JPH08312787A - ガスケット材 - Google Patents
ガスケット材Info
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- JPH08312787A JPH08312787A JP7141210A JP14121095A JPH08312787A JP H08312787 A JPH08312787 A JP H08312787A JP 7141210 A JP7141210 A JP 7141210A JP 14121095 A JP14121095 A JP 14121095A JP H08312787 A JPH08312787 A JP H08312787A
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- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B15/00—Layered products comprising a layer of metal
- B32B15/14—Layered products comprising a layer of metal next to a fibrous or filamentary layer
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B15/00—Layered products comprising a layer of metal
- B32B15/04—Layered products comprising a layer of metal comprising metal as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
- B32B15/06—Layered products comprising a layer of metal comprising metal as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material of natural rubber or synthetic rubber
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K7/00—Use of ingredients characterised by shape
- C08K7/02—Fibres or whiskers
- C08K7/04—Fibres or whiskers inorganic
- C08K7/14—Glass
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
- C08L9/02—Copolymers with acrylonitrile
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
- C08L9/06—Copolymers with styrene
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/10—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with non-metallic packing
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- F16J15/121—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with non-metallic packing with metal reinforcement or covering with metal reinforcement
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- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
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- B32B25/02—Layered products comprising a layer of natural or synthetic rubber with fibres or particles being present as additives in the layer
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- B32B2581/00—Seals; Sealing equipment; Gaskets
