JPH08316073A - 高圧発生装置 - Google Patents

高圧発生装置

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JPH08316073A
JPH08316073A JP7124733A JP12473395A JPH08316073A JP H08316073 A JPH08316073 A JP H08316073A JP 7124733 A JP7124733 A JP 7124733A JP 12473395 A JP12473395 A JP 12473395A JP H08316073 A JPH08316073 A JP H08316073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
transformer
winding
high voltage
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP7124733A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Fujiki
勝行 藤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7124733A priority Critical patent/JPH08316073A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高圧発生装置において、高効率な動作回路及
びローコストな高圧発生装置を実現する。 【構成】 水平回路のコレクターに昇圧トランス34を
接続し、昇圧トランス34の1次巻線35のn倍の巻線
を行なった昇圧端子に高圧発生トランスのコレクター端
子39を接続させる。高圧発生トランス21の+B電圧
は昇圧トランス34の+B電圧より供給してもよいが別
電源より供給してもよい。 【効果】 高圧発生トランスの1次巻とのリーケージフ
ラックスが小さくなり、結合がupする為、高効率の高
圧発生装置及びローコストの高圧発生装置を実現する事
が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信機等
に用いられる高圧発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下従来の高圧発生装置の構成について
図2を参照しながら説明する。図2は、従来の高圧発生
装置の回路図である。
【0003】ここで1は高圧発生トランス,2は水平出
力トランジスター,3はダンパダイオード,4は共振コ
ンデンサー,5は偏向ヨーク,6はS字コンデンサーで
ある。
【0004】高圧発生トランス1は、1次巻線7と1次
巻線7の入力端子である+B端子8と、もう一方はコレ
クター端子9により構成されている。又、磁石の媒体で
あるフェライトコア10,高圧巻線11,高圧ダイオー
ド12,高圧保護抵抗13により構成されている。
【0005】以上のように構成された高圧発生装置につ
いて、以下その動作について説明する。高圧発生トラン
ス1の1次巻線7の+B電圧入力端子である+B端子8
に+B電圧を入力させ水平出力トランジスター2のベー
ス電圧をon,offさせる事によりダンパダイオード
3,共振コンデンサー4,偏向ヨーク5,S字コンデン
サー6との共振回路とで、1次巻線7のコレクター端子
9にコレクターパルス電圧Vcpが発生する。高圧発生
トランス1には磁石の媒体となるフェライトコア10を
介し高圧巻線11が1次巻線7のl倍の巻数が巻線され
ている為、高圧巻線11にl倍のVcpが発生する。こ
れを高圧ダイオード12にて整流する事により高圧値を
発生させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の従
来の構成では、一般的に水平出力トランジスターのコレ
クター電圧の最高許容値が約1500Vppである為、
高圧発生トランスの1次巻線に発生するコレクターパル
ス電圧も最高1500Vppとなるので高圧発生トラン
ス1の1次巻線のl倍の高圧巻線が巻線されている場合
高圧値は最高1500V×l以下しか発生させる事が出
来ない。l倍の値をupさせ高圧巻線を行なうと、1次
巻線に対し高圧巻数値が非常に高くなり、1次巻線に対
する高圧巻線の漏れ磁束(リーケージフラックス)が大
きくなり、1次巻線との結合が小さくなり、低効率な高
圧発生トランスとなる。又、高圧巻数値が非常に大きく
なる事により高圧巻線が大きくなったり(層数がアップ
したり)する為高圧発生トランスとして大型化となると
いう問題点を有していた。
【0007】本発明は前記従来の問題点を解決するもの
で、高圧発生トランスの1次巻線の電圧をアップさせ、
高圧巻線比を減少させる事により、リーケージフラック
スを減少させ高効率の高圧発生トランスを目的とした高
圧発生装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の高圧発生装置は、水平出力トランジスターの
コレクター側に昇圧トランスを導入し、昇圧トランスの
1次巻線のn倍の昇圧巻線の出力端子である昇圧端子を
高圧発生トランスのコレクターと接続する。高圧発生ト
ランスの+B電圧は昇圧トランスの+B電圧より供給し
てもよいが別電源より供給してもよい構成を有してい
る。
【0009】
【作用】本発明は上記構成によって、昇圧トランスの1
次巻線のn倍の巻数をもった昇圧巻線にはn+1倍のパ
ルス電圧が発生し、そのパルス電圧は高圧発生トランス
のコレクターに接続されている為高圧発生トランスの1
次巻線にもn+1倍のパルス電圧が発生する。高圧発生
トランスは高圧発生トランスの1次巻線のl倍の高圧巻
線を巻線している為高圧発生トランスの1次巻線に発生
する電圧のl倍の電圧が高圧巻線に発生する。すなわ
ち、昇圧トランスの1次巻線からすると(n+1)×l
倍の電圧が高圧巻線に発生することになる。よって高圧
発生トランスはこの電圧を高圧ダイオードにより整流す
る為、高圧発生トランスの高圧値は、約(n+1)l倍
となるものである。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について図1を参照
しながら説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例における高圧発生
装置の回路図である。図1において、21は高圧発生ト
ランス,34は昇圧トランス,22は水平出力トランジ
スター,23はダンパダイオード,24は共振コンデン
サー,25は偏向ヨーク,26はS字コンデンサーであ
る。
【0012】高圧発生トランス21は、1次巻線27,
磁束の媒体となるフェライトコア30,高圧巻線31,
整流する為の高圧ダイオード32,高圧保護抵抗33よ
り構成される。又、1次巻線の入力端子として+B端子
28,もう一方をコレクター端子29を保有する。
【0013】昇圧トランス34は、1次巻線35,磁束
の媒体となるフェライトコア37,1次巻線35より更
に巻線した昇圧巻線36より構成される。又、1次巻線
35の入力端子として+B端子38,コレクター端子3
9,昇圧巻線36の出力端子として昇圧端子40を保有
する。
【0014】昇圧トランス34の昇圧端子40は、高圧
発生トランス21のコレクター端子29にリード線41
によって接続されている。昇圧トランス34の+B端子
38は高圧発生トランス21の+B端子28にリード線
42によって接続してあるが、それぞれ別電源にて動作
させてもよい。
【0015】上記構成により、以下その動作を説明す
る。以上のように構成された高圧発生トランスについて
図1を説明する。
【0016】昇圧トランス34の+B端子38に+B電
圧を入力し、水平出力トランジスター22をオン,オフ
させると、ダンパダイオード23,共振コンデンサー2
4,偏向ヨーク25,S字コンデンサー26の共振回路
により、昇圧トランス34の1次巻線35のコレクター
端子39にコレクターパルス電圧Vcpが発生する。
【0017】ここで、昇圧トランス34の1次巻線35
の巻数をA,昇圧トランス34のコレクター端子39と
昇圧端子40間の昇圧巻線36の巻数をnAとする。
又、高圧発生トランス21の1次巻線27の巻数をB,
高圧巻数をlBとする。
【0018】昇圧トランス34のコレクター端子39に
コレクターパルス電圧Vcpが発生した時、昇圧トラン
ス34の昇圧巻線36は1次巻線35のn倍の巻数が巻
線されている為、昇圧端子40には(n+1)Vcpの
パルス電圧が発生する。
【0019】高圧発生トランス21のコレクター端子2
9は昇圧トランス34の昇圧端子40に接続されている
為、高圧発生トランス21のコレクター端子29にも
(n+1)Vcpのパルス電圧が発生する。高圧発生ト
ランス21の高圧巻線31は1次巻線27のl倍の巻数
が巻線されている為、高圧巻線31にはl×(n+1)
Vcpのパルス電圧が発生する。高圧出力はこれを高圧
ダイオード32により整流させ出力させる。
【0020】従来の方法では、高圧発生トランス1の1
次巻線7の巻数をB,高圧巻線11の巻数をlBとする
と、高圧巻線11の巻数は1次巻線7の巻数のl倍とな
る為、高圧発生トランス1の1次巻線7のコレクター端
子9にVcpのコレクターパルス電圧が発生した場合、
高圧巻線11にはlVcpのパルス電圧が発生する事に
なる。
【0021】よって本一実施例では、従来の方法と比較
し(n+1)倍の高圧を発生させる事が出来る。
【0022】逆に、同じ高圧値を発生させるには、本一
実施例の回路により、高圧巻線31の巻数を1/(n+
1)にする事が出来る。これにより高圧発生トランス2
1の1次巻線27の巻数と高圧巻線31の巻数比を小さ
くする事が出来る為、漏れ磁束(リーケージフラック
ス)が減少する事により高効率な高圧発生トランス21
を実現出来る。
【0023】又、高圧発生トランス21の高圧巻線31
の巻数が1/(n+1)でよい為、高圧発生トランス2
1の小型化及びローコスト化を実現する事が出来る。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、昇圧トランスに
より昇圧されたコレクター電圧を、高圧発生トランスの
コレクター電圧とする事により、高圧発生トランスの高
効率な動作を実現することができる高圧発生装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における高圧発生装置の回路
【図2】従来の高圧発生装置の回路図
【符号の説明】
1,21 高圧発生トランス 2,22 水平出力トランジスター 3,23 ダンパダイオード 4,24 共振コンデンサー 5,25 偏向ヨーク 6,26 S字コンデンサー 7,27 1次巻線 8,28 +B端子 9,29 コレクター端子 10,30 フェライトコア 11,31 高圧巻線 12,32 高圧ダイオード 13,33 高圧保護抵抗 34 昇圧トランス 35 1次巻線 36 昇圧巻線 37 フェライトコア 38 +B端子 39 コレクター端子 40 昇圧端子 41,42 リード線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源とスイッチング素子に接続される昇圧
    トランスと、前記昇圧トランスの出力端子に接続される
    1次コイルと、前記1次コイルが巻装されたコアと、前
    記コアに巻装され前記1次コイルに入力されたパルス電
    圧を昇圧する2次コイルと、前記2次コイルに得た高電
    圧パルスを整流する整流ダイオードとを備えたことを特
    徴とする高圧発生装置。
  2. 【請求項2】昇圧トランスと1次コイルとの電源が共通
    であることを特徴とする請求項1記載の高圧発生装置。
JP7124733A 1995-05-24 1995-05-24 高圧発生装置 Pending JPH08316073A (ja)

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JP7124733A JPH08316073A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 高圧発生装置

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JP7124733A JPH08316073A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 高圧発生装置

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JPH08316073A true JPH08316073A (ja) 1996-11-29

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JP7124733A Pending JPH08316073A (ja) 1995-05-24 1995-05-24 高圧発生装置

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