JPH08312563A - 回転式圧縮機 - Google Patents
回転式圧縮機Info
- Publication number
- JPH08312563A JPH08312563A JP11813595A JP11813595A JPH08312563A JP H08312563 A JPH08312563 A JP H08312563A JP 11813595 A JP11813595 A JP 11813595A JP 11813595 A JP11813595 A JP 11813595A JP H08312563 A JPH08312563 A JP H08312563A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】除湿機及び冷凍空調装置等に用いられる回転式
圧縮機で、運転停止時、バルブの近くの消音室内に冷凍
機油が滞溜するのを防止することにより、始動時の騒音
を低減し、かつ、圧縮ガスの圧力脈動を効率良く低減
し、騒音の低減を図る。 【構成】軸受5、6と吐出カバー15との間に仕切り板
16を介在し、軸受5、6の半径方向に断面積が複数個
所で異なる凹陥域を円周方向に形成して、少なくともバ
ルブ室の近くに一つと、より通路面積の大きな他の孔を
仕切り板16に設け、多段空洞拡張形消音室24、25
により、密閉ケース1内に放出される圧力脈動を効果的
に減衰する。
圧縮機で、運転停止時、バルブの近くの消音室内に冷凍
機油が滞溜するのを防止することにより、始動時の騒音
を低減し、かつ、圧縮ガスの圧力脈動を効率良く低減
し、騒音の低減を図る。 【構成】軸受5、6と吐出カバー15との間に仕切り板
16を介在し、軸受5、6の半径方向に断面積が複数個
所で異なる凹陥域を円周方向に形成して、少なくともバ
ルブ室の近くに一つと、より通路面積の大きな他の孔を
仕切り板16に設け、多段空洞拡張形消音室24、25
により、密閉ケース1内に放出される圧力脈動を効果的
に減衰する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は除湿機および冷凍空調装
置等に利用される冷媒を圧縮する回転式圧縮機に関す
る。
置等に利用される冷媒を圧縮する回転式圧縮機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】除湿機および冷凍空調装置等に用いられ
る回転式圧縮機は、シリンダ内で圧縮された冷媒の圧力
脈動により大きな騒音を発生する。そのため従来から、
軸受の外周部に装着した吐出カバーと、軸受と吐出カバ
ーとの間に介在する仕切り板とを備えて形成される二つ
の空間を消音室として、圧力脈動を減衰させ、騒音を低
減する手段等がとられてきた。
る回転式圧縮機は、シリンダ内で圧縮された冷媒の圧力
脈動により大きな騒音を発生する。そのため従来から、
軸受の外周部に装着した吐出カバーと、軸受と吐出カバ
ーとの間に介在する仕切り板とを備えて形成される二つ
の空間を消音室として、圧力脈動を減衰させ、騒音を低
減する手段等がとられてきた。
【0003】この種の回転式圧縮機として関連するもの
に、例えば、特開昭61−155693号公報記載の技
術が知られている。
に、例えば、特開昭61−155693号公報記載の技
術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の回
転式圧縮機は、吐出孔からバルブ室にシリンダ内で圧縮
された冷媒ガスが、バルブ側消音室を通過し、仕切り板
に設けた孔を経て、さらに反バルブ側消音室を通過させ
て、絞り・拡張を行い、騒音を低減させる方法がとられ
ている。ここで、吐出孔から吐出される圧縮ガスには冷
凍機油が含まれ、通常は消音室を噴霧状態で通過する
が、停止時には冷凍機油は液状に戻るため、消音室内に
冷凍機油が滞溜する。この状態で再始動させると、吐出
孔から吐出された圧縮ガスにより、バルブの近くの消音
室内では冷凍機油が撹拌され、バルブによる油圧縮が発
生し、大きな騒音が発生する問題があった。
転式圧縮機は、吐出孔からバルブ室にシリンダ内で圧縮
された冷媒ガスが、バルブ側消音室を通過し、仕切り板
に設けた孔を経て、さらに反バルブ側消音室を通過させ
て、絞り・拡張を行い、騒音を低減させる方法がとられ
ている。ここで、吐出孔から吐出される圧縮ガスには冷
凍機油が含まれ、通常は消音室を噴霧状態で通過する
が、停止時には冷凍機油は液状に戻るため、消音室内に
冷凍機油が滞溜する。この状態で再始動させると、吐出
