JPH09102697A - 部品装着装置 - Google Patents
部品装着装置Info
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- JPH09102697A JPH09102697A JP7279746A JP27974695A JPH09102697A JP H09102697 A JPH09102697 A JP H09102697A JP 7279746 A JP7279746 A JP 7279746A JP 27974695 A JP27974695 A JP 27974695A JP H09102697 A JPH09102697 A JP H09102697A
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Abstract
能として搭載効率を著しく向上し、しかもこの搭載効率
の向上を比較的少ない部品保持部にて行い得ることによ
り、低コスト化及び保守の簡易化を図ると共に重量軽減
による高速化及び振動収束時間の短縮による搭載効率の
向上化を図る。 【解決手段】 各々の部品保持部7(7n)を、それぞ
れに設けた第2のX−Y方向移動機構92(92n)に
よってX−Y方向に移動し、このX−Y方向に移動した
それぞれの部品保持部7(7n)によって、任意の位置
に供された個々の部品6(6n)を同時保持し得ると共
に基板上の任意の位置に当該部品6(6n)を同時搭載
し得るように構成してなるもの。
Description
する。
I等の電子部品を、基板の例えば予め決められた位置に
自動的に搭載(装着)する部品装着装置としての電子部
品装着装置が知られている。この電子部品装着装置の概
略構成について、図4を参照しながら以下説明する。
施された回路基板を示しており、この基板3は、該基板
3を水平状態に支持する支持手段50a,50bのベル
トコンベヤ(不図示)により電子部品装着装置上の所定
位置に移送される。
複数個所定位置に配置されている。この電子部品供給装
置2は所謂テープフィーダと称されるもので、このテー
プフィーダ2には例えば紙またはプラスチックよりなる
部品リール1が支持されている。この部品リール1に
は、凹部が所定間隔をおいて形成され、この各凹部内に
は、例えばIC、LSI等の電子部品が収納されてお
り、この部品リール1からテープフィーダ2にそれぞれ
の電子部品を送り出せるようになっている。
に摺動可能なX移動腕5aと、このX移動腕5a上を図
におけるY方向に摺動可能なY移動腕5bとからなる移
動腕5が設けられており、これらX移動腕5a、Y移動
腕5bは図示されない駆動手段によりX−Y駆動される
ようになっている。この移動腕5のX−Y移動部には、
テープフィーダ2から供給される電子部品を吸引し、こ
の吸引保持した電子部品を基板3の所定位置に設置する
ヘッド部4(後述のようにヘッド部を複数とする場合に
はヘッド部4nも含む)が備えられている。次に、この
ヘッド部4について、図5及び図6を参照しながら以下
説明する。
線がX−Y平面に直交する中空回転軸7aのその先端
(図示下端)に連設された部品保持部としての吸着ノズ
ルを示している。この吸着ノズル7及び中空回転軸7a
の内部エアーはエアーチューブ7bに従って吸引される
ようになっており、この吸引動作により、吸着ノズル7
の先端に上記電子部品6を真空吸着できるようになって
いる。
ブラケット9に軸支されており、この回転軸7aに対し
て、ブラケット9に固定された吸着ノズル回転モータ8
の回転駆動力がタイミングベルト15を介して伝達され
る構成になされている。
動すると、吸着ノズル7に吸着された電子部品6は、吸
着点回りに回転するようになっている。
されており、このナット10bには図示上下方向(X−
Y方向に直交するZ方向)に延在するボール螺子10a
が螺合している。このボール螺子10aは、カップリン
グ16を介して吸着ノズル上下動モータ11の出力軸に
連結されており、この吸着ノズル上下動モータ11はブ
ラケット13に固定されている。そして、このブラケッ
ト13は、上記移動腕5のX−Y移動部に取り付けられ
たフレーム51に対して固定された状態となっている。
なお、図6における符号17はボール螺子10aを回転
自在に支承するラジアル軸受を、18はスラスト受け
を、それぞれ示している。
方向または負方向に回転駆動すると、この回転運動は上
