JPH08320547A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH08320547A
JPH08320547A JP15093795A JP15093795A JPH08320547A JP H08320547 A JPH08320547 A JP H08320547A JP 15093795 A JP15093795 A JP 15093795A JP 15093795 A JP15093795 A JP 15093795A JP H08320547 A JPH08320547 A JP H08320547A
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JP
Japan
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photosensitive material
heating
processing apparatus
drying
material processing
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JP15093795A
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English (en)
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Masakazu Ando
政和 安藤
Akio Kashino
昭雄 樫野
Yoichi Ono
陽一 小野
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】感光材料の搬送性と画質を満足し、かつ充分な
乾燥熱エネルギーを供給可能とする感光材料処理装置を
提供する。 【構成】感光材料3を現像処理し、少なくとも乾燥工程
を有する感光材料処理装置において、感光材料3に接触
して熱を直接伝導する加熱体を備え、この加熱体と感光
材料3との1回当たりの接触長さL1が1.5mm以上
〜5mm以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は感光材料処理装置に係
り、詳しくは感光材料を現像処理し、少なくとも乾燥工
程を有する感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料処理装置には、例えば、感光材
料を処理槽の処理液中を搬送しながら現像処理し、この
現像処理された感光材料を乾燥工程で乾燥するものがあ
る。この乾燥工程では、例えば搬送ローラで感光材料を
搬送しながら感光材料にノズルから熱風を吹き付けて乾
燥している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このノズルから熱風を
吹き付けて乾燥する方式では、乾燥効率が悪く乾燥時間
がかかるため、乾燥工程での搬送路を長くする必要があ
り、装置の小型化の障害となっている。このため、装置
の小型化には感光材料の処理時間の短縮が要請され、こ
の処理時間の短縮に当り乾燥能力の向上が重大な課題と
なっており、これを解決するために加熱ローラから直接
熱を供給する方法が考えられる。
【0004】このように、装置の大型化、コストアップ
の防止のためには、加熱ローラを用いローラ付フィルム
の搬送用と兼用とすることが望ましい。さらに、加熱ロ
ーラの配置としては対向と千鳥の2つに分類できるが、
その接触時間が熱供給量に直接影響するため、接触時間
が多く取れる千鳥の配置が好ましい。
【0005】また、加熱ローラとの接触時間を長くする
ために、千鳥に配置した加熱ローラのかみ込み量を多く
すると、例えばXレイのように主にプラスチックで構成
される感光材料では、その弾性により加熱ローラの当り
角が増加し搬送不良となる。また、加熱ローラとの接触
時間が長いと感光材料特有の問題として急激な熱の移動
により感光材料の仕上がり画質の劣化が起こる。
【0006】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、感光材料の搬送性と画質を満足し、かつ充分な乾
燥熱エネルギーを供給可能とする感光材料処理装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、感光材
料を現像処理し、少なくとも乾燥工程を有する感光材料
処理装置において、前記感光材料に接触して熱を直接伝
