JPH08312730A - 偏平型波動歯車装置 - Google Patents
偏平型波動歯車装置Info
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- JPH08312730A JPH08312730A JP7120957A JP12095795A JPH08312730A JP H08312730 A JPH08312730 A JP H08312730A JP 7120957 A JP7120957 A JP 7120957A JP 12095795 A JP12095795 A JP 12095795A JP H08312730 A JPH08312730 A JP H08312730A
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Abstract
よび製造コストの低減化を図ること 【構成】 波動歯車装置1は、第1および第2の端板
2、3の間に、回転自在に入力軸4を両持ち状態で支持
すると共に、波動歯車機構を組み込み、その外周側には
クロスローラベアリング8を配置した構成を採用してい
る。波動歯車機構は、剛性内歯歯車5と、この内側のシ
ルクハット形の可撓性外歯歯車6と、この内側に装着し
た波動発生器7から構成される。ベアリング8の外輪8
1と第2の端板3の間に可撓性外歯歯車の環状ボス64
を挟み、これらの三部材を締結してある。ベアリング8
の内輪82と第1の端板2の間に剛性内歯歯車5を挟
み、これらの三部材を締結してある。入力軸4を中空軸
としてもよい。このような構成を採用することにより、
装置全体を可撓性外歯歯車の軸長よりも僅かに長い程度
の長さの偏平なものにでき、ベアリングの外輪が装置ハ
ウジングとして利用できるるので、部品点数を減らし、
小型コンパクトにできる。
Description
に、部品点数が少なく小型コンパクトでしかも廉価に製
造することができる偏平型波動歯車装置に関するもので
ある。
ある可撓性外歯歯車が、環状をした形式のもの、カップ
状をした形式のもの、およびシルクハット状をした形式
のものが知られている。これらのうち、本願人は、先
に、特願平6−310834号明細書、同6−3108
35号明細書において偏平なシルクハット状の可撓性外
歯歯車を備えた波動歯車装置を提案している。この偏平
なシルクハット状の可撓性外歯歯車を用いれば波動歯車
装置を偏平に構成することができる。
クハット状の可撓性外歯歯車を備えた波動歯車装置にお
いて、更に、その偏平化および小型コンパクト化および
製造コストの低減化を図ることにある。特に、本発明は
上記の偏平なシルクハット状の可撓性外歯歯車を採用し
た場合に適した構造の偏平型波動歯車装置を実現するこ
とにある。
めに、本発明の偏平型波動歯車装置においては、装置軸
線方向の両端を、それぞれ第1の端板および第2の端板
によって規定し、これらの間に、円筒状の胴部、この胴
部における前記第1の端板の側の開口端外周面に形成さ
れた外歯、この胴部における前記第2の端板の側の開口
端から半径方向の外側に向けて連続している環状のダイ
ヤフラムおよびこのダイヤフラムの外周縁に連続した厚
肉の環状ボスを備えたシルクハット型の可撓性外歯歯車
を配置すると共に、その外歯の外周に、内周面に当該外
歯に噛み合い可能な内歯が形成されている環状の剛性内
歯歯車を配置し、前記外歯が形成されている円筒状胴部
の内側には、当該円筒状胴部を半径方向に撓めて外歯を
前記内歯に対して部分的に噛み合わせると共に当該噛み
合わせ位置を円周方向に移動させる波動発生器を配置す
るようにしている。さらに、装置軸線方向に貫通した状
態に入力軸を配置し、これを波動発生器に固着すると共
に一方の側を前記第1の端板に回転自在に支持し、他方
の側を前記第2の端板に回転自在に支持した両持ち状態
に支持するようにしている。そして、前記可撓性外歯歯
車の円筒状胴部の外周にベアリングを配置して、その外
輪を前記環状ボスを介して前記第2の端板に固着し、そ
の内輪を前記剛性内歯歯車を介して前記第1の端板に固
着した構成としてある。
ーラベアリングを用いることが好ましい。この場合、ク
ロスローラベリングを、前記可撓性外歯歯車の環状ボス
と前記環状剛性内歯歯車の間に位置させて、当該ベリン
グの外輪の環状端面と前記第2の端板の内側の環状端面