記ボール螺子10a及びナット10bにより直線運動に
変換され、ブラケット9と共に上記吸着ノズル回転モー
タ8、回転軸7a、吸着ノズル7が、上記フレーム51
に固定されたガイド部材12にガイドされながら上昇ま
たは下降するようになっている。
向に移動すると、ヘッド部4全体がX−Y方向に移動す
るようになっている。
14が設けられている。この投影幅検出手段14は、上
記回転軸7a及び吸着ノズル7を間に挟むようにして対
向配置され、各端部がそれぞれ上記ブラケット13に固
定された発光部14a、受光部14bを備えている。発
光部14aには吸着ノズル7に吸着された電子部品6を
平行光により照明する発光素子20aが備えられてお
り、受光部14bには該発光素子20aにより照明され
た電子部品6の投影幅を検出する受光素子20bが備え
られている。
は、先ずヘッド部4をX−Y方向に移動して吸着ノズル
7をテープフィーダ2の所定位置(部品吸着位置)に対
向させ、次いで吸着ノズル7を下降して当該所定位置に
位置する供給電子部品6を吸着させてその後上昇させ、
次いでヘッド部4をX−Y方向に移動する。このX−Y
移動中に、吸着ノズル7に吸着され発光素子20aと受
光素子20bとの間の光路中に位置する電子部品6を吸
着点回りに回転し、発光素子20aからの平行光により
照明された電子部品6の投影幅を受光素子20bにより
検出し、この検出された回転投影幅に基づいて電子部品
6に対する吸着ノズル7の吸着位置ずれを検出し、この
位置ずれに基づいて吸着ノズル7の装着位置補正量を検
出し、当該装着位置補正量に基づく装着補正位置にヘッ
ド部4をX−Y移動する。そして、当該位置で吸着ノズ
ル7を下降して吸着を開放することによって、基板3上
の所定位置に電子部品6を搭載(装着)できるようにな
っている。
効率良く電子部品6を搭載するために、部品6を吸着し
てから搭載するまでの時間を短縮することが重要とな
る。このため、例えば図5に示されるように、ヘッド部
の個数を増やし(図5においてはヘッド部は2個、但し
両者を区別するために並設したヘッド部に対する符号に
関しては添字nが付してある)、一度に吸着する部品数
を増やして一往復当たりの部品搭載数を増やすといった
構成を採用するのが一般的になってきている。
うに複数のヘッド部を有する電子部品装着装置において
は、以下の問題点があった。すなわち、ヘッド部の数
(吸着ノズルの数)を増やしても必ず同時吸着できるパ
ターンがあるとは限らず、特にヘッド部の数が増加すれ
ばするほど同時吸着可能な機会が減少するといった問題
がある。
を吸着ノズルの心間(ノズルピッチ;図5にあっては吸
着ノズル7,7n間の距離)に一致させれば、複数の電
子部品6,6n(図5参照)を同時吸着できる機会が増
大することになるが、搭載時にあっては同時搭載ができ
ない場合(搭載する電子部品の所定位置間の距離がノズ
ルピッチと異なったりX−Y方向にずれていたりする場
合)が多々あり、従ってヘッド部の数を増やしたにも拘
らず、基板3上の所定位置に吸着部品6,6nを同時搭
載できず、各部品をX−Y移動によって交互に搭載しな
ければならないといった問題もある。
と、これら複数のヘッド部を一体でX−Y移動する移動
腕5の負荷が増大することから、高速移動に対応できな
いといった問題もある。
電子部品6,6nに振動が伝搬されることになり、この
振動が収まってから基板3上に当該電子部品6,6nを
搭載することになるが、上述のようにヘッド部の数を増
加すればするほど重量が重くなって振動収束時間が伸長
することとなり、時間短縮がなされずに効率が低下する
といった問題もある。
ると、コスト高になると共に保守が面倒になるといった
問題もある。
時保持、同時搭載されて搭載効率が著しく向上され、し
かもこの搭載効率の向上が比較的少ない部品保持部にて
行われ得ることにより、低コスト化及び保守の簡易化が
図られると共に重量軽減による高速化及び振動収束時間
の短縮による搭載効率の向上化が図られる部品装着装置
を提供することを目的とする。
は、上記目的を達成するために、部品を保持または開放
可能な複数の部品保持部と、複数の部品保持部を基板上
面に沿いX−Y方向に移動可能とするX−Y方向移動機
構と、複数の部品保持部をX−Y方向に直交するZ方向
に移動可能とするZ方向移動機構と、部品保持部をZ方
向に平行な保持軸線のその回りに回転可能とする回転機
構と、を備え、前記部品保持部により供給部品を保持し
