JPH08323437A - 部品回収装置 - Google Patents

部品回収装置

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JPH08323437A
JPH08323437A JP13395095A JP13395095A JPH08323437A JP H08323437 A JPH08323437 A JP H08323437A JP 13395095 A JP13395095 A JP 13395095A JP 13395095 A JP13395095 A JP 13395095A JP H08323437 A JPH08323437 A JP H08323437A
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Kazuyoshi Osada
一義 長田
Koji Ishigami
康次 石神
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形機によって1サイクルで複数個成形され
る部品をキャビティ別に直接収容ケースに収納する部品
回収装置を提供する。 【構成】 成形機によって1サイクルで複数個成形され
る部品をキャビティ別に収納する部品回収装置におい
て、部品をキャビティ別に誘導する複数のシュートSが
設けてあり、シュートSより落下する部品をキャビティ
別に収容する複数の収容ケース17がそれを1組として
ホルダーHを介して同一平面的に保持してあり、ホルダ
ーHの複数個を装備し、その中の1つをシュートSに対
向する位置に選択的に切り換える切換装置Cが備わって
いる。そして、好ましくは、切換装置Cは、ホルダーH
の複数個が観覧車式に旋回するように設けてある回転テ
ーブル12と、回転テーブル12を一定角度ずつ回転駆
動するモータ13とによって構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形機によって1サイ
クルで複数個成形される部品をキャビティ別に収納する
部品回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、成形機において1サイクルで
複数個の部品が成形される場合、成形金型のどのキャビ
ティで成形された部品であるかを簡単に識別できるよう
に各々の部品にはキャビティを示す識別マークが設けら
れている。一般に、識別マークはキャビティ番号を付す
ことによって設けられる。そして、従来は、1サイクル
で複数個成形される部品をキャビティ別に分けることな
く収容ケースに回収していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】成形機において1サイ
クルで複数個成形される同形状の部品にはキャビティ間
に品質の差を有している。1つのロットにおいて部品の
品質検査を行なって不合格の部品が発見された場合、不
合格の部品と同じキャビティで成形された部品には不具
合があると判断される。したがって、そのロットの部品
のキャビティ番号を調べて同じキャビティ番号の部品を
抜き取る必要がある。しかしながら、従来において回収
された部品は、異なるキャビティのものが一つの収容ケ
ース内に混在しているため、そのロットの全ての部品の
キャビティ番号を一つずつ見て選別する必要があり、抜
き取り作業は極めて面倒であるという問題があった。
【0004】また、従来は部品を直接に収容ケースに収
納するものでなく、設定した数量の部品を例えばビニル
袋等の仮の収容手段に一旦収納して、その後、キャビテ
ィ毎の品質検査を行なってから収容ケースに移し替えて
保管していたため多大の手間と労力を要していた。
【0005】そこで本発明の目的は、成形機によって1
サイクルで複数個成形される部品をキャビティ別に直接
収容ケースに収納する部品回収装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、成形機によって1サイクルで複数個成
形される部品をキャビティ別に収納する部品回収装置に
おいて、部品をキャビティ別に誘導する複数のシュート
が設けてあり、シュートより落下する部品をキャビティ
別に収容する複数の収容ケースがそれを1組としてホル
ダーを介して同一平面的に保持してあり、ホルダーの複
数個を装備し、その中の1つをシュートに対向する位置
に選択的に切り換える切換装置が備わっている。そし
て、好ましくは、切換装置は、ホルダーの複数個が観覧
車式に旋回するように設けてある回転テーブルと、回転
テーブルを一定角度ずつ回転駆動するモータとによって
構成される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の詳細を添付図面に示した好適
な実施例にそって説明する。図1に示すように、本発明
の部品回収装置は、4本のレベルアジャスターボルト1
により脚部2が平衡調整可能な状態にある。脚部2の内
側には電装ボックス3が配設されており、脚部2の側面
を覆っているカバー部4に電装ボックス3からカウンタ
5、ブザー6、満杯表示/リセットスイッチ7、回転ス
イッチ8および電源スイッチ9が各々配線接続されてい
る。
【0008】脚部2の上面にはベース10が設けられて
おり、ベース10にはコラム11が立設されている。コ
ラム11にはホルダーHの複数個を装備し、その中の1
つを後述するシュートSに対向する位置に選択的に切り
換え可能な切換装置Cが備えられている。本実施例にお
いては、切換装置Cは後述するホルダーHの複数個が観
覧車式に水平姿勢を維持して旋回するように設けてある
回転テーブル12と、回転テーブル12を一定角度ずつ
回転駆動するモータ13とによって構成されている。コ
ラム11のほぼ中央部にはベアリング(図示せず)が配
設されていて、ベアリングに回転自在に軸支されている
回転軸14の一端には回転テーブル12が固定されてお
り、回転軸14の他端には回転制御可能なモータ13の
回転軸が接続されている。
【0009】回転テーブル12にはホルダーHが回転軸
(図示せず)を中心に円周方向の同一半径位置に複数個
設けられている。ホルダーHは回転テーブル12に対し
て平行に設けてあるバランスプレート15と、バランス
プレート15に対して垂直に突設してある2本のガイド
棒16とからなっている。ホルダーHは回転テーブル1
2に対して回転自在に軸支された状態で保持されてお
り、ホルダーHのバランスプレート15にはバランスウ
エイト(図示せず)が設けられている。したがって、回
転テーブル12が回転したり、また、部品が収納されて
多少の偏荷重がかかっても各々のホルダーHは観覧車式
にほぼ水平姿勢を保持するようになっている。
【0010】なお、ホルダーHの姿勢を水平に保持する
手段としては、バランスウエイトを設けておく方法だけ
ではなく、例えば、遊星歯車装置またはベルト掛け機構
によってホルダーHを同様に水平姿勢を保持することが
可能である。
【0011】ホルダーHの2本のガイド棒16には複数
の収容ケース17を1組として同一平面的に保持する収
容ケース受け18がその両端部が係止される状態で保持
されている。ここで、収容ケース17は特別な仕様で製
作されたものでなく市販のもので構わなく、収容ケース
受け18を収容ケース17に合わせて製作しておけばよ
い。回転テーブル12に設けられている複数個のホルダ
ーHは回転テーブル12が回転することによって順次最
上端に位置するように設定されている。
【0012】最上端に位置するホルダーHに保持されて
いる収容ケース17の上方には部品を投下するシュート
Sが配設されている。本実施例においては、シュートS
は部品投入プレート19、部品投下プレート20、およ
び、部品投入プレート19と部品投下プレート20との
間をつなぐパイプ21から構成されている。部品投入プ
レート19には成形機の成形金型(図示せず)で1サイ
クルで成形される個数分の部品投入口19aが穿設され
ている。部品投入口19aは成形機の成形金型に複数個
形成されているキャビティから部品を取り出してくる取
り出しロボット(図示せず)のチャックの配置と同様に
配置されている。部品投入プレート19の各々の部品投
入口19aの下部にはパイプガイド22を介してパイプ
21が接続されており、各々のパイプ21は部品投下プ
レート20に穿設されている部品投下口20aの配置に
部品を誘導し、パイプガイド23を介して部品投下プレ
ート20の各々の部品投入口20aに接続されている。
各々の部品投入口19aの下方には上述のホルダーHに
収容ケース受け18を介して同一平面的に保持されてい
る複数の収容ケース17が各々位置している。
【0013】なお、本実施例においては、成形機の成形
金型で1サイクルで成形される部品の個数として4個の
場合についてのものを示しているがこれに限るものでな
い。すなわち、例えば、成形機の成形金型で1サイクル
で成形される部品が8個の場合については、8個取りの
取り出しロボットのチャックの配置と同じに部品投入プ
レート19の部品投入口19aを形成し、部品投下プレ
ート20の部品投下口20aも8個形成し、8本のパイ
プ21で各々を接続させ、また、ホルダーHに保持する
収容ケース17も収容ケース受け18に8個を1組とし
て同一平面的に設けておけばよい。
【0014】次に、本実施例の動作について説明する。
回転テーブル12に設けられている4ヶ所のホルダーH
に収容ケース17がセットされた収容ケース受け18を
セットし、その一つをシュートSに対向する位置にセッ
トさせれば準備完了である。
【0015】成形機の成形金型において1サイクルで複
数個の部品が成形される。成形金型が開いた状態で、取
り出しロボットが部品をチャックして取り出し、部品回
収装置のシュートSを構成している部品投入プレート1
9の部品投入口19aの各々にキャビティ別に部品を投
入する。部品は各パイプ21に誘導されて部品投下プレ
ート20の部品投下口20aからキャビティ別に各々の
収容ケース17に投下される。予定の数量の部品が収容
ケース17に収納されると部品回収装置から成形機へ成
形作業の一時停止を伝達する。成形機が成形作業を一時
停止している間に、部品回収装置は回転テーブル12を
回転させて次のホルダーHを最上端のシュートSに対向
する位置にセットする。成形機が成形作業を再開し、同
様に各々の収容ケース17にキャビティ別に部品が収納
される。そして、ホルダーHにセットされている全ての
収容ケース17が予定数量の部品を収納し終えると、部
品回収装置は成形機へ成形作業の停止を伝達するととも
に、満杯表示/リセットスイッチ7を点灯させブザー6
を鳴らせて作業者に部品回収装置の収容ケース17の満
杯を知らせる。作業者が収容ケース17を空のものに交
換して満杯表示/リセットスイッチ7を押すと、満杯表
示/リセットスイッチ7が消灯して部品回収可能な状態
であることが成形機に伝達され、成形機が成形作業を再
開する。以下、同様に部品の回収が行なわれる。
【0016】本部品回収装置は、自動運転のみでなく手
動運転を行なうことも可能であり、回転スイッチ8を押
すことによって回転テーブル12を回転させて次のホル
ダーHをセット可能である。
【0017】本実施例によれば、成形機によって1サイ
クルで複数個成形される部品をキャビティ別に直接収容
ケース17に収納可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明の構成によれば、成形機によって
1サイクルで複数個成形される部品をキャビティ別に収
容ケースに収納可能であるので、1つのロットにおいて
部品の品質検査を行なって不合格の部品が発見された場
合に、そのキャビティ番号の部品が収納されている収容
ケースの部品を廃棄すればよく、従来のようにそのロッ
トの全ての部品のキャビティ番号を一つずつ見て選別す
る必要がなくなる。
【0019】また、複数の収容ケースがそれを1組とし
て同一平面的に保持されているホルダーの複数個を装備
し、その中の1つをシュートに対向する位置に選択的に
切り換える切換装置は、ホルダーの複数個が観覧車式に
旋回するように設けてある回転テーブルと、回転テーブ
ルを一定角度ずつ回転駆動するモータとによって構成し
ているので、成形機の連続運転に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品回収装置の全体を示す正面図であ
る。
【図2】本発明の部品回収装置のシュートを上方より見
た平面図である。
【図3】収容ケース受けが収容ケースを保持する構成お
よびホルダーが収容ケース受けを保持する構成を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
12 回転テーブル 13 モータ 17 収容ケース C 切換装置 H ホルダー S シュート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形機によって1サイクルで複数個成形
    される部品をキャビティ別に収納する部品回収装置であ
    って、 上記部品をキャビティ別に誘導する複数のシュートが設
    けてあり、 上記シュートより落下する上記部品をキャビティ別に収
    容する複数の収容ケースがそれを1組としてホルダーを
    介して同一平面的に保持してあり、 上記ホルダーの複数個を装備し、その中の1つを上記シ
    ュートに対向する位置に選択的に切り換える切換装置が
    備わっていることを特徴とする部品回収装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記切換装置は、上
    記ホルダーの複数個が観覧車式に旋回するように設けて
    ある回転テーブルと、上記回転テーブルを一定角度ずつ
    回転駆動するモータとによって構成されていることを特
    徴とする部品回収装置。
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