導する加熱体を備え、この加熱体と前記感光材料との1
回当たりの接触長さが1.5mm以上〜5mm以下であ
ることを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、前記加熱体が搬送
を兼ねた加熱ローラであることを特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、前記加熱体が内部
に熱源を持つ加熱ローラであることを特徴としている。
【0010】請求項4記載の発明は、前記加熱体の温度
が100℃以下であることを特徴としている。
【0011】請求項5記載の発明は、前記加熱体への前
記感光材料の当り角が60°以下であることを特徴とし
ている。
【0012】請求項6記載の発明は、前記乾燥工程の前
記感光材料の搬送速度が1000〜5000mm/mi
nであることを特徴としている。
【0013】請求項7記載の発明は、前記加熱体と前記
感光材料との接触時間が0.02秒以上0.5秒以下で
あることを特徴としている。
【0014】請求項8記載の発明は、前記感光材料に向
けて温風を吹き付けるノズルを備えることを特徴として
いる。
【0015】請求項9記載の発明は、前記ノズルの温風
吹き出し口形状が微小孔の集合体であることを特徴とし
ている。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明では、感光材料に接触して
熱を直接伝導する加熱体と感光材料との1回当たりの接
触長さが1.5mm以上〜5mm以下であり、感光材料
の搬送性と画質を満足し、かつ充分な乾燥熱エネルギー
を供給する。
【0017】請求項2記載の発明では、加熱体が搬送を
兼ねた加熱ローラであり、感光材料の搬送と乾燥熱エネ
ルギーを供給する。
【0018】請求項3記載の発明では、加熱体が内部に
熱源を持つ加熱ローラであり、熱源から簡単な構造で加
熱ローラに効率的に熱を与える。
【0019】請求項4記載の発明では、加熱体の温度が
100℃以下であり、感光材料の画質を満足し、かつ充
分な乾燥熱エネルギーを供給する。
【0020】請求項5記載の発明では、加熱体への感光
材料の当り角が60°以下であり、円滑な搬送が可能で
ある。
【0021】請求項6記載の発明では、乾燥工程の感光
材料の搬送速度が1000〜5000mm/minであ
り、感光材料の画質を満足し、かつ充分な乾燥熱エネル
ギーを供給する搬送速度である。
【0022】請求項7記載の発明では、加熱体と感光材
料との接触時間が0.02秒以上0.5秒以下であり、
感光材料の搬送性と画質を満足し、かつ充分な乾燥熱エ
ネルギーを供給する。
【0023】請求項8記載の発明では、ノズルにより感
光材料に向けて温風を吹き付け、乾燥効率を上げる。
【0024】請求項9記載の発明では、ノズルの温風吹
き出し口部が微小孔の集合体であり、有効吹付け面を増
し、かつ排気流路を平均化する。
【0025】
【実施例】以下、この発明の感光材料処理装置の一実施
例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は感光材料処
理装置の概略図、図2は乾燥部の概略図、図3は加熱ロ
ーラの配置を示す図である。
【0026】感光材料処理装置の外光を遮閉する装置本
体1の一側には供給台2が備えられ、この供給台2から
画像を露光した例えばロール状またはシート状のフィル
ム等の感光材料3が装置本体1内に供給される。装置本
体1の他側には捕集ラック4が設けられ、現像処理され
た感光材料3が捕集ラック4に取り出される。
【0027】感光材料処理装置は、供給台2が暗室側
に、捕集ラック4が明室側に位置して配設され、装置本
体1内には供給台2側から捕集ラック4側に現像槽6、
定着槽7、水洗槽8、スクイズ部9及び乾燥部10が順
次配置され、さらに図示しない駆動系やポンプ等が配置
されている。現像槽6、定着槽7、水洗槽8、スクイズ
部9及び乾燥部10にはそれぞれ搬送ローラ11で搬送
路が形成されている。現像槽6、定着槽7及び水洗槽8
の処理槽にはそれぞれ現像液、定着液及び水洗液の処理
液が満たされている。
【0028】乾燥部10には、第1の乾燥部20と第2
の乾燥部30が設けられ、現像処理された感光材料3が
スクイズ部9から第1の乾燥部20に導かれ、この第1
の乾燥部20で加熱乾燥して第2の乾燥部30を通り、
第2の乾燥部30でさらに乾燥された感光材料3はター
ンローラ31から捕集ラック4に排出される。
【0029】第1の乾燥部20には、搬入ローラ21と
複数の加熱ローラ22が配置されている。搬入ローラ2