所定の経路を移動して当該部品を基板上の所定位置に搭
載する部品装着装置において、前記各々の部品保持部を
X−Y方向に移動可能とする第2のX−Y方向移動機構
をそれぞれ設けたことを特徴としている。
によれば、各々の部品保持部は、それぞれに設けられた
第2のX−Y方向移動機構によってX−Y方向に移動さ
れ、このX−Y方向に移動されたそれぞれの部品保持部
によって、任意の位置に供された個々の部品が同時保持
されるようになると共に基板上の任意の位置に当該部品
が同時搭載されるようになる。このような同時保持、同
時搭載は、部品保持部が少なくてもなされ得る。
的を達成するために、部品を保持または開放可能な複数
の部品保持部と、複数の部品保持部を基板上面に沿いX
−Y方向に移動可能とするX−Y方向移動機構と、複数
の部品保持部をX−Y方向に直交するZ方向に移動可能
とするZ方向移動機構と、部品保持部をZ方向に平行な
保持軸線のその回りに回転可能とする回転機構と、を備
え、前記部品保持部により供給部品を保持し所定の経路
を移動して当該部品を基板上の所定位置に搭載する部品
装着装置において、部品を基板上に同時搭載可能な2つ
の搭載座標を選択する搭載座標選択手段と、この2つの
搭載座標が、一軸を支点とした各部品保持部の揺動軌跡
上にそれぞれ位置するように各揺動機構の揺動角をそれ
ぞれ算出する揺動角算出手段と、この求められた揺動角
の揺動を行うように各揺動機構の動作を制御する揺動機
構制御手段と、この揺動による保持軸線回りの部品の回
転ずれを補正するように各回転機構の動作を制御する回
転機構制御手段と、部品保持部が対応する搭載座標に一
致するようにX−Y方向移動機構の動作を制御するX−
Y方向移動機構制御手段と、を具備した。
によれば、搭載座標選択手段によって部品を基板上に同
時搭載可能な2つの搭載座標が選択され、揺動角算出手
段によってこの2つの搭載座標が一軸を支点とした各部
品保持部の揺動軌跡上にそれぞれ位置するように各揺動
機構の揺動角がそれぞれ算出され、揺動機構制御手段に
よってこの求められた揺動角の揺動を行うように各揺動
機構の動作が制御され、回転機構制御手段によってこの
揺動による保持軸線回りの部品の回転ずれを補正するよ
うに各回転機構の動作が制御され、X−Y方向移動機構
制御手段によって部品保持部が対応する搭載座標に一致
するようにX−Y方向移動機構の動作が制御される。従
って、各部品保持部に保持された各部品が、2つの搭載
座標に同時搭載されるようになる。
基板上に同時搭載可能な2つの搭載座標の組み合わせを
予め選択しておき、その順で部品を搭載するようにすれ
ば、より多くの供給部品が同時搭載され得るようにな
る。
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態におけ
る部品装着装置のヘッド部を表した右側面図、図2は同
上実施形態における制御系を表したブロック図であり、
従来技術で説明したのと同一なもの及び同一機能を果た
すものに対しては同一符号が付してある。
4に示した移動腕5及びこの移動腕5をX−Y駆動する
移動腕駆動モータ(不図示)よりなるX−Y方向移動機
構90(図2参照)を備えており、このX−Y方向移動
機構90によってX−Y移動されるヘッド部が2個設け
られている。
ド部34のみが示されているが、ヘッド部34の紙面手
前側には同一構造のヘッド部34nが並設されている。
構造の吸着ノズル7、回転軸7a、エアーチューブ7b
を備えている。回転軸7aはブラケット49に軸支され
ており、この回転軸7aに対して、ブラケット49に固
定された吸着ノズル回転モータ8の回転駆動力がカップ
リング60を介して伝達される構成になされている。そ
して、これら吸着ノズル回転モータ8、カップリング6
0によって、吸着ノズル7を吸着点回りに回転可能とす
る回転機構91が構成された状態となっている。
駆動すると、吸着ノズル7に吸着された電子部品6は、
吸着点回りに回転するようになっている。
7aの軸心と平行をなす揺動軸61に固定されている。
この揺動軸61は、ブラケット62に回転可能に軸支さ
れており、この揺動軸61に対して、ブラケット62に
固定された吸着ノズル揺動モータ63の回転駆動力がカ
ップリング64を介して伝達される構成になされてい
る。そして、これら吸着ノズル揺動モータ63、カップ
リング64、揺動軸61、ブラケット49によって、吸
着ノズル7を揺動軸61を支点として揺動可能とする揺
