JPH08314833A - コンピュータシステムの異常処理方式 - Google Patents

コンピュータシステムの異常処理方式

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JPH08314833A
JPH08314833A JP7115388A JP11538895A JPH08314833A JP H08314833 A JPH08314833 A JP H08314833A JP 7115388 A JP7115388 A JP 7115388A JP 11538895 A JP11538895 A JP 11538895A JP H08314833 A JPH08314833 A JP H08314833A
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network
link
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links
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JP7115388A
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Osamu Maruyama
修 丸山
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワーク異常処理及び異常管理を簡単に
する。また、ネットワークにかける負荷を軽減する。 【構成】 ネットワークを介した装置間コミュニケーシ
ョンに用途別の複数のリンクを張るコンピュータシステ
ムにおいて、装置は、1つのリンクAに定周期送信要求
によるネットワークの異常検出機能を持たせ(S7)、
リンクAがネットワークの異常発生を認識し、リンクA
がネットワークの復帰監視を行い(S10)、ネットワ
ークの復帰時にはリンクAが他のリンクB,Cに復帰通
知をし(S11)、他のリンクはネットワークに復帰確
認を行うことなく(S12,S13)、リンクAからの
通知で復帰処理を行う(S14,S15)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
における装置間コミュニケーションの異常検出と復帰処
理のための異常処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムは、複数の装置が
ネットワークで結合され、装置間のリンク確立によって
コミュニケーションが行われる。
【0003】図3は、監視制御用コンピュータシステム
の一部を示す。ホスト装置1,2はデータLANを介し
て複数の遠方監視制御装置31〜3Nに結合される。さら
に、ホスト装置1,2はイーサネットを介してCRT装
置4や上位伝送装置5に結合される。
【0004】このようなコンピュータシステムにおい
て、ネットワークで結合される装置間のコミュニケーシ
ョンには、データ送信量の増大、データ送信の高速化、
アプリケーションプログラムの作り易さ等の要求から、
コミュニケーションを行うためのリンクが各用途毎に複
数張られる。
【0005】例えば、図4に示すように、装置1と装置
5間に、用途別の複数のリンクA,B,Cが張られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】装置間でコミュニケー
ションを行うためのリンクが複数になる場合、以下の問
題がある。
【0007】(1)装置間のコミュニケーションにネッ
トワーク異常が発生したとき、異常検出と復帰処理にな
る異常処理には、各リンク毎に行う必要があり、また各
リンクでは送信タイミングも異なるため処理が複雑にな
る。
【0008】(2)リンクは複数存在するが、ネットワ
ークとしては物理的に1つしか存在しないため、そのネ
ットワーク異常に関する管理が複雑になる。
【0009】(3)各リンク毎に異常処理を行った場
合、各リンクでは異常復帰に対する認識ができず、各リ
ンク間で復帰確認処理を行わなければならず、ネットワ
ークにかける負荷が大きくなる。
【0010】本発明の目的は、ネットワーク異常処理及
び異常管理を簡単にする異常処理方式を提供することに
ある。
【0011】本発明の他の目的は、ネットワークにかけ
る負荷を軽減する異常処理方式を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決を図るため、ネットワークを介した装置間コミュニケ
ーションに用途別の複数のリンクを張るコンピュータシ
ステムにおいて、前記装置は、1つのリンクに定周期送
信要求によるネットワークの異常検出機能を持たせ、該
1つのリンクがネットワークの異常発生を認識し、該1
つのリンクがネットワークの復帰監視を行い、ネットワ
ークの復帰時には該1つのリンクが他のリンクに復帰通
知をする手段を設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】ネットワークの異常の認識は1つのリンクが代
表して行い、また異常復帰の監視を1つのリンクが代表
して行い、異常復帰時には1つのリンクから他のリンク
に通知を行い、各リンクが復帰処理を行う。
【0014】これにより、1つのリンクが異常処理(検
出と復帰処理)を行うことで異常処理を簡単にし、また
ネットワークの異常管理を一元化する。さらに、他のリ
ンクはネットワークに異常復帰確認を行わずに1つのリ
ンクからの復帰通知を待つことでネットワークにかける
負荷を軽減する。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す異常処理手
順である。図4の装置1と装置5間にはネットワークの
正常時には、用途別のリンクA,B,Cが張られ(S
1,S2,S3)、各リンクで正常な送受信が用途別に
行われる(S4,S5,S6)。
【0016】ここで、各リンクのうち、1つのリンクA
には定周期送信要求(例えば1秒周期)機能を設け、相
手装置とのコミュニケーションが正常に行えるか確認で
きるようにしておく。
【0017】ネットワークの異常が発生した場合、リン
クAの定周期送信要求機能による異常検出を行い(S
7)、リンクAがネットワークの異常を認識する。な
お、図2に示すように、送信タイミングによってはリン
クB又はCが先に検出(S8,S9)することもある
が、この場合は異常検出したリンクB又はCがリンクA
に通知し、ネットワークの異常認識はリンクAによって
行う。
【0018】ネットワークの異常認識後は、リンクAの
みにより異常復帰の監視を行い(S10)、ネットワー
ク異常が復帰したタイミングで、リンクAは他のリンク
B,Cに異常復帰通知を行うと共に自己の復帰処理を行
う(S11)。
【0019】他のリンクB,Cは、それぞれ異常検出後
はネットワークに異常復帰確認を行うことなく、異常復
帰通知を待ち(S12,S13)、リンクAからの異常
復帰通知でそれぞれ復帰処理を行う(S14,S1
5)。
【0020】したがって、ネットワークの異常の認識は
1つのリンクAが代表して行い、また異常復帰の監視を
リンクAが代表して行い、異常復帰時にはリンクAから
他のリンクB,Cに通知を行い、各リンクが復帰処理を
行う。
【0021】本実施例によれば、1つのリンクが異常検
出と復帰監視を行うため、他のリンクの処理を簡単に
し、またネットワーク異常管理を1つのリンクに一元化
できる。
【0022】また、ネットワークの異常復帰確認を1つ
のリンクで行うため、全部のリンクがネットワーク異常
復帰確認を行うことがなくなり、ネットワークにかける
負荷を軽減できる。
【0023】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、ネット
ワークの異常の認識は1つのリンクが代表して行い、ま
た異常復帰の監視を1つのリンクが代表して行い、異常
復帰時には1つのリンクから他のリンクに通知を行い、
各リンクが復帰処理を行うようにしたため、以下の効果
がある。
【0024】(1)1つのリンクが異常処理(検出と復
帰処理)を行うことで異常処理を簡単にし、またネット
ワークの異常管理を一元化できる。
【0025】(2)各リンク毎にネットワークの異常復
帰確認を行うことがなくなり、ネットワークにかける負
荷を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す異常処理手順図。
【図2】実施例における各リンクの異常検出と監視と復
帰確認の態様図。
【図3】監視制御用コンピュータシステムのブロック
図。
【図4】装置間のリンクの態様図。
【符号の説明】
1、2…ホスト装置 31、3N…遠方監視制御装置 4…CRT装置 5…上位伝送装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介した装置間コミュニケ
    ーションに用途別の複数のリンクを張るコンピュータシ
    ステムにおいて、 前記装置は、1つのリンクに定周期送信要求によるネッ
    トワークの異常検出機能を持たせ、該1つのリンクがネ
    ットワークの異常発生を認識し、該1つのリンクがネッ
    トワークの復帰監視を行い、ネットワークの復帰時には
    該1つのリンクが他のリンクに復帰通知をする手段を設
    けたことを特徴とするコンピュータシステムの異常処理
    方式。
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