JPH08318393A - プレス加工機 - Google Patents

プレス加工機

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JPH08318393A
JPH08318393A JP7126838A JP12683895A JPH08318393A JP H08318393 A JPH08318393 A JP H08318393A JP 7126838 A JP7126838 A JP 7126838A JP 12683895 A JP12683895 A JP 12683895A JP H08318393 A JPH08318393 A JP H08318393A
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Toshiaki Enami
俊明 江波
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Enami Seiki Mfg Co Ltd
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1本のエアシリンダのみを用いて、低推力・
高速領域と、高推力・低速領域の両領域の消失が可能な
プレス加工機を提供する。 【構成】 エアシリンダ8のロッド9により第1作動プ
レート10を下降させる。このとき、ロックピン11a
の下端が水平面16aに当接しているため、第1作動プ
レート10は第2回転軸Bを中心として回動する。これ
により、第1回転軸Aは第2回転軸Bを中心として上向
きに回転し、下金型ベース5をさらに上昇させる。この
とき、下金型7と上金型4とは既に当接した状態にあ
り、上金型4と下金型7との間に高推力が発生し、金属
板などの成形・接合が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プレス加工機に関
し、より特定的には、金属板の成形・接合や機械部品の
圧入組立などに、簡単に利用することのできるプレス加
工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレス加工機の供給駆動力とし
て、空気圧のみを用いて、推力はそれほど必要ないが高
速が必要な領域(低推力・高速領域)と、低速でもよい
が高推力が必要な領域(高推力・低速領域)の両領域を
具現化する方法が種々提案されている。
【0003】たとえば、増圧器(エアハイドロリックブ
ースター)の原理を利用し、エアシリンダの面積とピス
トンの面積の比だけ増圧された油圧力を得る方式とし
て、図11ないし図14に示すプレス加工機がある。
【0004】まず、図11に示す引き戻り位置におい
て、主バルブ(a)を切換えることにより、ピストンチ
ェンバ(b)にエアを供給するとともに、ピストンチェ
ンバ(c)のエアを排出する。これにより、作動ピスト
ン31が低推力・高速で、図12に示す位置に移動す
る。
【0005】この作動ピストン31の高速移動過程の
後、スプリング42で駆動された送りピストン33がア
キュムレータ41から高圧チェンバ35にオイルを圧送
する。これにより、その抵抗で空気圧バルブ(d)が起
動され、圧縮空気が増圧ピストンチェンバ(e)に入
る。
【0006】その後、図13に示すように、増圧ピスト
ン32のプランジャ33が高圧チェンバ5を通過して、
高圧チェンバ5を動作領域とオイルアキュムレータとに
分割し、動作領域のオイルを一定の高圧まで圧縮する。
【0007】その後、図14に示すように、プランジャ
33によるオイルの変位により、作動ピストン31に高
推力ストロークが与えられる。なお、このプレス加工機
においては、作動ピストン1は、変位オイルの量に比例
した距離を移動する。
【0008】なお、戻りストロークにおいては、主制御
バルブ(a)を切換えた後、空気圧バルブ(d)が自動
的にチェンバ(e)を換気し、作動ピストン31と増圧
ピストン32とがすぐに図11に示す初期の位置に戻さ
れることになる。
【0009】次に、変換器を利用したプレス加工機の例
について、図15ないし図17を参照して説明する。
【0010】このプレス加工機においては、まず図15
に示す状態において、ポートP3 により空気を吸気する
と、油圧変換装置50を介して油圧ピストン50が早送
り前進し、ポートP1 より空気を供給すると、図16に
示すようにパスカルの原理により増圧された油圧(空気
圧の増圧比倍)により増圧ピストン51は高推力で前進
する。
