JPH08311933A - 水中作業機 - Google Patents

水中作業機

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JPH08311933A
JPH08311933A JP7148141A JP14814195A JPH08311933A JP H08311933 A JPH08311933 A JP H08311933A JP 7148141 A JP7148141 A JP 7148141A JP 14814195 A JP14814195 A JP 14814195A JP H08311933 A JPH08311933 A JP H08311933A
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JP
Japan
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water
swivel
frame
counterweight
swivel base
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JP7148141A
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English (en)
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JP3599203B2 (ja
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Takaharu Omiya
敬治 大宮
Kazuya Fukuda
一哉 福田
Toshio Hirono
登史夫 広野
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Saeki Kensetsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Saeki Kensetsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水中作業機の水中でのバランスを改善する。 【構成】 走行装置11の上に設けられている旋回台1
2を内部に空間を有する水密構造とし、この旋回台12
の内部にカウンターウェイト3を配置した。 【効果】 カウンターウェイトに起因する水の抵抗が発
生せず、浮力が作用することもないので、水中における
作業機のバランスが改善され、安定性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、防波堤や護岸の構築
など各種の水中作業を行うための水中作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の水中作業機は機械室などを水密
構造にして水中で使用できるようにしたものであるが、
例えばバックホウやパワーショベルの場合には、走行装
置の上に旋回台を設けてこれに操縦席や機械室、アーム
類などを搭載し、アームの先端にホウバケットやショベ
ルを取り付けるという構造であり、この基本的な構造自
体は陸上用の作業機と同様である。しかしながら、陸上
機と同様にカウンターウェイトとして大型の鋼塊を旋回
台後部に設けた場合には、旋回時にカウンターウェイト
が水の大きな抵抗となってスムーズな動作の妨げとな
り、また浮力が作用するために実効重量が少なくなって
バランスを崩しやすくなる等、陸上機とは異なる問題を
生ずる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記の問題
点に着目し、水中作業機におけるカウンターウェイトの
設置方式を改善することを目的としてなされたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の水中作業機は、走行装置の上に設けら
れている旋回台を内部に空間を有する水密構造とし、こ
の旋回台の内部にカウンターウェイトを配置している。
更に、走行装置のフレームを内部に空間を有する水密構
造とし、このフレームの内部にもカウンターウェイトを
取り付けることができる。
【0005】
【作用】この発明によれば、カウンターウェイトが旋回
台の内部に収容されているためにカウンターウェイトに
起因する水の抵抗は発生せず、旋回時や走行時における
水の抵抗を最小限に抑えることが可能となる。また浮力
が作用しないのでカウンターウェイトの実効重量が減る
ことがなく、水中における最適な重量配分の実現が容易
となる。更にカウンターウェイトを旋回台の上面に設置
する場合よりも重心が低くなるので安定性が向上し、走
行装置のフレームの内部にカウンターウェイトを取り付
けた場合には重心が一層低くなる。
【0006】
【実施例】次に図示の一実施例について説明する。図に
おいて、1は水中で使用できる構造を備えた水中作業
機、2は潜水士である。水中作業機1は例えば本出願人
の出願に係る特願平6−222603号に開示されてい
るようなバックホウであって、図2に示すように、走行
装置11の上部に旋回台12を設けてその上面に操縦席
13や機械室14、アーム15などを搭載してあり、ア
ーム15の先端にホウバケット16が取り付けられてい
る。
【0007】この作業機1は図外の支援船から供給され
る油圧または電力等の動力で駆動され、着底後に操縦席
13に潜水士2が乗り込んで操縦するように構成されて
おり、機械室14は支援船から供給される空気によって
内部の圧力を水圧と平衡する値に保持される水密構造と
なっており、主要な機器はこの機械室14の内部に収納
されている。17は動力や空気の供給ケーブル、2aは
潜水士用送気ホースである。
【0008】図1に示すように、旋回台12は上下の主
板12a、12bで囲まれた空間12cを内部に有する
薄い箱型の水密構造となっており、3はこの空間12c
に配置されたカウンターウェイトである。このカウンタ
ーウェイト3は例えば鉛のような比重の大きな材料から
なるブロック状のもので、空間12cの後部にバランス
に必要なだけの数量を収納し、移動しないように適宜の
手段によって固定してある。また、11aは走行装置1
1のフレームであって旋回台12と同様な箱型構造とし
てあり、このフレーム11aの内部空間にカウンターウ
ェイト4を収納して固定してある。なお、場合によって
はフレーム11aを箱型にしないでその外面にカウンタ
ーウェイト4を直接取り付けることも可能である。
【0009】実施例は上述のような構成であり、カウン
ターウェイト3及び4は旋回台12及びフレーム11a
にそれぞれ収納され、外部に露出していないので水に対
する抵抗にはならず、水中での走行や旋回の際における
水の抵抗を最小限に抑えることができ、旋回動作もスム
ーズに行うことができる。またカウンターウェイト3及
び4に浮力が作用しないので、その全重量がバランスを
保つことに有効に利用されることになり、水中における
最適な重量配分を実現することが容易となる。
【0010】しかもカウンターウェイト3が旋回台の上
面ではなくその内部に配置されているのでそれだけ重心
が低くなり、また旋回台12よりも下にあるフレーム1
1aに取り付けられたカウンターウェイト4によって重
心が一層低くなる。従って、作業機全体に浮力が加わる
ために不安定になりやすい水中での安定性向上に効果が
あり、転倒などの危険な事故が防止される。
【0011】なお、実施例の操縦席13はカバーがなく
しかも一般の陸上機と比較して小型であり、機械室14
も小型化されているので水の抵抗は小さくなっており、
操縦席13からの視認性もよい。また水密構造で大きな
浮力が作用する機械室14が旋回台12の上面に位置し
ているので、この点からも重量バランスがよく、高い安
定性が得られる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の水中作業機は、走行装置の上に設けられている旋回
台を内部に空間を有する水密構造とし、この旋回台の内
部にカウンターウェイトを配置したものである。従っ
て、カウンターウェイトに起因する水の抵抗が発生せ
ず、走行や旋回をスムーズに行うことができ、浮力が作
用しないので重量配分を最適なものとし、水中における
作業機の安定性を向上することができる。
【0013】また、走行装置のフレームを内部に空間を
有する水密構造とし、このフレームの内部にもカウンタ
ーウェイトを取り付けたものでは、重心が一層低くなる
ので安定性が更に向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の要部の一部破断側面図で
ある。
【図2】同実施例の全体の概略側面図である。
【符号の説明】
1 水中作業機 2 潜水士 3,4 カウンターウェイト 11 走行装置 11a フレーム 12 旋回台 12c 空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置の上に設けられている旋回台を
    内部に空間を有する水密構造とし、この旋回台の内部に
    カウンターウェイトを配置したことを特徴とする水中作
    業機。
  2. 【請求項2】 走行装置のフレームを内部に空間を有す
    る水密構造とし、このフレームの内部にカウンターウェ
    イトを配置した請求項1記載の水中作業機。
JP14814195A 1995-05-22 1995-05-22 水中作業機 Expired - Fee Related JP3599203B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008063795A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械

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