JPH08311786A - 染色方法およびその装置 - Google Patents

染色方法およびその装置

Info

Publication number
JPH08311786A
JPH08311786A JP7141201A JP14120195A JPH08311786A JP H08311786 A JPH08311786 A JP H08311786A JP 7141201 A JP7141201 A JP 7141201A JP 14120195 A JP14120195 A JP 14120195A JP H08311786 A JPH08311786 A JP H08311786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dyeing
dyed
substrate
pressing means
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7141201A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Kurata
吉晴 倉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakagawa Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Nakagawa Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakagawa Seisakusho Co Ltd filed Critical Nakagawa Seisakusho Co Ltd
Priority to JP7141201A priority Critical patent/JPH08311786A/ja
Publication of JPH08311786A publication Critical patent/JPH08311786A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P5/00Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
    • D06P5/001Special chemical aspects of printing textile materials

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】質の高い豊富な染色柄を、容易に、そして低コ
ストで得ることができるような染色方法およびその装置
の提供。 【構成】長尺シート状の被染色基材2をその長さ方向に
沿って搬送し、上記被染色基材2の染色面側に、被接触
状態で染色液付着体16…を形成するとともに、搬送路
を介して上記染色液付着体16…に対向する位置に、被
染色基材2を染色液付着体16に押付ける押付け手段
7,8,9を対設して、該押付け手段7,8,9を所定
の染色をなすべく被染色基材2の搬送に伴って駆動制御
する染色方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばパイルシート
等、長尺シート状の被染色基材に染色を施すための染色
方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】染色加工には、例えば模様を彫刻したロ
ールに染料を溶かしたのりを付け、これを被染色基材に
圧接するというロール捺染機によるものがある。
【0003】しかし、このロール捺染機で染色を行なう
と、ロールの一回転で一つの柄が染色させることにな
り、単なる繰り返しの柄しか得られず、柄の種類も少な
いという問題点があった。
【0004】また、ロールには彫刻をする必要があり、
高価なものとなって、製品の価格を低くできない原因と
なっていた。しかも、柄を変えるときには、それに対応
したロールを形成してこれを交換するので、柄毎にロー
ルが必要であり、交換作業、交換したロールの管理等が
必要で、作業性が悪く煩雑である等の問題点もあった。
【0005】さらに、複数の色で染める場合、上述のロ
ール捺染機では一色ずつ行なわなければならず繁雑な作
業が不可欠であった。
【0006】同様の問題点は、型や謄写版を用いるスク
リーン捺染機や転写捺染機でも有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、ま
ったく新しい方法を採用することで、上述のすべての問
題点を同時に解決し、質の高い豊富な柄を、容易に、そ
して低コストで得ることができるような染色方法および
