JP2006081292A - 電圧調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】補償電圧を広げても電源回復時あるいは負荷減少時に、高い電圧が負荷に印加されない安価な電圧調整装置を提供するものである。
【解決手段】電源線1に直列的に接続された直列変圧器4の二次巻線4bと、電源線1、2間に並列的に接続された調整変圧器101のタップ付き二次巻線101bとを、複数の交流スイッチ11〜16を組合せて構成されたタップ選択主回路6を接続した電圧調整装置において、調整変圧器10の磁心に三次巻線101cを付加して、これを直流制御巻線とする遅れ無効電力電圧調整主回路部200aを形成し、電源電圧を検出して所定の電圧を超える電圧増加により、直流制御巻線への通電量を調整する遅れ無効電力電圧調整制御部200bを設けて、電源の急峻な電圧増加に対して、タップ選択による電圧調整と、直流制御巻線への通電により遅れ無効電力を発生させる電圧調整とを併用しものである。
【選択図】図1

Description

本発明は電圧の安定化回路を改良した電圧調整装置に関するものである。
一般に、配電線などの電源線には、負荷の増大による電圧降下や、負荷切り離し後接続された状態で残されたコンデンサによる電圧上昇などの電圧変動に対応するために、電源線の途中に電圧調整装置が設けられている。
この従来技術の電圧調整装置の構成は、図10に示すように電源線1と2の間に電圧調整装置が設けられ、電源線1に直列的に直列変圧器4が接続され、また電源線1、2間に並列的に調整変圧器5が接続されている。この調整変圧器5の二次巻線5bにはタップD、E、Fが設けられ、これらの端子と前記直列変圧器4の二次巻線4bの端子A1とA2との間にタップ選択主回路6が設けられている。
このタップ選択主回路6は、交流スイッチ11、12、13、14、15、16を組み合わせて構成した交流スイッチ回路と、バイパス回路7及び限流リアクトル8とから構成されている。前記交流スイッチ11〜16は、逆並列接続された逆阻止三端子サイリスタが用いられている。
また交流スイッチ回路の端子A3と、直列変圧器4の二次巻線4bの端子A2との間に限流リアクトル8が接続されている。前記バイパス回路7は、交流スイッチ17と抵抗器18の直列回路で形成されている。交流スイッチ17は、同様に逆並列接続された逆阻止三端子サイリスタが用いられている。
また9は電源線1、2間に接続された検出用変圧器で、この二次巻線9bはタップ選択制御回路20に接続されている。このタップ選択制御回路20は、前記検出用変圧器二次巻線9bに接続された整流器21とフィルタ22、基準電圧23、減算器24、比較器25、タップ選択器26およびパルス増幅器27とから構成されている(特許文献1)。
この電圧調整装置において、電源線1、2間の電圧を6.6kV、直列変圧器4の一次側と二次側の巻数比を1、調整変圧器5の二次巻線5bのタップDE間電圧を100V、タップEF間を200Vとする。この状態で交流スイッチ12、16をオンにして、残りの交流スイッチ11、13〜15をオフにすると直列変圧器4の二次巻線4bには、調整変圧器5の二次巻線5bの電圧200Vが印加され、これが6.6kVに加算されて電圧調整装置の二次電圧は6.8kVとなる。
次に二次電圧を6.9kVに上げる場合には、交流スイッチ11、16をオンとし、残りの交流スイッチ12〜15をオフにすると、直列変圧器4の二次巻線4bには、調整変圧器5の二次巻線5bのタップDF間電圧300Vが加算されて電圧調整装置の二次電圧は6.9kVに上がる。
電圧調整装置は、交流スイッチ11〜16の半導体バルブデバイスとして逆阻止三端子半導体サイリスタを逆並列接続して使用しているので、半導体バルブデバイスの特性としてターンオフ(オンからオフへの切り換え)から完全にオフ能力を回復させるには、半導体バルブデバイスを流れる電流が0になってからある時間(百マイクロ秒〜数百マイクロ秒)逆電圧を印加することが必要である。
