JPH08321866A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH08321866A
JPH08321866A JP15122195A JP15122195A JPH08321866A JP H08321866 A JPH08321866 A JP H08321866A JP 15122195 A JP15122195 A JP 15122195A JP 15122195 A JP15122195 A JP 15122195A JP H08321866 A JPH08321866 A JP H08321866A
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JP
Japan
Prior art keywords
input
main key
counter
time
key
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15122195A
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English (en)
Inventor
Michihito Nakagawa
路人 中川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信装置の小型化を図ると共に、より容易で
確実なキー操作ができるようにする。 【構成】 メインキー3のみによって、少なくともダイ
ヤル番号の入力、呼びを受けての通話開始、送信、通話
終了などに関する操作が可能なように操作入力回路(ク
ロック回路24、カウンタCT1 ,CT2 ,CT3 、フ
リップフロップFF1 、ゲート回路G1 ,G2 、遅延回
路D1 )を構成し、テンキーなどを省略可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信装置に関わり、例え
ば携帯用電話など小型の通信装置に適用して好適なもの
とされる。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば通信装置として携帯電話が
広く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような携帯電話
は、その使用形態として当然ユーザーが携帯して持ち歩
くことが考えられるため、機器サイズとしてはできるだ
け小型化されることが好ましい。ところが、従来におい
ては例えばダイヤル操作のための0〜9の数字が対応す
るテンキーをはじめとして比較的多数の操作キーが必要
であり、これらを筐体のパネル面に配置する都合上、機
器のサイズの小型化には限界があった。また、このよう
に多数の操作キーを備えながら小型化を図る場合、例え
ば操作キーのサイズを縮小したり、キーごとの間隔を狭
くしたりする必要があることから、結果としてキー操作
がしずらくなり、例えばダイヤル操作時などに誤って目
的のキーと隣接するキーを操作してしまい、間違ったダ
イヤル番号を入力してしまうようなことも起こりやすく
なる。特に、例えば手が不自由な身体障害者などにとっ
ては、電話をかけるための操作は非常に困難なものとな
ってしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た問題点に鑑みて、本体サイズの小型化をさらに促進す
ると共に、確実なキー操作を簡単に行うことのできる通
信装置を得ることを目的とする。
【0005】このため、通信装置において、特定の1つ
の操作キーを連続して操作した回数が入力すべきダイヤ
ル番号における個々の数字に対応するようにされた操作
入力回路を設け、また、上記特定の操作キーの所定期間
以上継続した操作が送信操作に対応するように構成する
こととした。
【0006】
【作用】上記構成によれば、少なくとも1つのキーの複
数回操作によってダイヤル番号を入力して送信すること
が可能になり、例えば、ダイヤル番号入力用のテンキー
などの多数のキー群を省略することが可能になる。
【0007】
【実施例】図1の斜視図は、本発明の通信装置の実施例
としての携帯電話の外観例を示している。この図に示す
携帯電話1の本体2には、操作部として前面パネルにメ
インキー3及びパワー/クリアキー4が設けられてい
る。本実施例の場合、メインキー3のみを操作すること
によって、ダイヤル番号の入力の他、送信、呼びを受け
ての通話開始、通話終了などを行うことができる。ま
た、パワー/クリアキー4によって機器の電源のオン/
オフと、ダイヤル番号を誤入力した時のダイヤル数字の
クリア操作を行うことができ、さらにはメインキー3と
の複合操作によってダイヤル番号の登録などを行うこと
ができる。なお、これらの操作方法については後述す
る。このように、本実施例の携帯電話1においては、操
作キーとしてメインキー3及びパワー/クリアキー4の
2つのキーのみが設けられ、例えば従来の携帯電話のよ
うなダイヤル番号入力などに必要なテンキーなどは設け
られていない。また、本体2の側面部にはボリュームつ
まみ5が設けられて、この場合にはつまみ部分を回動さ
せるように操作して音量調整を行うようにされている。
【0008】さらに、本体2の前面パネルには受話音声
及び機器の動作に応じた音声が出力されるスピーカ6
と、送話音声入力用のマイクロフォン7が設けられてい
る。また、前面パネル上部に設けられた発光ダイオード
素子(以下LEDと略す)8は、この場合、赤色発光と
緑色発光が可能な2色LEDが用いられ、後述するよう