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- Gasket Seals (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 石綿以外の圧縮性無機繊維と圧縮性有機繊維
との両方からなる基材繊維と、油膨潤性を有するゴム材
(または油膨潤剤およびゴム材)と、無機充填材とを含
有するコンパウンドの層1を金属板3の表面にコーティ
ングする。 【効果】 表面層(コンパウンド層1)が高圧縮性であ
る上、油膨潤性を有するゴムまたはゴム材以外の油膨潤
剤を含有しており、油に触れると膨潤するため、油シー
ル部に用いれば、フランジ面へのなじみ性が良く、比較
的に低面圧でも優れたシール性を得ることができる。
との両方からなる基材繊維と、油膨潤性を有するゴム材
(または油膨潤剤およびゴム材)と、無機充填材とを含
有するコンパウンドの層1を金属板3の表面にコーティ
ングする。 【効果】 表面層(コンパウンド層1)が高圧縮性であ
る上、油膨潤性を有するゴムまたはゴム材以外の油膨潤
剤を含有しており、油に触れると膨潤するため、油シー
ル部に用いれば、フランジ面へのなじみ性が良く、比較
的に低面圧でも優れたシール性を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種ガスケットの基材
として用いられるガスケット材に係り、特に油シール用
に好適なガスケット材に関する。
として用いられるガスケット材に係り、特に油シール用
に好適なガスケット材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、非金属ガスケット材としては、ジ
ョイントシート、ビーターシート、オイルシート等が広
く使用されてきた。
ョイントシート、ビーターシート、オイルシート等が広
く使用されてきた。
【0003】また、従来より知られているセミ金属ガス
ケット材の中には、SPCC鋼板、アルミニウム板、ス
テンレス鋼板等の平らな金属板の表面に、合成ゴム単独
の層をコーティングしたもの(以下、ゴム・コーティン
グ・ガスケット材という)があった。
ケット材の中には、SPCC鋼板、アルミニウム板、ス
テンレス鋼板等の平らな金属板の表面に、合成ゴム単独
の層をコーティングしたもの(以下、ゴム・コーティン
グ・ガスケット材という)があった。
【0004】また、合成ゴム単独でなく、石綿を60〜
80重量%の割合で含んだゴム・アスベスト・コンパウ
ンドを金属板の表面にコーティングしたセミ金属ガスケ
ット材(以下、ゴム・アスベスト・コンパウンド・コー
ティング・ガスケット材という)も近年開発され、使用
されてきた。
80重量%の割合で含んだゴム・アスベスト・コンパウ
ンドを金属板の表面にコーティングしたセミ金属ガスケ
ット材(以下、ゴム・アスベスト・コンパウンド・コー
ティング・ガスケット材という)も近年開発され、使用
されてきた。
【0005】さらに、本出願人は、特公平6−8478
5号において、「石綿以外の圧縮性無機繊維と圧縮性有
機繊維との両方からなる基材繊維と、ゴム材と、ゴム薬
品と、無機充填剤とを含有するコンパウンドの層を金属
板の表面にコーティングしてなるガスケット材」を提案
した。
5号において、「石綿以外の圧縮性無機繊維と圧縮性有
機繊維との両方からなる基材繊維と、ゴム材と、ゴム薬
品と、無機充填剤とを含有するコンパウンドの層を金属
板の表面にコーティングしてなるガスケット材」を提案
した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の非金属ガス
ケット材のような軟質ガスケット材では、(a)機械的
強度が弱い(引張強度が低い)、(b)耐圧力が低い
(特にシール幅が狭い場合)、(c)ヘタリやすい(ト
ルクダウンが大きい)、(d)面圧上昇を図りにくい
(エンボス加工等ができない)、(e)組立作業性が悪
い(自動組み付けを行いにくい)、等の欠点があった。
ケット材のような軟質ガスケット材では、(a)機械的
強度が弱い(引張強度が低い)、(b)耐圧力が低い
(特にシール幅が狭い場合)、(c)ヘタリやすい(ト
ルクダウンが大きい)、(d)面圧上昇を図りにくい
(エンボス加工等ができない)、(e)組立作業性が悪
い(自動組み付けを行いにくい)、等の欠点があった。
【0007】特に、近年、エンジンの軽量化に伴い、エ
ンジンのフランジ剛性は低下しており、これに付随して
フランジの締付時の変形および熱変形は増大する傾向に
ある。したがって、エンジンに装着する場合は、前記従
来の非金属ガスケット材では、圧縮弾性限度を超える
「切れ」やトルクダウンが増大している。さらに、近年
