JPH0831732A - 回転式基板処理装置 - Google Patents

回転式基板処理装置

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Publication number
JPH0831732A
JPH0831732A JP18882994A JP18882994A JPH0831732A JP H0831732 A JPH0831732 A JP H0831732A JP 18882994 A JP18882994 A JP 18882994A JP 18882994 A JP18882994 A JP 18882994A JP H0831732 A JPH0831732 A JP H0831732A
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JP
Japan
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nozzle
processing
liquid supply
rotation
rotation center
Prior art date
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Pending
Application number
JP18882994A
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English (en)
Inventor
Akihiro Hisai
章博 久井
Yasuhiro Mizohata
保▲廣▼ 溝畑
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP18882994A priority Critical patent/JPH0831732A/ja
Publication of JPH0831732A publication Critical patent/JPH0831732A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理液供給ノズルの回転中心を移動させて、
複数個の回転処理部で同じ処理状態を得ることができる
回転式基板処理装置を提供する。 【構成】 回転処理部Aでの処理時は、ノズル回転中心
Pbが回転モーター26の回転中心Pの直下に位置する
ように移動モーターによって移動され、処理液供給ノズ
ル4bが回転モーター26によって回転駆動される。一
方、回転処理部Bでの処理時は、回転モーター26の回
転中心Pの直下から、回転処理部B側へΔdだけずれた
位置にノズル回転中心Pbが位置するように移動モータ
ーによって移動される。そして回転モーター26によっ
てその処理液吐出部2bが回転処理部Bの基板回転中心
B の上方に移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウェハ、フォト
マスク用のガラス基板、液晶表示装置用のガラス基板、
光ディスク用の基板などを回転させつつ、その表面にフ
ォトレジスト液や現像液などの処理液を供給する回転式
基板処理装置に係り、特に、基板を回転可能に保持する
回転処理部を複数個備えた回転式基板処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の回転式基板処理装置とし
て、例えば、特開平5−267148号公報に示すよう
なものがある。この装置を図10の概略構成を示した平
面図を参照して説明する。
【0003】この装置は、基板Wを回転可能に支持する
複数個の回転処理部A,Bにわたって、処理液供給部1
を変位可能に配設したものである。具体的には二つの回
転処理部A,Bの間に処理液供給ノズルを有する処理液
供給部1を備え、この処理液供給部1は、その処理液供
給ノズルの基端部付近の回転中心Pを中心に処理液供給
ノズルを水平揺動し、回転処理部A,Bの各々の基板W
にその先端部の処理液吐出部2から処理液を供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】二つの回転処理部A,
Bで同じ処理状態を得るためには、二つの回転処理部
A,Bのそれぞれの基板回転中心CA ,CB に対する、
処理液供給ノズルの先端部付近の処理液吐出部2の位置
関係が、二つの回転処理部A,Bで、平面視で一致して
いることが必要となる。例えば、処理液として感光性の
フォトレジスト液を基板Wに供給し、その表面に所定厚
さのフォトレジスト膜を得る塗布処理では、その膜厚を
同一基板面内で均一にするために、平面視で処理液供給
ノズルの処理液吐出部2が回転処理部A,Bのそれぞれ
の基板回転中心CA ,CB にほぼ一致した状態でフォト
レジスト液の供給を行う必要がある。
【0005】そのため処理液供給部1の処理液供給ノズ
ルをノズル回転中心Pで回転処理部A,Bの各々に対し
て水平揺動したときに、その処理液吐出部2が双方の基
