JPS63185498A - 厨芥処理機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は厨芥を処理する厨芥処理機に関するものである
。

従来の技術 従来の厨芥処理機、例えば家庭用の厨芥処理機として、
欧米ではディスポーザが多く使用されているが、我が国
では下水処理設備が充実していないため、下水道がつま
ったりして下水処理ができなくなったりするので、欧米
タイプのディスポーザは使用が禁止されている（使用禁
止の行政指導が行なわれている）のが実情である。

そのために厨芥を発酵材にて分解処理する方法が提案さ
れている。

発明が解決しようとする問題点 上記のように厨芥を発酵材にて分解処理する方法であれ
ば、じゃがいも等の澱粉類をまるごと入れたもの、ネギ
、ミカンの皮、ごぼう等の植物性繊維を主体とするセル
ローズの分解処理には長時間を要し、また誤って貝殻、
包装用等の発泡スチロール等を入れた場合は分解されず
にそのまま残って発酵槽の処理容積を小さくするという
欠点があった。

本発明は上記のような欠点を除去したもので、その目的
とする処は澱粉類、植物性繊維等のものでも短時間で分
解処理することができ、また誤って貝殻、卵の殻１発泡
スチロール等を入れても細かく粉砕されて処理され収納
手段（発酵槽）の処理容積を少なくしたりすることがな
い厨芥処理機を提供することにある。

問題点を解決するための手段 本発明は厨芥を粉砕して粉砕物と水分とする粉砕手段と
、該粉砕手段による粉砕物と水分を収納する収納手段と
、該収納手段に収納された粉砕物。

水分と発酵材とを攪拌して発酵処理する発酵処理手段と
を備えてなる構成にしたものである。

作用 粉砕手段にて厨芥を粉砕して粉砕物と水分とし、該粉砕
手段による粉砕物と水分を収納手段に収納し、該収納手
段に収納された粉砕物、水分と発酵材Ａとを発酵処理手
段にて攪拌して発酵処理するものである。

実施例 以下本発明の厨芥処理機の一実施例を第１図及び第２図
とともに説明する。

第１図は本発明の厨芥処理機の一実施例の構成を示す要
部断面図であり、第１図において、１は粉砕槽、１ａは
投入口、１ｂは排出筒、２は投入口１ａの蓋、３は外筐
ケース、４は粉砕槽１中の粉砕室、５は粉砕物処理室、
６はモータ、７はモータシャフト、８は粉砕用回転板、
９は粉砕用回転板８に固着された粉砕用回転刃、１ｏは
粉砕槽ｌの下部内側壁の周囲に固着された固定刃、１１
は粉砕物処理用回転ケース、１２は粉砕物処理用回転ケ
ース１１に設けられた遮蔽筒、１３は粉砕物処理用回転
ケース１１に設けられた放出用回転体でやや上部が外側
に傾斜している。上記モータシャフト７部には水分が漏
れないよう軸受筒１４に水封シー／Ｌ’１５及び軸受メ
タル１６が夫々装着されている。ｌｌａは外筺ケース３
の内壁周囲に装着されたシール材、１７はモータ６を受
けている防振ゴム、１８はモータ受は台、１９は放出用
回転体１３の上部に設けられた粉砕物の排出口で、その
先端部に薄いゴム又はプラスチック等からできている逆
止弁２０が設けられている。

２１は発酵用外筐ケース２２と外筐ケース３の間の仕切
壁、２３は発酵用外筺ケース２２の上部にある投入口で
、２４はその蓋である。２５は発酵槽、２５ａは発酵槽
２５の上部のオーバーフロー用の穴で多数の穴がおいて
いる。２６は発酵槽−ムで、支え板２７と２７ａによっ
て発酵槽２５を支えている。２２ａは発酵用外筐ケース
２２の下部側壁に設けられた空気吸込用の穴、２８は発
酵槽２５の底部に密着して設けられたヒータ（面状ヒー
タ）で、サーモスタット２９によって発酵材Ａを５０℃
〜８０℃の温度で制御するようになっている。

３０は発酵材Ａの湿度を感知する湿度センサーで、発酵
材Ａの水分を５０％〜８０％で制御するようになってい
る。

３１は発酵材Ａの攪拌用の軸で、攪拌翼３１ａが設けら
れ、歯車３１ｂ、歯車３１ｃを経て減速装置３３．モー
タ３４に連結されている。３１ｄは攪拌軸３１の軸受け
である。

３５は攪拌用モータ３４を駆動するタイムスイッチで、
例えば２時間おきに発酵槽２５の中の発酵材Ａを攪拌す
るようにセットする等自在にセットできるようになって
いる。（または例えば低速度で１時間に１回〜２回転す
るようにセットしてもよい） ３８は減速装置３３．攪拌用モータ３４．タイムスイッ
チ３５の受は台である。３２は発酵槽２５の下部に設け
られた受は箱でオーバーフローの穴２５ａよりあふれて
落ちてくる発酵材Ａと処理カスなどを受けて溜るように
なっていて、しかも外部に取り出せるようになっている
。

３７は外筐ケース３及び発酵用外筐ケース２２の上部に
設けられた給水用のタンクで、３８はその蓋、３９は給
水用パイプ、４０はその弁、３９ａは給水口先端部で先
が曲って細くなり、発酵槽２５の中心部に向っており、
発酵材Ａ全般に給水がひろがっ・て注水されるようにな
っている。

４１は給水タンク３７に給水された水、弁４０の開閉は
湿度センサー３０によって行なわれ、発酵材Ａ中の水分
が５０％以下になれば注水され、７５％になれば注水が
停止される。４２は排気の出口で、排気筒４３が設けら
れている。４４は触媒燃焼装置、４５はそれを加熱する
ヒータ、４６は蓋で、触媒燃焼装置４４が着脱自在に取
付は取外しかできるようになっている。４７は排気口で
あり、４９１−１排気口４７に設けられた吸気用のファ
ンであり、４８はそのモータ、５１は吸気用モータ４８
の受は台、５０は排気筒４３の受は台である。

第２図は本発明の厨芥処理機の一実施例の回路図であり
、第２図において、５２は温度ヒユーズ、６は粉砕用モ
ータ、４８は吸気用ファンのモータ、２８は発酵材加熱
用ヒータ、２９はサーモスタット、４５は触媒燃焼装置
加熱用ヒータ、３４は攪拌用のモータ、３５はモータ３
４を駆動するタイムスイッチ、４０は弁、３０は弁４０
を開閉動作させる湿度センサー、ＳＷは電源スィッチで
ある。

次に上記のように構成してなる本発明の厨芥処理機の動
作を説明する。

まず、発酵材Ａを水で粘って水分５０％〜８０％Ｃして
投入口２３より発酵槽２５の中に入れて攪拌する。（発
酵材Ａをそのまま発酵槽２５の中に入れてから水を給水
して、水分５０％〜７５％にして攪拌してもよい。）そ
して蓋２４をする。

更に電源をオンにすると、モータ６、ヒータ２８゜サー
モスタット２９．湿度センサー３０．タイムスイッチ３
５．触媒燃焼装置加熱用ヒータ４５゜ファンモータ４８
等に通電される。

今、野菜屑等の厨芥を投入口１ａより投入すると、既に
電源がオンされて回転しているモータ６により回転して
いる粉砕用回転刃９と固定刃１０によって野菜屑等の厨
芥は粉砕されて粉砕処理室５に落ちる。そして粉砕物処
理用回転ケース１１の放出用回転体１３の遠心力によっ
て粉砕物（屑）と水分は上部の排出口１９を通り逆止弁
２０の下部を開いて発酵槽２５の中に入る。

発酵槽２５の中に入った厨芥の粉砕物（屑）と水分は、
発酵材Ａと一諸に攪拌翼３１．ａの回転によって攪拌さ
れて発酵材Ａの中へ混合される。

尚、発酵材Ａはパーライト（真珠岩）の中へ、特殊酵素
（各種の消化酵素、葡萄糖、果糖、各種微生物２発酵生
成物等）で、好気性発酵微生物群を２０数種（細菌、糸
状菌、酵母菌等）をセラミックスの中に含浸法で固定化
させたものである。

加熱ヒータ２８によって加熱された厨芥屑が混合された
発酵材Ａは、次第に発酵し、厨芥屑は主として炭酸ガス
と水に分解され、蒸発して排気の出口４２を通り、触媒
燃焼装置４４で臭い等が浄化されて排気口４７から外部
に排気される。

本発明の厨芥処理機は上記のように厨芥が細かく粉砕さ
れたものが、発酵材Ａと混合されて処理されるので厨芥
屑の分解処理時間の短縮化が図れると共に、貝殻２発泡
スチロール、卯の殻等を誤って投入しても細かく粉砕し
て処理することができる。

第３図は本発明の厨芥処理機の他の実施例の構成を示す
要部断面図であり、粉砕室を上部に発酵室を下部にした
縦型のものである。

第１図の本発明の厨芥処理機の一実施例の構成と相違す
る箇所を説明すると、粉砕用回転板８の下部に排水受け
ｌｌａが設けられ、粉砕物（屑）と水分は排８０１９か
ら、排出管１９ａを通って発酵槽２５の中へ落ちるよう
になっている。

１ｃは粉砕槽１の下部側壁に設けられた開閉用の扉で、
扉を開いて蓋３８をとってタンク３７の中へ給水できる
ようになっている。２１ａは仕切壁である。

３５ａはタイムスイッチで所定時間ごとＶＣ（時間は可
変できるようになっている）弁４０を開いてタンク３７
の水４１を所定量発酵材Ａに全般にひろがって注水する
ようになっている。

発酵材Ａの攪拌は攪拌用／Ｘンドル５５を手動で回転す
ることによって歯車３１Ｃ１と歯車３１ｂ１とが回転し
、軸３１に固定されている攪拌翼３１ａによって行なわ
れる。

また排気は、排気の出口４２からオゾン浄化装置５３を
通り、活性炭、セラミック等の脱臭装置５４を通って浄
化脱臭されて、排気口４７から外部に排気される。

５２は過熱防止用の温度ヒユーズで、ヒータ２８の異常
過熱によって、発酵槽２５が異常に加熱された場合等電
源を切るようになっている。

この第２図のものは構造が第１図のものに比べて簡単で
ある。

発明の効果 本発明の厨芥処理機は上記のような構成であるから、澱
粉類、植物性繊維類等のものでも短時間（１／４〜１１
５程度以下の時間）で分解処理することができ、また誤
って貝殻、卵の殻９発泡スチロール等を入れても細かく
粉砕されて処理され、収納手段（発酵槽）の処理容積を
少なくしたりすることがなく場所もとらない。

そして実施例の効果としては発酵材の温度と湿度が制御
されしかも十分攪拌されているので分解処理性能がよく
、そしてまた排気が浄化されて排出するので大気汚染の
心配がない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の厨芥処理機の一実施例の構成を示す要
部断面図、第２図は本発明の厨芥処理機の一実施例の回
路図、第３図は本発明の厨芥処理機の他の実施例の構成
を示す要部断面図である。 図面中、１は粉砕槽、４は粉砕室、９は粉砕刃、１０は
固定刃、２５は発酵槽、２６は発酵室、２８は加熱ヒー
タ、３１は攪拌軸、３１ａは攪拌翼、Ａは発酵材を示す
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、厨芥を処理する厨芥処理機において、該厨芥を粉砕
   して粉砕物と水分にする粉砕手段と、該粉砕手段による
   粉砕物と水分を収納する収納手段と、該収納手段に収納
   された粉砕物、水分と発酵材とを攪拌して発酵処理する
   発酵処理手段とを備えてなることを特徴とする厨芥処理
   機。