のガスケット材のノンアスベスト化に伴うジョイントシ
ート、ビーターシート等の耐熱性の低下および機械的強
度の低下は、これらの不具合をさらに増大する傾向にあ
る。
ンジンのフランジ剛性は低下しており、これに付随して
フランジの締付時の変形および熱変形は増大する傾向に
ある。したがって、エンジンに装着する場合は、前記従
来の非金属ガスケット材では、圧縮弾性限度を超える
「切れ」やトルクダウンが増大している。さらに、近年
のガスケット材のノンアスベスト化に伴うジョイントシ
ート、ビーターシート等の耐熱性の低下および機械的強
度の低下は、これらの不具合をさらに増大する傾向にあ
る。
【0008】一方、前記ゴム・コーティング・ガスケッ
ト材は次のような種々の長所を有する。
ト材は次のような種々の長所を有する。
【0009】(A)エンボス加工ができる、(B)基材
が金属板であるため、強度が大であり、ガスケット幅が
狭い部分でも、ガスケットが切断し、吹き抜けることが
ない、(C)石綿ジョイントシートのような繊維質構造
でないので、ガスケット自体からの実体漏れやにじみ出
がない、(D)トルク保持に優れ、トルクダウンが極め
て少ない、(E)厚さ精度が良い、(F)金型により打
ち抜き加工できるため、寸法精度が良い、(G)金属板
が主体となっているため、作業性が良く、各種機械のシ
ール部への組込みが容易である、(H)金属板が主体と
なっているため、熱に対する老化抵抗性が優れている、
(I)石綿ジョイントシートにおけるように石綿繊維の
ケバ立ちによって不都合を生じることがない、しかしな
がら、このゴム・コーティング・ガスケット材では、合
成ゴム単独の層がコーティングされているので、下記の
ような欠点を有していた。
が金属板であるため、強度が大であり、ガスケット幅が
狭い部分でも、ガスケットが切断し、吹き抜けることが
ない、(C)石綿ジョイントシートのような繊維質構造
でないので、ガスケット自体からの実体漏れやにじみ出
がない、(D)トルク保持に優れ、トルクダウンが極め
て少ない、(E)厚さ精度が良い、(F)金型により打
ち抜き加工できるため、寸法精度が良い、(G)金属板
が主体となっているため、作業性が良く、各種機械のシ
ール部への組込みが容易である、(H)金属板が主体と
なっているため、熱に対する老化抵抗性が優れている、
(I)石綿ジョイントシートにおけるように石綿繊維の
ケバ立ちによって不都合を生じることがない、しかしな
がら、このゴム・コーティング・ガスケット材では、合
成ゴム単独の層がコーティングされているので、下記の
ような欠点を有していた。
【0010】(a)耐熱温度が通常150℃程度と低
い。
い。
【0011】(b)締付荷重が過大な場合、表面ゴム層
が横流れし、該ゴム層が剥離しやすい。特に、エンボス
加工の際に過大応力を受ける部分があると、該部分にお
いてゴム層が横流れし、剥離しやすい。このようなゴム
層の剥離が生じると、当然ガスケットとして漏れを生じ
ることが多くなる。
が横流れし、該ゴム層が剥離しやすい。特に、エンボス
加工の際に過大応力を受ける部分があると、該部分にお
いてゴム層が横流れし、剥離しやすい。このようなゴム
層の剥離が生じると、当然ガスケットとして漏れを生じ
ることが多くなる。
【0012】(c)過大応力を受けると、前記ゴムの横
流れに伴ってボルトのトルクダウンを発生しやすい。
流れに伴ってボルトのトルクダウンを発生しやすい。
【0013】(d)合成ゴムの層が厚くなると、その横
流れがますます増大するとともに、ゴムの弾性のため、
エンボス加工が不可能になる(すなわち、金型の凸部が
ガスケット材を押圧しても、ゴムの変形により吸収され
て金属板部分を十分変形させることができない)ので、
ゴム層の厚さは片面100μ程度が限度で、それより厚
くすることは不可能である。
流れがますます増大するとともに、ゴムの弾性のため、
エンボス加工が不可能になる(すなわち、金型の凸部が
ガスケット材を押圧しても、ゴムの変形により吸収され
て金属板部分を十分変形させることができない)ので、
ゴム層の厚さは片面100μ程度が限度で、それより厚
くすることは不可能である。
【0014】次に、前記ゴム・アスベスト・コンパウン
ド・コーティング・ガスケット材は、前述のゴム・コー
ティング・ガスケット材の欠点を解消するために、合成
ゴム単独でなく、石綿を含んだゴム・アスベスト・コン
パウンドを金属板の表面にコーティングしたものであ
る。しかし、近年、石綿の人体に対する悪影響が指摘さ
れており、石綿の使用禁止が間近な問題となってきてい
る。このため、石綿に代る基材繊維を用いてコンパウン
ドを構成することが必要になってきた。しかし、石綿を
単純に代替繊維に置き換えるだけでは、代替繊維がゴム
材に均一に分散しない等の理由によりコンパウンドの作