の間に前記可撓性外歯歯車の環状ボスを挟み込まれた状
態でこれらの三部材を締結すると共に、当該ベアリング
の内輪の環状端面と前記第1の端板の内側の環状端面の
間に前記剛性内歯歯車を挟み込んだ状態でこれらの三部
材を締結する構成を採用することが好ましい。
すれば、装置をその軸線方向に貫通して延びる貫通孔を
形成できるので好ましい。
軸線方向の両端が第1および第2の端板で規定され、そ
れらの間に波動歯車機構の構成要素である可撓性外歯歯
車、剛性内歯歯車および波動発生器が配置され、可撓性
外歯歯車の外周にはベアリングが配置されて、その内輪
および外輪が第1および第2の端板の側に固着されてい
ると共に、波動発生器を回転させるための入力軸の両端
はそれぞれ第1および第2の端板によって両持ち状態で
回転自在に支持されれている。このように、第1および
第2の端板の間の最も外周にはベアリングの外輪が位置
し、この外輪が装置ハウジングを兼用することになる。
よって、装置ハウジングとして別個の部材を配置する必
要がない。また、可撓性外歯歯車の円筒状胴部の軸長を
短くすれば装置を偏平にできる。よって、前述した本願
人が提案している偏平型のシルクハット状可撓性外歯歯
車を採用すれば、装置を極めて偏平なものにすることが
できる。
ものであり、そのダイヤフラムの外周縁に形成されてい
る厚肉の環状ボスが、丁度、第1の端板とベアリングの
外輪の間に位置するので、これらの三部材に締結用ボル
ト用のボルト孔を形成しておくのみで、簡単にこれらを
一体化できる。よって、各部材の形状を単純なものとで
きる。
面が剛性内歯歯車の環状端面あるいは第1の端板に対峙
するので、これらの部材を一体化することも締結用ボル
ト等を用いて簡単に行うことができる。
は、この中空部分を利用して、別の部材を配置でき、ま
た電気配線等の引回しも行うことができるので、装置レ
イアウト等の自由度が増す等の利点がある。
明する。
波動歯車装置の第1の実施例を示してある。
方向の両端がそれぞれ第1の端板2および第2の端板3
によって規定されている。第1の端板2の内側端面の中
心位置に円形溝21が形成され、この内周面によって、
装置軸線1aの方向に向けて配列した入力軸4の一端が
軸受22を介して回転自在に支持されている。また、第
2の端板3の側においては、その中心に貫通孔31が形
成されており、この内周面によって、入力軸4の先端側
が軸受32を介して回転自在に支持されている。入力軸
4の先端41はこの貫通孔31から外側に突出してい
る。
構が組み込まれている。波動歯車機構は、環状の剛性内
歯歯車5と、シルクハット型の可撓性外歯歯車6と、波
動発生器7から構成される。可撓性外歯歯車6は、円筒
状の胴部61と、その一方の側の開口端の外周に形成さ
れた外歯62と、他方の開口端に連続して半径方向の外
側に直角に延びる環状のダイヤフラム63と、このダイ
ヤフラム63の外周縁に連続している厚肉の環状ボス6
4から形成されている。外歯62の外周には、剛性内歯
歯車5が配置されており、その内周面に形成された内歯
51と外歯62は噛み合い可能である。この外歯62が
形成されている胴部61の内側部分には波動発生器7が
はめ込まれている。
71と、その外周に嵌めたベアリング72から構成され
ている。剛性カム板71の中心には上記の入力軸4が貫
通して延びており、この剛性カム板71は入力軸4に固
着されている。波動発生器7によって、可撓性外歯歯車
6の外歯62の部分は楕円形に撓められて、その長軸方
向の両端において内歯51に噛み合っている。入力軸4
の回転によって波動発生器7も回転し、これに伴って、
外歯62と内歯51の噛み合い位置が円周方向に移動す
る。一般的には、外歯62は内歯51よりも歯数が2枚
少ないので、噛み合い位置が円周方向に移動すると、こ
れらの外歯および内歯の間には、入力回転に比べて大幅
に減速された相対回転が発生する。この回転を、内歯あ
るいは外歯の側から取り出すことができる。このような
減速原理は公知であるので、本明細書においてその詳細
な説明は省略する。
側において、第2の端板3と剛性内歯歯車5の間の位置
には、クロスローラベアリング8が配置されている。ク
ロスローラベアリング8は、外輪81と、内輪82と、
これらの間に形成された環状溝内に転動自在に交互に交
差する状態に配置されているローラ83から構成されて
いる。
