JPH08319773A - ガラスセッティングブロックの取付構造 - Google Patents
ガラスセッティングブロックの取付構造Info
- Publication number
- JPH08319773A JPH08319773A JP12500995A JP12500995A JPH08319773A JP H08319773 A JPH08319773 A JP H08319773A JP 12500995 A JP12500995 A JP 12500995A JP 12500995 A JP12500995 A JP 12500995A JP H08319773 A JPH08319773 A JP H08319773A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- setting block
- base
- glass
- swallowing groove
- groove
- Prior art date
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- Granted
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガラスを支持するセッティングブロックの地
震時の移動を防止し、ガラスが破損する事態を回避す
る。 【構成】 セッティングブロック4を支持し、その長さ
方向の移動を拘束する拘束部51を持つベース5を横材1
の飲み込み溝2内に固定し、セッティングブロック4を
ベース5の拘束部51に長さ方向両側への移動を拘束させ
た状態でベース5上に載置したガラスセッティングブロ
ックの取付構造。
震時の移動を防止し、ガラスが破損する事態を回避す
る。 【構成】 セッティングブロック4を支持し、その長さ
方向の移動を拘束する拘束部51を持つベース5を横材1
の飲み込み溝2内に固定し、セッティングブロック4を
ベース5の拘束部51に長さ方向両側への移動を拘束させ
た状態でベース5上に載置したガラスセッティングブロ
ックの取付構造。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はガラスのセッティング
ブロックを、その長さ方向の移動が生じないように横材
の飲み込み溝内に設置したガラスセッティングブロック
の取付構造に関するものである。
ブロックを、その長さ方向の移動が生じないように横材
の飲み込み溝内に設置したガラスセッティングブロック
の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】障子の下
枠やカーテンウォールの無目等、ガラスの下側に位置す
る横材の飲み込み溝でガラスを支持するセッティングブ
ロックの設置位置はガラスの幅によって決まり、ガラス
の端部からの距離aは図3に示すようにガラスを2点で
安全に支持できるような大きさに設定されており、適正
範囲の位置を外せば、ガラスの下端に自重の反力が集中
するためガラスを破損させる危険性がある。
枠やカーテンウォールの無目等、ガラスの下側に位置す
る横材の飲み込み溝でガラスを支持するセッティングブ
ロックの設置位置はガラスの幅によって決まり、ガラス
の端部からの距離aは図3に示すようにガラスを2点で
安全に支持できるような大きさに設定されており、適正
範囲の位置を外せば、ガラスの下端に自重の反力が集中
するためガラスを破損させる危険性がある。
【0003】ガラスは地震時に両縦枠の飲み込み溝の深
さの範囲で横材に対して面内水平方向に繰り返して変位
するため、同時にセッティングブロックを飲み込み溝内
でスライドさせようとする。従来のセッティングブロッ
クは飲み込み溝の底に接着剤や接着テープ等の簡易な手
段で貼着される、あるいは実開昭55-48932号ように飲み
込み溝内に設置される溝形断面のベース上に載置,また
は接着されるのみであることから、地震時にセッティン
グブロックがガラスに引きずられて飲み込み溝の底から
絶縁され易く、図4に示すようにセッティングブロック
がスライドして適正範囲を外れる可能性がある。
さの範囲で横材に対して面内水平方向に繰り返して変位
するため、同時にセッティングブロックを飲み込み溝内
でスライドさせようとする。従来のセッティングブロッ
クは飲み込み溝の底に接着剤や接着テープ等の簡易な手
段で貼着される、あるいは実開昭55-48932号ように飲み
込み溝内に設置される溝形断面のベース上に載置,また
は接着されるのみであることから、地震時にセッティン
グブロックがガラスに引きずられて飲み込み溝の底から
絶縁され易く、図4に示すようにセッティングブロック
がスライドして適正範囲を外れる可能性がある。
【0004】この発明は上記背景より地震時にも移動を
生じないセッティングブロックの取付構造を提案するも
のである。
生じないセッティングブロックの取付構造を提案するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明ではセッティング
ブロックを支持し、その長さ方向の移動を拘束する拘束
部を持つベースを飲み込み溝内に固定し、セッティング