もし交流スイッチ15と16が同時にオン状態となると、タップEF間が短絡されそのときの過電流でサイリスタが破損する恐れがある。このタップ間短絡を防止するためにタップ切り換え時には、一旦、交流スイッチに流れている電流をバイパス回路7に移して交流スイッチがオフするのに十分な時間を経てから次に選択された交流スイッチに電流を移すようにしている。
次に上記電圧調整装置におけるタップ選択制御回路20の動作を説明する。検出用変圧器9で検出された電源電圧は、整流器21とフィルタ22により平滑化された直流信号に変換される。この電圧と基準電圧23の値を減算器24で差を取る。次いで、比較器25で比較する。比較器25には75V程度の閾値aが設定されており、減算器24の出力信号が±75Vを超えると、ある時限を経てタップ選択器26が、次ぎに選択されたタップをオンにするパルスを発生し、これをパルス増幅器27で増幅し、タップ選択主回路6の該当する交流スイッチ11〜16に送られる。
このような従来技術による電圧調整装置を用いて電圧調整を行う際の電圧波形の例を図11に示す。図11において、V1は電圧調整装置の一次電圧、V2はその二次電圧である。時刻t1においてV1が6600Vから300V低下すると、V2は一旦6300Vに低下するが、電圧調整装置の3回のタップ選択動作によって6600Vに調整される。但し数値は説明を簡略化するため丸めてある。また時刻t2においてV1が6600Vに回復すると、V2は6900Vに上昇する。これは、電圧が回復した結果、300V分の補償電圧がV1に加算されてV2に現われるためである。これもその後3回のタップ選択動作により6600Vに戻る。
電圧調整装置を工場の設備として適用する場合を考える。例えば、電動機の始動によって1000Vの電圧降下が生ずる工場において、1000Vの電圧降下分を補償して5600Vの一次電圧を6600Vに改善させることができる電圧調整装置を設置したものとする。図12はその波形を示しており、時刻t1において1000Vの電圧低下が起こると、V2は一旦5600Vに落ちるが、タップ選択動作により6600Vまでに回復する。ところが、電動機が所定の速度に達するに従い急激に電流が減少して電源電圧降下がほぼ0になる時刻t2において、それまでの補償電圧が電源電圧に加算されるため、約7800Vという高い電圧が出てしまう恐れがある。
上記2例から分かるように、タップ選択による電圧調整装置は、回路構成が簡単で、コストも安くできるというメリットがあるが、補償電圧が高ければ高いほど、電源電圧の急激な回復の際、あるいは負荷の急激な減少の際に、短時間ではあるが電圧調整装置の二次電圧に定格電圧よりかなり高い電圧が生じてしまう可能性がある。極端な例ではあるが、50%の電源電圧降下時にその50%電圧を補償するような電圧調整装置においては、電源回復時に200%の電圧が発生することがないとはいえない。
しかしこのような大きな補償を行なうと、負荷あるいは電圧調整装置自身を破壊する恐れがあるために、電圧調整装置の補償電圧は高々5%が限界である。そのため、電圧変動を極力少なくしたいという要求に対しては、一般にはインバータを用いた無効電力補償装置、更には蓄電池を介在させた無停電電源装置が使用されているが、これらの装置は非常に高価である。
特開2003−50638号公報
本発明は上記問題を改善し、補償電圧を広げても電源回復時あるいは負荷減少時に、高い電圧が負荷に印加されない安価な電圧調整装置を提供するものである。
本発明の請求項1記載の電圧調整装置は、単相または三相の電源線相間に配置された電圧調整装置であって、電源線に直列的に接続された直列変圧器の二次巻線と、電源線間に並列的に接続された調整変圧器のタップ付き二次巻線とを、半導体バルブデバイスで形成された複数の交流スイッチを組合せて構成されたタップ選択主回路を接続し、前記電源線の電圧に応じてタップ電圧調整制御部で、前記交流スイッチを適宜選択的にオンすることにより前記電圧調整装置の二次または一次電圧の調整を行う電圧調整装置において、前記調整変圧器の磁心に三次巻線を付加して、これを直流制御巻線とする遅れ無効電力電圧調整主回路部を形成し、電源電圧を検出して所定の電圧を超える電圧増加により、前記直流制御巻線への通電量を調整する遅れ無効電力電圧調整制御部を設けて、電源の急峻な電圧増加に対して、タップ選択による電圧調整と、直流制御巻線への通電により遅れ無効電力を発生させる電圧調整とを併用して、過電圧の発生を抑制するようにしたことを特徴とするものである。
