JPH0832119B2 - 音場可変装置 - Google Patents

音場可変装置

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JPH0832119B2
JPH0832119B2 JP63130672A JP13067288A JPH0832119B2 JP H0832119 B2 JPH0832119 B2 JP H0832119B2 JP 63130672 A JP63130672 A JP 63130672A JP 13067288 A JP13067288 A JP 13067288A JP H0832119 B2 JPH0832119 B2 JP H0832119B2
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JP
Japan
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signal
processing
switching
sound field
output
Prior art date
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JP63130672A
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明久 川村
清一 石川
光彦 芹川
正治 松本
克昌 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to EP89109666A priority patent/EP0343691B1/en
Priority to DE68925834T priority patent/DE68925834T2/de
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は再生音場を自由に変化する音場可変装置に関
するものである。
従来の技術 近年、音場再生装置の開発が重要視されてきており、
ホール等の音場をシミュレート出来る音場可変装置が開
発されている。
第4図は従来の音場再生装置の構成を示すハードウェ
アブロック図である。第4図において1はデジタル信号
を入力する信号入力手段、9は入力された信号を目標と
する音場特性になるよう信号処理を行う信号処理手段、
10は信号処理手段で信号処理を行うための加工手順を指
示する加工指示手段、7は加工指示手段の指示内容を変
更するとともに信号切り替え手段を制御するシステム制
御手段、8はデジタル信号を出力する信号出力手段であ
る。
以上のように構成された従来の音場可変装置において
その動作を説明する。第4図において、信号入力手段1
から入力されたデジタル信号は、信号処理手段9におい
て、加工指示手段10の加工手順に従い信号処理が行われ
る。次に信号処理手段2からの出力は信号出力手段8か
ら出力され外部のデジタル−アナログ変換器によりアナ
ログ信号に変換され、増幅器及びスピーカなどに接続す
る事により、再生しようとした音場特性で再生すること
が出来る。再生する音場を変えたい場合は、システム制
御手段7から加工手段を加工指示手段に転送した後、前
記と同様の処理を行うことにより再生音場を変えること
ができる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、連続的の音場
のデータを変化をさせようとすると、システム制御手段
から加工指示手段に加工手順すべてを転送しなければな
らず、転送に時間がかかるため早い間隔での音場切り替
えができないという課題を有していた。
本発明は、上記課題に鑑みて無されたもので、すばや
い音場の変化をスムースに行い、音場の移動、距離感、
広がり感、音像の移動等を連続的にリアルタイムに実現
する音場可変装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明の音場可変装置
は、デジタル信号に変換されたオーディオ信号を入力す
る信号入力手段と、入力されたデジタル信号の遅延と帰
還を決められた手順で行い信号を加工する複数の信号処
理手段と、前記信号処理手段に対して信号の加工手順を
指示する加工指示手段と、前記複数の信号処理手段の出
力信号が入力され、前記複数の信号処理手段の特定の信
号処理手段の出力信号を出力する信号切り替え手段と、
前記信号切り替え手段からの信号を出力する信号出力手
段と、前記加工指示手段の指示内容を変更するとともに
前記信号切り替え手段を制御するシステム制御手段とを
備え、前記加工指示手段にはあらかじめ多数の音場制御
のための加工手順を記憶させておき、前記システム制御
手段からは前記加工指示手段に記憶されている音場制御
のための加工手順の選択用のコードのみを送ることによ
り信号処理に用いる加工手順を切り替え、前記システム
制御手段からは前記信号切り替え手段に切り替え信号が
与えられ、前記信号切り替え手段は、前記加工手順の切
