JPH08316998A - 受信装置 - Google Patents
受信装置Info
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- JPH08316998A JPH08316998A JP11550795A JP11550795A JPH08316998A JP H08316998 A JPH08316998 A JP H08316998A JP 11550795 A JP11550795 A JP 11550795A JP 11550795 A JP11550795 A JP 11550795A JP H08316998 A JPH08316998 A JP H08316998A
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- JP
- Japan
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- signal
- direct current
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 直接変換受信装置において、送信装置の移動
や送信開始など受信信号のレベル変化によって生じる復
調不可能な時間を短くし、受信装置の電池寿命を延長す
る。 【構成】 第一のコンデンサ7と第二のコンデンサ8と
から信号を入力してデータ復調を行うデータ復調手段1
1と、受信信号のレベルを出力するレベル検出手段17
とが設けられている。さらに、受信信号のレベルが変化
した時に所定の時間だけ第一の直流除去手段7の時定数
および第二の直流除去手段8の時定数を小さくする第一
の時定数切換手段9および第二の時定数切換手段10が
設けられている。
や送信開始など受信信号のレベル変化によって生じる復
調不可能な時間を短くし、受信装置の電池寿命を延長す
る。 【構成】 第一のコンデンサ7と第二のコンデンサ8と
から信号を入力してデータ復調を行うデータ復調手段1
1と、受信信号のレベルを出力するレベル検出手段17
とが設けられている。さらに、受信信号のレベルが変化
した時に所定の時間だけ第一の直流除去手段7の時定数
および第二の直流除去手段8の時定数を小さくする第一
の時定数切換手段9および第二の時定数切換手段10が
設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として無線通信の直
接変換受信装置に関するものである。
接変換受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯無線通信機をはじめガス・水
道・電気各種メータ等の検針に用いられるテレメータ用
無線機、住宅設備機器用の無線リモコンなど無線機器の
利用が急速に広まってきている。これらは小型にして設
置場所を選ばないこと、電池電源によって長時間駆動す
ることが必須である。
道・電気各種メータ等の検針に用いられるテレメータ用
無線機、住宅設備機器用の無線リモコンなど無線機器の
利用が急速に広まってきている。これらは小型にして設
置場所を選ばないこと、電池電源によって長時間駆動す
ることが必須である。
【0003】そこで、周波数偏移変調(FSK:Freque
ncy sift keying;周波数シフトキーイング)信号を用
いた直接変換受信装置が、集積回路化に適した構成とし
て検討されている。集積回路化することにより、従来の
ダブルスーパーヘテロダイン方式と比較して、低消費電
力化、小形化が可能となること、回路内に発振器やメカ
ニカル・フィルタが減り製造や調整が容易となる。
ncy sift keying;周波数シフトキーイング)信号を用
いた直接変換受信装置が、集積回路化に適した構成とし
て検討されている。集積回路化することにより、従来の
ダブルスーパーヘテロダイン方式と比較して、低消費電
力化、小形化が可能となること、回路内に発振器やメカ
ニカル・フィルタが減り製造や調整が容易となる。
【0004】例えば、特開昭58−19038号公報に
記載されている構成が知られている。以下、図9を参照
して直接変換受信装置について簡単に説明する。
記載されている構成が知られている。以下、図9を参照
して直接変換受信装置について簡単に説明する。
【0005】図9において、アンテナから受信した受信
信号60は、第一のミキシング手段61に供給されると
同時に、90度移相器62を通して第二のミキシング手
段63に供給され、それぞれ信号発生手段(局部発振
器)64の信号と混合することによりダウンコンバート
し、データ復調を行う。第一のミキシング手段61、第
二のミキシング手段63から出力される信号には、0〜
数kHzの周波数帯のベースバンド信号の他にその高調
波信号も含まるため、ベースバンド信号のみを通過する
第一の低域通過フィルタ65、第二の低域通過フィルタ
66を通し、I信号67とQ信号68を得る。I信号6
7は、振幅制限増幅器69によりデジタル信号70と
し、Q信号68は90度移相器71により移相した後、
振幅制限増幅器72によりデジタル信号73とする。I
信号67とQ信号68とは90度移相器62があるため
に受信波の周波数偏移によって、すなわち受信データが
「0」であるか「1」であるかに応じて相対的な位相差
90度を生じる。この相対的な位相差を利用して、デジ
タル信号70、73を入力とする論理演算回路74で復
