JPH08323336A - 生ゴミ処理機 - Google Patents
生ゴミ処理機Info
- Publication number
- JPH08323336A JPH08323336A JP7137855A JP13785595A JPH08323336A JP H08323336 A JPH08323336 A JP H08323336A JP 7137855 A JP7137855 A JP 7137855A JP 13785595 A JP13785595 A JP 13785595A JP H08323336 A JPH08323336 A JP H08323336A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- crude refuse
- chamber
- storage chamber
- raw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 処理槽１の底部に多孔板２が配置され、その
下側に空気受入室３が設けられ、エアポンプ４により該
空気受入室３に空気が導入される。多孔板２の上側の生
ゴミ収容室５内には撹拌羽根６が設置されている。生ゴ
ミ収容室５の一方の側壁の上部には吸気口１０が設けら
れ、他方の側壁の上部には排気ファン１１が設けられて
いる。生ゴミ収容室５内には処理媒質１４が収納されて
いる。生ゴミ収容室５の周辺は断熱材１５で覆われてい
る。 【効果】 生ゴミを高活性の微生物で効率良くしかも低
動力コストにて処理できる。
下側に空気受入室３が設けられ、エアポンプ４により該
空気受入室３に空気が導入される。多孔板２の上側の生
ゴミ収容室５内には撹拌羽根６が設置されている。生ゴ
ミ収容室５の一方の側壁の上部には吸気口１０が設けら
れ、他方の側壁の上部には排気ファン１１が設けられて
いる。生ゴミ収容室５内には処理媒質１４が収納されて
いる。生ゴミ収容室５の周辺は断熱材１５で覆われてい
る。 【効果】 生ゴミを高活性の微生物で効率良くしかも低
動力コストにて処理できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は適切な槽内温度を維持し
ながら余剰水分を排出できる生ゴミ処理機に関する。
ながら余剰水分を排出できる生ゴミ処理機に関する。
【０００２】
【従来の技術】生ゴミ処理機によって生ゴミを処理する
には、生ゴミ及び処理媒質中に含まれる微生物に酸素を
供給するために処理槽内に空気を送り込むことが必要で
ある。また、微生物の活性を高く保つために槽内温度を
適切に維持する必要がある。さらに、生ゴミが持ち込む
水分及び生ゴミの分解によって発生する水分のうち、微
生物の活性維持のために必要な水分以外を、生ゴミと処
理媒質の混合層から機外へ排出する必要がある。
には、生ゴミ及び処理媒質中に含まれる微生物に酸素を
供給するために処理槽内に空気を送り込むことが必要で
ある。また、微生物の活性を高く保つために槽内温度を
適切に維持する必要がある。さらに、生ゴミが持ち込む
水分及び生ゴミの分解によって発生する水分のうち、微
生物の活性維持のために必要な水分以外を、生ゴミと処
理媒質の混合層から機外へ排出する必要がある。
【０００３】このような必要を満たすためには、ポンプ
やファンによって処理槽内に強制的に空気を供給するこ
と、ヒータによる加温や断熱材などによる保温によって
槽内温度を維持することに加えて、(1) 余剰水分を滴下
させることによって処理機下部へ排出する；又は(2) 余
剰水分を蒸発させて排空気と共に系外へ排出する；こと
が行なわれている。
やファンによって処理槽内に強制的に空気を供給するこ
と、ヒータによる加温や断熱材などによる保温によって
槽内温度を維持することに加えて、(1) 余剰水分を滴下
させることによって処理機下部へ排出する；又は(2) 余
剰水分を蒸発させて排空気と共に系外へ排出する；こと
が行なわれている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記(1) の従来例にあ
っては、空気は槽上部から下部へ供給せざるを得ない
が、処理機底部の固液分離部分が多湿になり、長時間運
転しているうちに固液分離操作に支障をきたす。
っては、空気は槽上部から下部へ供給せざるを得ない
が、処理機底部の固液分離部分が多湿になり、長時間運
転しているうちに固液分離操作に支障をきたす。
【０００５】また、上記(2) の従来例にあっては、処理
機上部に排気ファンを配置し、処理槽内の処理媒質と生
ゴミを撹拌して空気と接触させて水分を蒸発させるた
め、多量の通気と頻繁な撹拌が必要である。そのため、
槽内の温度を一定レベルに維持することが難しい。
機上部に排気ファンを配置し、処理槽内の処理媒質と生
ゴミを撹拌して空気と接触させて水分を蒸発させるた
め、多量の通気と頻繁な撹拌が必要である。そのため、
槽内の温度を一定レベルに維持することが難しい。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の生ゴミ処理機
は、底部が通気板で区画され、該通気板の下側に空気受