【0011】次に、図17に示すように、ポートP2
ポートP4 により空気を供給し、他を排気にすること
で、油圧ピストン50、増圧ピストン51はともに高速
で図15に示す初期状態に回復する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た油圧を併用して高推力を得る従来のプレス加工機にお
いては、以下に述べるような問題点を有している。
【0013】(1) 増圧行程においては、パスカルの
原理に依存しているため、得られる圧力には限界があ
る。すなわち、シリンダ面積比は最大でも1:40程度
であるため、到達最大推力は40Ton程度である。
【0014】さらに、高推力を得ようとする場合、エア
シリンダの内径は100mm以上と大きくなり、消費空
気量は極めて大きくなってしまう。
【0015】(2) 上述したように、エアシリンダの
内径が100mm以上となるため、シリンダ寸法が大き
く、そのために装置が大掛かりとなってしまう。
【0016】(3) 高推力を得ようとする場合、5k
gf/cm2 〜10kgf/cm2の空気圧が必要であ
り、通常の工場内で使用する供給空気圧(〜5kgf/
cm 2 )を増圧する必要がある。
【0017】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、単一シリンダ断面積を有する1本のエ
アシリンダのみを用いて、低推力・高速領域と、高推力
・低速領域の両領域の具現化が可能であるプレス加工機
を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいたプレ
ス加工機によれば、鉛直方向に広がる所定の基準面を有
するフレームと、基準面に固定的に設けられた上金型を
固定するための上金型ベースと、上金型ベースの下方の
基準面に鉛直方向に沿って設けられたガイドレールと、
ガイドレールに沿って鉛直方向に摺動可能な下金型を固
定するための下金型ベースと、基準面の下端部におい
て、基準面に対して第1の距離隔てて設けられ基準面と
ともに溝部を形成する第1側壁と、この第1側壁の上端
から連続するように基準面とは反対方向に設けられた水
平面と、この水平面上において、基準面から第1の距離
よりも大きい第2の距離隔てた位置に、水平面に対して
鉛直方向に設けられた第2側壁と、一端が第1回転軸を
中心として下金型ベースに回動可能に取付けられた第1
作動プレートと、この第1作動プレートを第1回転軸を
中心として回転させるために第1作動プレートの他端に
取付けられたエアシリンダと、第1回転軸よりも基準面
側に設けられた第2回転軸を中心として、第1作動プレ
ートに対して回動可能に取付けられ、他端に溝部に挿入
可能な挿入部材が設けられた第2作動プレートと、この
第2作動プレートの挿入部材に取付けられ、基準面に当
接し第2作動プレートを基準面から遠ざける方向に第2
作動プレートに付勢力を与える第1の位置と、付勢力を
解除する第2の位置との間を移動可能に設けられた付勢
手段と、第1作動プレートに取付けられ、下金型ベース
が上方に位置する状態において、第1作動プレートの回
転に伴って付勢手段を第1の位置から第2の位置へ移動
させるための第1係合部材と、付勢手段を第2の位置か
ら第1の位置へ移動させるための第2係合部材と、基準
面の下方の所定の位置に取付けられ、下金型ベースが下
方に位置する状態において、第2作動プレートの上下へ
の移動に伴って、付勢手段の第1の位置と第2の位置と
の変換を行なう変換部材とを備えている。
【0019】
【作用】上記構造よりなるプレス加工機においては、下
金型ベースが最下点に位置し、かつ第2作動プレートの
挿入部材が溝部に挿入された状態を第1の状態として、
この第1の状態からエアシリンダにより第1作動プレー
トを高速で上昇させる。この第1作動プレートの上方へ
の移動に伴って、下金型ベースおよび第2作動プレート
が同時に高速で上昇する。下金型ベースは、この下金型
ベースに取付けられた下金型が上金型ベースに取付けら
れた上金型と当接する。このとき、挿入部材は、溝部か
ら外れ、付勢手段により基準面から遠ざかる方向に移動
する。挿入部材の下端部は、水平面に沿って移動し、第
2側壁に当接したところで停止する。
【0020】次に、エアシリンダにより、第1作動プレ
ートを下降させる。このとき、挿入部材の下端が水平面
に当接しているため、第1作動プレートは第2回転軸を
中心として回動する。その結果、第1回転軸は第2回転
軸を中心として上向きに回転し、下金型ベースをさらに
上昇させようとする。しかし、下金型と上金型とは当接