成が不可能であったり、金属板へのコーティングが不可
能であったり、耐熱性が不十分であったり、シール特性
が低下する等の問題が生じ、満足の行く結果は得られな
かった。
ド・コーティング・ガスケット材は、前述のゴム・コー
ティング・ガスケット材の欠点を解消するために、合成
ゴム単独でなく、石綿を含んだゴム・アスベスト・コン
パウンドを金属板の表面にコーティングしたものであ
る。しかし、近年、石綿の人体に対する悪影響が指摘さ
れており、石綿の使用禁止が間近な問題となってきてい
る。このため、石綿に代る基材繊維を用いてコンパウン
ドを構成することが必要になってきた。しかし、石綿を
単純に代替繊維に置き換えるだけでは、代替繊維がゴム
材に均一に分散しない等の理由によりコンパウンドの作
成が不可能であったり、金属板へのコーティングが不可
能であったり、耐熱性が不十分であったり、シール特性
が低下する等の問題が生じ、満足の行く結果は得られな
かった。
【0015】しかるに、前記本出願人が特公平6−84
785号において提案したガスケット材によれば、石綿
を用いることなしに、前記従来のゴム・コーティング・
ガスケット材の欠点を解消できるのみならず、前記ゴム
・アスベスト・コンパウンド・コーティング・ガスケッ
ト材と比較しても、種々の物理特性およびシール特性に
おいて同等、あるいはむしろ優れた性能を得ることがで
きる。
785号において提案したガスケット材によれば、石綿
を用いることなしに、前記従来のゴム・コーティング・
ガスケット材の欠点を解消できるのみならず、前記ゴム
・アスベスト・コンパウンド・コーティング・ガスケッ
ト材と比較しても、種々の物理特性およびシール特性に
おいて同等、あるいはむしろ優れた性能を得ることがで
きる。
【0016】本発明は以上のような事情に鑑みてなされ
たもので、本発明の目的の一つは、前記本出願人が特公
平6−84785号において提案したガスケット材をさ
らに改良し、油シールに用いた場合、フランジ面へのな
じみ性が非常に良好で、低面圧でも優れたシール性を得
ることができるガスケット材を提供することにある。
たもので、本発明の目的の一つは、前記本出願人が特公
平6−84785号において提案したガスケット材をさ
らに改良し、油シールに用いた場合、フランジ面へのな
じみ性が非常に良好で、低面圧でも優れたシール性を得
ることができるガスケット材を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によるガスケット
材は、石綿以外の圧縮性無機繊維と圧縮性有機繊維との
両方からなる基材繊維と、ゴム材と、無機充填剤とを含
有するコンパウンドの層を金属板の表面にコーティング
してなるガスケット材において、前記コンパウンドは油
膨潤性を有するゴム材またはゴム材以外の油膨潤剤を含
有しているものである。
材は、石綿以外の圧縮性無機繊維と圧縮性有機繊維との
両方からなる基材繊維と、ゴム材と、無機充填剤とを含
有するコンパウンドの層を金属板の表面にコーティング
してなるガスケット材において、前記コンパウンドは油
膨潤性を有するゴム材またはゴム材以外の油膨潤剤を含
有しているものである。
【0018】前記油膨潤性を有するゴム材としては、例
えばスチレンブタジエンゴム(SBR)を用いることが
できる。
えばスチレンブタジエンゴム(SBR)を用いることが
できる。
【0019】前記コンパウンド中の圧縮性繊維と充填剤
の量は50%以上(重量)が好ましい。また、前記コン
パウンド層の厚さは、両面合計で50〜400μ程度が
好ましい。
の量は50%以上(重量)が好ましい。また、前記コン
パウンド層の厚さは、両面合計で50〜400μ程度が
好ましい。
【0020】
【作用】本発明のガスケット材においては、芯材として
金属板が使用されているため、従来の非金属ガスケット
に比し、引張強さを大きくすることができ、ガスケット
全体として機械的強度が大きいとともに、ガスケットシ
ール幅が狭い場合(例えば、2mm程度)でも十分な耐圧
力を得ることができる。また、これによりトルクダウン
も少ない。
金属板が使用されているため、従来の非金属ガスケット
に比し、引張強さを大きくすることができ、ガスケット
全体として機械的強度が大きいとともに、ガスケットシ
ール幅が狭い場合(例えば、2mm程度)でも十分な耐圧
力を得ることができる。また、これによりトルクダウン
も少ない。
【0021】また、ゴム単独ではなく、石綿以外の圧縮
性無機繊維と圧縮性有機繊維との両方からなる基材繊維
とゴム材とのコンパウンドが金属板にコーティングされ
ているので、従来のゴム・コーティング・ガスケット材
より耐熱温度が向上する。
性無機繊維と圧縮性有機繊維との両方からなる基材繊維
