JPS63256175A - 厨芥処理機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は野菜屑等の厨芥を処理する厨芥処理機に関する
ものである。

〈従来の技術〉 従来の厨芥処理機、例えば欧米では家庭用の厨芥処理機
としては、ディスポーザが多く使用されているが我が国
では下水処理設備が充実していないため、下水道がつま
ったシして下水処理ができなくなったシするので、欧米
タイプのディスポーザは使用が禁止されている（使用禁
止の行政指導が行なわれている）のが実情である。

そのために厨芥を醗酵材にて分解処理する方法が提案さ
れている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 上記のように厨芥を醗酵材にて分解処理する方法であれ
ば、じゃがいも、さつまいも等のいも類。

ごぼう等の植物性繊維を主体とするセルローズの分解処
理には長時間を要し、また誤って貝殻、卵の殻、包装用
等の発泡スチロール等を入れた場合は分解されずに、そ
のまま残って醗酵槽の処理容積を小さくしたシ、また醗
酵槽の構造が複雑になったりするという欠点があった。

本発明は上記のような欠点を除去したもので、その目的
とする処は澱粉、糖分、蛋白質、脂肪。

ヘミセルローズ、セルローズ等の厨芥を短期間で分解処
理することができ、また厨芥の粉砕物と醗酵材をスムー
スに混合されて醗酵処理を迅速且つ確実に行なうことが
でき、そして誤って貝殻、卵の殻９発泡スチロール等を
入れても細かく粉砕されて処理され収納手段（醗酵槽）
の処理容積を少なくしたりすることがなく、そしてまた
醗酵槽の構造、醗酵材などの取シ扱いが簡単な厨芥処理
機を提供することにある。

く問題点を解決するための手段〉 本発明は野菜屑等の厨芥を粉砕して粉砕物にする粉砕手
段と、該粉砕手段による粉砕物を収納する収納手段と、
該収納手段に収納された粉砕物と醗酵材とを撹拌して醗
酵処理手段と、分解組立式の醗酵槽とを備えてなる精成
にしたものである。

く作　用〉 粉砕手段にて野菜屑等の厨芥を粉砕して粉砕物とし、該
粉砕手段による粉砕物を収納手段に収納し、該収納手段
に収納された粉砕物と醗酵材とを醗酵処理手段にて撹拌
して醗酵処理し、醗酵材の取シ替え時等は醗酵槽を分解
及び組立てて処理し得るものである。

〈実施例〉 以下本発明の厨芥処理機の一実施例を第１図とともに説
明する。

第１図は本発明の厨芥処理機の一実施例の構成を示す、
要部断面図であシ、第１図において１は粉砕槽、Ｉａは
投入口、２は投入口１ａの蓋、３は外筐ケース、４は粉
砕槽ｌ中の粉砕室、５は粉砕物処理室である。６はモー
タ、７はモータシャフト、８は粉砕用回転板、９は粉砕
用回転板８に取付けられた粉砕用回転刃、１０は粉砕槽
Ｉの下部内側壁の周囲に固着された固定刃である。１１
は粉砕物処理用回転能、１２は粉砕物処理用回転能１１
に設けられた遮蔽筒、１３は粉砕物処理用回転能＋１に
設けられた放出用回転体でやや上部が外側に傾斜してい
る。上記モータシャフト７部には水分が漏れないよう軸
受筒１４に水封シール１５及び軸受メタル１６が夫々装
着されている。＋３ａは外筐ケース３の内壁周囲に装着
されたシール材。

Ｉ７はモータ６の耳状の受は部、１８と１８ａはハネ、
コムなどの弾性体によるモータ６のｉｔで、モータ６の
振動が外筐ケース３に伝わらないように防振されている
。

１９は粉砕物の出口、２０は外筐ケース３の上部に設け
られた粉砕物の出口筒で、その先端部に薄いゴム又はグ
ラスチックなどからできている逆上弁２１が設けられて
いる。

