JPH08319782A - ロールブラインドのロールパイプ落下防止機構 - Google Patents

ロールブラインドのロールパイプ落下防止機構

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JPH08319782A
JPH08319782A JP12478895A JP12478895A JPH08319782A JP H08319782 A JPH08319782 A JP H08319782A JP 12478895 A JP12478895 A JP 12478895A JP 12478895 A JP12478895 A JP 12478895A JP H08319782 A JPH08319782 A JP H08319782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll pipe
roll
fixed shaft
holding plate
bracket
Prior art date
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Pending
Application number
JP12478895A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Yanaka
茂 谷中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosoh Corp
Original Assignee
Toso KK
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Filing date
Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ロールブラインドからロールパイプを外すと
き、ロールパイプが落下する危険とスクリーンが自重で
巻き下りる事故を防止する。 【構成】ロールパイプ2を支持する固定軸9に相対的に
回転しないようにはめた保持板3と、保持板をロールブ
ラインドの固定部6に連結する連結部材4と、固定軸が
固定軸用ブラケット1から外されると、連結部材に係合
して固定軸を弾性的に復元させようとする復元手段5と
からなり、固定軸を固定軸用ブラケットから外したと
き、保持板は復元手段の弾性力によってロールパイプの
端面を圧接してロールパイプの回転軸8の回転軸用ブラ
ケット7に押し込むと共に、ロールパイプ2の回転を規
制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロールブラインドのロー
ルパイプをブラケットから外すときにロールパイプが落
下する危険を防止する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロールブラインドのスクリーンを巻いた
ロールパイプの一方の端面からは角軸上の固定軸が、他
方の端面からは丸軸状の回転軸が突出する。固定軸は左
右の一方のブラケットに固定支持され、回転軸は他方の
ブラケットに回転自在に支持される。スクリーン等のメ
ンテナンスのために、ブラケットからロールパイプを外
すとき、始めに固定軸を一方のブラケットから抜き、つ
いで、そのままの片持ち状態で回転軸を他方のブラケッ
トから抜いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロールパイプを片持ち
したとき、スクリーンの幅が広いと、重量の片寄りが大
きいため、ロールパイプを落下させてしまうことがあ
る。特に、踏台等を使用する場合は、この危険が高い。
又、回転軸をブラケットから抜いたときに、スクリーン
の自重でロールパイプが回り、スクリーンが巻き下り、
作業に支障を生じることも多かった。
【0004】本発明はこれらの問題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、ロールパ
イプの固定軸をブラケットから抜いたときに、ロールパ
イプの落下を防止すると共に、ウェイトバーの自重によ
るスクリーンの巻き下がりを規制することができる機構
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明が採用する手段は、固定軸に回転しないよう
にはめた保持板をロールパイプの端面に当て、その保持
板をロールブラインドの固定部に連結部材を介して連結
し、その連結部材に固定軸をブラケットから外すとそれ
を元の位置に弾性的に復元させようとする復元手段を設
けたことにある。連結部材としては、ワイヤー、ひも、
リンク等を使用し、復元手段としては、コイルスプリン
グ、ぜんまいばね等を使用することができる。
【0006】
【作用】ロールパイプの固定軸を一方のブラケットから
抜いて回転軸を他方のブラケットにはめたままロールパ
イプを傾斜させると、保持板を固定部に連結する連結部
材は復元手段によって弾性的に緊張し、保持板はロール
パイプの端面を回転軸側へ押圧するから、回転軸が他方
のブラケットから外れて、ロールパイプが落下する危険
は防止される。固定軸と一体の保持板はロールパイプの
端面を圧接してロールパイプの回転を規制するから、ウ
ェイトバーの自重によりロールパイプが回転してスクリ
ーンが巻き下がるおそれもなくなる。連結部材の全長
は、作業者が踏台等から床に下りてから回転軸を他方の
ブラケットから抜くことができる程度に設定する。
【0007】
【実施例】本発明の機構を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1及び図2に示すように、ロールブライン
ドの取付バー6は窓内の天井に固定され、その取付バー
の両端の一方に固定軸用ブラケット1を、他方に回転軸
用ブラケット7をそれぞれ固定する。ロールパイプ2は
回転軸8と一体回転し、固定軸9はロールパイプ2を回
転自在に支持する。ロールパイプ2にはスクリーン10
が巻かれ、スクリーン10の自由端にはウェイトバー1
1が取り付けられる。
【0008】固定軸9に回転しないように金属製の保持
板3の長孔12をはめ、その保持板をロールパイプ2の
端面に当接する。保持板3の端部に取付バー6の固定軸
側端部のワイヤー孔13から引き出したワイヤー4の一
端を掛け、そのワイヤーの他端をコイルスプリング5の
一端に掛ける。コイルスプリング5の他端は取付バー6
に掛け止めする。
【0009】鎖線で示すように、ロールブラインドの使
用中、固定軸はブラケット1に固定支持されるが、実線
で示すように、メンテナンス等のためにロールパイプ2
を外すときは、回転軸8の先端を中心にロールパイプ2
を旋回して固定軸9をブラケット1から抜く。このと
き、保持板3に掛け止めしたワイヤー4が取付バー6の
ワイヤー孔13から引き出され、コイルスプリング5の
弾性力は保持板3を元の位置に引き戻そうとする。その
結果、保持板3がロールパイプ2の端面を回転軸8側へ
押すから、回転軸8がブラケット7から抜けてロールパ
イプ2が落下するおそれは少なくなる。このとき、ウェ
イトバー11の自重がロールパイプ2にかかるため、ロ
ールパイプ2が回転してスクリーン10を巻き下げよう
とするが、固定軸9と一体の保持板3がロールパイプ2
の端面に圧接して、ロールパイプ2の回転を制止するか
ら、ウェイトバー11の自重によってスクリーン10が
巻き下がるおそれはない。
【0010】ワイヤー4とコイルスプリング5の長さは
作業者がロールパイプ2の固定軸側を片持ちしたまま、
踏台等から床上に下りることができる程度に設定してあ
るから、作業者は足場を安定させた状態で回転軸8をブ
ラケット7から抜くことができる。したがって、スクリ
ーン10の幅が広くて、重量の片寄りが大きくても、作
業者がロールパイプ2を落とすおそれはないといえる。
【0011】外したロールパイプ2を再びロールブライ
ンドに取り付けるときは、始めに回転軸をブラケット7
にはめ、ついで、保持板3を固定軸9にはめる。このと
き、コイルスプリング5の弾性力の一方の分力がロール
パイプ2を回転軸方向に押すと共に他方の分力が固定軸
9をブラケット1にはめる方向に作用するから、作業者
が踏台等に乗っていてもロールパイプ2を落とすおそれ
はなく、至極容易にロールパイプ2をロールブラインド
に取り付けることができる。
【0012】第1実施例のコイルスプリングはぜんまい
ばね等の巻取りスプリングに置換してもよい。コイルス
プリング、ぜんまいばね等の固定端は取付バー以外のロ
ールブラインドの固定部、例えばブラケットに取り付け
てもよい。又、ワイヤーの代わりにひも、リング等を使
用してもよい。図3に示す第2実施例は、保持板3と取
付バー6とをV字形のばねリンク40で結合したもので
ある。リンク40の一端は取付バー6の端部に固定した
フック14に、他端は保持板3の端部にそれぞれある程
度立体的回動自在に連結する。固定軸9をブラケット1
から抜くと、リンク40が開き、固定軸9を元に戻そう
とする弾性力が生じるから、前記実施例と同様に、保持
板3がロールパイプ2の端面に圧接してロールパイプ2
を回転軸側へ押圧すると共にロールパイプ2の回転を規
制する。したがって、ロールパイプ2の回転軸8がブラ
ケット7から抜けてロールパイプ2が落下する危険及び
ウェイトバー11の自重でスクリーン10が巻き下りる
事故も未然に防止することができる。ばねリンクはピン
結合した2本のリンクと、その2本のリンクを閉じよう
とする別体のばねに置換してもよい。
【0013】
【発明の効果】上記のとおり、本発明の機構は、ロール
パイプの固定軸をブラケットから外すと、固定軸を元へ
戻そうとする弾性力が保持板に作用し、保持板がロール
パイプの端面を接圧して回転軸をブラケットへ押圧する
と共に、ロールパイプの回転を規制するから、ロールパ
イプが落下する危険も、スクリーンが巻き下りる事故も
防止することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の第1実施例の機構を備えたロールブ
ラインドの正面図であり、ロールパイプの固定軸を固定
軸用ブラケットから外した状態を示す。
【図2】は第1実施例の側面図であり、一部を断面で示
す。
【図3】は第2実施例の図1に相当する図である。
【符号の説明】
1:ブラケット(固定軸側)、 2:ロールパイプ、 3:保持板、 4:ワイヤー(連結部材)、 5:コイルスプリング(復元手段)、 6:取付バー(固定部)、 7:ブラケット(回転軸側)、 8:回転軸、 9:固定軸、 10:スクリーン、 11:ウェイトバー、 12:長孔、 13:ワイヤー孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロールパイプ(2)を支持する固定軸
    (9)に相対的に回転しないようにはめた保持板(3)
    と、前記保持板をロールブラインドの固定部(6)に連
    結する連結部材(4)と、前記連結部材に係合して固定
    軸用ブラケット(1)から外された前記固定軸を弾性的
    に復元させようとする復元手段(5)とからなり、前記
    固定軸が前記ブラインドから外されたとき、前記保持板
    は前記復元手段の弾性力によって前記ロールパイプの端
    面を圧接して前記ロールパイプを回転軸用ブラケット
    (7)へ押圧すると共に、前記ロールパイプの回転を規
    制することを特徴とするロールブラインドのロールパイ
    プ落下防止機構。
  2. 【請求項2】 復元手段(5)としてのコイルスプリン
    グ又はぜんまいばねの固定端を取付バー(6)に取り付
    け、その自由端を連結部材(4)のワイヤー又はひもの
    一端に取り付け、前記ワイヤー又はひもの他端を前記取
    付バーの固定軸用ブラケット側端部から引き出して保持
    板(3)に止着したことを特徴とするロールブラインド
    のロールパイプ落下防止機構。
  3. 【請求項3】 開閉する2本のV字状ばねリンク(4
    0)、又はV字状にピン結合され、別体のばねによって
    閉じる2本のリンクの一端を取付バー(6)の固定軸用
    ブラケット側の端部又は固定軸用ブラケットの一部に回
    転自在に取り付け、他端を保持板(3)に回動自在に取
    り付けたことを特徴とする請求項1記載のロールブライ
    ンドのロールパイプ落下防止機構。
JP12478895A 1995-05-24 1995-05-24 ロールブラインドのロールパイプ落下防止機構 Pending JPH08319782A (ja)

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ID=14894142

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2433091A (en) * 2006-02-03 2007-06-13 Busybase Ltd Clip with biased latch
JP2013155517A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Sanwa Shutter Corp 建築用シャッター装置の姿勢保持具および姿勢保持方法

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7686265B2 (en) 2006-02-03 2010-03-30 Busybase Limited Clip for a detachable component
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