本発明の請求項2記載の電圧調整装置は、単相または三相の電源線相間に配置された電圧調整装置であって、電源線に直列的に接続された直列変圧器の二次巻線と、電源線間に並列的に接続された調整変圧器のタップ付き二次巻線とを、半導体バルブデバイスで形成された複数の交流スイッチを組合せて構成されたタップ選択主回路を接続し、前記電源線の電圧に応じてタップ電圧調整制御部で、前記交流スイッチを適宜選択的にオンすることにより前記電圧調整装置の二次または一次電圧の調整を行う電圧調整装置において、前記調整変圧器の二次巻線にリアクトルと逆並列接続サイリスタの直列回路を接続して遅れ無効電力電圧調整主回路部を形成し、電源電圧を検出して所定の電圧を超える電圧増加により、前記逆並列接続サイリスタを制御する遅れ無効電力電圧調整制御部を設けて、電源の急峻な電圧増加に対して、タップ選択による電圧調整と、リアクトルと逆並列接続サイリスタによる遅れ無効電力電圧調整とを併用して、過電圧の発生を抑制するようにしたことを特徴とするものである。
本発明の請求項3記載の電圧調整装置は、単相または三相の電源線相間に配置された電圧調整装置であって、電源線に直列的に接続された直列変圧器の二次巻線と、電源線間に並列的に接続された調整変圧器のタップ付き二次巻線とを、半導体バルブデバイスで形成された複数の交流スイッチを組合せて構成されたタップ選択主回路を接続し、前記電源線の電圧に応じてタップ電圧調整制御部で、前記交流スイッチを適宜選択的にオンすることにより前記電圧調整装置の二次または一次電圧の調整を行う電圧調整装置において、調整変圧器の磁心に三次巻線を付加して、これにリアクトルと逆並列接続サイリスタの直列回路を接続して遅れ無効電力電圧調整主回路部を形成し、電源電圧を検出して所定の電圧を超える電圧増加により、前記逆並列接続サイリスタを制御する遅れ無効電力電圧調整制御部を設けて、電源の急峻な電圧増加に対して、タップ選択による電圧調整と、リアクトルと逆並列接続サイリスタによる遅れ無効電力電圧調整とを併用して、過電圧の発生を抑制するようにしたことを特徴とするものである。
本発明の請求項4記載の電圧調整装置は、単相または三相の電源線相間に配置された電圧調整装置であって、電源線に直列的に接続された直列変圧器の二次巻線と、電源線間に並列的に接続された調整変圧器のタップ付き二次巻線とを、半導体バルブデバイスで形成された複数の交流スイッチを組合せて構成されたタップ選択主回路を接続し、前記電源線の電圧に応じてタップ電圧調整制御部で、前記交流スイッチを適宜選択的にオンすることにより前記電圧調整装置の二次または一次電圧の調整を行う電圧調整装置において、前記調整変圧器に三次巻線を付加し、これと前記調整変圧器のタップ付二次巻線とを直列に接続して得られる端子間に、リアクトルと逆並列接続サイリスタの直列回路を接続して、遅れ無効電力電圧調整主回路部を形成し、電源電圧を検出して所定の電圧を超える電圧増加により、前記逆並列接続サイリスタを制御する遅れ無効電力電圧調整制御部を設けて、電源の急峻な電圧増加に対して、タップ選択による電圧調整と、リアクトルと逆並列接続サイリスタによる遅れ無効電力電圧調整とを併用して、過電圧の発生を抑制するようにしたことを特徴とするものである。
本発明の請求項5記載の電圧調整装置は、請求項1ないし4の何れか1項において電圧調整装置を三相で構成し、直列変圧器は三相星形結線、調整変圧器はV結線としたことを特徴とするものである。更に請求項6記載の電圧調整装置は、請求項1ないし4の何れか1項において電圧調整装置を三相で構成し、直列変圧器および調整変圧器を三相星形結線としたことを特徴とものである。
本発明に係る電圧調整装置によれば、調整変圧器の磁心に直流制御巻線を付加して、前記直流制御巻線の直流電流の大きさに応じて前記調整変圧器の励磁電流が変化する機能をもたせることにより、これによる遅れ無効電力電圧調整で、電源の急峻な電圧増加に対して、タップ選択による電圧調整だけでは発生する可能性のある過電圧を防止することができ、広い補償電圧範囲をもつ安価な電圧調整装置を得ることができる。