り替え前に出力されていた信号のレベルを徐々に小さく
し、かつ、前記加工手順の切り替え後に出力される信号
のレベルを徐々に大きくしながら両方の信号の和信号を
出力することを特徴とするものである。
作用 この構成によって、連続的、もしくはたくさんの加工
手順を予め第一、第二の加工指示手段に記憶さておき、
再生音場切り替え時にシステム制御手段から片方の加工
指示手段に再生音場を実現する加工手順を選択するため
のコードを送り、信号処理手段で選択された加工手順に
従い信号処理を行った出力が安定したのち、信号切り替
え手段で第一、第二の信号処理手段の振幅を徐々に小さ
くしたものと、大きくしたものを足し合わせながら出力
を切り替えていくことにより、リアルタイムに切り替え
時のノイズなしに連続的に再生音場を変えることができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例の音場可変装置について図面
を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における、音場可変装置の
ハードウェアブロック図である。第1図において1はデ
ジタル信号を入力する信号入力手段、2は入力されたデ
ジタル信号の遅延と帰還を決められた手順で行い信号を
加工する第一の信号処理手段、4は第一信号処理手段と
同様の働きをす第二の信号処理手段、3は信号処理手段
に対し信号の加工手順を指示する第一の加工指示手段、
5は第二の加工指示手段、6は第一の信号処理手段2と
第二の信号処理手段4の出力信号を切り替える信号切り
替え手段、7は第一、第二の加工指示手段3、5に加工
手順選択のためのコードを転送すると同時に信号切り替
え手段6を制御するシステム制御手段、8はデジタル信
号を出力する信号出力手段である。
以上のように構成された音場可変装置について、以下
その動作を説明する。第1図において、通常動作の場
合、信号入力手段1よりの信号は、信号処理手段2にお
いて第一の加工指示手段3で選択されている加工手順に
従い信号処理され信号切り替え器7で第一の信号処理手
段2の信号が選択され信号出力手段8から出力される。
このとき第二の信号処理手段4の加工指示手段5は信号
処理手段2の加工指示手段3と同様の加工手順が選択さ
れている。第一の信号処理手段2と第二の信号処理手段
4から出力された信号は信号切り替え手段7にて第一の
信号処理手段2からの信号が選択され信号出力手段8か
ら出力される。
次に、音場データ切り替え時について説明する。連続
的に受聴点の位置を変えるような場合には単に音の大き
さだけを変えるだけでなく、遅延時間、帰還情報も持っ
た連続的な加工手順が必要となる。第2図には加工指示
手段のメモリーマップを示す。また、第3図にはあるホ
ールの受聴位置を表わす図を示す。第2図に示すように
メモリー上の領域毎に第3図のそれぞれの受聴位置1番
から56番に対応する受聴特性を実現する加工手順を記憶
させてある。音場データを切り替える場合システム制御
手段7から第二の加工指示手段5に対し移動した受聴位
置の音場を実現するための加工手順が記憶されている番
地を選択するためのコードを転送する。たとえば第3図
のAからBまで移動した場合は第2図のメモリーマップ
の4番から11番、18番、25番と順に加工手順を選択す
る。まず11番の加工手順が選択され、第二の信号処理手
段4からの出力が安定すると、システム制御手段7から
信号切り替え手段6に切り替え信号を出力する。信号切
り替え手段6では第一の信号処理手段2からの信号を徐
々に小さくし、第二の信号処理手段4からの信号を徐々
に大きくしながら両方の信号の和を出力する。そしてあ
る時間後には信号切り替え手段6からの出力は、第二の
信号処理手段4からの信号に切り替わる。
次は、再びシステム制御手段8から第一の加工指示手
段3の18番の加工手順を選択し、上記操作を交互に繰り
返していき、最終的には25番の加工手順を第二の加工指
示手段5に設定すればよい。
なお本実施例では、第一の加工指示手段の加工手順と
第二の加工指示手段5の加工手順が切り替わる早さは任
意に変えられるようにした。
以上のように本実施例によれば、複数の信号処理手段
と複数の加工指示手段を用い、予め連続的な音場制御を
行うために必要な加工手順を加工指示手段記憶させて、
システム制御手段7からは加工手順選択用のコードを送
るだけにしたことにより、リアルタイムにかつ連続的に
データ切り替え時のノイズを発生することなく音場を変
えることができる。
また本実施例では受聴位置の連続的な変化について述
べたが、音像の移動、距離感の変化等についても変化の
ための加工手順を加工指示手段に記憶させておけばリア
ルタイムに連続的な音場可変を行うことが可能である。
発明の効果 以上のように本発明は、2つの信号処理手段と2つの
加工指示手段を用い、加工指示手段に予め連続的な音場
制御を行うための加工手順を記憶させておき、音場デー
タ切り替え時にはシステム制御手段から加工手順選択の
ためのコードを送るだけにすることにより、連続的に変