入室が形成され、該通気板の上側に生ゴミ収容室が形成
された生ゴミ処理槽と、該生ゴミ収容室内に収納された
処理媒質と、該生ゴミ収容室内に設置された撹拌羽根
と、該生ゴミ収容室の上部の一方の側に設けられた吸気
口と、該生ゴミ収容室の上部の他方の側に設けられた排
気ファンと、該生ゴミ収容室の壁面を覆う断熱材と、前
記空気受入室に空気を供給するポンプと、を備えてなる
ものである。
は、底部が通気板で区画され、該通気板の下側に空気受
入室が形成され、該通気板の上側に生ゴミ収容室が形成
された生ゴミ処理槽と、該生ゴミ収容室内に収納された
処理媒質と、該生ゴミ収容室内に設置された撹拌羽根
と、該生ゴミ収容室の上部の一方の側に設けられた吸気
口と、該生ゴミ収容室の上部の他方の側に設けられた排
気ファンと、該生ゴミ収容室の壁面を覆う断熱材と、前
記空気受入室に空気を供給するポンプと、を備えてなる
ものである。
【０００７】
【作用】かかる本発明の生ゴミ処理機にあっては、 ポンプによる強制通気は、処理機底部から微生物の
活性を維持できる程度にとどめる。 撹拌は、槽内温度を低下させず、生ゴミと処理媒質
の混合層内への通気がスムーズに行なわれるように槽内
の水分分布を均一にする程度にとどめる。 ように運転する。なお、生ゴミと処理媒質の混合層から
上方へ離脱した水分は、排気ファンで槽外へ排出され
る。
活性を維持できる程度にとどめる。 撹拌は、槽内温度を低下させず、生ゴミと処理媒質
の混合層内への通気がスムーズに行なわれるように槽内
の水分分布を均一にする程度にとどめる。 ように運転する。なお、生ゴミと処理媒質の混合層から
上方へ離脱した水分は、排気ファンで槽外へ排出され
る。
【０００８】，のように運転することにより、空気
供給量を少なくすると共に、撹拌頻度を小さくでき、生
ゴミと処理媒質の混合層内の温度及び水分を適正なもの
とし、さらに、生ゴミ収容室の上部の気圧が大気圧より
も低いため、ゴミ投入時に蓋をあけても生ゴミ収容室の
臭気が外へ排出されないものとなる。
供給量を少なくすると共に、撹拌頻度を小さくでき、生
ゴミと処理媒質の混合層内の温度及び水分を適正なもの
とし、さらに、生ゴミ収容室の上部の気圧が大気圧より
も低いため、ゴミ投入時に蓋をあけても生ゴミ収容室の
臭気が外へ排出されないものとなる。
【０００９】
【実施例】図１は実施例に係る生ゴミ処理機の断面図で
ある。処理槽１の底部に多孔板２が配置され、その下側
に空気受入室３が設けられ、エアポンプ４により該空気
受入室３に空気が導入される。多孔板２の上側の生ゴミ
収容室５内には撹拌羽根６が設置されている。この撹拌
羽根６は、シャフト７にブレード８を取り付けたもので
あり、モータ９によって回転される。
ある。処理槽１の底部に多孔板２が配置され、その下側
に空気受入室３が設けられ、エアポンプ４により該空気
受入室３に空気が導入される。多孔板２の上側の生ゴミ
収容室５内には撹拌羽根６が設置されている。この撹拌
羽根６は、シャフト７にブレード８を取り付けたもので
あり、モータ９によって回転される。
【００１０】生ゴミ収容室５の一方の側壁の上部には吸
気口１０が設けられ、他方の側壁の上部には排気ファン
１１が設けられている。
気口１０が設けられ、他方の側壁の上部には排気ファン
１１が設けられている。
【００１１】処理槽１の上面部には、蓋１２付きの生ゴ
ミ投入口１３が設けられている。
ミ投入口１３が設けられている。
【００１２】生ゴミ収容室５には処理媒質１４が収納さ
れている。処理媒質１４はオガクズ、モミガラ、米糠、
ヤシガラチップなどが用いられる。本実施例では、カラ
マツのオガクズを使用している。生ゴミ収容室５の周囲
は断熱材１５で覆われている。
れている。処理媒質１４はオガクズ、モミガラ、米糠、
ヤシガラチップなどが用いられる。本実施例では、カラ
マツのオガクズを使用している。生ゴミ収容室５の周囲
は断熱材１５で覆われている。
【００１３】この生ゴミ処理機によって生ゴミを処理す
るには、蓋１２を開けて生ゴミを生ゴミ収容室５内に投
入し、撹拌羽根６で生ゴミ及び処理媒質１４を撹拌混合
すると共に、ポンプ４で空気を空気受入室３内に供給
し、ファン１１で生ゴミ収容室５内から空気を排出す
る。
るには、蓋１２を開けて生ゴミを生ゴミ収容室５内に投
入し、撹拌羽根６で生ゴミ及び処理媒質１４を撹拌混合
すると共に、ポンプ４で空気を空気受入室３内に供給
し、ファン１１で生ゴミ収容室５内から空気を排出す
る。
【００１４】ポンプ４で送り込まれる空気量は、微生物
への酸素供給が行なわれる程度のごく少量のものとし、
ポンプ４による動力消費を少なくする。
への酸素供給が行なわれる程度のごく少量のものとし、
ポンプ４による動力消費を少なくする。
【００１５】なお、撹拌羽根６による生ゴミ及び処理媒
質１４の撹拌は、収容室５内の生ゴミ温度が低下せず、
しかも生ゴミと処理媒質１４の混合層から過剰な水分が
生ゴミ収容室５上方の空間部へ排出される程度のゆっく
りとした、あるいは低頻度のものとし、撹拌による動力
消費を少なくする。
質１４の撹拌は、収容室５内の生ゴミ温度が低下せず、
しかも生ゴミと処理媒質１４の混合層から過剰な水分が
生ゴミ収容室５上方の空間部へ排出される程度のゆっく