電源電圧が急激に増加した場合に、遅れ無効電力を発生させて、過電圧から機器を保護する電圧調整装置を実現した。
以下本発明の一実施例を、図1の単相回路を参照して詳細に説明する。電源線1と2の間に電圧調整装置が設けられ、この電圧調整装置はタップ電圧調整部100と遅れ無効電力電圧調整部200の二つの電圧調整部および、それらに共通する部分から構成されている。
タップ電圧調整部100は、タップ電圧調整主回路部100aと、タップ電圧調整制御部100bとから構成されている。また遅れ無効電力電圧調整部200は、遅れ無効電力電圧調整主回路部200aと、遅れ無効電力電圧調整制御部200bとから構成されている。タップ電圧調整主回路部100aは電源線1に直列的に接続された直列変圧器4と、電源線1、2間に並列的に接続された調整変圧器101と、この調整変圧器101の二次巻線101bと前記直列変圧器4の二次巻線4bとの間に設けられたタップ選択主回路6とから構成されている。
調整変圧器101は、例えば特開2003ー068539に示すような、可変特開アクタンス機能をもつ電磁機器を利用した変圧器であって三巻線からなり、その一次巻線101aは電源線1と2の両端に接続され、二次巻線101bにはタップD、E、Fが設けられている。また一次巻線101a、二次巻線101b、タップ電圧調整部100は、図10に示す従来技術のタップ電圧調整装置と基本的な構成は同一であり、その機能説明は省略する。
調整変圧器101の三次巻線101cは直流制御巻線であって、特開2003−068539に開示されているように、直流制御巻線に流す直流電流にほぼ比例して一次巻線101aの励磁電流が変化、即ち遅れ無効電力が変化して、それにより電源線1と2の電圧を低下させる作用をなすものである。
遅れ無効電力電圧調整主回路部200aは、この回路に所要の電圧を得るための変圧器210と、この二次側に接続されて交流を直流に変換する整流器211と、コンデンサ212を介して接続され、直流電流を制御するためのIGBTチョッパ213と、ここに接続された調整変圧器101の直流制御巻線となる三次巻線101cとから構成されている。
タップ電圧調整制御部100bは、電圧検出用変圧器9の二次巻線9bに接続された整流器21とフィルタ22、基準電圧23、減算器24、比較器25、タップ選択器26およびパルス増幅器27とから構成されている
また遅れ無効電力電圧調整制御部200bは、前記整流器21に接続されたフィルタ221と、基準電圧23の出力と閾値b222を加算する加算器223と、この加算器223の信号と前記フィルタ221からの出力との差をとる減算器224と、減算器に現われる誤差を増幅する誤差増幅器225と、誤差増幅器225の信号が、のこぎり波発生器226からの、のこぎり波信号を超える範囲でパルスEpを発生する比較器227と、このパルスEpを増幅して前記遅れ無効電力電圧調整主回路部200aのIGBTチョッパ213に出力するパルス増幅器228とから構成されている。
次に上記構成の電圧調整装置の動作について、図1および図2を参照して説明する。初めに時刻t1で電圧調整装置の一次電圧V1が6600Vから6300Vに低下した場合を説明する。通常は、タップ電圧調整部100により、前記図10の従来例で説明したものと同様に3回のタップ選択により二次電圧V2は6600Vに調整される。遅れ無効電力電圧調整部200は通常働かないが、過渡的に遅れ無効電力電圧調整部200bの誤差増幅器225が正で、直流制御巻線となる三次巻線101cに電流が流れている状態で電源電圧が低下したときには、直ちに誤差増幅器225が負になり、一次巻線101cの電流は0になる。その結果、調整変圧器101の一次巻線101aの励磁電流は極小になり、これによる電圧降下分は0になる。
次いで、時刻t2でV1が6600Vに回復した場合について説明する。ここで、タップ電圧調整制御部100bの基準電圧23は6600V(制御回路内の電圧を電源線の電圧に換算した値、以下同じ)、比較器25内の閾値aを75V、閾値b 222を150Vとする。もし遅れ無効電力電圧調整部200がなければ回復の瞬間に、V2は6900Vに達するが、本発明の電圧調整装置では、遅れ無効電力電圧調整部によって電圧の上昇が抑制される。