板回転中心CA ,CB に平面視で一致するように、二つ
の回転処理部A,Bの基板回転中心同士CA ,CB から
等距離にある点に処理液供給ノズルのノズル回転中心P
が位置するように装置は設計され、且つそのように組み
立てられる。しかしながら、組立時の誤差などにより、
その位置が若干(例えば、基板回転中心CA ,CB と処
理液供給ノズルの処理液吐出部2の平面視での間隔が1
〜2mm程度)ずれる。そこで処理液供給ノズルの処理
液吐出部2と二つの回転処理部A,Bの基板回転中心C
A ,CB とが平面視で一致するように回転処理部A,B
の取付け位置を微動して調整作業を行う必要がある。
【0006】この調整作業は、実際に基板Wを回転させ
てこれに処理液を供給し、そのときの処理液の広がり具
合を見て行う。すなわち、基板上での処理液の広がり具
合が不均一であるならば基板回転中心CA ,CB と処理
液供給ノズルの処理液吐出部2が平面視でズレていると
判断して回転処理部A,Bの取付け位置を調整する。そ
してこの作業を数回繰り返し行って処理液が均一に広が
る回転処理部A,Bのそれぞれの位置でこれを固定す
る。この調整の程度は〔基板回転中心CA ,CBと処理
液吐出部2とが平面視で一致した状態を基準として〕±
0.1mmという非常に微妙な調整であるので、この作
業を行って二つの回転処理部A,Bのそれぞれにおいて
基板面内の膜厚が均一になるように回転処理部A,Bの
取付け位置を調整するためには非常に時間を要し、煩雑
な作業を伴うという問題点がある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、処理液供給ノズルのノズル回転中心を
移動させることによって、複数個の回転処理部で同じ処
理状態を得るための調整を容易に行うことができる回転
式基板処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、基板を回転可能に保持す
る複数個の回転処理部に対して、同じ処理液供給ノズル
から処理液を供給して基板を処理する回転式基板処理装
置において、前記処理液供給ノズルを所定のノズル回転
中心まわりで水平揺動可能に支持する支持手段と、前記
複数個の回転処理部の各々に対応して、前記処理液供給
ノズルが当該回転処理部に対して所望の位置関係となる
前記ノズル回転中心の位置を規定するノズル回転中心位
置規定手段と、前記ノズル回転中心位置規定手段によっ
て規定される各回転処理部の各ノズル回転中心位置の間
を、前記ノズル回転中心が移動するよう前記支持手段を
移動させる移動手段と、ノズル回転中心が所望の回転処
理部のノズル回転中心位置にある処理液供給ノズルを、
当該ノズル回転中心を中心として揺動駆動させる揺動駆
動手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、基板を回
転可能に保持する複数個の回転処理部に対して、複数の
処理液供給ノズルのうち所望の処理液供給ノズルを選択
し、この選択された処理液供給ノズルから処理液を供給
して基板を処理する回転式基板処理装置において、前記
複数の処理液供給ノズルをそれぞれ所定のノズル回転中
心まわりで水平揺動可能に支持する支持手段と、前記複
数個の回転処理部の各々に対応して、前記処理液供給ノ
ズルが当該回転処理部に対して所望の位置関係となる前
記ノズル回転中心の位置を規定するノズル回転中心位置
規定手段と、前記ノズル回転中心位置規定手段によって
規定される各回転処理部の各ノズル回転中心位置の間
を、前記複数の処理液供給ノズルの各ノズル回転中心が
移動するよう前記各支持手段を移動させ、所望の処理液
供給ノズルのノズル回転中心を所望の回転処理部のノズ
ル回転中心位置へ移動させる選択移動手段と、ノズル回
転中心が所望の回転処理部のノズル回転中心位置にある
処理液供給ノズルを、当該ノズル回転中心を中心として
揺動駆動させる揺動駆動手段と、を備えたことを特徴と
するものである。
【0010】
【作用】本発明の作用は次のとおりである。請求項1に
記載の発明は、複数個の回転処理部の各々に対応して、
処理液供給ノズルが当該回転処理部に対して所望の位置
関係となるノズル回転中心の位置がノズル回転中心位置
規定手段によって規定される。処理液供給ノズルは、支
持手段により所定のノズル回転中心まわりで水平揺動可
能に支持される。移動手段は、処理液供給ノズルのノズ
ル回転中心が、ノズル回転中心位置規定手段によって規
定されるノズル回転中心位置に位置するように、支持手
段を移動させる。そして、かかる状態で、揺動駆動手段
がその処理液供給ノズルをノズル回転中心を中心として
揺動駆動させる。このとき、処理液供給ノズルは回転処
理部に対して所望の位置関係となる。
【0011】請求項2に記載の発明は、複数個の回転処
理部の各々に対応して、処理液供給ノズルが当該回転処
理部に対して所望の位置関係となるノズル回転中心の位
置がノズル回転中心位置規定手段によって規定される。
複数の処理液供給ノズルは、それぞれの支持手段により
所定のノズル回転中心まわりで水平揺動可能に支持され