調する。
信号60は、第一のミキシング手段61に供給されると
同時に、90度移相器62を通して第二のミキシング手
段63に供給され、それぞれ信号発生手段(局部発振
器)64の信号と混合することによりダウンコンバート
し、データ復調を行う。第一のミキシング手段61、第
二のミキシング手段63から出力される信号には、0〜
数kHzの周波数帯のベースバンド信号の他にその高調
波信号も含まるため、ベースバンド信号のみを通過する
第一の低域通過フィルタ65、第二の低域通過フィルタ
66を通し、I信号67とQ信号68を得る。I信号6
7は、振幅制限増幅器69によりデジタル信号70と
し、Q信号68は90度移相器71により移相した後、
振幅制限増幅器72によりデジタル信号73とする。I
信号67とQ信号68とは90度移相器62があるため
に受信波の周波数偏移によって、すなわち受信データが
「0」であるか「1」であるかに応じて相対的な位相差
90度を生じる。この相対的な位相差を利用して、デジ
タル信号70、73を入力とする論理演算回路74で復
調する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、直接変
換受信装置において受信を行うとき、受信信号のレベル
が大きく変化するとその後長時間復調が乱れる。これは
例えば、送信装置の移動や送信開始などによって生じ
る。直接変換受信装置においてはこの復調不可能な時間
が長く無視できないという課題があった。以下にこれを
説明する。
換受信装置において受信を行うとき、受信信号のレベル
が大きく変化するとその後長時間復調が乱れる。これは
例えば、送信装置の移動や送信開始などによって生じ
る。直接変換受信装置においてはこの復調不可能な時間
が長く無視できないという課題があった。以下にこれを
説明する。
【0007】図8において受信装置が動作するために
は、第一のミキシング手段61および第二のミキシング
手段63の出力信号の直流電圧レベルとデータ復調手段
(低域通過フィルタ65、66)の入力の直流電圧レベ
ルとは同じである必要がある。しかし、現実には2つの
ミキシング手段61、63の特性ばらつきがあり、出力
の直流電圧レベルが受信信号60によって変動するため
同じレベルにならない。そこで、ミキシング手段61、
63と低域通過フィルタ63、66との間にコンデンサ
等の直流除去手段を接続する。このとき直接変換受信装
置では、コンデンサの容量を大きくして、ミキシング手
段61、63から出力される信号に含まれる1kHz以
下のベースバンド信号ができるだけ通過できるようにす
るため、直流除去手段の時定数を大きくする。
は、第一のミキシング手段61および第二のミキシング
手段63の出力信号の直流電圧レベルとデータ復調手段
(低域通過フィルタ65、66)の入力の直流電圧レベ
ルとは同じである必要がある。しかし、現実には2つの
ミキシング手段61、63の特性ばらつきがあり、出力
の直流電圧レベルが受信信号60によって変動するため
同じレベルにならない。そこで、ミキシング手段61、
63と低域通過フィルタ63、66との間にコンデンサ
等の直流除去手段を接続する。このとき直接変換受信装
置では、コンデンサの容量を大きくして、ミキシング手
段61、63から出力される信号に含まれる1kHz以
下のベースバンド信号ができるだけ通過できるようにす
るため、直流除去手段の時定数を大きくする。
【0008】送信装置が送信を開始して送信出力を出し
たり、送信しながら高速で移動することにより受信信号
60のレベルが変化すると、ミキシング手段からの出力
信号の直流電圧レベルが変化し直流除去手段にて過渡応
答が生じる。受信信号60のレベル変化が大きいほどミ
キシング手段からの出力信号の直流電圧レベルの変化も
大きい。直接変換受信装置は直流除去手段の時定数が大
きいのでI信号67、Q信号68が安定するまでに時間
がかかる。すなわち、受信信号のレベルが大きく変化し
たときに長時間の復調不可能な時間が発生し、その間に
流れる回路電流がロスになってしまう。
たり、送信しながら高速で移動することにより受信信号
60のレベルが変化すると、ミキシング手段からの出力
信号の直流電圧レベルが変化し直流除去手段にて過渡応
答が生じる。受信信号60のレベル変化が大きいほどミ
キシング手段からの出力信号の直流電圧レベルの変化も
大きい。直接変換受信装置は直流除去手段の時定数が大
きいのでI信号67、Q信号68が安定するまでに時間
がかかる。すなわち、受信信号のレベルが大きく変化し
たときに長時間の復調不可能な時間が発生し、その間に
流れる回路電流がロスになってしまう。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、直接
変換受信装置において送信装置の移動や送信開始など受
信信号のレベル変化によって生じる復調不可能な時間を
短くし、受信装置の電池寿命を延ばすことを目的とする
ものである。
変換受信装置において送信装置の移動や送信開始など受
信信号のレベル変化によって生じる復調不可能な時間を
短くし、受信装置の電池寿命を延ばすことを目的とする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の受信装置は、受信信号の搬送波信号周波数
に近い周波数の信号を出力する信号発生手段と、前記信
号発生手段からの信号と受信信号とから差の周波数とな
る第一の信号を取り出す第一のミキシング手段と、前記
信号発生手段からの信号を位相シフトした信号と前記受
信信号とから差の周波数となる第二の信号を取り出す第
二のミキシング手段と、前記第一の信号から直流成分を
取り除く第一の直流除去手段と、前記第二の信号から直
流成分を取り除く第二の直流除去手段と、前記第一の直
流除去手段と前記第二の直流除去手段とから信号を入力
してデータ復調を行うデータ復調手段と、前記受信信号
のレベルを出力するレベル検出手段と、前記受信信号の
レベルが所定より大きく変化した時に所定の時間だけ前
記第一の直流除去手段の時定数および前記第二の直流除
去手段の時定数を小さくする時定数切換手段とから構成
される。
め、本発明の受信装置は、受信信号の搬送波信号周波数
に近い周波数の信号を出力する信号発生手段と、前記信
号発生手段からの信号と受信信号とから差の周波数とな
る第一の信号を取り出す第一のミキシング手段と、前記
信号発生手段からの信号を位相シフトした信号と前記受
信信号とから差の周波数となる第二の信号を取り出す第
二のミキシング手段と、前記第一の信号から直流成分を
取り除く第一の直流除去手段と、前記第二の信号から直
流成分を取り除く第二の直流除去手段と、前記第一の直
流除去手段と前記第二の直流除去手段とから信号を入力
してデータ復調を行うデータ復調手段と、前記受信信号
のレベルを出力するレベル検出手段と、前記受信信号の
レベルが所定より大きく変化した時に所定の時間だけ前
記第一の直流除去手段の時定数および前記第二の直流除
去手段の時定数を小さくする時定数切換手段とから構成
される。
【0011】また、受信信号の搬送波信号周波数に近い
周波数の信号を出力する信号発生手段と、前記信号発生
手段からの信号と受信信号とから差の周波数となる第一
の信号を取り出す第一のミキシング手段と、前記信号発
生手段からの信号を位相シフトした信号と前記受信信号
とから差の周波数となる第二の信号を取り出す第二のミ
キシング手段と、前記第一の信号から直流成分を取り除
く第一の直流除去手段と、前記第二の信号から直流成分
を取り除く第二の直流除去手段と、前記第一の直流除去
手段と前記第二の直流除去手段とから信号を入力して受
信信号のレベルを出力するレベル検出手段と、前記受信
号のレベルが所定よりも大きい時に受信有り信号を出力
する受信判定手段と、前記受信有り信号の出力開始から
所定の時間だけ前記第一の直流除去手段の時定数および
前記第二の直流除去手段の時定数を小さくする時定数切
換手段とから構成される。
周波数の信号を出力する信号発生手段と、前記信号発生
手段からの信号と受信信号とから差の周波数となる第一
の信号を取り出す第一のミキシング手段と、前記信号発
生手段からの信号を位相シフトした信号と前記受信信号
とから差の周波数となる第二の信号を取り出す第二のミ
キシング手段と、前記第一の信号から直流成分を取り除
く第一の直流除去手段と、前記第二の信号から直流成分
を取り除く第二の直流除去手段と、前記第一の直流除去
手段と前記第二の直流除去手段とから信号を入力して受
信信号のレベルを出力するレベル検出手段と、前記受信
号のレベルが所定よりも大きい時に受信有り信号を出力
する受信判定手段と、前記受信有り信号の出力開始から
所定の時間だけ前記第一の直流除去手段の時定数および
前記第二の直流除去手段の時定数を小さくする時定数切
換手段とから構成される。
【0012】加えて、第一の直流除去手段の時定数を決
定する第一の抵抗値および第二の時定数切り換え手段の
時定数を決定する第二の抵抗値を電子スイッチにより切
り換える時定数切換手段を備える。
定する第一の抵抗値および第二の時定数切り換え手段の
時定数を決定する第二の抵抗値を電子スイッチにより切
り換える時定数切換手段を備える。
【0013】また、反転手段によって直流除去手段の出
力信号を反転し、電子スイッチを介して前記直流除去手
段の出力側に帰還する時定数切換手段を備える。
力信号を反転し、電子スイッチを介して前記直流除去手
段の出力側に帰還する時定数切換手段を備える。
【0014】また、データ復調手段内にあって増幅器、
あるいはフィルタ、あるいはバッファを構成する演算増
幅器を用いた反転手段を備える。
あるいはフィルタ、あるいはバッファを構成する演算増
幅器を用いた反転手段を備える。
【0015】
【作用】以上の構成によれば、時定数切換手段によっ
て、受信信号のレベルが大きく変化したときに所定の時
間だけ直流除去手段の時定数を小さくするので復調不可
能な時間が短くできる。
て、受信信号のレベルが大きく変化したときに所定の時
間だけ直流除去手段の時定数を小さくするので復調不可
能な時間が短くできる。
【0016】また、受信判定手段によって、送信装置が
送信を開始して受信信号のレベルがあるレベルに達した
ときに所定の時間だけ直流除去手段の時定数を小さくす
るので復調不可能な時間が短くできる。
送信を開始して受信信号のレベルがあるレベルに達した
ときに所定の時間だけ直流除去手段の時定数を小さくす
るので復調不可能な時間が短くできる。
【0017】加えて、時定数を決定する抵抗値を電子ス
イッチによって切り換えるので時定数切換手段が容易に
実現できる。
イッチによって切り換えるので時定数切換手段が容易に
実現できる。
【0018】また、反転手段によって直流除去手段に帰
還をかけるので復調不可能な時間が短くできる。
還をかけるので復調不可能な時間が短くできる。
【0019】また、反転手段にデータ復調手段内の増幅
器、フィルタ、あるいはバッファを構成する演算増幅器
を用いるので反転手段を付加することなく構成できる。
器、フィルタ、あるいはバッファを構成する演算増幅器
を用いるので反転手段を付加することなく構成できる。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例を図1を参照して説明す
る。1は受信信号を受信するアンテナ、2は受信信号を
増幅する高周波増幅手段、3は局部発振器であり受信す
べき信号の搬送波周波数とほぼ等しい周波数の信号を出
力する信号発生手段、4は高周波増幅手段2で増幅した
受信信号と信号発生手段3からの信号とを掛け合わせる
第一のミキシング手段、5は信号発生手段2からの信号
の位相を90度ずらす90度移相器、6は高周波増幅手
段2で増幅した受信信号と90度位相をずらした信号発
生手段3からの信号とを掛け合わせる第二のミキシング
手段、11は第一のミキシング手段4と第二のミキシン
グ手段6との出力信号の位相差からデータを復調するデ
ータ復調手段である。データ復調手段11内には、低域
通過フィルタや増幅器などを含む。
る。1は受信信号を受信するアンテナ、2は受信信号を
増幅する高周波増幅手段、3は局部発振器であり受信す
べき信号の搬送波周波数とほぼ等しい周波数の信号を出
力する信号発生手段、4は高周波増幅手段2で増幅した
受信信号と信号発生手段3からの信号とを掛け合わせる
第一のミキシング手段、5は信号発生手段2からの信号
の位相を90度ずらす90度移相器、6は高周波増幅手
段2で増幅した受信信号と90度位相をずらした信号発
生手段3からの信号とを掛け合わせる第二のミキシング
手段、11は第一のミキシング手段4と第二のミキシン
グ手段6との出力信号の位相差からデータを復調するデ
ータ復調手段である。データ復調手段11内には、低域
通過フィルタや増幅器などを含む。
【0021】7は第一のミキシング手段4の出力信号か
ら直流成分を除去する直流電圧除去手段である第一のコ
ンデンサ、8は第二のミキシング手段6の出力信号から
直流成分を除去する直流電圧除去手段である第二のコン
デンサ、9は第一のコンデンサ7の時定数を切り換える
第一の時定数切換手段、10は第二のコンデンサ8の時
定数を切り換える第二の時定数切換手段である。
ら直流成分を除去する直流電圧除去手段である第一のコ
ンデンサ、8は第二のミキシング手段6の出力信号から
直流成分を除去する直流電圧除去手段である第二のコン
デンサ、9は第一のコンデンサ7の時定数を切り換える
第一の時定数切換手段、10は第二のコンデンサ8の時
定数を切り換える第二の時定数切換手段である。
【0022】図1では、第一のミキシング手段4からの
信号は第一のコンデンサ7と第一の時定数切換手段9と
を通って、データ復調手段11内の第一の低域通過フィ
ルタ12で受信帯域以下の信号成分が除去され、第一の
増幅器13で増幅される。同様に第二のミキシング手段
6からの信号は第二のコンデンサ8と第二の時定数切換
手段10とを通って、データ復調手段11内の第二の低
域通過フィルタ14で受信帯域以下の信号成分が除去さ
れ、第二の増幅器15で増幅される。演算手段16に
て、第一の増幅器13からの出力信号と第二の増幅器1
5からの出力信号との位相差から復調信号を得る。
信号は第一のコンデンサ7と第一の時定数切換手段9と
を通って、データ復調手段11内の第一の低域通過フィ
ルタ12で受信帯域以下の信号成分が除去され、第一の
増幅器13で増幅される。同様に第二のミキシング手段
6からの信号は第二のコンデンサ8と第二の時定数切換
手段10とを通って、データ復調手段11内の第二の低
域通過フィルタ14で受信帯域以下の信号成分が除去さ
れ、第二の増幅器15で増幅される。演算手段16に
て、第一の増幅器13からの出力信号と第二の増幅器1
5からの出力信号との位相差から復調信号を得る。
【0023】17はレベル検出手段で、第一のミキシン
グ手段4からの信号と第二のミキシング手段6からの信
号とを入力し、各々の信号を低域通過フィルタを通して
受信帯域外の信号成分を除去した後、2信号の絶対値レ
ベルの大きい方を受信信号のレベルとして得る。あるい
は、2信号の絶対値レベルの和を得る、2信号のレベル
の2乗和を得る。加えて、得た受信信号のレベル変化を
微分回路によって検出する。
グ手段4からの信号と第二のミキシング手段6からの信
号とを入力し、各々の信号を低域通過フィルタを通して
受信帯域外の信号成分を除去した後、2信号の絶対値レ
ベルの大きい方を受信信号のレベルとして得る。あるい
は、2信号の絶対値レベルの和を得る、2信号のレベル
の2乗和を得る。加えて、得た受信信号のレベル変化を
微分回路によって検出する。
【0024】送信装置が高速で移動するなど受信信号の
レベルが大きく変化すると、第一のミキシング手段4と
第二のミキシング手段6とからの出力信号の直流電圧レ
ベルが変化し直流除去手段にて過渡応答が生じる。直接
変換受信装置では1kHz以下のベースバンド信号を用
いるために第一のコンデンサ7、第二のコンデンサ8の
時定数が大きく、データ復調手段11の入力信号が安定
するまでに時間がかかる。すなわち、復調不可能な時間
が長い。そこでレベル検出手段17は受信信号のレベル
が所定以上の変化をしたときに第一の時定数切換手段9
と第二の時定数切換手段10とに制御信号を出力する。
制御信号を受けた第一の時定数切換手段9、第二の時定
数切換手段10は第一のコンデンサ7、第二のコンデン
サ8の時定数を所定の時間tのあいだ小さくして、デー
タ復調手段11の入力信号が安定するまでの時間を短
縮、復調不可能な時間を短くする。時定数切換手段の一
例を図2に示す。時定数切換手段9は電子スイッチ21
と抵抗R2とから構成され、レベル検出手段17によっ
て電子スイッチ21をON/OFFすることで時定数を
切り換える。電子スイッチとしてトランジスタなどを用
れば、時定数切換手段とデータ復調部とを併せてIC内
に収めることが可能となる。電子スイッチ21がOFF
のとき、直流除去手段7の時定数はコンデンサCとデー
タ復調手段11内の抵抗R1の積によって決まる。時定
数を小さくするときは、電子スイッチ21をONする。
時定数はコンデンサCと(R1とR2の並列抵抗値)と
なる。
レベルが大きく変化すると、第一のミキシング手段4と
第二のミキシング手段6とからの出力信号の直流電圧レ
ベルが変化し直流除去手段にて過渡応答が生じる。直接
変換受信装置では1kHz以下のベースバンド信号を用
いるために第一のコンデンサ7、第二のコンデンサ8の
時定数が大きく、データ復調手段11の入力信号が安定
するまでに時間がかかる。すなわち、復調不可能な時間
が長い。そこでレベル検出手段17は受信信号のレベル
が所定以上の変化をしたときに第一の時定数切換手段9
と第二の時定数切換手段10とに制御信号を出力する。
制御信号を受けた第一の時定数切換手段9、第二の時定
数切換手段10は第一のコンデンサ7、第二のコンデン
サ8の時定数を所定の時間tのあいだ小さくして、デー
タ復調手段11の入力信号が安定するまでの時間を短
縮、復調不可能な時間を短くする。時定数切換手段の一
例を図2に示す。時定数切換手段9は電子スイッチ21
と抵抗R2とから構成され、レベル検出手段17によっ
て電子スイッチ21をON/OFFすることで時定数を
切り換える。電子スイッチとしてトランジスタなどを用
れば、時定数切換手段とデータ復調部とを併せてIC内
に収めることが可能となる。電子スイッチ21がOFF
のとき、直流除去手段7の時定数はコンデンサCとデー
タ復調手段11内の抵抗R1の積によって決まる。時定
数を小さくするときは、電子スイッチ21をONする。
時定数はコンデンサCと(R1とR2の並列抵抗値)と
なる。
【0025】なお、時間tは短すぎると効果が少ない。
また、時間t中は時定数が小さいため、第一のミキシン
グ手段4、第二のミキシング手段6からの信号は第一の
直流除去手段7、第二の直流除去手段8により受信に必
要な帯域が削られ正常に復調できない。したがって、時
間tが長すぎると復調不可能な時間が長くなる。最適な
tを選ぶことで、過渡応答の時間を短くし復調不可能な
時間を早くできる。
また、時間t中は時定数が小さいため、第一のミキシン
グ手段4、第二のミキシング手段6からの信号は第一の
直流除去手段7、第二の直流除去手段8により受信に必
要な帯域が削られ正常に復調できない。したがって、時
間tが長すぎると復調不可能な時間が長くなる。最適な
tを選ぶことで、過渡応答の時間を短くし復調不可能な
時間を早くできる。
【0026】本発明の他の例を図3を参照して説明す
る。図1と同一の部分には同一符号を付してその説明を
省略する。図2と異なるのはデータ復調手段11を構成
する反転手段から直流除去手段であるコンデンサに負帰
還をかけることである。以下具体的に説明する。図3中
で31は第一のコンデンサ7からの信号を入力して電圧
の正負を反転して出力する第一の反転手段である。この
反転手段は図1で低域通過フィルタや増幅器を構成する
一部である。この第一の反転手段31の出力信号を第一
の時定数切換手段9を介して第一のコンデンサ7の出力
側に帰還する。ただし、第一の反転手段31を通した信
号の直流電圧レベルは、第一のコンデンサ7とデータ復
調手段11とを結んだ端子の直流電圧レベルと等しい。
る。図1と同一の部分には同一符号を付してその説明を
省略する。図2と異なるのはデータ復調手段11を構成
する反転手段から直流除去手段であるコンデンサに負帰
還をかけることである。以下具体的に説明する。図3中
で31は第一のコンデンサ7からの信号を入力して電圧
の正負を反転して出力する第一の反転手段である。この
反転手段は図1で低域通過フィルタや増幅器を構成する
一部である。この第一の反転手段31の出力信号を第一
の時定数切換手段9を介して第一のコンデンサ7の出力
側に帰還する。ただし、第一の反転手段31を通した信
号の直流電圧レベルは、第一のコンデンサ7とデータ復
調手段11とを結んだ端子の直流電圧レベルと等しい。
【0027】第二のコンデンサ8についても同様に、第
二の反転手段32の出力信号を第二の時定数切換手段1
0を介して第二のコンデンサ7の出力側に帰還する。レ
ベル検出手段17は受信信号のレベルがある値以上変化
したときに第一の時定数切換手段9と第二の時定数切換
手段10とに制御信号を出力する。制御信号を受けた第
一の時定数切換手段9、第二の時定数切換手段10は第
一のコンデンサ7、第二のコンデンサ8の時定数を所定
の時間tのあいだ小さくして、データ復調手段11の入
力信号が安定するまでの時間を短縮する。負帰還をかけ
るので復調不可能な時間を短くできる。
二の反転手段32の出力信号を第二の時定数切換手段1
0を介して第二のコンデンサ7の出力側に帰還する。レ
ベル検出手段17は受信信号のレベルがある値以上変化
したときに第一の時定数切換手段9と第二の時定数切換
手段10とに制御信号を出力する。制御信号を受けた第
一の時定数切換手段9、第二の時定数切換手段10は第
一のコンデンサ7、第二のコンデンサ8の時定数を所定
の時間tのあいだ小さくして、データ復調手段11の入
力信号が安定するまでの時間を短縮する。負帰還をかけ
るので復調不可能な時間を短くできる。
【0028】例えば、コンデンサが十分に充電されてお
らず反転手段の入力電圧が低い時には反転手段の出力電
圧が高くなりコンデンサを充電しようとする方向に電流
が流れる。また、コンデンサが充電の過渡応答でオーバ
ーシュートを起こして反転手段の入力電圧が高くなりす
ぎた時には反転手段の出力電圧が低くなりコンデンサを
放電して電圧を下げようとする方向に電流が流れる。
らず反転手段の入力電圧が低い時には反転手段の出力電
圧が高くなりコンデンサを充電しようとする方向に電流
が流れる。また、コンデンサが充電の過渡応答でオーバ
ーシュートを起こして反転手段の入力電圧が高くなりす
ぎた時には反転手段の出力電圧が低くなりコンデンサを
放電して電圧を下げようとする方向に電流が流れる。
【0029】このような働きは負帰還の中に増幅器があ
れば、わずかな電位変動でも増幅され帰還がかかるので
より効果的である。従って例えば図4のように低周波の
増幅器を構成する反転手段31から負帰還をかける。あ
るいは、図5のように反転手段31で低域通過フィルタ
を構成してこれに正転型の増幅器をつなげて負帰還をか
けてもよい。勿論、コンデンサ7と増幅器やフィルタの
あいだのように図中の破線で示す部分にはさらに別の増
幅器やフィルタを挿入して接続してもよい。つまり、デ
ータ復調手段内の反転手段を用いることで新たに反転手
段を必要としない。
れば、わずかな電位変動でも増幅され帰還がかかるので
より効果的である。従って例えば図4のように低周波の
増幅器を構成する反転手段31から負帰還をかける。あ
るいは、図5のように反転手段31で低域通過フィルタ
を構成してこれに正転型の増幅器をつなげて負帰還をか
けてもよい。勿論、コンデンサ7と増幅器やフィルタの
あいだのように図中の破線で示す部分にはさらに別の増
幅器やフィルタを挿入して接続してもよい。つまり、デ
ータ復調手段内の反転手段を用いることで新たに反転手
段を必要としない。
【0030】ここでは反転手段として演算増幅器を用い
て説明したが、これに限らない。反転手段の出力信号と
直流除去手段の出力側との直流電圧レベルが同じであれ
ばよい。
て説明したが、これに限らない。反転手段の出力信号と
直流除去手段の出力側との直流電圧レベルが同じであれ
ばよい。
【0031】また、反転手段を図6のようにデータ復調
手段の入力バッファとして用いる。同じ時定数であって
も、データ復調手段の入力抵抗をR1で大きくし、コン
デンサ7の容量を小さくできる。大容量のコンデンサは
実装面積が大きい、容量のばらつきや温度変化が大きい
ので使用しにくい。
手段の入力バッファとして用いる。同じ時定数であって
も、データ復調手段の入力抵抗をR1で大きくし、コン
デンサ7の容量を小さくできる。大容量のコンデンサは
実装面積が大きい、容量のばらつきや温度変化が大きい
ので使用しにくい。
【0032】本発明の他の例を図7を参照して説明す
る。図2と同一の部分には同一符号を付してその説明を
省略する。図2と異なるのは受信判定手段18である。
受信判定手段18は、受信信号のレベルを所定の値と比
較して大のときに受信有り信号を出力する。所定の値
は、受信装置が受信すべきレベルや受信可能なレベルに
設定する。第一の時定数切換手段9、第二の時定数切換
手段10は、受信有り信号を受け取ってから所定の時間
だけ第一の直流除去手段7の時定数および前記第二の直
流除去手段8の時定数を小さくする。受信判定手段18
の基準値を受信すべき信号のレベルに設定すると、送信
装置が送信を開始したときその信号を受信したレベルが
基準値以上になれば受信装置は受信を行う。しかし、こ
のとき送信装置からの信号は大きく変化し復調が可能と
なるまで時間がかかる。そこで、時定数切換手段により
受信開始してから一定時間のあいだ時定数を小さくして
復調可能となる時間を短縮する。
る。図2と同一の部分には同一符号を付してその説明を
省略する。図2と異なるのは受信判定手段18である。
受信判定手段18は、受信信号のレベルを所定の値と比
較して大のときに受信有り信号を出力する。所定の値
は、受信装置が受信すべきレベルや受信可能なレベルに
設定する。第一の時定数切換手段9、第二の時定数切換
手段10は、受信有り信号を受け取ってから所定の時間
だけ第一の直流除去手段7の時定数および前記第二の直
流除去手段8の時定数を小さくする。受信判定手段18
の基準値を受信すべき信号のレベルに設定すると、送信
装置が送信を開始したときその信号を受信したレベルが
基準値以上になれば受信装置は受信を行う。しかし、こ
のとき送信装置からの信号は大きく変化し復調が可能と
なるまで時間がかかる。そこで、時定数切換手段により
受信開始してから一定時間のあいだ時定数を小さくして
復調可能となる時間を短縮する。
【0033】以上では直流除去手段として、ミキシング
手段とデータ復調手段の間に直列にコンデンサーを挿入
して説明してきたが、直流除去手段はこれに限るもので
はない。反転手段でなければ例えば図8のような構成で
もよい。
手段とデータ復調手段の間に直列にコンデンサーを挿入
して説明してきたが、直流除去手段はこれに限るもので
はない。反転手段でなければ例えば図8のような構成で
もよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信装置が移動して受信信号のレベルが大きく変化したと
きに、時定数切換手段によって所定の時間だけ直流除去
手段の時定数を小さくし、直接変換受信装置において復
調不可能な時間が短くできる。
信装置が移動して受信信号のレベルが大きく変化したと
きに、時定数切換手段によって所定の時間だけ直流除去
手段の時定数を小さくし、直接変換受信装置において復
調不可能な時間が短くできる。
【0035】また、受信判定手段によって、送信装置が
送信を開始して受信信号のレベルがあるレベルに達した
ときに所定の時間だけ直流除去手段の時定数を小さし、
復調不可能な時間が短くできる。
送信を開始して受信信号のレベルがあるレベルに達した
ときに所定の時間だけ直流除去手段の時定数を小さし、
復調不可能な時間が短くできる。
【0036】加えて、時定数を決定する抵抗値を電子ス
イッチによって切り換え時定数切換手段を容易に実現す
る。
イッチによって切り換え時定数切換手段を容易に実現す
る。
【0037】また、反転手段によって直流除去手段に帰
還をかけ、復調不可能な時間をさらに短くする。
還をかけ、復調不可能な時間をさらに短くする。
【0038】また、反転手段にデータ復調手段内の増幅
器、フィルタ、あるいはバッファを構成する演算増幅器
を用い、新たに反転手段を付加することなく構成でき
る。
器、フィルタ、あるいはバッファを構成する演算増幅器
を用い、新たに反転手段を付加することなく構成でき
る。
【0039】以上のように送信装置の移動や送信開始な
ど受信信号のレベル変化によって生じる復調不可能な時
間を短くし、受信装置の電池寿命を延ばすことができ
る。電池電源で長時間駆動が可能となり、ガス・水道・
電気メータ等の検針に用いられるテレメータ用無線機、
ガス給湯器のような浴室内の住宅設備機器用の無線リモ
コンなど、充電式電池が使用できない分野においても無
線機器の利用が広がる。
ど受信信号のレベル変化によって生じる復調不可能な時
間を短くし、受信装置の電池寿命を延ばすことができ
る。電池電源で長時間駆動が可能となり、ガス・水道・
電気メータ等の検針に用いられるテレメータ用無線機、
ガス給湯器のような浴室内の住宅設備機器用の無線リモ
コンなど、充電式電池が使用できない分野においても無
線機器の利用が広がる。
【図1】本発明の一実施例における受信装置のブロック
図
図
【図2】同装置における時定数切換手段のブロック図
【図3】本発明の他の実施例における受信装置のブロッ
ク図
ク図
【図4】同装置における反転手段のブロック図
【図5】同装置における他の反転手段のブロック図
【図6】同装置におけるさらに他の反転手段のブロック
図
図
【図7】本発明のさらに他の実施例における受信装置の
ブロック図
ブロック図
【図8】同装置における直流除去手段のブロック図
【図9】従来の受信装置のブロック図
1 アンテナ 2 高周波増幅手段 3 信号発生手段 4、5 ミキシング手段 6 90度移相器 7、8 直流除去手段 9、10 時定数切換手段 11 データ復調手段 17 レベル検出手段 18 受信判定手段 31、32 反転手段
Claims (5)
- 【請求項1】受信信号の搬送波信号周波数に近い周波数
の信号を出力する信号発生手段と、前記信号発生手段か
らの信号と受信信号とから差の周波数となる第一の信号
を取り出す第一のミキシング手段と、前記信号発生手段
からの信号を位相シフトした信号と前記受信信号とから
差の周波数となる第二の信号を取り出す第二のミキシン
グ手段と、前記第一の信号から直流成分を取り除く第一
の直流除去手段と、前記第二の信号から直流成分を取り
除く第二の直流除去手段と、前記第一の直流除去手段と
前記第二の直流除去手段とから信号を入力してデータ復
調を行うデータ復調手段と、前記受信信号のレベルを出
力するレベル検出手段と、前記受信信号のレベルが所定
より大きく変化した時に所定の時間だけ前記第一の直流
除去手段の時定数および前記第二の直流除去手段の時定
数を小さくする時定数切換手段とを備えた受信装置。 - 【請求項2】受信信号の搬送波信号周波数に近い周波数
の信号を出力する信号発生手段と、前記信号発生手段か
らの信号と受信信号とから差の周波数となる第一の信号
を取り出す第一のミキシング手段と、前記信号発生手段
からの信号を位相シフトした信号と前記受信信号とから
差の周波数となる第二の信号を取り出す第二のミキシン
グ手段と、前記第一の信号から直流成分を取り除く第一
の直流除去手段と、前記第二の信号から直流成分を取り
除く第二の直流除去手段と、前記第一の直流除去手段と
前記第二の直流除去手段とから信号を入力して受信信号
のレベルを出力するレベル検出手段と、前記受信号のレ
ベルが所定よりも大きい時に受信有り信号を出力する受
信判定手段と、前記受信有り信号の出力開始から所定の
時間だけ前記第一の直流除去手段の時定数および前記第
二の直流除去手段の時定数を小さくする時定数切換手段
とを備えた受信装置。 - 【請求項3】時定数切換手段は、第一の直流除去手段の
時定数を決定する第一の抵抗値および第二の時定数切り
換え手段の時定数を決定する第二の抵抗値を電子スイッ
チにより切り換える構成とした請求項1又は請求項2記
載の受信装置。 - 【請求項4】時定数切換手段は、反転手段によって直流
除去手段の出力信号を反転し、電子スイッチを介して前
記直流除去手段の出力側に帰還することを特徴とした請
求項1、2又は3記載の受信装置。 - 【請求項5】反転手段は、データ復調手段内にあって増
幅器、フィルタあるいはバッファを構成する演算増幅器
を用いた請求項4記載の受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11550795A JPH08316998A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11550795A JPH08316998A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08316998A true JPH08316998A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14664238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11550795A Pending JPH08316998A (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08316998A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6507627B1 (en) | 1998-02-09 | 2003-01-14 | Nec Corporation | Direct conversion receiving apparatus with DC component cut function |
WO2003065600A1 (fr) * | 2002-01-29 | 2003-08-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Recepteur a conversion directe et procede de reduction de decalage en continu |
JP2006020255A (ja) * | 2004-07-05 | 2006-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ダイレクトコンバージョン受信装置及び携帯電話 |
JP2007533266A (ja) * | 2004-04-13 | 2007-11-15 | スカイワークス ソリューションズ,インコーポレイテッド | 直流オフセット補正システム及び方法 |
US7565127B2 (en) | 2004-05-14 | 2009-07-21 | Nec Corporation | Signal processing unit |
-
1995
- 1995-05-15 JP JP11550795A patent/JPH08316998A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6507627B1 (en) | 1998-02-09 | 2003-01-14 | Nec Corporation | Direct conversion receiving apparatus with DC component cut function |
WO2003065600A1 (fr) * | 2002-01-29 | 2003-08-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Recepteur a conversion directe et procede de reduction de decalage en continu |
US7171185B2 (en) | 2002-01-29 | 2007-01-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Direct conversion receiver and DC offset reducing method |
CN1302625C (zh) * | 2002-01-29 | 2007-02-28 | 松下电器产业株式会社 | 直接转换接收器和降低直流偏移的方法 |
JP2007533266A (ja) * | 2004-04-13 | 2007-11-15 | スカイワークス ソリューションズ,インコーポレイテッド | 直流オフセット補正システム及び方法 |
US7565127B2 (en) | 2004-05-14 | 2009-07-21 | Nec Corporation | Signal processing unit |
JP2006020255A (ja) * | 2004-07-05 | 2006-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ダイレクトコンバージョン受信装置及び携帯電話 |
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