２２は外筐ケース３の上部に設けられた引掛は固定用金
具で、収納ケース２３の上部収納ケース２４の入口筒２
４ａの爪部２４ｂに引掛けて、収納ケース２３を固定す
るようになっており、クランタ方式にて係脱可能となっ
ている。２５は下部収納ケース、２５ａはその上部の耳
部で上部収納ケース２４の耳部２４Ｃとの間に収納袋２
７の上部先端部の周囲をはさみ込んで止め具３６で固定
するようになっている。

２５ｂは下部収納ケース２５の内部に設けられた支え板
、２６は醗酵槽、２６ａは醗酵槽２６の上部の耳部、２
６ｂは醗酵槽２６の支え用アームで、支え板２５ｂによ
って醗酵素２６を支えている。２７は醗酵槽２６の中に
入れられた収納袋、２８は醗酵素２６の底部に密着して
設けられた面状ヒータで、サーモスタット２９によって
醗酵材Ａを適温にコントロールするようになっている。

３０は上部収納ケース２４の上部中央部に設けられた撹
拌用ハンドル、３Ｉと３２はその減速用歯車、３３と３
３ａは撹拌用シャフトでネジ３３ｂによってねじ込まれ
ている。３３ｃは軸受、３３ｄは締付用ナツト、３３ｄ
は撹拌用羽根で、収納袋２７の底部に入れられた醗酵材
Ａと粉砕された厨芥の粉砕粒とを撹拌用ハンドル３０ｙ
ｋ回して撹拌するようになっている。

３４は上部収納ケース２４の上部に設けられた給水タン
クで、３４ａはその蓋、３５はその逆上弁で、薄いゴム
、グラスチックなどでできている。

３７は排気の出口で、排気筒３８が設けられている。３
９は触媒燃焼装置、４０は触媒燃焼装置３９を加熱する
ヒータである。４１は排気筒３８に設けられた蓋で触媒
燃焼装置３９が着脱自在に取付は取外しができるように
なっている。４２は排気口であシ、４４は排気口４２に
設けられた吸気用のファンであり、４３はそのモータ、
４６は吸気用モータ４３の受は台、４５は排気筒３８の
受け台である。

第２図、第３図、第４図、第５図、第６図は収納ケース
２３を外して分解した要部断面図で６Ｄ、第２図は下部
収納ケ・−ス部、第３図は醗酵槽部、第４図は上部収納
ケース部、第５図は撹拌用シャフトと撹拌用羽根、第６
図は止め具の要部断面図であり、容易にしかもコンパク
トに分解される。

第７図は本発明の厨芥処理機の一実施例の電気回路図で
あり、４７は電源スィッチ、４８は温度ヒユーズ、６は
粉砕用モータ、４３は吸気用ファンのモータ、２８は醗
酵材加熱用ヒータ、２９はサーモスタット、４０は触媒
燃焼装置加熱ヒータである。

次に上記のような構成してなる本発明の厨芥処理機の動
作を説明する。

醗酵材Ａを水で粘って、水分を温湿にして収納袋２７の
底部に入れる。そして収納袋２７を醗酵槽２６に収納し
、醗酵槽２６を下部収納ケースにセットする。そして撹
拌用シャフト３３を上部収納ケース２４にセットにセッ
トしてから上部収納クース２４と下部収納ケース２５、
醗酵槽２６の夫々の耳部２４ｃ、２５ａ、２６Ｂを止め
具３６によって固定して組立てた後、引掛は固定金具２
２によって第１図のように収納ケース２３をセットする
Ｑ そして野菜屑等の厨芥を投入口１ａより投入して電源ス
ィッチ４７’ｉＯＮするとモータ６が回転する。電源を
ＯＮすると、モータ６、ヒータ２８゜サーモスタット２
９．触媒加熱用ヒータ４０．ファンモータ４３に通電さ
れる。

