JPH08311739A - ヘルドフレームのフレームステーブ - Google Patents
ヘルドフレームのフレームステーブInfo
- Publication number
- JPH08311739A JPH08311739A JP13843395A JP13843395A JPH08311739A JP H08311739 A JPH08311739 A JP H08311739A JP 13843395 A JP13843395 A JP 13843395A JP 13843395 A JP13843395 A JP 13843395A JP H08311739 A JPH08311739 A JP H08311739A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- stave
- plates
- side plates
- ribs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
- D03C9/00—Healds; Heald frames
- D03C9/06—Heald frames
- D03C9/0608—Construction of frame parts
- D03C9/0616—Horizontal upper or lower rods
- D03C9/0625—Composition or used material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 側板の座屈変形がなく、製造コストの低いフ
レームステーブを提供する。 【構成】 側板1は薄鋼板製で、表面には押し込み加工
による多数のリブ2がある。両面の側板1の間には中間
補強部材6が介存している。
レームステーブを提供する。 【構成】 側板1は薄鋼板製で、表面には押し込み加工
による多数のリブ2がある。両面の側板1の間には中間
補強部材6が介存している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は織機のヘルドフレームの
上下枠を構成するフレームステーブの改良に関する。
上下枠を構成するフレームステーブの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘルドフレームは、上下枠となるフレー
ムステーブと、左右枠となるサイドステーとで構成され
る。そして、フレームステーブには、軽量で、かつ充分
な強度を有することが要求されるので、一般に、その素
材にはアルミニウム合金やFRPが用いられている。ま
た、一層の軽量化を図るために、フレームステーブの側
板の肉厚を極力薄くすることも企みられている。しか
し、側板が薄いと、運転時に側板が外方に膨らんだり、
内方に凹んだりして湾曲座屈を起こす問題がある。この
為、側板を薄くしたものでは、内部に発泡合成樹脂材や
ハニカム材などを挟みこんでサンドイッチ状にする構成
が採られている。この例としては、特開平5−3317
35号などがある。
ムステーブと、左右枠となるサイドステーとで構成され
る。そして、フレームステーブには、軽量で、かつ充分
な強度を有することが要求されるので、一般に、その素
材にはアルミニウム合金やFRPが用いられている。ま
た、一層の軽量化を図るために、フレームステーブの側
板の肉厚を極力薄くすることも企みられている。しか
し、側板が薄いと、運転時に側板が外方に膨らんだり、
内方に凹んだりして湾曲座屈を起こす問題がある。この
為、側板を薄くしたものでは、内部に発泡合成樹脂材や
ハニカム材などを挟みこんでサンドイッチ状にする構成
が採られている。この例としては、特開平5−3317
35号などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
にサンドイッチ状にした場合には、挟み込む中間材が必
要となるので、その分、材料コストが嵩む他、製造組立
に手間がかかって、コスト上昇を招くことになる。この
他、従来はフレームステーブの素材にアルミニウム合金
やFRPなど、一般に材料費の高い素材を用いている。
従って、全体として、従来のフレームステーブは製造コ
ストが充分と高いものになっている。
にサンドイッチ状にした場合には、挟み込む中間材が必
要となるので、その分、材料コストが嵩む他、製造組立
に手間がかかって、コスト上昇を招くことになる。この
他、従来はフレームステーブの素材にアルミニウム合金
やFRPなど、一般に材料費の高い素材を用いている。
従って、全体として、従来のフレームステーブは製造コ
ストが充分と高いものになっている。
【0004】本発明はこのような問題を解消し、運転時
に湾曲座屈を起さず、かつ、製造コストの低い、実用性
に富んだフレームステーブを提供せんとするものであ
る。
に湾曲座屈を起さず、かつ、製造コストの低い、実用性
に富んだフレームステーブを提供せんとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のフレームステー
ブの技術的手段は、両面の側板が薄鋼板製で、側板の表
面には押込み加工によるリブが形成され、両側板間は中
空になっていることにある。
ブの技術的手段は、両面の側板が薄鋼板製で、側板の表
面には押込み加工によるリブが形成され、両側板間は中
空になっていることにある。
【0006】また、両側板の間に中間補強部材を介装し
てもよい。
てもよい。
【0007】更に、フレームステーブの全体を薄鋼板の
折り曲げ加工によって構成してもよい。
折り曲げ加工によって構成してもよい。
【0008】
【作用】本発明のフレームステーブでは、側板が薄い鋼
板製であるが、その表面にリブが形成されているので、
座屈変形に対する強度が高く、内部が中空であっても、