動機構(第2のX−Y方向移動機構)92が構成された
状態となっている。
方向または負方向に回転駆動すると、上記ブラケット4
9と共に上記吸着ノズル回転モータ8、回転軸7a、吸
着ノズル7が、揺動軸61を支点として揺動するように
なっている。
ケット13に固定された吸着ノズル上下動モータ11の
回転駆動力がカップリング16を介してボール螺子10
aに伝達されこのボール螺子10aに螺合するナット1
0bにより直線運動に変換された直線駆動力が伝達され
る構成になされている。そして、これら吸着ノズル上下
動モータ11、カップリング16、ボール螺子10a、
ナット10b、ブラケット62によって、吸着ノズル7
を上下動可能とするZ方向移動機構93が構成された状
態となっている。
正方向または負方向に回転駆動すると、ブラケット62
と共に上記吸着ノズル揺動モータ63、さらに上述した
ブラケット49と共に上記吸着ノズル回転モータ8、回
転軸7a、吸着ノズル7が、フレーム51に固定された
ガイド部材12にガイドされながら上昇または下降する
ようになっている。
技術で説明したのと同様であるので、ここでの説明は省
略する。また、図では、ヘッド部34と同一構造のヘッ
ド部34nの部品に関しては、符号に添字nを付してヘ
ッド部34を構成する部品との区別を行っている。
御手段(CPU)70が備えられている。この制御手段
70は、電子部品6,6nを基板3上に同時搭載可能な
2つの搭載座標を選択する搭載座標選択手段71と、こ
の2つの搭載座標が、揺動軸61,61nを支点とした
各吸着ノズル7,7nの揺動軌跡上にそれぞれ位置する
ように吸着ノズル揺動モータ63,63nの揺動角(回
転角)をそれぞれ算出する揺動角算出手段72と、この
求められた揺動角の揺動を行うように吸着ノズル揺動モ
ータ63,63nの各動作を制御する吸着ノズル揺動モ
ータドライバ82,82nに信号を与える揺動機構制御
手段73と、この揺動による吸着点回りの電子部品の回
転ずれを補正するように吸着ノズル回転モータ8,8n
の各動作を制御する吸着ノズル回転モータドライバ8
1,81nに信号を与える回転機構制御手段74と、吸
着ノズル7,7nが対応する搭載座標に一致するように
移動腕駆動モータの動作を制御する移動腕駆動モータド
ライバ80に信号を与えるX−Y方向移動機構制御手段
75と、から概略構成されている。なお、吸着ノズル上
下動モータ11,11n(Z方向移動機構93,93
n)の制御系に関しては、図が煩雑になるために図示は
省略されている。
ログラム及び固定データの形で格納するROM76、演
算で使用するデータや演算結果を一時的に記憶するRA
M77が接続されている。以下、ROM76に記憶され
たプログラムに従って本部品装着装置の動作を説明す
る。
移動して吸着ノズル7,7nをテープフィーダ2の所定
位置(部品吸着位置)にそれぞれ対向させる。この時、
吸着ノズル7,7nの心間が搭載部品を供給するテープ
フィーダの心間と一致している場合には、吸着ノズル
7,7nを揺動させなくても良く、吸着ノズル7,7n
の心間が搭載部品を供給するテープフィーダ2の心間と
一致していない場合には、吸着ノズル7,7nを揺動さ
せてそれぞれの部品吸着位置に対向させる(但し、部品
吸着位置同士によっては上記揺動を行ってもそれぞれの
部品吸着位置に対向不可の場合もある;例えば部品吸着
位置同士がかなり離れている場合等)。
して当該所定位置に位置する供給電子部品6,6nを同
時吸着させてその後同時に上昇させ、次いでヘッド部3
4,34nをX−Y方向に移動する。このX−Y移動中
に、吸着された電子部品6,6nを基板3上の所定位置
に搭載可能とする処理を行う。この処理について、図3
を参照しながら以下説明する。
34,34nの揺動軸61,61nの軸心を、Lはヘッ
ド34,34nの心間距離を、NL ,NR は吸着ノズル
7,7nの軸心(揺動していない時)を、rは揺動軸6
1(61n)と吸着ノズル7(7n)の心間距離を、そ
れぞれ示している。従って、揺動軸61の軸心座標OL
を(0,0)とすると、揺動軸61nの軸心座標OR は
(L,0)、吸着ノズル7の軸心座標NL は(0,−
r)、吸着ノズル7nの軸心座標NR は(L,−r)と
なる。
えば図3(b)に示されるような座標A(x1 ,y
1 )、B(x2 ,y2 )とすると、ベクトルABは、x
0 ・ex +y0 ・ey (x0 =x2 −x1 、y0 =y2
−y1 、ex ,eyは基本ベクトル)で表される。