る。選択移動手段は、複数の処理液供給ノズルのうち所
望の処理液供給ノズルのノズル回転中心が、ノズル回転
中心位置規定手段によって規定されるノズル回転中心位
置に位置するように、当該処理液供給ノズルの支持手段
を移動させる。そして、かかる状態で、揺動駆動手段が
その処理液供給ノズルをノズル回転中心を中心として揺
動駆動させる。このとき、処理液供給ノズルは回転処理
部に対して所望の位置関係となる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
【0013】図1は、本発明に係る回転式基板処理装置
の一実施例の概略構成を示す平面図である。図中、符号
1は、処理液供給ノズルを4本備えた処理液供給部であ
る。処理液供給部1の両側には、基板Wを回転させる回
転処理部A,Bが備えられている。この回転処理部A,
Bは、基板Wに供給された処理液の飛散を防止するため
のカップA1 1 を備え、それぞれ基板Wを図示しない
スピンチャックでほぼ水平に支持して回転中心CA ,C
B (基板回転中心)で回転駆動する。この回転処理部
A,Bは、後述する装置フレーム12に対して固定的に
取り付けられている。
【0014】回転処理部Aの近辺内部には、処理液供給
部1を制御する制御部30が配設されており、回転処理
部Bの近辺表面には、キーボードなどからなる指示部4
0が配設されている。この装置では、指示部40が配設
されている側(図では上部側)にこの装置のオペレータ
が位置してこの装置の操作を行う。
【0015】次に図2,図3を参照して処理液供給部1
の詳細について説明する。図2は、処理液供給部1を示
した一部切欠側面図であり、図3は、処理液供給部1と
回転処理部A,Bを示した平面図である。
【0016】処理液供給部1は、回転処理部A,Bで回
転可能に支持された基板Wに対して処理液の一例である
フォトレジスト液を供給するノズル2を備えている。各
ノズル2は、それぞれの処理液貯留部Tと接続されてい
て、それぞれ異なる処理液を供給することができるよう
に構成されている。さらにノズル2は、剛性の高い金属
パイプから構成される、処理液を所定温度に保持する機
能を有する温調配管3の先端部に設けられている。
【0017】温調配管3の基部には支持ブロック6が一
体的に取付けられるとともに、この支持ブロック6の一
端側に、金属製の筒軸7が一体的に連接され、これら温
調配管3、支持ブロック6、筒軸7により、処理液供給
ノズル4(図3の平面図における右側から4a,4b,
4c,4dとする)が構成されている。筒軸7の下端に
は、温調配管3を構成する恒温水供給チューブ8が接続
され、処理液貯留部Tから供給されるフォトレジスト液
の温度を調整する。なお、各処理液供給ノズル4a,4
b,4c,4dの各ノズル2の下端先端部は、それぞれ
処理液吐出部2a,2b,2c,2dに相当する。
【0018】処理液供給ノズル4の筒軸7は、支持手段
に相当する回転支持体9に筒軸の軸芯を中心として回転
可能に支持される。それぞれの軸芯は、ノズル回転中心
Pa,Pb,Pc,Pdに相当する。また、各回転支持
体9は、共通の可動フレーム10にガイドレール11を
介してそれぞれ垂直方向に昇降可能に一直線状に並列支
持されている。
【0019】可動フレーム10は、回転式基板処理装置
の不動の装置フレーム12に、ガイドレール13を介し
て水平方向に移動可能に支持されている。可動フレーム
10に設けられたラック14は、正逆回転可能であって
その回転数およびその正逆の方向を検出可能な〔パルス
モーターである〕移動モーター15で駆動されるピニオ
ン16と咬合されている。移動モーター15の正逆駆動
によって回転支持体9をその並列方向に移動する可動フ
レーム10,移動モーター15等は、本発明における移
動手段および選択移動手段を構成している。
【0020】回転支持体9の側部には、直列に連結した
一対のエアシリンダ17a,17bによって垂直方向に
移動される昇降枠18が配設されている。この昇降枠1
8には、エアシリンダ19によって垂直方向に移動され
る可動ブラケット20が配設されている。可動ブラケッ
ト20の上部には、所定位置の回転中心P周りで回転可
能な支軸21aが配設され、支軸21aの下部には回転
中心P周りで回転可能に駆動アーム21が配設されてい
る。処理液供給ノズル4の支持ブロック6の上面には、
回転中心Pからノズル2側に離れた位置に係合ピン23
が突設されている。他方、駆動アーム21には、回転中
心Pから離れて係合ピン23に対応する係合孔25が形
成されている。なお、回転中心Pは、基板回転中心
A ,CB を結ぶ線分の垂直二等分線D上、即ち、基板
回転中心CA ,CB から等距離にある位置になるように
構成される。昇降枠18は、エアシリンダ17a,17
bを介して不動の装置フレーム12に取り付けられ、こ
れにより、回転中心Pの平面視での位置は、回転処理部
A,Bに対して不動となっている。また、各処理液供給
ノズル4a,4b,4c,4dにおいて、それぞれのノ
ズル回転中心Pa,Pb,Pc,Pdと各処理液吐出部
