JPH0831853B2 - ビットクロック再生回路 - Google Patents

ビットクロック再生回路

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JPH0831853B2
JPH0831853B2 JP1123722A JP12372289A JPH0831853B2 JP H0831853 B2 JPH0831853 B2 JP H0831853B2 JP 1123722 A JP1123722 A JP 1123722A JP 12372289 A JP12372289 A JP 12372289A JP H0831853 B2 JPH0831853 B2 JP H0831853B2
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JP
Japan
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circuit
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bit clock
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JP1123722A
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勲 中山
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NEC Corp
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビットクロック再生回路に係り、特にBSチュ
ーナ用ビットクロック再生回路に関する。
〔従来の技術〕
第2図は従来のBSチューナ用ビットクロック再生回路
を示す回路図である。第2図において、本再生回路は4
相位相復調回路1、位相検波回路2、ろ波器3、水晶発
振回路4、固定分周回路17、で倍及び同調回路13、再生
ビットクロック出力端14とからなり、この再生ビットク
ロックがPCM復調回路に用いられる。
一般にBSチューナでのPCM復調用ICに使用されるディ
ジタル・フィルタのクロックは、4相位相復調された信
号と位相が同期していなくてはならない。
第2図に示すように、この種のBSチューナのビットク
ロック再生では、周波数が安定な電圧制御発振回路4
(水晶発振回路)を使った位相同期方式を採用してい
る。しかし、このクロック周波数は、PCM復調回路に使
用されるディジタル・フィルタによって異なっており、
36.864MHzや24.576MHz,12.288MHz等が一般的であるが、
20MHzを越える水晶の電圧制御発振回路4は、実用的で
はない為、36.864MHzのクロックが必要な場合は、12.28
8MHzの水晶電圧制御発振器を使用し、これの3次歪みに
同調させる方式をとっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した従来のクロック再生回路は、3次歪に同調さ
せるために同調回路が必要な為、IC化には適していない
し、またクロック周波数を変えることができない為、デ
ィジタル・フィルタの選択性が限られるという欠点があ
る。
本発明の目的は、前記欠点が解決され、容易にクロッ
ク周波数を変えることができるようにしたビットクロッ
ク再生回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のビットクロック再生回路は、4相位相復調回
路にて位相復調された信号と第1の可変分周出力とを同
期検波する第1の位相検波回路と、この位相検波回路の
出力を第1の低減ろ波器を介した出力電圧で制御され水
晶電圧制御発振回路と、この水晶電圧制御発振回路の出
力と第2の可変分周出力とを同期検波する第2の位相検
波回路と、この位相検波回路の出力を第2の低域ろ波器
を介した出力電圧で制御される電圧制御発振回路と、こ
の電圧制御発振回路の出力をスイッチにより切替えた分
周比で分周し前記第1の可変分周出力とする第1の可変
分周手段と、前記電圧制御発振回路の出力をスイッチに
より切替えた分周比で分周し前記第2の可変分周出力と
する第2の可変分周手段とを備え、前記電圧制御発振回
路の出力を前記4相位相復調回路の復調出力と位相同期
したビットクロックを得ると共に、このビットクロック
の周波数を前記各可変分周手段のスイッチを切替えるこ
とにより可変させたことを特徴とする。
〔実施例〕
次に図面を参照しながら本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例のビットクロック再生回路
を示す回路図である。
第1図において、本実施例のBSチューナ用ビットクロ
ック再生回路は、4相位相復調回路1と、これにより位
相復調された信号と第1の可変分周回路の出力とを同期
検波する第1の位相検波回路2と、低域ろ波器3を介し
た出力で制御される第1の水晶電圧制御発振回路4と、