とゴム材とのコンパウンドが金属板にコーティングされ
ているので、従来のゴム・コーティング・ガスケット材
より耐熱温度が向上する。
【0022】また、ゴム単独ではなく、石綿以外の圧縮
性無機繊維と圧縮性有機繊維との両方からなる基材繊維
とゴム材とのコンパウンドが金属板にコーティングされ
ているので、コーティング層の横流れ、剥離が生じにく
くなるし、トルク保持特性も向上する。また、コーティ
ング層の厚さも片面500μ以上まで厚くすることも可
能になり、ガスケット全体として比較的に高圧縮性を持
たせることができるし、エンボス加工を施すことも可能
になる。
性無機繊維と圧縮性有機繊維との両方からなる基材繊維
とゴム材とのコンパウンドが金属板にコーティングされ
ているので、コーティング層の横流れ、剥離が生じにく
くなるし、トルク保持特性も向上する。また、コーティ
ング層の厚さも片面500μ以上まで厚くすることも可
能になり、ガスケット全体として比較的に高圧縮性を持
たせることができるし、エンボス加工を施すことも可能
になる。
【0023】そして、表面層(コンパウンド層)が高圧
縮性である上、油膨潤性を有するゴム材または油膨潤剤
を含有しており、油に触れると膨潤するため、油シール
部に用いれば、フランジ面へのなじみ性が良く、比較的
に低面圧でも優れたシール性を得ることができる。
縮性である上、油膨潤性を有するゴム材または油膨潤剤
を含有しており、油に触れると膨潤するため、油シール
部に用いれば、フランジ面へのなじみ性が良く、比較的
に低面圧でも優れたシール性を得ることができる。
【0024】なお、石綿以外の圧縮性無機繊維は柔軟性
に乏しいため、基材繊維として石綿以外の無機繊維のみ
を用いると、ガスケット材のシール性能が低下してしま
う一方、有機繊維は耐熱性が悪いため、基材繊維として
有機繊維のみを用いるとすると、ガスケット材の耐熱性
が悪くなってしまう。また、充填剤も、有機充填剤を用
いると耐熱性が低下してしまう。しかるに、本発明のよ
うに圧縮性無機繊維と圧縮性有機繊維との両方からなる
基材繊維および無機充填剤を使用すれば、シール性能お
よび耐熱性の両方を満足させるガスケット材が得られ
る。
に乏しいため、基材繊維として石綿以外の無機繊維のみ
を用いると、ガスケット材のシール性能が低下してしま
う一方、有機繊維は耐熱性が悪いため、基材繊維として
有機繊維のみを用いるとすると、ガスケット材の耐熱性
が悪くなってしまう。また、充填剤も、有機充填剤を用
いると耐熱性が低下してしまう。しかるに、本発明のよ
うに圧縮性無機繊維と圧縮性有機繊維との両方からなる
基材繊維および無機充填剤を使用すれば、シール性能お
よび耐熱性の両方を満足させるガスケット材が得られ
る。
【0025】また、油膨潤性を有するゴムとしてSBR
を用いる場合、前記コンパウンドにこのSBRとともに
非油膨潤性であるニトリルゴム(NBR)を含有させる
ことが好ましい。これは、SBRのみを用いると、油膨
潤性は大きくなるものの、耐圧力が悪くなるが、NBR
を併せて用いると、耐圧力を高くしてなおかつ十分な油
膨潤性を得ることができるからである。このようにSB
RとNBRとを併せて用いる場合、両者の配合比は、S
BR70〜50重量部に対しNBR30〜50重量部と
することが好ましい。
を用いる場合、前記コンパウンドにこのSBRとともに
非油膨潤性であるニトリルゴム(NBR)を含有させる
ことが好ましい。これは、SBRのみを用いると、油膨
潤性は大きくなるものの、耐圧力が悪くなるが、NBR
を併せて用いると、耐圧力を高くしてなおかつ十分な油
膨潤性を得ることができるからである。このようにSB
RとNBRとを併せて用いる場合、両者の配合比は、S
BR70〜50重量部に対しNBR30〜50重量部と
することが好ましい。
【0026】さらに、前記コンパウンド層の表面にシリ
コーン層を設ければ、フランジ面に対するガスケット材
の固着を防止することができる。また、この場合、シリ
コーン層は柔らかく圧縮性が大きく、粘着性もあるの
で、フランジ面に対するなじみ性を良好に維持できる。
コーン層を設ければ、フランジ面に対するガスケット材
の固着を防止することができる。また、この場合、シリ
コーン層は柔らかく圧縮性が大きく、粘着性もあるの
で、フランジ面に対するなじみ性を良好に維持できる。
【0027】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
【0028】次の組成を有するコンパウンドを調整し
た。
た。
【0029】 (a)ガラス繊維 …50重量% (b)フィブリル化した芳香族ポリアミド繊維 (商品名:ケプラーパルプ、デュポン社製) … 5重量% (c)SBR …10重量% (d)NBR …10重量% (e)ゴム薬品 … 5重量% (f)無機充填剤 …20重量% なお、上記組成において、ガラス繊維は圧縮性無機繊維