2a,2b,2c,2dとの距離は、回転中心Pと各基
板回転中心CA ,CB との距離と等しくなるように設計
製作される。
【0021】また、駆動アーム21の支軸21aには、
可動ブラケット20に設置した正逆回転可能であってそ
の回転数およびその正逆の方向を検出可能な〔パルスモ
ーターである〕回転モーター26にタイミングベルト2
7を介して連動連結されておいる。回転モーター26で
駆動アーム21を回転中心P周りに正逆回転することに
より、係合保持した一つの処理液供給ノズルをそれぞれ
のノズル回転中心Pa,Pb,Pc,Pd周りに回転さ
せ、当該処理液供給ノズルのノズル2を基板Wの側方に
外れた待機位置と基板回転中心CA ,CB とにわたって
移動させるように揺動駆動手段が構成されている。
【0022】次に図4のブロック図を参照して、制御部
30と指示部40について説明する。移動モーター15
は、上述したように処理液供給ノズル4a〜4dを選択
/移動するためのものであり、回転モーター26は、選
択された処理液供給ノズル4a〜4dを水平方向に回転
駆動するものである。エアシリンダ17a,17b,1
9は、上述したように処理液供給ノズル4を昇降させる
ものである。これらは制御部30に接続されている。制
御部30は、CPU30aと、この装置の動作プログラ
ムや後述する各駆動量を記憶するためのメモリ30bと
によって構成されている。CPU30aには指示部40
が接続されている。この指示部40は、所望の処理液供
給ノズルや回転処理部を選択したり、後述するティーチ
ング処理時に使用される。
【0023】なお、メモリ30bには、各処理液供給ノ
ズル4a〜4dに対して、支持ブロック6の係合ピン2
3が駆動アーム21の係合孔25と結合するための移動
モーター15の移動駆動量(以下、移動駆動量と称す)
と、支持ブロック6の係合ピン23が駆動アーム21の
係合孔25と結合し、またはその結合を解除するための
回転モーター26の回転駆動量(以下、結合位置への回
転駆動量と称す)と、各回転処理部A,Bの基板回転中
心CA ,CB に各処理液供給ノズル4a〜4dの処理液
吐出部2a〜2dが平面視で一致するための回転モータ
ー26による回転駆動量(以下、吐出位置への回転駆動
量と称す)とが、それぞれの回転処理部A,Bについて
格納されている。この様子を図5に模式的に示す。後述
するティーチング処理前においては、移動駆動量として
は、各ノズル回転中心Pa〜Pdが平面視で回転中心P
と一致するための設計値αa 〜αd が、回転駆動量とし
ては設計値βa 〜βd が、回転駆動量としては設計値γ
a 〜γd が、それぞれ格納されている。
【0024】なお、移動駆動量は、可動フレーム10が
所定の位置にあるときの移動モーター15の回転軸の位
置を基準とし、結合位置への回転駆動量および吐出位置
への回転駆動量は、駆動アーム21が各回転処理部A,
Bを結ぶ線分の垂直二等分線Dと平行なとき(例えば図
3に示す状態)の回転モーター26の回転軸の位置を基
準とし、それぞれその基準位置から正または逆方向へど
れだけ回転した状態であるかの絶対回転量で表す。以下
の説明においては、各モーター15、26の停止位置も
同様に、その基準位置からどれだけ回転した状態にある
かで表現する。結合位置への回転駆動量は、駆動アーム
21が各回転処理部A,Bを結ぶ線分の垂直二等分線D
と平行なときを基準とした回転モーター26の絶対回転
量であるため、ティーチング処理前には、各ノズル回転
中心Pa〜Pdが平面視で回転中心Pと一致した状態で
支持ブロック6の係合ピン23が駆動アーム21の係合
孔25と結合するので、設計値βa〜βdはいずれも
「0」である。
【0025】次に、図6のフローチャートを参照して、
回転処理部A,Bのそれぞれの基板回転中心CA ,CB
と、処理液供給ノズル4の処理液吐出部2a〜2dとを
平面視で一致させるためのティーチング処理について説
明する。
【0026】なお、初期状態では、図3に実線で示すよ
うに、全ての処理液供給ノズル4a〜4dは回転処理部
A,Bの間に位置して基板Wから外れた待機位置に後退
しており、かつ、回転支持体9も下降位置L(図2参
照)に待機している。下降位置Lに待機している処理液
供給ノズル4a〜4dは、支持ブロック6の下面に備え
た位置決め突起28と可動フレーム10の上面に備えた
位置決め凹部29との係合により一定姿勢に位置決め保
持されている。
【0027】ステップS1では、処理液供給ノズル4a
〜4dのうち一つを選択する。オペレータは、指示部4
0を介して処理液供給ノズル4a〜4dのうちから所望
のノズル番号を入力する。ここでは処理液供給ノズル4
bが選択されたとものとする。
【0028】ステップS2では、全ての処理液供給ノズ
ル4a〜4dが下降位置Lの状態で、選択された処理液
供給ノズル4bのノズル回転中心Pbを原点に移動す
る。原点は、平面視で回転中心Pの直下の位置である。
ここへの移動はCPU30aがメモリ30bを参照して
移動モーター15を所定量だけ駆動することによって行
