開口、 40
軸線、 42 軸受け、 43軸線、 44 調節ね
じ、 45 長手方向軸線、 46 ヘッド、 48
開口、 50 環状溝、 52 調節部材、 53 ナ
ット部分、 54 U字形部材、 55 レール、 5
6 収容部、 57,58 壁、 59 開口、62
固定部材、 63 基部、 64 フック、 66 脚
部、 68 隆起部、 70 操作アーム、 80 カ
バーキャップ、 81 二重矢印、 82軸線、 84
ボディ部分、 85 ねじ、 86 調節ねじ、 8
8 ねじ山付孔、 89 支持体、 110 前照灯挿
入体、 112 リフレクタ、126 突起、 152
調節部材、 162 固定部材、 190 開口、1
92 ねじ山付孔
タ、 13 光軸、14 カバー板、 16 溝、 1
8 縁部、 20 開口、 22 光源、24 ピン、
26 突起、 30 保持フレーム、 32 壁、
34 軸受け台、 36 ピン、 38 開口、 40
軸線、 42 軸受け、 43軸線、 44 調節ね
じ、 45 長手方向軸線、 46 ヘッド、 48
開口、 50 環状溝、 52 調節部材、 53 ナ
ット部分、 54 U字形部材、 55 レール、 5
6 収容部、 57,58 壁、 59 開口、62
固定部材、 63 基部、 64 フック、 66 脚
部、 68 隆起部、 70 操作アーム、 80 カ
バーキャップ、 81 二重矢印、 82軸線、 84
ボディ部分、 85 ねじ、 86 調節ねじ、 8
8 ねじ山付孔、 89 支持体、 110 前照灯挿
入体、 112 リフレクタ、126 突起、 152
調節部材、 162 固定部材、 190 開口、1
92 ねじ山付孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤン フィッシャー ドイツ連邦共和国 テュービンゲン シュ ライフミューレヴェーク 18
Claims (5)
- 【請求項1】 車両に用いられる前照灯であって、リフ
レクタ(12;112)と、該リフレクタ(12;11
2)に挿入された光源(22)とを備えた前照灯挿入体
(10;110)が設けられており、該前照灯挿入体
(10;110)が、車両部分に固定可能な保持装置
(30)に支承されていて、該保持装置(30)に対し
て相対的に、前照灯挿入体(10;110)から放出さ
れた光束を位置調整する目的で、少なくとも1つの水平
方向の軸線(43)を中心にして旋回可能であり、調節
ねじ(44)が設けられており、該調節ねじ(44)
が、該調節ねじ(44)に螺合された調節部材(52;
152)と協働し、該調節部材(52;152)の操作
時に前照灯挿入体(10;110)が、前記水平方向の
軸線(43)を中心にして旋回させられるようになって
おり、さらに、着脱可能な固定部材(62;162)が
設けられており、該固定部材(62;162)によっ
て、前照灯挿入体(10;110)が少なくとも間接的
に前記保持装置(30)に固定可能である形式のものに
おいて、前記調節ねじ(44)が、前記保持装置(3
0)に回転可能ではあるが軸方向では移動不能に保持さ
れており、前記調節部材(52;152)が、前記保持
装置(30)に軸方向では移動可能であるが相対回動不
能に案内されており、前照灯挿入体(10;110)
が、前記固定部材(62;162)によって前記調節部
材(52;152)に固定可能であり、前記固定部材
(62;162)が解離された状態で前照灯挿入体(1
0;110)が、前記水平方向の軸線(43)を中心に
して前記保持装置(30)から離れる方向で旋回させら
れて、光源(22)が、前記保持装置(30)の前側か
ら接近可能となることを特徴とする、車両に用いられる
前照灯。 - 【請求項2】 前記保持装置(30)が、保持フレーム
として形成されており、該保持フレームが、車両のボデ
ィに結合されている、請求項1記載の前照灯。 - 【請求項3】 前記調節ねじ(44)が、該調節ねじ
(44)を操作する目的で前記保持装置(30)の前側
から接近可能である、請求項1または2記載の前照灯。 - 【請求項4】 前記調節ねじ(44)と前記固定部材
(62;162)とが、除去可能なカバー部材(80)
によって遮蔽可能である、請求項1から3までのいずれ
か1項記載の前照灯。 - 【請求項5】 前記カバー部材(80)が、車両のボデ
ィの一部である、請求項4記載の前照灯。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19519651.1 | 1995-05-30 | ||
DE19519651A DE19519651C2 (de) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | Scheinwerfer für Fahrzeuge |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08324336A true JPH08324336A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=7763128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12610396A Pending JPH08324336A (ja) | 1995-05-30 | 1996-05-21 | 車両に用いられる前照灯 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5863107A (ja) |
JP (1) | JPH08324336A (ja) |
DE (1) | DE19519651C2 (ja) |
FR (1) | FR2734772B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011051555A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Koito Mfg Co Ltd | 車輌用前照灯 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE29810988U1 (de) | 1998-06-19 | 1999-10-28 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung zur Befestigung einer Beleuchtungseinrichtung an einem Fahrzeugteil |
DE10003600B4 (de) * | 2000-01-28 | 2015-05-21 | Volkswagen Ag | Einstellvorrichtung für einen Scheinwerfer eines Kraftfahrzeugs |
CZ294405B6 (cs) * | 2000-05-23 | 2004-12-15 | Autopal, S. R. O. | Světlomet pro vozidla |
FR2844866B1 (fr) * | 2002-09-20 | 2005-07-08 | Valeo Vision | Projecteur de vehicule automobile comportant un organe d'impact |
EP3501894B1 (en) * | 2017-12-19 | 2024-07-10 | Ningbo Geely Automobile Research & Development Co., Ltd. | A device for suspension of a lamp in a vehicle |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4188655A (en) * | 1978-05-02 | 1980-02-12 | Chrysler Corporation | Vehicle headlamp and mounting assembly |
DE3108059C2 (de) * | 1981-03-04 | 1984-01-26 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Streuscheibe für Scheinwerfer von Fahrzeugen |
US4722033A (en) * | 1987-04-20 | 1988-01-26 | General Motors Corporation | Vehicle headlamp assembly |
JPH01119444A (ja) * | 1987-11-04 | 1989-05-11 | Koito Mfg Co Ltd | 車両灯具用ハウジング |
DE4133525C2 (de) * | 1991-10-10 | 1999-06-17 | Bosch Gmbh Robert | Scheinwerfer für Kraftfahrzeuge |
-
1995
- 1995-05-30 DE DE19519651A patent/DE19519651C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-05-21 JP JP12610396A patent/JPH08324336A/ja active Pending
- 1996-05-28 US US08/654,274 patent/US5863107A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-05-29 FR FR9606590A patent/FR2734772B1/fr not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011051555A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Koito Mfg Co Ltd | 車輌用前照灯 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5863107A (en) | 1999-01-26 |
FR2734772B1 (fr) | 1999-05-14 |
DE19519651A1 (de) | 1996-12-05 |
DE19519651C2 (de) | 2003-03-27 |
FR2734772A1 (fr) | 1996-12-06 |
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