その装置に関する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの手段を実施例の図1を用いて説明すると、その構成
は、長尺シート状の被染色基材2をその長さ方向に沿っ
て搬送し、上記被染色基材2の染色面側に、非接触状態
で染色液付着体16を形成するとともに、搬送路を介し
て上記染色液付着体16に対向する位置に、被染色基材
2を染色液付着体16に押付ける押付け手段7,8,9
を対設して、該押付け手段7,8,9を、所定の染色を
なすべく被染色基材2の搬送に伴って駆動制御する染色
方法であることを特徴とする。
【0009】また、長尺シート状の被染色基材2をその
長さ方向に沿って搬送する搬送手段3を設け、搬送路に
おける被染色基材2の染色面側に、搬送される被染色基
材2と接触しない染色液付着体16を形成し、上記搬送
路を介して上記染色液付着体と対向する位置に、被染色
基材2を染色液付着体16に押付ける押付け手段7,
8,9を対設して、上記被染色基材2の搬送に伴って、
上記押付け手段7,8,9を設定された染色柄に対応さ
せて駆動制御する制御手段を設けた染色装置1であるこ
とを特徴とする。
【0010】なお、複数の色で染めるには、前記染色液
付着体を、搬送路に沿って複数配設し、各染色液付着体
の染色液をそれぞれ異なる色に設定するとよい。
【0011】また、染色を良好に均質に行なうには、例
えば、前記染色液付着体を、搬送方向に回転するアプリ
ケータロールで構成するとよい。
【0012】さらに、多様な染色柄を得られるようにす
るには例えば、前記押付け手段を、エレメントブロック
のスリットに摺動可能に収納される薄肉本体と、該薄肉
本体に一体形成され、被染色基材を染色液付着体側に押
付ける厚肉ヘッドとを有する多数のエレメントを設け、
これら多数のエレメントにおける厚肉ヘッドを零間隔で
被染色基材の幅方向全長にわたって密に配設し、隣接す
るエレメント相互において互いにオフセットするように
上記薄肉本体における反厚肉ヘッド側に、脚部を一体形
成し、上記エレメントブロックの反厚肉ヘッド側にシリ
ンダ取付けブロックを設け、該シリンダ取付けブロック
における上記各脚部と対向する位置に流体シリンダのピ
ストンロッドをそれぞれ配設して構成するとよい。
【0013】さらにまた、染色作業を自動的に行なうよ
うにするには、例えば、前記押付け手段の駆動制御また
は制御手段を、所定の染色柄のソフトを記憶した媒体か
らの読取り情報に基づいて駆動するように構成するとよ
い。
【0014】
【作用】すなわち、請求項1の構成によれば、被染色基
材をその長さ方向に沿って搬送し、この搬送に伴い押付
け手段を駆動制御する。押付け手段で押付けた時には、
被染色基材の染色面は、押付け手段に対設した染色液付
着体に押付けられ染色が行なわれる。押付け手段で押付
けを行なわない時には、被染色基材は染色液付着体に接
触せず、染色は行なわれない。
【0015】請求項2の構成によれば、被染色基材をそ
の長さ方向に沿って搬送手段で搬送しながら、制御手段
で押付け手段を駆動制御する。染色液付着体に接触しな
いで搬送される被染色基材は、押付け手段の駆動により
その染色面が染色液付着体に押付けられ、染色が行なわ
れる。
【0016】請求項3の構成によれば、搬送路に沿って
配設した複数の染色液付着体位置において、異なる色に
順次染色される。
【0017】請求項4の構成によれば、被染色基材の搬
送に伴いアプリケータロールが搬送方向に回転し、搬送
される被染色基材との相対速度を小さくするとともに、
アプリケータロールの周面には均一の染色液が付着す
る。
【0018】請求項5の構成によれば、押付け手段は、
流体シリンダを駆動することで、そのピストンロッドが
エレメントの脚部を押圧し、エレメントブロックのスリ
ット内でエレメントを押出して、厚肉ヘッドで被染色基
材を染色液付着体に押付ける。多数のエレメントは、厚
肉ヘッドを零間隔で被染色基材の幅方向全長にわたって
密に配設しているので、各エレメント間で隙間なく被染
色基材の押付けが行なえる。染色柄を変えるときには、
駆動する流体シリンダの種類やタイミングを適宜変える
だけでよい。
【0019】請求項6の構成によれば、押付け手段の駆
動制御や制御手段の駆動は、所定の染色柄のソフトを記
憶した媒体からの読取り情報に基づいて自動的に行な
う。
【0020】
【発明の効果】上述の結果、請求項1の染色方法および
請求項2の染色装置の構成によると、被染色基材の染色
は被染色基材の搬送と、この搬送に伴う押付け手段の駆
動制御で行なわれるので、従来のような彫刻ロールや
型、謄写版などを必要としない。このため、染色柄は繰
り返しのものだけではなく、多様なものを得ることがで