われる。この所定量の駆動は、移動モーター15の停止
位置が、メモリ30b(図5参照)に格納されている、
処理液供給ノズル4bの回転処理部Aに対する移動駆動
量αb となるような駆動である。このときの状態は図3
の実線で示すようになる。さらに、駆動アーム21を処
理液供給ノズル4bの長手方向に沿うような位置(駆動
アーム21の原点位置)となるように回転モーター26
を駆動する。この場合、回転駆動量βbは「0」である
から、駆動アーム21は基準点のままで停止している。
【0029】ステップS3では、メモリ30bを参照し
て処理液供給ノズル4bを回転処理部A側へ水平揺動す
る。具体的には、まず、エアシリンダ19がCPU30
aによって伸長駆動される。これによって可動ブラケッ
ト20が下降し、これに伴う駆動アーム21の下降によ
って処理液供給ノズル4bを駆動アーム21に係合す
る。その後、エアシリンダ17a,17bがCPU30
aによって共に伸長駆動される。これにより昇降枠18
は上昇される。その初期においては、昇降枠18に設け
た当接部31が回転支持体9の上端突起32に下方から
当接し、これによって処理液供給ノズル4bは駆動アー
ム21と昇降枠18の当接部31とで上下にクランプ固
定される。このクランプ状態でさらに昇降枠18を上昇
し、処理液供給ノズル4bを回転支持体9とともに上限
Hまで上昇させる。
【0030】次に、CPU30aが回転モーター26を
所定量だけ駆動し、駆動アーム21を図3における時計
方向に所定角度だ回転し、処理液供給ノズル4bの処
理液吐出部2bを基板Wの基板回転中心CA の上方の吐
出位置まで回転移動させる。この所定量の駆動は、メモ
リ30b(図5参照)を参照し、回転モーター26の停
止位が、処理液供給ノズル4bの回転処理部Aに対す
る吐出位置への回転駆動量γb となるだけ行われる。次
にCPU30aがエアシリンダ17a,17の片方の
みを収縮駆動して、処理液供給ノズル4bを基板Wの基
板回転中心CAの上方において所定の供給高さFにまで
下降させる。
【0031】ステップS4では、回転処理部Aの基板W
を回転させつつ処理液供給ノズル4bの処理液吐出部2
bからフォトレジスト液を吐出する。そして、オペレー
タはこのときの基板Wの表面を観察し、フォトレジスト
液の広がり具合と、形成された薄の膜厚分布とから処
理液供給ノズル4bの処理液吐出部2bが基板回転中心
CA と平面視で一致しているか否かを判断する。
【0032】ステップS5では、ステップS4での観察
結果に基づいてオペレータが指示部40を介して、一致
していない場合には「NG」を、一致している場合には
「OK」を入力する。この入力内容に応じて、処理を分
岐する。ここでは入力内容が「OK」であるとして説明
する。この場合には、ステップS8へ分岐する。
【0033】ステップS8では、ステップS3およびス
テップS2の動作を逆に行って処理液供給ノズル4bを
待機位置に戻す。
【0034】ステップS9では、回転処理部Bについて
のティーチング処理が終了したかを判断して処理を分岐
する。現在、回転処理部Aだけが終了した状態であるの
で、ステップS2へ戻る。
【0035】ステップS2では、上述したように処理液
供給ノズル4bおよび駆動アーム21を原点位置に移動
したのち、メモリ30bを参照して処理液供給ノズル4
bを回転処理部B側へ水平揺動する(ステップS3)。
そして、回転処理部Bの基板Wを回転させつつ、処理液
供給ノズル4bから基板Wに対してフォトレジスト液を
吐出する。このときのフォトレジスト液の広がり具合等
の観察結果に基づき、ステップS5では指示部40を介
して「NG」が入力されたするなお、駆動アーム2
1の回転中心Pは、前述のとおり、基板回転中心CA ,
CB から等距離にある位置となるように設計されるの
で、処理液供給ノズル4bのノズル回転中心Pbを回転
中心Pと一致させて処液供給ノズル4bを駆動すれ
ば、処理液吐出部2bは自動的に基板回転中心CB 上に
位置するところである。しかし、実際には、製作誤差等
のために、たとえば回転処理部Bの取付け位置が若干ず
れたりした場合に、判断結果が「NG」となることが起
こり得るのである。
【0036】ステップS6では、オペレータが手操作で
処理液供給ノズル4bの回転停止角度および/または支
持ブロック6の移動停止位置を微動してその処理液吐出
部2bおよび/またはノズル回転中心Pbの位置を調整
する。このとき移動モーター15および/または回転モ
ーター26からは、微動に伴う各モーター15,26の
回転量に応じた信号がCPU30aに対して入力され
る。ここでは全ての支持ブロック6を若干、回転処理部
B側に微動して調整した結果、図7の実線に示す位置に
支持ブロック6が位置し、図7の二点鎖線で示す位置に
処理液供給ノズ4bが位置し、目視での確認では処理
液吐出部2bを平面視で基板回転中心CBに一致させる
ことができたとする。これにより、目視による判断で
は、処理液供給ノズル4bは回転処理部Bに対して所望
の位置関係となったことになる。そして、このとき処理