の一種、フィブリル化した芳香族ポリアミド繊維は圧縮
性有機繊維の一種である。
の一種、フィブリル化した芳香族ポリアミド繊維は圧縮
性有機繊維の一種である。
【0030】また、前記ゴム薬品としては、硫黄、酸化
亜鉛、酸化マグネシウム、過酸化物、ジニトロリベンゼ
ン等の加硫剤、およびチアゾール系化合物、ポリアミン
系化合物、スルフェンアミド系化合物、ジチオカルバメ
ート系化合物、アルデヒドアミン系化合物、グアニジン
系化合物、チオ尿素系化合物、キサンテート系化合物等
の加硫促進剤を用いることができる。
亜鉛、酸化マグネシウム、過酸化物、ジニトロリベンゼ
ン等の加硫剤、およびチアゾール系化合物、ポリアミン
系化合物、スルフェンアミド系化合物、ジチオカルバメ
ート系化合物、アルデヒドアミン系化合物、グアニジン
系化合物、チオ尿素系化合物、キサンテート系化合物等
の加硫促進剤を用いることができる。
【0031】また、前記無機充填剤としては、クレー、
タルク、硫酸バリウム、重炭酸ナトリウム、グラファイ
ト、硫酸鉛、トリポリ石、ウォラストナイト等を用いる
ことができる。
タルク、硫酸バリウム、重炭酸ナトリウム、グラファイ
ト、硫酸鉛、トリポリ石、ウォラストナイト等を用いる
ことができる。
【0032】図1に示すように、上述の組成を有するコ
ンパウンドの層1を、予め耐熱性接着剤2を塗布された
SPCC鋼板3の両面にコーティングし、さらに該コン
パウンド層1の表面にシリコーン層4をコーティングす
ることにより、ガスケット材を形成した。本実施例にお
いては、鋼板3の板厚t1 は 0.2mm、コンパウンド
層1の厚さt2 は鋼板3の片面毎に0.2mm、シリコー
ン層4の厚さは2〜3μとされている。
ンパウンドの層1を、予め耐熱性接着剤2を塗布された
SPCC鋼板3の両面にコーティングし、さらに該コン
パウンド層1の表面にシリコーン層4をコーティングす
ることにより、ガスケット材を形成した。本実施例にお
いては、鋼板3の板厚t1 は 0.2mm、コンパウンド
層1の厚さt2 は鋼板3の片面毎に0.2mm、シリコー
ン層4の厚さは2〜3μとされている。
【0033】このガスケットにおいては、芯材として金
属板が使用されているため、従来の非金属ガスケットに
比し、引張強さを大きくすることができ、ガスケット全
体として機械的強度が大きいとともに、ガスケットシー
ル幅が狭い場合(例えば、2mm程度)でも十分な耐圧力
を得ることができる。また、このように機械的強度が大
きく、かつ耐圧力が優れていることにより、トルクダウ
ンも少ない。
属板が使用されているため、従来の非金属ガスケットに
比し、引張強さを大きくすることができ、ガスケット全
体として機械的強度が大きいとともに、ガスケットシー
ル幅が狭い場合(例えば、2mm程度)でも十分な耐圧力
を得ることができる。また、このように機械的強度が大
きく、かつ耐圧力が優れていることにより、トルクダウ
ンも少ない。
【0034】また、ゴム単独ではなく、石綿以外の圧縮
性無機繊維と圧縮性有機繊維との両方からなる基材繊維
とゴム材とのコンパウンドが金属板にコーティングされ
ているので、従来のゴム・コーティング・ガスケット材
より耐熱温度が向上する。
性無機繊維と圧縮性有機繊維との両方からなる基材繊維
とゴム材とのコンパウンドが金属板にコーティングされ
ているので、従来のゴム・コーティング・ガスケット材
より耐熱温度が向上する。
【0035】また、ゴム単独ではなく、石綿以外の圧縮
性無機繊維と圧縮性有機繊維との両方からなる基材繊維
とゴム材とのコンパウンドが金属板にコーティングされ
ているので、コーティング層(コンパウンド層1)の横
流れ、剥離が生じにくくなるし、トルク保持特性も向上
する。また、コーティング層の厚さも厚くすることが可
能になるし、エンボス加工を施すことも可能になる。
性無機繊維と圧縮性有機繊維との両方からなる基材繊維
とゴム材とのコンパウンドが金属板にコーティングされ
ているので、コーティング層(コンパウンド層1)の横
流れ、剥離が生じにくくなるし、トルク保持特性も向上
する。また、コーティング層の厚さも厚くすることが可
能になるし、エンボス加工を施すことも可能になる。
【0036】そして、表面層(コンパウンド層1)が高
圧縮性である上、油膨潤性を有するゴム材を含有してお
り、油に触れると膨潤するため、油シール部に用いれ
ば、フランジ面へのなじみ性が良く、比較的に低面圧で
も優れたシール性を得ることができる。
圧縮性である上、油膨潤性を有するゴム材を含有してお
り、油に触れると膨潤するため、油シール部に用いれ
ば、フランジ面へのなじみ性が良く、比較的に低面圧で
も優れたシール性を得ることができる。