8の外輪81の環状端面81aと、これに対峙している
第2の端板3の内側端面32の間に、可撓性外歯歯車6
の環状ボス64が両側から挟まれた状態に配置されてい
る。そして、これらの三部材には、円周方向に向けて多
数の締結用ボルト孔が形成され、これらにに装着した締
結用ボルト9によって、これらの三部材が締結されてい
る。また、これらの三部材を貫通した状態に、円周方向
に向けて多数のボルト孔10が形成されており、これら
のボルト孔を利用して、本例の装置1がモータ(図示せ
ず)のハウジング等の側に取付け固定されるようになっ
ている。
の内輪82の環状端面82aと、これに対峙している第
1の端板2に形成されている環状端面23との間には、
剛性内歯歯車5が両側から挟まれた状態に配置されてい
る。そして、これらの三部材が、締結用ボルト11によ
って締結されている。
形状)ここで、本例で使用しているシルクハット形の可
撓性外歯歯車6としては、次のような断面形状のものが
適している。図2は、上記のシルクハット形の可撓性外
歯歯車6として採用するのに適した短胴形の可撓性外歯
歯車100をその装置軸線100aを含む平面で切断し
た縦断面を示す図である。また、図3には、可撓性外歯
歯車100のダイヤフムラ部を拡大して示してある。各
部分の断面形状は、装置軸線100aを含む平面で切断
して見た場合に次のようになっている。
面は、その先端側開口端122aから装置軸線100a
に平行な直線122bによって規定されている。この直
線122bの基端側の点122cは、この直線122b
に滑らかに連続する円弧122dに繋がっている。円弧
122dの他端側はA点において、ダイヤフラム部12
3の裏面を規定している装置軸線100aに直交する直
線231に滑らかに連続している。この直線231の他
端である外周側の端はC点において、ボス部125の裏
面側に連続している円弧125aに滑らかに連続してい
る。円弧125aの他端は、装置軸線100aに直交す
る直線125bに繋がっている。
2の外周面は、基本的には、内周面側の直線122bに
平行な直線122eによって規定されている。胴部12
2の先端側の外周部分には前述したように外歯124が
一体成形されている。この直線122eの端は、中心が
O1点の凸円弧122fに滑らかに連続している。この
円弧122fは、中心がO2の凹円弧122gに滑らか
に連続している。さらに、この凹円弧122gは、これ
よりも曲率の小さな中心がO3である凹円弧122hに
滑らかに連続している。この凹円弧122hは、曲率の
大きな中心がO4である凹円弧122iに滑らかに連続
している。このように、胴部122の基端側の部分は、
円弧122gによって、直線122b、122eにより
規定される胴部22の厚さt(122)よりも薄い薄肉
部分が形成されている。
表面側を規定している中心がO5の円弧233に滑らか
に連続している。この円弧233は、ダイヤフラム部1
23のほぼ中心位置、すなわちA点とC点の中央の位置
であるB点において、これよりも曲率が僅かに大きな中
心がO6の円弧234に滑らかに連続している。円弧2
34の他端は、ボス部125の表面を規定している装置
軸線100aに直交する直線125cに滑らかに連続し
ている。このように、ダイヤフラム部123は、裏面側
が直線231で規定され、表面側が2つの円弧233、
234により規定されている。2つの円弧233、23
4はダイヤフラム部123の中央であるB点で連続して
いる。したがって、これらの直線、円弧により規定され
るダイヤフラム部123の厚さは、その中央位置である
B点での厚さt(B)が最小厚さとなる。また、ダイヤ
フラム部123の内周端部であるA点での厚さt(A)
が最大厚さとなる。さらには、ダイヤフラム部123の
外周端部であるC点での厚さt(C)は、厚さt(A)
よりも僅かに薄い厚さとなる。
性外歯歯車100が組み込まれた波動歯車装置において
は、その動作時にダイヤフラム部123に発生する応力
の分布は、従来に比べてなだらかで均一化される。ま
た、その内周端部、外周端部での応力集中も充分に緩和
される。したがって、従来に比べて、ダイヤフラム部1
23の外径寸法を小さくできる。すなわち、図2におけ
る装置外径寸法Dを小さくすることができる。また、ダ
イヤフラム部123に発生する応力を低減できるので、
胴部122の長さL(122)を短くすることができ
