JPH083208Y2 - ロータリカバー装置 - Google Patents

ロータリカバー装置

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JPH083208Y2
JPH083208Y2 JP1988090543U JP9054388U JPH083208Y2 JP H083208 Y2 JPH083208 Y2 JP H083208Y2 JP 1988090543 U JP1988090543 U JP 1988090543U JP 9054388 U JP9054388 U JP 9054388U JP H083208 Y2 JPH083208 Y2 JP H083208Y2
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JP
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cover
leveling
plate
cover plate
notch
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JP1988090543U
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JPH0212204U (ja
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義史 長峯
圭一 佐々木
浩一 岩崎
和美 梅木
定義 高木
公英 辻野
貴章 大野
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ロータリ耕耘装置におけるロータリカバー
装置に関するものである。
(従来の技術) ロータリ耕耘装置において、ロータリ耕耘部の後方に
配置された均平カバーに、作業機、例えば畝立器用の切
欠部を後端側からV字状に切欠形成し、この切欠部をふ
さぐ蓋板を着脱自在に設けておき、畝立作業時には蓋板
を取外して切欠部に畝立器を配置し、均平に整地する時
には蓋体で切欠部をふさいで使用するようにしたものが
ある。
(考案が解決しようとする課題) この種の装置では、蓋板を均平カバーのカバー面に沿
って挿抜自在に取付ける形成を一般に採用している。
しかし、従来は蓋体の左右両側縁を均平カバーの切欠
縁部に上下に重ね合わせる構造であるため、均平カバー
の後端側の均平部と、蓋板の後端側の均平部との間に段
差ができ、耕耘跡を均平に整地できない欠点があった。
本考案は、このような従来の課題に鑑み、均平カバー
と蓋板との均平部の段差の発生をなくし均平度の向上を
図ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案は、次の手段を講じ
た。即ち、本考案の特徴とするところは、ロータリ耕耘
部後方に配置された均平カバーに、作業機用の切欠部を
後端側から切欠形成し、この切欠部をふさぐ蓋板を前記
均平カバーに着脱自在に取付けて成るロータリカバー装
置において、前記蓋板の後端側の均平部を切欠部内に位
置させると共に、後方開放状の係合凹部を切欠部後端の
左右両側方に位置すべく均平カバーに設け、この係合凹
部に対して後方側から係脱自在に係合する係合ピンを蓋
板後端の左右両側に突設し、均平カバーを上下方向から
挟持する前方開放状の係合部が蓋板の前端部に設けら
れ、前記係合部と係合凹部が夫々係合状態になった時、
均平カバーと蓋板とを着脱自在に固定する固定手段が蓋
板の左右両側に設けられた点にある。
(作用) 本考案によれば、均平カバーの切欠部を塞ぐ時には、
蓋板を該切欠部に当てがい、係合部により均平カバーを
上下方向から挟持し、且つ、係合凹部により係合ピンを
係合して、蓋板の位置決めを行い、その後、固定手段に
より該蓋板を均平カバーに固定する。この時、蓋板の均
平部は切欠部内にあり、均平カバーの均平部と一致する
ので、均平度が向上する。
なお、蓋板を取り外すには、前記操作の逆を行う。
(実施例) 以下、図示の実施例について本発明を詳述すると、図
面はトラクタ装着用のロータリ耕耘装置を例示する。第
1図及び第2図において、1はロータリ機枠で、伝動ケ
ース2等を有し、三点リンク機構3を介してトラクタに
装着されている。4はロータリ耕耘部で、伝動ケース2
に支架された爪軸5と、これに設けられた耕耘爪6とを
有する。7はロータリカバーで、ロータリ耕耘部4の上
方側に配置された上部カバー8と、後方側に配置された
均平カバー9と、左右両側に配置された側部カバー10と
を有する。上部カバー8はロータリ機枠1に固定され、
また均平カバー9は上部カバー8に横方向の枢軸11で上
下動自在に枢着され、かつロータリ機枠1との間に設け
られた左右一対の弾下機構14により下方に付勢されてい
る。側部カバー10は上部カバー8等に固定されている。
15は畝立器で、ロータリ機枠1の上部から後方に突出す
るゲージ輪支持枠16に支柱17を介して取付けられてお
り、この畝立器15は均平カバー9の幅方向中央部に、後
端側からV字状に切欠形成された切欠部18内に位置せし
められている。
均平カバー9は板金材を折曲げて成形したものであっ
て、切欠部18の左右両側方の上面には、第2図及び第3
図に示すように、補強リブ19が設けられている。また、
均平カバー9の後端部には、第4図及び第5図のよう
に、下面側に円弧状の均平部20ができるように板金材を
折返した折返し部21が設けられている。そして、均平カ
バー9の折返し部21の切欠部18側端部、即ち、切欠部18
後端の左右両側方に位置すべく均平カバー9に、後方が
開放するU字状に形成された係合凹部22が設けられてい
る。
均平カバー9の切欠部18は、畝立器15を使用しない時
には、後方側からカバー面に沿って挿抜自在な蓋板23に
よってふさがれている。蓋板23は、板金材から切欠部18
の部分を打抜いて均平カバー9を製作する際の打抜き片
をそのまま利用したものであって、第6図に示すように
平面視で略三角形状に構成されている。蓋板23には、第
6図及び第7図の如く、前端に係合部24が、中途部及び
後端部の両側に平行部25,26が夫々設けられている。係
合部24は切欠部18の上端部分で均平カバー9の山形補強
部27を上下両側から挿抜自在に挟持し係合するようにな
っている。平行部25,26に対応して均平カバー9側にも
平行部28,29が夫々設けられており、また平行部28では
ボルト(固定手段)30を有する取付板31が均平カバー9
の下面側に装着されている。なお、ボルト30は上方に突
出している。蓋板23の平行部25は、第6図及び第7図に