にして各色が発光駆動されて機器の動作を示すようにさ
れる。アンテナ9は図のように本体2の上面部に設けら
れて電波の送受信に用いられる。Bは携帯に便利なよう
に設けられた携帯紐を示す。
【0009】上記図1に示した本実施例の携帯電話1の
操作方法は次のようになる。例えば、携帯電話1の電源
がオフとされている状態から、パワー/クリアキー4を
所定時間(例えば1秒程度)以上継続して押圧操作す
る。これによって、電源がオンとなり送受信が可能とな
り、このときLED8は消灯の状態から緑色の点灯の変
化する。なお、このLED8が緑色に点灯している状態
とは、電源がオンとされて、かつ受信、通話、ダイヤル
入力、及び送信などの動作が行われていない状態であ
り、この機器の状態を以降は平常モードということにす
る。一方、携帯電話1の電源をオフにする場合には、平
常モードにおいてパワー/クリアキー4を所定時間以上
継続して押圧操作すればよく、これに応じてLED8も
消灯する。
【0010】そして、呼びを受信した場合にはメインキ
ー3を所定時間(約1秒)以上押圧操作することにより
通話状態に切換わるようにされる。例えばこの呼び受信
時においては、LED8は平常モードを示す緑の点灯か
ら赤色の点滅に変わり、スピーカ6からはアラート音声
を出力するようにされる。また、通話状態となったとき
には赤色の点灯に変化する。
【0011】次に、本実施例の携帯電話1により電話を
かける場合の操作例について、図2を参照して説明す
る。なお、この図においては例としてダイヤル番号(0
1−3468−2957)に電話をかける場合の手順が
示されている。本実施例において通常に電話をかけるに
は、ユーザーは先ず平常モードの状態であることを確認
して、ダイヤル番号の数字を左から順に入力していくこ
とになる。そして、この図の場合、最初の手順としては
左端のダイヤル番号の数字『0』を入力することになる
が、その方法としては図2(a)の[−−−−・・・
・]に示すように、メインキー3を短時間(約1秒以内
とされる)押圧する操作を連続して10回行うようにす
る。なお、このようにしてメインキー3を連続して押圧
操作している間に、一旦押圧していたメインキー3を離
して次の押圧操作を行うまでの期間も約1秒以内となる
ようにされる。そして、メインキー3を10回連続して
押圧した後は、ユーザーはメインキー3の操作を離した
まま、特にキー操作を行わずに待機する。この期間は約
1秒以上とされ、図2においてはキー操作解除期間とし
て白枠部分により示している。そして、この期間が経過
すると左端のダイヤル番号の数字『0』の入力が確定さ
れ、この際、例えば図に示すように「zero」と音声
による出力がスピーカ6よりなされて、ユーザーは入力
した数字の確認をすることができるようにされる。な
お、ここでは英語音声により出力するようにされている
が、他の言語によってなされてもよいことはいうまでも
ない。また、このようなダイヤル番号の数字の入力のた
めのメインキー3の操作が開始されると、今まで緑色に
点灯して平常モードであることを示していたLED8は
赤色の点灯に変化して、現在ダイヤル番号を入力中であ
ることを示すようにされる。
【0012】上記のようにして、ダイヤル番号の数字
『0』が入力されたことを確認すると、ユーザーは同様
のメインキー3の操作によって次のダイヤル番号の数字
『1』を入力する。つまり、図2(b)に示すように上
述のメインキー3の短時間の押圧操作を1回行ってから
キー操作を解除して約1秒以上待機する。これによりダ
イヤル番号の数字『1』の入力が確定され、また、「o
ne」と、入力したダイヤル番号数字が音声として出力
される。そして、次に入力すべきダイヤル番号の数字は
『3』とされることから、図2(c)に示すように、メ
インキー3の短時間の押圧操作を3回連続して行って
後、その操作を解除して約1秒以上待機することによ
り、「Three」の音声出力と共にダイヤル番号の数
字『3』が確定される。
【0013】即ち、本実施例ではダイヤル番号の数字の
配列順に、入力すべき数字と同じ回数だけメインキー3
を連続して短時間押圧操作した後、約1秒以上操作を解
除するという一連の操作を行うことで、逐次ダイヤル番
号を入力することが可能とされている。そこで、以降は
図2(d)〜(j)に示すように、残りのダイヤル番号
の数字である『4』→『6』→『8』→『2』→『9』
→『5』→『7』を、順次上述と同様のメインキー3の
操作によって入力していけばよく、また、各ダイヤル番
号の数字の入力確定後の音声出力も同様になされていく
ことになる。
【0014】上記のようにして、ダイヤル番号(01−
3468−2957)の各数字の入力をすべて行うと、
次にユーザーは図2(k)に示すようにメインキー3を
長時間(ここでは約1秒以上とされる)継続して押圧す
る操作を行う。これによりダイヤル番号(01−346
8−2957)を呼び出す送信動作が実行される。
【0015】なお、上記図2(a)〜(j)に示したよ
うなダイヤル番号入力のための操作段階において、例え
ばダイヤル番号の数字の誤入力などがあった場合には、
パワー/クリアキー4を1回押圧操作するようにされ
る。これによって、例えば今まで入力してきたダイヤル
番号の数字はすべてクリアされて一旦平常モードに戻
り、再びメインキー3を操作して最初のダイヤル番号の
数字から入力していけばよいようにされる。また、この
ときには例えば、「Clear Number」などの
ようにダイヤル番号の数字をクリアしたことを確認する
ための音声出力がなされる。
【0016】また、通話状態から通話を終了させて平常
