JPH0832292B2 - 天井埋込形空気清浄機 - Google Patents

天井埋込形空気清浄機

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JPH0832292B2
JPH0832292B2 JP2334678A JP33467890A JPH0832292B2 JP H0832292 B2 JPH0832292 B2 JP H0832292B2 JP 2334678 A JP2334678 A JP 2334678A JP 33467890 A JP33467890 A JP 33467890A JP H0832292 B2 JPH0832292 B2 JP H0832292B2
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徹 松本
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は天井埋込形空気清浄機に関し、より詳細には
天井空間内に配置される下向きに開放されたケーシング
と、ケーシングの内部に収容される複数個の集塵エレメ
ントとを備えたものに関する。
<従来技術> 一般にこの種の空気清浄機は、例えば実公昭64−3466
号公報に開示されている。その構造では、天井空間を区
画する天井板の開口縁に固定される外枠と、外枠内に開
閉自在に配置される吸込グリルと、吸込グリルに対向し
て上記天井空間内に配置される下向きに開放されたケー
シングと、ケーシングの内部に収容される複数個の集塵
エレメントとを備えている。
そして上記複数個の集塵エレメントは、ケーシング内
に設けられた収容空間に個別に着脱自在に収容されてい
た。
<発明が解決しようとする課題> このように上記空気清浄機においては、上記複数個の
集塵エレメントが、ケーシング内に設けられた収容空間
に個別に着脱自在に収容されていたので、集塵エレメン
トを交換する際には、脚立を登って1つの集塵エレメン
トを取り外し、一旦脚立の下に降りて回収した集塵エレ
メントを所定の場所に配置し、さらに残りの集塵エレメ
ントを回収するまで脚立の登り降りを繰り返していた。
そのため集塵エレメントのメンテナンス作業に多くの手
間が必要であった。
また一人が脚立の上で集塵エレメントの取り外し作業
をし、別の一人が脚立の下から回収された集塵エレメン
トを運ぶという方法も考えられるが、その方法では人手
がかかるため好ましくない。
さらに空気清浄機の直下にロッカー等の家具が配置さ
れている場合、集塵エレメントの回収が困難な場合があ
る。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、複数
個の集塵エレメントの1回でメンテナンス可能に変位す
ることのできる改良された天井埋込形空気清浄機を提供
することを目的としている。
<課題を解決するための手段> 上記課題を解決するために本件請求項1記載の天井埋
込形空気清浄機は、天井空間を区画する天井板の開口縁
に固定される外枠と、外枠内に開閉自在に配置される吸
込グリルと、吸込グリルに対向して上記天井空間内に配
置される下向きに開放されたケーシングと、ケーシング
の内部に収容される複数個の集塵エレメントとを備えた
天井埋込形空気清浄機において、上記ケーシング内に、
上記複数個の集塵エレメントを個別に着脱自在に収容す
るエレメントフレームと、エレメントフレームを、上記
ケーシング内にある装着位置と上記ケーシングから上記
外枠内を通して外部に露出することにより各集塵エレメ
ントをメンテナンス可能なメンテナンス位置とに変位で
きるように支持する支持機構とを設け、上記支持機構
は、上記装着位置とメンテナンス位置との間で死点が切
り換わることにより、上記エレメントフレームを装着位
置にロック可能なトグル機構を構成していることを特徴
とする天井埋込形空気清浄機である。
また、本件請求項2記載の天井埋込形空気清浄機にお
ける上記支持機構は、上記エレメントフレームがメンテ
ナンス位置において、各集塵エレメントを斜めに開放す
る姿勢に変位させるものである。
<作用> 請求項1記載の発明によれば、エレメントフレームを
外枠内を通してメンテナンス位置に変位させることによ
り、エレメントフレームは、ケーシングの外部に露出
し、複数個の集塵エレメントを1回の変位作業で全てメ
ンテナンス可能に変位させることができる。しかも、運
転時における装着位置とメンテナンス時におけるメンテ
ナンス位置との間で死点が切り換わるトグル機構を構成
する支持機構によって上記エレメントフレームが支持さ
れているので、何等ロック機構を用いることなくエレメ
ントフレームを装着位置にロックすることができる。
また、請求項2記載の発明によれば、エレメントフレ
ームが傾斜した状態で各集塵エレメントを斜めに開放す
る。
<実施例> 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明す
る。
第1図に示すように本発明の一実施例を示す空気清浄
機は、天井空間1を区画する天井板2に固定されている
外枠3を備えている。
外枠3は、平面が概ね矩形の枠材で、周縁に吐出口4
を備えており、中央部には吸込口5を備えている。
外枠3の吸込口5には、吸込グリル6が配置されてい
る。吸込グリル6の一端部はヒンジ7を介して、外枠3
の吸込口5を区画する一端縁に矢印A方向に開閉自在に
支持されており、他端部が止具8を介して吸込口5の他
端縁に支持されている。
外枠3の吐出口4を区画する外周縁上部には、シール
9を介して平面が八角形のハウジング10が載置されてい
る。ハウジング10はステー11により、天井板2と共に天
井空間1を区画する図示しない天井に吊り下げられてい
る。
ハウジング10の天井部12の下面は、補強板13によって
補強されている。そしてこの補強板13の中央部にはファ
ン14のモータ15が固定されており、このファン14が、ハ
ウジング10の内部に収容されている下向きに開放された
ケーシング16の天窓17を介して吸込グリル6に対向して
いる。
ケーシング16は、シール18を介して外枠3の吸込口5
を区画する周縁上端部に載置されている。そしてケーシ
ング16の内部には、エレメントフレーム19が着脱自在に
収容されており、このエレメントフレーム19内に詳しく
は後述する集塵エレメント20が例えば3個(第1図に1
個のみ図示)個別に着脱自在に収容されている。なおケ
ーシング16は碍子21に固定された陽極用電源端子22及び
イオン化用電源端子23を対応する集塵エレメント20の個
数だけ備えており、これら各電源端子22、23には、各集
塵エレメント20の陽極用接続端子24とイオン化用接続端
子25が係合している。そして図示しない電源より各電源
端子22、23に供給された電気が各接続端24、25を介して
集塵エレメント20に供給されることにより、各集塵エレ
メント20は、集塵機能を奏するように構成されている。
第2図に詳細に示すように、エレメントフレーム19は
平面が長方形の矩形の枠材で、その内部には仕切り板26
により3等分に分割された収容空間部27が形成されてい
る。そしてこの収容空間部27に対応する集塵エレメント
20(第2図に1個のみ図示)が配置されていると共に、
詳しくは後述するように、各集塵エレメント20をケーシ
ング16内に収めて、集塵機能を奏するための装着位置
(第1図および第8図参照)と、ケーシング16の外部に
露出することにより、各集塵エレメント20をメンテナン
スするためのメンテナンス位置(第9図参照)とに変位
可能に構成されている。
各集塵エレメント20を個別に着脱自在にするために、
エレメントフレーム19の下端縁の、各収容空間部27に対
応するところには、長手方向に対し直角に向かい合う第
1の止具28aと第2の止具28bが配設されている。
第1の止具28aは、平面が長円形に形成されており、
その基端部がビス29で回動自在にエレメントフレーム19
の下端に支持されている。そして他端部をビス29を中心
に回動させることにより、集塵エレメント20の下面に係
合、離脱できるように構成されている。
第2の止具28bは、長方形の基板30と、基板30に対し
斜めに延びた姿勢で回動自在に支持される係合子31と、
係合子31を軸支するビス32と、ビス32に共締めされてい
る巻きばね33と、巻きばね33及び係合子31の基端部を覆
うカバー34と、カバー34及び基板30をエレメントフレー
ム19の下端縁に共締めするビス32aとを備えている。
基板30には係止部35が切り起こされており、この係止
部35に係合子31の基端部が係止することにより、係合子
31の突出方向への回動位置が規制されている。また係合
子31の自由端側には止部36が一体に形成されている。
巻きばね33は、一端部33aと他端部33bを備えている。
そして一端部33aが係合子31の止部36に係合し、他端部3
3bが係止部35に係合することにより、係合子31を突出方
向へ付勢している。
集塵エレメント20を収容空間部27内に収容するには、
先ず第1の止具28aが収容空間部27を開放した状態で、
第2の止具28bの係合子31を、止部36から巻きばね33の
弾性力に抗して指で押え込む。次に集塵エレメント20を
収容した後、係合子31を押さえていた指を離し、最後に
第1の止具28aを集塵エレメント20の下面に係合させ
る。
エレメントフレーム19を回動自在に支持するために、
エレメントフレーム19の一端部上面には、長手方向に対
をなす突起37(1個のみ図示)が固定されており、各突
起37にはスライダ38の基端部が、回動軸としての段付ボ
ルト39により回動自在に支持される。
スライダ38は、図示の通り組立状態(第1図)におい
てエレメントフレーム19の長手方向に対し直角に延びる
長尺の板金部材で、その自由端部には、下方へ突出する
張出し部40が一体に形成されている。そしてスライダ38
には長手方向に延びる摺動溝41と、摺動溝41に連続して
張出し部40内に穿設される離脱孔42とが形成されてい
る。そしてこの摺動溝41には支点軸としての段付ボルト
43が摺動自在に嵌合しており、この段付ボルト43は、第
1図で説明したケーシング16に固定されている。
段付ボルト43はフランジ状頭部44(第2図にのみ図
示)を一体に備えており、このフランジ状頭部44は、ス
ライダ38の離脱孔42を介してのみ着脱できる寸法に設定
されている。
さらにエレメントフレーム19を回動自在に支持するた
めに、エレメントフレーム19の他端部側面には、掛金45
が、長手方向に対をなして(第2図に1個のみ図示)固
定されている。
第3図及び第4図に示すように、掛金45はフック状の
板金部材で、本体45aに対し直角に屈曲する固定部45bを
一体に備えている。
本体45aは下向きに開く係合溝46を備えており、本体4
5aは、この係合溝46を介して、第1図で説明したケーシ
ング16に固定された支持軸47に着脱及び回動自在に支持
されている。そしてこの支持軸47と、段付ボルト39及び
段付ボルト43とがそれぞれ支点を構成することにより、
第1図の状態と第9図の状態との間で死点が切り換わっ
て、エレメントフレーム19を上記装着位置にロックする
ためのトグル機構を構成している。
さらに本実施例においては、第3図に示すように、後
述するエレメントフレーム19の回動時に掛金45が支持軸
47から脱落するのを阻止する突起部48が、係合溝46の下
端部に一体に形成されている。
第4図に示すように、固定部45bには、上下に対向す
る1対のビス孔49が穿設されており、このビス孔49を通
る図示しないビスにより、エレメントフレーム19の他端
部側面に掛金45が一体的に固定される。
第5図ないし第7図に詳細に示すように、エレメント
フレーム19の上側には、アングル枠構造のフィルタ枠50
がボルト51により固定されており、フィルタ枠50には脱
臭フィルタ52(第7図にのみ図示)がエレメントフレー
ム19に対向する姿勢で収容されている。
フィルタ枠50には、下方へ延びる脚部53が四隅に一体
に設けられており、この脚部53が上記ボルト51によりエ
レメントフレーム19に一体的に固定されている。そして
その結果、第6図に示すように、脱臭フィルタ52と上記
集塵エレメント20とは、上記集塵エレメント20を通過し
た空気が拡散するための空間54を両者の間に形成した状
態で、一体枠組構造を構成している。
第7図に詳細に示すように、フィルタ枠50の下縁に
は、脱臭フィルタ52の下縁を支持する内向きフランジ55
が一体に形成されている。
フィルタ枠50の幅Wは、脱臭フィルタ52の幅よりも若
干広く形成されており、脱臭フィルタ52の側端面とフィ
ルタ枠50の内側面との間には、例えばポリウレタン等の
弾性クッション56が介装されている。これにより第7図
の実線で示す脱臭フィルタ52の装着状態においては、弾
性クッション56の弾性力により脱臭フィルタ52はフィル
タ枠50の内側面との間で挾持される。
脱臭フィルタ52を交換する場合には、矢印Xで示すよ
うに脱臭フィルタ52を反弾性クッション52側から弾性ク
ッション52側へ向かい押圧し、次に矢印Yで示すように
内向きフランジ55の内側から下側へ落とすことにより、
2点鎖線で示す姿勢に傾けて取り出せばよい。
次に動作を説明する。
第1図に示す通常の使用状態においては、ファン14を
モータ15が回転させると、吸込グリル6の吸込口5から
空気が内部へ吸引される。さらに内部へ吸引された空気
は、集塵エレメント20から空間54を介して脱臭フィルタ
52を通り、ファン14によってケーシング16の天窓17から
ハウジング10内に至り、さらに第8図に示すように外枠
3の吐出口4から室内に戻される。
上述した実施例においては、空気吸入源であるファン
14と集塵エレメント20との間に脱臭フィルタ52を配置
し、この脱臭フィルタ52と集塵エレメント20とを一体枠
組構造にすると共に、脱臭フィルタ52と集塵エレメント
20との間に、集塵エレメント20を通過した空気を拡散さ
せる空間54を形成しているので、集塵フィルタ20を通過
した空気が空間54内で拡散充満し、一部が脚部53の間か
らケーシング16内に溢れた状態で脱臭フィルタ52を概ね
均等に通過する。このため脱臭フィルタ52を通過する空
気の通過抵抗が小さくなり、振動や騒音も著しく低減す
る。しかも脱臭フィルタ52が局部的に汚れることがな
く、脱臭フィルタ52全体をムラなく使用することができ
るので、脱臭フィルタ52の寿命が延び、メンテナンス作
業を行なう回数も減少する。
次に集塵エレメント20を全て交換したい場合、先ず止
具8を外して吸込グリル6を矢印A方向へ回動させ、外
枠3の吸込口5を開放する。次にエレメントフレーム19
を手で支え、矢印Bで示すように、支持軸47を中心に下
方へ回動させると、回動軸としての段付ボルト39が支持
軸47を中心に下方へ回動すると共に、この段付ボルト39
を中心とし、支点軸としての段付ボルト43を支点として
スライダ38が上方へ回動する。これにより第9図にも示
すように、エレメントフレーム19が矢印B方向に回動し
て傾斜した状態で下方へ下ろされ、段付ボルト39が死点
を通過した後は、エレメントフレーム19のロック状態が
解除される。そして段付ボルト43のフランジ頭部44をス
ライダ38の離脱孔42から外し、掛金45を支持軸47から外
すことにより、エレメントフレーム19を1回の作業で取
り外すことができる。
上述した実施例においては、支持機構としての支持軸
47や段付ボルト43を採用することにより、内部に複数個
の集塵エレメント20を収容したエレメントフレーム19を
ケーシング16から外枠3内を通して着脱できるようにし
ているので、1回の作業で全ての集塵エレメント20をメ
ンテナンス可能に開放し、さらには、エレメントフレー
ム19から取り外して交換することができる。従ってメン
テナンス作業の効率が大幅に向上し、労力も軽減する。
しかも上述した実施例においては、エレメントフレー
ム19の一端部に掛金45を固定し、他端部に段付ボルト39
を介してスライダ38を回動自在に支持すると共に、支持
機構として掛金45を着脱及び回動自在に支持する支持軸
47と、スライダ38を回動自在、摺動自在、及び着脱自在
に支持する段付ボルト43を採用しているので、第9図に
示すようにエレメントフレーム19を傾斜させた状態でケ
ーシング16から取り出すことができる。従って空気清浄
機の直下に家具57等が配置されているために集塵エレメ
ント20を取り外すための作業空間が十分に確保できない
場合でも、効率よくエレメントフレーム19または集塵エ
レメント20を取り外し、メンテナンス作業の効率化を図
ることができる。
しかも上述した実施例においては、支点軸である段付
ボルト43が、段付ボルト39及び支持軸47と共にエレメン
トフレームロック用トグル機構を構成しているので、何
等ロック機構を用いることなくエレメントフレーム19を
上記装着位置にロックすることができる。従って操作性
が特に向上し、さらには、装置が単純化するので生産が
容易化し、しかも製造コストも低減する。
さらに上述した実施例においては、エレメントフレー
ム19が回動する際に、支持軸47との係合状態が外れるの
を阻止する突起部46を掛金45の係合溝46に設けているの
で、エレメントフレーム19を取り外す際に誤って落とす
ことがない。従ってメンテナンス作業の安全性が向上す
る。
次に第1図の装着状態から集塵エレメント20を個別に
交換したい場合、先ず止具8を外して吸込グリル6を矢
印A方向へ回動させ、外枠3の吸込口5を開放する。次
に第1の止具28aを外してから第2の止具28bの係合子31
(第2図)を指で押さえ、集塵エレメント20のロック状
態を全て解除してから下方へ下ろせばよい。これにより
第10図に示すように、空気清浄機から集塵エレメント20
を個別に交換することができる。本実施例においては、
上述のような第1、第2の止具28a、28bを採用すること
により、メンテナンス位置にあるエレメントフレーム19
(第9図)からも個別に着脱することができることはも
ちろん、室内のレイアウト等に応じて、集塵エレメント
20を装着位置にあるエレメントフレーム19(第10図)か
らも個別に着脱することができるので、使い勝手がよく
なるという利点がある。
なお本発明を具体化するに当たり、特許請求の範囲内
で種々の設計変更が認められることはいうまでもない。
<発明の効果> 以上説明したように本件請求項1記載の発明によれ
ば、トグル機構を構成する支持機構を採用することによ
り、1回の変位作業で全ての集塵エレメントをメンテナ
ンス可能にケーシングの外部に露出させ、交換すること
ができる。従ってメンテナンス作業の効率が大幅に向上
し、労力も軽減する。しかも、何等ロック機構を用いる
ことなくエレメントフレームをロックすることができる
結果、操作性が特に向上し、さらには製造コストも低減
する。
また、本件請求項2記載の発明によれば、エレメント
フレームが傾斜した状態で各集塵エレメントを斜めに開
放することができるので、空気清浄機の直下に家具等が
配置されているために集塵エレメントを取り外すための
作業空間が充分に確保できない場合でも、上記家具等を
避けて集塵エレメントを着脱することが可能になる結
果、効率よくエレメントフレームを取外し、メンテナン
ス作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面略図、 第2図は第1図の実施例におけるエレメントフレームの
分解斜視図、 第3図は第1図の実施例における掛金の正面図、 第4図は第3図の掛金の側面図、 第5図は第1図の実施例におけるエレメントフレームと
フィルタ枠の分解斜視図、 第6図は第5図のエレメントフレームとフィルタを組み
立てた状態を示す斜視図、 第7図は第6図におけるエレメントフレームとフィルタ
の断面略図、 第8図〜第10図は第1図の実施例の使用状態を示す斜視
図である。 1……天井空間、2……天井板、3……外枠、6……吸
込グリル、16……ケーシング、19……エレメントフレー
ム、20……集塵エレメント、38……スライダ、39……段
付ボルト(回動軸)、43……段付ボルト(支点軸)(支
持機構)、47……支持軸(支持機構)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井空間(1)を区画する天井板(2)の
    開口縁に固定される外枠(3)と、外枠(3)内に開閉
    自在に配置される吸込グリル(6)と、吸込グリル
    (6)に対向して上記天井空間(1)内に配置される下
    向きに開放されたケーシング(16)と、ケーシング(1
    6)の内部に収容される複数個の集塵エレメント(20)
    とを備えた天井埋込形空気清浄機において、上記ケーシ
    ング(16)内に、上記複数個の集塵エレメント(20)を
    個別に着脱自在に収容するエレメントフレーム(19)
    と、エレメントフレーム(19)を、上記ケーシング(1
    6)内にある装着位置と上記ケーシング(16)から上記
    外枠(3)内を通して外部に露出することにより各集塵
    エレメント(20)をメンテナンス可能なメンテナンス位
    置とに変位できるように支持する支持機構(38,43,45,4
    7)とを設け、上記支持機構(38,43,45,47)は、上記装
    着位置とメンテナンス位置との間で死点が切り換わるこ
    とにより、上記エレメントフレーム(19)を装着位置に
    ロック可能なトグル機構を構成していることを特徴とす
    る天井埋込形空気清浄機。
  2. 【請求項2】上記支持機構(38,43,45,47)は、上記エ
    レメントフレーム(19)がメンテナンス位置において、
    各集塵エレメントを斜めに開放する姿勢に変位させる特
    許請求項1記載の天井埋込形空気清浄機。
JP2334678A 1990-11-29 1990-11-29 天井埋込形空気清浄機 Expired - Lifetime JPH0832292B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03127640A (ja) * 1989-10-13 1991-05-30 Daikin Ind Ltd 空気清浄機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03127640A (ja) * 1989-10-13 1991-05-30 Daikin Ind Ltd 空気清浄機

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