る。
部123の内周端部に連続する部分に薄肉部分を形成し
てある。実験によれば、この部分は発生応力が小さい部
分である。よって、この部分を隣接する胴部122の厚
さに比べて薄くすることにより、胴部122からダイヤ
フラム部123にかけての応力分布を均一化できる。
厚さは、最小厚さt(B)に対して次の範囲内に設定す
ると、ダイヤフラム部123の内周端部から外周端部に
かけての応力部分がなだらかになり、内周端部および外
周端部での応力集中が緩和される。
2つの円弧233、234を用いている。しかし、3つ
以上の円弧を用いて、ダイヤフラム部123の厚さを規
定してもよい。また、ダイヤフラム部123の裏面側は
直線231によって規定しているが、この代わりに曲線
を用いて、表面側を直線より規定するようにしてもよ
い。さらには、ダイヤフラム部123の両面を曲線によ
り規定して、上述した条件を満たす断面形状に設定して
もよい。
形成してあるが、この代わりに胴部122の内周面側に
このような薄肉部分を形成してもよい。あるいは、この
部分を、外周面および内周面の双方において凹曲線によ
り規定して、薄肉部分としてもよい。
肉部分221の厚さt(221)は、胴部22の厚さt
(122)の約80%に設定することが望ましいことが
確認された。
る可撓外歯歯車100のコーニングについて考察する。
可撓性外歯歯車100は、その内側にはめ込まれた波動
発生器によって繰り返し楕円形に撓まされる。この変形
現象、すなわちコーニングにより波動発生器のベアリン
グに作用するコーニング力を小さくするためには、外歯
24の歯筋方向の長さ(歯部長さ)L(124)を短く
することが好ましい。
に応じて胴部122の軸長さL(122)も短くするこ
とができる。すなわち、軸長の短い撓み噛み合い式歯車
装置を実現できる。しかるに、軸長を短くすると、図4
に示すように、可撓性外歯歯車100のコーニング角θ
が増加する。この結果、ダイヤフラム123の発生応力
も増加してしまうことになる。
歯歯車100の各部分の肉厚さを設定することにより、
その軸長さを短くしても、過剰な応力集中が発生せず、
また発生応力の分布もなだらかにできることが確認され
た。
2の長さL(122)を、外歯の開口径すなわち外歯の
ピッチ円直径D(p)の約20から約70%の範囲内の
寸法に設定することが望ましい。また、外歯の歯筋方向
の長さL(124)は実用上、ピッチ円直径D(p)の
約10から約30%の範囲内の長さにすることが望まし
い。
歯歯車のダイヤフラム部の厚さを、中央部分において最
小厚さとし、内周端部において最大厚さとし、外周端部
の厚さを内周端部の厚さよりも薄く、中央部分の厚さよ
りも厚くなるように設定すると共に、内周端部から外周
端部に沿ってこのような肉厚さが形成されるように滑ら
かに肉厚を変化させるようにしている。したがって、ダ
イヤフラム部の内周端部および外周端部の応力集中を緩
和でき、しかも、ダイヤフラム部の発生応力分布を均一
化することができる。よって、ダイヤフラム部の外径寸
法を従来よりも小さくすることができる。また、胴部の
長さを短くしてもダイヤフラム部の内外周端部に過剰が
応力集中が発生することを回避できるので、軸長の短い
可撓性外歯歯車を実現できる。
車における胴部のダイヤフラム部の側の端には、当該ダ
イヤフラム部の内周端部に連続させるために装置軸線方
向とは直交する方向に湾曲している湾曲部分が形成され
ており、当該湾曲部分の開始位置に隣接した胴部の部位
に、隣接する部分よりも肉厚の薄い薄肉部分を形成して
ある。この位置に薄肉部分を形成することにより、ダイ
ヤフラム部の内周端部、外周端部での応力集中が緩和さ
れ、全体としてなだらかな応力分布が得られる。この結
果、従来よりも短い可撓性外歯歯車を使用することが可
能になる。
外歯のピッチ円直径の約0.2から約0.7倍の範囲内
に設定し、前記外歯の歯筋方向の長さは、当該外歯のピ
ッチ円直径の約0.1から約0.3倍の範囲内に設定し
ている。このようにすることにより、可撓性外歯歯車の
コーニング角が増加しても外歯と内歯の適正な噛み合い
状態を保持することができる。
置軸線を含む平面で切断した場合の断面形状は、その内
周端部の厚さをt(A)、その外周端部の厚さをt
(C)、内周端部と外周端部のほぼ中央の部分の厚さを
t(B)とすると、t(A)を最大厚さ、t(B)を最