1は感光材料3を加熱ローラ22に導く。複数の加熱ロ
ーラ22は千鳥に配置され、ズル230から感光材料3
に向けて温風を吹き付ける。ノズル230の温風吹き出
し口部231は加熱ローラ22の間に位置しており、こ
の温風吹き出し口部231から搬送される感光材料3に
温風を吹き付け、感光材料を乾燥する。
【0030】第2の乾燥部30には複数の搬送ローラ3
2が千鳥に配置され、また感光材料3に向けて温風を吹
き付けるノズル33が備えられている。ノズル33のス
リット部330は温風吹き出し口331は搬送ローラ3
2の間に位置しており、この温風吹き出し口331から
搬送される感光材料3に温風を吹き付け、感光材料3の
表面の水蒸気を除去することにより感光材料を乾燥す
る。
【0031】第1の乾燥部20に配置された加熱ローラ
22は、感光材料3に接触して熱を直接伝導する加熱体
を構成しており、加熱ローラ22から直接熱を感光材料
3に供給することで乾燥効率を向上させている。また、
それぞれの加熱ローラ22の内部にはヒータ24が配置
され、加熱の温度を検知手段25で検知して制御手段2
6でヒータ24の温度制御が行なわれる。
【0032】加熱体は内部に熱源を持つ加熱ローラ22
が用いられ、内部の熱源から簡単な構造で加熱ローラ2
2に効率的に熱を与えることができる。また、加熱体が
搬送を兼ねた加熱ローラ22であり、感光材料3へ搬送
力と乾燥熱エネルギーを与えることができる。
【0033】図3に示すように、千鳥に配置された加熱
ローラ22と感光材料3との1回当たりの接触長さL1
が1.5mm以上〜5mm以下に設定され、感光材料3
の搬送性と画質を満足し、かつ充分な乾燥熱エネルギー
を供給する。接触長さL1が1.5mm以下では、画質
に影響のない範囲でのローラ温度では、加熱ローラ22
から感光材料3へ充分な乾燥熱エネルギーを供給するこ
とができず乾燥不良であり、また、接触長さL1が5m
m以上では、感光材料3の搬送性が低下する。
【0034】加熱体である加熱ローラ22の温度が10
0℃以下であり、感光材料3の画質を満足し、かつ充分
な乾燥熱エネルギーを供給することができる。ただし、
60℃以下であるとさらに好ましい。加熱ローラ22の
温度が100℃以上では、感光材料3の表面温度が上昇
することにより、感光材料3の表面が変質し、感光材料
3の画質が劣化する。
【0035】また、加熱体である加熱ローラ22への感
光材料の当り角θが60°以下であり、円滑な搬送が可
能であり、加熱ローラ22への感光材料3の当り角θが
60°以上では、感光材料3の搬送性が悪い。
【0036】加熱ローラ22への感光材料3の当り角θ
と、接触長さL1について図4に基づいて説明する。図
4(a)は加熱ローラ22への感光材料3の当り角θが
37.30°に設定され、接触長さL1が1.49mm
であり、感光材料3の搬送性は良好だが、熱移動量が少
ないため乾燥効率が悪い。また、図4(b)は加熱ロー
ラ22への感光材料3の当り角θが50.1°に設定さ
れ、接触長さL1が2.79mmであり、感光材料3の
搬送性は良好で、かつ温風による水分蒸発に見合う熱量
供給量であり乾燥効率がよい。図4(c)は加熱ローラ
22への感光材料3の当り角θが65.2°に設定さ
れ、接触長さL1が4.48mmであり、接触長さL1
としては5mm以下であるが、加熱ローラ22への感光
材料3の当り角θが大きくて感光材料3の搬送不良が生
じ搬送性が悪い。
【0037】また、乾燥工程の感光材料3の搬送速度が
1000〜5000mm/minであり、感光材料3の
画質を満足し、かつ充分な乾燥熱エネルギーを供給する
搬送速度である。感光材料3の搬送速度が1000mm
/min以下では、乾燥熱エネルギーを供給する時間が
長くなって過乾燥になり、また感光材料3の搬送速度が
5000mm/min以上では、乾燥熱エネルギーを供
給する時間が短くなって乾燥不足になる。
【0038】また、加熱体である加熱ローラ22と感光
材料3との接触時間が0.02秒以上0.5秒以下であ
り、感光材料3の搬送性と画質を満足し、かつ充分な乾
燥熱エネルギーを供給することができる。ただし、ここ
でいう接触時間は、加熱体である加熱ローラ22と感光
材料3との1回当たりの接触長さを感光材料3の搬送速
度で割り、それに加熱体である加熱ローラ22の本数を
かけたものとして定義される。接触時間が0.02秒以
下では、乾燥熱エネルギーを供給する時間が短いため乾
燥不足になり、0.5秒以上では、乾燥熱エネルギーを
供給する時間が長いため過乾燥になる。
【0039】また、感光材料3に向けて温風を吹き付け
るノズル230を備えており、ノズル230により感光
材料3に向けて温風を吹き付け、乾燥効率を上げる。ノ
ズル230は、図5に示しており、図5(a)はノズル
の側面図、図5(b)はノズルの底面図、図5(c)は
図5(a)のC−C線に沿う断面図である。
【0040】ノズル230の温風吹き出し口部231が
微小孔231aの集合体であり、有効吹付け面を増し、
かつ排気流路を平均化するように構成されている。この
実施例では、ノズル230がポリカーボネイトで肉厚が
1mmに形成され、孔径が直径D1.5mmで、孔ピッ
チPは3mmに形成されている。
【0041】このように、感光材料3に直接熱を伝える
加熱体の加熱ローラ22と、加熱体の加熱ローラ22を
加熱する熱源と、加熱の温度を検知して制御する制御手
段26があり、加熱体の加熱ローラ22を千鳥に配置
し、かつ1回当りの接触長さL1を1.5mm〜5mm
の範囲とする。
【0042】また、加熱体の加熱ローラ22への感光材
料3の当り角θは60°以下で、望ましくは50°程度
が良い。加熱体の加熱ローラ22の温度は最大100℃
であるが、60℃以下が望ましい。
【0043】また、加熱体の加熱ローラ22を覆うよう
にノズル230が配置され、加熱体の加熱ローラ外面に
沿って排気が行なわれるノズル230の温風吹き出し口
部231はパンチで形成され、微小孔231aは図6に
示すように、孔径直径1.0〜3.0mm程度、感光材
料3との距離L2は1mm〜5mm程度に配置される。
【0044】図6はノズル230の温風吹き出しによる
排気流路を示し、加熱ローラ22の間に均等に配置さ
れ、排気流路が両側の加熱ローラ22に沿って均等に形
成される。図7はノズル230の温風吹き出による排気
流路を示す他の実施例で、ノズル230の温風吹き出し
口部231が前段の加熱ローラ22側に変位して配置さ
れ、変位した側の流速が速くなっている。
【0045】図8は乾燥部の他の実施例の概略図であ
る。この実施例の乾燥部10は、加熱ローラ50が対向
して配置され、感光材料3を挟持して搬送するように構
成されている。加熱ローラ50の間には熱源である赤外
ヒータ51が配置され、この赤外ヒータ51によって加
熱ローラ50が加熱されるとともに、感光材料3に乾燥
熱エネルギーを供給する。また、赤外ヒータ51の外側
には軸流ファン52が配置され、温風を感光材料3に吹
き付けるようになっている。 [実施例]図1に示す感光材料処理装置及び図2に示す
乾燥部を用いた。乾燥部の乾燥条件を以下に示し、その
乾燥結果を表1に示す。 乾燥部の乾燥条件 加熱ローラ 本数 6本、温度 80℃ 搬送速度 4800mm/min ローラ接触長さ Aが1.5mm、Bが2.8mm、Cが3.3mm、D
が5.0mm 送風方法 多孔板ノズル スリット 軸流ファン(面風吹き付け:風量大風速小) 温風温度 50℃ 通過時間 2秒 感光材料 フィルム SR−H
【0046】
【表1】 ◎:カールフィルムサイズに関わりなくスムーズに搬送 ○:カールフィルム搬送時にフィルムと加熱ローラの当
り音が多少するが搬送性に問題なし △:当り音があり、通常は搬送に問題ないものの側面か
らの風の当て方により搬送不良とする。 ×:通常搬送でもジャムとなる場合が多発 前記によれば多孔板ノズルが同一条件では最も効率よ
く、搬送性に問題のない範囲はローラ接触長さが5mm
以内であることがわかる。
【0047】加熱体の加熱ローラ温度はフィルム仕上が
り画質劣化のない範囲を示すもので、加熱ローラ温度を
変化させてフィルム仕上がり画質を評価し、その結果を
表2に示す。100℃以上では加熱体の加熱ローラによ
る乾燥ムラが発生し、現行フィルムでは処理不良であ
る。
【0048】
【表2】 搬送速度についても同様で、搬送速度を800mm/m
in、1000mm/min、4000mm/min、
5000mm/minと変化させてフィルム仕上がり画
質を評価し、その結果を表3に示す。
【0049】処理剤 XD−SR、XF−SR フィルム SR−H を用いた。
【0050】
【表3】 搬送速度が1000mm/min以下では、画質不良と
なり、5000mm/min以上では熱供給不足にな
る。
【0051】搬送速度4000mm/minでB−の
構成を用い、ノズルより吹き付ける風は温風であること
が効率よく、水分蒸発させる面から好ましく、好ましく
は30〜80℃の温風である。
【0052】
【発明の効果】前記のように、請求項1記載の発明は、
感光材料に接触して熱を直接伝導する加熱体と感光材料