示すように、補強板32で補強して長孔33が形成され、こ
の長孔33にボルト30が嵌合しナット34を締付けることに
より蓋板23を固定できるようになっている。
蓋板23の後端部には、均平カバー9の均平部20、折返
し部21と全く一致する形状の均平部35、折返し部36が形
成されている。この蓋板23の均平部35側は、均平カバー
9の平行部29間で切欠部18内に位置せしめられ、また後
端の左右両側には、係合凹部22に対して後方側から係脱
自在に係合する係合ピン37が外方に突出せしめられてお
り、この係合ピン37を係合凹部22に完全に係合された時
に、均平カバー9と蓋板23との均平部20,35、折返し部2
1,36が面一状に一致するように構成されている。ナット
34はレバー38を有する。
上記構成において、均平カバー9に蓋板23を取付けて
切欠部18をふさぐ時には、先ず蓋板23の長孔33にボルト
30を合わせ、その長孔33にボルト30を入れた後、蓋板23
を長孔33の範囲内でカバー面に沿って第3図のA矢示方
向に摺動させる。すると、蓋板23の係合部24が均平カバ
ー9の山形補強部27に係合すると共に、係合ピン37が第
5図及び第8図のように係合凹部22に係合するので、第
9図に示すようにボルト30にナット34を螺合して蓋板23
を均平カバー9に締付けて固定する。このようにすれ
ば、蓋板23の左右両側の傾斜辺部は均平カバー9上に重
なるが、後端の均平部35、折返し部36等は切欠部18内に
あるため、均平カバー9の均平部20、折返し部21と面一
状に一致し、耕耘跡を段差なく均平に整地できる。
蓋板23を取外す際には、逆に行なえば良い。
なお、切欠部18の形状は、作業機によって定まるもの
であり、V字状以外でも良い。
(考案の効果) 本考案によれば、均平カバーと蓋板との均平部での重
なりがなく、従って、段差の発生を防止できるので、均
平部を合わせやすくなり、均平度が従来に比較して向上
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はロータリ耕耘
装置の側面図、第2図は同斜視図、第3図は均平カバー
の背面図、第4図は第3図のIV−IV矢視拡大図、第5図
は第4図の要部拡大図、第6図は蓋板の平面図、第7図
は同側面図、第8図は係合凹部と係合ピンの係合時の平
面図、第9図は蓋体固定部の平面図である。 4……ロータリ耕耘部、9……均平カバー、15……畝立
器(作業機)、18切欠部、20,35……均平部、22……係
合凹部、24……係合部、37……係合ピン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 梅木 和美 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (72)考案者 高木 定義 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (72)考案者 辻野 公英 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (72)考案者 大野 貴章 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (56)参考文献 実開 昭59−50205(JP,U) 実開 昭63−134606(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータリ耕耘部(4)後方に配置された均
    平カバー(9)に、作業機(15)用の切欠部(18)を後
    端側から切欠形成し、この切欠部(18)をふさぐ蓋板
    (23)を前記均平カバー(9)に着脱自在に取付けて成
    るロータリカバー装置において、 前記蓋板(23)の後端側の均平部(35)を切欠部(18)
    内に位置させると共に、後方開放状の係合凹部(22)を
    切欠部(18)後端の左右両側方に位置すべく均平カバー
    (9)に設け、この係合凹部(22)に対して後方側から
    係脱自在に係合する係合ピン(37)を蓋板(23)後端の
    左右両側に突設し、 均平カバー(9)を上下方向から挟持する前方開放状の
    係合部(24)が蓋板(23)の前端部に設けられ、 前記係合部(24)と係合凹部(22)が夫々係合状態にな
    った時、均平カバー(9)と蓋板(23)とを着脱自在に
    固定する固定手段(30)が蓋板(23)の左右両側に設け
    られたことを特徴とするロータリカバー装置。
JP1988090543U 1988-07-07 1988-07-07 ロータリカバー装置 Expired - Lifetime JPH083208Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988090543U JPH083208Y2 (ja) 1988-07-07 1988-07-07 ロータリカバー装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988090543U JPH083208Y2 (ja) 1988-07-07 1988-07-07 ロータリカバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0212204U JPH0212204U (ja) 1990-01-25
JPH083208Y2 true JPH083208Y2 (ja) 1996-01-31

Family

ID=31315059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988090543U Expired - Lifetime JPH083208Y2 (ja) 1988-07-07 1988-07-07 ロータリカバー装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950205U (ja) * 1982-09-25 1984-04-03 セイレイ工業株式会社 リアエプロンのカバ−
JPS63134606U (ja) * 1987-02-27 1988-09-02

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Publication number Publication date
JPH0212204U (ja) 1990-01-25

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