化する音場の再生、もしくは急激に変化する音場の再生
をリアルタイムでかつノイズを発生することなく行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるハードウェアのブロ
ック図、第2図は本発明の加工指示手段のメモリーマッ
プを示す説明図、第3図はホールの受聴位置を示す説明
図、第4図は従来の音場可変装置のハードウェアのブロ
ック図である。 1……入力手段、2……第一の信号処理手段、3……第
一の加工指示手段、4……第二の信号処理手段、5……
第二の加工指示手段、6……信号切り替え手段、7……
システム制御手段、8……信号出力手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 正治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 克昌 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル信号に変換されたオーディオ信号
    を入力する信号入力手段と、入力されたデジタル信号の
    遅延と帰還を決められた手順で行い信号を加工する複数
    の信号処理手段と、前記信号処理手段に対して信号の加
    工手順を指示する加工指示手段と、前記複数の信号処理
    手段の出力信号が入力され、前記複数の信号処理手段の
    特定の信号処理手段の出力信号を出力する信号切り替え
    手段と、前記信号切り替え手段からの信号を出力する信
    号出力手段と、前記加工指示手段の指示内容を変更する
    とともに前記信号切り替え手段を制御するシステム制御
    手段とを備え、前記加工指示手段にはあらかじめ多数の
    音場制御のための加工手順を記憶させておき、前記シス
    テム制御手段からは前記加工指示手段に記憶されている
    音場制御のための加工手順の選択用のコードのみを送る
    ことにより信号処理に用いる加工手順を切り替え、前記
    システム制御手段からは前記信号切り替え手段に切り替
    え信号が与えられ、前記信号切り替え手段は、前記加工
    手順の切り替え前に出力されていた信号のレベルを徐々
    に小さくし、かつ、前記加工手順の切り替え後に出力さ
    れる信号のレベルを徐々に大きくしながら両方の信号の
    和信号を出力することを特徴とする音場可変装置。
JP63130672A 1988-05-27 1988-05-27 音場可変装置 Expired - Lifetime JPH0832119B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63130672A JPH0832119B2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27 音場可変装置
US07/358,282 US5023913A (en) 1988-05-27 1989-05-26 Apparatus for changing a sound field
EP89109666A EP0343691B1 (en) 1988-05-27 1989-05-29 An apparatus for changing a sound field
DE68925834T DE68925834T2 (de) 1988-05-27 1989-05-29 Gerät zum Ändern eines Schallfeldes

Applications Claiming Priority (1)

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JPH01300698A JPH01300698A (ja) 1989-12-05
JPH0832119B2 true JPH0832119B2 (ja) 1996-03-27

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52132819A (en) * 1976-04-28 1977-11-07 Kawai Musical Instr Mfg Co Electronic instrument
JPS5850595A (ja) * 1981-09-22 1983-03-25 ヤマハ株式会社 効果付加装置
JPS63130673A (ja) * 1986-11-21 1988-06-02 Merck Japan Kk 耐水性真珠光沢顔料およびその製造法
JPH01198796A (ja) * 1988-02-03 1989-08-10 Yamaha Corp 効果付与装置

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JPH01300698A (ja) 1989-12-05

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