孔から吐出された圧縮ガスにより、バルブの近くの消音
室内では冷凍機油が撹拌され、バルブによる油圧縮が発
生し、大きな騒音が発生する問題があった。
【0005】ところで、除湿機、冷凍空調装置等で冷媒
として従来から使用されているフロン12あるいはフロ
ン22は、オゾン層破壊の問題から、その使用が禁止さ
れつつある。その代替候補として、塩素を全く含まな
い、代替フロンや炭化水素系の冷媒への対応が急がれて
いる。しかし、これらの新冷媒は物性の違いにより、運
転圧力比が大きくなり、騒音が増大する場合がある。
として従来から使用されているフロン12あるいはフロ
ン22は、オゾン層破壊の問題から、その使用が禁止さ
れつつある。その代替候補として、塩素を全く含まな
い、代替フロンや炭化水素系の冷媒への対応が急がれて
いる。しかし、これらの新冷媒は物性の違いにより、運
転圧力比が大きくなり、騒音が増大する場合がある。
【0006】ここで、特開昭61−155693号公報
に記載された回転式圧縮機では、軸受に形成されたバル
ブ装着用の凹部の一端に連通する溝状の凹陥部を設け、
吐出カバーと軸受の間に仕切り板を介在させ空洞拡張形
消音器を構成しているが、溝状の凹陥部の断面積が一定
で狭いため、従来の構造では、騒音低減の効果が十分で
ないといった問題が起こってきた。
に記載された回転式圧縮機では、軸受に形成されたバル
ブ装着用の凹部の一端に連通する溝状の凹陥部を設け、
吐出カバーと軸受の間に仕切り板を介在させ空洞拡張形
消音器を構成しているが、溝状の凹陥部の断面積が一定
で狭いため、従来の構造では、騒音低減の効果が十分で
ないといった問題が起こってきた。
【0007】本発明の目的は、圧縮ガスの圧力脈動を効
率良く低減し、かつ、バルブ側消音室内に冷凍機油が滞
溜しにくい構造として、大幅な騒音低減を図った回転式
圧縮機を提供することにある。
率良く低減し、かつ、バルブ側消音室内に冷凍機油が滞
溜しにくい構造として、大幅な騒音低減を図った回転式
圧縮機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は仕切り板により、多段の空洞拡張形消音室
を形成し、軸受の反シリンダ面にバルブ装着用の凹部に
連通し、半径方向に断面積が複数の位置で異なる凹陥域
を円周方向に形成し、仕切り板の両側の消音室を連通す
る複数個の孔を仕切り板に設け、その孔の一つはバルブ
の近くに設け、かつ、その断面積を他の孔の断面積の和
より、小さくする。
め、本発明は仕切り板により、多段の空洞拡張形消音室
を形成し、軸受の反シリンダ面にバルブ装着用の凹部に
連通し、半径方向に断面積が複数の位置で異なる凹陥域
を円周方向に形成し、仕切り板の両側の消音室を連通す
る複数個の孔を仕切り板に設け、その孔の一つはバルブ
の近くに設け、かつ、その断面積を他の孔の断面積の和
より、小さくする。
【0009】
【作用】仕切り板の両側に空洞拡張形消音室を設け、さ
らに、バルブ側の消音室を軸受の円周方向に絞り・拡張
を繰り返すようにして、多段の空洞拡張形消音室内に吐
出される圧縮ガスの圧力脈動の減衰効果を高めるととも
に、バルブの近くの消音室に油抜きの小孔を設け、冷凍
機油が滞溜しにくい構造として、バルブによる油圧縮を
防止し、始動時の騒音をも防止するものである。
らに、バルブ側の消音室を軸受の円周方向に絞り・拡張
を繰り返すようにして、多段の空洞拡張形消音室内に吐
出される圧縮ガスの圧力脈動の減衰効果を高めるととも
に、バルブの近くの消音室に油抜きの小孔を設け、冷凍
機油が滞溜しにくい構造として、バルブによる油圧縮を
防止し、始動時の騒音をも防止するものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係る回転式圧
縮機における仕切り板の形状図で、(a)平面図、
(b)側面図、図2は、同発明の回転式圧縮機全体の縦
断面図、図3は、図2の副軸受の形状図で、(a)平面
図、(b)側面図である。
縮機における仕切り板の形状図で、(a)平面図、
(b)側面図、図2は、同発明の回転式圧縮機全体の縦
断面図、図3は、図2の副軸受の形状図で、(a)平面
図、(b)側面図である。
【0012】1は密閉ケースで電動要素と圧縮要素を収
納している。2は固定子、3は回転子で、これらで電動
要素を構成している。4はクランク軸であり、回転子3
を焼き嵌めしてある。5は主軸受、6は副軸受で、これ
らはシリンダ8の両端を密閉しクランク軸4を支持して
いる。また、密閉ケース1内部には冷凍機油7を貯溜し
ている。8は溶接点を示し、主軸受5を密閉ケース1に