ブロックをベースの拘束部に長さ方向両側への移動を拘
束させた状態でベース上に載置することにより地震時の
ガラスの変位に伴うセッティングブロックの移動を防止
し、ガラスが破損する事態を回避する。
ブロックを支持し、その長さ方向の移動を拘束する拘束
部を持つベースを飲み込み溝内に固定し、セッティング
ブロックをベースの拘束部に長さ方向両側への移動を拘
束させた状態でベース上に載置することにより地震時の
ガラスの変位に伴うセッティングブロックの移動を防止
し、ガラスが破損する事態を回避する。
【0006】セッティングブロックがベースに拘束さ
れ、ベースが飲み込み溝に固定されることにより、地震
時にガラスが横材に対して変位を生じたときにもセッテ
ィングブロックはベースに拘束された状態を維持し、ベ
ースの固定状態が解除されない限り、セッティングブロ
ックが移動することはなく、被震後も安全にガラスを支
持する状態を保ち、ガラス破損の事態は回避される。
れ、ベースが飲み込み溝に固定されることにより、地震
時にガラスが横材に対して変位を生じたときにもセッテ
ィングブロックはベースに拘束された状態を維持し、ベ
ースの固定状態が解除されない限り、セッティングブロ
ックが移動することはなく、被震後も安全にガラスを支
持する状態を保ち、ガラス破損の事態は回避される。
【0007】
【実施例】この発明は図1に示すように横材1の飲み込
み溝2に飲み込まれるガラス3を支持するセッティング
ブロック4を飲み込み溝2内に、移動を生じない状態に
設置したものである。横材1は図示するカーテンウォー
ルの無目の他、各種の窓を構成する障子の下枠を含む。
み溝2に飲み込まれるガラス3を支持するセッティング
ブロック4を飲み込み溝2内に、移動を生じない状態に
設置したものである。横材1は図示するカーテンウォー
ルの無目の他、各種の窓を構成する障子の下枠を含む。
【0008】図2に示すように飲み込み溝2内にはセッ
ティングブロック4を支持し、その長さ方向の移動を拘
束する拘束部51を持つベース5が固定される。ベース5
の拘束部51はセッティングブロック4に長さ方向のいず
れの向きにもに係合,あるいは係止してその長さ方向両
側への移動を拘束する。
ティングブロック4を支持し、その長さ方向の移動を拘
束する拘束部51を持つベース5が固定される。ベース5
の拘束部51はセッティングブロック4に長さ方向のいず
れの向きにもに係合,あるいは係止してその長さ方向両
側への移動を拘束する。
【0009】ベース5はガラス3の横材1に対する変位
時に共に移動を生じない程度に飲み込み溝2内で固定さ
れればよく、図示するようにベース5自身を貫通し、飲
み込み溝2を構成する底21やその他のいずれかの部位に
螺入するねじ6によって固定される。あるいは飲み込み
溝2のいずれかの部位に嵌合,または係合させる、ある
いはまた部分的に溶接する等の簡易な固着手段によって
固定される。ベース5の下面と飲み込み溝2の底面21と
の間には、飲み込み溝2内に浸入した雨水の排水を阻害
しないよう、空間が確保される。空間はベース5の下面
に脚52を突設することにより確保される。
時に共に移動を生じない程度に飲み込み溝2内で固定さ
れればよく、図示するようにベース5自身を貫通し、飲
み込み溝2を構成する底21やその他のいずれかの部位に
螺入するねじ6によって固定される。あるいは飲み込み
溝2のいずれかの部位に嵌合,または係合させる、ある
いはまた部分的に溶接する等の簡易な固着手段によって
固定される。ベース5の下面と飲み込み溝2の底面21と
の間には、飲み込み溝2内に浸入した雨水の排水を阻害
しないよう、空間が確保される。空間はベース5の下面
に脚52を突設することにより確保される。
【0010】セッティングブロック4はゴムの成型品で
あり、ベース5はアルミ押出し形材等の金属製であるこ
とから、双方の加工の容易さより、実施例ではベース5
の上面にセッティングブロック4側へ屈曲する片が形成
された立上り片を立ち上げ、屈曲片の、セッティングブ
ロック4の区間を切り欠いて両側を残すことにより、セ
ッティングブロック4の長さ方向の両端位置にその端面
に係合する拘束部51,51を形成している。拘束部51はセ
ッティングブロック4の長さ方向両側への移動を拘束す
ればよいため、他にセッティングブロック4の長さ方向
の中間部に1箇所,または複数箇所に同様の拘束部51を
形成する一方、セッティングブロック4に拘束部51が入
り込む溝を形成し、拘束部51を溝に嵌合させることによ
ってもセッティングブロック4の移動は防止できる。拘
束部51の形状は図示するような板状には限られない。
あり、ベース5はアルミ押出し形材等の金属製であるこ
とから、双方の加工の容易さより、実施例ではベース5
の上面にセッティングブロック4側へ屈曲する片が形成
された立上り片を立ち上げ、屈曲片の、セッティングブ
ロック4の区間を切り欠いて両側を残すことにより、セ
ッティングブロック4の長さ方向の両端位置にその端面
に係合する拘束部51,51を形成している。拘束部51はセ
ッティングブロック4の長さ方向両側への移動を拘束す
ればよいため、他にセッティングブロック4の長さ方向
の中間部に1箇所,または複数箇所に同様の拘束部51を
形成する一方、セッティングブロック4に拘束部51が入
り込む溝を形成し、拘束部51を溝に嵌合させることによ
ってもセッティングブロック4の移動は防止できる。拘
束部51の形状は図示するような板状には限られない。
【0011】セッティングブロック4は実施例の場合、
ベース5の両拘束部51,51に挟み込まれた状態でベース
5上に載置される。地震時にガラス3が横材2に対して
変位しようとするときには、セッティングブロック4は
ベース5によって元の位置に留まるためガラス3のみが
セッティングブロック4に沿って滑ることにより変位を
生ずる。
ベース5の両拘束部51,51に挟み込まれた状態でベース
5上に載置される。地震時にガラス3が横材2に対して
変位しようとするときには、セッティングブロック4は
ベース5によって元の位置に留まるためガラス3のみが
セッティングブロック4に沿って滑ることにより変位を
生ずる。
【0012】
【発明の効果】セッティングブロックを支持し、その長
さ方向の移動を拘束する拘束部を持つベースを飲み込み
溝内に固定し、セッティングブロックをベースの拘束部
に長さ方向両側への移動を拘束させた状態でベース上に
載置しているため、地震時のガラスの変位に伴うセッテ
ィングブロックの移動が防止され、被震後もガラスを安
全に支持する状態を維持でき、ガラスが破損する事態を
回避できる。
さ方向の移動を拘束する拘束部を持つベースを飲み込み
溝内に固定し、セッティングブロックをベースの拘束部
に長さ方向両側への移動を拘束させた状態でベース上に
載置しているため、地震時のガラスの変位に伴うセッテ
ィングブロックの移動が防止され、被震後もガラスを安
全に支持する状態を維持でき、ガラスが破損する事態を
回避できる。
【図1】ベースとセッティングブロックの飲み込み溝内
での納まり状態を示した縦断面図である。
での納まり状態を示した縦断面図である。
【図2】セッティングブロックとベース及び飲み込み溝
の関係を示した分解斜視図である。
の関係を示した分解斜視図である。
【図3】フレーム内でのセッティングブロックの配置位
置を示した立面図である。
置を示した立面図である。
【図4】セッティングブロックが移動した様子を示した
立面図である。
立面図である。
1……横材、2……飲み込み溝、21……底、3……ガラ
ス、4……セッティングブロック、5……ベース、51…
…拘束部、52……脚、6……ねじ。
ス、4……セッティングブロック、5……ベース、51…
…拘束部、52……脚、6……ねじ。
Claims (1)
- 【請求項1】 横材の飲み込み溝に飲み込まれるガラス
を支持するセッティングブロックを飲み込み溝内に設置
した取付構造であり、飲み込み溝内にはセッティングブ
ロックを支持し、その長さ方向の移動を拘束する拘束部
を持つベースが固定され、セッティングブロックはベー
スの拘束部に長さ方向両側への移動を拘束された状態で
ベース上に載置されているガラスセッティングブロック
の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12500995A JP2755921B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | ガラスセッティングブロックの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12500995A JP2755921B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | ガラスセッティングブロックの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08319773A true JPH08319773A (ja) | 1996-12-03 |
JP2755921B2 JP2755921B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=14899613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12500995A Expired - Fee Related JP2755921B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | ガラスセッティングブロックの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2755921B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP12500995A patent/JP2755921B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2755921B2 (ja) | 1998-05-25 |
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Legal Events
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