JPH0832339B2 - 丸鋼材の自動識別方法および識別装置 - Google Patents

丸鋼材の自動識別方法および識別装置

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JPH0832339B2
JPH0832339B2 JP3030759A JP3075991A JPH0832339B2 JP H0832339 B2 JPH0832339 B2 JP H0832339B2 JP 3030759 A JP3030759 A JP 3030759A JP 3075991 A JP3075991 A JP 3075991A JP H0832339 B2 JPH0832339 B2 JP H0832339B2
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JP
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round steel
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JP3030759A
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直哉 伏見
敦 大田
基 橋詰
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JFE Engineering Corp
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Nippon Kokan Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鋼管や丸ビレット等
断面が丸形の形状をした鋼材の自動識別開始方法および
識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、オンラインを走行中の鋼管は、
オンラインでの各種処理の記録(例えば非破壊検査結
果)のために、プロセスコンピュータでトラッキングさ
れどの鋼管がどの位置を走行中か把握できるようになっ
ている。しかしながら、手入れ等のためにオフライン処
理されると、トラッキングが不可能となるため、オフラ
インで行われた処理の結果がどの鋼管に対してなされた
ものか分からなくなる。このような問題に対処するた
め、従来オフラインにおける鋼管の識別方式として、次
方式が行われていた。
【0003】(1)マーキング方式 マーキング装置で鋼管に直接英数字を印字し、カメラや
画像処理装置によって印字した文字を自動的に読み取
る。 (2)ラベル貼付方式 バーコードラベルを鋼管に貼付し、レーザースキャナー
等によりバーコードを読み取る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の丸鋼材を識別する方式には、つぎのような問題
点があった。 (1)マーキング方式 印字後にオフラインで生じる印字の欠けやうすれのた
め、正確に自動読取りすることが困難である。すなわ
ち、誤読率が高い。 (2)ラベル貼付方式 ラベルのはがれやよごれ等により、自動読取りが不可能
である。また、ラベルが探傷のじゃまになる。
【0005】この発明は、従来技術の上記のような問題
点を解消し、丸鋼材を自動的に識別することのできる丸
鋼材の自動識別方法および識別装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として本発明は、あらかじめラインを走行中の丸
鋼材の長手方向に軸線と平行に複数桁のバーコードをド
ットマーキング装置で印字しておき、後でこのバーコー
ドを丸鋼材を回転させて読取ることにより丸鋼材を自動
識別する方法において、周方向のバーコードの読取開始
位置を把握するために、複数桁のバーコードの印字して
ある長さにわたって連続バーを、複数桁のバーコードと
平行に印字した丸鋼材の自動識別方法である。
【0007】さらに、ラインを走行中の丸鋼材の長手方
向に、軸線と平行にドットマーキング装置により印字さ
れた、複数桁のバーコードと複数桁のバーコードの印字
してある長さにわたる連続バーとを読取ることにより丸
鋼材を自動識別する装置であって、丸鋼材を軸線を中心
として回転させるためのターニングローラと、このター
ニングローラの制御装置と、所定の位置の丸鋼材のバー
コードを読み取るCCDカメラと、丸鋼材を所定の位置
とするために、前記制御装置へ前記ターニングローラの
回転の開始および停止指令を発するとともに、前記CC
Dカメラでで撮影した画像を処理する画像処理装置とか
らなる丸鋼材の自動識別装置である。
【0008】
【作用】この発明に係る丸鋼材の自動識別方法および識
別装置は、あらかじめラインを走行中の丸鋼材の長手方
向に軸線と平行に複数桁のバーコードをドットマーキン
グ装置で印字しておき、後でこのバーコードを読取るこ
とにより丸鋼材を自動識別する方法および識別装置であ
って、このバーコードの読取位置を軸線を中心として丸
鋼材を回転させて検出した後、各桁のバーコードの濃淡
をCCDカメラを使用した読取装置で読取ることにより