A、Bに、吸着ノズル7,7nに吸着された電子部品
6,6nをそれぞれ対応させて同時に搭載するにあたっ
ては、先ず図3(c)に示されるように、揺動軸心OL
にベクトルABの成分を加えた座標Ov を設定する。す
なわち、この座標Ov は(x0 ,y0 )となる。
心に半径rの円を描き、この円と上記揺動軸心OR
(L,0)を中心として描いた半径rの円との交点P2
を求める。
成分を引いた座標P1 を求める。この座標P1 は揺動軸
心OL (L,0)を中心として描いた半径rの円上にあ
る。すなわち、この2点P1 、P2 が搭載時の吸着ノズ
ル7A,7Bの各座標となる。
ノズル揺動モータ63,63nの揺動角θ,ψをそれぞ
れ求める。
うに吸着ノズル7,7nをそれぞれ揺動させる。因に、
吸着時に吸着ノズル7,7nを揺動している場合にはそ
の揺動角から上記揺動角θ,ψとなるように吸着ノズル
7,7nをそれぞれ揺動させる。
nに回転方向のずれが生じる(例えば電子部品6,6n
の横方向がX軸に平行に、縦方向がY軸に平行にそれぞ
れなるように搭載する場合にあっては上記揺動によって
斜めに搭載されてしまう)ことになるから、各吸着ノズ
ル回転モータ8,8nの動作を制御して当該回転ずれを
補正する。
致するように(座標P2 と搭載座標Bとが一致するよう
にしても良い)移動腕駆動モータの動作を制御する。す
ると、吸着ノズル7に吸着されている電子部品6は搭載
座標Aに、吸着ノズル7nに吸着されている電子部品6
nは搭載座標Bに、それぞれ対向することになる。
モータ11,11nを同時制御して吸着ノズル7,7n
を基板3上に同時下降させて吸着を同時解除する。その
結果、2つの電子部品6,6nが所定位置A,Bに同時
に搭載されることになる。
の吸着ノズル7,7nを、それぞれに設けた揺動機構9
2,92nによってX−Y面内に揺動し、このX−Y面
内に揺動したそれぞれの吸着ノズル7,7nによって、
任意の位置に供された個々の供給部品6,6nを同時吸
着し得ると共に基板3上の任意の位置に当該部品6,6
nを同時搭載し得るように構成しているので、搭載効率
を著しく向上することが可能となっている。また、この
ような同時吸着、同時搭載を、吸着ノズル7,7nを少
なくして行い得るように構成している(従来技術にあっ
ては極めて多数の吸着ノズルを設けて同時吸着、同時搭
載を図るようにしているが本実施形態にあっては2個の
み設けている)ので、低コスト化及び保守の簡易化を図
ることが可能になっていると共に重量軽減による高速化
及び振動収束時間の短縮による搭載効率の向上化を図る
ことが可能となっている。
な2つの搭載座標の組み合わせを予め選択しておいて、
その順で部品を搭載するようにすれば、より多くの供給
部品を同時搭載できることになり、上述した効果を一層
高めることができる。
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例
えば、上記実施形態においては、Z方向移動機構93,
93nを各ヘッド部34,34nにそれぞれ設けて各吸
着ノズル7,7nを個々に上下動可能としているが、該
Z方向移動機構を共通にして各吸着ノズル7,7nを同
時に上下動可能とする構成に代えても本願発明効果が妨
げられるものではない。
92,92nにより吸着ノズル7,7nをそれぞれ揺動
させて同時吸着、同時搭載を可能としているが、この揺
動機構92,92nを公知のX−Y方向移動機構(ヘッ
ド部全体をX−Y移動するX−Y方向移動機構90と区
別するために第2のX−Y方向移動機構と記す)にそれ
ぞれ代えてX−Y方向の所望の位置に該吸着ノズル7,
7nを移動するようにしても良い。このように構成した
場合には、上記実施形態の揺動機構92,92nに比し
て部品点数が多くなり構成が複雑になることから多少高
コスト化するが、揺動機構92,92nに比して吸着ノ
ズル7,7nの移動位置を広められることから同時吸
着、同時搭載の機会が多くなるという利点がある。
の移動中に、従来技術で説明したような吸着ノズルの装
着位置補正量の検出を行って、当該装着位置補正量に基
づく装着補正位置に吸着ノズル7,7nが位置するよう
に(搭載座標にさらに吸着位置ずれを加味した搭載補正
位置に位置するように)、該吸着ノズル7,7nを揺動
機構により揺動させるか若しくは上記第2のX−Y方向
移動機構によりX−Y移動させるようにすれば、上述し
た実施形態の効果を一層高めることが可能となるという