モードとするには、メインキー3を1回押圧操作するよ
うにされるが、この際、約1秒以上継続して押圧するよ
うにされる。これにより、ユーザーが実際に通話してい
る最中に誤ってメインキー3を押圧操作して不用意に通
話終了にしてしまうような不都合を防ぐことができる。
【0017】また、本実施例では例えば1つのダイヤル
番号を登録して記憶させることが可能とされる。このダ
イヤル登録のための操作としては、例えば、図2(a)
〜(j)により説明したと同様の操作手順によってユー
ザーが登録したいダイヤル番号を入力した後、メインキ
ー3とパワー/クリアキー4を同時に約1秒以上押圧操
作すれば入力したダイヤル番号が登録される。そして以
降は、平常モードの状態からメインキー3を約1秒以上
押圧操作するだけで登録されたダイヤル番号に対して送
信することができる。なお、一旦ダイヤル番号を登録し
た後に、例えば同様の操作により再び異なるダイヤル番
号を登録すれば、新たなダイヤル番号がそのまま上書き
されて変更登録される。また、登録したダイヤル番号を
消去するためには、ダイヤル番号の入力操作を行わずに
メインキー3とパワー/クリアキー4を同時に押圧操作
するようにすればよい。
【0018】これまで説明してきたように、本実施例で
はメインキー3のみの操作によってダイヤル番号の入
力、送信、呼びを受けての通話開始、通話終了などの電
話器としての各種動作を行うようにされている。また、
ダイヤル登録などの付加機能もメインキー3とパワー/
クリアキー4の複合操作によって可能とされている。こ
のため、従来の電話器に設けられているようなダイヤル
入力のためのテンキーをはじめ、例えば所要の機能に対
応する機能キーなどの多数のキー群は不要であり、従っ
て図1に示したような外観の電話器とすることができて
機器の小型化も促進される。また、操作キーがメインキ
ー3とパワー/クリアキー4のみとされることで、操作
キーのレイアウトにも余裕ができるので、例えば、図1
に示したようにメインキー3を大型に形成して、良好な
操作感覚が得られる位置に配置するようにすることで、
非常に操作のしやすい携帯電話を得ることができる。つ
まり、従来のように誤って隣のキーを操作するようなこ
とは無くなって、例えば手袋などをして指先の感覚が曖
昧になったような状況でも確実に操作することが可能で
ある。更に、本実施例では登録ダイヤル番号に送信する
ためには、前述のようにメインキー3を約1秒以上押圧
操作するだけでよいため、例えば、登録したダイヤル番
号先に送信するための専用電話として、小さな子供や老
人、身体障害者なども容易に扱える電話器として提供す
ることもできる。
【0019】次に、上述してきた操作を実現するための
本実施例の携帯電話1の回路構成について説明する。図
3は、本実施例の携帯電話1の回路構成を示すブロック
回路図とされる。この図において、基本回路部10は携
帯電話1の電話機能のための主要な回路部が設けられて
いる部位とされ、図のようにイコライザ11、A/D,
D/A変換部12、直交変復調部13、アンプ/受信部
14、及びRF部15が設けられている。
【0020】例えば送話時においては、マイクロフォン
7から入力された音声信号はイコライザ11に供給され
て所要のイコライジング処理がなされた後、A/D,D
/A変換部12のA/D変換器側によりデジタル信号に
変換される。このデジタル信号は直交変復調部13にお
いて、例えばフレーム化処理、符号化処理、及びQPS
K変調が施される。そして、この変調信号はアンプ/受
信部14及びRF部15を介することで、送信信号化処
理及び電力増幅等がなされて、アンテナ9より送信信号
として出力される。
【0021】また、アンテナ9にて受信された信号はR
F部15に供給されてRF信号とされた後に、例えばア
ンプ/受信部14において検波されて、直交変復調部1
3において所要の復調処理が施される。この後、復調信
号はA/D,D/A変換部12のD/A変換機によりア
ナログ信号に変換されてイコライザ11を介してスピー
カに供給されることで、受話音声として出力されること
になる。
【0022】制御部20は上述した基本回路部10の動
作制御や、後述する操作入力回路部の入力に基づいて各
部の動作制御を実行する。また、ダイヤルRAM21は
後述する操作入力回路のカウンタCT3 のカウント値に
基づいて得られるダイヤル番号の数字のデータを保持
し、登録ダイヤルRAM22は登録ダイヤル番号のデー
タを保持する。音声メモリ23は、図2で説明したよう
なダイヤル番号確認のための音声信号に対応するデータ
や各種指示音声のデータなどが保持されている。また、
LED8はLED駆動回路8aの駆動信号によって駆動
され、制御部20が機器の動作状態に応じてLED駆動
回路8aを制御することで、前述したようにLED8が
赤及び緑による点灯や点滅をするように駆動される。
【0023】次に、メインキー3の操作に応じて制御部
20に操作情報を供給するための操作入力回路部につい
て説明する。この場合、操作入力回路はメインキー3、
クロック回路24、フリップフロップFF1 、カウンタ
CT1 、CT2 、CT3 、ゲート回路G1 、G2 、遅延
回路D1 より形成されている。この操作入力回路におい
て、メインキー3はアースに対して直列に接続された抵
抗R1 と抵抗R2 間を介するように設けられている。抵
抗R1 には所定レベルの電圧が供給されており、メイン
キー3が押圧操作されない場合には抵抗R1 と抵抗R2
間がオープンとなって、メインキー操作信号SK として
はHレベルが得られ、一方、メインキー3が押圧操作さ
れて抵抗R1 及び抵抗R2 が接続された状態では、メイ
