JPH0832187B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH0832187B2
JPH0832187B2 JP1111712A JP11171289A JPH0832187B2 JP H0832187 B2 JPH0832187 B2 JP H0832187B2 JP 1111712 A JP1111712 A JP 1111712A JP 11171289 A JP11171289 A JP 11171289A JP H0832187 B2 JPH0832187 B2 JP H0832187B2
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JP
Japan
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inverter
rectifier
conductors
smoothing capacitors
smoothing
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JP1111712A
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愛一郎 加藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、インバータ装置に係り、特にこれに使用
される複数個の平滑コンデンサの接続手段の改良に関す
るものである。
[従来の技術] 第4図は従来のインバータ装置の回路図であり、整流
器(1)と平滑コンデンサ(2)とによって直流電源が
形成され、この直流電源から直流が供給されるインバー
タ本体(3)は、主スイッチ素子として図示のものでは
トランジスタTR1、TR2の直列回路を1相分として複数相
分備えており、そして上記のインバータ本体(3)の各
主スイッチ素子にはダイオードDとコンデンサCと抵抗
Rで示すようなdv/dt抑制用回路(スナバ回路)(4)
が設けられている。
上記構成において主スイッチ素子のトランジスタT
R1、TR2は高周波でスイッチング動作を行ない電流の通
電、遮断が行なわれ、平滑コンデンサ(2)は整流器
(1)からのリプル電流と、インバータ本体(3)から
のリプル電流を吸収している。
ところで平滑コンデンサ(2)の容量等はその直流電
源の仕様を満たすように選定されるのであるが、その内
容によっては物理的またはその価格などの制約により複
数のものを並列にしなければならないことがたびたび生
じる。また上記の平滑コンデンサは吸収するリプル電流
が少ない、すなわちその負荷が小さいほど寿命が長くな
ることからも複数の平滑コンデンサを使用している。
このようなとき従来のインバータ本体(3)の組立構
造は第5図に示すようにトランジスタTR1ないしTR6が使
用され、高圧側はトランジスタTR1、TR3、TR5が並設さ
れ、また低圧側はトランジスタTR2、TR4、TR6が並設さ
れ、高圧側と低圧側トランジスタ間(例えばTR1とTR2
のエミッタEとコレクタCが導体A1、A2、A3でそれぞれ
接続され、高圧側のトランジスタのコレクタCおよび低
圧側のエミッタEがそれぞれ共通の導体A4、A5で接続さ
れ、かつこの導体A4、A5間には導体A6、ないしA9によっ
て平滑コンデンサ(2a)(2b)が接続され、そして整流
器(1)にも接続される。なおこの第5図の場合は平滑
コンデンサを2個設けた場合を示しているが、さらにそ
の数が増える場合はそれを上記の平滑コンデンサ(2a)
(2b)に並べて上記各導体A4、A5に接続されることにな
る。
[発明が解決しようとする課題] 上記した従来の組立構造では、平滑コンデンサが複数
個になっても配線構造はコンパクトになるが、インバー
タ本体(3)および整流器(1)からそれぞれの平滑コ
ンデンサ(2a)(2b)までの配線長さが図示のl1および
l2分だけ異なってくる。すなわちリプル電流が流れる経
路の配線インダクタンスが平滑コンデンサ(2a)と(2
b)とでは違うものとなり、これによりリブル電流は配
線インダクタンスの小さな平滑コンデンサ側へより多く
流れ、特に高周波成分を多く含むインバータ本体(3)
からのリプル電流では、その差が顕著に現れて個々の平
滑コンデンサの中で最も負荷の重い平滑コンデンサの寿
命によって装置全体の寿命が決定されることになり、結
果的には複数個用いて平滑コンデンサの負荷軽減を計っ
ても、その結果を十分に出せないという問題点があっ
た。
この発明は上記の問題点を解決するためになされたも
ので、複数個の平滑コンデンサへのそれぞれの配線イン
ダクタンスが均等になるように配線し、各々の平滑コン
デンサにかかる負荷を均等にすることで、その寿命を等
しくなるようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明の場合は、各平滑コンデンサ(2a)(2b)と
インバータ本体(3)間または整流器(1)と各平滑コ
ンデンサ(2a)(2b)間の配線インダクタンスが均等と
なるように当該各平滑コンデンサが整流器(1)とイン
バータ本体(3)間に接続されている。
[作用] この発明の場合は上記の構成により、複数個の平滑コ
ンデンサから延びる導体が、整流器とインバータ本体間
を接続する導体の同一位置に接続されているため、個々
のコンデンサに流入するリプル電流はほぼ等しいものと
なり、個々のコンデンサの寿命はほぼ等しくなる。
また、複数個の平滑コンデンサと整流器およびインバ
ータ本体同士の接続を絶縁物を介して積層した導体によ
り行なうようにしたものでは、この導体が絶縁物を介し
て表裏に位置するから、無駄にスペースを必要とするこ
となく、省スペース化に資する。
[実施例] 以下この発明の一実施例について説明する。すなわち
第1図において第5図の従来のものと同一または相当個
所は同一符号を付してその重複説明は省略することにな
るが、第1図のこの発明の場合はリプル電流が流れる経
路の配線インダクタンスが平滑コンデンサ(2a)と(2
b)とで等しくなるようインダクタンスの等しい導体
A6、A8と導体A4とを共通のa点で接続し、同様にインダ
クタンスの等しい導体A7、A9と導体A5とを共通のb点で
接続している点に特徴がある。したがって上記構成のイ
ンバータ装置においては平滑コンデンサ(2a)(2b)に
流入するリプル電流はほぼ等しいものとなり、これによ
り各平滑コンデンサ(2a)(2b)は均等に劣化すること
になる。
また第2図はこの発明の他の実施例を示すものであ
り、この場合はインバータ本体(3)の主スイッチ素子
としてのトランジスタTR1ないしTR6は各相の高圧側と低
圧側を隣接させて一列の接続構造にされ、高圧側トラン
ジスタTR1、TR3、TR5と対応する低圧側トランジスタT
R2、TR4、TR6はそれぞれエミッタEとコレクタCが導体
B1、B2、B3で接続される。またインバータ本体(3)と
整流器(1)との間の接続には、長方形断面を持つ一対
の導体D1とD2とが絶縁物(8)を介して積層した導体が
使用され、また高圧側トランジスタTR1、TR3、TR5のコ
レクタCには導体D1が導体F1、F3、F5によって接続さ
れ、さらに低圧側トランジスタTR2、TR4、TR6のエミッ
タEには導体D2が、導体F2、F4、F6によって接続されて
いる。
そして上記の導体D1、D2は整流器(1)に接続され、
一方インダクタンスの等しい左右対称位置の対向導体
G1、G3によってそれぞれの平滑コンデンサ(2a)(2b)
の正極を上記導体D1に接続し、同じくインダクタンスの
等しい左右対称位置の対向導体G2、G4によって上記各平
滑コンデンサ(2a)(2b)の負極を上記の導体D2に接続
している。
したがって上記のように構成されたインバータ装置に
おいてはそれぞれの平滑コンデンサ(2a)(2b)に流入
するリプル電流はほぼ等しいものとなり、これにより平
滑コンデンサの各々は均等に劣化することになる。
さらに上記の導体D1、D2は絶縁物(8)を介した積層
構造にしているので、各平滑コンデンサ(2a)(2b)へ
の配線インダクタンスを均等にすることが、より容易に
なる。
また第3図は(2a)(2b)(2c)(2d)の4個の平滑
コンデンサを備えた場合のこの発明の配線構造の他の実
施例を示し、この場合も上記の構成と同じく平滑コンデ
ンサ(2a)ないし(2d)の接続は、それぞれ配線インダ
クタンスが等しくなるように、その各々を導体D1、D2
接続し、かつこれらの配線は絶縁物(8)を介して同様
に積層化されている。
なお上記実施例ではトランジスタ式インバータの場合
を示したが、これらはサイリスタやMOSFET等の半導体ス
イッチング素子を用いたインバータに適用しても同様の
作用、効果を得ることができる。また三相インバータだ
けでなく単相インバータにおいても同等の作用、効果を
得ることができる。
[発明の効果] この発明のインバータ装置は以上のように構成してい
るので、インバータ装置に使用される複数個の平滑コン
デンサの寿命を均等にすることができ、これにより装置
全体としての寿命を伸ばすことが可能となる。
またこの発明では整流器とインバータ本体および複数
個の平滑コンデンサどおしを接続する配線を積層構造に
することにより、接続配線インピーダンスの均等化がよ
り容易になり、かつ装置を小型にできるという効果も得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のインバータ装置の一実施例を示す組
立構造図、第2図はこの発明の他の実施例を示す組立構
造図、第3図はこの発明のさらに他の実施例を示す組立
構造図、第4図は一般的なインバータ回路図、第5図は
従来のインバータ装置の組立構造図である。 なお図中(1)は整流器、(2a)(2b)(2c)(2d)は
平滑コンデンサ、(3)はインバータ本体、(8)は絶
縁物、D1、D2は導体である。その他図中同一符号は同一
または相当部分を示すものとする。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電圧を直流電圧に変換する整流器と、
    この整流器からの直流電圧を複数個の主スイッチ素子の
    高周波スイッチング動作により交流電圧に変換するイン
    バータ本体と、上記整流器とインバータ本体との間を接
    続する導体に、それぞれの導体を介して並列に接続され
    た複数個の平滑コンデンサを具備し、これら複数個の平
    滑コンデンサの上記それぞれの導体を、上記整流器とイ
    ンバータ本体間の同一位置に接続したことを特徴とする
    インバータ装置。
  2. 【請求項2】複数個の平滑コンデンサと整流器およびイ
    ンバータ本体どうしの接続を絶縁物を介して積層した導
    体により行うようにした特許請求の範囲第1項記載のイ
    ンバータ装置。
JP1111712A 1989-04-28 1989-04-28 インバータ装置 Expired - Lifetime JPH0832187B2 (ja)

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JPH02294278A JPH02294278A (ja) 1990-12-05
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JP2809095B2 (ja) * 1994-03-04 1998-10-08 株式会社デンソー インバータ装置
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