JPH08316695A - 部品実装装置 - Google Patents

部品実装装置

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JPH08316695A
JPH08316695A JP7114295A JP11429595A JPH08316695A JP H08316695 A JPH08316695 A JP H08316695A JP 7114295 A JP7114295 A JP 7114295A JP 11429595 A JP11429595 A JP 11429595A JP H08316695 A JPH08316695 A JP H08316695A
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mounting
component
mounting component
terminal
suction nozzle
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JP7114295A
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Yuzuru Nishijima
譲 西嶋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光を照射することなく、実装用部品の端子画
像を認識すること。 【構成】 部品供給部14から部品実装部19に至る搬
送経路にはタッチパネル20が設けられており、部品供
給部14から部品実装部19に実装用部品15を搬送す
る途中で吸着ノズル12を下降させ、実装用部品15の
端子15aをタッチパネル20に押付ける。すると、タ
ッチパネル20の出力信号が画像処理され、端子15a
とタッチパネル20との接触点を示す端子データが作成
されるので、この端子データに基づいて吸着ノズル12
を搬送制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実装用部品を視覚的に
認識する構成の部品実装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小形化および高機能化
に伴い、実装用部品の種類増,多ピン化,狭ピッチ化が
著しく進んでいる。従って、実装用部品を実装する部品
実装装置にも一層の高精度化が要求され、特に実装用部
品を位置決めする技術は、メカニズム的な方法から視覚
認識的な方法へ移行している。
【0003】従来より、実装用部品を視覚的に認識する
にあたっては、実装用部品に光を照射し、その透過光お
よび反射光をCCDカメラに取込んで2値化または多値
化処理することが行われている。図4は、端子1aが外
側へ曲げられている実装用部品1(例えばSOP,SQ
P部品)を視覚認識する構成を示している。この場合、
光源2から実装用部品1に光を照射し、その透過光をC
CDカメラ3に取込むことに基づき、実装用部品1の端
子データを得ている。
【0004】図5は、端子1aが内側に曲げられている
実装用部品1(例えばLCC部品)を視覚認識する構成
を示している。この場合、光源2から実装用部品1に光
を照射し、その反射光をCCDカメラ3に取込むことに
基づき、実装用部品1の端子データを得ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来構成では、実装用部品1に光を照射することに伴い
実装用部品1を認識していたため、端子1aの曲げ方向
に応じて透過光および反射光を選択使用する繁雑さがあ
った。また、端子1aの浮上がりを検出できないため、
端子1aの浮上がった実装用部品1が誤って実装基板に
実装される虞れがあった。また、実装用部品1と光源2
とCCDカメラ3とを同軸上に配置する必要があるた
め、三者を位置合わせする面倒な段取り作業を行う必要
もあった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、透過光および反射光を選択使用する
繁雑さの解消および位置合わという面倒な段取り作業の
廃止を実現でき、しかも、端子の浮上がりも検出できる
部品実装装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の部品実装
装置は、実装用部品の端子が接触することに伴い、該端
子を認識して認識信号を出力する認識手段と、前記実装
用部品を前記認識手段に対して移動させることに伴い、
実装用部品の端子を認識手段に接触させる移動手段と、
前記認識手段からの認識信号を処理することに基づい
て、端子データを作成するデータ作成手段とを備えたと
ころに特徴を有する。
【0008】請求項2記載の部品実装装置は、移動手段
が、実装用部品を吸着して実装基板に搬送する吸着ノズ
ルから構成され、認識手段に実装用部品を接触させるた
めの吸着ノズルの移動量および実装基板に実装用部品を
実装するための吸着ノズルの移動量が、実装用部品の種
類に応じて調節されるところに特徴を有する。請求項3
記載の部品実装装置は、移動手段が、実装用部品を吸着
して実装基板に搬送する吸着ノズルから構成され、吸着
ノズルによる実装用部品の吸着位置が、データ作成手段
の端子データに基づいて調節されるところに特徴を有す
る。請求項4記載の部品実装装置は、吸着ノズルが、複
数の実装用部品を同時に認識手段に接触させるところに
特徴を有する。
【0009】
【作用】請求項1記載の手段によれば、実装用部品が認
識手段に対して移動し、実装用部品の端子が認識手段に
接触すると、認識手段から認識信号が出力され、この認
識信号に基づいて端子データが作成される。従って、光
を照射することなく実装用部品が認識される。請求項2
記載の手段によれば、吸着ノズルが実装用部品を吸着
し、認識手段に搬送して接触させたり、実装基板に搬送
して実装したりする。この場合、認識手段および実装基
板に対する実装用部品の押付量が過剰になったり、不足
したりすることがないように、吸着ノズルの搬送量が実
装用部品の種類に応じて調節される。
【0010】請求項3記載の手段によれば、吸着ノズル
が実装用部品を吸着し、認識手段に搬送して接触させた
り、実装基板に搬送して実装したりする。この場合、吸
着ノズルによる実装用部品の吸着位置がデータ作成手段
の端子データに基づいて調節される。請求項4記載の手
段によれば、吸着ノズルが実装用部品を認識手段に接触
させるにあたって、複数の実装用部品を同時に認識手段
に接触させる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。まず、図1において、X−Y座標系
ロボット11のアーム(図示せず)には、移動手段に相
当する吸着ノズル12が装着されている。この吸着ノズ
ル12は、昇降モータ12aおよび旋回モータ12bを
介してロボット11のアームに取付けられたものであ
り、ロボット11の作動に伴い装置固有のX−Y方向へ
移動し、昇降モータ12aの作動に伴い上下動し、旋回
モータ12bの作動に伴い回動する。尚、符号13は、
ロボット11と昇降モータ12aと旋回モータ12bと
から構成される吸着ノズル搬送機構を示す。
【0012】部品供給部14には実装用部品15がセッ
トされる。また、ロボット11および昇降モータ12a
は、マイクロコンピュータからなる制御装置16の搬送
制御部16aに接続されている。この搬送制御部16a
は制御装置16のソフトウェアから構成されたものであ
り、ロボット11のアームをX−Y方向へ駆動制御する
ことに伴い、吸着ノズル12を部品供給部14上に搬送
した後、昇降モータ12aを駆動制御することに伴い、
吸着ノズル12を下降させる。これにより、部品供給部
14にセットされた実装用部品15が、吸着ノズル12
により1個ずつ吸着される。
【0013】搬送制御部16aには入力装置17が接続
されており、実装作業を行うにあたっては、入力装置1
7を操作し、実装用部品15の種類を入力する。また、
制御装置16の記憶部には、実装用部品15の種類に応
じた吸着用押圧力が記憶されており、搬送制御部16a
は、実装用部品15の種類が入力されると、実装用部品
15に応じた吸着用押圧力を記憶部から読出す。
【0014】圧力センサ18aは、吸着ノズル12によ
る実装用部品15の押圧力を検出するものであり、搬送
制御部16aに接続されている。そして、搬送制御部1
6aは、圧力センサ18aの出力信号が吸着用押圧力に
達するまで昇降モータ12aを駆動し、吸着ノズル12
の下降位置を制御する。これにより、実装用部品15の
種類に応じた最適な押圧力で、吸着ノズル12による実
装用部品15の吸着作業が行われる。
【0015】昇降モータ12aにはロータリーエンコー
ダ18bが取付けられ、ロータリーエンコーダ18b
は、カウンタ18cを介して搬送制御部16aに接続さ
れている。そして、搬送制御部16aは、カウンタ18
cのカウント値に基づいて吸着ノズル12を上昇制御す
る。
【0016】制御装置16の記憶部には、実装用部品1
5の種類に応じた搬送位置が記憶されている。この搬送
位置は、吸着ノズル12の搬送位置を示すX座標および
Y座標からなるものであり、搬送制御部16aは、実装
用部品15の種類が入力されると、実装用部品15に応
じた搬送位置を記憶部から読出す。そして、この搬送位
置に吸着ノズル12が移動するように、ロボット11を
駆動制御する。
【0017】部品実装部19には、プリント配線基板か
らなる実装基板(図示せず)がセットされる。そして、
搬送制御部16aは、吸着ノズル12により実装用部品
15を吸着すると、まず、ロボット11を駆動制御する
ことに伴い、吸着ノズル12を部品実装部19上に搬送
する。次に、昇降モータ12aを作動させることに伴い
吸着ノズル12を下降させ、実装用部品15を実装基板
に押付ける。これにより、実装用部品15が実装基板に
実装される。
【0018】制御装置16の記憶部には、実装用部品1
5の種類に応じた実装用押圧力が記憶されており、搬送
制御部16aは、実装用部品15の種類が入力される
と、実装用部品15の種類に応じた実装用押圧力を記憶
部から読出す。そして、圧力センサ18aの出力信号が
実装用押圧力に達するまで昇降モータ12aを駆動し、
吸着ノズル12の下降位置を制御する。これにより、実
装用部品15の種類に応じた最適な押圧力で、端子15
aが実装基板に押付けられる。
【0019】部品供給部14から部品実装部19に至る
実装用部品15の搬送経路には、認識手段に相当するタ
ッチパネル(タッチセンサ)20が設けられている。そ
して、搬送制御部16aは、吸着ノズル12がタッチパ
ネル20上に移動したことを検出すると、まず、ロボッ
ト11を駆動停止する。次に、昇降モータ12aを駆動
することに伴い、吸着ノズル12を下降させ、実装用部
品15の端子15aをタッチパネル20に押付ける。
尚、搬送制御部16aは、ロボット11の駆動源である
モータの回転量から吸着ノズル12がタッチパネル20
上に移動したことを検出する。
【0020】タッチパネル20は、所定隙間を存して対
向配置された2枚の透明導電膜を主体にする、いわゆる
アナログ方式の抵抗膜タッチパネルから構成されたもの
であり、タッチパネル20に端子15aを押付けたとき
の電圧変化をアナログ的に検出して認識信号を出力す
る。
【0021】制御装置16の記憶部には、実装用部品1
5の種類に応じた認識用押圧力が記憶されており、搬送
制御部16aは、実装用部品15の種類が入力される
と、実装用部品15の種類に応じた認識用押圧力を記憶
部から読出す。そして、圧力センサ18aの出力信号が
認識用押圧力に達するまで昇降モータ12aを駆動し、
吸着ノズル12の下降位置を制御する。これにより、実
装用部品15の種類に応じた最適な押圧力で、端子15
aがタッチパネル20に押付けられる。
【0022】タッチパネル20には、データ作成手段に
相当する画像処理部16bが接続されている。この画像
処理部16bは、制御装置16のソフトウェアから構成
されたものであり、タッチパネル20から出力される認
識信号を画像処理することに基づいて、端子15aとタ
ッチパネル20との接触点からなる端子データを作成す
る。
【0023】図2の(b)は、端子15aに浮上がりが
ないときの端子データを示すものである。この場合、各
端子15aによりタッチパネル20が十分に押圧される
ため、端子データには、全ての端子15aが十分な状態
で認識されている。図3の(b)は、端子15aに浮上
がりがあるときの端子データを示すものである。この場
合、浮上がった端子15aによりタッチパネル20が十
分に押圧されないため、端子データには、所定の端子1
5aが半欠損状態で認識されている。
【0024】尚、搬送制御部16aは、段取り作業の一
環として、タッチパネル20により実装用部品15の端
子データを検出し、まず、検出した端子データに基づい
て実装用部品15における最適な吸着位置(例えば、実
装用部品15が安定的に支持される位置)を検出する。
次に、この吸着位置が吸着ノズル12により吸着される
ように、吸着ノズル12の搬送位置を演算して記憶す
る。そして、実際の実装作業を行うにあたって、演算し
た搬送位置に吸着ノズル12を搬送する。
【0025】制御装置16には正規の端子データが記憶
されており、搬送制御部16aは、実装用部品15の種
類が入力されると、実装用部品15の種類に応じた正規
端子データを読出す。そして、正規端子データを画像処
理部16bの端子データとを比較することに基づき、端
子15aの浮上がりを検出したり、実装用部品15の吸
着姿勢を検出したりする。
【0026】吸着ノズル12の旋回モータ12bにはロ
ータリーエンコーダ21aが取付けられ、ロータリーエ
ンコーダ21aは、カウンタ21bを介して搬送制御部
16aに接続されている。そして、搬送制御部16a
は、実装用部品15の吸着姿勢が不良であると判断した
場合には、X−Y方向への修正量aおよびθ方向(回転
方向)への修正量bを算出し、カウンタ21bの値を参
照しながら旋回モータ12bを修正量bだけ回転させ、
実装用部品15のθ方向へのずれを修正する。これと共
に、ロボット11のアームを修正量aだけ駆動制御する
ことに伴い、実装用部品15のX−Y方向へのずれを修
正する。
【0027】次に上記構成の作用について説明する。実
装作業の開始が指令されると、搬送制御部16aは、搬
送位置,吸着用押圧力,認識用押圧力,実装用押圧力,
正規端子データを読出した後、ロボット11を駆動制御
して吸着ノズル12を搬送位置まで移動させる。そし
て、昇降モータ12aを駆動し、吸着ノズル12を下降
させ、吸着用押圧力で実装用部品15を吸着する。
【0028】搬送制御部16aは、実装用部品15を吸
着すると、吸着ノズル12を上昇させた後、ロボット1
1を駆動し、実装用部品15の搬送を開始する。そし
て、吸着ノズル12がタッチパネル20上に移動したこ
とを検出すると、ロボット11を駆動停止させ、昇降モ
ータ12aを駆動する。次に、吸着ノズル12を下降さ
せ、認識用押圧力で端子15aをタッチパネル20に押
付ける。
【0029】実装用部品15の端子15aがタッチパネ
ル20に押付けられると、タッチパネル20から認識信
号が出力される。ここで、図3の(a)に示すように、
実装用部品15の端子15aが浮上がっている場合に
は、画像処理部16bが、タッチパネル20の認識信号
に基づいて図3の(b)に示す端子データを作成する。
すると、搬送制御部16aは、画像処理部16bの端子
データと正規端子データと比較し、端子15aの浮上が
りを検出する。そして、実装用部品15の搬送動作を中
止し、ブザー(図示せず)を鳴動させたり、ランプ(図
示せず)を点灯させる等の異常報知動作を行う。
【0030】また、図2の(a)に示すように、端子1
5aが浮上がっていない場合には、画像処理部16b
が、タッチパネル20の認識信号に基づいて図2の
(b)に示す端子データを作成する。すると、搬送制御
部16aは、画像処理部16bの端子データと正規端子
データと比較し、「端子15aの浮上がり無し」を検出
した後、実装用部品15の吸着姿勢(搬送姿勢)を検出
する。
【0031】搬送制御部16aは、実装用部品15の吸
着姿勢が正常であると判断すると、まず、ロボット11
により吸着ノズル12を所定量だけ搬送する。次に、昇
降モータ12aを駆動し、実装用押圧力で実装用部品1
5の端子15aを実装基板に押付けて実装する。
【0032】搬送制御部16aは、実装用部品15の吸
着姿勢が不良であると判断すると、まず、X−Y方向へ
の修正量aおよびθ方向への修正量bを算出する。次
に、ロボット11の搬送量を修正量aだけ修正し、旋回
モータ12bを修正量bだけ回動させ、実装用部品15
のずれを修正しながら実装用部品15を部品実装部19
上に移動させる。そして、昇降モータ12aを駆動し、
実装用押圧力で実装用部品15の端子15aを実装基板
に押付けて実装する。
【0033】上述の実施例によれば、実装用部品15の
端子15aをタッチパネル20に押付けることにより、
端子データを作成する構成とした。このため、光を照射
することなく実装用部品15が認識されるので、透過光
および反射光を選択使用する繁雑さが解消され、しか
も、カメラと光源と実装用部品15とを位置合わという
面倒な段取り作業も廃止される。これと共に、端子15
aの浮上がりも検出できるので、端子15aの浮上がっ
た実装用部品15がプリント配線基板に実装されること
が防止される。
【0034】また、吸着ノズル12の下降位置を圧力セ
ンサ18aの出力信号に基づいて制御する構成とした。
このため、実装用部品15の端子15aをタッチパネル
20および実装基板に押付けるにあたって、端子15a
の押付けが過剰になったり、不足したりすることが防止
される。これと共に、吸着ノズル12により実装用部品
15を吸着するにあたって、実装用部品15が過剰に押
圧されたり、吸着されなかったりすることが防止され
る。
【0035】また、吸着ノズル12による実装用部品1
5の吸着位置(搬送位置)を、画像処理部16bの端子
データに基づいて調節する構成とした。このため、実装
用部品15の種類に応じて、実装用部品15が安定的に
吸着支持されるので、部品供給部14からタッチパネル
20に至る実装用部品15の搬送動作およびタッチパネ
ル20から実装基板に至る搬送動作が円滑に行われる。
【0036】尚、上述の実施例においては、圧力センサ
18aの出力信号に基づいて吸着ノズル12の下降位置
を制御する構成としたが、これに限定されるものではな
く、カウンタ18cのカウント値に基づいて、吸着ノズ
ル12の下降位置を制御する構成としても良い。この場
合、制御装置16の記憶部に、実装用部品15の種類
(高さ寸法)に応じた吸着ノズル12の吸着用下降位
置,認識用下降位置,実装用下降位置を記憶しておく。
そして、入力装置17により実装用部品15の種類が入
力されると、入力結果に応じた位置を読出し、カウンタ
18cのカウント値が読出した位置になるように、昇降
モータ12aを駆動制御する。
【0037】また、上述の実施例においては、吸着ノズ
ル12により実装用部品15を1個ずつ吸着する構成と
したが、これに限定されるものではなく、例えば、1個
の吸着ノズル12で複数の実装用部品15を同時に吸着
したり、あるいは、複数の吸着ノズル12で複数の実装
用部品15を吸着し、複数の実装用部品15の端子15
aをタッチパネル20に同時に押付け、同時に実装基板
に実装する構成としても良い。この構成の場合、複数の
実装用部品15が同時にタッチパネル20に接触するの
で、実装用部品15をタッチパネル20に接触させるた
めの動作時間が短縮され、生産性が向上する。
【0038】また、上述の実施例においては、認識手段
としてアナログ方式の抵抗膜タッチパネル20を用いた
が、これに限定されるものではなく、例えば、デジタル
方式の抵抗膜タッチパネルや光ビーム方式のタッチパネ
ルや容量方式のタッチパネルや音響方式のタッチパネル
等を用いても良い。
【0039】尚、光ビーム方式のタッチパネルは、複数
の発光ダイオードと複数の受光素子とを対向配置し、格
子状に光ビームを走らせたものであり、端子15aによ
り光ビームが遮断されることに伴い認識信号が出力され
る。また、容量方式のタッチパネルは、導電膜から形成
されたパッドをガラス製のプレートに貼付けたものであ
り、端子15aの接触に伴いパッドの容量が変化して認
識信号が出力される。また、音響方式のタッチパネル
は、音波発生器からプレート上に音波を発信するもので
あり、端子15aの接触に伴い音波が反射されて音波受
信器に受信され、認識信号が出力される。
【0040】また、上述の実施例においては、吸着ノズ
ル12を上下動および回動させる駆動源として昇降モー
タ12aおよび旋回モータ12bを例示したが、これに
限定されるものではなく、シリンダ等を用いても良い。
また、上述の実施例においては、実装用部品15の種類
を入力すると、記憶部から吸着用押圧力(吸着用下降位
置),認識用押圧力(認識用下降位置),実装用押圧力
(実装用下降位置)が読出される構成としたが、これに
限定されるものではなく、例えば、実装用部品15の種
類に拘らず各押圧力(各下降位置)を一定にする構成と
したり、実装用部品15の種類に応じた各押圧力(各下
降位置)を入力装置17で入力する構成としても良い。
【0041】また、上述の実施例においては、画像処理
部16bの端子データから実装用部品16の吸着位置を
検出する構成としたが、これに限定されるものではな
く、例えば、入力装置17を用いて入力する構成として
も良い。また、上述の実施例においては、吸着ノズル1
2を下降させることに伴い、実装用部品15をタッチパ
ネル20に対して移動させ、実装用部品15の端子15
aをタッチパネル20に接触させる構成としたが、これ
に限定されるものではなく、例えば、タッチパネル20
を移動させることに伴い、実装用部品15の端子15a
をタッチパネル20に接触させる構成としても良い。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の部品実装装置は次の効果を奏する。請求項1記載の発
明によれば、光を照射することなく実装用部品を認識で
きる。このため、透過光および反射光を選択使用する繁
雑の解消,カメラと光源と実装用部品とを位置合わとい
う面倒な段取り作業の廃止が実現される。これと共に、
端子の浮上がりも検出できるので、不良実装用部品の誤
実装が防止される。請求項2記載の発明によれば、吸着
ノズルの下降位置を実装用部品の種類に応じて調節でき
る。このため、実装用部品の端子を認識手段および実装
基板に押付けるにあたって、端子の押付けが過剰になっ
たり、不足したりすることが防止される。
【0043】請求項3記載の発明によれば、吸着ノズル
による実装用部品の吸着位置をデータ作成手段の端子デ
ータに基づいて調節できる。このため、実装用部品の種
類に応じて実装用部品が安定的に吸着支持されるので、
実装用部品の搬送動作が円滑化される。請求項4記載の
発明によれば、実装用部品を複数個同時に認識手段に接
触させることができる。このため、実装用部品を認識手
段に接触させるための動作時間が短縮され、その結果、
生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を概略的に示す図
【図2】(a)は実装用部品を示す図、(b)は端子デ
ータを示す図
【図3】実装用部品の端子が浮上がっているときの図2
相当図
【図4】従来例を概略的に示す図
【図5】別の従来例を示す図4相当図
【符号の説明】
12は吸着ノズル(移動手段)、15は実装用部品、1
5aは端子、16bは画像処理部(データ作成手段)、
20はタッチパネル(認識手段)を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実装用部品の端子が接触することに伴
    い、該端子を認識して認識信号を出力する認識手段と、 前記実装用部品を前記認識手段に対して移動させること
    に伴い、実装用部品の端子を認識手段に接触させる移動
    手段と、 前記認識手段からの認識信号を処理することに基づい
    て、端子データを作成するデータ作成手段とを備えたこ
    とを特徴とする部品実装装置。
  2. 【請求項2】 移動手段は、実装用部品を吸着して実装
    基板に搬送する吸着ノズルから構成され、 認識手段に実装用部品を接触させるための吸着ノズルの
    移動量および実装基板に実装用部品を実装するための吸
    着ノズルの移動量は、実装用部品の種類に応じて調節さ
    れることを特徴とする請求項1記載の部品実装装置。
  3. 【請求項3】 移動手段は、実装用部品を吸着して実装
    基板に搬送する吸着ノズルから構成され、 吸着ノズルによる実装用部品の吸着位置は、データ作成
    手段の端子データに基づいて調節されることを特徴とす
    る請求項1記載の部品実装装置。
  4. 【請求項4】 吸着ノズルは、複数の実装用部品を同時
    に認識手段に接触させることを特徴とする請求項2また
    は3記載の部品実装装置。
JP7114295A 1995-05-12 1995-05-12 部品実装装置 Pending JPH08316695A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10158643A1 (de) * 2001-11-22 2003-08-28 Siemens Ag Verfahren zur Qualifizierung von Substrate verarbeitenden Fertigungsprozessen und zur Durchführung dieser Verfahren geeignete Vorrichtungen
CN106141662A (zh) * 2016-07-06 2016-11-23 张帆 Led灯头端子铆接机
JPWO2014132324A1 (ja) * 2013-02-26 2017-02-02 富士機械製造株式会社 通信システム及び電子部品装着装置

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