JPH08323125A - グリスフィルター装置 - Google Patents
グリスフィルター装置Info
- Publication number
- JPH08323125A JPH08323125A JP7130588A JP13058895A JPH08323125A JP H08323125 A JPH08323125 A JP H08323125A JP 7130588 A JP7130588 A JP 7130588A JP 13058895 A JP13058895 A JP 13058895A JP H08323125 A JPH08323125 A JP H08323125A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- filter
- fitted
- filter units
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のフィルターユニットを並置して、容量
の大きなフィルター効果を発揮する場合、フィルターユ
ニット相互の隙間での空気流通を遮断して、フィルター
の通気領域で確実に油脂分を捕捉して外部環境の汚染を
防止すると共に排気ダクト内の火災発生の原因を防止す
る。また、上記隙間からの油脂分の外部流出を抑えると
共にここから室内側への油脂分の滴下流出を排除したグ
リスフィルター装置を提供する。 【構成】 長方形に構成された枠体１の内部に、フィル
ター２を嵌め込んだ複数のフィルターユニットＦ−１，
Ｆ−２を、排気ダクト３の入り口枠３Ａに嵌合並置して
いるグリスフィルター装置において、上記隣接するフィ
ルターユニットＦ−１，Ｆ−２間の隙間Ｃを閉塞するよ
うに、少なくとも隣接する一方のフィルターユニットＦ
−１の枠体１に通気遮断部材４を装備している。
の大きなフィルター効果を発揮する場合、フィルターユ
ニット相互の隙間での空気流通を遮断して、フィルター
の通気領域で確実に油脂分を捕捉して外部環境の汚染を
防止すると共に排気ダクト内の火災発生の原因を防止す
る。また、上記隙間からの油脂分の外部流出を抑えると
共にここから室内側への油脂分の滴下流出を排除したグ
リスフィルター装置を提供する。 【構成】 長方形に構成された枠体１の内部に、フィル
ター２を嵌め込んだ複数のフィルターユニットＦ−１，
Ｆ−２を、排気ダクト３の入り口枠３Ａに嵌合並置して
いるグリスフィルター装置において、上記隣接するフィ
ルターユニットＦ−１，Ｆ−２間の隙間Ｃを閉塞するよ
うに、少なくとも隣接する一方のフィルターユニットＦ
−１の枠体１に通気遮断部材４を装備している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、レストラン
等業務用排気ダクトに装着されるグリスフィルター装置
に関するものである。
等業務用排気ダクトに装着されるグリスフィルター装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種のグリスフィルター装置
は、溝部を内向きにして、長方形に構成されたチャンネ
ル形断面の枠体に、上記溝部に対して縁部を嵌合した状
態で、セラミック多孔体よりなるシート状、ステンレス
製波板状若しくは金属製メッシュ状等のフィルターを嵌
め込んだフィルターユニットを、単体又は複数個、排気
ダクトの入口枠に嵌合並置しており、ファンを駆動し
て、排気ダクトから外部に、厨房などの室内空気を排気
する際に、空気中の油脂分をフィルターに捕捉し、排気
ダクトに設けた油脂回収部に誘導、回収するものであ
る。
は、溝部を内向きにして、長方形に構成されたチャンネ
ル形断面の枠体に、上記溝部に対して縁部を嵌合した状
態で、セラミック多孔体よりなるシート状、ステンレス
製波板状若しくは金属製メッシュ状等のフィルターを嵌
め込んだフィルターユニットを、単体又は複数個、排気
ダクトの入口枠に嵌合並置しており、ファンを駆動し
て、排気ダクトから外部に、厨房などの室内空気を排気
する際に、空気中の油脂分をフィルターに捕捉し、排気
ダクトに設けた油脂回収部に誘導、回収するものであ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に、
フィルターユニットを並置した場合、排気ダクトの入り
口枠やフィルターユニットの枠体の僅かな製作誤差など
で、隣接するフィルターユニットの枠体の間に若干の隙