小厚さに設定すると共に、t(A)>t(C)>t
(B)となるように設定している。この構成を採用すれ
ば、より一層、その内端部外周端部の応力集中を緩和で
きると共に、応力分布もより一層なだらかにすることが
できる。
外歯歯車を採用すれば、外径寸法のみならず、軸長も短
くすることができる。
本例の波動歯車装置1においては、第1および第2の端
板の間に入力軸を両持状態で回転自在に支持し、また、
これらの間にシルクハット形の可撓性外歯歯車を配置
し、更に、外歯歯車のボスと剛性内歯歯車の間にクロス
ローラベアリングを配置してある。したがって、クロス
ローラベアリングの外輪が装置の外周部分を覆うハウジ
グとして機能する。よって、装置ハウジングとして別部
材を配置する必要がない。また、両端板の距離、すなわ
ち装置の軸長は、その間に配置されているシルクハット
形の可撓性外歯歯車の軸長さによって左右される。よっ
て、この外歯歯車として本願人が先に提案している短胴
形のものを採用すれば極めて偏平な波動歯車装置を実現
できる。さらには、波動歯車機構の主要構成要素である
剛性内歯歯車、可撓性外歯歯車および波動発生器の形状
等を変更することなく、その両側の端板を取り替えるの
みで、入力軸の突出方向、すなわちモータの取付け方向
を変更できる。さらには、入力軸として中空軸を採用し
て端板を貫通させるようにすれば、簡単に中空形の装置
を実現できる。
施例に係る波動歯車装置を示してある。本例の波動歯車
装置50の基本的な構造は、実施例1の場合と同様であ
るので、対応する部分には同一の参照番号を付して、そ
れらの部分の説明は省略する。
を中空形とすることにより中空形の波動歯車装置を構成
した点である。そのために、本例の左右の第1および第
2の端板510、520は、共にほぼ同一寸法の中心孔
が形成された環状板とし、これらを貫通させた状態に中
空入力軸550を回転自在に支持してある。すなわち、
端板510、520の内周面には、軸受530、540
を介して、中空入力軸550が回転自在に支持されてい
る。中空入力軸550の一方の端551は端板520か
ら僅かに突出しており、ここに、駆動モータ(図示せ
ず)の出力軸が取付けられるようになっている。また、
本例においては、波動歯車機構の構成要素である波動発
生器7の剛性カム板71aは入力軸550に一体形成さ
れている。
る。
0も実施例1の装置と同様な作用効果を得ることができ
る。また、これに加えて、装置の中心に貫通孔560が
形成されているので、この部分を利用して別の部材の配
置、各種配線の引き回しなどを行うことができる。
施例に係る波動歯車装置を示してある。本例の波動歯車
装置60は、実施例1の波動歯車装置1と基本的には同
一の構成であるが、クロスローラベアリング8の代わり
に、複列ボールベアリング650を用いた点が異なって
いる。したがって、図6においては、実施例1の装置1
の各部分と対応する部分には同一の番号を付してある。
0の方向の両端がそれぞれ第1の端板2および第2の端
板610、620によって規定されている。第1の端板
610の内側端面の中心位置に円形溝621が形成さ
れ、この内周面によって、装置軸線600の方向に向け
て配列した入力軸4の一端が軸受22を介して回転自在
に支持されている。また、第2の端板620の側におい
ては、その中心に貫通孔31が形成されており、この内
周面によって、入力軸4の先端側が軸受32を介して回
転自在に支持されている。入力軸4の先端41はこの貫
通孔31から外側の突出している。
動歯車機構が組み込まれている。波動歯車機構は、環状
の剛性内歯歯車500と、シルクハット型の可撓性外歯
歯車6と、波動発生器7から構成される。可撓性外歯歯
車6は、円筒状の胴部61と、その一方の側の開口端の
外周に形成された外歯62と、他方の開口端に連続して
半径方向の外側に直角に延びる環状のダイヤフラム63
と、このダイヤフラム63の外周縁に連続している厚肉
の環状ボス64から形成されている。外歯62の外周に
は、剛性内歯歯車500が配置されており、その内周面
に形成された内歯51と外歯62は噛み合い可能であ
る。この外歯62が形成されている胴部61の内側部分
には波動発生器7がはめ込まれている。
71と、その外周に嵌めたベアリング72から構成され
ている。剛性カム板71の中心には上記の入力軸4が貫
通して延びており、この剛性カム板71は入力軸4に固