との1回当たりの接触長さが1.5mm以上〜5mm以
下であるから、感光材料の搬送性と画質を満足し、かつ
充分な乾燥熱エネルギーを供給することができる。
【0053】請求項2記載の発明は、加熱体が搬送を兼
ねた加熱ローラであるから、簡単な構造で感光材料の搬
送と乾燥熱エネルギーを供給することができ、かつ装置
が小型化できる。
【0054】請求項3記載の発明は、加熱体が内部に熱
源を持つ加熱ローラであるから、熱源から簡単な構造で
加熱ローラに効率的に熱を与えることができる。
【0055】請求項4記載の発明は、加熱体の温度が1
00℃以下であるから、感光材料の画質を満足し、かつ
充分な乾燥熱エネルギーを供給することができる。
【0056】請求項5記載の発明は、加熱体への感光材
料の当り角が60°以下であるから、円滑な感光材料の
搬送が可能である。
【0057】請求項6記載の発明は、乾燥工程の感光材
料の搬送速度が1000〜5000mm/minである
から、感光材料の画質を満足し、かつ充分な乾燥熱エネ
ルギーを供給することができる。
【0058】請求項7記載の発明は、加熱体と感光材料
との接触時間が0.02秒以上0.5秒以下であるか
ら、感光材料の搬送性と画質を満足し、かつ充分な乾燥
熱エネルギーを供給することができる。
【0059】請求項8記載の発明は、ノズルにより感光
材料に向けて温風を吹き付けるから、水蒸気を排出して
乾燥効率を上げることができる。
【0060】請求項9記載の発明は、ノズルの温風吹き
出し口形状が微小孔の集合体であるから、有効吹付け面
を増し、かつ排気流路を平均化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光材料処理装置の概略図である。
【図2】乾燥部の概略図である。
【図3】加熱ローラの配置を示す図である。
【図4】加熱ローラへの感光材料の当り角と、接触長さ
について説明する図である。
【図5】ノズルを示す図である。
【図6】ノズルの温風吹き出による排気流路を示す図で
ある。
【図7】ノズルの温風吹き出による他の実施例の排気流
路を示す図である。
【図8】乾燥部の概略図である。
【符号の説明】
1 装置本体 10 乾燥部 20 第1の乾燥部 22 加熱ローラ 30 第2の乾燥部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光材料を現像処理し、少なくとも乾燥工
    程を有する感光材料処理装置において、前記感光材料に
    接触して熱を直接伝導する加熱体を備え、この加熱体と
    前記感光材料との1回当たりの接触長さが1.5mm以
    上〜5mm以下であることを特徴とする感光材料処理装
    置。
  2. 【請求項2】前記加熱体が搬送を兼ねた加熱ローラであ
    ることを特徴とする請求項1記載の感光材料処理装置。
  3. 【請求項3】前記加熱体が内部に熱源を持つ加熱ローラ
    であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    感光材料処理装置。
  4. 【請求項4】前記加熱体の温度が100℃以下であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の感光材料処
    理装置。
  5. 【請求項5】前記加熱体への前記感光材料の当り角が6
    0°以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項4
    記載の感光材料処理装置。
  6. 【請求項6】前記乾燥工程の前記感光材料の搬送速度が
    1000〜5000mm/minであることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5記載の感光材料処理装置。
  7. 【請求項7】前記加熱体と前記感光材料との接触時間が
    0.02秒以上0.5秒以下であることを特徴とする請
    求項1乃至請求項6記載の感光材料処理装置。
  8. 【請求項8】前記感光材料に向けて温風を吹き付けるノ
    ズルを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項7記
    載の感光材料処理装置。
  9. 【請求項9】前記ノズルの温風吹き出し口部が微小孔の
    集合体であることを特徴とする請求項8記載の感光材料
    処理装置。
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