【0037】表1は、ASTM.F−104およびF−
38に準拠して前記実施例のガスケットの一般物理特性
を試験した結果を示す。
38に準拠して前記実施例のガスケットの一般物理特性
を試験した結果を示す。
【0038】
【表1】 また、前記実施例では、コンパウンド層1の表面にシリ
コーン層4を設けているので、フランジ面に対するガス
ケット材の固着を防止することができる。また、この場
合、シリコーン層4は柔らかく圧縮性が大きく、粘着性
もあるので、フランジ面に対するなじみ性を良好に維持
できる。
コーン層4を設けているので、フランジ面に対するガス
ケット材の固着を防止することができる。また、この場
合、シリコーン層4は柔らかく圧縮性が大きく、粘着性
もあるので、フランジ面に対するなじみ性を良好に維持
できる。
【0039】なお、前記実施例では、金属板として鋼板
を使用しているが、本発明においてはその他の金属板、
例えばアルミニウム板、ステンレス鋼板等を用いること
もできる。
を使用しているが、本発明においてはその他の金属板、
例えばアルミニウム板、ステンレス鋼板等を用いること
もできる。
【0040】また、前記実施例では、石綿以外の無機繊
維としてガラス繊維を用いているが、本発明においては
その他の無機繊維、例えばセラミック繊維、岩綿、鉱滓
綿、溶融石英繊維、化学処理高シリカ繊維、溶融硅酸ア
ルミナ繊維、アルミナ連続繊維、安定化ジルコニア繊
維、窒化ホウ素繊維、チタン酸アルカリ繊維、ウィスカ
ー、ボロン繊維、炭素繊維、金属繊維等を用いることも
できる。
維としてガラス繊維を用いているが、本発明においては
その他の無機繊維、例えばセラミック繊維、岩綿、鉱滓
綿、溶融石英繊維、化学処理高シリカ繊維、溶融硅酸ア
ルミナ繊維、アルミナ連続繊維、安定化ジルコニア繊
維、窒化ホウ素繊維、チタン酸アルカリ繊維、ウィスカ
ー、ボロン繊維、炭素繊維、金属繊維等を用いることも
できる。
【0041】また、前記実施例では、有機繊維として芳
香族ポリアミド繊維を用いているが、本発明においては
その他の有機繊維、例えばポリアミド系繊維、ポリオレ
フィン系繊維、ポリエステル系繊維、ポリアクリロニト
リル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、ポリ塩化ビ
ニル系繊維、ポリ尿素系繊維、ポリウレタン系繊維、ポ
リフルオロカーボン系繊維、フェノール繊維、セルロー
ス系繊維等を用いることもできる。
香族ポリアミド繊維を用いているが、本発明においては
その他の有機繊維、例えばポリアミド系繊維、ポリオレ
フィン系繊維、ポリエステル系繊維、ポリアクリロニト
リル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、ポリ塩化ビ
ニル系繊維、ポリ尿素系繊維、ポリウレタン系繊維、ポ
リフルオロカーボン系繊維、フェノール繊維、セルロー
ス系繊維等を用いることもできる。
【0042】また、前記実施例では、油膨潤性を有する
ゴム材としてSBRを用いているが、本発明においては
その他の油膨潤性を有するゴム材を用いることも可能で
ある。
ゴム材としてSBRを用いているが、本発明においては
その他の油膨潤性を有するゴム材を用いることも可能で
ある。
【0043】また、本発明においては、油膨潤性を有す
るゴム材の代わりにゴム材以外の油膨潤剤とゴム材とを
用いてもよい。
るゴム材の代わりにゴム材以外の油膨潤剤とゴム材とを
用いてもよい。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明のガスケット材によ
れば、石綿を用いることなしに、従来のゴム・コーティ
ング・ガスケット材の欠点を解消できるのみならず、ゴ
ム・アスベスト・コンパウンド・コーティング・ガスケ
ット材と比較しても、種々の物理特性およびシール特性
において同等、あるいはむしろ優れた性能を得ることが
できる上、油シールに用いた場合、フランジ面へのなじ
み性が非常に良好で、低面圧でも優れたシール性を得る
ことができる。
れば、石綿を用いることなしに、従来のゴム・コーティ
ング・ガスケット材の欠点を解消できるのみならず、ゴ
ム・アスベスト・コンパウンド・コーティング・ガスケ
ット材と比較しても、種々の物理特性およびシール特性
において同等、あるいはむしろ優れた性能を得ることが
できる上、油シールに用いた場合、フランジ面へのなじ
み性が非常に良好で、低面圧でも優れたシール性を得る
ことができる。
【図1】本発明によるガスケット材の一実施例を示す断
面図である。
面図である。
1 コンパウンド層 3 SPCC鋼板 4 シリコーン層
Claims (4)
- 【請求項1】 石綿以外の圧縮性無機繊維と圧縮性有機
繊維との両方からなる基材繊維と、ゴム材と、無機充填