間が生じていると、上記隙間がフィルターを経由するよ
りも空気抵抗が低いという関係で、可成りの空気が、直
接、排気ダクトに流れ込み、外部への排気を汚損する虞
があるばかりでなく、排気ダクト内に油脂分が付着して
火災の原因となる危険性を増大させる。また、上記隙間
を透過する空気中の油脂分が枠体に付着し、フィルター
ユニットの外側に流出し、不潔に見えると共に、これが
室内に滴下して、汚損の原因となる虞があり、環境衛生
上好ましくない。
フィルターユニットを並置した場合、排気ダクトの入り
口枠やフィルターユニットの枠体の僅かな製作誤差など
で、隣接するフィルターユニットの枠体の間に若干の隙
間が生じていると、上記隙間がフィルターを経由するよ
りも空気抵抗が低いという関係で、可成りの空気が、直
接、排気ダクトに流れ込み、外部への排気を汚損する虞
があるばかりでなく、排気ダクト内に油脂分が付着して
火災の原因となる危険性を増大させる。また、上記隙間
を透過する空気中の油脂分が枠体に付着し、フィルター
ユニットの外側に流出し、不潔に見えると共に、これが
室内に滴下して、汚損の原因となる虞があり、環境衛生
上好ましくない。
【０００４】
【発明の目的】本発明は、上記事情に基づいてなされた
もので、その目的とするところは、複数のフィルターユ
ニットを並置して、容量の大きなフィルター効果を発揮
する場合、フィルターユニット相互の隙間での空気流通
を遮断して、フィルターの通気領域で確実に油脂分を捕
捉すると共に排気ダクト内に油脂分が付着することを防
止する。また、上記隙間から油脂分の外部流出を抑える
と共に、ここから室内側への油脂分の流出滴下を排除し
たグリスフィルター装置を提供するにある。
もので、その目的とするところは、複数のフィルターユ
ニットを並置して、容量の大きなフィルター効果を発揮
する場合、フィルターユニット相互の隙間での空気流通
を遮断して、フィルターの通気領域で確実に油脂分を捕
捉すると共に排気ダクト内に油脂分が付着することを防
止する。また、上記隙間から油脂分の外部流出を抑える
と共に、ここから室内側への油脂分の流出滴下を排除し
たグリスフィルター装置を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決
するための手段を実施例に対応する図を参照して説明す
る。すなわち、請求項１の発明は、枠体１の内部に、フ
ィルター２を嵌め込んだ複数のフィルターユニットＦ−
１，Ｆ−２を、排気ダクト３の入り口枠３Ａに嵌合並置
しているグリスフィルター装置において、上記隣接する
フィルターユニットＦ−１，Ｆ−２間の隙間Ｃを閉塞す
るように、少なくとも隣接する一方のフィルターユニッ
トＦ−１の枠体１に通気遮断部材４、１４を装備したこ
とを特徴としている。
するための手段を実施例に対応する図を参照して説明す
る。すなわち、請求項１の発明は、枠体１の内部に、フ
ィルター２を嵌め込んだ複数のフィルターユニットＦ−
１，Ｆ−２を、排気ダクト３の入り口枠３Ａに嵌合並置
しているグリスフィルター装置において、上記隣接する
フィルターユニットＦ−１，Ｆ−２間の隙間Ｃを閉塞す
るように、少なくとも隣接する一方のフィルターユニッ
トＦ−１の枠体１に通気遮断部材４、１４を装備したこ
とを特徴としている。
【０００６】また、請求項２の発明は、図１乃至図５の
第１の実施例に示すように、上記と同様のグリスフィル
ター装置において、隣接する一方のフィルターユニット
Ｆ−１の枠体１の側枠１Ａの裏面部に帯板状の通気遮断
部材４を突設し、隣接する他方のフィルターユニットＦ
−２の枠体１の側枠１Ａの裏面部を前記通気遮断部材４
の前面に当接することを特徴としている。
第１の実施例に示すように、上記と同様のグリスフィル
ター装置において、隣接する一方のフィルターユニット
Ｆ−１の枠体１の側枠１Ａの裏面部に帯板状の通気遮断
部材４を突設し、隣接する他方のフィルターユニットＦ
−２の枠体１の側枠１Ａの裏面部を前記通気遮断部材４
の前面に当接することを特徴としている。
【０００７】また、請求項３の発明は、図６及び図７の
第２の実施例に示すように、上記と同様のグリスフィル
ター装置において、隣接する一方及び他方のフィルター
ユニットＦ−１，Ｆ−２の枠体１の側枠１Ａに、断面Ｈ
形の通気遮断部材１４の両側開口を嵌合していることを
特徴としている。
第２の実施例に示すように、上記と同様のグリスフィル
ター装置において、隣接する一方及び他方のフィルター
ユニットＦ−１，Ｆ−２の枠体１の側枠１Ａに、断面Ｈ
形の通気遮断部材１４の両側開口を嵌合していることを
特徴としている。
【０００８】
【作用】従って、本願の各請求項の発明によれば、通気
遮断部材４あるいは１４で、隣接する一方及び他方のフ
ィルターユニットＦ−１，Ｆ−２の枠体１の隙間Ｃを塞
ぐので、排気ダクト３の入り口枠３Ａに嵌め込んだフィ
ルターユニットのフィルター領域以外での空気の流通を
完全に遮断でき、フィルターの通気領域で確実に油脂分
を捕捉すると共に排気ダクト内に油脂分が付着すること
を防止する。また、間隙Ｃからの外部流出を抑えると共
にここから室内側への油脂分の流出及び滴下を排除でき
る。
遮断部材４あるいは１４で、隣接する一方及び他方のフ
ィルターユニットＦ−１，Ｆ−２の枠体１の隙間Ｃを塞
ぐので、排気ダクト３の入り口枠３Ａに嵌め込んだフィ
ルターユニットのフィルター領域以外での空気の流通を
完全に遮断でき、フィルターの通気領域で確実に油脂分
を捕捉すると共に排気ダクト内に油脂分が付着すること
を防止する。また、間隙Ｃからの外部流出を抑えると共
にここから室内側への油脂分の流出及び滴下を排除でき
る。
【０００９】請求項２の発明では、通気遮断部材４を有
する一方のフィルターユニットＦ−１を排気ダクト３の
入り口枠３Ａに嵌め込んだ後に、他方のフィルターユニ
ットＦ−２を嵌め込めば良く、その装着と取り外しが便
利である。
する一方のフィルターユニットＦ−１を排気ダクト３の
入り口枠３Ａに嵌め込んだ後に、他方のフィルターユニ
ットＦ−２を嵌め込めば良く、その装着と取り外しが便
利である。
【００１０】請求項３の発明では、一方及び他方のフィ
ルターユニットＦ−１，Ｆ−２の枠体１の隙間Ｃが、通
気遮断部材１４の前後の板片により２重に閉鎖されて気
密性が良好であり、また隙間Ｃ内の油脂分は、通気遮断
部材１４の両側開口内を通って確実に油脂回収器８内に
回収される。
ルターユニットＦ−１，Ｆ−２の枠体１の隙間Ｃが、通
気遮断部材１４の前後の板片により２重に閉鎖されて気
密性が良好であり、また隙間Ｃ内の油脂分は、通気遮断
部材１４の両側開口内を通って確実に油脂回収器８内に
回収される。
【００１１】
【実施例】以下、本願発明の実施例を説明する。図１乃
至図５は第１の実施例を示すもので、このグリスフィル
ター装置は、図１に示すように、排気ダクト３の入り口
枠３Ａに、複数のフィルターユニットＦ−１，Ｆ−２
を、嵌合並置している。各フィルターユニットＦ−１，
Ｆ−２は、長方形に構成された枠体１の内部に、フィル
ター２を嵌め込んだ構成であり、枠体１は、両側枠１Ａ
と上下枠１Ｂ，１Ｃと中枠１Ｄとからなり、各枠は溝部
１Ｅを内向きにしたチャンネル形断面をなし、中枠１Ｄ
の左右の開口内にセラミック多孔体よりなるシート状、
ステンレス製波板状若しくは金属製メッシュ状等のフィ
ルター２を嵌め込んで固定している。下枠１Ｃの底部に
は、油脂流出用の孔１Ｆが設けられている。また、両側
枠１Ａには、環状の把手５が形成されている。
至図５は第１の実施例を示すもので、このグリスフィル
ター装置は、図１に示すように、排気ダクト３の入り口
枠３Ａに、複数のフィルターユニットＦ−１，Ｆ−２
を、嵌合並置している。各フィルターユニットＦ−１，
Ｆ−２は、長方形に構成された枠体１の内部に、フィル
ター２を嵌め込んだ構成であり、枠体１は、両側枠１Ａ
と上下枠１Ｂ，１Ｃと中枠１Ｄとからなり、各枠は溝部
１Ｅを内向きにしたチャンネル形断面をなし、中枠１Ｄ
の左右の開口内にセラミック多孔体よりなるシート状、
ステンレス製波板状若しくは金属製メッシュ状等のフィ
ルター２を嵌め込んで固定している。下枠１Ｃの底部に
は、油脂流出用の孔１Ｆが設けられている。また、両側
枠１Ａには、環状の把手５が形成されている。
【００１２】上記のフィルターユニットＦ−１，Ｆ−２
が嵌合並置されるグリスフィルター装置は、側面視で、
倒立台形状をなした排気ダクト３を備え、少なくともそ
の正面側には、長方形額縁状の入り口枠３Ａが開口して
おり、また、排気ダクト３の内側には、入り口枠３Ａ内
の下部に対応して、フィルターユニットを支持するため
のフィルター受６が装着され、フィルター受６の下部に
はオイルパン７が設けられている。このオイルパン７の
外底部には、油脂回収器８が取り付けてある。排気ダク
ト３の側板の内面には、フィルターユニットＦ−１，Ｆ
−２の背面に沿ってこれが内方に倒れないように支持す
る突起が形成され、フィルターユニットＦ−１，Ｆ−２
の上部の前面が入り口枠３Ａの背部に当接保持されてい