した状態にあるため、上金型と下金型との間に高推力が
発生し、これによって、金属板などの成形・接合が可能
となる。
【0021】このように、1つのエアシリンダを用い
て、低推力・高速領域と、高推力・低速領域の両領域の
消失が可能となる。
【0022】
【実施例】以下、この発明に基づいたプレス加工機の一
実施例について、図1を参照して説明する。図1は、こ
の実施例におけるプレス加工機1の構造を示す側面図で
ある。
【0023】このプレス加工機1は、鉛直方向に広がる
基準面1Aを有するフレーム2を備えている。フレーム
2の上端部の基準面1Aには、上金型4を固定するため
の上金型ベース3が取付けられている。
【0024】上金型ベース3の下方の基準面1Aには、
鉛直方向に沿ってガイドレール6が設けられ、このガイ
ドレール6に沿って移動可能な下金型ベース5が設けら
れている。この下金型ベース5には、上金型ベース3の
上金型4に対向する位置に下金型7が取付けられてい
る。
【0025】基準面1Aの下端部においては、基準面1
Aに対して所定の距離を隔てて第1側壁16Aが形成さ
れており、基準面1Aの下端部において、基準面1Aと
第1側壁16Aとによりガイド溝15を形成している。
さらに、第1側壁16Aの上端部においては、基準面1
Aから離れる方向に第1側壁16Aの上端部から連続す
るように水平面16aが形成され、さらに、水平面16
aの基準面1Aから所定距離遠ざかる位置に、水平面1
6aに対して鉛直方向に第2側壁16bが設けられてい
る。
【0026】下金型ベース5には、一端が第1回転軸A
を中心として、この下金型ベース5に対して回動可能に
第1作動プレート10が取付けられている。第1作動プ
レートの他端には、第1回転軸を中心として、この第1
作動プレート10を回転させるために、エアシリンダ8
のロッド9が軸10aにおいて回動可能に取付けられて
いる。また、エアシリンダ8は、回転軸8aを中心とし
て回動可能にフレーム2に取付けられている。
【0027】第1作動プレート10には、第1回転軸A
の近傍であって、基準面1A側に設けられた第2回転軸
Bを中心として第1作動プレート10に対して回動可能
に第2作動プレート11が取付けられている。第2作動
プレート11には、ガイド溝15に挿入可能なロックピ
ン11aが設けられている。このロックピン11aに
は、基準面1Aに当接し、第2作動プレート11を基準
面1Aから遠ざける方向に第2作動プレート11に付勢
力を与えるガイドローラ13が取付けられている。
【0028】このガイドローラ13は、基準面1Aに当
接しながら回動する第1ローラ13aが第1プレート1
3dに取付けられ、反対側には、基準面1Aの下方の所
定の位置に取付けられた変換部材12に沿って回動する
第2ローラ13bが第2プレート13eに取付けられて
いる。第1プレート13dと第2プレート13eとは互
いに所定の角度をなすように軸部13cを中心に回動可
能にロックピン11aに取付けられている。また、第1
プレート13dとロックピン11aとの間にはばね14
が取付けられ、図1に示す状態においては、このばね1
4の力により、第1ローラ13aが基準面1Aに押しつ
けられる状態となっている。
【0029】また、第1作動プレート10には、ガイド
ローラ13の状態を変換させるための第1係合ピン10
bと第1係合ピン10cとが所定の位置に設けられてい
る。
【0030】次に、上記構造よりなるプレス加工機1の
プレス動作について、図1ないし図9を参照して説明す
る。まず、図1に示す状態は、下金型ベース5が最も下
にある状態(以下「下死点状態」という。)で、ロック
ピン11aがガイド溝15に挿入された状態を示してい
る。この行程を「行程I」と呼ぶ。
【0031】次に、図2を参照して、エアシリンダ8を
用いて、ロッド9を上昇させる。これに伴って、下金型
ベース5、第1作動プレート10および第2作動プレー
ト11が上昇する。
【0032】この下金型ベース5の上昇により、下金型
ベース5は低推力高速ストロークにおける最も上にある
状態となる。また、ロックピン11aが、ガイド溝15
から外れた状態となる。この行程を「行程II」と呼
ぶ。
【0033】次に、ロックピン11aがガイド溝15か
ら引き抜かれたときに、ガイドローラ13の作用によ
り、ロックピン11aが第2回転軸Bを中心として時計
回りに回転し、第2側壁16bにロックピン11aの下
端が当接する。この行程を「行程III」と呼ぶ。
【0034】次に、図4を参照して、エアシリンダ8に
より、ロッド9を下降させる。このとき、上述したよう