りとした、あるいは低頻度のものとし、撹拌による動力
消費を少なくする。
【００１６】これにより、低動力消費で、しかも微生物
に必要にして十分な酸素を供給し、生ゴミと処理媒質１
４の混合層内の水分を適正に維持し、かつ生ゴミと処理
媒質１４の混合層内温度を６０℃程度の適正温度に維持
して微生物活性を十分に高めて生ゴミの微生物処理を行
なうことができる。
に必要にして十分な酸素を供給し、生ゴミと処理媒質１
４の混合層内の水分を適正に維持し、かつ生ゴミと処理
媒質１４の混合層内温度を６０℃程度の適正温度に維持
して微生物活性を十分に高めて生ゴミの微生物処理を行
なうことができる。
【００１７】なお、蓋１２をあけたときに臭気が投入口
１３から出てこないようにするために、生ゴミ収容室５
内の上部の気圧が大気圧よりも低くなるようにファン１
１の容量及び吸気口１０の大きさを選定するのが好まし
い。
１３から出てこないようにするために、生ゴミ収容室５
内の上部の気圧が大気圧よりも低くなるようにファン１
１の容量及び吸気口１０の大きさを選定するのが好まし
い。
【００１８】
【発明の効果】以上の通り、本発明の生ゴミ処理機によ
ると、生ゴミを高活性の微生物で効率良くしかも低動力
コストにて処理できる。
ると、生ゴミを高活性の微生物で効率良くしかも低動力
コストにて処理できる。
【図１】実施例に係る生ゴミ処理機の断面図である。
１ 処理槽 ２ 多孔板 ３ 空気受入室 ４ エアポンプ ５ 生ゴミ収容室 ６ 撹拌羽根 １０ 吸気口 １１ 排気ファン １２ 蓋 １３ 生ゴミ投入口 １４ 処理媒質 １５ 断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 真理 埼玉県大宮市北袋町１丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社中央研究所内 (72)発明者 山口 直樹 埼玉県大宮市北袋町１丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社セメント研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】 底部が通気板で区画され、該通気板の下
側に空気受入室が形成され、該通気板の上側に生ゴミ収
容室が形成された生ゴミ処理槽と、 該生ゴミ収容室内に収納された処理媒質と、 該生ゴミ収容室内に設置された撹拌羽根と、 該生ゴミ収容室の上部の一方の側に設けられた吸気口
と、 該生ゴミ収容室の上部の他方の側に設けられた排気ファ
ンと、 該生ゴミ収容室の壁面を覆う断熱材と、 前記空気受入室に空気を供給するポンプと、を備えてな
る生ゴミ処理機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7137855A JPH08323336A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 生ゴミ処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7137855A JPH08323336A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 生ゴミ処理機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08323336A true JPH08323336A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15208360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7137855A Withdrawn JPH08323336A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 生ゴミ処理機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08323336A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011157238A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Mitsui Zosen Environment Engineering Corp | コンポスト製造装置及び方法 |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP7137855A patent/JPH08323336A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011157238A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Mitsui Zosen Environment Engineering Corp | コンポスト製造装置及び方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |