JPH08316382A - 半導体ダイから熱を除去するための電子モジュールおよびその製造方法 - Google Patents

半導体ダイから熱を除去するための電子モジュールおよびその製造方法

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JPH08316382A
JPH08316382A JP7125635A JP12563595A JPH08316382A JP H08316382 A JPH08316382 A JP H08316382A JP 7125635 A JP7125635 A JP 7125635A JP 12563595 A JP12563595 A JP 12563595A JP H08316382 A JPH08316382 A JP H08316382A
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conductive
electronic module
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semiconductor die
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Guillermo L Romero
ギレルモ・エル・ロメロ
Jr Joe L Martinez
ジョー・エル・マルチネス・ジュニア
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Motorola Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ダイ(41)から熱を除去する半導体
モジュール(10)と、この半導体モジュール(10)
を製造する方法を提供する。 【構成】 前記電子モジュール(10)は分離構造(2
3)を嵌合した基礎板(11)を有する。この分離構造
(23)は3つの部分を有する。第1部分は前記基礎板
(11)の上面(12)に接合され、第2部分は前記基
礎板(11)の底面(13)に接合され、第3部分は前
記基礎板(11)の側面(14)に接合される。半導体
ダイ(41)が前記分離構造(23)の第1部分に接合
され、他の半導体ダイ(41)が前記分離構造(23)
の第2部分に接合される。前記基礎板(11)は空欠
(20)を有し、これを通じて流体が流れ、各半導体ダ
イ(41)から熱を運び去る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に電子モジュール
に関し、更に特定すれば、半導体ダイから熱を除去する
ための電子モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願は、1992年11月6日にSam
uel J. Anderson et al.によっ
て出願され、本願と同一譲受人Motorola, I
nc.に譲渡された、”METHOD FOR FOR
MING A POWER CIRCUIT PACK
AGE”と題する係属中の米国出願第07/972,3
47号(弁理士ファイル番号SC08062T)に関連
がある。
【0003】また、本願は、1994年1月3日にGu
illermo L. Romero et al.に
よって出願され、本願と同一譲受人Motorola,
Inc.に譲渡された、”POWER DISSIP
ATION APPARATUS AND METHO
D FOR MAKING”と題する係属中の米国出願
第08/176,598号(弁理士ファイル番号SC0
8507T)にも関連がある。
【0004】また、本願は、1994年2月3日にGu
illermo L. Romero et al.に
よって出願され、本願と同一譲受人Motorola,
Inc.に譲渡された、”ELECTRONIC D
EVICE ASSEMBLY AND METHOD
FOR MAKING”と題する係属中の米国出願第
08/190,974号(弁理士ファイル番号SC08
508T)にも関連がある。
【0005】また、本願は、1993年10月4日にG
uillermo L. Romero et al.
によって出願され、本願と同一譲受人Motorol
a,Inc.に譲渡された、”SEMICONDUCT
OR PACKAGE AND MODULE AND
METHOD FOR FABRICATING”と
題する係属中の米国出願第08/130,824号(弁
理士ファイル番号SC08650T)にも関連がある。
【0006】産業用電力関連製品、自動車用電力関連製
品、電気自動車、給電装置等のような分野におけるシス
テム・レベルの設計者にとって設計上考慮する最も重要
な点は、システムの電子素子によって発散される熱の除
去である。一般的に、これらの素子は大量の電力を消費
し、大量の熱を発生する。したがって、これらは共通し
て電力素子と呼ばれている。これらの素子が発生する熱
を除去しないと、それらを合わせた温度は臨界レベルを
越え、電子素子、システム、または双方の損傷または破
壊に至る。電子素子からの熱を除去するために一般的に
用いられている手法は、それらにヒート・シンク(he
at sink)を取り付け、電子素子からの熱の移動
を容易にすることである。ヒート・シンクは、空冷また
は水冷のいずれでもよく、熱は伝導によって電子素子か
ら空気または液体と接する表面に移送される。次に、対
流によって空気または液体が電子素子から熱を運び去
る。
【0007】他の重要な設計上の考慮点は、電気系のサ
イズである。一般的に、空間および重量の制限のため、
電気系は小型軽量であることが望ましい。しかしなが
ら、電力素子を含む電気系は、通常、電力素子によって
発生される熱を発散する電気系の機能による制約を受け
る。より具体的には、電力素子は、十分な熱の除去を保
証し、電力素子の接合部温度を安全な動作範囲内に保持
するためには、大きなヒート・シンクを必要とする。し
たがって、電力素子を有する電気系は、熱を除去するた
めの大きく重い構造、即ち、ヒート・シンクを含むこと
が多い。これら大きなヒート・シンクのために、電気系
のサイズおよび重量が増大することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、半導体ダ
イから熱を除去するための電子モジュールを有すること
は有利であろう。また、接合部温度を安全動作範囲内に
保持しつつ電気系のサイズを縮小することが可能な電子
モジュールがあれば更に有利であろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】概して言えば、本発明は
集積素子から熱を除去するための電子モジュール即ち電
力発散装置(power dissipation a
pparatus)、および該電子モジュールを製造す
る方法を提供する。この電子モジュールは、空乏によっ
て底部実装面から分離された上部実装面を有する基礎構
造を含む。前記上部実装面は上面とも呼ばれ、底部実装
面は底面とも呼ばれることを注記しておくべきであろ
う。好ましくは、上面はヒート・フィンによって底面と
結合され、電子モジュールの表面積を増大させると共
に、半導体ダイからの熱の除去も容易にする。より具体
的には、熱は、半導体ダイ内に設けられる集積素子の接
合部から除去される。加えて、前記基礎構造は、流体が
当該基礎構造に流れ込み、半導体ダイから熱を奪い去る
ことができるように入力および出力ポートを有する。
【0010】基礎構造の作成では、2つ以上の多孔性予
備成形物(porous preform)を嵌合し、
嵌合した多孔性予備成形物を溶融導電性物質(molt
enconducative material)に浸
漬することにより、単一構造(unitary str
ucture)を形成する。分離構造が電子モジュール
に取り付けられ、この分離構造の一方の部分は上面に隣
接し、分離構造の他方の部分は底面に隣接する。1つ以
上の半導体ダイを、上面に隣接した分離構造に実装する
と共に、1つ以上の半導体ダイを、底面に隣接した分離
構造の部分に実装する。空乏を通過する流体が、集積素
子によって発散された熱を電子モジュールから奪い去
る。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の第1電子モジュール実施例
による電子モジュール10の分解等幅図を示す。好まし
くは、電子モジュール10は、上面12、底面13、対
向側面14,16、および対向側面17,18を有す
る、矩形型の単一基礎構造11を含む。一例として、そ
して図1を更に参照して、単一基礎構造11は、矢印4
3で示した幅と、矢印44で示した嵌合長(matin
g length)とを有する。図2を簡単に参照する
と、単一基礎構造11は、矢印45で示された嵌合厚さ
(mating thickness)を有する。上面
12および底面13は、空乏20によって離間されてお
り、更に、上面12は内部ヒート・フィン25によって
底面13に結合されている。内部ヒート・フィン25
は、基礎板11の冷却用液体と接触する表面積を増大さ
せる作用をする。長さ44および厚さ45は、分離構造
23と嵌合する基礎板11の部分の寸法を表わすので、
嵌合長44および嵌合厚さ45と呼んだことに注意され
たい。
【0012】再び図1を参照すると、単一基礎構造11
は側面17に隣接して入力ポート19と取り付け孔1
5、および側面18に隣接して出力ポート21と取り付
け孔15とを有する。ポート19,21を入力および出
力ポートとそれぞれ命名したが、典型的に、単一基礎構
造11は対称構造であるので、入力および出力ポートを
逆にしてもよい。冷却用液体は入力ポート19に流れ込
んで出力ポート21に流れ出し、基礎板11および単一
基礎構造11に取り付けられたいずれの半導体ダイから
の熱をも運び去る。加えて、単一基礎構造11は、分離
構造23の単一基礎構造11への嵌合を容易にするため
の整合用切り込み9を含む。単一基礎構造11は、基礎
板またはヒート・シンクとも呼ばれる。
【0013】一実施例では、基礎板11は炭化けい素製
の予備成形物で形成され、多孔性基台および蓋の予備成
形物(図示せず)がスラリで形成され、従来の射出成形
技術を用いて所望の形状に成形される。スラリは、炭化
けい素のような粉状半導体物質とポリマを基材としたキ
シレン(xylene)のような結合材との混合物から
成る。続いて、炉内で結合材を燃焼除去し、多孔性の基
台および蓋の予備成形物構造を残す。多孔性基台予備成
形物は、多孔性蓋予備成形物と嵌合され、大気圧で溶融
アルミニウム槽に漬けられる。溶融アルミニウムは嵌合
した予備成形物に浸透する。多孔性基台と多孔性蓋とは
浸透の前は別個の予備成形物構成物であるが、溶融アル
ミニウムが連続的に両方の予備成形物内の細管を通過し
これら2つの部品を、フィンを有し内部が中空で、かつ
遮蔽され補強された単一基礎板に一体化する。単一基礎
板11の形成に加えて、溶融アルミニウムは基礎板11
を強化する役割も果たす。炭化けい素製の予備成形物構
造の形成方法は、1992年11月6日にSamuel
J. Anderson et al.によって出願
され、本願と同一譲受人Motorola, Inc.
に譲渡された、”METHOD FOR FORMIN
G A POWER CIRCUIT PACKAG
E”と題する係属中の米国出願第07/972,347
号に記載され、これは本願にも含まれるものとする。
【0014】図1は、更に、脚部24,26と導電性帯
(strap)27とを有するU字型支持構造も図示す
る。U字型支持構造23は、第1導電性物質層28を3
枚の誘電体物質29,29’,29”の一方側に接着
し、第2導電性物質層をこの3枚の誘電体物質薄板2
9,29’,29”の前記一方側に対向する側に接着す
ることによって形成することができる。好ましくは、3
枚の誘電体物質薄板29,29’,29”は互いに離間
される。図示しないが、電子モジュール10形成におけ
るこの段階では、導電性物質薄板29,29’,29”
は共角(coplanar)であることに注意された
い。第2導電性物質層は後続の処理段階で導電性帯状体
に分割されるので、この層には参照番号を付けていな
い。銅をセラミック基板に接合する技術は当業者には公
知であり、例えば、銅直接接合技術(direct b
onded copper technique)が含
まれる。
【0015】第2導電性物質層をパターニングして複数
の導電性物質の帯状体を形成する。これらは互いに電気
的に絶縁される。第2導電性物質層に相応しい物質は、
銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金等であ
る。本発明によれば、第2導電性物質層は銅であり、こ
れをパターニングしてダイ支持用導電性帯状体31,3
5、共通導電性帯状体32、および相互接続導電性帯状
体36を形成する。導電性帯状体は互いに電気的に絶縁
されている。導電性物質層をパターニングする方法は当
業者には公知である。
【0016】一例として、誘電体物質層29,29’間
の第1導電性物質層28の一部およびパターニングされ
た第2導電性物質層を折り曲げて、約90度の角度を有
する折り曲げ部33を形成する。更に、誘電体物質層2
9’,29”間の第1導電性物質層28の一部およびパ
ターニングされた第2導電性物質層を折り曲げて、約9
0度の角度を有する折り曲げ部34を形成する。このよ
うにして、第1導電性物質層28とパターニングされた
第2導電性物質層を折り曲げて、2本の平行な脚部2
4,26を有するU字型支持構造23を形成する。
【0017】したがって、脚部24は導電性帯27によ
って脚部26に結合されており、脚部24,26は導電
性帯27に対して垂直となっている。好ましくは、脚部
24,26の長さは、基礎板11の幅43にほぼ等し
く、導電性帯27の幅は少なくとも基礎板11の厚さ4
5(図2に示す)と等しい。U字型支持構造23の寸法
は本発明を限定するものではなく、脚部24,26の長
さは基礎板11の幅43よりも長くても短くてもよいこ
とは理解されよう。
【0018】一例として、第1導電性物質層28と第2
導電性物質層は、約200マイクロメータ(μm)ない
し300μmの範囲の厚さを有する銅である。更に、誘
電体物質層29,29’,29”は、各々約380μm
ないし約635μmの範囲の厚さを有するセラミックで
ある。好ましくは、誘電体物質層29,29’は、基礎
板11の幅にほぼ等しい幅を有し、誘電体物質層29”
は、基礎板11の厚さにほぼ等しい幅を有する。誘電体
物質層の厚さは、誘電体物質の所望の誘電体強度に応じ
て選択され、一方導電性物質の寸法は、導電性物質の所
望の電流搬送能力に応じて選択されることは理解されよ
う。
【0019】或いは、折り曲げ部33,34が形成され
ている第1導電性物質層28の部分を除去し、これらが
折り曲げられる際に、第1導電性物質層28と第2導電
性物質層との間の電気的短絡を防止するようにしてもよ
い。
【0020】当業者には公知の技術を用いて、半導体ダ
イ41,41’をダイ支持用導電性帯状体31,35に
取り付ける。導電性帯状体31,35上の半導体ダイ4
1,41’の数、種類、および位置決めは、本発明を限
定するものではないことは理解されよう。半導体ダイ4
1,41’の一部を、電気相互接続部42によって共通
導電性帯状体31に結合する。同様に、電気相互接続部
43を所望の相互接続導電性帯状体36に接合すること
によって脚部24に隣接する半導体ダイ41,41’の
部分を脚部26に隣接する半導体ダイ41,41’の部
分に結合する。更に、リード37をダイ支持用導電性帯
状体31に接合し、リード38をダイ支持用導電性帯状
体35に接合し、更にリード39を共通導電性帯状体3
2に接合する。リードを導電性帯状体、即ち、導電性帯
状体31,35,32に接合する技術は、当業者には公
知である。リード37,38,39は、電子モジュール
10をモータ、電源、母線(buss bars)等に
結合するための取り付け孔37’,38’,39’を有
する。モータ、電源、母線等は図には示されていないこ
とに注意されたい。
【0021】U字型支持構造体23を基礎板11と嵌合
する。ここで、基礎板11は脚部24,26間に配置さ
れ、例えば、はんだ付けまたはろう付け技術によってU
字型支持構造体23に接合される。嵌合したとき、U字
型支持構造体23は基礎板11を包囲し、導電性帯27
が側面14に隣接し、脚部24が上面12に隣接し、脚
部26が底面13に隣接する。言い換えれば、脚部2
4,26は基礎板11を跨ぐ形となる。このように、導
電層28の第1部分、導電層28の第2部分、および導
電性帯27が単一構造を形成する。ここで、導電層28
の第1部分は上面12に接触し、導電層28の第2部分
は底面13に接触する。
【0022】図1〜図3には示していないが、封入材を
蓄積するための保持壁(retaining wal
l)(図7に示す)が基礎板11に取り付けられ、基礎
板11の一部が成形材料(mold compoun
d)内に封入される。成形材料は半導体ダイが機械的応
力による損傷を受けるのを防止する。ポート19,2
1、取り付け孔15、リード37,38,39の一部
は、成形材料内に封入されないことに注意されたい。半
導体ダイを成形材料内に封入する方法は、当業者には公
知である。
【0023】図2は、図1の電子モジュール10の断面
図を示すと共に、半導体ダイ41を基礎板11の上面1
2および底面13上に配置した電子モジュール10示す
ものである。種々の図面において同一素子を示すため
に、同一参照番号が用いられていることは理解されよ
う。図2に示すのは、空乏20によって上面12が底面
13から分離されている基礎板11である。更に、内部
ヒート・フィン25が示されており、ここではヒート・
フィン25はピン状フィンである。内部ヒート・フィン
の種類は本発明を限定するものではなく、ヒート・フィ
ン25は空乏20内の基礎板11の表面積を増大させる
ものであれば、他の外形を有してもよいことは理解され
よう。
【0024】導電性物質層28は、導電層28が基礎板
11を包囲するようにU字型に折り曲げられる。導電層
28の一部は側面14に隣接して導電性帯27として機
能し、導電層28の部分はそれぞれ上面12および底面
13に隣接する。誘電体物質層29は導電層28の底面
13に隣接する部分上に配置され、誘電体材料の帯状体
29’は導電性帯27に隣接し、誘電体物質層29”は
導電層28の上面12に隣接する部分に隣接する。更
に、ダイ支持用導電性帯状体31はU字型に折り曲げら
れ、U字型の導電性帯状体31が基礎板11を包囲す
る。導電性物質層28、誘電体物質層29、29’,2
9”、およびダイ支持状導電性帯状体31は共動して分
離構造23を形成することは理解されよう。リード37
が分離構造23の側面14に隣接する部分から延びてい
る。
【0025】半導体ダイ41は、分離構造23の脚部2
4,26に取り付けられる。言い換えれば、分離構造2
3の第1部分24は上面12に隣接し、分離構造23の
第2部分26は底面13に隣接する。半導体ダイ41は
第1部分24即ち分離構造23の一方の脚部、および第
2部分26即ち分離構造23の第2脚部に取り付けられ
る。このように、半導体ダイ41は、基礎板11の2つ
の対向側面上に取り付けられる。半導体ダイを基礎板1
1の2つの対向側面に取り付けることの利点は、電子モ
ジュール10のサイズを縮小できることである。
【0026】図3は、本発明の第2電子モジュール実施
例による電子モジュール50の分解等幅図である。図3
に示すのは、入力ポート19、出力ポート21、および
取り付け孔15を有する基礎板11である。更に、図3
は、第1U字型部分54、第1U字型部分54から離間
された第2U字型部分55、および導電性帯状体61,
61’から成る支持構造51も示す。第1U字型部分5
4は1対の脚部52,53を有し、第2U字型部分55
は1対の脚部56,57を有する。支持構造51を形成
するには、5枚の誘電体材料薄板をI字状に配置し、第
1導電性材料層58を5枚の誘電体材料薄板(図示せ
ず)各々の一方側に接着し、更に第2導電性物質層を5
枚の誘電体材料薄板の前記一方側に対向する側に接合す
る。好ましくは、U字型部分53,54は互いに離間さ
れている。
【0027】第2誘電体材料層をパターニングし、互い
に電気的に絶縁される導電性物質の帯状体を形成する。
この導電性物質帯状体に相応しい材料は、銅、銅合金、
アルミニウム、アルミニウム合金等を含む。例えば、第
2導電性物質層をパターニングして、ダイ支持用導電性
帯状体61,61’および相互接続導電性帯状体62を
形成する。ここで、導電性帯状体は互いに電気的に絶縁
されている。導電性物質層をパターニングする方法は、
当業者には公知である。
【0028】パターニングされた第2導電性物質層を折
り曲げ、U字型部分54,55を形成する。U字型部分
54は、導電性帯状体61に一部によって脚部53に結
合される脚部52を含む。脚部52,53は互いに平行
であり、導電性帯状体61に対して垂直となっている。
同様に、U字型部分55は、導電性帯状体61’の一部
によって脚部57に結合される脚部56を含む。脚部5
6,57は互いに平行で、導電性帯状体61’に対して
垂直となっている。U字型部分54,55の寸法は本発
明を限定するものではなく、脚部52,53,56,5
7の長さは、基礎板11の幅よりも長くても短くてもよ
いことは理解されよう。
【0029】基礎板11の第1部分は、支持構造51の
脚部52,53間に配置され、一方基礎板11の第2部
分は、支持構造51の脚部56,57間に配置される。
言い換えれば、1対の脚部52,53および1対の脚部
56,57は基礎板11を跨る形となっている。次に、
例えば、はんだ付けまたはろう付けのような技術を用い
て、支持構造51を基礎板11に接合する。嵌合された
とき、導電性帯状体61,61’は側面14に隣接し、
脚部52は上面12の一部に隣接し、脚部53は上面1
2の他の部分に隣接し、脚部56は底面13の一部に隣
接し、脚部57は底面13の別の部分に隣接する。
【0030】更に、第1導電性物質層67を3枚の誘電
体物質薄板65,65’,65”の一方側に接合し、第
2導電性物質層69を前記3枚の誘電体物質薄板65,
65’,65”の前記一方側の対向側に接合することに
よって、U字型支持構造66を形成する。好ましくは、
前記3枚の誘電体物質薄板65,65’,65”は、互
いに離間されている。銅をセラミック基板に接合する技
術は当業者には公知であり、例えば、直接銅接合技術が
含まれる。
【0031】導電性物質層67,69の一部を折り曲げ
て、約90゜の角度を有する折り曲げ部70を形成す
る。更に、導電性物質層67,69の一部を折り曲げ
て、約90゜の角度を有する折り曲げ部70’を形成す
る。このように、導電性物質層67,69を折り曲げ
て、2本の平行な脚部71,72を有するU字型支持構
造66を形成する。脚部71は導電性帯(strap)
73によって脚部72に結合される。脚部71,72は
導電性帯73に対して垂直となっている。好ましくは、
脚部71,72の長さは基礎板11の幅43(図1)と
ほぼ等しく、導電性帯73の幅は基礎板11の厚さ45
(図2)にほぼ等しい。U字型支持基板66の寸法は本
発明を限定するものではなく、脚部71,72の長さ
は、基礎板11の幅43よりも長くても短くてもよいこ
とは理解されよう。
【0032】U字型支持構造66を基礎板11と嵌合す
る。ここで、基礎板11の一部は脚部71,72間に配
置され、U字型支持構造66に接合される。更に、脚部
71は脚部52,57と櫛型構造を形成し、一方脚部7
2は脚部53,56と櫛型構造を形成する。導電性帯7
3は側面17に隣接し、脚部71は上面12の一部に隣
接し、脚部72は底面13の一部に隣接する。
【0033】更に、電極76,77を、それぞれダイ導
電性帯状体61,61’の一部に接合し、電極78を導
電性帯73に接合する。導電体76,77は、電子モジ
ュール50をモータ、電源、母線等に電気的に相互接続
するための相互接続孔76’,77’をそれぞれ有す
る。前記モータ、電源、母線等は図面には示されていな
いことに注意されたい。また、図示していないが、電極
78は電子モジュール50を他の回路に電気的に相互接
続するための相互接続孔も有することをにも注意された
い。当業者には公知の技術を用いて、集積素子79,7
9’を導電性帯状体61,69上に実装する。
【0034】図4は、電子モジュール50を封入材即ち
成形材料(mold compound)59で封入し
た状態を示す等幅図である。電子モジュール50を封入
する技術および適切な成形材料の種類は当業者には公知
である。成形材料は、機械的応力、環境汚染物、イオン
性汚染物、および水分による損傷から半導体ダイを保護
するものである。ポート19,21、取り付け孔15,
および電極76,77,78は封入材料内に封入されな
い。
【0035】図5は、三相水冷式反転器モジュール75
を示す等幅図である。三相水冷式反転器モジュール75
は、互いに結合または連結され封入材59によって封入
された3つの電子モジュール50から成る。電子モジュ
ール50のような電子モジュールを結合することによっ
て、複数の電子モジュール50の形状因子(formf
actor)を減少させる、即ち、複数の電子モジュー
ルに必要な面積を狭くする。
【0036】図6は、本発明の第3電子モジュール実施
例による電子モジュールの基礎板部分を示す等幅図であ
る。この基礎板部分は、上側面82、底側面83、対向
側面84,86、および対向側面87,88を有する矩
形状単一基礎構造81を含む。上側面82と底側面83
は空乏によって離間されているが、これらは、冷却用液
体(図示せず)に接触する基礎板81の表面積を増大さ
せる作用をする内部ヒート・フィンによって、互いに結
合されている。空乏114および内部ヒート・フィン1
16が図8に示され、記載されている。更に、単一基礎
構造81は、入力ポート89、側面87に隣接した取り
付け孔85、出力ポート91、および側面88に隣接し
た取り付け孔85を有する。ポート89,91を入力お
よび出力ポートとそれぞれ命名したが、典型的に、単一
基礎構造81は対称構造であるので、入力および出力ポ
ートを逆にしてもよいことは理解されよう。冷却用流体
は入力ポート89に流れ込んで、出力ポート91から流
れ出し、基礎板81および単一基礎構造81に取り付け
られたいずれの半導体ダイからの熱をも運び去る。単一
基礎構造81は、基礎板とも呼ばれることに注意された
い。
【0037】ヒート・シンク81を形成するには、2つ
の多孔性予備成形物を嵌合し、嵌合した多孔性予備成形
物を溶解導電性物質に浸漬することにより、単一構造
(unitary structure)を形成する。
溶融アルミニウムが連続的に両方の予備成形物内の細管
を通過しこれら多孔性成形予備成形物を接合して(jo
in)、図1に示した基礎板11に類似した、空乏とフ
ィンとを有し、遮蔽されかつ補強された単一の基礎板と
する。更に、基礎板81は、上側面82に矩形溝95を
有する。溝95は整合用溝として機能する。これについ
ては図8を参照して詳しく述べる。底側面83にも溝9
5’が形成されていることは理解されよう。これについ
ても、後に図8を参照して示しかつ説明する。
【0038】図6は、更に、上側面82上に配された分
離構造94も示す。分離構造94は、ダイ支持用導電性
帯状体97,97’、共通導電性帯状体98、および第
1側面上に配され第2側面(図8の参照番号92)上に
配された導電層を有する相互接続導電性帯状体99を有
する、誘電体層96を含む。導電性帯状体97,9
7’,98,99は互いに電気的に絶縁されていること
に注意されたい。一例として、導電性帯状体97,9
7’,98,99は、薄板状の銅を絶縁層96に接合す
ることによって形成された、銅製の帯状体である。この
薄板状の銅をパターニングして、ダイ支持用導電性帯状
体97,97’、共通導電性帯状体98、および相互接
続導電性帯状体99を形成する。半導体ダイ101,1
02をダイ支持用導電性帯状体97,97’に取り付け
ると共に、導電性物質層92を上側面82に結合するこ
とによって、分離構造を上側面82に取り付ける。2種
類の半導体ダイが図6に示されているが、半導体ダイの
種類、サイズおよび数は本発明を限定するものではない
ことは理解されよう。言い換えれば、半導体ダイは、シ
リコン・ダイ、ガリウム砒素・ダイ、バイポーラ集積素
子、電界効果トランジスタ、整流素子、それらの組み合
わせ等とすることができる。半導体ダイは互いに結合さ
れるか、或は導電性相互接続部即ちジャンパ105によ
って導電性帯状体に結合される。どの半導体ダイをどの
導電性帯状体に結合するかの選択は、特定の設計および
構成次第である。即ち、この選択は設計上の選択である
ことは理解されよう。銅を絶縁基板に接合する技術、銅
をパターニングする技術、および半導体ダイを銅に接合
する技術は当業者には公知である。更に、図8に示すよ
うに、半導体が取り付けられた分離構造94が、底側面
83にも取り付けられていることも理解されよう。
【0039】図7は、更に基礎板81の両側面上の電子
部品の構造を示す、電子モジュール80の断面図であ
る。図7に示すのは、上面82および底面83を有する
基礎板81である。ヒート・シンク81は、上面82と
底面83との間に空乏114を含む。更に、フィン11
6が上面82から空乏114を通って底面83にまで延
びることによって、表面82,83を結合する。上面8
2は溝95を含み、これに保持壁103を嵌合させる。
同様に、底面83は別の保持壁103と嵌合させる溝9
5’を有する。
【0040】図7は、更に、上面82上に取り付けられ
た第1分離構造94と、底面83に取り付けられた第2
分離構造94’とを示す。ダッシュを参照番号94に付
加してあるのは、上面82に接合された分離構造を下面
83に接合された分離構造と区別するためのみであるこ
とに注意されたい。更に、図6で説明した実施例では、
分離構造は同一であるが、これは本発明を限定するもの
ではなく、上面82および底面83に接合される分離構
造はそれぞれ異なるものでもよい。分離構造94,9
4’は、導電物質層92とダイ支持用導電性帯状体97
との間に挟持された誘電体物質層96を含む。第1分離
構造94の導電性物質層92を上面82に接合し、更に
ダイ支持用導電製帯状体97を第1分離構造の絶縁層9
6に接合する。同様に、第2分離構造94’の導電性物
質層92を底面83に接合し、ダイ支持用導電性帯状体
97を第2分離構造94’の絶縁層96に接合する。
【0041】更に、図7は、第1および第2側面82,
83それぞれのダイ支持用導電性帯状体97に接合され
た半導体ダイ101を示す。更に、分離構造94,9
4’のダイ支持用導電性帯状体97にそれぞれ接合され
た導電性リード106,106’も示す。特に、内部相
互接続部分136,136’は、分離構造94,94’
のダイ支持用導電性帯状体97に接合されたものとして
示す。導電性リード106,106’は、矢印110に
よって示される方向にリード106,106’を折り曲
げることによって、互いに結合される。導電性相互接続
部および半導体ダイの導電性帯状体への接合、ダイ支持
用導電性帯状体97のような導電性帯状体の絶縁層への
接合、および絶縁層の上面82にような表面への接合
は、図6を参照して既に論じたことを指摘しておく。
【0042】図8は、保持壁103が基礎板81に取り
付けられている電子モジュール80を示す等幅図であ
る。保持壁103の一部が溝95内に挿入され、一方他
の保持壁103の一部が溝95’に挿入されている。溝
95,95’は図7に示されている。好ましくは、保持
壁103はプラスチックで形成され、封入材または成形
材料(図示せず)を硬化させる前後に、それを保持(c
ontain)するように作用する。電子モジュール8
0は未封入状態で示されているが、エポキシ、シリコン
・ゲル、硬質エポキシ等を用いて電子モジュール80を
封入することが好ましく、基礎板に取り付けられた半導
体ダイを封入する方法は、当業者には公知であることは
理解されよう。
【0043】更に、導電性リード106,107,10
8が、上側面82上のダイ支持用導電性帯状体97、共
通導電性帯状体98(図6に示す)、およびダイ支持用
導電性帯状体97’(図6に示す)に取り付けられる。
導電性リード106’,107’,108’が、底側面
83上のダイ支持用帯状体97、共通導電性帯状体98
(図8には示されていない)、およびダイ支持用導電性
帯状体97’(図8には示されていない)にそれぞれ取
り付けられる。導電性リード106,106’,10
7,107’,108,108’は、電子モジュール8
0に取り付けられている半導体ダイとの間で電気信号の
やりとりを行う。各導電性リード106,106’,1
07,107’,108,108’は、それぞれ孔12
6,126’,127,127’,128,128’を
有する外部相互接続部126,126’,127,12
7’,128,128’をそれぞれ含む。更に、各導電
性リード106,106’,107,107’,10
8,108’は、各導電性帯状体と接触しこれに接合さ
れる内部相互接続部136を有する。図8に示されるの
は、内部相互接続部136の一部のみであることに注意
されたい。
【0044】以上の説明から、半導体ダイから熱を除去
する電子モジュール、およびかかる電子モジュールの製
造方法が提供されたことが認められよう。本発明によれ
ば、前記電子モジュールは、上面および底面を有する基
礎板を含み、少なくとも1つの半導体ダイが上面に取り
付けられると共に、少なくとも1つの半導体ダイが底面
に取り付けられることによって、モジュール・ユニット
が形成される。好ましくは、基礎板はアルミニウムを浸
含した炭化けい素のような金属マトリクス複合材(me
tal matrix composite)で作られ
る。炭化けい素−アルミニウムで作られた基礎板は、強
靭な金属マトリクス複合材を形成する。更に、この金属
マトリクス複合材と同様の熱膨張係数を有する誘電体物
質を選択することによって、従来技術の方法では発生す
る可能性が高い基礎板の反り(warping)やその
後の剥離現象(delamination pheno
mena)を低減することができる。
【0045】更に、前記基礎板の両側面に半導体ダイを
取り付けることによって、電子モジュール・サイズの縮
小や外部取り付け板の必要性の低下を図ることができ
る。本発明の他の利点には、熱グリース(therma
l grease)の必要性の除去、接触抵抗の低下、
冷却用流体の体積の減少、冷却効率の向上、およびパッ
ケージの電力密度の増大が含まれる。
【0046】本発明の具体的な実施例について示し説明
したが、更に別の変更や改善が当業者には思いつくであ
ろう。本発明は先に示した特定形式に限定される訳では
なく、本発明の真の精神および範囲に該当する本発明の
変更は全て、特許請求の範囲に含まれることを意図する
ことは理解されよう。例えば、前記電子モジュールは、
金属マトリクス複合材の基礎板の両側面にエポキシを塗
布することによって形成してもよい。別の実施例では、
直接接合された銅製の分離構造を基礎板の第1側面に取
り付け、基礎板の第2側面にはエポキシを塗布し、銅を
エポキシにめっき(plating)してもよい。更に
別の実施例では、基礎板の形成中に誘電体物質層を基礎
板の両側面に接着し、単一側面上に銅を有する銅直接接
合分離構造を誘電体物質層の各々にろう付けしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1電子モジュール実施例による電子
モジュールの分解等幅図。
【図2】図1の電子モジュールの断面図。
【図3】本発明の第2電子モジュール実施例による電子
モジュールの分解等幅図。
【図4】図3の電子モジュールを成形材料に封入した後
の等幅図。
【図5】図3の電子モジュールを3個結合して三相水冷
反転器システムを形成した場合の等幅図。
【図6】本発明の第3電子モジュール実施例による電子
モジュールの一部の等幅図。
【図7】図6の電子モジュールを更に処理した場合の断
面図。
【図8】図7の電子モジュールの等幅図。
【符号の説明】
10 半導体モジュール 11 基礎構造 12 上面 13 底面 14,16,17,18 対向側面 20 空乏 23 分離構造 41 半導体ダイ 41,41’,79 モジュール・ユニット 50 電子モジュール 19,21 ポート 51,66 支持構造
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョー・エル・マルチネス・ジュニア アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックス、 ナンバー1391エヌ・フィフティーセカン ド・ストリート815

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体ダイから熱を除去する電子モジュー
    ル(10)であって:上面(12)、底面(13)、第
    1側面(14)、第2側面(16)、および空乏(2
    0)を有し、前記空乏(20)は前記上面(12)と前
    記底面(13)との間にあり、前記第1側面(14)は
    前記第2側面(16)に対向する基礎構造(11);前
    記上面(12)の第1部分上に配された第1分離構造
    (24);および前記底面(13)の第2部分上に配さ
    れた第2分離構造(26);から成ることを特徴とする
    電子モジュール。
  2. 【請求項2】モジュール・ユニットを含む集積素子(4
    1,41’,79)から熱を除去する電子モジュール
    (50)であって、前記モジュール・ユニットは:上面
    (12)、底面(13)、第1側面(14)、第2側面
    (16)を有し、前記上面は複数のポート(19,2
    1)を有する中空単一構造(11);前記上面(12)
    の第1部分に隣接する第1支持構造(51);前記第1
    支持構造上に取り付けられた第1集積素子(41,4
    1’);前記底面(13)の第1部分に隣接した第2支
    持構造(66);および前記第2支持構造(66)上に
    取り付けられた第2集積素子(79);から成ることを
    特徴とする電子モジュール。
  3. 【請求項3】半導体ダイ用電子モジュール(10)の製
    造方法であって:上面(12)、底面(13)、第1側
    面(14)、および第2側面(16)を有する中空金属
    マトリクス複合材基礎構造(11)を形成する段階;前
    記中空金属マトリクス複合材基礎構造(11)の第1部
    分に第1分離構造を取り付ける段階;および前記中空金
    属マトリクス複合材基礎構造(11)の第2部分に第2
    分離構造を取り付ける段階;から成ることを特徴とする
    方法。
JP7125635A 1994-05-02 1995-04-27 半導体ダイから熱を除去するための電子モジュールおよびその製造方法 Pending JPH08316382A (ja)

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