即ち、V1が6300Vから6600Vに回復する過程で、V2はが基準電圧23の6600Vに、閾値bの150Vを加算器223で加算した6750Vを超えると同時に、減算器224でその差を比較して、誤差増幅器225の出力は正になる。比較器227で,誤差増幅器225の信号Ecを、のこぎり波信号と比較し、これを超える範囲でパルスEpが発生する。
したがって誤差増幅器225の信号Ecが高くなるほどパルス幅は大となり、パルス増幅器228で増幅されたゲート信号は遅れ無効電力電圧調整主回路部200aのIGBTチョッパ213に入力され、直流制御巻線となる三次巻線101cに電流が流れることで、一次巻線101aの励磁電流が増加し、それによる遅れ無効電力で二次電圧が6750Vに抑制される。つまりパルス幅が大なるほどIGBTチョッパ213の直流電圧が増加し、遅れ無効電力が増加する。なお、応答を速めるために、通常は遅れ無効電力電圧調整主回路部200aの整流器211の直流電圧を高くしている。パルス幅が大なるほどIGBTチョッパ213の直流電圧が増加し、したがって直流電流が増加する。
またタップ電圧調整制御部100bでは、基準電圧23の6600Vと6750Vとを比較し、その差が閾値aの75Vを超えているため、タップを100V下げる動作を1 秒前後遅れて行う。その結果、遅れ無効電力は減少するものの6750Vが維持され、その差が引き続き閾値aの75Vを超えているため、更に100V下げるようにタップ選択が行われ6700Vになる。その結果、遅れ無効電力電圧調整制御部200bでは、閾値bの150V以下となり、誤差増幅器225の出力が0となって遅れ無効電力による電圧調整は行なわれなくなる。その後、更に1タップ分電圧を下げる動作が行われ、最終的にはV2は6600Vに戻る。
このように、電源電圧が急激に増加したときには、遅れ無効電力電圧調整部200によって数10ミリ秒のオーダーで、電圧を(基準電圧+閾値b)の値に抑制し、その後、秒オーダーの遅れでタップ電圧調整部100によって電圧を下げる動作が行われて、遅れ無効電力電圧調整部200の直流制御電流は元の0の状態に戻る。なお二つのフィルタ22および221、および比較器25と誤差増幅器225によって、タップ電圧調整部100と遅れ無効電力電圧調整部間200の応答性を調節する。
以上の機能を要約すると、電源電圧が増加した場合に、タップ電圧調整部100ではカバーできない数10ミリ秒から1秒までの範囲を、遅れ無効電力電圧調整部200でカバーすることにより、全体的に滑らかな電圧調整を可能にすると共に、過電圧から機器を保護することができる。なお、電源電流の低下に対しては、遅れ無効電力電圧調整部200は機能しないが、電圧低下では機器が破損することはないので問題は少ない。
図3は本発明の他の実施例を示すもので、図1の電圧調整装置では調整変圧器101を電源線1、2側に設けたが、電源線1’、2’側に設けたものである。また上記実施例では電源線1、2(A、B相)間に設けた単相の装置の場合について説明したが、図4に示すように、電源線1、2、3はそれぞれA相、B相、C相に対応するものとし、A、B相間とB、C相間、およびC、A相間に設けた三相構成の場合に適用したものである。また図5は、A、B、C各相と仮想中点30の間にそれぞれの調整変圧器101を接続したものである。
図6は本発明を三相の電圧調整装置に適用した場合の、他の実施例を示すものである。A相、B相、C相に、直列変圧器40、41および42の二次巻線40b、41b、42bは星形接続されており、その出力端子をA1、B1およびC1とする。AB用調整変圧器50はA相とB相に接続された調整変圧器で、BC用調整変圧器51はB相とC相に接続された調整変圧器である。動作は単相が三相になる違いを除けば図1と同様であり、機能説明は省略する。
上記各実施例では何れも、磁心に三次巻線101cを設けた調整変圧器5により可変遅れ無効電力を消費する構成を示したが、図7から図9に示す実施例は、可変遅れ無効電力を消費する回路としてリアクトルと逆並列接続サイリスタを設けたものである。