溶接固定している。9はシリンダであり、主軸受5と副
軸受6の間に挟まれ締結されている。10はクランク軸
4の偏心部である。
納している。2は固定子、3は回転子で、これらで電動
要素を構成している。4はクランク軸であり、回転子3
を焼き嵌めしてある。5は主軸受、6は副軸受で、これ
らはシリンダ8の両端を密閉しクランク軸4を支持して
いる。また、密閉ケース1内部には冷凍機油7を貯溜し
ている。8は溶接点を示し、主軸受5を密閉ケース1に
溶接固定している。9はシリンダであり、主軸受5と副
軸受6の間に挟まれ締結されている。10はクランク軸
4の偏心部である。
【0013】11はローラであり、クランク軸4の偏心
部10に嵌合しシリンダ9内を偏心回転するものであ
る。
部10に嵌合しシリンダ9内を偏心回転するものであ
る。
【0014】12はベーンであり、ローラ11に当接
し、ローラ11の偏心回転に追従して往復運動し、シリ
ンダ9内に圧縮室を形成する。
し、ローラ11の偏心回転に追従して往復運動し、シリ
ンダ9内に圧縮室を形成する。
【0015】13はバルブ装着用の凹部であり、副軸受
6の反シリンダ面6aに形成されている。
6の反シリンダ面6aに形成されている。
【0016】14は凹部13に設けた吐出孔であり、円
筒形に形成され、シリンダ9内の圧縮室に連通するよう
になっている。
筒形に形成され、シリンダ9内の圧縮室に連通するよう
になっている。
【0017】15は吐出カバーであり、副軸受6の外周
面に嵌合され、反シリンダ面6aに締結されている。
面に嵌合され、反シリンダ面6aに締結されている。
【0018】16は仕切り板であり、副軸受6と吐出カ
バー15との間に介在させてあり、副軸受6と仕切り板
16との間にできる空間に上部消音室24、仕切り板1
6と吐出カバー15との間にできる空間に下部消音室2
5を形成し、空洞拡張形の消音室を構成している。
バー15との間に介在させてあり、副軸受6と仕切り板
16との間にできる空間に上部消音室24、仕切り板1
6と吐出カバー15との間にできる空間に下部消音室2
5を形成し、空洞拡張形の消音室を構成している。
【0019】17は凹陥域であり、凹部13に連通し、
副軸受6の半径方向に複数個所で断面積が異なる凹陥部
を円周方向に形成し、凹陥域17の円周方向に凹陥域1
7を閉塞する閉鎖壁22を設け、上部消音室を複数の空
洞拡張形消音室に分割している。
副軸受6の半径方向に複数個所で断面積が異なる凹陥部
を円周方向に形成し、凹陥域17の円周方向に凹陥域1
7を閉塞する閉鎖壁22を設け、上部消音室を複数の空
洞拡張形消音室に分割している。
【0020】18は仕切り板16に設けた凸部であり、
凹陥域17の絞り部23を除いた凹陥域形状に対応して
形成されている。
凹陥域17の絞り部23を除いた凹陥域形状に対応して
形成されている。
【0021】19は仕切り板16に穿孔した孔であり、
副軸受6の反シリンダ面6aの円周方向に形成された上
部消音室24の吐出孔14から最も遠い消音室24aか
ら下部消音室25へ連通する圧縮冷媒主通路孔として設
けられたものである。
副軸受6の反シリンダ面6aの円周方向に形成された上
部消音室24の吐出孔14から最も遠い消音室24aか
ら下部消音室25へ連通する圧縮冷媒主通路孔として設
けられたものである。
【0022】20は副軸受6からシリンダ9、主軸受5
へ連通する孔であり、圧縮冷媒ガスを、下部消音室25
から、密閉ケース1内に放出するために設けたものであ
る。
へ連通する孔であり、圧縮冷媒ガスを、下部消音室25
から、密閉ケース1内に放出するために設けたものであ
る。
【0023】21はバルブの近くの消音室24bに連通
する仕切り板に穿孔した油抜き小孔で、孔19より、そ
の断面積を小さくしてあり、停止時、冷凍機油を上部消
音室24から下部消音室25へ導く。
する仕切り板に穿孔した油抜き小孔で、孔19より、そ
の断面積を小さくしてあり、停止時、冷凍機油を上部消
音室24から下部消音室25へ導く。
【0024】ところで冷凍機油7はクランク軸4の回転
遠心力により、軸受5、6等に供給される他、ローラ1
1上下のクリアランス等を通って圧縮室内に洩れ込み、
ベーン12先端部の潤滑やローラ11とシリンダ9のク
リアランスシールなど、重要な働きを行う。
遠心力により、軸受5、6等に供給される他、ローラ1
1上下のクリアランス等を通って圧縮室内に洩れ込み、
ベーン12先端部の潤滑やローラ11とシリンダ9のク
リアランスシールなど、重要な働きを行う。
【0025】このように、吐出孔14から吐出される圧
