JPH08257327A - 電気機器収納ケース - Google Patents

電気機器収納ケース

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JPH08257327A
JPH08257327A JP7063683A JP6368395A JPH08257327A JP H08257327 A JPH08257327 A JP H08257327A JP 7063683 A JP7063683 A JP 7063683A JP 6368395 A JP6368395 A JP 6368395A JP H08257327 A JPH08257327 A JP H08257327A
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JP
Japan
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ventilation port
filter
cover member
port cover
ventilation
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JP7063683A
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English (en)
Inventor
Shigemasa Miyaki
茂昌 宮木
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KYUSHU HENATSUKI KK
Original Assignee
KYUSHU HENATSUKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気機器収納ケースにおける防塵用フィルタ
の交換作業を容易に行えるようにする。 【構成】 ケース本体11の壁部に設けた換気口11A
に取付けたフィルタ挟持部材2に換気口表面パネル4の
取付板43をボルト止めする。取付板43に蝶番42を
介して換気口カバー部材41を回動自在に取付ける。換
気口カバー部材41のフィルタガイド41bに防塵用フ
ィルタ3を取付ける。蝶ボルト6を用いて換気口カバー
部材41の一端をフィルタ挟持部材2に対して固定す
る。防塵用フィルタ3を掃除または交換する際には、蝶
ボルト6を取り外し、換気口カバー部材41を開いて、
防塵用フィルタ3を取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、換気口に防塵用フィル
タが設けられた電気機器収納ケースに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】変圧器本体を空気中に露出して冷却する
乾式変圧器のような電気機器では、屋外に設置する場合
に塵埃や風雨から電気機器を保護する目的と安全性を確
保する目的のために、電気機器を電気機器収納ケースに
納めている。そして電気機器収納ケースの内部には、冷
却用の空気を流通させる必要があるため、電気機器収納
ケースのケース本体の壁部には、空気を流通させるため
の換気口が形成されており、ケース本体の内部に換気口
を通して塵埃が入り込まないようにするために、換気口
に対しては防塵用フィルタが交換可能に取付けられてい
る。
【0003】従来の電気機器収納ケースでは、防塵用フ
ィルタは図5(A)及び(B)に示すような構造で取付
けられていた。これらの図において、100はケース本
体であり、100Aはケース本体の側壁に設けられた換
気口である。101はこの換気口100Aに対して防塵
用フィルタを取付ける防塵用フィルタ取付ユニットであ
る。この防塵用フィルタ取付ユニット101は、図5
(B)に示すように複数の貫通孔103を備えて換気口
100Aを覆う換気口カバー部材102を備えている。
換気口カバー部材102の裏面側には、枠状のフィルタ
収納部を形成するフィルタガイド104が一体に設けら
れている。また換気口カバー部材102の裏面側には雌
ねじを有する4本のねじ付きボス105が固定されてい
る。106はフィルタガイド104に嵌合される防塵用
フィルタであり、107は通気性の良い網目板であり、
108は網目板107を介して防塵用フィルタ106を
換気口カバー部材102に対して取り付けるための2枚
の押圧板である。これらの部材の組立は、換気口カバー
部材102のフィルタガイド104の内側凹所にフィル
タ106を納め、網目板107で覆って、網目板107
の周辺部を2枚の押圧板108で抑え、2枚の押圧板1
08を止めねじ109によりねじ付きボス105に締め
付け固定する。このようにして構成した防塵用フィルタ
取付ユニット101は、図5(A)に示すように、ケー
ス本体100の換気口100Aを覆うようにケース本体
100に対して取付けられる。具体的には、換気口カバ
ー部材102の表面に取り付けられた2つの取手110
を持って防塵用フィルタ取付ユニット101を換気口1
00Aに嵌めた後、換気口カバー部材102の四隅に設
けた貫通孔102aに、止めねじ111を挿入し、ケー
ス本体101の換気口100Aの開口部に形成した雌ね
じ101Bに止めねじ111を螺合させる。このように
して防塵用フィルタ取付ユニット101を換気口100
Aに対して取付ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】防塵用フィルタ106
の目詰まりを防ぐために、防塵用フィルタ106は定期
的に掃除または交換する必要がある。防塵用フィルタ1
06を掃除または交換する場合には、先に説明した順番
とは逆に、先ず止めねじ111をスパナで外して換気口
カバー部材102をケース本体100から取り外してか
ら、止めねじ109を工具で外して網目板107を取り
除き、防塵用フィルタ106を取り出して掃除または交
換する必要がある。しかしながら防塵用フィルタの交換
作業には、4本の止めねじ109を取り外したり、重い
防塵用フィルタ取付ユニット101を全体的に取り外し
たりする作業が必要になる。通常、1台の電気機器収納
ケースには、複数枚の防塵用フィルタが取り付けられる
ため、防塵用フィルタの取り外し作業が面倒な場合に
は、作業員にとってかなりの負担となる。
【0005】本発明の目的は、防塵用フィルタの交換・
取付作業を容易に行い得る電気機器収納ケースを提供す
ることにある。
【0006】本発明の他の目的は、防塵用フィルタを取
り付ける部分がケース本体から大きく突出することのな
い電気機器収納ケースを提供することにある。
【0007】本発明の更に他の目的は、少ない作業工数
で、しかも換気口カバー部材を完全に取り外すことなく
防塵用フィルタの交換・取付作業を行える電気機器収納
ケースを提供することにある。
【0008】本発明の別の目的は、人目につく位置に取
り付けられる防塵用フィルタが悪戯によって簡単に取出
されることのない電気機器収納ケースを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケース本体の
壁部に換気口が設けられ、換気口に対して防塵用フィル
タが交換可能に取付けられている電気機器収納ケースを
改良の対象とする。なおケース本体に設けられる換気口
の数は任意であり、また換気口は1つの開口部によって
構成される場合及び複数の開口部または貫通孔によって
構成される場合のいずれでもよい。本発明では、通気性
を有する換気口カバー部材で換気口を覆う。また通気性
を有する防塵用フィルタ挟持部材により換気口カバー部
材との間に防塵用フィルタを挟持する。なお挟持すると
いっても、防塵用フィルタを圧縮するように挟持する必
要は必ずしもなく、防塵用フィルタの位置決めを図れる
程度に挟持すればよい。また防塵用フィルタ挟持部材
は、換気口カバー部材またはケース本体の一方に取付け
られる。そして防塵用フィルタ挟持部材の通気性は、防
塵用フィルタを挟持した状態で、防塵用フィルタを通っ
てきた空気の通過を許容する構造上の通気性である。複
数枚の板部材を間隔をあけて配置して防塵用フィルタ挟
持部材を構成すると、各板部材の間に形成されるスペー
ス部分が通気性を発揮する。また板部材に複数の貫通孔
を形成した場合には、この複数の貫通孔が通気性を発揮
する。
【0010】そして本発明では、換気口カバー部材の一
端をケース本体の壁部に対して回動自在に取付ける。回
動自在に取付けるのが好ましい端部は、換気口カバー部
材の下側端部であり、次に好ましい端部は側方端部であ
る。この回動自在に取付けるための回動自在の取付け構
造のもっとも代表的なものは蝶番であるが、その他の構
造でもよいのは勿論である。また本発明では、換気口カ
バー部材の回動自在に取付けた一端を除く少なくとも一
つの端部を取外し自在の取付け構造を用いてケース本体
の壁部に対して取付ける。最も好ましいのは、換気口カ
バー部材の回動自在に取付けた一端と反対側の端部に取
り外し自在の取り付け構造を設ける場合である。なお取
り外し自在の取り付け構造は、換気口カバー部材の端部
をケース本体の壁部に対して取り外し自在に取付けるこ
とができる構造であればどのような構造でもよい。例え
ば、ねじ止め構造でもよく、また係止構造でもよい。
【0011】防塵用フィルタ挟持部材に防塵用フィルタ
を収納する収納凹部を設けて、防塵用フィルタ挟持部材
を換気口内に嵌合するようにすると、防塵用フィルタを
収める部分がケース本体の外部に出っ張らないので、絶
縁機器収納ケースの外観寸法を小さくすることができ
る。
【0012】また防塵用フィルタ挟持部材をケース本体
に対して固定しておけば、換気口カバー部材を開ける作
業をするだけで、防塵用フィルタの交換ができる。防塵
用フィルタ挟持部材を換気口カバー部材に固定すると、
防塵用フィルタ挟持部材を換気口カバー部材から取り外
す作業が必要になる。
【0013】また防塵用フィルタ挟持部材の収納凹部の
周囲にケース本体の壁部の外面と接触するフランジ板を
設け、フランジ板の上に換気口カバー部材を蝶番を用い
て回動自在に取付ける取付板を配置して、フランジ板と
取付板を共通の取付部材(ボルト等)を用いてケース本
体に固定すると、換気口への防塵用フィルタ取付ユニッ
トの取付作業が簡単になる。
【0014】開閉可能な扉を有するケース本体に換気口
が設けられる場合には、電気機器収納ケースを下記のよ
うに構成するとよい。まず扉に複数の貫通孔からなる換
気口を形成する。そして扉の裏側壁部に通気性を有して
換気口を覆う換気口カバー部材を扉との間に防塵用フィ
ルタを挟むように取付ける。換気口カバー部材の一端
を、扉の裏側壁部に対して回動自在に取付ける。そして
換気口カバー部材を回動自在に取付けた一端を除く少な
くとも一つの端部を取外し自在の取付け構造を用いて、
扉の裏側壁部に取付ける。
【0015】扉は通常、一般の人が触り得る部分に設け
られる場合が多い。そのため、扉の部分に設ける換気口
に対して防塵用フィルタを取付ける場合に、扉の外側か
ら防塵用フィルタを取り外す構造にすると、いたずら等
で防塵用フィルタが外されてしまうおそれがある。これ
を防止するには、前述の構造で扉の裏側に換気口カバー
部材を設けるようにするとよい。
【0016】
【作用】本発明の電気機器収納ケースにおいては、換気
口カバー部材の一端がケースの壁部に対して回動自在に
取付けられており、他の少なくとも1つの端部が取外し
自在の取付け構造を用いてケース壁部に取付けられてい
るので、防塵用フィルタの交換・取付作業を行う場合に
は、取外し自在の取付け構造を取外した後に、換気口カ
バー部材をケース壁部に対して回動させて、換気口カバ
ー部材を貫通孔から離す。このとき換気口カバー部材の
一端がケース本体の壁部に支持されているため、換気口
カバー部材を全体的に外す必要がなくなって、作業が容
易になる。そして換気口カバー部材を開いた後は、防塵
用フィルタを取り外し、防塵用フィルタを掃除または交
換する。その後は、逆の順序で防塵用フィルタを装着す
る。このように本発明によれば、防塵用フィルタの取り
外しまたは交換作業を簡単に行うことができる。
【0017】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。図1の(A)及び(B)は、乾式変圧器を収
納する電気機器収納ケース1に本発明を適用した一実施
例の正面図及び背面図である。これらの図面において、
11はケース本体であり、ケース本体11の正面側には
前開きの2枚扉の正面扉12が配置されている。2枚の
正面扉12の下側領域にはそれぞれ複数の貫通孔からな
る正面側の換気口13が形成されている。これらの換気
口13の裏面側には防塵用フィルタが配置されている。
【0018】ケース本体1の裏面側には、6枚の背面扉
14…が設けられている。そして背面扉14…の下に
は、4つの防塵用フィルタ取付ユニット15…が取付け
られている。ケース本体11には、これらの防塵用フィ
ルタ取付ユニット15…が取付けられる4つの換気口が
設けられている。これらの換気口は、ケース本体11内
に収納した乾式変圧器の放熱のための空気の通気・換気
を行うために設けられている。防塵用フィルタ取付ユニ
ット15…は、これらの換気口から塵埃が侵入して、収
納電気機器に付着し、電気機器の絶縁を低下させるのを
防止する防塵用フィルタを換気口に対して取付けるため
のものである。ケース本体11の天井部には、換気用の
送風機16が配置されている。この送風機16は、誘引
送風機であり、防塵用フィルタ取付ユニット15…及び
換気口13を通して、ケース本体11の外部から冷却用
の空気をケース本体11の内部に吸引する。
【0019】図2は防塵用フィルタ取付ユニット15の
一つを分解して示した分解斜視図である。また図3は、
防塵用フィルタ取付ユニット15の分解断面図である。
これらの図においては、11はケース本体であり、2は
フィルタ挟持部材であり、3は防塵用フィルタであり、
4は換気口表面パネルである。
【0020】ケース本体11の背面側の側壁部分には換
気口11Aが設けられており、換気口11Aの周囲には
雌ねじ11B…が形成されている。フィルタ挟持部材2
は、網目板21と、網目板21が取り付けられる枠体2
2とフランジ板23とから構成されており、網目板21
と枠体22とが換気口11Aに嵌合されてしかも防塵用
フィルタ3を収納する収納凹部24を構成している。フ
ランジ板23には、換気口11Aの周囲に設けた雌ねじ
11Bと整合する貫通孔25…が形成されており、また
フランジ板23には、換気口カバー部材41のねじ止め
に用いられる雌ねじ付きボス26が固定されている。
【0021】防塵用フィルタ3は、ガラス不織布や、合
成樹脂繊維等を用いて形成されたものである。また換気
口表面パネル4は、多数の貫通孔41aにより通気性を
示す換気口カバー部材41と、換気口カバー部材41が
蝶番42を用いて回動自在に取付けられる取付板43と
を具備している。換気口カバー部材41の裏面上には、
防塵用フィルタ3が取り付けられる枠状のフィルタガイ
ド41bが固定されている。防塵用フィルタ3は、この
フィルタガイド41bに嵌合された状態で、フィルタ挟
持部材2の収納凹部24内に収納される。また換気口カ
バー部材41の表面上部には、取手41cが固定されて
いる。更に換気口カバー部材41の上側端部には、フィ
ルタ挟持部材2に設けた雌ねじ付きボス26と整合する
貫通孔44が形成されている。取付板42には、フィル
タ挟持部材2の下部に設けた3つの貫通孔25と整合す
る3つの貫通孔45が形成されている。
【0022】本実施例を組み立てる場合には、フィルタ
挟持部材2のフランジ板23をケース本体11の開口部
11Aの周囲の壁部に当接させ、フィルタ挟持部材2の
上側端部に設けた3つの貫通孔25とケース本体11の
雌ねじ部11Bとを整合させた状態で、ボルト5により
ねじ止めする。次に換気口表面パネル4の換気口カバー
部材41の2つの貫通孔44に蝶ボルト6を挿入して、
蝶ボルト6をフィルタ挟持部材2の雌ねじ付きボス26
に螺合させる。その後換気口表面パネル4の取付板43
に設けた3つの貫通孔45と、フィルタ挟持部材2の下
部の3つの貫通孔と、ケース本体11の換気口11Aの
下部に設けた3つの雌ねじ11Bとを整合させた状態
で、ボルト5をこれらに挿入し、フィルタ挟持部材2と
換気口表面パネル4の取付板43を共通のボルト5を用
いて1回の作業でケース本体11に対して取付ける。防
塵用フィルタ3は、前述のようにして組み立てを完了し
た後に蝶ボルト6を緩めてフィルタガイド41bに取付
けてもよいが、組み立ての際にフィルタガイド41bに
取付けてもよい。
【0023】なお組み立ての手順は上記の手順に限定さ
れるものではない。例えば換気口表面パネル4を蝶ボル
ト6を用いてフィルタ挟持部材2に先に取付け、フィル
タ挟持部材2を後からケース本体11にボルト5を用い
て取付けるようにしてもよい。
【0024】本実施例では、防塵用フィルタ3を交換す
る場合に、手動で蝶ボルト6を取外して換気口カバー部
材41を手前に回動させ、ケース外側に開放する。そし
て、防塵用フィルタ3をフィルタガイド41bから取り
外し、新しい防塵用フィルタまたは掃除をした防塵用フ
ィルタを取付けて、換気口カバー部材41を閉じ、蝶ボ
ルト6で固定すればよい。
【0025】本実施例の変形例として、換気口カバー部
材41のフィルタガイド41bを無くし、防塵用フィル
タ3をフィルタ挟持部材2の収納凹部24だけで保持さ
せるようにしてもよい。また、換気口カバー部材4の蝶
ボルト取付側の端部と、この端部に当接するフィルタ挟
持部材2のフランジ板23とを共通の蝶ボルトによりケ
ース本体11に固定するようにしてもよい。
【0026】上記の実施例は、図1(B)に示す電気機
器収納ケース1のケース本体の背面側の壁部に設けた換
気口に防塵用フィルタを取付ける場合の構成を示した
が、図1(A)に示すケース本体11の正面扉12に設
けた複数の貫通孔からなる換気口13に防塵用フィルタ
を取付ける場合の実施例を図4に基づいて説明する。図
4において7は、防塵用フィルタ3を収納する収納凹部
を備え且つ通気性を有して換気口13を覆う換気口カバ
ー部材71と、換気口カバー部材71が蝶番73を用い
て回動自在に固定される取付板72とを有する換気口裏
面パネルである。8A,8Bはそれぞれ正面扉12の裏
側壁部に固定して設けられた雌ねじ付きボスである。換
気口カバー部材71は、網目板71aを備えたフィルタ
収納凹部71bを有している。また換気口カバー部材7
1の上側端部には、蝶ボルト9が貫通する貫通孔74が
形成されており、蝶ボルト9は雌ねじ付きボス8Aに螺
合されて、換気口カバー部材71を正面扉12に対して
取外し自在にしている。また取付板72には、雌ねじ付
きボス8Bに螺合されるボルト10が挿入される貫通孔
75が形成されている。本実施例では正面扉12と換気
口カバー部材71との間に防塵用フィルタ3を挟むよう
にしている。
【0027】本実施例で防塵用フィルタ3を交換する場
合は、先ずケース本体の正面扉12を外側に開いてか
ら、蝶ナット9を手動で緩めて取り除き、換気口カバー
部材71を蝶番73の作用で回動させて正面扉12の裏
側から開き、防塵用フィルタ3を取り出して交換する。
本実施例のように、正面扉12の内側から防塵用フィル
タ3を取り外すようにすると、一般の人が触り得る正面
扉12からいたずらで防塵用フィルタが取り外されるの
を防止できる。
【0028】
【発明の効果】本発明の電気機器収納ケースによれば、
ケース本体の壁部に設けた換気口を覆う換気口カバー部
材と防塵用フィルタ挟持部材とで防塵用フィルタを挟持
して、換気口カバー部材の一端を壁部に対して回動自在
に取付け、他の端部を取外し自在の取付構造を用いてケ
ース本体の壁部に取付けるため、防塵用フィルタの交換
・取付作業を行う場合には、取外し自在の取付構造を取
外し、換気口カバー部材を回動させて壁部から外側に開
き、防塵用フィルタを取出すことができる。したがって
換気口カバー部材を全体的に取り外す必要がなく、防塵
用フィルタの交換・取付作業を極めて簡単且つ容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の電気機器収納ケースの一例を
示す正面図であり、(B)はそのケースの背面図であ
る。
【図2】図1の実施例の要部の構成を示す分解斜視図で
ある。
【図3】図2の要部の分解断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の構成を説明するために用
いる分解断面図である。
【図5】(A)及び(B)は従来の収納ケースの換気口
に防塵用フィルタ取付ユニットを取付ける構造を説明す
るための斜視図及び防塵用フィルタ取付ユニットの分解
斜視図である。
【符号の説明】
1 電気機器収納ケース 11 ケース本体 12 正面扉 11A,13 換気口 15 防塵用フィルタ取付ユニット 2 防塵用フィルタ挟持部材 3 防塵用フィルタ 4 換気口表面パネル 41,71 換気口カバー部材 43,72 取付板 42,73 蝶番 41b フィルタガイド 6 蝶ボルト 7 換気口裏面パネル 9 蝶ナット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気機器を収納するケース本体の壁部に換
    気口が設けられ、前記換気口に対して防塵用フィルタが
    交換可能に取付けられている電気機器収納ケースであっ
    て、 通気性を有して前記換気口を覆う換気口カバー部材と、 通気性を有して前記換気口カバー部材との間で前記フィ
    ルタを挟持するフィルタ挟持部材とを具備し、 前記換気口カバー部材の一端が前記壁部に対して回動自
    在に取付けられており、 前記換気口カバー部材の前記一端を除く少なくとも一つ
    の端部が取外し自在の取付け構造を用いて前記壁部に対
    して取付けられていることを特徴とする電気機器収納ケ
    ース。
  2. 【請求項2】前記フィルタ挟持部材は前記換気口内に嵌
    合され且つ前記フィルタを収納する収納凹部を有してい
    る請求項1に記載の電気機器収納ケース。
  3. 【請求項3】前記フィルタ挟持部材は前記ケース本体に
    対して固定されている請求項2に記載の電気機器収納ケ
    ース。
  4. 【請求項4】前記フィルタ挟持部材には前記収納凹部の
    周囲に前記ケース本体の前記壁部の外面と接触するフラ
    ンジ板が設けられ、 前記フランジ板の上に前記換気口カバー部材が蝶番を用
    いて回動自在に取付けられる取付板が配置され、 前記フランジ板と前記取付板が共通の取付部材を用いて
    前記ケース本体に固定されている請求項3に記載の電気
    機器収納ケース。
  5. 【請求項5】開閉可能な扉を有するケース本体に換気口
    が設けられ、前記換気口に対して防塵用フィルタが交換
    可能に取付けられている電気機器収納ケースであって、 複数の孔からなる前記換気口が前記扉に形成されてお
    り、 前記扉の裏側壁部には通気性を有して前記換気口を覆う
    換気口カバー部材が、前記扉との間に前記防塵用フィル
    タを挟むように取付けられており、 前記換気口カバー部材の一端が前記裏側壁部に対して回
    動自在に取付けられており、 前記換気口カバー部材の前記一端を除く少なくとも一つ
    の端部が取外し自在の取付け構造を用いて前記裏側壁部
    に取付けられていることを特徴とする電気機器収納ケー
    ス。
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