のはいうまでもない。
ものではなく、3個以上であっても勿論構わない。
装置によれば、各々の部品保持部を、それぞれに設けた
第2のX−Y方向移動機構によってX−Y方向に移動
し、このX−Y方向に移動したそれぞれの部品保持部に
よって、任意の位置に供された個々の部品を同時保持し
得ると共に基板上の任意の位置に当該部品を同時搭載し
得るように構成したものであるから、搭載効率を著しく
向上することが可能となる。また、このような同時保
持、同時搭載を、部品保持部を少なくして行い得るよう
に構成したものであるから、低コスト化及び保守の簡易
化を図ることが可能となると共に重量軽減による高速化
及び振動収束時間の短縮による搭載効率の向上化を図る
ことが可能となる。
搭載座標選択手段によって部品を基板上に同時搭載可能
な2つの搭載座標を選択し、揺動角算出手段によってこ
の2つの搭載座標が一軸を支点とした各部品保持部の揺
動軌跡上にそれぞれ位置するように各揺動機構の揺動角
をそれぞれ算出し、揺動機構制御手段によってこの求め
られた揺動角の揺動を行うように各揺動機構の動作を制
御し、回転機構制御手段によってこの揺動による保持軸
線回りの部品の回転ずれを補正するように各回転機構の
動作を制御し、X−Y方向移動機構制御手段によって部
品保持部が対応する搭載座標に一致するようにX−Y方
向移動機構の動作を制御するように構成したものである
から、部品保持部に保持された各部品を、2つの搭載座
標に同時搭載することが可能となる。
品を基板上に同時搭載可能な2つの搭載座標の組み合わ
せを予め選択しておき、その順で部品を搭載するように
すると、より多くの供給部品を同時搭載でき、上述した
効果を一層高めることが可能となる。
ッド部を表した右側面図である。
図である。
っての一手法を表した説明図である。
である。
に表した斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 部品を保持または開放可能な複数の部品
保持部と、複数の部品保持部を基板上面に沿いX−Y方
向に移動可能とするX−Y方向移動機構と、複数の部品
保持部をX−Y方向に直交するZ方向に移動可能とする
Z方向移動機構と、部品保持部をZ方向に平行な保持軸
線のその回りに回転可能とする回転機構と、を備え、前
記部品保持部により供給部品を保持し所定の経路を移動
して当該部品を基板上の所定位置に搭載する部品装着装
置において、 前記各々の部品保持部をX−Y方向に移動可能とする第
2のX−Y方向移動機構をそれぞれ設けたことを特徴と
する部品装着装置。 - 【請求項2】 部品を保持または開放可能な複数の部品
保持部と、複数の部品保持部を基板上面に沿いX−Y方
向に移動可能とするX−Y方向移動機構と、複数の部品
保持部をX−Y方向に直交するZ方向に移動可能とする
Z方向移動機構と、部品保持部をZ方向に平行な保持軸
線のその回りに回転可能とする回転機構と、を備え、前
記部品保持部により供給部品を保持し所定の経路を移動
して当該部品を基板上の所定位置に搭載する部品装着装
置において、 部品を基板上に同時搭載可能な2つの搭載座標を選択す
る搭載座標選択手段と、 この2つの搭載座標が、一軸を支点とした各部品保持部
の揺動軌跡上にそれぞれ位置するように各揺動機構の揺
動角をそれぞれ算出する揺動角算出手段と、 この求められた揺動角の揺動を行うように各揺動機構の
動作を制御する揺動機構制御手段と、 この揺動による保持軸線回りの部品の回転ずれを補正す
るように各回転機構の動作を制御する回転機構制御手段
と、 部品保持部が対応する搭載座標に一致するようにX−Y
方向移動機構の動作を制御するX−Y方向移動機構制御
手段と、 を具備した部品装着装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の部品装着装置において、 部品を基板上に同時搭載可能な2つの搭載座標の組み合
わせは、予め選択されていることを特徴とする部品装着
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2010151589A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Yamaha Motor Co Ltd | Icハンドラ |
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