JPH08314557A - 無効電力補償装置の制御装置 - Google Patents

無効電力補償装置の制御装置

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JPH08314557A
JPH08314557A JP7121075A JP12107595A JPH08314557A JP H08314557 A JPH08314557 A JP H08314557A JP 7121075 A JP7121075 A JP 7121075A JP 12107595 A JP12107595 A JP 12107595A JP H08314557 A JPH08314557 A JP H08314557A
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JP
Japan
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reactive power
transformer
system bus
thyristor
circuit
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JP7121075A
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Takashi Masuda
隆 増田
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/30Reactive power compensation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 系統母線の負荷変動に伴う無効電力補償と、
変圧器投入で発生した変圧器突入電流による電圧変動を
抑制する多機能化されたSVC制御装置。 【構成】 サイリスタ8とリアクトル7のTCR4を備
えたSVC6のサイリスタ8を位相制御するSVC制御
回路10の瞬時無効電力検出用ローパスフィルタ(LP
F)19と、瞬時無効電力から負荷無効電力を検出して
サイリスタ8を位相制御するパルス発生回路20の間
に、パルス発生回路20の入力端子37を乗算器18と
LPF19の出力端子35、36のいずれかに切換え接
続する切換スイッチ31を設置し、変圧器投入指令信号
mで変圧器12が系統母線3に投入されて変圧器突入電
流iが発生して無くなるまでの一定時間だけ切換スイッ
チ31を乗算器18の出力端子35側に瞬時補償回路3
0で切換えて、変圧器突入電流iによる系統母線3の電
圧変動を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変電所やアーク炉需要
家、電鉄き電系統等の電力系統に設置される無効電力補
償装置の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アーク炉等の変動負荷を有する電力系統
においては、負荷変動に伴う系統母線の電圧変動を抑制
する目的でサイリスタ制御リアクトル方式の無効電力補
償装置(以下、SVCと称する)が設置される。このS
VCの具体例を図3に示すと、系統母線3にサイリスタ
制御リアクトル(以下、TCRと称する)4とフィルタ
(以下、FLと称する)5を並列接続してSVC6が構
成される。
【0003】系統母線3に変電所電源1が電源系統リア
クタンス2を介して接続され、また、系統母線3には負
荷11が降圧用変圧器12の投入でもって接続される。
この変圧器投入は、遮断器13を外部からの変圧器投入
指令信号でもってオンさせることで行われる。負荷11
による負荷変動により発生する負荷無効電力がSVC6
を制御するSVC制御回路10で検出され、SVC制御
回路10で制御されるSVC6から系統母線3に負荷無
効電力を打ち消す補償用無効電力が印加されて、系統母
線3の電圧変動が抑制される。
【0004】SVC6のTCR4は、高インピーダンス
変圧器等のリアクトル7と逆並列接続サイリスタ8の直
列回路で、サイリスタ8がSVC制御回路10からの点
呼パルスPで位相制御されて、TCR4に発生する遅れ
無効電力を系統母線1に与える。FL5は、進相用コン
デンサ9を備え、これにより発生する進み無効電力を系
統母線1に与える。この遅れ無効電力と進み無効電力で
系統母線1の電圧変動が抑制される。
【0005】SVC制御回路10は、変流器14で検出
された負荷電流Iと、変圧器15で検出された母線電圧
Eから負荷無効電力の瞬時値である瞬時無効電力qを検
出する乗算器18と、乗算器18の出力値の平均値から
負荷無効電力Qを検出するローパスフィルタ(以下、L
PFと称する)19と、負荷無効電力QからTCR4の
サイリスタ8を位相制御する点呼パルスPを発生するパ
ルス発生回路20を備える。負荷電流Iは、相変換回路
16で位相変換されて乗算器18に出力され、母線電圧
Eは、電圧位相器17で位相を90゜遅らせた電圧Vに
変換されて乗算器18に出力される。乗算器18は、負
荷電流Iと90゜遅れの母線電圧Vを乗算した瞬時無効
電力qを出力し、この瞬時無効電力qの平均値に相当す
る負荷無効電力QがLPF19で求められてパルス発生
回路20に出力される。LPF19は、力率が変化する
負荷無効電力Qの検出に最適な回路要素であることが認
知されている。
【0006】パルス発生回路20は、負荷無効電力Qと
パルス発生基準信号形成回路21からの鋸波の基準信号
Vfのクロス点のタイミングで点弧パルスPを発生して
TCR4のサイリスタ8を位相制御して点弧させる。こ
のサイリスタ8の位相制御でTCR4に負荷無効電力Q
を打ち消す補償用無効電力が発生して、系統母線3の負
荷変動に伴う電圧変動が抑制される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】SVC制御回路10に
よるSVC6の制御で、変動負荷に伴う系統母線3の電
圧変動が効果的に抑制されることは、各種電力系統に於
いて実証されているが、系統母線3に遮断器13をオン
させて変圧器12を投入するときに発生する変圧器突入
電流に伴う無効電力補償ができない機能不足なところが
あった。
【0008】即ち、遮断器13をオンさせて系統母線3
に変圧器12を投入すると、例えば図4の電流波形Aに
示すような突発的で断続的な突入電流(励磁電流)iの
何発かが系統母線3に数秒程度の短時間だけ流れる。こ
の突入電流iは、プラス側かマイナス側のいずれかに現
われ、その始めの一発が最大で、二発目から段階的に小
さくなる。始めの突入電流iの大きさは、変圧器投入時
の電圧位相や変圧器12の残留磁束によって相違する
が、大きなもので変圧器容量の3〜5倍となる。このよ
うな大きな突入電流iが系統母線3に流れると、系統母
線3に瞬時電圧低下を引き起こして、系統母線3に接続
された他の負荷(モータやファン、照明器具等)に悪影
響(回転数低下、照明のチラツキ等)を及ぼし、悪くす
ると系統遮断が行われることがある。
【0009】しかし、上記のような変圧器投入時の突入
電流iによる系統母線3の電圧変動は、SVC制御回路
10によるSVC6の制御で抑制することはできない。
その理由を説明する。
【0010】突発的で断続的な突入電流iと母線電圧V
の乗算で求めた瞬時無効電力をLPF21に通して負荷
無効電力を検出すると、この負荷無効電力は、LPF2
1の応答の遅れから図4の電力波形Bに示すような波
形、つまり、突発的で断続的な何発かの突入電流iを平
均した立上がり立下がりの緩やかな波形となって現われ
る。この波形Bの負荷無効電力は、実際の突発的で断続
的な突入電流iと対応せず、この負荷無効電力をパルス
発生回路20に出力して鋸波の基準信号Vfとのクロス
のタイミングで点弧パルスを発生してTCR4のサイリ
スタ8を位相制御しても、系統母線3の電圧変動が抑制
されず、かえって電圧変動が増幅されてSVC6の回路
要素が破損するといったトラブル、逆効果を招くことが
あった。
【0011】そこで、図3のようなSVC6を設置した
電力系統における電力系統の変圧器突入電流対策とし
て、変圧器の投入前に変圧器の残留磁束を打ち消すよう
にして、突入電流が発生しないようにすることが行われ
ている。しかし、電力系統に設置される変圧器や負荷の
数、種類が様々であるため、各々の変圧器に対して上記
対策を施すことが困難である問題があった。
【0012】また、別の変圧器突入電流対策として、変
圧器投入時だけパルス発生回路20を遮断状態にするこ
とが行われている。この場合、変圧器投入時の系統母線
3の電圧変動増幅が解消され、SVC6の回路要素の破
損が回避されるが、変圧器突入電流による電圧変動によ
る問題がそのまま残る。
【0013】本発明の目的とするところは、系統母線の
負荷変動に伴う無効電力補償のみならず、変圧器投入で
発生した変圧器突入電流による電圧変動をも確実に抑制
する多機能化されたSVC制御装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、逆並列接続サ
イリスタとリアクトルの直列回路を変圧器投入が行われ
る系統母線に接続したTCRを有するSVCのサイリス
タを位相制御して、系統母線の変動負荷に伴う電圧変動
を抑制する制御装置であって、系統母線での母線電圧と
負荷電流を乗算して負荷変動時の瞬時無効電力を検出す
る乗算器と、この乗算器の瞬時無効電力出力の平均値化
で負荷無効電力を検出するLPFと、LPFの負荷無効
電力の入力値に対応してTCRのサイリスタを位相制御
して点弧させる点弧パルスを発生するパルス発生回路
と、乗算器出力とパルス発生回路出力のいずれかを切換
えてパルス発生回路に入力する切換スイッチと、系統母
線への変圧器投入時点から変圧器突入電流が発生して無
くなるまでの一定時間だけ切換スイッチを、乗算器出力
がLPFを通さず直接にパルス発生回路に入力するよう
に切換え、この一定時間経過後は乗算器出力がLPFを
通してパルス発生回路に入力するように切換スイッチを
戻す瞬時補償回路とを具備した構造にて、上記目的の多
機能化を実現するものである。
【0015】
【作用】系統母線への変圧器投入時点から変圧器突入電
流が発生して無くなるまでの一定時間だけ切換スイッチ
を乗算器出力が直接にパルス発生回路に入力するように
切換えておくと、変圧器突入電流が発生する間、乗算器
が突入電流に基づく瞬時無効電力を検出し、この瞬時無
効電力が直接にパルス発生回路に入力されて突発的で継
続的な突入電流に対応した点弧パルスでTCRのサイリ
スタが位相制御されるので、変圧器突入電流による系統
母線の電圧変動の抑制が可能となる。
【0016】また、系統母線への変圧器投入時点から変
圧器突入電流が発生して無くなるまでの一定時間経過後
に切換スイッチを、乗算器出力がLPFを通してパルス
発生回路に入力するように切換えておくと、負荷変動に
伴う負荷電流に基づく負荷無効電力がLPFで検出さ
れ、この負荷無効電力に対応した点弧パルスでTCRの
サイリスタが位相制御されるSVC本来の動作でもって
負荷変動に伴う系統母線の電圧変動が抑制される。
【0017】
【実施例】以下、本発明実施例を図1及び図2を参照し
て説明する。尚、図1の図3と同一、又は、相当部分に
は同一符号を付して、説明は省略する。
【0018】図1に示されるSVC制御装置の図3装置
との相違点は、切換スイッチ31とこれを制御する瞬時
補償回路30を追加設置したことにある。切換スイッチ
31は、LPF19とパルス発生回路20の間に設置さ
れた有接点スイッチ或いは半導体スイッチング素子等の
無接点スイッチで、パルス発生回路20の入力端子37
を乗算器18の出力端子35かLPF19の出力端子3
6のいずれかに切換え接続する。瞬時補償回路30は、
切換スイッチ31を2つの出力端子35、36のいずれ
かに切換える。
【0019】瞬時補償回路30は、外部からの変圧器投
入指令信号mで作動して遮断器13をオンさせ、同時に
切換スイッチ31を切換えるCB投入指令回路32を備
える。変圧器投入指令信号mでCB投入指令回路32が
作動すると、例えばCB投入回路33が作動して遮断器
13をオンさせ、同時にCB投入判定回路34が作動し
て切換スイッチ31をLPF19の出力端子36から乗
算器18の出力端子35に切換える。切換スイッチ31
が乗算器18の出力端子35に切換えられると、その状
態が変圧器突入電流iが発生して無くなる一定時間だけ
維持されて、この一定時間が経過すると出力端子35か
らLPF19の出力端子36に自動切換えされる。この
ような切換スイッチ31の一定時間経過後の自動切換え
は、CB投入判定回路34に内蔵された、或いは特別な
タイマー回路(図示せず)で制御される。
【0020】瞬時補償回路30は、遮断器13をオンし
て変圧器12を系統母線3に投入した時点から一定時間
作動して、SVC制御回路10とSVC6に変圧器突入
電流iによる系統母線3の電圧変動を抑制する動作を行
わしめる。この電圧変動抑制の動作を、図2(a)〜
(d)の波形図を参照して説明する。
【0021】CB投入指令信号mで遮断器13がオンし
て変圧器12が系統母線3に投入されると、系統母線3
に変圧器突入電流iが流れる。この突入電流iは、母線
電圧Eと位相が90゜遅れの無効電力であり、大きさは
変圧器投入時の電圧位相、変圧器残留磁束で変わる。図
2(a)には、大きさが大中小の3段階で異なる突入電
流iが、、の記号で示される。突入電流iは、突
発的なもので、変圧器投入時点から数秒程度の間に大き
さが段階的に減少して断続的に発生する。
【0022】系統母線3の突入電流iが変流器14で検
出されて乗算器18に出力されると、乗算器18は突入
電流iと電圧位相器17からの母線電圧Vを乗算して、
図2(b)に示される瞬時無効電力qを算出する。図2
(b)の、、で示される大きさの異なる3段階の
瞬時無効電力qは、図1(a)の、、の突入電流
iに数字を対応させてある。瞬時無効電力qは、突入電
流iと同じ突発的なものであり、数秒程度の一定時間だ
け断続的に発生する。
【0023】CB投入指令信号mで変圧器投入が行われ
ると同時に、瞬時補償回路30が切換スイッチ31を乗
算器18の出力端子35に切換えているので、乗算器1
8で算出された瞬時無効電力qの出力値がそのままパル
ス発生回路20に入力される。パルス発生回路20は、
図2(c)に示すように、瞬時無効電力qとパルス発生
基準信号形成回路21からの鋸波の基準信号Vfのクロ
ス点のタイミングで点弧パルスPを発生し、TCR4の
サイリスタ8を位相制御して点弧させる。
【0024】突入電流iによる大中小の瞬時無効電力q
と基準信号Vfのクロス点のパルス位相βは、図2
(c)の、、で示すように大中小と異なる。つま
り、図2(c)の瞬時無効電力qとパルス位相βの、
、が対応させてあり、瞬時無効電力qが大きいとパ
ルス位相βも大きくなり、瞬時無効電力qが小さくなる
とパルス位相βが小さくなる。このようなパルス位相β
で発生する点弧パルスPでサイリスタ8を位相制御して
点弧させたときにTCR4に流れるサイリスタ電流iTh
が図2(d)に示される。
【0025】図2(d)で明らかなように、瞬時無効電
力qが大のときのサイリスタ電流i Thが小となり、瞬時
無効電力qが小のときのサイリスタ電流iThが大とな
る。このようなサイリスタ電流iThが系統母線3に流れ
ることで、TCR4が系統母線3の断続的な突入電流i
を各相独立させて順次に打ち消すような補償無効電力を
発生して、系統母線3の突入電流iに伴う電圧変動が抑
制される。
【0026】以上の突入電流抑制動作は、変圧器投入か
ら突入電流発生が無くなる数秒の一定時間だけ行われ
る。この一定時間が経過すると、瞬時補償回路30がタ
イマー制御で切換スイッチ31を乗算器18の出力端子
35からLPF19の出力端子36に切換える。この切
換えで瞬時補償回路30がSVC制御回路10から開放
され、SVC制御回路10とSVC6が図3装置と同じ
本来の回路構成となり、以後、図3装置と同様に負荷変
動に伴う無効電力補償動作を行う。
【0027】尚、図1の変圧器突入電流を、プラス側に
発生したもので説明したが、突入電流がマイナス側に発
生することもあり、このマイナス側突入電流に対しても
本発明装置の適用が可能である。
【0028】また、電力系統に変圧器突入電流を流す変
圧器は負荷投入用変圧器に限らず、系統母線に交流電源
を投入する変圧器等であってもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、系統母線への変圧器投
入時点から変圧器突入電流が発生する時間帯では、乗算
器の変圧器突入電流に基づく瞬時無効電力出力が直接に
パルス発生回路に入力されて、突発的で継続的な突入電
流に対応した点弧パルスでTCRのサイリスタが位相制
御されるので、変圧器突入電流による系統母線の電圧変
動抑制が可能となる。また、系統母線への変圧器投入時
点から変圧器突入電流が発生して無くなるまでの一定時
間経過後は、乗算器出力がLPFを通してパルス発生回
路に入力して、負荷変動に伴う負荷電流に基づく負荷無
効電力でTCRのサイリスタが位相制御されるので、S
VC本来の無効電力補償動作が行われる。その結果、通
常の負荷変動に伴う系統母線の電圧変動抑制と、変圧器
突入電流に伴う系統母線の電圧変動抑制の可能な多機能
化された、適用範囲の広いSVCが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すSVC制御装置と電力系
統の回路図
【図2】(a)〜(d)は図1装置の動作を説明するた
めの各点での電圧・電流波形図
【図3】従来のSVC制御装置とSVCを備えた電力系
統の回路図
【図4】図3の電力系統で発生する変圧器突入電流とそ
の無効電力の波形図
【符号の説明】
3 系統母線 4 サイリスタ制御リアクトル(TCR) 6 無効電力補償装置(SVC) 8 サイリスタ 11 負荷 12 変圧器 18 乗算器 19 ローパスフィルタ(LPF) 20 パルス発生回路 30 瞬時補償回路 31 切換スイッチ i 変圧器突入電流 q 瞬時無効電力 P 点弧パルス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆並列接続サイリスタとリアクトルの直
    列回路を変圧器投入が行われる系統母線に接続したサイ
    リスタ制御リアクトルを有する無効電力補償装置の前記
    サイリスタを位相制御して、系統母線の変動負荷に伴う
    電圧変動を抑制する制御装置であって、 系統母線での母線電圧と負荷電流を乗算して負荷変動時
    の瞬時無効電力を検出する乗算器と、この乗算器の瞬時
    無効電力出力の平均値化で負荷無効電力を検出するロー
    パスフィルタと、ローパスフィルタの負荷無効電力の入
    力値に対応して前記サイリスタを位相制御して点弧させ
    る点弧パルスを発生するパルス発生回路と、前記乗算器
    出力とパルス発生回路出力のいずれかを切換えてパルス
    発生回路に入力する切換スイッチと、系統母線への変圧
    器投入時点から変圧器突入電流が発生して無くなるまで
    の一定時間だけ前記切換スイッチを乗算器出力がローパ
    スフィルタを通さず直接にパルス発生回路に入力するよ
    うに切換え、この一定時間経過後は乗算器出力がローパ
    スフィルタを通してパルス発生回路に入力するように切
    換スイッチを戻す瞬時補償回路とを具備したことを特徴
    とする無効電力補償装置の制御装置。
JP7121075A 1995-05-19 1995-05-19 無効電力補償装置の制御装置 Withdrawn JPH08314557A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012075292A (ja) * 2010-09-30 2012-04-12 Hitachi Ltd 無効電力補償装置およびその制御方法
CN102723723A (zh) * 2012-07-04 2012-10-10 辽宁立德电力电子有限公司 一种新型无功功率补偿器控制装置及其控制方法

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