る。
が嵌合並置されるグリスフィルター装置は、側面視で、
倒立台形状をなした排気ダクト３を備え、少なくともそ
の正面側には、長方形額縁状の入り口枠３Ａが開口して
おり、また、排気ダクト３の内側には、入り口枠３Ａ内
の下部に対応して、フィルターユニットを支持するため
のフィルター受６が装着され、フィルター受６の下部に
はオイルパン７が設けられている。このオイルパン７の
外底部には、油脂回収器８が取り付けてある。排気ダク
ト３の側板の内面には、フィルターユニットＦ−１，Ｆ
−２の背面に沿ってこれが内方に倒れないように支持す
る突起が形成され、フィルターユニットＦ−１，Ｆ−２
の上部の前面が入り口枠３Ａの背部に当接保持されてい
る。
【００１３】さらに、複数のフィルターユニットＦ−
１，Ｆ−２間の隙間Ｃを閉塞するように、少なくとも、
排気ダクト３の内側において、通気遮断部材４を装備し
ている。第１の実施例では、この通気遮断部材４は、ス
テンレス等の金属又はプラスチックの帯板状の部材より
なり、一方のフィルターユニットＦ−１の金属枠体１の
側枠１Ａの裏面部にその半部が溶着等により固定されて
枠体１の略全縦幅にわたり耳状に突設され、隣接する他
方のフィルターユニットＦ−２の枠体１の側枠１Ａの裏
面部が前記通気遮断部材４の前面に当接して、隙間Ｃを
閉鎖している。
１，Ｆ−２間の隙間Ｃを閉塞するように、少なくとも、
排気ダクト３の内側において、通気遮断部材４を装備し
ている。第１の実施例では、この通気遮断部材４は、ス
テンレス等の金属又はプラスチックの帯板状の部材より
なり、一方のフィルターユニットＦ−１の金属枠体１の
側枠１Ａの裏面部にその半部が溶着等により固定されて
枠体１の略全縦幅にわたり耳状に突設され、隣接する他
方のフィルターユニットＦ−２の枠体１の側枠１Ａの裏
面部が前記通気遮断部材４の前面に当接して、隙間Ｃを
閉鎖している。
【００１４】上記のフィルターユニットを排気ダクトの
入り口枠３Ａに取り付けるためには、通気遮断部材４が
突設された一方のフィルターユニットＦ−１を取り付け
た後に、他方のフィルターユニットＦ−２を取り付ける
ようにすれば良い。
入り口枠３Ａに取り付けるためには、通気遮断部材４が
突設された一方のフィルターユニットＦ−１を取り付け
た後に、他方のフィルターユニットＦ−２を取り付ける
ようにすれば良い。
【００１５】図６及び図７は、第２の実施例を示すもの
で、この実施例では、上記のような通気遮断部材に代え
て、断面Ｈ形の通気遮断部材１４を用いている。この通
気遮断部材１４は、その両側開口に、予め、一方及び他
方のフィルターユニットＦ−１，Ｆ−２の対向する側枠
１Ａを嵌合してから、排気ダクトの入り口枠３Ａに取り
付けるものである。通気遮断部材１４は、一方のフィル
ターユニットＦ−１の側枠１Ａに予め溶着等により嵌合
固着させておくようにしても、両フィルターユニットと
は分離された構造とし、取付け時に両フィルターユニッ
トの側枠１Ａを嵌挿させるようにしてもよい。
で、この実施例では、上記のような通気遮断部材に代え
て、断面Ｈ形の通気遮断部材１４を用いている。この通
気遮断部材１４は、その両側開口に、予め、一方及び他
方のフィルターユニットＦ−１，Ｆ−２の対向する側枠
１Ａを嵌合してから、排気ダクトの入り口枠３Ａに取り
付けるものである。通気遮断部材１４は、一方のフィル
ターユニットＦ−１の側枠１Ａに予め溶着等により嵌合
固着させておくようにしても、両フィルターユニットと
は分離された構造とし、取付け時に両フィルターユニッ
トの側枠１Ａを嵌挿させるようにしてもよい。
【００１６】上記第１及び第２の実施例において、通気
遮断部材４もしくは１４は、相手側のフィルターユニッ
トの枠体１に接触する部分に対して機密性を高めるため
に、それ自体で、あるいは、他部材を装着することで、
弾性接触面を構成することができる。
遮断部材４もしくは１４は、相手側のフィルターユニッ
トの枠体１に接触する部分に対して機密性を高めるため
に、それ自体で、あるいは、他部材を装着することで、
弾性接触面を構成することができる。
【００１７】第１及び第２の実施例の構成では、各フィ
ルターユニットＦ−１，Ｆ−２を入り口枠３Ａの内側に
嵌合並置した状態で、通気遮断部材４あるいは１４で、
隣接するフィルターユニットの枠体１の隙間Ｃを塞ぐの
で、フィルターユニットのフィルター領域以外での空気
の流通を完全に遮断でき、フィルター２の通気領域で、
確実に油脂分を捕捉すると共に排気ダクト３内に油脂分
が入り付着することを防止する。また、隙間Ｃから油脂
分の外部流出を抑えると共に、ここから室内側への油脂
分の滴下流出を排除できる。
ルターユニットＦ−１，Ｆ−２を入り口枠３Ａの内側に
嵌合並置した状態で、通気遮断部材４あるいは１４で、
隣接するフィルターユニットの枠体１の隙間Ｃを塞ぐの
で、フィルターユニットのフィルター領域以外での空気
の流通を完全に遮断でき、フィルター２の通気領域で、
確実に油脂分を捕捉すると共に排気ダクト３内に油脂分
が入り付着することを防止する。また、隙間Ｃから油脂
分の外部流出を抑えると共に、ここから室内側への油脂
分の滴下流出を排除できる。
【００１８】
【発明の効果】本願の各請求項の発明では、複数の隣接
するフィルターユニット間の隙間を閉塞するように、通
気遮断部材を装備したので、容量の大きなフィルター効
果を発揮する場合、フィルターユニット相互の隙間での
空気流通を遮断して、フィルターの通気領域で確実に油
脂分を捕捉して外気への油脂分の排出を防止すると共に
排気ダクト内に油脂分が付着して火災の原因となる危険
を防止できる。また、上記隙間からの油脂分の外部流出
を抑えることが出来、ここから室内側への油脂分の滴下
流出を排除することができる。従って、外部環境を汚染
させることがなく、作業環境も清浄となる。
するフィルターユニット間の隙間を閉塞するように、通
気遮断部材を装備したので、容量の大きなフィルター効
果を発揮する場合、フィルターユニット相互の隙間での
空気流通を遮断して、フィルターの通気領域で確実に油
脂分を捕捉して外気への油脂分の排出を防止すると共に
排気ダクト内に油脂分が付着して火災の原因となる危険
を防止できる。また、上記隙間からの油脂分の外部流出
を抑えることが出来、ここから室内側への油脂分の滴下
流出を排除することができる。従って、外部環境を汚染
させることがなく、作業環境も清浄となる。
【００１９】請求項２の発明では、通気遮断部材４を有
する一方のフィルターユニットＦ−１を排気ダクト３の
入り口枠３Ａに嵌め込んだ後に、他方のフィルターユニ
ットＦ−２を嵌め込めば良く、その装着と取り外しが便
利である。
する一方のフィルターユニットＦ−１を排気ダクト３の
入り口枠３Ａに嵌め込んだ後に、他方のフィルターユニ
ットＦ−２を嵌め込めば良く、その装着と取り外しが便
利である。
【００２０】請求項３の発明では、一方及び他方のフィ
ルターユニットＦ−１，Ｆ−２の枠体１の隙間Ｃが、通
気遮断部材１４の前後の板片により２重に閉鎖されて気
密性が良好であり、また隙間Ｃ内の油脂分は、通気遮断
部材１４の両側開口内を通って確実に油脂回収器内に回
収される。
ルターユニットＦ−１，Ｆ−２の枠体１の隙間Ｃが、通
気遮断部材１４の前後の板片により２重に閉鎖されて気
密性が良好であり、また隙間Ｃ内の油脂分は、通気遮断
部材１４の両側開口内を通って確実に油脂回収器内に回
収される。
【図１】本願発明の第１の実施例を示す斜視図である。
【図２】同じく、縦断側面図である。
【図３】同じく、フィルターユニットの正面図（Ａ）と
側面図（Ｂ）である。
側面図（Ｂ）である。
【図４】同じく、フィルターユニットの裏面側から見た
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図５】同じく、フィルターユニットの取付状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図６】本願発明の第２の実施例に係るフィルターユニ
ットの裏面側から見た分解斜視図である。
ットの裏面側から見た分解斜視図である。
【図７】同じく、フィルターユニットの取付状態を示す
断面図である。
断面図である。
１ 枠体、１Ａ 側枠、１Ｂ 上枠、１Ｃ 下
枠、１Ｄ 中枠、１Ｅ 溝部、１Ｆ 孔 ２ フィルター ３ 排気ダクト、３Ａ 入り口枠 ４，１４ 通気遮断部材 ５ 把手 ６ フィルター受 ７ オイルパン ８ 油脂回収器 Ｆ−１、Ｆ−１ フィルターユニット Ｃ 隙間
枠、１Ｄ 中枠、１Ｅ 溝部、１Ｆ 孔 ２ フィルター ３ 排気ダクト、３Ａ 入り口枠 ４，１４ 通気遮断部材 ５ 把手 ６ フィルター受 ７ オイルパン ８ 油脂回収器 Ｆ−１、Ｆ−１ フィルターユニット Ｃ 隙間
Claims (3)
- 【請求項１】 枠体の内部に、フィルターを嵌め込んだ
複数のフィルターユニットを、排気ダクトの入り口枠に
嵌合並置しているグリスフィルター装置において、上記
隣接するフィルターユニット間の隙間を閉塞するよう
に、少なくとも隣接する一方のフィルターユニットの枠
体に通気遮断部材を装備したことを特徴とするグリスフ
ィルター装置。 - 【請求項２】 枠体の内部に、フィルターを嵌め込んだ
複数のフィルターユニットを、排気ダクトの入り口枠に
嵌合並置しているグリスフィルター装置において、隣接
する一方のフィルターユニットの枠体の側枠の裏面部に
帯板状の通気遮断部材を突設し、隣接する他方のフィル
ターユニットの枠体の側枠の裏面部を前記通気遮断部材
の前面に当接することを特徴とするグリスフィルター装
置。 - 【請求項３】 枠体の内部に、フィルターを嵌め込んだ
複数のフィルターユニットを、排気ダクトの入り口枠に
嵌合並置しているグリスフィルター装置において、隣接
する一方及び他方のフィルターユニットの枠体の側枠
に、断面Ｈ形の通気遮断部材の両側開口を嵌合している
ことを特徴とするグリスフィルター装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7130588A JP2710584B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | グリスフィルター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7130588A JP2710584B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | グリスフィルター装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08323125A true JPH08323125A (ja) | 1996-12-10 |
| JP2710584B2 JP2710584B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=15037803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7130588A Expired - Fee Related JP2710584B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | グリスフィルター装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2710584B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001098715A1 (de) * | 2000-05-02 | 2001-12-27 | Siegenia-Frank Kg | Lüftungsvorrichtung |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63147628U (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-29 | ||
| JPH0632168U (ja) * | 1992-10-05 | 1994-04-26 | 株式会社東洋シート | 車両用シート装置 |
-
1995
- 1995-05-29 JP JP7130588A patent/JP2710584B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63147628U (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-29 | ||
| JPH0632168U (ja) * | 1992-10-05 | 1994-04-26 | 株式会社東洋シート | 車両用シート装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001098715A1 (de) * | 2000-05-02 | 2001-12-27 | Siegenia-Frank Kg | Lüftungsvorrichtung |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2710584B2 (ja) | 1998-02-10 |
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