きる。また、ロールのように高価な手段を用いずにすむ
ので、コストを抑え、製品の低価格化を図ることができ
る。さらに、従来は連続しての染色作業に限界があった
が、これとは異なり、長い被染色基材でも連続して染色
を行なうことができる。
【0021】請求項3の染色方法または染色装置の構成
によると、複数の染色液付着体位置において、異なる色
に順次染色されて行くので、複数の色に染めることが、
従来のように繁雑な作業は要らず、きわめて簡単に行な
える。
【0022】請求項4の染色方法または染色装置の構成
によると、アプリケータロールは回転して被染色基材と
の相対速度を小さくできるので、ずれをなくして良好な
染色が行なえる。またアプリケータロールの周面には均
一の染色液が付着するので、過不足はなく、染色がどこ
でも均一に行なえ、均質の製品を得ることができる。そ
してこの効果は、上述の連続した染色作業が可能である
効果を高めるので、価値あるものである。
【0023】請求項5の染色方法または染色装置の構成
によると、被染色基材の押付けは、被染色基材の幅方向
全長にわたって零間隔で密に配設した多数のエレメント
の厚肉ヘッドで行なわれるので、厚肉ヘッドの厚みに応
じて細かな染色柄を得られ、上述の多様な染色柄を得ら
れる効果を一層高めることができる。また、染色柄の変
更も、駆動条件の設定変更できわめて簡単に行なえ、従
来のような彫刻ロールや型、謄写版などの取換え作業や
管理は一切不要である。一台の装置であらゆる染色柄を
得ることができる。
【0024】請求項6の染色方法または染色装置の構成
によると、押付け手段の駆動制御や制御手段の駆動は、
所定の染色柄のソフトを記憶した媒体からの読取り情報
に基づいて自動的に行なうので、作業はきわめて簡単で
ある。
【0025】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1は染色装置1の概略を示す説明図である。
そしてこの染色装置1は、長尺シート状の被染色基材2
をその長さ方向に沿って搬送する搬送手段3と、搬送路
における被染色基材2の染色面側に、搬送路の長さ方向
に沿って複数配設した染色液部4,5,6と、上記搬送
路を介して、上記各染色液部4,5,6と対向する位置
に対設した複数の押付け手段7,8,9と、上記被染色
基材2の搬送に伴って、上記押付け手段7,8,9を設
定された染色柄に対応させて駆動制御する制御手段とで
構成している。
【0026】被染色基材2は、染色をなす染色面、図示
した被染色基材2の一例としてのパイルシートの場合で
は、パイル2aを有する面を(図5参照)、下に向けて
搬送される。この様にすると、染色液部4,5,6を下
側に位置させることができるので、染色液が零れたりす
るミスのない装置が簡単な構造で得られる。
【0027】搬送手段3は、搬送方向前段で被染色基材
2を引張るテンションローラ3aと、搬送方向後方で被
染色基材2を繰出し、テンションローラ3aとで定量繰
出しを行なう繰出しローラ3b,3bとからなる。
【0028】染色液部4,5,6は、染色液11,1
2,13を入れた染色液槽14と、この染色液槽14の
なかで周面の一部を染色液11,12,13に浸漬した
状態で回転する汲上げロール15と、これの周面の上部
に接触し、被染色基材2の搬送方向に回転するアプリケ
ータロール16とで構成されている。アプリケータロー
ル16の回転速度は被染色基材2の搬送速度と同一にし
て相対速度を零にするとよい。ずれがなくより鮮明に、
良好な染色が行なえるからである。また、アプリケータ
ロール16は染色液11,12,13に浸漬していない
ので、液厚が均一になり、むらのない染色が可能とな
る。
【0029】なお、各染色液槽14の染色液11,1
2,13は、異なる色に設定している。便宜上、搬送方
向前段側の染色液11を第1色、中段の染色液12を第
2色、後段の染色液13を第3色としておく。
【0030】また、複数の染色液部4,5,6のアプリ
ケータロール16の周面と、搬送される被染色基材2と
の間の距離は同一に設定している。各染色液部4,5,
6での染色条件を統一するためである。
【0031】押付け手段7,8,9は、図2と図3に示
したように構成している。すなわち、エレメントブロッ
ク21に摺動可能に収納され、被染色基材2の幅方向全
長にわたって先端部を零間隔で密に配設した多数のエレ
メント22…を、エレメントブロック21の上方に支持
するシリンダ取付けブロック23に取付けた多数のエア
シリンダ24…で被染色基材2に対して出没するように
構成している。
【0032】エレメント22は、図4に示したように方
形状の薄肉本体25の前端に厚肉ヘッド26を一体形成
し、アール状に形成した押付け部26aで被染色基材2
を押付けるようにしている。また薄肉本体25の後端に
は、隣接するエレメント22相互において互いにオフセ
ットするように脚部27を一体形成している。すなわ
ち、例えば図示したように脚部27を薄肉本体25の一
側に一体形成したエレメント22と、薄肉本体25の他
側に一体形成したエレメント22とを形成し、エレメン
トブロック21に収納したときに隣接するエレメント2
2同士の脚部27がずれるようにすればよい。
【0033】そして前述のエレメントブロック21は、
図3に示したように左右方向に延びる多数のスリット2
8…を形成し、エレメント22の薄肉本体25を摺動可
能にしている。エレメントブロック21に収納したエレ
メント22は、脚部27に装着するバネ29で後方に付
勢され、押付け部26aを後退した状態に付勢するよう
にしている。そして上述のエアシリンダ24を駆動して
ピストンロッド24a(図5参照)を押出せば、その押
出し量に応じてエレメント22は前方に突出され、図5
に仮想線で示したように先端の押付け部26aが被染色
基材2を染色液部4,5,6側に押付ける。なお、図2
において、30は支持ベース、31はエレメントの押付
け部26aを支持しガイドするガイドブロックである。
【0034】上述の各エアシリンダ24の駆動は、被染
色基材2の搬送に伴い、設定された染色柄に対応させ、
駆動するエアシリンダ24の選定と、ピストンロッド2
4aの押出し量とを制御して行なう。
【0035】この制御は、図6のブロック図に示したよ
うに、染色柄のソフトをFD41に記憶し、このFD4
1の記憶情報をFDドライバ42で読取り、その記憶情
報をCPU43に入力して、ROM44とRAM45と
を用い制御手段としてのCPU43が、前述のテンショ
ンローラ3aと繰出しローラ3b,3bとからなる搬送
手段3の搬送駆動制御部46からの入力データに基づ
き、エアシリンダドライバ47を介してエアシリンダ2
4を駆動して行なう。
【0036】図7は被染色基材2に施す染色柄の一例を
示しており、例えば斜線を施した部分aは第1色による
染色部分、点を施した部分bは第2色による染色部分、
塗り潰した部分cは第3色による染色部分、というよう
に、制御手段の制御により、設定された適宜の染色が行
なえる。
【0037】このように構成した染色装置1では、搬送
手段3を駆動して被染色基材2をその長さ方向に沿って
搬送し、この搬送に伴い各染色液部4,5,6の汲上げ
ロール15とアプリケータロール16を回転するととも
に、押付け手段7,8,9を制御手段としてのCPU4
3で駆動制御する。
【0038】被染色基材2は一定の速度で搬送され、ア
プリケータロール16は図5に示したように周面にむら
なく均一な染色液11,12,13を付着させ、被染色
基材2との相対速度を零にして回転する。
【0039】そして、染色柄を記憶したFD41からの
読取り情報と、搬送駆動制御部46からのデータとに基
づいて、CPU43が所定のエアシリンダ24…を駆動
すると、ピストンロッド24aがこれに対応するエレメ
ント22を突出し、被染色基材2の染色面をアプリケー
タロール16周面の染色液11,12,13に押付け
る。エアシリンダ24の駆動を停止すると、エレメント
22はバネ29の付勢力により元の状態に復帰して、被
染色基材2を染色液11,12,13から離す。
【0040】このような動作を個々のエレメント22…
が一定の秩序で行なうことで、設定された所望の染色柄
を得ることができる。
【0041】したがって、染色柄は従来のような繰り返
しのものだけではなく、設定条件に基づいて多種多様な
ものを得ることができる。また、ロールのように高価な
手段を用いずにすむので、コストを抑え、製品の低価格
化を図ることができる。さらに、従来は連続しての染色
作業に限界があったが、これとは異なり、長い被染色基
材2でも連続して染色を行なうことができる。さらにま
た、彫刻ロールや型、謄写版などの取換えや管理など繁
雑な事は一切不要で、作業を円滑にし、容易にすること
ができる。
【0042】また、染色液部4,5,6は搬送路に沿っ
て複数配設したので、複数の色に染めることが、きわめ
て簡単に行なえる。
【0043】さらに、アプリケータロール16は回転し
て被染色基材との相対速度を小さく、最も好ましくは零
にできるので、ずれをなくして良好な染色が行なえる。
またアプリケータロール16の周面には均一の染色液が
付着するので、過不足はなく、染色がどこでも均一に行
なえ、均質の製品を得ることができる。そしてこの効果
は、上述の連続した染色作業が可能である効果を高める
ので、価値あるものである。
【0044】さらにまた、被染色基材2の押付けは、被
染色基材2の幅方向全長にわたって零間隔で密に配設し
た多数のエレメント22の厚肉ヘッドの押付け部26a
で行なわれるので、厚肉ヘッド26の厚みに応じて細か
な染色柄を得られ、上述の多様な染色柄を得られる効果
を一層高めることができる。また、染色柄の変更も、駆
動条件の設定変更できわめて簡単に行なえ、従来あった
ようなロールの取換えや管理などの繁雑さが一切不要で
ある。一台の装置であらゆる染色柄を得ることができ
る。
【0045】そしてまた、押付け手段7,8,9の駆動
制御は、所定の染色柄のソフトを記憶した媒体からの読
取り情報に基づいて自動的に行なうので、作業はきわめ
て簡単である。
【0046】この発明の構成と、上述の一実施例の構成
との対応関係を示すと、この発明の染色液付着体は、実
施例のアプリケータローラ16に対応し、制御手段は、
CPU43に、流体シリンダは、エアシリンダ24に、
それぞれ対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】染色装置の概略構造を示す説明図。
【図2】押付け手段を示す部分断面斜視図。
【図3】押付け手段の要部を示す斜視図。
【図4】エレメントの斜視図。
【図5】作用状態の一部断面側面図。
【図6】ブロック図。
【図7】染色柄の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1…染色装置 2…被染色基材 3…搬送手段 3a…テンションローラ 3b…繰出しローラ 7,8,9…押付け手段 16…アプリケータロール 21…エレメントブロック 22…エレメント 23…シリンダ取付けブロック 24…エアシリンダ 24a…ピストンロッド 25…薄肉本体 26…厚肉ヘッド 27…脚部 28…スリット 43…CPU

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺シート状の被染色基材をその長さ方向
    に沿って搬送し、上記被染色基材の染色面側に、非接触
    状態で染色液付着体を形成するとともに、搬送路を介し
    て上記染色液付着体に対向する位置に、被染色基材を染
    色液付着体に押付ける押付け手段を対設して、該押付け
    手段を、所定の染色をなすべく被染色基材の搬送に伴っ
    て駆動制御する染色方法。
  2. 【請求項2】長尺シート状の被染色基材をその長さ方向
    に沿って搬送する搬送手段を設け、搬送路における被染
    色基材の染色面側に、搬送される被染色基材と接触しな
    い染色液付着体を形成し、上記搬送路を介して上記染色
    液付着体と対向する位置に、被染色基材を染色液付着体
    に押付ける押付け手段を対設して、上記被染色基材の搬
    送に伴って、上記押付け手段を設定された染色柄に対応
    させて駆動制御する制御手段を設けた染色装置。
  3. 【請求項3】前記染色液付着体を、搬送路に沿って複数
    配設し、各染色液付着体の染色液をそれぞれ異なる色に
    設定した請求項1または請求項2記載の染色方法または
    染色装置。
  4. 【請求項4】前記染色液付着体を、搬送方向に回転する
    アプリケータロールで構成した請求項1から請求項3の
    うちのいずれか一項に記載の染色方法または染色装置。
  5. 【請求項5】前記押付け手段を、エレメントブロックの
    スリットに摺動可能に収納される薄肉本体と、該薄肉本
    体に一体形成され、被染色基材を染色液付着体側に押付
    ける厚肉ヘッドとを有する多数のエレメントを設け、こ
    れら多数のエレメントにおける厚肉ヘッドを零間隔で被
    染色基材の幅方向全長にわたって密に配設し、隣接する
    エレメント相互において互いにオフセットするように上
    記薄肉本体における反厚肉ヘッド側に、脚部を一体形成
    し、上記エレメントブロックの反厚肉ヘッド側にシリン
    ダ取付けブロックを設け、該シリンダ取付けブロックに
    おける上記各脚部と対向する位置に流体シリンダのピス
    トンロッドをそれぞれ配設して構成した請求項1から請
    求項4のうちのいずれか一項に記載の染色方法または染
    色装置。
  6. 【請求項6】前記押付け手段の駆動制御または制御手段
    を、所定の染色柄のソフトを記憶した媒体からの読取り
    情報に基づいて駆動するように構成した請求項1から請
    求項5のうちのいずれか一項に記載の染色方法または染
    色装置。
JP7141201A 1995-05-15 1995-05-15 染色方法およびその装置 Pending JPH08311786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7141201A JPH08311786A (ja) 1995-05-15 1995-05-15 染色方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7141201A JPH08311786A (ja) 1995-05-15 1995-05-15 染色方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08311786A true JPH08311786A (ja) 1996-11-26

Family

ID=15286504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7141201A Pending JPH08311786A (ja) 1995-05-15 1995-05-15 染色方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08311786A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56134258A (en) * 1980-02-27 1981-10-20 Bigelow Sanford Inc Method and apparatus for subjecting pile fabric to immersion dyeing

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56134258A (en) * 1980-02-27 1981-10-20 Bigelow Sanford Inc Method and apparatus for subjecting pile fabric to immersion dyeing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5755883A (en) Roll coating device for forming a thin film of uniform thickness
DE3103935A1 (de) Verfahren und thermodrucker zum bedrucken von etiketten sowie diesbezuegliches etikett
US3252411A (en) Method and apparatus for continuously maintaining a layer of coating material on a screen during printing and for controlling the viscosity of the coating material
JPH08302576A (ja) 捺染方法および装置
JPS60162651A (ja) 輪転印刷機の版胴の版盤にインキを着ける方法
EP0830252B1 (en) Method of printing
GB2543061A (en) Tape coating apparatus and printing apparatus
JPH08311786A (ja) 染色方法およびその装置
KR100288312B1 (ko) 탐폰 인쇄 방법
JP2001353844A (ja) ロータリースクリーンプリント方法およびその装置
US5416500A (en) Method and apparatus for high precision thermal printing applicable to variety of printing targets
US2013812A (en) Inking device
JPH0440256A (ja) グラビア塗工供給装置
JPH03114564A (ja) 多色グラビア塗工方法および装置
NL2024281B1 (nl) Opbrenginrichting
JPH02119977A (ja) グラビア塗工方法
US2726174A (en) Spot carbon printing machine
CN220941494U (zh) 卷材单面涂布机
JPS62158634A (ja) 包装機械
JPS60104347A (ja) 記録装置
JPS62138246A (ja) オフセツト印刷装置
JPH05318700A (ja) オフセット印刷装置
KR830000992B1 (ko) 박막의 형성방법
KR910005891Y1 (ko) 금박인쇄기의 인쇄대상물 연속공급장치
JPH04323043A (ja) 印刷機