前記第1の水晶電圧制御発振回路4の出力と第2の可変
分周回路の出力とで同期検波する第2の位相検波回路10
と、低域ろ波器9を介した出力で制御される第2の電圧
制御発振回路8とを含み、前記第2の電圧制御発振回路
8の出力を、前記第2の分周回路を介し、前記第2の位
相検波回路10に、第1の可変信号として帰還せしめ、前
記第2の電圧制御発振回路8の出力を第1の分周回路を
介し前記第1の位相検波回路に第2の可変信号として帰
還せしめ、前記4相位相復調回路1の復調出力と位相同
期した周波数の安定したビットクロック信号を再生する
ように構成される。
尚、前記可変分周回路は、第1の可変分周回路が36分
周回路5、24分周回路6、12分周回路7からなり、第2
の可変分周回路が、直接接続回路(1分周回路)、2分
周回路11および3分周回路12から構成される。
なお、電圧制御発振回路8としては、電圧制御発振回
路4に水晶電圧制御発振回路を用いているので、通常の
PLLに使用されるIC化された無安定マルチバイブレータ
などを用いることができる。この電圧制御発振回路8は
簡単な抵抗・コンデンサの時定数回路で構成されるの
で、IC化に不適当な3次歪の同調回路を不要とすること
ができる。
例えば、4相位相復調回路1の周波数が1.024MHzと
し、水晶電圧制御発振回路4の周波数を12.288MHzとす
る。この場合、第1のスイッチ15をに設定し、第2の
スイッチ16をに設定すれば、クロック周波数として3
6.864MHzが得られる。またクロック周波数を24.576MHz
にしたい時は、第1のスイッチ15を、第2のスイッチ
16をに設定し、12.288MHzにしたい時は、第1のスイ
ッチ15を、第2のスイッチ16をに設定すればよい。
この様に第1、第2の可変分周回路の分周比をスイッチ
15,16で同期して切替えることにより、電圧制御発振回
路8の発振周波数が切替えられ、従ってその出力である
ビットクロック周波数を任意に切替えることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、位相検波回路、分周
回路、電圧制御発振回路、低域ろ波器による位相同期回
路を2つ有することにより、IC化も容易で、分周回路の
分周比と電圧制御発振回路の発振周波数を適切に設定す
ることによって、クロック周波数を何通りかに選ぶこと
ができる為、PCM復調回路に使用されるディジタルフィ
ルタのクロック周波数に合ったビットクロックを出力で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のビットクロック再生回路を
示すブロック図、第2図は従来のBSチューナ用ビットク
ロック再生回路のブロック図である。 1……4相位相復調回路、2……位相検波回路、3……
低域ろ波器、4……水晶電圧制御発振回路、5,6,7,11,1
2……分周回路、8……電圧制御発振回路、9……低域
ろ波器、10……位相検波回路、13……てい倍及び同調回
路、14……再生ビットクロック出力端、15……第1のス
イッチ、16……第2のスイッチ、17……固定分周回路。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03L 7/08 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4相位相復調回路にて位相復調された信号
    と第1の可変分周出力とを同期検波する第1の位相検波
    回路と、この位相検波回路の出力を第1の低域ろ波器を
    介した出力電圧で制御され水晶電圧制御発振回路と、こ
    の水晶電圧制御発振回路の出力と第2の可変分周出力と
    を同期検波する第2の位相検波回路と、この位相検波回
    路の出力を第2の低域ろ波器を介した出力電圧で制御さ
    れる電圧制御発振回路と、この電圧制御発振回路の出力
    をスイッチにより切替えた分周比で分周し前記第1の可
    変分周出力とする第1の可変分周手段と、前記電圧制御
    発振回路の出力をスイッチにより切替えた分周比で分周
    し前記第2の可変分周出力とする第2の可変分周手段と
    を備え、前記電圧制御発振回路の出力を前記4相位相復
    調回路の復調出力と位相同期したビットクロックを得る
    と共に、このビットクロックの周波数を前記各可変分周
    手段のスイッチを切替えることにより可変させたことを
    特徴とするビットクロック再生回路。
JP1123722A 1989-05-16 1989-05-16 ビットクロック再生回路 Expired - Lifetime JPH0831853B2 (ja)

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JPH02302140A JPH02302140A (ja) 1990-12-14
JPH0831853B2 true JPH0831853B2 (ja) 1996-03-27

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