図7の電圧調整装置に用いる調整変圧器301は、通常の磁心をもつ調整変圧器であって、タップ選択による電圧調整機能は図1と同等であるのでその説明を省略する。遅れ無効電力電圧調整部400は、調整変圧器301の二次巻線301bに直列に逆並列接続サイリスタ402と、交流リアクトル403とを接続して構成された遅れ無効電力電圧調整主回路部400a、および遅れ無効電力電圧調整制御部400bとから構成されている。
タップ電圧調整制御部100bは図1と同一であるので同一符号を付してその説明を省略する。また遅れ無効電力電圧調整制御部400bのフィルタ221から誤差増幅器225までの構成は図1と同一である。426はのこぎり波発生器で、電源の線間電圧位相に同期した正弦波信号を方形波に変換した波形を積分しそれを更に加工して得られる。
つまり波形図に示すようにa点は正弦波の波高値に対応し、b点はその0点に一致する。427はレベル検出器で、のこぎり波のa点とb点の間の、誤差増幅器225の出力Ecとの交点でパルスを発生させる。誤差増幅器225の信号が高くなるほどパルスの発生する位相が進み、Ecがa点を超えると交点が出来なくなるが、それを超えてもa点でパルスを発生させる機能を有している。428はレベル検出器427に接続されたパルス増幅器で、ここで増幅されたパルスは、遅れ無効電力電圧調整主回路部400aのサイリスタ402のゲートに与えられる。
次に上記構成の電圧調整器の動作について説明する。タップ電圧調整部100の動作は、図1のものと同一であり、図2のように電源電圧V1が6600Vから6300Vに低下する過程で、タップ電圧調整部100による働きで二次電圧V2は6300Vから6600Vに回復していく。時刻t2においてV1が6600Vに回復する過程で、遅れ無効電力電圧調整部400による電圧調整の動きは、二次電圧V2が6750Vを超えると同時に、誤差増幅器225の出力は正になる。
誤差増幅器225の出力はレベル検出器427で、のこぎり波のa点とb点の間の、誤差増幅器225の出力Ecとの交点でパルスを発生させ、発生したゲートパルスが逆並列接続サイリスタ402に加えられて交流リアクトル403に電流が流れ、その無効電力電流によって電源線の電圧上昇が6750Vに抑制される。ゲートパルスの位相角αはa点を基準の0度とすると、b点が90度になる。αは0に近いほど逆並列接続サイリスタ402に流れる電流が増加し、遅れ無効電力が増加することになる。またαが90度のとき電流は0になる。
次いで、先に説明した通りタップ電圧調整部100bによってタップを下げる動作が3回行われて、元の6600Vになる。また遅れ無効電力電圧調整制御部400bのゲートパルスもなくなる。
逆並列接続サイリスタ402は図1の交流スイッチ11などとは構造的には同一のものであるが、交流スイッチはある期間連続的にオンかオフかを選択しているが、逆並列接続サイリスタ402では電源周波数の半周期ごとに点弧位相を定め、それにより遅れ無効電流を可変する機能をもたせている。
このように図7の回路と図1の回路では、遅れ無効電力の発生方法こそ異なるものの、その機能はほとんど同じである。強いて違いを記すと、図1の回路では遅れ無効電流に含まれる高調波成分が非常に低く正弦波に近い波形となるのに対し、図7ではサイリスタの点弧位相を変えて電流の大きさを変えているため、その電流には高調波を多く含むことである。しかし、遅れ無効電力電圧調整部400は電源電圧急上昇時に1秒以下の短時間だけ使用するものなので、他への影響はない。
図8は他の実施例を示すもので、図7では調整変圧器301の二次巻線301bに逆並列接続サイリスタ402とリアクトル403の直列回路を接続したが、図8では調整変圧器301の磁心に三次巻線301cを設け、ここに逆並列接続サイリスタ402とリアクトル403の直列回路を接続したものである。
図9は更に異なる実施例を示すもので、二次巻線301bと三次巻線301cを直列に接続し、この両端子間に、逆並列接続サイリスタ402とリアクトル403の直列回路を接続したものである。図7から図9までの回路は本質的な差はなく、得られるサイリスタの種類に応じて、電圧を高く電流を減らしたいとき、あるいはその逆というように、必要に応じて選択される。また図7から図9までの電圧調整装置は、図4〜図6と同様に各種三相回路への適用が可能である。
なお図1の実施例では、サイリスタを使用した電圧調整装置として説明したが、半導体バルブデバイスとしてはサイリスタに限定されず、例えばIGBTを使用してもよい。また電圧調整装置を三相で構成し、直列変圧器は三相星形結線、調整変圧器はV結線とした構成でもよい。更に電圧調整装置を三相で構成し、直列変圧器および調整変圧器を三相星形結線とした構成でもよい。また電圧調整装置としては上記実施例に示すものに限定されず、直列変圧器と調整変圧器を組み合わせる形の電圧調整装置であれば、本発明を適用することができる。
本発明の実施例による単相回路で示した電圧調整装置の回路図である。 図1の回路におけるタップ切り換え時の各部波形図である。 本発明の他の実施例による電圧調整装置の回路図である。 本発明の他の実施例による三相回路で示した電圧調整装置の回路図である。 本発明の他の実施例による三相回路で示した電圧調整装置の回路図である。 本発明の他の実施例による三相回路で示した電圧調整装置の回路図である。 本発明の異なる実施例による単相回路で示した電圧調整装置の回路図である。 本発明の他の実施例による単相回路で示した電圧調整装置の回路図である。 本発明の他の実施例による単相回路で示した電圧調整装置の回路図である。 単相回路で示した従来の電圧調整装置を示す回路図である。 図10の回路におけるタップ切り換え時の各部波形図である。 図10の回路におけるタップ切り換え時の各部波形図である。
符号の説明
1 1’ 電源線
2 2’ 電源線
3 3’ 電源線
4 直列変圧器
4b 二次巻線
5 調整変圧器
5b 二次巻線
6 タップ選択主回路
7 バイパス回路
8 限流リアクトル
9 電圧検出用変圧器
11〜17交流スイッチ
18 抵抗器
20 タップ選択制御回路
21 整流器
22 フィルタ
23 基準電圧
24 減算器
25 電圧比較器
26 タップ選択器
27 パルス増幅器
30 仮想中間点
40〜42 直列変圧器
40b、41b、42b 二次巻線
50 AB用調整変圧器
51 BC用調整変圧器
100 タップ電圧調整部
100a タップ電圧調整主回路部
100b タップ電圧調整制御部
101 調整変圧器
101 調整変圧器
101a 一次巻線
101b 二次巻線
101c 三次巻線
200 遅れ無効電力電圧調整部
200a 遅れ無効電力電圧調整主回路部
200b 遅れ無効電力電圧調整制御部
210 変圧器
211 整流器
212 コンデンサ
213 IGBTチョッパ
221 フィルタ
222 閾値b
223 加算器
224 減算器
225 誤差増幅器
226 のこぎり波発生器
301 調整変圧器
301b 二次巻線
400 遅れ無効電力電圧調整部
400a 遅れ無効電力電圧調整主回路部
400b 遅れ無効電力電圧調整制御部
402 逆並列接続サイリスタ
403 交流リアクトル
426 のこぎり波発生器
427 レベル検出器
428 パルス増幅器


Claims (6)

  1. 単相または三相の電源線相間に配置された電圧調整装置であって、電源線に直列的に接続された直列変圧器の二次巻線と、電源線間に並列的に接続された調整変圧器のタップ付き二次巻線とを、半導体バルブデバイスで形成された複数の交流スイッチを組合せて構成されたタップ選択主回路を接続し、前記電源線の電圧に応じてタップ電圧調整制御部で、前記交流スイッチを適宜選択的にオンすることにより前記電圧調整装置の二次または一次電圧の調整を行う電圧調整装置において、前記調整変圧器の磁心に三次巻線を付加して、これを直流制御巻線とする遅れ無効電力電圧調整主回路部を形成し、電源電圧を検出して所定の電圧を超える電圧増加により、前記直流制御巻線への通電量を調整する遅れ無効電力電圧調整制御部を設けて、電源の急峻な電圧増加に対して、タップ選択による電圧調整と、直流制御巻線への通電により遅れ無効電力を発生させる電圧調整とを併用して、過電圧の発生を抑制するようにしたことを特徴とする電圧調整装置。
  2. 単相または三相の電源線相間に配置された電圧調整装置であって、電源線に直列的に接続された直列変圧器の二次巻線と、電源線間に並列的に接続された調整変圧器のタップ付き二次巻線とを、半導体バルブデバイスで形成された複数の交流スイッチを組合せて構成されたタップ選択主回路を接続し、前記電源線の電圧に応じてタップ電圧調整制御部で、前記交流スイッチを適宜選択的にオンすることにより前記電圧調整装置の二次または一次電圧の調整を行う電圧調整装置において、前記調整変圧器の二次巻線にリアクトルと逆並列接続サイリスタの直列回路を接続して遅れ無効電力電圧調整主回路部を形成し、電源電圧を検出して所定の電圧を超える電圧増加により、前記逆並列接続サイリスタを制御する遅れ無効電力電圧調整制御部を設けて、電源の急峻な電圧増加に対して、タップ選択による電圧調整と、リアクトルと逆並列接続サイリスタによる遅れ無効電力電圧調整とを併用して、過電圧の発生を抑制するようにしたことを特徴とする電圧調整装置。
  3. 単相または三相の電源線相間に配置された電圧調整装置であって、電源線に直列的に接続された直列変圧器の二次巻線と、電源線間に並列的に接続された調整変圧器のタップ付き二次巻線とを、半導体バルブデバイスで形成された複数の交流スイッチを組合せて構成されたタップ選択主回路を接続し、前記電源線の電圧に応じてタップ電圧調整制御部で、前記交流スイッチを適宜選択的にオンすることにより前記電圧調整装置の二次または一次電圧の調整を行う電圧調整装置において、前記調整変圧器の磁心に三次巻線を付加して、これにリアクトルと逆並列接続サイリスタの直列回路を接続して遅れ無効電力電圧調整主回路部を形成し、電源電圧を検出して所定の電圧を超える電圧増加により、前記逆並列接続サイリスタを制御する遅れ無効電力電圧調整制御部を設けて、電源の急峻な電圧増加に対して、タップ選択による電圧調整と、リアクトルと逆並列接続サイリスタによる遅れ無効電力電圧調整とを併用して、過電圧の発生を抑制するようにしたことを特徴とする電圧調整装置。
  4. 単相または三相の電源線相間に配置された電圧調整装置であって、電源線に直列的に接続された直列変圧器の二次巻線と、電源線間に並列的に接続された調整変圧器のタップ付き二次巻線とを、半導体バルブデバイスで形成された複数の交流スイッチを組合せて構成されたタップ選択主回路を接続し、前記電源線の電圧に応じてタップ電圧調整制御部で、前記交流スイッチを適宜選択的にオンすることにより前記電圧調整装置の二次または一次電圧の調整を行う電圧調整装置において、前記調整変圧器に三次巻線を付加し、これと前記調整変圧器のタップ付二次巻線とを直列に接続して得られる端子間に、リアクトルと逆並列接続サイリスタの直列回路を接続して、遅れ無効電力電圧調整主回路部を形成し、電源電圧を検出して所定の電圧を超える電圧増加により、前記逆並列接続サイリスタを制御する遅れ無効電力電圧調整制御部を設けて、電源の急峻な電圧増加に対して、タップ選択による電圧調整と、リアクトルと逆並列接続サイリスタによる遅れ無効電力電圧調整とを併用して、過電圧の発生を抑制するようにしたことを特徴とする電圧調整装置。
  5. 電圧調整装置を三相で構成し、直列変圧器は三相星形結線、調整変圧器はV結線としたことを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の電圧調整装置。
  6. 電圧調整装置を三相で構成し、直列変圧器および調整変圧器を三相星形結線としたことを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の電圧調整装置。
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WO2019208410A1 (ja) * 2018-04-23 2019-10-31 株式会社Gsユアサ 故障診断方法、及び、蓄電素子の管理装置

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