JPH08315261A - 避難誘導標識 - Google Patents

避難誘導標識

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JPH08315261A
JPH08315261A JP12396095A JP12396095A JPH08315261A JP H08315261 A JPH08315261 A JP H08315261A JP 12396095 A JP12396095 A JP 12396095A JP 12396095 A JP12396095 A JP 12396095A JP H08315261 A JPH08315261 A JP H08315261A
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JP
Japan
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earthquake
circuit
signal
night
storage battery
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Pending
Application number
JP12396095A
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English (en)
Inventor
Norihiro Ikeda
典弘 池田
Toshihiko Ogawa
敏彦 小川
Kiyobumi Yanase
清文 柳瀬
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KIKUTETSUKU KK
Original Assignee
KIKUTETSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夜間、地震発生時に作動して確実に誘導効果
を得ることができる避難誘導標識を提供すること。 【構成】 支柱7上に設置される表示部14を備えた避
難誘導標識であって、太陽電池10と、太陽電池10に
よって充電される蓄電池12と、蓄電池12を電源とし
て点灯される表示部14と、所定のガル値以上の振動を
検知して信号を出力する振動センサ16と、振動センサ
16の検知信号により地震振動を判別し地震信号を出力
する地震判別回路20と、日射量が低下する夜間に夜間
信号を出力する昼夜判別回路26と、地震判別回路20
よりの地震信号および昼夜判別回路26よりの夜間信号
によって表示部16を点灯制御する点灯回路28と、蓄
電池12の電圧により地震判別回路20を初期状態に復
帰させるリセット回路30と、を備えてなることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、支柱上に設置されて
地震発生時に人を安全な場所へ誘導する避難誘導標識に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公園などの避難場所近傍の道路脇
には、地震発生時に人々を安全な避難場所へ誘導する避
難誘導標識が設置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の避難誘導標識にあっては、商用電源が得にくいため
照明がなく、夜間は目立たなくなる。そのため、夜間の
地震発生時における誘導効果が低下してしまうという問
題があった。
【0004】この発明は、上記にかんがみてなされたも
のであり、その目的とするところは、夜間、地震発生時
に作動して、確実に誘導効果を得ることができる避難誘
導標識を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するためになされたものであり、本発明の避難誘導標
識は、支柱上に設置される表示部を備えた避難誘導標識
であって、太陽電池と、前記太陽電池によって充電され
る蓄電池と、前記蓄電池を電源として点灯される表示部
と、所定のガル値以上の振動を検知して検知信号を出力
する振動センサと、振動センサの検知信号より地震振動
を判別し地震信号を出力する地震判別回路と、日射量が
低下する夜間に夜間信号を出力する昼夜判別回路と、前
記地震判別回路よりの地震信号および前記昼夜判別回路
よりの夜間信号によって前記表示部を点灯制御する点灯
回路と、前記蓄電池の電圧低下を検知して前記地震判別
回路を初期状態に復帰させるリセット回路と、を備えて
なることを特徴とする避難誘導標識である。
【0006】また、前記地震判別回路が、前記振動セン
サの周波数および周期を計数するカウンタと、前記カウ
ンタで計数された周波数の大小を判別する周波数判別手
段と、前記カウンタで計数された周波数の周期の連続性
を判別する周期判別手段と、を備え、前記計数された周
波数が8ヘルツ以下でかつその周期が連続する2周期以
上のとき地震信号を出力する、ことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明は上記目的を達成するためになされた
ものであり、常には太陽電池の起電力は蓄電池に充電さ
れる。
【0008】振動センサは、地震等の振動を検知して検
知信号を出力し、地震判別回路は、検知信号から振動の
周波数および周期を計数し、周波数が地震特有の周波数
である8ヘルツ以下であるか、連続する2周期以上であ
るかを判別して、地震信号を出力する。
【0009】昼夜判別回路は、日射量が低下する夜間に
夜間信号を出力する。点灯回路は、地震信号および夜間
信号を同時に入力したとき表示部を点灯制御する。リセ
ット回路は、表示部の点灯に伴う蓄電池の電圧低下を検
知して、地震判別回路を初期状態に復帰させる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0011】図1は本実施例の避難誘導標識のブロック
図であり、図2は外形を示す正面図,図3,4はケース
本体の正面図,側面図である。
【0012】図において符号1で示す避難誘導標識は太
陽電池10と、蓄電池12と、表示部14と、振動セン
サ16と、地震判別回路20と、昼夜判別回路26と、
点灯回路28と、リセット回路30とを備え、これらは
支柱7に支持されたケース本体5に装備されている。
【0013】ケース本体5は、正面に表示部14が取付
けられるとともに、防水処理されて取付具6により支柱
7上端部に取付けられている。
【0014】太陽電池10は、ケース本体5の上面に取
付けられ、昼間、一定水準以上の光があたると発電し、
その起電力は充電回路32を介して蓄電池12に充電さ
れる。また蓄電池12の電力は、点灯回路28に制御さ
れて表示部14へ供給されるように形成されている。
【0015】表示部14は、実施例では、避難誘導用の
案内文字,避難方向を示す矢印等の誘導表示15を有
し、表示文字等が多数の発光ダイオードにより形成され
ている。なお、発光体は発光ダイオードに限らず、EL
や蛍光灯であってもよい。
【0016】振動センサ16は、コイルばねにより吊下
されて振動する剛球および電気接点を備え、所定以上の
ガル値を有する震度の地震等の振動を検知して検知信号
aを出力するように形成されている。
【0017】地震判別回路20は、マイクロコンピュー
タからなり、カウンタ21,周波数判別手段22,周期
判別手段23,保持回路24とから構成されている。
【0018】カウンタ21は、所定時間に入力された検
知信号aの周波数および周期を計数する。周波数判別手
段22は、カウンタ21で計数された周波数と、基準周
波数,例えば8ヘルツと比較し、周期判別手段23は、
計数された周波数の周期と、基準となる非連続の1周期
とを比較して、周波数が8ヘルツ以下であって、周期が
連続する2周期以上のとき、地震信号bを出力する。保
持回路24は、地震信号bが一旦入力すると、検知信号
aが消滅してもオン状態を保持するように構成され、リ
セット回路30からのリセット信号dにより検知信号a
の保持を解除するように形成されている。
【0019】昼夜判別回路26は、太陽電池10の起電
圧を検知して、その電圧が基準以下になったとき(日射
量が低下する夜間)、夜間信号cを点灯回路28へ出力
するように形成されている。
【0020】点灯回路28は、地震判別回路20からの
地震信号bと昼夜判別回路26からの夜間信号cとの入
力により、蓄電池12の電力を表示部14へ供給して、
誘導表示15を点灯するように構成されている。なお、
点灯回路28にマルチバイブレータ等を内装して表示部
14を点滅制御するようにしてもよい。
【0021】リセット回路30は、蓄電池12の電圧低
下を検知して表示部14の点灯時間を制御するように構
成されている。すなわち、表示部14の点灯に伴う蓄電
池12の電圧が所定電圧に低下したとき、リセット信号
dを地震判別回路20へ出力して、保持回路24を初期
状態に復帰させるように形成されている。なお、上記地
震判別回路20,昼夜判別回路26,点灯回路28,リ
セット回路30,および充電回路32は、1枚の制御部
基板30上に形成されている。
【0022】このように構成された避難誘導標識1は、
避難場所近傍の屋外に立設される。そして、常には表示
部14は非点灯状態にあり、日中においては太陽光を受
けて太陽電池10が発電し、それにより蓄電池12が充
電される。
【0023】夜間において、所定震度以上の地震が発生
すると、振動センサ16は、検知信号aを出力する。検
知信号aは、地震判別回路20において、カウンタ21
で地震の周波数および周期が計数される。
【0024】一般に、地震の周波数は1〜3ヘルツで、
数秒間〜数10秒間連続する。計数された周波数は、周
波数判別手段22において、基準周波数8ヘルツと比較
し、8ヘルツ以上のときは、自動車等の通過による振動
や工事による振動と判断され、8ヘルツ以下のときに地
震振動と判別される。
【0025】次いで、周期判別手段23において、計数
された周期を基準周期と比較し、非連続の1周期のとき
は、風などによる飛来物の衝突や、突風による振動と判
断され、連続する2周期以上のときに地震振動と判別さ
れる。この両判別手段22,23の判別の結果、保持回
路24を介して地震信号bを点灯回路28へ出力する。
点灯回路28においては、既に昼夜判別回路26より夜
間信号cを入力しているので、蓄電池12の電力を表示
部14へ供給し、誘導表示15を点灯する。
【0026】表示部14の点灯継続により、その間に避
難誘導効果が発揮される。そして、数時間経過後には、
蓄電池12の端子電圧が低下する。リセット回路30
は、蓄電池12が所定電圧以下のときリセット信号d
を、地震判別回路20の保持回路24へ送出して、地震
信号bの保持を解除する。これにより、点灯回路28は
オフ状態となり、表示部14への蓄電池12の電力供給
を停止する。
【0027】
【発明の効果】この発明の避難誘導標識は、以上のよう
な構成なので、夜間において地震発生時に蓄電池の電力
を表示部に供給して誘導表示を点灯し、誘導表示の視認
性を高めて、確実に避難誘導効果を発揮することができ
る。
【0028】また、地震判別回路により、地震振動と他
の振動とを判別しているので、誤作動を防止し、誘導標
識の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の避難誘導標識の構成を示すブ
ロック図。
【図2】避難誘導標識の外形を示す正面図。
【図3】ケース本体の正面図。
【図4】ケース本体の側面図。
【符号の説明】
1 避難誘導標識 10 太陽電池 12 蓄電池 14 表示部 16 振動センサ 20 地震判別回路 21 カウンタ 22 周波数判別手段 23 周期判別手段 26 昼夜判別回路 28 点灯回路 30 リセット回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱上に設置される表示部を備えた避難
    誘導標識であって、 太陽電池と、 前記太陽電池によって充電される蓄電池と、 前記蓄電池を電源として点灯される表示部と、 所定のガル値以上の振動を検知して検知信号を出力する
    振動センサと、 振動センサの検知信号より地震振動を判別し地震信号を
    出力する地震判別回路と、 前記太陽電池の起電圧により日射量が低下する夜間に夜
    間信号を出力する昼夜判別回路と、 前記地震判別回路よりの地震信号および前記昼夜判別回
    路よりの夜間信号によって前記表示部を点灯制御する点
    灯回路と、 前記蓄電池の電圧低下を検知して前記地震判別回路を初
    期状態に復帰させるリセット回路と、 を備えてなることを特徴とする避難誘導標識。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の避難誘導標識であって、 前記地震判別回路が、 前記振動センサの周波数および周期を計数するカウンタ
    と、 前記カウンタで計数された周波数の大小を判別する周波
    数判別手段と、 前記カウンタで計数された周波数の周期の連続性を判別
    する周期判別手段と、を備え、 前記計数された周波数が8ヘルツ以下でかつその周期が
    連続する2周期以上のとき地震信号を出力する、 ことを特徴とする避難誘導標識。
JP12396095A 1995-05-23 1995-05-23 避難誘導標識 Pending JPH08315261A (ja)

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JP (1) JPH08315261A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000009526A (ja) * 1998-06-25 2000-01-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 振動検出装置
JP2009098421A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Fukei Secolo:Kk 案内表示板、並びに案内表示灯

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Effective date: 19990302