着されている。波動発生器7によって、可撓性外歯歯車
6の外歯62の部分は楕円形に撓められて、その長軸方
向の両端において内歯51に噛み合っている。入力軸4
の回転によって波動発生器6も回転し、これに伴って、
外歯62と内歯51の噛み合い位置が円周方向に移動す
る。一般的には、外歯62は内歯51よりも歯数が2枚
少ないので、噛み合い位置が円周方向に移動すると、こ
れらの外歯および内歯の間には、入力回転に比べて大幅
に減速された相対回転が発生する。この回転を、内歯あ
るいは外歯の側から取り出すことができる。このような
減速原理は公知であるので、本明細書においてその詳細
な説明は省略する。
側には複列ボールベアリング650が配置されており、
これによって、剛性内歯歯車5と可撓性外歯歯車6は相
対回転が自在の状態になっている。ボールベアリング6
50は、共通の外輪651を備えており、この外輪65
1の内周面にはその中央に内側に突き出た突出部分65
2が形成され、この突出部分652の左右にそれぞれボ
ール転動面653、654が形成されている。これらの
ボール転動面に対峙させて2列の内輪655、656が
配置されており、これらの内輪は、波動歯車機構の剛性
内歯歯車500の外周面510にはめ込まれ、そこに支
持されている。外輪651と各内輪655、656の間
には、それぞれ多数個のボール657、658が転動自
在の状態で装着されている。
ベアリング650の内輪655、656を外周面によっ
て支持するために、第1および第2の端板610、62
0の間に渡る長さの円筒状部材としてあり、その第1の
端板610の側の内周面には内歯51が形成され、他方
の第2の端板620の側の端には大径の環状内輪押さえ
510が形成され、内輪656の側面に当たっている。
他方の内輪655の側面は第1の端板610の内側面に
形成された環状の内輪押さえ611に当たっている。
輪651の環状端面661と、これに対峙している第2
の端板620の内側端面621の間に、可撓性外歯歯車
6の環状ボス64が両側から挟まれた状態に配置されて
いる。そして、これらの三部材に対して円周方向に向け
て多数形成した締結用ボルト孔に装着した締結用ボルト
9によって、これらの三部材が締結されている。また、
これらの三部材を貫通した状態に、円周方向に向けて多
数のボルト孔10が形成されており、これらのボルト孔
を利用して、本例の装置1がモータ(図示せず)のハウ
ジング等の側に取付け固定されるようになっている。
支持している剛性内歯歯車500の環状端面520は、
これに対峙している第1の端板610に形成した環状端
面620に密着しており、これらの二部材が、締結用ボ
ルト11によって締結されている。
60においては、第1および第2の端板の間に入力軸を
両持状態で回転自在に支持し、また、これらの間にシル
クハット形の可撓性外歯歯車を配置し、更に、第1およ
び第2の端板の間にはボールベアリングを配置してあ
る。したがって、ボールベアリングの外輪が装置の外周
部分を覆うハウジグとして機能する。よって、装置ハウ
ジングとして別部材を配置する必要がない。また、両端
板の距離、すなわち装置の軸長は、その間に配置されて
いるシルクハット形の可撓性外歯歯車の軸長さによって
左右される。よって、この外歯歯車として本願人が先に
提案している短胴形のものを採用すれば極めて偏平な波
動歯車装置を実現できる。さらには、波動歯車機構の主
要構成要素である剛性内歯歯車、可撓性外歯歯車および
波動発生器の形状等を変更することなく、その両側の端
板を取り替えるのみで、入力軸の突出方向、すなわちモ
ータの取付け方向を変更できる。
施例に係る波動歯車装置を示してある。本例の波動歯車
装置70の基本的な構造は、実施例3の場合と同様であ
るので、対応する部分には同一の参照番号を付して、そ
れらの部分の説明は省略する。
を中空形とすることにより中空形の波動歯車装置を構成
した点である。そのために、本例の左右の第1および第
2の端板710、720は、共にほぼ同一寸法の中心孔
が形成された環状板とし、これらを貫通させた状態に中
空入力軸750を回転自在に支持してある。すなわち、
端板710、720の内周面には、軸受730、740
を介して、中空入力軸750が回転自在に支持されてい
る。中空入力軸750の一方の端751は端板720か
ら僅かに突出しており、ここに、駆動モータ(図示せ