複数桁のコードを判読し、ここの丸鋼材を識別開始する
ようにしている。このようにCCDカメラを使用した読
取装置でバーコードの濃淡の度合いを個々のバーコード
毎に把握し、どの位置にバーコードがあるか読取り、コ
ードを判読するようにしているので、バーコードがうす
れていたり欠けたりしていても、正確に丸鋼材を識別す
ることができる方法および装置である。
【0009】また、丸鋼材に直接印字しているので、ラ
ベルのようにはがれて識別不能になることがないととも
に、探傷のじゃまになることもない。
【0010】この発明の実施態様としての丸鋼材の自動
識別方法は、複数桁のバーコードの印字してある長さに
わたって連続バーを、複数桁のバーコードと平行に印字
しているので、周方向のバーコードの濃淡をCCDカメ
ラを使用した読取装置で読取るにあたって、読取開始位
置が容易に把握することができる方法である。
【0011】また、この発明の実施例の丸鋼材の自動識
別装置を使用して、丸鋼材を識別するときには、丸鋼材
をターニングローラ上に導き入れ、ターニングローラに
より丸鋼材を軸線を中心として回転させて、あらかじめ
丸鋼材の長手方向に軸線と平行に印字してある複数桁の
バーコードの読取開始位置を検出した後、CCDカメラ
により各桁のバーコードの画像を撮影し、この画像信号
を画像処理装置に送る。そして、画像処理装置において
画像処理を行い、画像処理をした結果に基づき、この丸
鋼材を識別する。
【0012】
【実施例】本発明の実施例の丸鋼材の自動識別方法
よび識別装置を、鋼管の場合を例に、図1〜図3により
説明する。図1は、本発明の一実施例の丸鋼材の自動識
別開始方法および識別装置において使用する機器の構成
を示す説明図である。本発明の一実施例の丸鋼材の自動
識別方法および識別装置においては、あらかじめ走行中
の鋼管1の長手方向に軸線と平行に複数桁のバーコード
をドットマーキング装置2で印字するようにしている。
印字するコードの内容は、計算機を使用した鋼管データ
管理システム3からマーキング制御装置4に伝達され、
マーキング制御装置4によりドットマーキング装置2の
印字内容が制御される。なお、ドットマーキング装置2
で印字するバーは、鋼管1が黒色をしているので、白色
の塗料で印字するようにしている。
【0013】このようにバーコードが印字された鋼管1
をオフラインで識別したり、オフラインからオンライン
に復帰する時に識別する方法であるが、識別する鋼管1
を所定の位置に移動させた後、ターニングローラ5によ
り鋼管1を軸線を中心として回転させ、バーコードの周
方向の読み取り開始位置が所定の位置にくるようにす
る。バーコードの周方向の読み取り開始位置を所定の位
置にもってくる操作は、次のとおりである。
【0014】すなわち、センサ6を有する材料検出装置
7が鋼管1を検出し、その信号を画像処理装置8に送
る。画像処理装置8は、この信号に基づきターニングロ
ーラ制御装置9に対して、ターニングローラ5を回転す
べき旨の指令を発する。そして、ターニングローラ制御
装置9により、ターニングローラ5のモーター5aが駆
動され、鋼管1が回転を開始する。一方、CCDエリア
カメラ10が、鋼管1の外周面の一部が視野に入るよう
にセットしてあり、鋼管1の外周面の濃淡の度合いの信
号を画像処理装置8に送っている。鋼管1が回転するこ
とにより、CCDエリアカメラ10で把握している画像
の濃淡の度合いは変化するが、バーコードが視野に入っ
てくると、画像の濃度が急激に上昇するので、このこと
により画像処理装置8は、鋼管1のバーコード読み取り
開始位置が所定の位置にきたことを把握し、ターニング
ローラ制御装置9に対し、ターニングローラ回転停止の
指令を発する。そして、CCDエリアカメラ10によ
る、バーコードの読み取りが開始される。
【0015】図2は、本発明の一実施例の丸鋼材の自動
識別方法および識別装置において使用するバーコードの
構成を示す平面図である。このバーコードは、バーコー
ドの読み取り開始位置を把握するための連続バー11
と、各桁ごとのコードを構成する4列のバー12、1
3、14および15と、パリティビット用バー16とか
ら構成されている。そして、バー12により示されるコ
ードは1を表し、バー13により示されるコードは2を
表し、バー14により示されるコードは4を表し、バー
15により示されるコードは8を表す。最も左の桁は、
コードがないので0を表す。次の桁は、1と2の数があ
るので3を表す。パリティビットは、バー12〜15に
より示されるコードの数を桁毎に縦に加算して、偶数の
とき付加し、奇数のときは付加しない。
【0016】したがって、パリティビットのコードを加
えた桁毎のコードの数は、常に奇数となる。この結果、
読取エラーの桁毎のチェックが可能となる。さらに、
1、2、4、8を表すコードの数をそれぞれ横方向に加
算し、その数について同様の方式でパリティビットの桁
を設けることにより、読取エラーの検出がより確実とな
る。このようなパリティ方式自体は、新規なものではな
いが、パリティ方式を容易に検出できることも、本方法
および装置の特徴の一つということができる。
【0017】図3は、本発明の実施例の丸鋼材の自動
識別装置において、バーコードを読み取る際のバーコー