にロックピン11aの下端は水平面16aに当接してい
るため、第1作動プレート10は、第2回転軸Bを中心
として回動する。その結果、第1回転軸Aは第2回転軸
Bを中心として上向きに回転し、下金型ベース5をさら
に上死点で上昇させようとする。この際、下金型7と上
金型4とが当接した状態に至るとき、第1回転軸Aと第
2回転軸Bとの偏心に基づく、テコの原理により、上金
型と下金型との間に高推力が発生し、この状態におい
て、金属板などの成形・接合が可能となる。この行程を
「行程IV」と呼ぶ。
【0035】次に、図5を参照して、さらにエアシリン
ダ8によりロッド9を下降させ、下金型7と上金型4と
の間に高推力を生じさせる。このとき、第1作動プレー
ト10に設けられた第1係合ピン10bがガイドローラ
13の第1ローラ13aに係合しながら回転し、ガイド
ローラ13の状態を変換させる。状態が変換されたガイ
ドローラ13は、図5に示す状態においては、ばね14
により、基準面1Aとは反対方向に傾いた状態で停止す
る。この行程を「行程V」と呼ぶ。
【0036】次に、図6を参照して、エアシリンダ8に
より、ロッド9を上昇させ、作動プレート10に設けら
れた第2係合ピン10cをガイドローラ13の第1ロー
ラ13aに当接させる。このとき、第2係合ピン10c
によるガイドローラ13を軸部13cを中心として倒す
力よりも、ばね14により、現状の状態を維持する力の
方が強いために、この状態のまま第1作動プレート10
の回転とともに第2作動プレート11も回転を開始す
る。この行程を「行程VI」と呼ぶ。
【0037】次に、図7を参照して、エアシリンダ8に
より、さらにロッド9を上昇させて、第1作動プレート
10および第2作動プレート11を反時計方向に回転さ
せ、ロックピン11aが基準面1Aと平行となる位置ま
で回転させる。この行程を「行程VII」と呼ぶ。
【0038】次に、図8を参照して、エアシリンダ8を
用いて、さらにロッド9を上昇させ、第1作動プレート
10を回転させる。このとき、第2作動プレート11は
ロックピン11aが基準面1Aと当接するためにこれ以
上回転することはできないため、第1作動プレート10
の回転により、第2係合ピン10cにより、ガイドロー
ラ13が軸部13cを中心として、ばね14がほぼ鉛直
方向に沿うように変位させられる。この行程を「行程V
III」と呼ぶ。
【0039】次に、図9を参照して、エアシリンダ8に
よりロッド9を下降させ、ロックピン11aをガイド溝
15に挿入させる。このときも、ガイドローラ13の第
2ローラ13bが基準面1Aに設けられた変換プレート
12に当接し、ガイドローラ13を軸部13cを中心と
して時計方向に回転させ、図1に示す「行程I」と同じ
状態に変位させる。この行程を「行程IX」と呼ぶ。
【0040】以上により、この実施例におけるプレス加
工機の一連の動作が完了する。ここで、上述した図11
〜図19に示す「行程I」〜「行程IX」の行程は、図
10に示すように、「行程I」〜「行程III」が「高
速低推力ストローク上昇域」となり、「行程IV」〜
「行程V」が「低速高推力ストローク上昇域」となり、
「行程VI」〜「行程VIII」が「低速高推力ストロ
ーク下降域」となり、「行程IX」が「高速低推力スト
ローク下降域」となる。
【0041】以上のように、この実施例によれば、1つ
のエアシリンダを用いて、低推力高速領域と、高推力低
速領域の2つの領域を形成することが可能となり、たと
えば通常の工場内で使用する程度の供給空気圧を用いて
高推力を有するプレス加工機を提供することが可能とな
る。
【0042】なお、今回開示された実施例はすべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内ですべての変更が含まれることが意図され
る。
【0043】
【発明の効果】上記構造よりなるプレス加工機において
は、1つのエアシリンダを用いて、低推力・高速領域
と、高推力・低速領域の両領域の具現化が可能となる。
その結果、通常の工場内で使用する5kgf/cm2
度の供給空気圧を用いて1つのエアシリンダにより、5
0ton以上の高推力を有するプレス加工機を提供する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づいた一実施例におけるプレス加
工機の構造を示す図であり、かつ第1プレス行程を示す
図である。
【図2】この発明に基づいた一実施例におけるプレス加
工機の第2プレス行程を示す図である。
【図3】この発明に基づいた一実施例におけるプレス加