液供給ノズル4bのノズル回転中心Pbは、回転中心P
から回転処理部B側にΔdだけ変位した位置にあるとす
る。なお、このとき各処理液供給ノズル4の支持ブロッ
ク6は若干水平方向に移動しているが、図2における昇
降枠18の当接部31の平面視での幅は、回転支持体9
の上端突起32の平面視での幅より小さく形成してある
ので、このような状態でも他の処理液供給ノズルの回転
支持体9と干渉することなく処理液供給ノズル4bだけ
をクランプすることができる。
【0037】ステップS7では、ステップS6での微動
に伴ってCPU30aに入力された、各モーター15,
26の回転量でメモリ30bの内容を補正する。まず、
メモリ30bの処理液供給ノズル4bについての回転処
理部Aへの移動駆動量は変位量Δdに相当する移動モ
ーター15の回転量によって補正された結果、αb から
αb ’に補正されてその値がメモリ30bに記憶され
る。またこのとき、支持ブロック6を回転処理部B側に
微動させる動作に伴って、係合孔25と係合ピン23と
の結合により支持ブロック6と係合している駆動アーム
21も若干移動している。吐出位置への回転駆動量は、
その移動した駆アーム1の位置への回転モーター2
6の回転量によって補正された結果、γb からγb ’へ
補正されてその値がメモリ30bに記憶される。さらに
このとき、支持ブロック6の係合ピン23が駆動アーム
21の係合孔25と結合しまたはその結合を解除するた
めのするための回転モーター26の結合位置への回転駆
動量も補正される。かかる補正は、移動モーター15が
検出した変位量Δdに相当する回転量から変位量Δdを
算出し、かかる変位量Δdを用いて三角関数より回転モ
ーター26の回角度をめておこなうことになる。そ
の結果、結合位置への回転駆動量は、βb からβb ’へ
補正されてその値がメモリ30bに記憶される。
【0038】続いて、ステップS4に戻る。ここで上述
したように回転処理部Bの基板Wを回転させつつフォト
レジスト液を吐出して、その広がり具合等を観察する。
【0039】ステップS5において、基板W上のフォト
レジスト液の広がり具合が良好となった場合には、上述
ステップS6での微動によって、処理液吐出部2b
が平面視で基板回転中心CB に一致し、所望の位置関係
になっていることが実験的にも確認できたことになる。
このときオペレータは、指示部40を介して「OK」を
入力する。
【0040】ステップS8に分岐し、ステップS3およ
びステップS2の動作を逆に行って処理液供給ノズル4
bを待機位置に戻し、ステップS9でティーチング処理
を終了する。必要ならば、上述のティーチング処理を再
度行い、ステップS1で他の処理液供給ノズルを選択
し、その移動駆動量および/または回転駆動量を補正す
る。
【0041】 なお、上述のティーチング処理では、以下
のようなデータαb ’、βb ’、γb ’がられたこと
になる。即ち、ステップS6においてメモリ30bに記
憶されたαb ’のデータにより移動モーター15を駆
すれば、ノズル回転中心Pbは、処理液吐出部2bを平
面視で基板回転中心CB に一致させるために必要な位
置、即ち、処理液供給ノズル4bが回転処理部Bに対
て所望の位置関係となるために必要な位置へ移動するこ
とになる。そして、βb ’のデータにより回転モーター
26を駆動すれば、処理液供給ノズル4bの支持ブロッ
ク6の係合ピン23が駆動アーム21の係合孔25と結
合できる位置へ、駆動アーム21が回転することにな
る。その状態でエアシリンダ19,17a,17bの伸
長により処理液供給ノズル4bをクランプ状態として上
昇させれば、処理液供給ノズル4bの支持ブック6の
係合ピン23が駆動アーム21の係合孔25と結合す
る。続いて、γb ’のデータによ回転モーター26を
駆動すれば、処理液吐出部2bが平面視で基板回転中心
CB に一致する位まで、処理液供給ノズル4bが回転
することになる。以上において、データαb ’の値を記
憶しているメモリ30bが、ノズル回転中心位置規定手
段に相当する。
【0042】次に、図8のフローチャートを参照して、
ティーチング処理を行った装置での基板の処理について
説明する。
【0043】ステップT1では、初期化を行う。具体的
には、回転モーター26を駆動して、駆動アーム21を
原点位置にする。そしてステップT2では、オペレータ
が所望の処理液供給ノズルおよび回転処理部を選択して
指示部40より入力する。ここでは、まず処理液供給ノ
ズルとしては符号4bが選択され、回転処理部としては
符号Aが選択されたとする。
【0044】ステップT3では、メモリ30b(図5参
照)に格納されいる、選択された処理液供給ノズル4
bの回転処理部Aに対する移動駆動量αb となるように
CPU30aが移動モーター26を駆動する(図3参
照)。この場合は、処理液供給ノズル4bのノズル回転
中心Pbは回転中心Pの直下に位置する。これよっ
て、ノズル回転中心Pbは、処理液吐出部2bを平面視
で基板回転中心CA に一致させるために必要な位置、即