ドを読み取り手段を示す平面図である。バーコードは、
前記ターニングローラ5の上方に設けられた各種ウイン
ドウから、CCDエリアカメラ10により読み取られ
る。すなわち、まずバーコードが印字された鋼管は、バ
ーコードの長手方向の位置を検出するためのウインドウ
17にバーコードの長手方向先端が入るように置かれ、
このウインドウ17内でどの位置に先端があるかが、C
CDエリアカメラ10により読み取られる。
【0018】次に、前述したように鋼管は回転され、周
方向の読み取り開始位置が、周方向位置を検出するため
のウインドウ18からCCDエリアカメラ10により連
続バー11を読み取ることにより検出される。このよう
にして、バーコードが正しい読み取り位置にあることが
確認された後、各桁のバーが5分割の検出窓19aを有
する濃淡度加算用固定ウインドウ19から、コード用バ
ー12〜15およびパリティチェック用バーがCCDエ
リアカメラ10により読み取られる。
【0019】鋼管にマーキングされたバーコード用バー
は、搬送中に薄れることもあるが、固定ウインドウ19
の5分割された窓19aから得られる画像の細分化され
た視野の濃淡の度合いを積算し、2値化してバーコード
の存在の有無を判断するようにしていれので、個々のバ
ーの長さを長くすれば、薄れたバーも読み取ることがで
きる。
【0020】本発明の実施例の丸鋼材の自動識別方法
および識別装置において使用したバーコードのバーは、
長さ20mm、幅4mmで、バーとバーとの間隔が1m
mとしたが、上述したような理由で適宜寸法を変えても
よい。
【0021】さらには、バーコードとは別に丸鋼材に白
色印字した需要家用の製品マーキング印字が読みづらく
ならないように、バーコードを蛍光塗料または白色以外
のペイントに蛍光塗料を混ぜた塗料で印字し、丸鋼材に
紫外線を照射しながらバーコードを読み取るようにして
もよい。
【0022】
【発明の効果】この発明により、丸鋼材の識別が正確に
できる。すなわち、コードを画像処理方式で読取ること
により、印字したコードがよごれたり、うすれたりして
も識別が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の丸鋼材の自動識別方法およ
び識別装置において使用する機器の構成を示す説明図で
ある。
【図2】本発明の実施例の丸鋼材の自動識別方法およ
び識別装置において使用するバーコードのバーの構成を
示す平面図である。
【図3】本発明の実施例の丸鋼材の自動識別方法およ
び識別装置において、バーコードを読み取る際のバーコ
ードを読み取り開始位置を識別する方法を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 鋼管 2 ドットマーキング装置 3 鋼管データ管理システム 4 マーキング制御装置 5 ターニングローラ 6 センサ 7 材料検出装置 8 画像処理装置 9 ターニングローラ制御装置 10 CCDエリアカメラ 11 連続バー 12 コード用バー 13 コード用バー 14 コード用バー 15 コード用バー 16 パリティチェック用バー 17 バーコードの長手方向の位置を検出するためのウ
インドウ 18 周方向位置を検出するためのウインドウ 19 濃淡度加算用固定ウインドウ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめラインを走行中の丸鋼材の長
    手方向に軸線と平行に複数桁のバーコードをドットマー
    キング装置で印字しておき、後でこのバーコードを丸鋼
    材を回転させて読取ることにより丸鋼材を自動識別する
    方法において、周方向のバーコードの読取開始位置を把
    握するために、複数桁のバーコードの印字してある長さ
    にわたって連続バーを、複数桁のバーコードと平行に印
    字したことを特徴とする丸鋼材の自動識別方法。
  2. 【請求項2】 ラインを走行中の丸鋼材の長手方向に、
    軸線と平行にドットマーキング装置により印字された、
    複数桁のバーコードと複数桁のバーコードの印字してあ
    る長さにわたる連続バーとを読取ることにより丸鋼材を
    自動識別する装置であって、丸鋼材を軸線を中心として
    回転させるためのターニングローラと、このターニング
    ローラの制御装置と、所定の位置の丸鋼材のバーコード
    を読み取るCCDカメラと、丸鋼材を所定の位置とする
    ために、前記制御装置へ前記ターニングローラの回転の
    開始および停止指令を発するとともに、前記CCDカメ
    ラでで撮影した画像を処理する画像処理装置とからなる
    ことを特徴とする丸鋼材の自動識別装置。
JP3030759A 1990-11-27 1991-02-26 丸鋼材の自動識別方法および識別装置 Expired - Lifetime JPH0832339B2 (ja)

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JP32459790 1990-11-27
JP2-324597 1990-11-27

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