モータ６が回転すると粉砕用回転刃９と固定刃１０によ
って野菜屑等の厨芥は粉砕されて粉砕処理室５に落ちる
。

この除水を野菜屑等の厨芥に入れて、水と一諸に厨芥を
粉砕すると、よシスムースに粉砕作業が行なわれる。

そして粉砕物処理用回転能ＩＩの放出用回転体１３の遠
心力によって粉砕物（屑）と水分は上部の排出口１９を
通シ逆止弁２１の下部を開いて醗酵用の収納ケース２３
の下部収納ケース２５の収納袋２７の中に入る。収納袋
２７の中へ入った厨芥の粉砕物（屑）と水分は、醗酵材
Ａと諸に撹拌ハンドル３０をまわすことによって撹拌翼
３８ｅが回転して撹拌され醗酵材Ａの中へ混合される。

尚、醗酵材Ａはパーライト（真珠岩）の中へ特殊酵素（
各種の消化酵素、葡萄糖、各種微生物。

醗酵生成物等）で、好気性醗酵微生物群を２０数種（細
菌、糸状菌、酵母菌等）を、セラミックスの中へ含浸法
で固定化されたものである。

加熱ヒータ２８によって加熱された厨芥物１）が混合さ
れた醗酵材Ａは次第に醗酵し、厨芥物（屑）は主として
炭酸ガスと水分に分解され、蒸発して排気の出口３７を
通り、触媒燃焼装置３９で臭い等が浄化されて排気占４
２から外部に排気される。

醗酵材Ａの使用回数が増えて古くなってくると、収納ケ
ース２３を分解して、収納袋２７と一諸に醗酵材Ａを取
り出して、新しい醗酵材Ａの入った収納袋２７と取シ替
える。

本発明の厨芥処理機は上記のように厨芥が細かく粉砕さ
れたものが、醗酵材Ａと混合されて処理されるので、厨
芥物の分解処理時間の短縮化が図れると共に、貝殻、卵
の殻１発泡スチロール等を誤って投入しても細かく粉砕
して処理することができ、しかも醗酵材Ａの取シ替るが
容易に行なうことができ構造も簡単である。

〈発明の効果〉 本発明の厨芥処理機は上記のような構成であるから、澱
粉、糖分、蛋白質、脂肪、ヘミセルローズ、セルローズ
等の厨芥を短時間で分解処理することができ、また厨芥
の粉砕屑と醗酵材をスムースに混合させて、醗酵処理を
迅速且つ確実に行なうことができ、そして誤って貝殻、
卵の殻９発泡スチロール等を入れても細かく粉砕されて
処理され収納手段（収納袋中）の処理容積を少なくした
シすることがない。

更に実施例の効果として醗酵材の水分、温度と、そして
醗酵材と厨芥屑が十分撹拌されるので分解処理性能がよ
く、その上排気が浄化されて排出するので、大気汚染の
心配がない。また古くなって処理能力の低下した醗酵材
を新しい醗酵材との取り替えが容易にでき、しかも講造
簡単な厨芥処理機を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の厨芥処理機の一実施例の構成を示す要
部断面図、第２図は第１図の下部収納ケース部の要部断
面図、第３図は第１図の醗酵槽の要部断面図、第４図は
第１図の上部収納ケース部の要部断面図、第５図は第１
図の撹拌用シャフトと撹拌用羽根部の要部断面図、第６
図は第１図の止め具部の要部断面図、第７図は本発明の
厨芥処理機の一実施例の電気回路図である。 図面中、Ｉは粉砕槽、４は粉砕室、９は粉砕刃、１０は
固定刃、２３は収納ケース、２４は上部収納ケース、２
５は下部収納ケース、２６は醗酵槽、２７は収納袋、Ａ
は醗簿材、３３は撹拌用シャフト、３８ｅは撹拌翼を示
す。 代理人弁理士　杉　山　毅　至（他Ｉ名）メ　／ｉｌＡ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、野菜屑等の厨芥を処理する厨芥処理機において、該
   厨芥を粉砕する粉砕手段と、該粉砕手段による粉砕物を
   収納する収納手段と、該収納手段に収納された粉砕物と
   醗酵材とを撹拌して醗酵処理する醗酵処理手段と、醗酵
   槽を分解して醗酵材を取り替える手段とを備えてなるこ
   とを特徴とする厨芥処理機。