ンキー操作信号SK はLレベルとなる。
【0024】フリップフロップFF1 はメインキー操作
信号SK を入力データとし、その出力QをカウンタCT
3 のリセット端子に供給する。また、プリセット端子に
は制御部20の出力信号OUT1 が供給される。また、
カウンタCT3 は最大16カウントまで可能な4ビット
のアップカウンタとされ、リセット入力が立ち下がると
カウント可能なアクティブ状態となり、立ち上がるとカ
ウント禁止と共にカウント値がリセットされる。また、
クロック入力の立下がりによりカウントアップが実行さ
れる。本実施例の場合、カウンタCT3 のカウント出力
1 (LSB) 〜Q4(MSB)は、制御部20及びダイヤルRA
M21に対して分岐して供給されている。クロック入力
端子は、メインキー操作信号SK が遅延回路D1 を介し
て接続されている。このカウンタCT3 のカウント値
は、図2にて説明したメインキー3の操作手順により入
力されるダイヤル番号の数字に対応する。
【0025】カウンタCT1 及びカウンタCT2 は、例
えばカウンタCT3 と同様のものが用いられ、従って、
16カウント可能な4ビットのカウンタとされ、リセッ
ト入力が立ち下がるとアクティブ状態となり、立ち上が
るとカウント禁止及びカウント値のリセットとなり、カ
ウントアップはクロック入力の立下がり時に行われる。
カウンタCT1 のリセット端子には、インバータINV
1 を介して反転したメインキー操作信号SK が入力さ
れ、そのカウント出力Q1 〜Q4 はゲート回路G1 に入
力される。また、カウンタCT2 においては、メインキ
ー操作信号SK が入力されて、そのカウント出力Q1
4 はゲート回路G2 に供給される。この場合、カウン
タCT1 及びカウンタCT2 の各クロック入力には、共
にクロック回路24から供給されるクロックパルスが入
力され、そのクロック周波数は14Hzとされている。
カウンタCT1 はダイヤル番号入力時において、図2に
示したメインキー押圧操作解除期間の検出を行うために
設けられ、カウンタCT2 は例えば図2(k)に示すよ
うな送信時に対応するメインキー3の長時間操作を検出
する。
【0026】ゲート回路G1 は4入力のANDゲートで
あり、カウンタCT1 がカウント値が16カウントとな
って、そのカウント出力Q1 〜Q4 がすべて「1」の状
態で入力された場合にのみ、入力信号IN1 として制御
部20に対してHレベル信号を出力し、それ以外の状態
ではLレベルを出力する。ゲート回路G2 も同様にし
て、カウンタCT2 のカウント出力Q1 〜Q4 がすべて
「1」の状態で入力されれば、Hレベルによる入力信号
IN2 を出力し、それ以外ではLレベルを出力する。
【0027】図4は、ダイヤル番号の数字入力時におけ
る上記図3の回路の動作を示すタイミングチャートであ
り、この動作は通常の送信のためのダイヤル番号入力時
及び登録ダイヤル番号を登録する際のダイヤル番号入力
時のいずれの場合にも対応するものとされる。また、こ
の場合には具体的に図2(e)に示したようなダイヤル
番号の数字として「6」を入力する場合の動作が示され
ている。
【0028】ところで、ダイヤル番号の数字「6」を入
力するとすれば、ユーザーは図2(e)に示したよう
に、メインキー3の短時間(約1秒以内)押圧操作を連
続して6回行ったのち、約1秒以上にわたり押圧操作を
解除するという操作を行うこととなるが、この図では説
明の便宜上、メインキー3の1回の短時間の押圧操作に
要する時間を0.5秒とし、また、メインキー3を一旦
離してから次回の押圧操作までの期間も0.5秒である
ものとして説明を行う。なお、図4(b)において波形
レベルがLレベルとなっている期間に対応して○印内に
示される数字は、メインキー3の操作回数を示してい
る。
【0029】例えば時点t1 において、ユーザーが1回
目のメインキー3の押圧操作を行ったとすると、図4
(b)に示すようにメインキー操作信号SK はHレベル
からLレベルに変化する。このLレベルのメインキー操
作信号SK は、フリップフロップFF1 のデータ入力に
供給される。これによって、図2(d)に示すようにフ
リップフロップFF1 の出力Qは時点t1 からLレベル
の状態にラッチされるが、この出力QはカウンタCT3
のリセット端子に入力されると共に、入力信号IN3
して制御部20に反転して供給される。これによって、
カウンタCT3 はカウント可能なアクティブ状態とな
り、制御部20はゲート回路G1 及びゲート回路G2
らの入力信号IN1 及びIN2 の入力を無視する状態か
ら入力待機の状態に切換わる。また時点t1 において、
カウンタCT1 のリセット端子入力は、メインキー操作
信号SK がインバータINV1 を介して、図4(i)に
示すようにHレベルに変化するために、カウント禁止状
態となる。一方、カウンタCT2 のリセット端子入力は
Lレベルとなるのでアクティブ状態となる。なお、ここ
ではカウンタCT2 リセット端子入力は図示しないが、
図2(i)の波形に対してH/Lの極性が逆の波形とな
る。
【0030】また、カウンタCT3 のクロック入力には
遅延回路D1 を介したメインキー操作信号SK が入力さ
れることから、その波形としては図2(b)に示すよう
になる。そして、上記時点t1 から遅延回路D1 による
遅延時間分経過した時点t1Dにおいて、遅延回路D1
介したLベルのメインキー操作信号SK がカウンタCT
3 のクロック入力に対して入力されて、最初のカウント
アップを行ってカウント値を「1」とする。この場合、
カウンタCT3 のカウント出力はQ1 =「1」Q2
「0」、Q3 =「0」、Q4 =「0」となるようにされ
る。なお、遅延回路D1 はユーザーのメインキー3の操
作に基づいて確実にカウンタCT3 がカウント動作を実
行することができるように設けられるものである。
【0031】次に、時点t1 から0.5秒が経過して時
点t2 でメインキー3の押圧が離されて、図4(b)に
示すメインキー操作信号SK がHレベルに変化すると、
カウンタCT1 のリセット端子入力はLレベルに立下が
りアクティブ状態となってカウントを開始する。一方、
カウンタCT2 は、リセット端子入力がHレベルに立ち
上がるため、カウント禁止とカウント値のリセットとな
るが、期間t1 〜t2 の0.5秒(500msec)間
においてカウンタCT2 にてカウントされるカウント値
は、図4(a)に示すようにクロックパルスの周波数が
14Hzとされて約1周期が約70msecであること
から、 500/70(msec)≒7 で表されるように約7カウントであり、従って上記期間
1 〜t2 においてはゲート回路G2 の出力である入力
信号IN2 はLレベルのままである。
【0032】次に、時点t2 から0.5秒が経過して、
時点t3 において2回目のメインキー3の押圧操作が行
われて、メインキー操作信号SK (図4(b))が再び
Lレベルに変化すると、先ず、図4(i)に示すカウン
タCT1 のリセット端子入力がHレベルに立ち上がって
カウント禁止とカウント値のリセットとなるが、期間t
2 〜t3 の0.5秒間におけるカウンタCT1 のカウン
ト値は、上述のカウンタCT2 の場合と同様にして約7
カウントであり、ゲート回路G1 の出力である入力信号
IN1 はLレベルのままとなる。
【0033】つまり、カウンタCT1 及びカウンタCT
2 は共に、14Hzの周期のクロックパルスに基づいて
カウントアップすることから、16カウントとなって入
力信号IN1 、IN2 をHレベルとするには、1カウン
ト目から16カウント目までのクロックパルスの立下が
りが得られる期間に15周期あることから、その時間長
としては、 70ms×15(周期)=1.05(秒) で表されるように、約1秒以上の長時間の押圧操作の継
続が必要となるため、例えば通常にダイヤル番号の数字
を入力するための0.5秒程度の短時間の押圧操作が連
続して行われている間に関しては、カウンタCT1 、C
2 は共に16カウント未満のうちにリセットされると
考えて良く、カウンタCT1 、CT2 の動作は無視して
考えることができることになる。
【0034】なお、図4において次に説明する時点t3
以降は、そのタイミングを時点t3以前よりも縮小して
示している。従って、例えば期間t1 〜t2 、t2 〜t
3 に示すメインキー3の押圧/解除に相当する期間と、
次の期間t3 〜t4 、t4 〜t5 からt11〜t12までの
各期間ごとに示すメインキー操作の押圧/解除に相当す
る期間は、それぞれ0.5秒とされて時間的には等し
い。
【0035】そして、時点t3 においてメインキー3の
2回目の押圧操作が行われると、遅延回路D1 の遅延時
間を経過した時点t3Dにおいて、カウンタCT3 のクロ
ック入力にLレベルのメインキー操作信号SK が入力さ
れて、カウンタCT3 はカウントアップを行いカウント
値を「2」とする。即ち、カウンタCT3 の出力として
1 =「0」、Q2 =「1」、Q3 =「0」、Q4
「0」としている。この、メインキー3の2回目の押圧
操作は、例えば図のように期間t3 〜t4までの0.5
秒間行われ、次の期間t4 〜t5 において、メインキー
3の押圧操作が離されていることになる。
【0036】以降は、上述してきたと同様にして、期間
5 〜t6 、t6 〜t7 、t7 〜t8 、t8 〜t9 、t
9 〜t10、t10〜t11の各0.5秒の期間ごとに3〜5
回目までのメインキー3の2回目の短時間押圧/解除操
作が行われて、期間t11〜t12において最後の6回目の
短時間押圧操作が行われる。そして、この間、メインキ
ー3の2回目の短時間押圧操作が行われて、Lレベルの
メインキー操作信号SK が遅延回路D1 を介してクロッ
ク入力に供給されるごとにカウンタCT3 はカウントア
ップを実行している(図4(e)〜(h)の期間t5
11参照)。これにより、最終的に6回目の押圧操作が
行われた時のカウンタCT3 の出力Q1 〜Q4 は、時点
11D 以降の図4(e)〜(h)に示すように、Q1
「0」、Q2 =「1」、Q3 =「1」、Q4 =「0」と
なり、6カウントに対応している。
【0037】そして、時点t11から0.5秒経過して時
点t12に至ると、例えばユーザーは最後の6回目のメイ
ンキー3の短時間押圧操作を離し、そのままキー操作を
解除した状態を継続する。この時点t12以降は、カウン
タCT1 はリセット入力が図4(i)に示すように立ち
下がることでアクティブ状態となるので、図4(a)の
14Hzのクロックパルスの入力に基づいてカウントア
ップが行われる。そして、時点t12から1.12秒経過
した時点t13に至ると、16カウントまでカウントアッ
プされてカウント出力Q1 〜Q2 はすべて「1」とな
る。これにより、時点t13では図4(j)に示すように
ゲート回路G1 の出力である入力信号IN1 がHレベル
となる。制御部20はこの入力信号IN1 を入力する
と、例えば先ず、カウンタCT3 からダイヤルRAM2
1に供給されている現在のカウント出力Q1 〜Q4 のデ
ータを、ダイヤルRAM21の所要のアドレスに書き込