ち、処理液供給ノズル4bが回転処理部Aに対して所望
の位置関係となるために必要な位置へ移動したすること
になる。
【0045】ステップT4では、駆動アーム21を選択
された処理液供給ノズル4bとの結合位置に回駆動す
る。この場合は、上述のティーチング処理で結合位置へ
の回転駆動量βa は補正されていないので、結合位置は
駆動アーム21の原点位置である。したがって、ステッ
プT3の初期化で処理液供給ノズル4bが回転中心Pの
直下に位置しているので、回転モーター26を駆動せず
に原点位置のままにしておく。
【0046】ステップT5では、処理液供給ノズル4b
をクランプ状態にする。そしてこの状態で昇降枠18を
上昇し、処理液供給ノズル4bを回転支持体9とともに
上限Hまで上昇させる。
【0047】ステップT6では、処理液供給ノズル4b
を吐出位置へ駆動する。具体的には、メモリ3bの処
理液供給ノズル4bの回転処理部Aに対する吐出位置へ
の回転駆動量γb で、CPU30aが回転モーター26
を回転駆動する。これによっ処理液供給ノズル4bの
処理液吐出部2bは、回転処理部Aの基板回転中心CA
の上方に位置する。さらに、この状態から処理液供給ノ
ズル4bを供給高さFに下降させる。
【0048】ステップT7では、回転処理部Aの基板W
を回転駆動するとともに、フォトレジスト液が処理液供
給ノズル4bからその表面に吐出され、所定時間だけ基
板Wを回転駆動する。
【0049】ステップT8では、処理液供給ノズル4b
を待機位置に戻す。これで一通りの処理が終了する。次
に、ステップT9では、もう一方の回転処理部Bを対象
に上記のステップT3に戻って処理を行う。
【0050】ステップT3では、メモリ30bに格納さ
いる、選択された処理液供給ノズル4bの回転処理
部Bに対する移動駆動量αb ’となるように、CPU3
0bが移動モーター26を駆動する(図7の実線で示す
状態)。この場合の処理液供給ノズル4bのノズル回転
中心Pbは、回転中心Pから回転処理部B側へΔdだけ
離れたところ、すなわち、処理液吐出部2bを平面視で
基板回転中心CB に一致させるために必要な位置、いい
かえると、処理液供給ノズル4bが回転処理部Bに対し
て所望の位置関係となるために必要な位置へ移動するこ
とになる。
【0051】ステップT4では、駆動アーム21を選択
された処理液供給ノズル4bとの結合位置に回転駆動す
る。具体的には、CPU30aがメモリ30bを参
し、処理液供給ノズル4bの回転処理部Bに対する結
合位置への回転駆動量βb ’となるように回転モーター
26を駆動する。これによって駆動アーム21が処理液
供給ノズル4bの係合ピン23の上方に位置する(図7
の実線で示す状態)。
【0052】ステップT5では、処理液供給ノズル4b
をクランプ状態にする。そしてこの状態で昇降枠18を
上昇し、処理液供給ノズル4bを回転支持体9とともに
上限Hまで上昇させる。
【0053】ステップT6では、CPU30aがメモリ
bの処理液供給ノズル4bの回処理部Bに対する
吐出位置への回転駆動量γb ’を参照し、この回転駆動
量γb ’となるように回転モーター26を回転駆動す
る。これによって処理液供給ノズル4bは、回転処理部
Bに対して所望の位置係となり、すなわちその処理液
吐出部2bは、回転処理部Bの基板回転中心CB の上方
に位置する(図7の二点鎖線で示す状態)。さらに、こ
の状態から供給高さFに処理液供給ノズル4bを下降さ
せる。
【0054】以下、上述した回転処理部Aに対する処理
と同様である。このように回転処理部A,Bのそれぞれ
に対して、処理液吐出部2を平面視で基板回転中心Cに
一致させるために必要な位置へ、処理液供給ノズル4の
ノズル回転中心が移動モーター26によって移動される
ので、回転処理部A,Bの取付け位置を機械的に厳密に
調整しなくても、ノズル回転中心を移動させることで処
理液吐出部2を平面視で基板回転中心Cに一致させるこ
とができる。したがって、二つの回転処理部A,Bにて
基板の同じ処理状態を容易に得ることができる。さら
に、複数の処理液供給ノズル4から一つの処理液供給ノ
ズルを選択するための移動モーター26によって処理液
供給ノズル4のノズル回転中心の移動を行うので、この
ための特別な機構を付加する必要がなく、構成が簡単で
済む。
【0055】なお、本実施例では回転処理部を二つ備え
た回転式基板処理装置を例に採って説明したが、本発明
はこれに限定されることなく複数個の回転処理部を備え
た回転式基板処理装置に適用することができる。また、
上記実施例では、回転処理部に対する処理液供給ノズル
の所望の位置関係として、処理液吐出部が平面視で基板
回転中心に一致した状態である場合について説明した
が、これに限らず、例えば処理液吐出部が平面視で基板
回転中心から所定距離だけ離れた状態であるような場合
も考えられる。また、上記実施例のティーチング処理で
は、オペレータが手操作でノズル回転中心の位置を調整
していたが、これに限らず、例えば指示部40からノズ
ル回転中心を移動させる入力を行って、その入力に従っ