縮ガスには冷凍機油が含まれており、運転中は各々の消
音室を噴霧状態で通過するが、停止時には冷凍機油は液
状に戻り、消音室内は冷凍機油が溜る。バルブの近くの
消音室24bに油抜き小孔21を設けたことにより、再
始動時すみやかに冷凍機油が下部消音室25に抜ける
(本実施例では停止時重力により抜ける効果もある)た
め、油圧縮を防止でき、大きな騒音発生を防止できる。
縮ガスには冷凍機油が含まれており、運転中は各々の消
音室を噴霧状態で通過するが、停止時には冷凍機油は液
状に戻り、消音室内は冷凍機油が溜る。バルブの近くの
消音室24bに油抜き小孔21を設けたことにより、再
始動時すみやかに冷凍機油が下部消音室25に抜ける
(本実施例では停止時重力により抜ける効果もある)た
め、油圧縮を防止でき、大きな騒音発生を防止できる。
【0026】また、油抜き小孔21は、冷媒主通路よ
り、その通路面積を小さく設定しており、小孔21から
の音の洩れは小さく、シリンダ9内で発生した冷媒の圧
力脈動成分は複数に分割した上部消音室24と下部消音
室25とを冷媒が通過する間に、大幅に減衰される。
り、その通路面積を小さく設定しており、小孔21から
の音の洩れは小さく、シリンダ9内で発生した冷媒の圧
力脈動成分は複数に分割した上部消音室24と下部消音
室25とを冷媒が通過する間に、大幅に減衰される。
【0027】また、消音器の効果は絞り部と拡張部の断
面積比に関係し、その比が大きいほど減衰効果が大き
い。本実施例では、副軸受6と吐出カバー15との間に
介在させる仕切り板16で、副軸受6に設けた絞り部2
3の部分を除いた凹陥域17の形状に対応させて、仕切
り板16に反シリンダ方向に凸部20を設けたので、消
音器の拡張部の断面積を大きくしていることから、早期
に騒音を低減して、消音効果をより向上させている。
面積比に関係し、その比が大きいほど減衰効果が大き
い。本実施例では、副軸受6と吐出カバー15との間に
介在させる仕切り板16で、副軸受6に設けた絞り部2
3の部分を除いた凹陥域17の形状に対応させて、仕切
り板16に反シリンダ方向に凸部20を設けたので、消
音器の拡張部の断面積を大きくしていることから、早期
に騒音を低減して、消音効果をより向上させている。
【0028】このように、本実施例によれば、従来と同
じ冷媒を使用した場合では、従来構造の圧縮機に比べ、
運転騒音を大いに低減することができ、フロン134a
の代替フロンやプロパンといった炭化水素系の代替冷媒
を使用した場合でも、静粛な運転を可能とでき、また、
各々の場合で始動時のバルブの油圧縮音も防止でき、常
に、低騒音な回転式圧縮機を提供することができる。
じ冷媒を使用した場合では、従来構造の圧縮機に比べ、
運転騒音を大いに低減することができ、フロン134a
の代替フロンやプロパンといった炭化水素系の代替冷媒
を使用した場合でも、静粛な運転を可能とでき、また、
各々の場合で始動時のバルブの油圧縮音も防止でき、常
に、低騒音な回転式圧縮機を提供することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、圧縮ガスの圧力脈動を
多段空洞拡張形消音器を使用して効率良く騒音を低減
し、かつ、運転停止時にバルブの近くの消音室内に冷凍
機油が滞溜するのを防止して、始動時の油圧縮による騒
音を低減し、大いに騒音を低減したの回転式圧縮機を提
供することができる。
多段空洞拡張形消音器を使用して効率良く騒音を低減
し、かつ、運転停止時にバルブの近くの消音室内に冷凍
機油が滞溜するのを防止して、始動時の油圧縮による騒
音を低減し、大いに騒音を低減したの回転式圧縮機を提
供することができる。
【図1】本発明の一実施例の回転式圧縮機における仕切
り板の説明図。
り板の説明図。
【図2】本発明の一実施例の回転式圧縮機全体の断面
図。
図。
【図3】図2の副軸受の説明図。
16…仕切り板、 18…凸部、 19…孔、 20…連通孔、 21…小孔、 24…上部消音室、 25…下部消音室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢沢 秀樹 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 森田 和典 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所冷熱事業部内 (72)発明者 宇賀神 信子 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所冷熱事業部内