運転時における側板の湾曲変形がない。また、リブは凹
形であるので、上下動の際の邪魔にならず、かつ、押し
込み加工によって簡単に成形できる。更に、側板が材料
コストの低い鋼板製であり、かつ、内部部材を用いず、
また製造時の組立も容易であるので、製造コストは従来
に比べて大幅に低くできる。また、側板が鋼材製である
ので、厚さや形状の変更が簡単である。
板製であるが、その表面にリブが形成されているので、
座屈変形に対する強度が高く、内部が中空であっても、
運転時における側板の湾曲変形がない。また、リブは凹
形であるので、上下動の際の邪魔にならず、かつ、押し
込み加工によって簡単に成形できる。更に、側板が材料
コストの低い鋼板製であり、かつ、内部部材を用いず、
また製造時の組立も容易であるので、製造コストは従来
に比べて大幅に低くできる。また、側板が鋼材製である
ので、厚さや形状の変更が簡単である。
【0009】
【実施例】本発明のフレームステーブの実施例を図面に
ついて説明する。フレームステーブの両面の側板1は鋼
板製であり、通常は、厚さが0.2〜0.8mm、好ま
しくは0.3〜0.5mm程度の薄い鋼板が用いられ
る。この側板1には、表面から押し込み加工することに
よって多数のリブ2が形成されている。リブ2の断面形
状は、通常、幅が3〜7mm、深さが1〜3mmで、弧
状に凹んでいる。なお、リブ2の形成パターンは自由で
あり、図1、図3はその1例である。また、使用する鋼
板の種類は自由であり、防錆鋼板、制振鋼板、高張力鋼
板なども利用可能である。
ついて説明する。フレームステーブの両面の側板1は鋼
板製であり、通常は、厚さが0.2〜0.8mm、好ま
しくは0.3〜0.5mm程度の薄い鋼板が用いられ
る。この側板1には、表面から押し込み加工することに
よって多数のリブ2が形成されている。リブ2の断面形
状は、通常、幅が3〜7mm、深さが1〜3mmで、弧
状に凹んでいる。なお、リブ2の形成パターンは自由で
あり、図1、図3はその1例である。また、使用する鋼
板の種類は自由であり、防錆鋼板、制振鋼板、高張力鋼
板なども利用可能である。
【0010】図1、2の第1実施例では、両側板1の上
下端は端面部材3、4で支持されている。また、内方
(図示下方)の端面部材4にはキャリヤロッド・ホルダ
ー用の凸部5が設けられている。6は中間補強部材で、
両側板1の間に、フレームステーブの長手方向全長に互
るように介装されている。なお、端面部材3、4や中間
補強部材6はいずれも型鋼製である。
下端は端面部材3、4で支持されている。また、内方
(図示下方)の端面部材4にはキャリヤロッド・ホルダ
ー用の凸部5が設けられている。6は中間補強部材で、
両側板1の間に、フレームステーブの長手方向全長に互
るように介装されている。なお、端面部材3、4や中間
補強部材6はいずれも型鋼製である。
【0011】図3、4の第2実施例では、1枚の薄鋼板
からの折り曲げ加工によって、フレームステーブの全体
が構成されている。従って、この実施例では端面部材は
不要である。また、この第2実施例では、中間補強部材
を用いていないが、リブ2による補強力が充分な場合に
は、中間補強部材を用いなくとも実用上の支障はない。
なお、2枚の薄鋼板を用い、表裏を別個に曲げ加工した
後に、両者を溶接によって貼り合わせるようにして製造
することも可能である。
からの折り曲げ加工によって、フレームステーブの全体
が構成されている。従って、この実施例では端面部材は
不要である。また、この第2実施例では、中間補強部材
を用いていないが、リブ2による補強力が充分な場合に
は、中間補強部材を用いなくとも実用上の支障はない。
なお、2枚の薄鋼板を用い、表裏を別個に曲げ加工した
後に、両者を溶接によって貼り合わせるようにして製造
することも可能である。
【0012】図5は第3実施例で、内方の端面部材4に
はキャリヤロッド・ホルダー用として凹部7が形成され
ている。なお、図示の実施例はいずれもキャリヤロッド
の支持にホルダーを用いる形式であるが、この他、ライ
ダレス形と称される、ホルダーを用いないで、キャリヤ
ロッドを直接固着する形式のフレームステーブにも本発
明は利用可能である。
はキャリヤロッド・ホルダー用として凹部7が形成され
ている。なお、図示の実施例はいずれもキャリヤロッド
の支持にホルダーを用いる形式であるが、この他、ライ
ダレス形と称される、ホルダーを用いないで、キャリヤ
ロッドを直接固着する形式のフレームステーブにも本発
明は利用可能である。
【0013】なお、本発明は前記の実施例に限定される
ものではなく、特許請求の範囲の記載の範囲内で自由に
変形実施可能である。特に、リブ2の断面形状及び形成
パターンは自由である。
ものではなく、特許請求の範囲の記載の範囲内で自由に
変形実施可能である。特に、リブ2の断面形状及び形成
パターンは自由である。
【0014】
【発明の効果】本発明のフレームステーブは、側板にリ
ブが形成されているので、座屈に対する強度が高く、側
板の肉厚が薄く、かつ中空のままでも運転時における側
板の湾曲変形がない。また、本発明のフレームステーブ
は、側板が鋼材製であるので、形状の設定が自由であ
り、その上、内部挟み込み部材が不要なので、材料コス
トや組立コストが低く、全体として従来品に比べて大幅
なコストダウンを図れる。
ブが形成されているので、座屈に対する強度が高く、側
板の肉厚が薄く、かつ中空のままでも運転時における側
板の湾曲変形がない。また、本発明のフレームステーブ
は、側板が鋼材製であるので、形状の設定が自由であ
り、その上、内部挟み込み部材が不要なので、材料コス
トや組立コストが低く、全体として従来品に比べて大幅
なコストダウンを図れる。
【0015】請求項2のものでは、中間補強部材を用い
ているので、運転時の側板の座屈変形を一層よく防止で
きる。
ているので、運転時の側板の座屈変形を一層よく防止で
きる。
【0016】請求項3のものでは、全体が薄鋼板製で、
折り曲げ加工のみによって製造できるので、製造コスト
を一層低く押さえることができる。
折り曲げ加工のみによって製造できるので、製造コスト
を一層低く押さえることができる。
【図1】本発明のフレームステーブの第1実施例の正面
図。
図。
【図2】第1実施例の拡大断面図。
【図3】第2実施例の正面図。
【図4】第2実施例の拡大断面図。
【図5】第3実施例の拡大断面図。
1 側板 2 リブ 3、4 端面部材 6 中間補強部材
Claims (3)
- 【請求項1】 両面の側板が薄鋼板製で、側板の表面に
は押込み加工によるリブが形成され、両側板間は中空に
なっているヘルドフレームのフレームステーブ。 - 【請求項2】 両側板1の間に中空補強部材6が介装さ
れている請求項1記載のヘルドフレームのフレームステ
ーブ。 - 【請求項3】 全体が薄鋼板の折り曲げ加工によって構
成されている請求項1記載のヘルドフレームのフレーム
ステーブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13843395A JPH08311739A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | ヘルドフレームのフレームステーブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13843395A JPH08311739A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | ヘルドフレームのフレームステーブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08311739A true JPH08311739A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=15221868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13843395A Pending JPH08311739A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | ヘルドフレームのフレームステーブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08311739A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19917791C1 (de) * | 1999-04-20 | 2000-09-28 | Schmeing Gmbh & Co | Verfahren zur Herstellung eines Schaftstabes für Webschäfte |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP13843395A patent/JPH08311739A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19917791C1 (de) * | 1999-04-20 | 2000-09-28 | Schmeing Gmbh & Co | Verfahren zur Herstellung eines Schaftstabes für Webschäfte |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4246734A (en) | Fold down multi-purpose vehicle seat back core with inmolded metal reenforcing member | |
JP2593707B2 (ja) | ヘルド用支持ロッド | |
JP2004142695A (ja) | 車両用ドアフレーム | |
US5183082A (en) | Frame stave for a heddle frame | |
JP4134146B2 (ja) | ヘドルシャフトのためのシャフトロッド | |
JPH08311739A (ja) | ヘルドフレームのフレームステーブ | |
JP4394921B2 (ja) | 中空部材の補強構造 | |
JPH08124493A (ja) | カラーブラウン管用色選別電極構体 | |
JPH05193421A (ja) | ハニカムパネルの切欠凹部の構造及びその製造方法 | |
US2596792A (en) | Metal door | |
JPH04238725A (ja) | 自動車ドア用インパクトビーム | |
JP2990369B2 (ja) | ハニカム材 | |
JP2002274427A (ja) | 中空構造物の補強構造 | |
JP4136998B2 (ja) | ブロー成形体 | |
JP2543649B2 (ja) | アルミニウム製サンドイッチパネル | |
KR100471837B1 (ko) | 차량의 차체패널간 패드 충진 구조 | |
JPH0724545Y2 (ja) | 建築用湾曲型材 | |
CN216102410U (zh) | 一种发动机罩内板 | |
JP2001073452A (ja) | 打込型枠 | |
JPS6251791B2 (ja) | ||
JPH04238727A (ja) | 自動車ドア用インパクトビーム | |
JPS6344201Y2 (ja) | ||
KR860002213Y1 (ko) | 엘리베이터 도어용 미장테 | |
JPH0672492B2 (ja) | コンクリート型枠の補強用リブ材 | |
JPH05270263A (ja) | ドアビーム |