て回転モーター26と移動モーター15を駆動させるこ
とによりティーチング処理を行う構成であってもよい。
【0056】さらに、処理液供給部に4本の処理液供給
ノズルを備えた装置を例に説明したが、1本の処理液供
給ノズルであってもこれを複数個の回転処理部で共用す
る装置であれば本発明を適用することができる。さら
に、移動手段は支持手段を水平面内の一方向だけに移動
するものを例に説明したがこれに限定されるのではな
く、移動手段としては支持手段を水平面内で直交2軸方
向に微小移動させるものであってもよい。このような回
転式基板処理装置の一例を図9の概略構成図に示す。
【0057】また、処理液としてフォトレジスト液を例
に説明したが、表面保護膜などに使用されるポリイミド
樹脂や、あるいは現像液などの種々の処理液でもよい。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、回転処理部の取付け位置を調
整することなく、複数個の回転処理部で同じ処理状態を
得るための調整を容易に行うことができる。
【0059】また、請求項2に記載の発明によれば、処
理液供給ノズルのノズル回転中心を移動させる手段を、
複数の処理液供給ノズルのうち所望の処理液供給ノズル
を選択する手段と兼用することができ、機械的構成を複
雑化することなく、かつ、回転処理部の取付け位置を調
整することなく、複数個の回転処理部で同じ処理状態を
得るための調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る回転式基板処理装置の概略構成を
示す平面図である。
【図2】処理液供給部の一部切欠側面図である。
【図3】処理液供給部と回転処理部を示した平面図であ
る。
【図4】回転式基板処理装置のブロック図である。
【図5】メモリの内容を示す模式図である。
【図6】ティーチング処理のフローチャートである。
【図7】処理液供給ノズルのノズル回転中心の移動の説
明に供する図である。
【図8】基板の処理を示すフローチャートである。
【図9】変形例を示す概略構成図である。
【図10】従来例に係る回転式基板処理装置の概略構成
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 … 処理液供給部 2 … ノズル 4 … 処理液供給ノズル 15 … 移動モーター 26 … 回転モーター 30 … 制御部 30a … CPU 30b … メモリ 40 … 指示部 W … 基板 A 回転処理部 CA ,CB … 基板回転中心 Pa,Pb,Pc,Pd … ノズル回転中心

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を回転可能に保持する複数個の回転
    処理部に対して、同じ処理液供給ノズルから処理液を供
    給して基板を処理する回転式基板処理装置において、 前記処理液供給ノズルを所定のノズル回転中心まわりで
    水平揺動可能に支持する支持手段と、 前記複数個の回転処理部の各々に対応して、前記処理液
    供給ノズルが当該回転処理部に対して所望の位置関係と
    なる前記ノズル回転中心の位置を規定するノズル回転中
    心位置規定手段と、 前記ノズル回転中心位置規定手段によって規定される各
    回転処理部の各ノズル回転中心位置の間を、前記ノズル
    回転中心が移動するよう前記支持手段を移動させる移動
    手段と、 ノズル回転中心が所望の回転処理部のノズル回転中心位
    置にある処理液供給ノズルを、当該ノズル回転中心を中
    心として揺動駆動させる揺動駆動手段と、 を備えたことを特徴とする回転式基板処理装置。
  2. 【請求項2】 基板を回転可能に保持する複数個の回転
    処理部に対して、複数の処理液供給ノズルのうち所望の
    処理液供給ノズルを選択し、この選択された処理液供給
    ノズルから処理液を供給して基板を処理する回転式基板
    処理装置において、 前記複数の処理液供給ノズルをそれぞれ所定のノズル回
    転中心まわりで水平揺動可能に支持する支持手段と、 前記複数個の回転処理部の各々に対応して、前記処理液
    供給ノズルが当該回転処理部に対して所望の位置関係と
    なる前記ノズル回転中心の位置を規定するノズル回転中
    心位置規定手段と、 前記ノズル回転中心位置規定手段によって規定される各
    回転処理部の各ノズル回転中心位置の間を、前記複数の
    処理液供給ノズルの各ノズル回転中心が移動するよう前
    記各支持手段を移動させ、所望の処理液供給ノズルのノ
    ズル回転中心を所望の回転処理部のノズル回転中心位置
    へ移動させる選択移動手段と、 ノズル回転中心が所望の回転処理部のノズル回転中心位
    置にある処理液供給ノズルを、当該ノズル回転中心を中
    心として揺動駆動させる揺動駆動手段と、 を備えたことを特徴とする回転式基板処理装置。
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