ず)の出力軸が取付けられるようになっている。また、
本例においては、波動歯車機構の構成要素である波動発
生器7の剛性カム板71aは入力軸750に一体形成さ
れている。
る。
0も実施例1の装置と同様な作用効果を得ることができ
る。また、これに加えて、装置の中心に貫通孔760が
形成されているので、この部分を利用して別の部材の配
置、各種配線の引き回しなどを行うことができる。
動歯車装置においては、第1および第2の端板の間にシ
ルクハット形の波動歯車機構を組み込むと共に、その外
周にベアリングを配置し、第1および第2の端板の間に
入力軸を両持ち状態で回転自在に架け渡した構成を採用
している。したがって、ベアリングの外輪を装置ハウジ
ングとして利用できる。また、波動歯車機構のシルクハ
ット形の可撓性外歯歯車の軸長によって装置の軸長さが
決まるので、この外歯歯車を偏平なものとすれば、軸長
の小さな小型コンパクトな装置を実現できる。さらに
は、両側の端板の形状を変更するのみで駆動モータの取
付け方向等を簡単に変更できる。
の取付によって、剛性内歯歯車、可撓性外歯歯車等の構
成部品の締結も行われるので、部品点数を削減できる。
また、シルクハット形の可撓性外歯歯車を用いているの
で、カップ形のものを採用する場合に比べて、ダイヤフ
ラムの部分のねじれ強度の向上を実現でき、したがっ
て、装置のばね剛性を向上させることができる。
であり、(A)は矢印Aの側から見た側面図、(B)は
装置軸線に沿って切断した縦断面図、(C)は矢印Cの
方向から見た側面図である。
性外歯歯車の縦断面図である。
図である。
るための図である。
であり、(A)は矢印Aの側から見た側面図、(B)は
装置軸線に沿って切断した縦断面図、(C)は矢印Cの
方向から見た側面図である。
であり、(A)は矢印Aの側から見た側面図、(B)は
装置軸線に沿って切断した縦断面図、(C)は矢印Cの
方向から見た側面図である。
であり、(A)は矢印Aの側から見た側面図、(B)は
装置軸線に沿って切断した縦断面図、(C)は矢印Cの
方向から見た側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 装置軸線方向の両端に位置する第1の端
板および第2の端板と、これらの端板の間に位置し、円
筒状の胴部、この胴部における前記第1の端板の側の開
口端外周面に形成された外歯、この胴部における前記第
2の端板の側の開口端から半径方向の外側に向けて連続
している環状のダイヤフラムおよびこのダイヤフラムの
外周縁に連続した厚肉の環状ボスを備えたシルクハット
型の可撓性外歯歯車と、前記外歯の外周に配置され内周
面に当該外歯に噛み合い可能な内歯が形成されている環
状の剛性内歯歯車と、前記外歯が形成されている円筒状
胴部の内側に配置されて当該円筒状胴部を半径方向に撓
めて外歯を前記内歯に対して部分的に噛み合わせると共
に当該噛み合わせ位置を円周方向に移動させる波動発生
器と、当該波動発生器に固着されていると共に当該波動
発生器を貫通して延び、一方の側が前記第1の端板に回
転自在に支持され、他方の側が前記第2の端板に回転自
在に支持されている入力軸と、前記可撓性外歯歯車の円
筒状胴部の外周に配置され、外輪が前記環状ボスを介し
て前記第2の端板に固着され、内輪が前記剛性内歯歯車
を介して前記第1の端板に固着されているベアリングと
を有することを特徴とする偏平型波動歯車装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ベアリングはク
ロスローラベアリングであり、前記可撓性外歯歯車の環
状ボスと前記環状剛性内歯歯車の間に位置し、当該ベリ
ングの外輪の環状端面と前記第2の端板の内側の環状端
面の間に前記可撓性外歯歯車の環状ボスが挟み込まれた
状態でこれらの三部材が締結されており、当該ベアリン
グの内輪の環状端面と前記第1の端板の内側の環状端面
の間に前記剛性内歯歯車が挟み込まれた状態でこれらの
三部材が締結されていることを特徴とする偏平型波動歯
車装置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記入力軸
は中空入力軸であることを特徴とする偏平型波動歯車装
置。
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