む処理を実行し、次に、カウンタCT3 から制御部20
に供給されている現在のカウント出力Q1 〜Q4 のデー
タに応じて、そのカウント値に応じた音声信号データを
音声メモリ23から読み出し、今、ユーザーがメインキ
ー3を操作して入力したダイヤル番号の数字がスピーカ
6から音声出力されるように制御を行う。
【0038】例えば、これまで図4により説明した動作
が図2(f)で説明した操作に対応するとした場合、時
点t13においてはダイヤルRAM21のダイヤル番号の
頭から5番目に対応するアドレスに対してカウンタCT
3 のカウント値「6」が保持され、また、音声メモリ2
3から「six」の音声信号に対応するデータが読み出
されて、スピーカ6より「six」の音声出力がなされ
ることになる。
【0039】そして、制御部20は時点t13から上記し
た処理を実行するのに要した時間が経過した時点t14
至ると、出力信号OUT1 として例えば図4(k)に示
すように期間t14〜t15において単発のLレベルのパル
ス出力を行う。フリップフロップFF1 ではこの出力信
号OUT1 のパルスの立下がりが反転してプリセット入
力端子に供給されることで、その出力QがLレベルから
Hレベルに反転する。これによって、カウンタCT3
リセット入力端子もHレベルとなるため、カウンタCT
3 のカウント出力Q1 〜Q4 は図4(e)〜(h)のよ
うにリセットされてカウント禁止となる。また、制御部
20に入力される入力信号IN3 は、フリップフロップ
FF1 のHレベルの出力Qが反転してLレベルとなるこ
とで、制御部20ではゲート回路G1 、G2 の出力であ
る入力信号IN1 、IN2 の入力を無視する状態に切換
わる。
【0040】このように操作入力回路が動作すること
で、例えば図2(a)〜図2(k)にて説明したよう
な、メインキー3の操作によるダイヤル番号の数字の入
力が可能となる。なお、ユーザーがダイヤル番号の数字
を誤って入力した場合、つまり、メインキー3の押圧操
作の回数を間違えた場合には、前述のようにパワー/ク
リアキー4を1回押圧操作するようにされるが、このと
きの操作信号SP がパワー/クリアキー入力を介して制
御部20に供給されると、制御部20では、これまで保
持されていたダイヤルRAM21の記憶内容を消去す
る。そして、出力信号OUT1 を出力することによっ
て、カウンタCT3 のカウント出力Q1 〜Q4 をリセッ
トすると共に、入力信号IN1 、IN2 の入力を無視す
る状態とする。これにより、再び初めからダイヤル番号
を順次入力していくことが可能になる。
【0041】次に、図5のタイミングチャートにより本
実施例の携帯電話1における送信時及び通話終了時の動
作について説明する。先ず、送信時の操作としては、例
えば図2(a)〜(j)にて説明したような手順により
ダイヤル番号を入力すると、次に、図2(k)に示すよ
うにメインキー3を約1秒以上継続して押圧操作して送
信することになる。そして、この送信のためのメインキ
ー3の押圧操作が、図5(b)の時点t20から開始され
たとすると、この時点でメインキー操作信号SK がHレ
ベルからLレベルに変化し、図5(g)に示すように、
フリップフロップFF1 の出力QがLレベルにラッチさ
れる。このフリップフロップFF1 の出力Qが入力信号
IN3 として制御部20に対して反転して入力されるこ
とで、制御部20は入力信号IN1 、IN2 を入力可能
な状態に切換わる。また、時点t20においては、図5
(e)に示すように、カウンタCT2 のリセット入力端
子にLレベルが供給されるため、カウンタCT2 はアク
ティブ状態となってカウントを開始する。この場合、カ
ウンタCT2 は、メインキー3の押圧操作が開始された
時点t20後において最初に得られるクロックパルスの立
ち下がり、即ち、図5(a)において時点t21に立ち下
がるクロックパルスからカウントをしていくこととな
る。一方、カウンタCT1 では、リセット入力端子に対
してHレベルが供給されることになって、カウント禁止
となる。
【0042】そして、カウンタCT2 が時点t21の最初
のクロックパルスの立下がりから1.05秒経過して1
6番目のクロックパルスの立下がりをカウントした時点
22(図5(a))に至ると、ゲート回路G2 の出力で
ある入力信号IN2 は図5(f)に示すようにHレベル
となる。そして、制御部20では、この時点t22におい
て入力されたHレベルの入力信号IN2 を検出して、送
信のための処理を実行する。
【0043】この場合、例えば制御部20は送信のため
のメインキー3の操作以前の段階で、ダイヤル番号入力
のための操作がなされていたかどうかを判別して、ダイ
ヤル番号入力の操作が行われていた場合には、通常のダ
イヤル番号の送信処理として、ダイヤルRAM21に保
持されたダイヤル番号のデータを読み出して、このダイ
ヤル番号に対して送信するように基本回路部10側の制
御を行うようにされる。 また、ダイヤル番号入力操作
がなされていなかった場合には、登録ダイヤルの送信の
ための操作とされる。このため、制御部20は登録ダイ
ヤルRAM22に保持されている登録ダイヤル番号のデ
ータを読み出して、このダイヤル番号に対して送信する
処理を実行することになる。なお、このとき登録ダイヤ
ルRAM22にデータが保持されていない場合、つま
り、ユーザーによるダイヤル登録がなされていないにも
関わらず、登録ダイヤルの送信のためのメインキー3の
操作があった場合には、特に送信処理は実行しないよう
にされる。
【0044】制御部20は、上述のようにして送信のた
めの処理を実行すると、次に図5(h)の期間t23〜t
24に示すように、出力信号OUT1 として単発のLレベ
ルのパルスを出力する。そして、この出力信号OUT1
のパルスの立下がりが反転してフリップフロップFF1
のプリセット入力端子に供給されて、フリップフロップ
FF1 の出力Q(入力信号IN3 )は、図5(g)に示
すように時点t23においてLレベルからHレベルとな
る。制御部20では、この入力信号IN3 の入力に基づ
いて入力信号IN1 、IN2 の入力を無視する状態に変
化する。なお、この図では時点t25において送信のため
のメインキー3の押圧操作が解除されており、この時点
25でメインキー操作信号SK がLレベルからHレベル
に変化している。また、これに応じてカウンタCT1
リセット入力端子にはLレベルのリセット信号が入力さ
れて(図5(c))アクティブ状態となるが、時点t24
以降の入力信号IN1 の入力は、上述のように制御部2
0において無視される。また、カウンタCT2 はHレベ
ルのリセット信号が入力されて、カウント値がリセット
され、これに応じて入力信号IN2 もLレベルとなる
(図5(f))。
【0045】ところで、ダイヤル番号を登録するために
は、前述のようにダイヤル番号の入力操作を行った後、
メインキー3とパワー/クリアキー4を同時に約1秒以
上押圧操作するようにされている。したがって本実施例
では、制御部20のパワー/クリアキー入力に対して、
パワー/クリアキー4の押圧操作に対応する操作信号S
P が継続して入力されている状態で、例えば、上述した
図5のタイミングチャートの期間t20〜t25にて示した
動作が得られた場合には、制御部20は時点t22におい
て、ダイヤルRAM21に保持されているダイヤル番号
のデータを登録ダイヤルRAM22に対して書き込む処
理を行って、ダイヤル登録を実行するようにされる。
【0046】次に、通話終了時の動作について説明す
る。通話終了時には前述のようにメインキー3を継続し
て押圧操作するようにされる。そこで例えば、通話状態
において図5の時点t26から、通話終了のためのメイン
キー3の押圧操作を開始したとすると、先の送信時の時
点t20において説明した動作と同様にして、制御部20
が入力信号IN1 、IN2 を入力可能な状態となると共
に、カウンタCT2 がカウントを開始する。そして、カ
ウンタCT2 により期間t27〜t28の1.05秒間にク
ロックパルスを16カウントすると、ゲート回路G2
りHレベルの入力信号IN2 が出力され、制御部20は
通話を終了させて平常モードとするための処理を実行す
る。また、この後の時点t29以降の動作も、先の送信時
における時点t23以降の動作と同様であり、ここでは図
示していないが時点t28以降でメインキーの押圧操作が
解除されれば、先に説明した時点t25における動作と同
様となる。
【0047】なお、上記実施例においては操作キーとし
てメインキー3とパワー/クリアキー4のみが設けられ
て、所要の各種操作が行われるようにされているが、こ
のような構成に限定されるものではなく、例えば機器サ
イズに余裕があるような場合には、送信や通信終了専用
の操作キーなどを設けて、メインキー3は主としてダイ
ヤル番号入力などの、いわゆるテンキー操作に対応する
ようにすることも考えられる。また、メインキーの操作
パターンにより、他の各種機能に対応させるようにする
ことも考えられる。また、本発明は上記実施例に示した
ような携帯電話としてだけでなく、例えば一般の電話器
などの他の通信装置にも適用が可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明の通信装置
は、1つのキーのみの操作によって、少なくともダイヤ
ル番号の入力、送信等の動作を行うことができるように
されていることから、例えばダイヤル番号入力のための
テンキーなどが不要となり、通信装置に設けるべき操作
キーの数を著しく削減することが可能になる。このた
め、通信装置の小型化を更に促進することが可能になっ
て、例えば携帯電話などの可搬型の機器には好適とな
る。また、操作キーの数が少ないことで、操作キー自体
のサイズを大きくしたり、各操作キー間の距離を離して
筐体パネル上にレイアウトすることが可能になるため、
キー操作がし易くなってキーの押し間違いによる誤動作
なども少なくなり、例えば手袋などをしたまま容易に操
作したりすることもできる。更には、身体障害者、老人
や子供などが簡単に扱える電話器を提供することも可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の携帯電話の外観を示す斜視図
である。
【図2】本実施例の携帯電話におけるダイヤル番号入力
の操作手順を示す説明図である。
【図3】本実施例の携帯電話の回路構成を示すブロック
回路図である。
【図4】ダイヤル番号数字入力時の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図5】送信時及び通話終了時の動作を示すタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話 3 メインキー 4 パワー/クリアキー 6 スピーカ 7 マイクロフォン 8 LED 10 基本回路部 20 制御部 21 ダイヤルRAM 22 登録ダイヤルRAM 23 音声メモリ G1 、G2 ゲート回路 CT1 、CT2 、CT3 カウンタ FF1 フリップフロップ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】例えば時点t1 において、ユーザーが1回
目のメインキー3の押圧操作を行ったとすると、図4
(b)に示すようにメインキー操作信号SK はHレベル
からLレベルに変化する。このLレベルのメインキー操
作信号SK は、フリップフロップFF1 のデータ入力に
供給される。これによって、図4(d)に示すようにフ
リップフロップFF1 の出力Qは時点t1 からLレベル
の状態にラッチされるが、この出力QはカウンタCT3
のリセット端子に入力されると共に、入力信号IN3
して制御部20に供給される。これによって、カウンタ
CT3 はカウント可能なアクティブ状態となり、制御部
20はゲート回路G1 及びゲート回路G2 からの入力信
号IN1 及びIN2 の入力を無視する状態から入力待機
の状態に切換わる。 また時点t1 において、カウンタ
CT1 のリセット端子入力は、メインキー操作信号SK
がインバータINV1 を介して、図4(i)に示すよう
にHレベルに変化するために、カウント禁止状態とな
る。一方、カウンタCT2 のリセット端子入力はLレベ
ルとなるのでアクティブ状態となる。なお、ここではカ
ウンタCT2 リセット端子入力は図示しないが、図4
(i)の波形に対してH/Lの極性が逆の波形となる。
離されていることになる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】以降は、上述してきたと同様にして、期間
5 〜t6 、t6 〜t7 、t7 〜t8 、t8〜t9 、t9
〜t10、t10〜t11の各0.5秒の期間ごとに3〜5
回目までのメインキー3の短時間押圧/解除操作が行わ
れて、期間t11〜t12において最後の6回目の短時間押
圧操作が行われる。そして、この間、Lレベルのメイン
キー操作信号SK が遅延回路D1 を介してクロック入力
に供給されるごとにカウンタCT3 はカウントアップを
実行している(図4(e)〜(h)の期間t5 〜t11
照)。これにより、最終的に6回目の押圧操作が行われ
た時のカウンタCT3 の出力Q1 〜Q4 は、時点t11D
以降の図4(e)〜(h)に示すように、Q1
「0」、Q2 =「1」、Q3 =「1」、Q4 =「0」と
なり、6カウントに対応している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】例えば、これまで図4により説明した動作
図2(e)で説明した操作に対応するとした場合、時
点t13においてはダイヤルRAM21のダイヤル番号の
頭から5番目に対応するアドレスに対してカウンタCT
3 のカウント値「6」が保持され、また、音声メモリ2
3から「six」の音声信号に対応するデータが読み出
されて、スピーカ6より「six」の音声出力がなされ
ることになる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】そして、制御部20は時点t13から上記し
た処理を実行するのに要した時間が経過した時点t14
至ると、出力信号OUT1 として例えば図4(k)に示
すように期間t14〜t15において単発のLレベルのパル
ス出力を行う。フリップフロップFF1 ではこの出力信
号OUT1 のパルスの立下がりが反転してプリセット入
力端子に供給されることで、その出力QがLレベルから
Hレベルに反転する。これによって、カウンタCT3
リセット入力端子もHレベルとなるため、カウンタCT
3 のカウント出力Q1 〜Q4 は図4(e)〜(h)のよ
うにリセットされてカウント禁止となる。また、制御部
20に入力される入力信号IN3 は、フリップフロップ
FF1 のHレベルの出力Qが供給されることで、制御部
20ではゲート回路G1 、G2 の出力である入力信号I
1 、IN2 の入力を無視する状態に切換わる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の1つの操作キーを連続して操作し
    た回数が、入力すべきダイヤル番号における個々の数字
    に対応するようにされた操作入力手段が設けられている
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 上記操作入力手段は、上記操作キーの所
    定期間以上継続した操作が送信操作に対応するようにさ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
JP15122195A 1995-05-26 1995-05-26 通信装置 Withdrawn JPH08321866A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15122195A JPH08321866A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 通信装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008546283A (ja) * 2005-05-23 2008-12-18 キョウセラ ワイヤレス コープ. 無線通信管理システムおよび無線通信管理方法

Cited By (3)

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JP2008546283A (ja) * 2005-05-23 2008-12-18 キョウセラ ワイヤレス コープ. 無線通信管理システムおよび無線通信管理方法
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