Claims (1)
- 【請求項1】冷凍機油を貯溜した密閉ケース内に電動要
素と圧縮要素とを収納し、前記圧縮要素は、前記電動要
素と前記圧縮要素を連結するクランク軸と、前記軸を支
承する軸受とシリンダにより構成され、前記軸受に吐出
バルブを形成し、 前記軸受の外周部に装着した吐出カバーと、前記軸受と
前記吐出カバーとの間に介在する仕切り板とを備えて多
段の消音空間を形成し、前記軸受の反シリンダ面に形成
されたバルブ装着用の凹部に連通する、前記軸受の半径
方向の断面積が複数個所で異なる凹陥部を円周方向に形
成して、 前記軸受と前記仕切り板の間にバルブ側消音室と、前記
仕切り板と前記吐出カバーとの間に反バルブ側消音室と
を形成し、前記バルブ側及び反バルブ側消音室を連通す
る複数の孔を仕切り板に設け、前記連通孔の一つはバル
ブ装着部の近くに設け、その断面積は他の連通孔の断面
積の和より、小さくしたことを特徴とする回転式圧縮
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11813595A JP3368719B2 (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 回転式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11813595A JP3368719B2 (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 回転式圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08312563A true JPH08312563A (ja) | 1996-11-26 |
JP3368719B2 JP3368719B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=14728924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11813595A Expired - Fee Related JP3368719B2 (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 回転式圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3368719B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005008070A1 (en) * | 2003-07-18 | 2005-01-27 | Lg Electronics Inc. | Compressor with reduced pressure pulsation and noise |
CN1300464C (zh) * | 2001-09-28 | 2007-02-14 | 三洋电机株式会社 | 旋转式压缩机 |
CN105864051A (zh) * | 2016-06-07 | 2016-08-17 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 一种消音器组件及压缩机 |
-
1995
- 1995-05-17 JP JP11813595A patent/JP3368719B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1300464C (zh) * | 2001-09-28 | 2007-02-14 | 三洋电机株式会社 | 旋转式压缩机 |
WO2005008070A1 (en) * | 2003-07-18 | 2005-01-27 | Lg Electronics Inc. | Compressor with reduced pressure pulsation and noise |
CN105864051A (zh) * | 2016-06-07 | 2016-08-17 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 一种消音器组件及压缩机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3368719B2 (ja) | 2003-01-20 |
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