剤とを含有するコンパウンドの層を金属板の表面にコー
ティングしてなるガスケット材において、前記コンパウ
ンドは油膨潤性を有するゴム材を含有していることを特
徴とするガスケット材。 - 【請求項2】 前記油膨潤性を有するゴム材は、スチレ
ンブタジエンゴム(SBR)からなり、かつ前記コンパ
ウンドは前記SBRとともにニトリルゴム(NBR)を
含有している請求項1記載のガスケット材。 - 【請求項3】 前記コンパウンドの層の表面にシリコー
ンをコーティングしてなる請求項1または2記載のガス
ケット材。 - 【請求項4】 石綿以外の圧縮性無機繊維と圧縮性有機
繊維との両方からなる基材繊維と、ゴム材と、無機充填
剤とを含有するコンパウンドの層を金属板の表面にコー
ティングしてなるガスケット材において、前記コンパウ
ンドはゴム材以外の油膨潤剤をさらに含有していること
を特徴とするガスケット材。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7141210A JPH08312787A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | ガスケット材 |
DE19619708A DE19619708A1 (de) | 1995-05-16 | 1996-05-15 | Dichtungsmaterial |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7141210A JPH08312787A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | ガスケット材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08312787A true JPH08312787A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=15286707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7141210A Pending JPH08312787A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | ガスケット材 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08312787A (ja) |
DE (1) | DE19619708A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6398224B1 (en) * | 1997-08-14 | 2002-06-04 | Dana Corporation | Metal seal and coating material for metal seals |
JP2011219606A (ja) * | 2010-04-08 | 2011-11-04 | Stt Kk | ゴム製品の固着防止用塗料及びその固着防止用塗膜 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090139710A1 (en) * | 2007-11-30 | 2009-06-04 | Schlumberger Technology Corporation | Swellable compositions and methods and devices for controlling them |
-
1995
- 1995-05-16 JP JP7141210A patent/JPH08312787A/ja active Pending
-
1996
- 1996-05-15 DE DE19619708A patent/DE19619708A1/de not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6398224B1 (en) * | 1997-08-14 | 2002-06-04 | Dana Corporation | Metal seal and coating material for metal seals |
JP2011219606A (ja) * | 2010-04-08 | 2011-11-04 | Stt Kk | ゴム製品の固着防止用塗料及びその固着防止用塗膜 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19619708A1 (de) | 1996-11-21 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |