JPH08319088A - 吊上げ搬送装置 - Google Patents

吊上げ搬送装置

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JPH08319088A
JPH08319088A JP33075795A JP33075795A JPH08319088A JP H08319088 A JPH08319088 A JP H08319088A JP 33075795 A JP33075795 A JP 33075795A JP 33075795 A JP33075795 A JP 33075795A JP H08319088 A JPH08319088 A JP H08319088A
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Japan
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hoist
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crane
girder
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JP33075795A
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Tatsuya Wakizaka
達也 脇坂
Kyoichi Hishikawa
恭一 菱河
Noriyuki Furuya
則之 古屋
Kyoji Yoshino
恭司 吉野
Yasushi Hamada
耕史 浜田
Kohei Kurita
康平 栗田
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Obayashi Corp
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Obayashi Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 作業時点では資材名や建込み場所は作業者全
員には判らず、作業者がその施工位置まで移動した後に
建込み位置が判別されるため、資材の搬送および移動か
ら建込みまでの間に時間がかかり、作業能率低下の原因
となっていた。 【解決手段】 仮設架構上に固定された各ランウエイガ
ーダ上に直交して走行可能に配置された複数のクレーン
ガーダの上を走行可能な複数のホイスト11が揚重機か
ら受け渡された資材Wを目的とする建込み位置まで吊上
げ搬送するようにした建設用資材の吊上げ搬送装置にお
いて、資材Wにはその資材名,建て込み先を記したバー
コードラベル18を貼着するとともに、ホイスト11に
はスキャナ22を介してバーコードラベル18の表示内
容を読み取り、資材Wの名称,行き先などを文字表示す
る目視確認用の電光表示板20を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設現場におけ
る建設用資材、ゴミ清掃工場における廃棄処分物、一般
工場における部品,完成品等の被搬送物を目的とする搬
送位置まで吊上げ搬送できるようにした吊上げ搬送装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、建築中の建物の最上部にジャ
ッキアップにより自昇する仮設架構を設け、これに移乗
式の複数の天井走行クレーンを配置して一ケ所にリフト
アップされた資材をホイストで受けとり、このホイスト
を平面内の縦横に移動させて仮設架構の平面内の目的と
する搬送位置まで搬送することが行なわれている。
【0003】この搬送装置は例えば図3に示すように、
仮設架構01上に固定配置された3台のランウエイガー
ダ1,2,3と、各ランウエイガーダ1,2,3上に直
交してそれぞれ走行可能に単独配置されたクレーンガー
ダ4,5,6と、各ランウエイガーダ1,2,3の間に
直交して配列され、かつ各クレーンガーダ4,5,6と
一致する移乗用の3対の固定ガーダ7,8,9の対と、
中央のランウエイガーダ2の一端に配置された貨物リフ
トや人貨エレベータ等の揚重機(以下、単に揚重機とす
る)10と、前記クレーンガーダ4,5,6および固定
ガーダ7,8,9上を移乗しつつ横方向に移動可能な一
対のホイスト11とを備え、各ホイスト11が前記揚重
機10から受け渡された資材を各ガーダ4〜9を経由し
て移乗しつつ目的とする搬送位置まで交互に搬送する。
【0004】以上の搬送動作を完全自動化することは困
難であり、したがって前記クレーンガーダ4,5,6お
よびホイスト11の走行作業はオペレータによる遠隔操
作に頼っている。また揚重機10に搬送された資材は玉
掛け作業者によって待機位置にあるホイスト11に装着
されるが、そのときに、資材名、建込み位置を無線連絡
などによりオペレータに伝達するようにしている。
【0005】オペレータはこの連絡に基づき目的建込み
位置に対する最短移動距離を判断し、玉掛け終了の合図
により資材の巻き上げとクレーンガーダ4,5,6の移
動およびホイスト11の移動や移乗作業を行ないつつ目
的位置まで資材を搬送し、その場所に吊り下している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この作
業時点では資材名や建込み場所は作業者全員には判らな
いままであり、作業者がその施工位置まで移動するまで
に無線、その他の各種連絡を行った後に建込み位置が判
別されるため、資材の搬送および移動から建込みまでの
間に時間がかかり、作業能率低下の原因となっていた。
【0007】また、ホイスト11の受け渡し場所は固定
ガーダ7,8,9の設置位置のいずれかであるため、例
えば資材の建込み位置が中央のランウエイガーダ2でな
く左右のいずれかであった場合にはクレーンオペレータ
は、連絡後その場所まで二つのクレーンガーダを迅速に
移動し、ホイスト11を該当するクレーンガーダに移乗
させて目的位置に配送しなければならず、無線連絡を待
ってからその建込み位置情報を得たのでは作業に遅滞を
生ずる原因となる。
【0008】以上の課題は、建設現場における建設用資
材の吊上げ搬送のみならず、ゴミ清掃工場における廃棄
処分物、一般工場における部品,完成品等の被搬送物の
吊上げ搬送等においても起こり得る。
【0009】この発明は以上の問題に鑑みなされたもの
であって、その目的は、ホイスト自体に被搬送物を特定
する表示や搬送位置情報を表示させることにより、作業
員全員が被搬送物の種類と搬送位置を迅速に確認できる
ようにした吊上げ搬送装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明は、固定された複数のランウエイガーダ
と、各ランウエイガーダ上に直交して走行可能に配置さ
れた複数のクレーンガーダと、前記クレーンガーダ上を
走行可能な複数のホイストとを備え、該ホイストが前記
揚重機から受け渡された被搬送物を前記各クレーンガー
ダを経由して移乗しつつ目的とする搬送位置まで吊上げ
搬送するようにした吊上げ搬送装置において、前記被搬
送物には、これを特定する表示,搬送先を記したラベル
を貼着する一方、前記ホイストには前記ラベルの表示内
容を読み取るとともに、前記被搬送物の表示,搬送先な
どを文字表示する目視確認用の表示装置を配置したこと
を特徴とするものである。
【0011】表示装置によりオペレータを含む作業員全
員が被搬送物を特定する表示および搬送位置を目視確認
することにより、オペレータはクレーン走行経路を迅速
に判断できるとともに、他の作業員はその被搬送物を知
ることにより作業の必要の有無を知り、また搬送位置ま
での移動を直ちに行なうことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの発明にかかる吊上げ搬
送装置を建設用資材の吊上げ搬送に適用した例の要部を
示すものである。なお、同搬送装置の基本構成は図3で
説明したものとほぼ同様であるのでその同一部分には同
一符号を付し、新たに説明する部分のみ異なる符号を用
いて説明を行なうものとする。
【0013】図におけるホイスト11は、前記各クレー
ンガーダ4,5,6にトロリー12を介して走行可能に
連結され、その下部にクレーンフック14を昇降可能に
吊下したもので、図では中央のクレーンガーダ5の端部
にあって揚重機10の直上で停止し、フック14には揚
重機10上に揚重された被搬送物としての建設用資材W
をワイヤ16を介して玉掛けした状態を示している。
【0014】資材Wにはこれを特定する表示としての資
材名と搬送先である建込み位置をコード化したバーコー
ドラベル18が貼着されている。
【0015】これに対してホイスト11の両側部には電
光表示板20が配置され、これに接続された読取り用の
スキャナ22により前記バーコードラベル18を走査す
ることによって前記内容を読取り、予め登録されたその
コードに対する資材名,建込み位置を文字情報として前
記表示板20に表示するようになっている。
【0016】スキャナ22の走査は玉掛け作業員により
前記玉掛け作業の直後に行われ、表示により作業現場各
所からどの部材がどの位置に配送されるかが確認される
ことになる。
【0017】図2は、同表示に基づくクレーンオペレー
タAの遠隔操作手順を示すものである。
【0018】図において、クレーンオペレータは該当す
る資材Wの名称とその建込み位置を目視すると同時に資
材Wの取り込みを確認し、それと同時に表示内容に応
じて例えば図の向かって右側上部が建込み位置[イ]で
あると判断し、次いでその右側のランウエイガーダ3の
位置を判断し、中央のクレーンガーダ5とともに、右側
のクレーンガーダ6を移乗に最も適した位置である固定
ガーダ7に一致する位置まで同時走行させるべく遠隔制
御する,´。
【0019】その後固定ガーダ7の位置で両者を停止さ
せ、次いでホイスト11を右側クレーンガーダ6上に
移乗させる作業を行ない、後は建込み現場にいる玉掛
け作業者と連絡を取り合いながらクレーンガーダ6及び
ホイスト11を移動させつつ目的とする建込み位置
[イ]に該当する資材Wを建て込む。
【0020】なお、このときまでに該当する資材Wの組
立作業員は搬送位置で表示内容を読み取ることによって
予めその建込み現場迄に移動することができ、資材Wの
搬送後、建込み位置への移動から組立作業までを迅速に
行なうことができる。
【0021】また、上記実施例では、被搬送物として建
設用資材Wを、これを特定する表示として資材名を、搬
送先として建込み位置をそれぞれ例示したが、この発明
は上記実施例に限定されるものではなく、被搬送物とし
て例えばゴミ清掃工場における廃棄処分物、一般工場に
おける部品,完成品その他の物を吊上げ搬送する場合に
も適用することができ、この場合、被搬送物を特定する
表示としてその種類や大きさを挙げることができ、また
処分場所を搬送先として特定することができる。
【0022】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、この発明に係る吊上げ搬送装置にあっては、表示装
置によりオペレータを含む作業員全員が被搬送物を特定
する表示および搬送先を目視確認することにより、オペ
レータはクレーンの走行経路を迅速に判断できるととも
に、他の作業員はその被搬送物を知ることにより作業の
必要の有無を知り、また作業位置までの移動を直ちに行
なうことができ、これにより被搬送物の搬送から目的と
する搬送位置への移動、組立作業を迅速に行なえ、作業
能率を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による吊上げ搬送装置を建設用資材の
搬送に適用した例におけるホイストの説明図である。
【図2】同吊上げ搬送装置を用いた作業手順の一例を示
す説明図である。
【図3】建設用資材の吊上げ搬送装置を示す概略平面図
である。
【符号の説明】
01 仮設架構 1,2,3 ランウエイガーダ 4,5,6 クレーンガーダ 7,8,9 固定ガーダ 10 揚重機 11 ホイスト 18 バーコードラベル 20 電光表示板 22 スキャナ(読取り手段) W 資材(被搬送物)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉野 恭司 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 浜田 耕史 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 栗田 康平 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定された複数のランウエイガーダと、
    各ランウエイガーダ上に直交して走行可能に配置された
    複数のクレーンガーダと、前記クレーンガーダ上を走行
    可能な複数のホイストとを備え、該ホイストが前記リフ
    トから受け渡された被搬送物を前記各クレーンガーダを
    経由して移乗しつつ目的とする搬送位置まで吊上げ搬送
    するようにした吊上げ搬送装置において、 前記被搬送物には、これを特定する表示,搬送先を記し
    たラベルを貼着する一方、前記ホイストには前記ラベル
    の表示内容を読み取るとともに、前記被搬送物の表示,
    搬送先などを文字表示する目視確認用の表示装置を配置
    したことを特徴とする吊上げ搬送装置。
JP7330757A 1995-03-17 1995-12-19 吊上げ搬送装置 Expired - Lifetime JP2976868B2 (ja)

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JP7330757A JP2976868B2 (ja) 1995-03-17 1995-12-19 吊上げ搬送装置

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JP5931695 1995-03-17
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