工機の第3プレス行程を示す図である。
【図4】この発明に基づいた一実施例におけるプレス加
工機の第4プレス行程を示す図である。
【図5】この発明に基づいた一実施例におけるプレス加
工機の第5プレス行程を示す図である。
【図6】この発明に基づいた一実施例におけるプレス加
工機の第6プレス行程を示す図である。
【図7】この発明に基づいた一実施例におけるプレス加
工機の第7プレス行程を示す図である。
【図8】この発明に基づいた一実施例におけるプレス加
工機の第8プレス行程を示す図である。
【図9】この発明に基づいた一実施例におけるプレス加
工機の第9プレス行程を示す図である。
【図10】この発明に基づいた実施例におけるプレス加
工機の行程図である。
【図11】第1従来例におけるプレス加工機の第1行程
図である。
【図12】第1従来例におけるプレス加工機の第2行程
図である。
【図13】第1従来例におけるプレス加工機の第3行程
図である。
【図14】第1従来例におけるプレス加工機の第4行程
図である。
【図15】第2従来例におけるプレス加工機の第1行程
図である。
【図16】第2従来例におけるプレス加工機の第2行程
図である。
【図17】第2従来例におけるプレス加工機の第3行程
図である。
【符号の説明】
1 プレス装置 2 フレーム 3 上金型ベース 4 上金型 5 下金型ベース 6 ガイドレール 7 下金型 1A 基準面 8 エアシリンダ 9 ロッド 10 第1作動プレート 10b 第1係合ピン 10c 第2係合ピン 11 第2作動プレート 11A ロックピン 12 変換プレート 13 ガイドローラ 14 ばね 15 ガイド溝 16A 第1側壁 16a 水平面 16B 第2側壁 A 第1回転軸 B 第2回転軸 なお、各図中、同一符号は、同一または相当部分を示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直方向に広がる所定の基準面を有する
    フレームと、 前記基準面に固定的に設けられた上金型を固定するため
    の上金型ベースと、 前記上金型ベースの下方の前記基準面に鉛直方向に沿っ
    て設けられたガイドレールと、 前記ガイドレールに沿って、鉛直方向に摺動可能な下金
    型を固定するための下金型ベースと、 前記基準面の下端部において、前記基準面に対して第1
    の距離を隔てて設けられ、前記基準面とともに溝部を形
    成する第1側壁と、 前記第1側壁の上端から連続するように、前記基準面と
    は反対方向に設けられた水平面と、 前記水平面上において、前記基準面から前記第1の距離
    よりも大きい第2の距離を隔てた位置に、前記水平面に
    対して鉛直方向に設けられた第2側壁と、 一端が第1回転軸を中心として前記下金型ベースに回動
    可能に取付けられた第1作動プレートと、 前記第1作動プレートを前記第1回転軸を中心として回
    転させるために、前記第1作動プレートの他端に取付け
    られたエアシリンダと、 前記第1回転軸よりも前記基準面側に設けられた第2回
    転軸を中心として、前記第1作動プレートに対して回動
    可能に取付けられ、他端に前記溝部に挿入可能な挿入部
    材が設けられた第2作動プレートと、 前記第2作動プレートの前記挿入部材に取付けられ、前
    記基準面に当接し前記第2作動プレートを前記基準面か
    ら遠ざける方向に前記第2作動プレートに付勢力を与え
    る第1の位置と、前記付勢力を解除する第2の位置との
    間を移動可能に設けられた付勢手段と、 前記第1作動プレートに取付けられ、前記下金型ベース
    が上方に位置する状態において、前記第1作動プレート
    の回転に伴って、前記付勢手段を第1の位置から第2の
    位置へ移動させるための第1係合部材と、前記付勢手段
    を第2の位置から第1の位置へ移動させるための第2係
    合部材と、 前記基準面の下方の所定の位置に取付けられ、前記下金
    型ベースが下方に位置する状態において、前記第2作動
    プレートの上下への移動に伴って、前記付勢手段の第1
    の位置と第2の位置との変換を行なう変換部材と、を備
    えた、プレス加工機。
JP7126838A 1995-05-25 1995-05-25 プレス加工機 Expired - Fee Related JP2662859B2 (ja)

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